JPS58130711A - プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁補強部の構成法 - Google Patents
プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁補強部の構成法Info
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- JPS58130711A JPS58130711A JP1316183A JP1316183A JPS58130711A JP S58130711 A JPS58130711 A JP S58130711A JP 1316183 A JP1316183 A JP 1316183A JP 1316183 A JP1316183 A JP 1316183A JP S58130711 A JPS58130711 A JP S58130711A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プラスチック絶縁型カケープルの絶縁補強部
の構成法に関し、更に詳しくは、主に高電圧用として使
用されるプラスチック絶縁型カケープルの接続部あるい
は端末部等における絶縁補強部の構成法に関するもので
ある。
の構成法に関し、更に詳しくは、主に高電圧用として使
用されるプラスチック絶縁型カケープルの接続部あるい
は端末部等における絶縁補強部の構成法に関するもので
ある。
現在実用化されているこの種ケーブル端末部の一つを、
添付図面の第1図を参照しながら説明すると、1は処理
すべき架橋化ポリエチレン絶縁ビニルシースミカケ−プ
ル(以下CVケーブルと言う。)にして該CVケーブル
1はそれ自身の端部におけるビニルシース(保護被覆層
)2および外部遮蔽層(又は外部半導電@)6を順次段
剥して、それ自身の架橋化ポリエチレン絶縁被覆層4を
所定の区間にわたって露出せしめている。5は上記CV
ケーブル1の導体6の端部に取シ付けられた引出端子棒
である。
添付図面の第1図を参照しながら説明すると、1は処理
すべき架橋化ポリエチレン絶縁ビニルシースミカケ−プ
ル(以下CVケーブルと言う。)にして該CVケーブル
1はそれ自身の端部におけるビニルシース(保護被覆層
)2および外部遮蔽層(又は外部半導電@)6を順次段
剥して、それ自身の架橋化ポリエチレン絶縁被覆層4を
所定の区間にわたって露出せしめている。5は上記CV
ケーブル1の導体6の端部に取シ付けられた引出端子棒
である。
7は上記絶縁被覆層4の周上に形成された絶縁補強層に
して、これは絶縁紙を図示のように巻き上げることによ
って形成されている。8は上記絶縁補強層7の周上に密
接して挿通されたエポキシ樹脂製の成形ベルマウス状絶
縁体3は上記絶縁補強層7および成形ベルマウス状絶縁
体8の外部遮蔽これはその一端において上記外部遮蔽層
6と電気的に接続させられている。
して、これは絶縁紙を図示のように巻き上げることによ
って形成されている。8は上記絶縁補強層7の周上に密
接して挿通されたエポキシ樹脂製の成形ベルマウス状絶
縁体3は上記絶縁補強層7および成形ベルマウス状絶縁
体8の外部遮蔽これはその一端において上記外部遮蔽層
6と電気的に接続させられている。
10は上記の各部材を覆うべくこれらの周りに挿通され
た碍管にして、これは図示の如くその上下にそれぞれ上
部金具11および下部金具12を形成しておシ、そして
前記各部材を密閉している。
た碍管にして、これは図示の如くその上下にそれぞれ上
部金具11および下部金具12を形成しておシ、そして
前記各部材を密閉している。
力お、上記碍管10としては、たとえばエポキシ樹脂等
の硬質合成樹脂類あるやけ陶磁器類が用いられる。
の硬質合成樹脂類あるやけ陶磁器類が用いられる。
13は上記碍管10内に充填された絶縁油、(たとえば
シリコン油)、14は上記下部金具12の端部に設けら
れた水密テープ巻層である。
シリコン油)、14は上記下部金具12の端部に設けら
れた水密テープ巻層である。
さて、以上のようにして構成される端末部によれば、絶
縁補強層7およびベルマウス状絶縁体8の使用によシ当
該端末部における電界を理想的な状態とすることができ
る上に、碍管10およびシリコン油16等の使用により
アース側電極と導体6相互間における沿面破壊強度を十
分に犬なるものとすることができ、従って優れたケーブ
ル端末部として期待することができる。
縁補強層7およびベルマウス状絶縁体8の使用によシ当
該端末部における電界を理想的な状態とすることができ
る上に、碍管10およびシリコン油16等の使用により
アース側電極と導体6相互間における沿面破壊強度を十
分に犬なるものとすることができ、従って優れたケーブ
ル端末部として期待することができる。
しかるに、この種ケーブル端末部にあって全く問題がな
い訳ではなかった。
い訳ではなかった。
即ち、ケーブルの高電圧化と共に、その絶縁被覆層にお
いては、当然のことながら肉厚化するが、このことに伴
ないケーブルにおける通電、その他外部からの熱的影響
等によシ上記絶縁被覆層の熱膨張収縮の程度は著しく大
きくな石。
いては、当然のことながら肉厚化するが、このことに伴
ないケーブルにおける通電、その他外部からの熱的影響
等によシ上記絶縁被覆層の熱膨張収縮の程度は著しく大
きくな石。
しかるに、この時、前記構造のケーブル端末部において
は、前記絶縁補強層7、更にはベルマウス状絶縁体8が
、上記絶縁被覆層4の熱膨張収縮に追随できず、そのた
めに時間の経過と共に、これら各部材4,7.8相互間
にギャップを生じ易くなることである。
は、前記絶縁補強層7、更にはベルマウス状絶縁体8が
、上記絶縁被覆層4の熱膨張収縮に追随できず、そのた
めに時間の経過と共に、これら各部材4,7.8相互間
にギャップを生じ易くなることである。
このように、絶縁被覆層、絶縁補強層およびベルマウス
状絶縁体の相互間にギャップを生じてしまったような場
合には当該ギャップ部分が電気的弱点個所となってしま
うばかりでなく、機械的にも安定性を失い、結局所望の
特性を維持できなくなってしまうおそれが予想される。
状絶縁体の相互間にギャップを生じてしまったような場
合には当該ギャップ部分が電気的弱点個所となってしま
うばかりでなく、機械的にも安定性を失い、結局所望の
特性を維持できなくなってしまうおそれが予想される。
そこで、本発明者らは鋭意研究に努めた結果、それ自身
の端部における保護被覆層および外部遮蔽層(又は外部
半導電層)を順次段剥して、それ自身のプラスチック絶
縁被覆層を所定の区間にわたって露出せしめて成るプラ
スチック絶縁型カケープルの、該絶縁被覆層上に上記絶
縁被覆層と同一もしくは類似の材料で構成せしめて成る
成形絶縁スペーサを介して、やはり上記絶縁被覆層と同
一もしくは類似の材料で構成せしめて成る成形ベルマウ
ス状絶縁体を密接して挿通せしめ、更に上記成形絶縁ス
ペーサおよび成形ベルマウス状絶縁体の外部遮蔽層(又
は外部半導電層) 9111立ち上がり面に導電層を施
し且つ当該導電層の一端を外部遮蔽層(又は外部半導電
層)に対して一気的に接続せしめて成るプラスチック絶
縁型カケープルの絶縁補強部を開発した。
の端部における保護被覆層および外部遮蔽層(又は外部
半導電層)を順次段剥して、それ自身のプラスチック絶
縁被覆層を所定の区間にわたって露出せしめて成るプラ
スチック絶縁型カケープルの、該絶縁被覆層上に上記絶
縁被覆層と同一もしくは類似の材料で構成せしめて成る
成形絶縁スペーサを介して、やはり上記絶縁被覆層と同
一もしくは類似の材料で構成せしめて成る成形ベルマウ
ス状絶縁体を密接して挿通せしめ、更に上記成形絶縁ス
ペーサおよび成形ベルマウス状絶縁体の外部遮蔽層(又
は外部半導電層) 9111立ち上がり面に導電層を施
し且つ当該導電層の一端を外部遮蔽層(又は外部半導電
層)に対して一気的に接続せしめて成るプラスチック絶
縁型カケープルの絶縁補強部を開発した。
更に詳しくは、これは、第1図における絶縁補強層7に
かえて、第2図に示す如く例えば架橋化ポリエチレン製
の成形絶縁スペーサ70をケーブルの絶縁被覆層4周上
に密接して挿通させ、更に工ポキン樹脂製の成形ベルマ
ウス状絶縁体8にかえて、架橋化ポリエチレン製の成形
ベルマウス状絶縁体80を上記スペーサ70の周上に密
接して挿通させたことで構成される。90は上記成形絶
縁スペーサ70および成形ベルマウス状絶縁体80の両
方にわたってそのケーブル外部遮蔽層6側立ち上がり面
上に形成された導電層にして、これは架橋可能な導電性
塗料を上記スペーサ70および絶縁体80のそれぞれ塗
布し焼き付けた(こうすることで導電性塗料はスペーサ
70および絶縁体80に対し化学的に結合し、きわめて
強力に結着することができる。)ことで形成されている
。
かえて、第2図に示す如く例えば架橋化ポリエチレン製
の成形絶縁スペーサ70をケーブルの絶縁被覆層4周上
に密接して挿通させ、更に工ポキン樹脂製の成形ベルマ
ウス状絶縁体8にかえて、架橋化ポリエチレン製の成形
ベルマウス状絶縁体80を上記スペーサ70の周上に密
接して挿通させたことで構成される。90は上記成形絶
縁スペーサ70および成形ベルマウス状絶縁体80の両
方にわたってそのケーブル外部遮蔽層6側立ち上がり面
上に形成された導電層にして、これは架橋可能な導電性
塗料を上記スペーサ70および絶縁体80のそれぞれ塗
布し焼き付けた(こうすることで導電性塗料はスペーサ
70および絶縁体80に対し化学的に結合し、きわめて
強力に結着することができる。)ことで形成されている
。
なお、ここでは、上記導電層90はそれぞれ上記スペー
サ70および絶縁体80に予じめ形成されたが、当該ス
ペーサ70および絶縁体80を絶縁被覆層4上に取シ付
けた後で形成されても良い。
サ70および絶縁体80に予じめ形成されたが、当該ス
ペーサ70および絶縁体80を絶縁被覆層4上に取シ付
けた後で形成されても良い。
このようにして構成されるケーブル絶縁補強部によれば
、従来の紙巻絶縁補強層7にかえて絶縁゛被覆層4と同
一材質である架橋化ポリエチレン製の成形絶縁スペーサ
70が用いられ、又、従来のエポキシ樹脂製の成形ベル
マウス状成形体8にかえてやはり架橋化ポリエチレン製
の成形ベルマウス状成形体80が用いられて成ることが
ら、上記両部材70.80においては、常にケーブルの
絶縁被覆層4の熱膨張収縮と同様の熱膨張収縮を呈し、
従って当該両部材70.80はいつでも絶縁被覆層4の
熱膨張収縮に対し追随し得、従ってこの種ケーブル端末
部にあって、その構造上電気的に最も重要な箇所をいつ
までも当初の理想的な状態に維持し得る。
、従来の紙巻絶縁補強層7にかえて絶縁゛被覆層4と同
一材質である架橋化ポリエチレン製の成形絶縁スペーサ
70が用いられ、又、従来のエポキシ樹脂製の成形ベル
マウス状成形体8にかえてやはり架橋化ポリエチレン製
の成形ベルマウス状成形体80が用いられて成ることが
ら、上記両部材70.80においては、常にケーブルの
絶縁被覆層4の熱膨張収縮と同様の熱膨張収縮を呈し、
従って当該両部材70.80はいつでも絶縁被覆層4の
熱膨張収縮に対し追随し得、従ってこの種ケーブル端末
部にあって、その構造上電気的に最も重要な箇所をいつ
までも当初の理想的な状態に維持し得る。
本発明の目的は、上述のプラスチック絶縁型カケープル
絶縁補強部の有用なる構成法を提供することにある。
絶縁補強部の有用なる構成法を提供することにある。
即ち、本発明の要旨は、処理すべきプラスチック絶縁電
カケープルの端部における保護被覆層および外部遮蔽層
(又は外部半導電層)を順次段剥して、それ自身のプラ
スチック絶縁被覆層を所定の区間にわたって露出させる
工程と、予じめ準備された上記絶縁被覆層と同一もしく
は類似の材料で構成されて成る成形絶縁スペーサを加熱
膨張させ、その後でこれを上記絶縁被覆層上に挿通せし
める工程と、やはシ予じめ準備された上記絶縁被覆層と
同一もしくは類似の材料で構成されて成る成形ベルマウ
ス状絶縁体を加熱膨張させ、その後でこれを上記成形絶
縁スペーサ上に挿通せしめる工程と、上記成形絶縁スペ
ーサおよび成形ベルマウス状絶縁体を冷却収縮させて、
成形絶縁スペーサについては絶縁被覆層に対して、成形
ベルマウス状絶縁体については成形絶縁スペーサに対し
てそれぞれ密接させる工程と、上記成形絶縁スペーサお
よび成形ベルマウス状絶縁体の外部遮蔽層(又は外部半
導電層)側立ち上がシ面に施された導電層の一端を外部
遮蔽層(又は外部半導電層)に対して電気的に接続せし
める工程とよ構成ることを特徴とするプラスチック絶縁
電カケープルの絶縁補強部の構成法にある。
カケープルの端部における保護被覆層および外部遮蔽層
(又は外部半導電層)を順次段剥して、それ自身のプラ
スチック絶縁被覆層を所定の区間にわたって露出させる
工程と、予じめ準備された上記絶縁被覆層と同一もしく
は類似の材料で構成されて成る成形絶縁スペーサを加熱
膨張させ、その後でこれを上記絶縁被覆層上に挿通せし
める工程と、やはシ予じめ準備された上記絶縁被覆層と
同一もしくは類似の材料で構成されて成る成形ベルマウ
ス状絶縁体を加熱膨張させ、その後でこれを上記成形絶
縁スペーサ上に挿通せしめる工程と、上記成形絶縁スペ
ーサおよび成形ベルマウス状絶縁体を冷却収縮させて、
成形絶縁スペーサについては絶縁被覆層に対して、成形
ベルマウス状絶縁体については成形絶縁スペーサに対し
てそれぞれ密接させる工程と、上記成形絶縁スペーサお
よび成形ベルマウス状絶縁体の外部遮蔽層(又は外部半
導電層)側立ち上がシ面に施された導電層の一端を外部
遮蔽層(又は外部半導電層)に対して電気的に接続せし
める工程とよ構成ることを特徴とするプラスチック絶縁
電カケープルの絶縁補強部の構成法にある。
なお、上記に謂う導電層は、たとえば架橋可能な導電性
塗料(架橋剤入り導電性塗料)を成形絶縁スペーサおよ
び成形ベルマウス状絶縁体の上記立ち上がり面に塗布し
焼き付けるか、あるいは導電性プラスチックコンパウン
ドを同立ち上がり面にモールドするか、あるいは導電性
プラスチックテープを同立ち上がり面に巻き、更にこれ
を加熱してモールドするかして形成される。
塗料(架橋剤入り導電性塗料)を成形絶縁スペーサおよ
び成形ベルマウス状絶縁体の上記立ち上がり面に塗布し
焼き付けるか、あるいは導電性プラスチックコンパウン
ドを同立ち上がり面にモールドするか、あるいは導電性
プラスチックテープを同立ち上がり面に巻き、更にこれ
を加熱してモールドするかして形成される。
又、上記成形絶縁スペーサおよび成形ベルマウス状絶縁
体を加熱膨張させる時の加熱温度としては、その材料に
よって多少の変動はあるが、たとえばその材料が架橋ポ
リオレフィン系であるような場合には80〜120℃程
度が適当である。
体を加熱膨張させる時の加熱温度としては、その材料に
よって多少の変動はあるが、たとえばその材料が架橋ポ
リオレフィン系であるような場合には80〜120℃程
度が適当である。
その理由は、温度が80℃以下の場合には膨張度合が不
十分となり、従って後でこれを冷却収縮させたときに内
側部材に対する密着が不十分となり易く、一方温度が1
20℃以上となると材料に熱的悪影替を与えてしまうば
かりでなく、作業者にとってひどく扱いずらくなる(一
般に、この種絶縁補強部の組立ては、作業者の手作業に
より行われる。
十分となり、従って後でこれを冷却収縮させたときに内
側部材に対する密着が不十分となり易く、一方温度が1
20℃以上となると材料に熱的悪影替を与えてしまうば
かりでなく、作業者にとってひどく扱いずらくなる(一
般に、この種絶縁補強部の組立ては、作業者の手作業に
より行われる。
従って、あまり加熱しすぎたものにあっては、作業者が
容易に触れられず、結局その作業性をひどく悪くしてし
まう。)等にある。
容易に触れられず、結局その作業性をひどく悪くしてし
まう。)等にある。
次に、添付図面の第1図および第2図を参照しながら本
発明の詳細な説明するが、本発明が本実施例をもって限
定的に解釈されるものでないことは言うまでもない。
発明の詳細な説明するが、本発明が本実施例をもって限
定的に解釈されるものでないことは言うまでもない。
本実施例以外にも幾つかの実施例が想到されようがそれ
らが本質的に本発明の技術範囲内に属する以上無論それ
らはすべて本発明の一部でおる。
らが本質的に本発明の技術範囲内に属する以上無論それ
らはすべて本発明の一部でおる。
たとえば、後述の実施例では、成形絶縁スペーサおよび
成形ベルマウス状絶縁体の双方を絶縁被覆層および当該
スペーサ上に挿通させ死後で、これら双方をいっしょに
冷却収縮させているが、まず成形絶縁スペーサを絶縁被
覆層上において冷却収縮させ、その後で成形ベルマウス
状絶縁体を当該スペーサ上に挿通しても良い。
成形ベルマウス状絶縁体の双方を絶縁被覆層および当該
スペーサ上に挿通させ死後で、これら双方をいっしょに
冷却収縮させているが、まず成形絶縁スペーサを絶縁被
覆層上において冷却収縮させ、その後で成形ベルマウス
状絶縁体を当該スペーサ上に挿通しても良い。
さて、上記成形絶縁スペーサ70および成形ベルマウス
状絶縁体80の構成法について説明すると、まず予じめ
準備された架橋化ポリエチレン製の成形絶縁スペーサ7
0を絶縁被覆層4周上に挿通するのに先立って80〜1
20℃程度の温度で加熱し膨張させる。
状絶縁体80の構成法について説明すると、まず予じめ
準備された架橋化ポリエチレン製の成形絶縁スペーサ7
0を絶縁被覆層4周上に挿通するのに先立って80〜1
20℃程度の温度で加熱し膨張させる。
しかして、当該スペーサ70が十分に加熱されて膨張し
たのを見計らって、その後でこれを第2図に示す如く上
記絶縁被覆層4の周上に挿通する。−この時、スペーサ
70は加熱膨張した状態にあるため、その作業はきわめ
て容易に行い得る。
たのを見計らって、その後でこれを第2図に示す如く上
記絶縁被覆層4の周上に挿通する。−この時、スペーサ
70は加熱膨張した状態にあるため、その作業はきわめ
て容易に行い得る。
次に、同様にしてやはり、予じめ準備された架橋化ポリ
エチレン製の成形ベルマウス状絶縁体80を加熱し膨張
させる。しかして、当該絶縁体80が十分に加熱されて
膨張したのを見計らって、その後でこれを第2図に示す
如く上記スペーサ70上に挿通する。
エチレン製の成形ベルマウス状絶縁体80を加熱し膨張
させる。しかして、当該絶縁体80が十分に加熱されて
膨張したのを見計らって、その後でこれを第2図に示す
如く上記スペーサ70上に挿通する。
然る後、上記成形絶縁スペーサ70および成形ベルマウ
ス状絶縁体80を冷却し収縮させて、スペーサ70につ
いては絶縁被積層4に対して、絶縁体80についてはス
ペーサ70に対してそれぞれ強力に密接させる。なお、
上記絶縁スペーサ70および成形ベルマウス状絶縁体8
0以外の各部材10〜14については、従来と同様の構
成法により組立てられるので説明は省略する。
ス状絶縁体80を冷却し収縮させて、スペーサ70につ
いては絶縁被積層4に対して、絶縁体80についてはス
ペーサ70に対してそれぞれ強力に密接させる。なお、
上記絶縁スペーサ70および成形ベルマウス状絶縁体8
0以外の各部材10〜14については、従来と同様の構
成法により組立てられるので説明は省略する。
以上、プラスチック絶縁電カケープルの端末部の絶縁補
強部の構成法について説明したが、同接続部の絶縁補強
部の構成法等についても実質的に同様にして遂行され、
又後述の効果と同様な効果を奏し得ることは言うまでも
ない。
強部の構成法について説明したが、同接続部の絶縁補強
部の構成法等についても実質的に同様にして遂行され、
又後述の効果と同様な効果を奏し得ることは言うまでも
ない。
さて、斯様にして遂行される本実施例ケーブルの絶縁補
強部の構成法によれば、成形絶縁スペーサ70および成
形ベルマウス状絶縁体80においては、まず加熱し膨張
させ、そしてその状態でスペーサ70は絶縁被覆層4上
に、又絶縁体80はスペーサ70上にそれぞれ挿通し、
然る後、これら両者を冷却し収縮させる手順によシ組立
てられることから、それが初心者であったとしてもその
作業を容易に遂行でき、しかもそれぞれの部材4゜70
上にきわめて強力に密着させることができ、所望の絶縁
補強部を製作し得る。
強部の構成法によれば、成形絶縁スペーサ70および成
形ベルマウス状絶縁体80においては、まず加熱し膨張
させ、そしてその状態でスペーサ70は絶縁被覆層4上
に、又絶縁体80はスペーサ70上にそれぞれ挿通し、
然る後、これら両者を冷却し収縮させる手順によシ組立
てられることから、それが初心者であったとしてもその
作業を容易に遂行でき、しかもそれぞれの部材4゜70
上にきわめて強力に密着させることができ、所望の絶縁
補強部を製作し得る。
第1図は、従来のこの穐プラスチック絶縁電カケープル
の絶縁補強部の一実施例を表わした説明△の一実施例を
説明するための要部説明図である。 1:C’S/ケーブル、 2:ビニルシース(保護被覆層)、 6:外部遮蔽層(又は外部半導電層)、4:架橋化ポリ
エチレン絶縁被覆層、 5:引出端子棒、6:導体、7:紙巻絶縁補強層、8:
エポキシ樹脂製の成形ベルマウス状絶縁体、9:導電層
、10:碍管、11:上部金具、12:下部金具、16
:シリコン油、 14:水密テープ巻層。 70:架橋化ポリエチレン製の成形絶縁スペーサ、80
:架橋化ポリエチレン製の成形ベルマウス状絶縁体、9
〇二導電層。 第 l の ′822
の絶縁補強部の一実施例を表わした説明△の一実施例を
説明するための要部説明図である。 1:C’S/ケーブル、 2:ビニルシース(保護被覆層)、 6:外部遮蔽層(又は外部半導電層)、4:架橋化ポリ
エチレン絶縁被覆層、 5:引出端子棒、6:導体、7:紙巻絶縁補強層、8:
エポキシ樹脂製の成形ベルマウス状絶縁体、9:導電層
、10:碍管、11:上部金具、12:下部金具、16
:シリコン油、 14:水密テープ巻層。 70:架橋化ポリエチレン製の成形絶縁スペーサ、80
:架橋化ポリエチレン製の成形ベルマウス状絶縁体、9
〇二導電層。 第 l の ′822
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 処理すべきプラスチック絶縁型カケープルの端部
における保護被覆層および外部遮蔽層(又は外部半導電
層)を順次段剥して、それ自身のプラスチック絶縁被覆
層を所定の区間にわたって露出させる工程と、予じめ準
備された上記絶て成る成形絶縁スペーサを加熱膨張させ
、その後でこれを上記絶縁被積層上に挿通せしめる工形
ペル−2ウス状絶縁体を加熱膨張させ、その後でこれを
上記成形絶縁スペーサ上に挿通せしめる工程と、上記成
形絶縁スペーサおよび成形ベルマウス状絶縁体を冷却収
縮させて、成形絶縁スペーサについては絶縁被核層に対
して、成形ベルマウス状絶縁体については成形絶縁スペ
ーサに対してそれぞれ密接させる]二程と、上記成る工
程とより成ることを特徴とするプラスチック絶縁型カケ
ープルの絶縁補強部の構成法。 λ 上記絶縁被覆層、成形絶縁スペーサおよび成形ベル
マウス状絶縁体の材料が架橋化ポリエチレンである特許
請求の範囲第1項に記載のプラスチック絶縁型カケープ
ルの絶縁補強部の構成法0 6、上記導電層が架橋可能な導妊性材料を成形絶縁スペ
ーサおよび成形ベルマウス状杷縁体に焼き付けたもので
ある特許請求の範囲第1項に記載のプラスチック絶縁型
カケープルの絶縁補強部の構成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316183A JPS5854566B2 (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁補強部の構成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316183A JPS5854566B2 (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁補強部の構成法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58130711A true JPS58130711A (ja) | 1983-08-04 |
JPS5854566B2 JPS5854566B2 (ja) | 1983-12-05 |
Family
ID=11825443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1316183A Expired JPS5854566B2 (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁補強部の構成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854566B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014190504A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Chiyoda Corp | 配管挿通部のシール構造 |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP1316183A patent/JPS5854566B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014190504A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Chiyoda Corp | 配管挿通部のシール構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5854566B2 (ja) | 1983-12-05 |
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