JPS6318915A - ケ−ブル絶縁接続部の形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は遮蔽層が縁切りされたケーブル絶縁接続部の形
成方法に関する。

（従来の技術） 従来から、Ｃ■ケーブル等のゴム・プラスチックケーブ
ルの遮蔽層が縁切りされた絶縁接続部を形成する方法と
して、ケーブルの導体接続部および絶縁体の外周にｖｃ
橋可能なゴム・プラスチック絶縁組成物のインジェクシ
ョンモールドにより紡錘状の絶縁体［−ルドを形成し加
熱により該組成物を架橋さけて絶縁補強層を形成し、次
いで遮蔽縁切部を形成すべく絶縁補強層の外周に第１の
架悟可能な半導電熱収縮チューブもしくは半導電テープ
、架（ｎ可能な絶縁熱収縮チューブもしくは絶〒ぶテー
プ、第２の架橋可能な半導電熱収縮チューブもしくは半
導電テープを順に被覆もしくは巻回し、しかる後これら
を再び加熱して各熱収縮チューブもしくはテープを一体
に融着させるとともに架橋さぜる方法か知られている。

また、上記方法において架橋可能なゴム・プラスチック
絶縁組成物による絶縁体モールド形成時にはこれを加熱
して架橋させることはせず、そのままその外周に遮蔽様
切部形成用の上記各熱収縮゛チューブもしくはテ゛」プ
を被覆した後、これら全体を加熱して一括架橋させる方
法も知られている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしなから、前の方法では、架橋のための加熱処理を
２回行う必要があるために時間がかかり作業も煩雑にな
るという難点がある。また後の方法では、加熱は一度で
済むものの絶縁体モールドが架橋されていないために、
加熱時の絶縁体モールド上の熱収縮ブユーブやテープの
熱収縮により、端部が内側に湾曲したりあるいは波打つ
などして、良好な電気１２■［生を有する接続部が得ら
れないという難点がある。

そこで本発明はこれらの従来の難点を解消しようとする
もので、電気特性の良好なケーブル絶縁接続部を容易に
かつ短時間に形成することのできる方法を提供すること
を目的とする。

［発明の構成１ （問題点を解決するための手段） 本発明のケーブル絶縁接続部の形成方法は、段剥され導
体接、読の行われたゴム・プラスチックケーブルの導体
接続部および絶縁体上に架橋可能なゴム・プラスチック
絶縁組成物のインジェクションモールドにより紡錘状の
絶縁体モールドを形成しこれを加熱してその表面または
表面近傍のみを架橋させる工程と、この架橋された前記
絶縁体モールド上に一方のゴム・プラスチックケーブル
の外部半導電層にかけて第１の架橋可能な半導電熱収縮
チューブもしくは半導電テープを被覆もしくは巻回し、
この第１の架橋可能な半導電熱収縮チューブもしくは半
導電テープの外周に架橋可能な絶縁熱収縮チューブもし
くは絶縁テープを被覆もしくは巻回し、さらにこの架橋
可能な絶縁熱収縮デユープもしくは絶縁テープの外周に
他方のゴム・プラスチックケーブルの外部半導電層にか
けて第２の架橋可能な半導電熱収縮チューブもしくは半
導電テープを被覆もしくは巻回する工程と、これらを加
熱して前記絶縁体モールドと前記各架橋可能な半導電熱
収縮チューブもしくは半導電テープおよび架橋可能な絶
縁熱収縮チューブもしくは絶縁テープとを一括して架橋
させる工程とからなることを特徴としている。　　　　
−本発明における半導電熱収縮チューブもしくは半導電
テープを被覆もしくは巻回する前の絶縁体モールド表面
または表面近傍の架橋度は、表面から１〜３ｍｍの厚さ
の範囲が４０〜８０％程度の架ｉｎ度とすることが好ま
しく、このような架＋ｎは１４０〜ｉａｏ’ｃで３〜１
時間時間表面側から公知の加熱手段により加熱すること
により１ｑることができる。

（作　用） 本発明方法では、架橋可能なゴム・プラスチック絶縁組
成物のインジェクションモールドの際にわずかな加熱工
程を加えることで、表面が架橋された絶縁体モールドが
形成され、ごの結果遮蔽縁切部用の熱収縮チューブやテ
ープ被覆後の一括架橋のための加熱の際に、熱収縮デユ
ープの端部が内側に湾曲したりテープが波打つなどの現
象の発生が防止される。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図および第２図は本発明方法の一実施例を示すケー
ブル絶縁接続部の縦断面図である。

第１図において本発明方法では、まず段剥して接続され
たゴム・プラスチックケーブルの導体接続部１外因にケ
ーブル絶縁体２．２間に跨って、インジェクションモー
ルドにより絶縁補強層となる紡錘状の絶縁体モールド３
を形成し、そのまま温度１４０〜１８０’Ｃ１時間３〜
１時間程度の緩和な条件で、表面から赤外線ヒータ必る
いはハンドヒータにより加熱処理を行い、絶縁体モール
ド３の表面を架橋させる。

次いで、遮蔽縁切部を形成すべく、この架橋された絶縁
体モールド３の外周に、第２図に示すように、一方のグ
ープル外部半導電層４にかけて接続部遮蔽層となる第１
の架橋可能な半導電熱収縮デユープもしくは半導電テー
プ５を被覆もしくは巻回し、この架１ｎ可能な半導電熱
収縮デユープもしくは半導電テープ５上から絶縁体モー
ルド３にかけて縁切り絶縁層となる架橋可能な絶縁熱収
縮チューブもしくは絶縁テープ６を被覆もしくは巻回し
、さらにこれらの外周に他方のケーブル外部半導電層４
にかけて、その端部が第１の架橋可能な半導電熱収縮チ
ューブもしくは半導電テープ５に対向するように第２の
架橋可能な半導電熱収縮チューブもしくは半導電テープ
７を被覆もしくは巻回する。

しかる後、全体に架橋のための加熱処理を行なう。すな
わら、たとえば全体をマイラーテープ等の付圧テープで
包覆した後、加熱加圧モールドケースを被嵌して加熱加
圧し、絶縁体モールド３仝体を完全に架橋させるととも
に遮蔽、〒ぶ切部用の各熱収縮チューブもしくはテープ
を一括架（３させ、ケーブル絶縁接続部が製造される。

このような方法では、後の加熱工程の際に熱収縮チュー
ブやテープが内側に収縮しようとする力が作用しても、
絶縁体モールド３の表面はすでに架橋されているため、
熱収縮チューブの端部が内側へ湾曲したりテープが波打
つなどの現象の発生が防止され、電気特性の良好なケー
ブル絶縁接続部を（７ることかできる。しかも絶縁体モ
ールド３の表面を架４ｆｆさけるための加熱は、従来の
絶縁補強層と遮蔽縁切部を別個に加熱架橋させる方法に
比べて短時間で済み作業も容易である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明方法によれば、絶縁補強層用
の絶縁体モールド形成時にわずかなｈ０熱でその表面ま
たは表面近傍のみを架）ｎさせておき最終的な加熱処理
で遮蔽縁切部の架橋とともに絶縁補強層を架橋させるよ
うにしたので、優れた電気特性を有するケーブル絶縁接
続部を容易にかつ短時間に形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例を説明するため
のケーブル絶縁接続部の縦断面図である。 １・・・・・・・・・導体接続部 ２・・・・・・・・・ケーブル絶縁体 ３・・・・・・・・・絶縁体モールド ４・・・・・・・・・ケーブル外部半導電層５・・・・
・・・・・第１の架橋可能な半導電熱収縮チューブもし
くは半導電テープ ６・・・・・・・・・架橋可能な絶縁熱収縮チューブも
しくは絶縁テープ ７・・・・・・・・・第２の架橋可能な半導電熱収縮チ
ューブもしくは半導電テープ ｆ入 ツ 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 段剥され導体接続の行われたゴム・プラスチックケーブ
   ルの導体接続部および絶縁体上に架橋可能なゴム・プラ
   スチック絶縁組成物のインジェクションモールドにより
   紡錘状の絶縁体モールドを形成しこれを加熱してその表
   面または表面近傍のみを架橋させる工程と、この架橋さ
   れた前記絶縁体モールド上に一方のゴム・プラスチック
   ケーブルの外部半導電層にかけて第１の架橋可能な半導
   電熱収縮チューブもしくは半導電テープを被覆もしくは
   巻回し、この第１の架橋可能な半導電熱収縮チューブも
   しくは半導電テープの外周に架橋可能な絶縁熱収縮チュ
   ーブもしくは絶縁テープを被覆もしくは巻回し、さらに
   この架橋可能な絶縁熱収縮チューブもしくは絶縁テープ
   の外周に他方のゴム・プラスチックケーブルの外部半導
   電層にかけて第２の架橋可能な半導電熱収縮チューブも
   しくは半導電テープを被覆もしくは巻回する工程と、こ
   れらを加熱して前記絶縁体モールドと前記各架橋可能な
   半導電熱収縮チューブもしくは半導電テープおよび架橋
   可能な絶縁熱収縮チューブもしくは絶縁テープとを一括
   して架橋させる工程とからなることを特徴とするケーブ
   ル絶縁接続部の形成方法。