JPH04213338A - 高屈折率耐擦傷性被膜形成用コーティング組成物および該組成物を用いる成形体 - Google Patents

高屈折率耐擦傷性被膜形成用コーティング組成物および該組成物を用いる成形体

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JPH04213338A
JPH04213338A JP3058749A JP5874991A JPH04213338A JP H04213338 A JPH04213338 A JP H04213338A JP 3058749 A JP3058749 A JP 3058749A JP 5874991 A JP5874991 A JP 5874991A JP H04213338 A JPH04213338 A JP H04213338A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の組成物は透明固体材料の
表面に高屈折率で、かつ、耐擦傷性の大きい透明なコー
ティングを施すための組成物に関し、特にプラスチック
レンズの透明なコーティング組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】透明な固体材料として、プラスチック材
料が軽量、加工性等の点で優れているため、ガラスの代
替品として、利用されている。しかし、プラスチック材
料はガラスに比べて軟らかいため、傷がつきやすい。そ
こで、透明プラスチック材料等の透明固体材料の表面に
て透明なコーティング層を形成させ、該透明固体材料の
表面を保護し、かつ、耐摩擦性を与える方法が知られて
いる。例えば、特公昭63−37142号公報には酸化
アンチモン等の金属酸化物と有機ケイ素重合体を、また
、特公平1−56093号公報には酸化アンチモンまた
は酢酸アルミニウムと有機ケイ素の部分縮合物を、それ
ぞれ透明固体材料にコーティングする方法が開示されて
いる。
【0003】また、特開昭58−80359号公報には
、コロイド状シリカにアルキル、ビニルまたフェニルシ
ラノールの部分縮合物、エポキシ系シラノールの部分縮
合物および多官能性カルボン酸、多官能性カルボン酸無
水物および多官能性イミドから選ばれる橋かけ剤等を添
加して得られる透明固体材料用コーティング組成物が開
示されている。
【0004】さらに、特開平1−306477号公報に
酸化アンチモン、アルミナゾル、チタニアゾル等とエポ
キシ基含有シラン等からなる透明固体材料用コーティン
グ組成物が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に開示さ
れたコーティング組成物は高屈折率の透明ガラス、プラ
スチック材料に適用した場合に、そのコーティング層の
屈折率が比較的高くないため、コーティング層の膜厚の
わずかな相違によって光を反射するときに干渉縞が観察
される。特に、上記透明固体材料が眼鏡用レンズである
とレンズの外観を損なうため、商品価値のないものとな
る。
【0006】また、前記従来技術で得られるコーティン
グ層の染色性が優れているとはいえないため、サングラ
スあるいは窓ガラス等に適用する際に一般に用いられて
いる染料での染色ができないこともあった。
【0007】そこで、本発明の目的は、透明固体材料に
高屈折率で、染色性が優れ、傷つきにくい透明コーティ
ング層を形成させるためのコーティング組成物を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成により達成される。すなわち、 (A)一般式 R1R2nSi(OR3)3−n     ただし、R1は炭素原子数2〜12のエポキシ
基を含有する基、R2は炭素原子数1〜6のアルキル基
、アルケニル基、ハロゲン化アルキル基またはハロゲン
化アリール基、R3は水素原子または炭素原子数1〜4
のアルキル基、アシル基、アルキルアシル基、nは0〜
2の整数、で表されるエポキシ基含有ケイ素化合物また
はその部分加水分解物を100重量部、 (B)一般式 R4pR2qSi(OR3)4−p−q    ただし
、R2とR3は(A)で定義したものと同一であり、R
4は炭素原子数1〜4のアルキル基またはハロゲン化ア
ルキル基、炭素原子数6〜12のアリール基、ハロゲン
化アリール基、炭素原子数5〜8のメタクリロキシアル
キレン基、炭素原子数2〜10のウレイドアルキレン基
、芳香族ウレイドアルキレン基、ハロゲン化芳香族アル
キレン基またはメルカプトアルキレン基、pは1〜3の
整数、qは0〜2の整数で表される有機ケイ素化合物ま
たはその部分加水分解物を0〜100重量部、(C)酸
化アンチモン、酸化錫および酸化チタンから成る群から
選ばれる1種以上の金属酸化物0〜130重量部を含有
する金属酸化物ゾル、 (D)多塩基カルボン酸、その酸無水物またはビスフェ
ノール化合物を0.25〜30重量部、(E)硬化触媒
を0.01〜30重量部、を含む透明固体材料の高屈折
率耐擦傷性コーティング組成物、または、上記コーティ
ング組成物を透明固体材料の被覆層形成成分とする成形
体、である。
【0009】本発明で用いられる(A)成分であるエポ
キシ基含有ケイ素化合物またはその部分加水分解物は、
被膜に表面硬度を与えるために用いる。また、(A)成
分はエポキシ基を含有しているため高屈折率な硬化被膜
を得ることができる。
【0010】この(A)成分を100重量部用いる。な
お、以下に示す(B)〜(H)成分の使用量の割合は(
A)成分100重量部を基準にした数字である。
【0011】また(B)成分である有機ケイ素化合物は
(A)成分と同じく硬化被膜の表面硬度を向上させるた
めに用いるが、本発明においては必須成分ではなく、有
機ケイ素化合物としては(A)成分のみで、充分硬化被
膜形成能がある。この(B)成分は0〜100重量部で
用いられる。
【0012】(C)成分である金属酸化物ゾルは硬化被
膜に透明で表面硬度が高く、高屈折率を与えるためのも
のである。(C)成分は酸化アンチモン(Sb2O5)
ゾル、酸化錫(SnO2)ゾル、酸化チタン(TiO2
)のゾルのいずれか単独でもあるいは二〜三種の各ゾル
を混合しても使用できる。
【0013】また、これらのゾルの分散媒としては水、
アルコール系、芳香族系有機溶媒が用いられる。(C)
成分の金属酸化物は分散質として0〜130重量部用い
られる。
【0014】(D)成分である多塩基カルボン酸、その
酸無水物またはビスフェノール化合物は前記(A)成分
のエポキシ基含有ケイ素化合物またはその部分加水分解
物および(B)成分のケイ素化合物またはその部分加水
分解物の架橋剤として用いられ、しかも硬化被膜に高屈
折率を与えるこの(D)成分は当該コーティング液中の
各成分と相溶性があることが必要である。
【0015】多塩基カルボン酸、その酸無水物としては
、例えば、ジカルボン酸、トリカルボン酸、テトラカル
ボン酸が用いられ。なかでも多環式芳香族ジカルボン酸
またはその酸無水物あるいは多環式ハロゲン化芳香族ジ
カルボン酸またはその酸無水物、例えば、ナフタリンジ
カルボン酸、フエナントレンジカルボン酸、ジフェニル
ジカルボン酸、ジフェニルアジピン酸(例えば、2,4
−ジフェニルヘキサン二酸)またはジベンゾイル酒石酸
が好ましく用いられる。また、この(D)成分として用
いられる前記多環式芳香族ジカルボン酸またはその無水
物等のベンゼン環にハロゲン原子以外の置換基を持つも
のも用いてもよい。
【0016】なお、(D)成分として、前記多環式芳香
族系ジカルボン酸またはその無水物が高い屈折率が得ら
れるので好ましいが、その他のジカルボン酸、トリカル
ボン酸またはテトラカルボン酸、例えばイタコン酸、コ
ハク酸、マレイン酸、クエン酸、トリカルバリル酸等あ
るいはこれらの酸無水物も使用することができる。また
、これらのカルボン酸またはその酸無水物を前記多環式
芳香族ジカルボン酸またはその無水物と併用してもよい
【0017】(D)成分として用いられるビスフェノー
ル化合物は次の構造式を持つビスフェノールA、ビスフ
ェノールB、チオビスフェノール等が用いられる。
【0018】
【化1】
【0019】(D)成分は0.25〜30重量部用いら
れる。
【0020】また、(A)、(B)、(D)成分の総和
と(C)成分の金属酸化物として酸化アンチモン、酸化
錫または酸化チタンを用いる場合のそれぞれの適量は表
1のとおりである。
【0021】
【表1】
【0022】(E)成分として用いられる硬化触媒は、
(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分
の被膜形成反応に使用される。例えばカルボン酸のアル
カリ金属塩およびアンモニウム塩、アセチルアセトンの
金属塩、第一〜第三級アミン、ポリアルキレンアミン、
スルフォン酸塩、過塩素酸マグネシウム、過塩素酸アン
モニウム等が用いられる。これらの化合物と有機メルカ
プタンやメルカプトアルキレンシランを併用することも
可能である。この(E)成分は他の組成物成分の混合物
とは分離しておき、塗布直前に上記他の組成物成分の混
合物に添加することも可能である。(E)成分は0.0
1〜30重量部用いられる。
【0023】(F)成分として、前記(A)成分、(B
)成分のケイ素化合物の加水分解用酸触媒を0.5〜1
60重量部用いる。例えば、ギ酸、クロロ酢酸、酢酸お
よび塩酸の中から選択される。
【0024】その他必要に応じて(G)成分として、ア
ルコール類、エーテル類、芳香族系炭化水素、エステル
類、ケトン類の中から選ばれる溶媒180〜1900重
量部がコーティング液の希釈剤として用いられる。前記
(A)成分、(B)成分として部分加水分解しないケイ
素化合物を用いた場合、(G)成分としての水が一部こ
の加水分解のために使用される。
【0025】また、(H)成分として、硬化被膜のレベ
リング剤、滑性付与剤としてポリオキシアルキレンとポ
リジメチルシロキサンの共重合体およびポリオキシアル
キレンとフルオロカーボンとの共重合体のいずれかを用
いることもできる。(H)成分の使用量は0.01〜7
重量部である。
【0026】さらに、(I)成分として周知の酸化防止
剤、耐候性付与剤を(A)成分〜(E)成分の総量に対
して0.1〜2重量部用いてもよい。
【0027】本発明の組成物は硬化後の膜として1.5
0〜1.63の屈折率となるような組成が選ばれる。ま
た、本発明における透明固体材料としてはアクリル系、
ウレタン系、ポリカーボネート系、アリルカーボネート
系ポリマーが使用され、屈折率が1.53〜1.65の
比較的高屈折率のものが好ましく使用される。そして、
本発明の組成物と基材となる透明固体材料との屈折率の
差が0.04以下、好ましくは0.03以下になるよう
に組み合わせて使用される。
【0028】
【作用】ケイ素化合物として前記(A)成分であるエポ
キシ基含有ケイ素化合物またはその部分加水分解物を必
須成分として用い、また、前記(C)成分としての金属
酸化物ゾルおよび前記(A)成分のエポキシ基含有ケイ
素化合物またはその部分加水分解物および(B)成分の
ケイ素化合物またはその部分加水分解物の架橋剤として
の前記(D)成分を用いることにより前記コーティング
組成物の硬化物は屈折率が高くなる。
【0029】
【実施例】
  実施例1 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
      11.02重量部蒸留水        
                         
               2.53  〃氷酢酸
                         
                       1.
67  〃(−)−ジベンゾイル−L−酒石酸    
                  2.53  〃
酢酸ナトリウム(10%水溶液)          
                1.69  〃サン
コロイドAMT−130S(五酸化アンチモンゾル、3
0%Sb2O5inメタノール、日産化学工業(株))
   60.13  〃ダウコーニング193(ポリジ
メチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、10
%in N−ブタノール、ダウコーニングCo.)  
                         
       0.15  〃エチレングリコールモノ
メチルエーテル                  
20.28  〃         合     計 
                         
        100.00  〃まず、蒸留水に氷
酢酸を加え撹拌しながら3−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシランを加える。次いで、これにサンコロイド
AMT−130Sとエチレングリコールモノメチルエー
テルを加えて充分撹拌する。さらに、これに(−)−ジ
ベンゾイル−L−酒石酸を加え充分均一になるまで撹拌
する。この混合物に酢酸ナトリウムを徐々に加え充分撹
拌する。さらに、ダウコーニング193を加え充分撹拌
する。
【0030】なお、上記コーティング液をプラスチック
レンズに塗布する方法および得られる硬化被膜の物性デ
ータは後述する。以下の実施例および比較例についても
同様である。
【0031】   実施例2 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
      13.2重量部サンコロイドT−300(
酸化錫ゾル、33%不揮発分in水、日産化学工業(株
))                    28.
1  〃 2,2’−ビフェニルジカルボン酸         
                5.5  〃ベンジ
ルジメチルアミン                 
               0.9  〃蒸留水 
                         
                    13.4 
 〃ダウコーニング190(ポリジメチルシロキサンポ
リオキシアルキレン共重合体、 10%in N−ブタノール、ダウコーニングCo.)
      0.1  〃プロピレングリコールモノメ
チルエーテル                38.
8  〃          合     計    
                         
    100.0  〃サンコロイドT−300に3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシランを加え充分
撹拌する。次いで、これに蒸留水とプロピレングリコー
ルモノメチルエーテルを加え充分撹拌する。さらに、こ
れに2,2’−ビフェニルジカルボン酸を加えて均一に
なるまで充分撹拌する。この混合物にベンジルジメチル
アミンを加えて充分撹拌する。さらに、ダウコーニング
190を加えて充分撹拌する。
【0032】   実施例3 テトライソプロピルチタネート           
             13.91重量部氷酢酸 
                         
                    27.89
  〃蒸留水                   
                         
  23.20  〃2−(3,4エポキシシクロヘキ
シル)−エチルトリメトキシシラン         
                   17.52 
 〃4,4’−ビフェニルジカルボン酸       
                4.03  〃N,
N,N’,N″,N″− ペンタメチルジエチレントリアミン         
             2.70  〃ダウコーニ
ング190(ポリジメチル シロキサンポリオキシアルキレン共重合体、10%in
 N−ブタノール、ダウコーニングCo.)     
    0.10  〃エチレングリコールモノエチル
エーテル                  10.
65  〃          合      計  
                         
     100.00  〃まず、テトライソプロピ
ルチタネートに氷酢酸と蒸留水を加え均一になるまで充
分撹拌する。次いで、これに2−(3,4エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシランを加え充分に撹
拌する。さらに、これにエチレングリコールモノエチル
エーテルを加え充分に撹拌する。さらに、4,4’−ビ
フェニルジカルボン酸を加え均一になるまで充分撹拌す
る。この混合物にN,N,N’,N″,N″−ペンタメ
チルジエチレントリアミンを加え充分に撹拌する。さら
に、ダウコーニング190を加え充分に撹拌する。
【0033】   実施例4 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
       16.37重量部蒸留水       
                         
                 3.73  〃氷
酢酸                       
                         
 0.41  〃イタコン酸            
                         
        3.69  〃酢酸ナトリウム(10
%水溶液)                    
     1.11  〃サンコロイドAMT−130
S                        
 45.35  〃ダウコーニング193(ポリジメチ
ルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、10%i
nN−ブタノール、ダウコーニングCo.)     
              0.45  〃エチレン
グリコールモノメチルエーテル           
       28.89  〃          
合     計                  
                100.00  〃
蒸留水に氷酢酸を加え撹拌しながら3−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシランを加える。次いで、これにサ
ンコロイドAMT−130Sとエチレングリコールモノ
メチルエーテルを加えて充分撹拌する。さらに、これに
イタコン酸を加え充分均一になるまで撹拌する。この混
合物に酢酸ナトリウムを徐々に加え充分撹拌する。さら
に、ダウコーニング193を加え充分撹拌する。
【0034】   実施例5 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
       12.50重量部メチルトリメトキシシ
ラン                       
        4.40  〃蒸留水       
                         
                 2.51  〃氷
酢酸                       
                         
 0.36  〃2,2’−ビフェニルジカルボン酸 
                         
3.59  〃酢酸ナトリウム(10%水溶液)   
                      2.3
9  〃サンコロイドAMT−130S       
                  43.21  
〃ダウコーニング190(10%in N−ブタノール
)        0.15  〃エチレングリコール
モノエチルエーテル                
   30.89  〃            合 
    計                    
            100.00  〃蒸留水に
氷酢酸を加え、撹拌しながら、これに3−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシランとメチルトリメトキシシラ
ンを加える。次いで、これにサンコロイドAMT−13
0Sとエチレングリコールモノメチルエーテルを加え充
分撹拌する。さらに、これに2,2’−ビフェニルジカ
ルボン酸を加えて均一になるまで充分撹拌する。この混
合物に酢酸ナトリウムを徐々に加え、さらに、ダウコー
ニング190を加えて充分撹拌する。
【0035】   実施例6 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
       16.0重量部蒸留水        
                         
                3.7  〃氷酢酸
                         
                        0
.4  〃2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(ビスフェノールA)           
                        3
.7  〃過塩素酸アンモニウム(10%水溶液)  
                 0.4  〃サン
コロイドAMT−130S             
            50.0  〃ダウコーニン
グ190(10%in N−ブタノール)      
  0.4  〃イソプロピルアルコール      
                         
25.4  〃            合     
計                        
        100.00〃蒸留水に氷酢酸を加え
、撹拌しながら、これに3−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシランを加える。次いで、これにサンコロイド
AMT−130Sとイソプロピルアルコールを加え充分
撹拌する。さらに、これにビスフェノールAを加えて均
一になるまで充分撹拌する。この混合物に過塩素酸アン
モニウム水溶液とダウコーニング190を加えて均一に
する。
【0036】   実施例7 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
       27.5重量部蒸留水        
                         
                6.3  〃氷酢酸
                         
                        0
.6  〃4,4’−ビフェニルジカルボン酸    
                   6.3  〃
ジベンジルアミン                 
                      4.2
  〃ダウコーニング190(10%in N−ブタノ
ール)        0.4  〃エチレングリコー
ルモノエチルエーテル               
  54.7  〃            合   
  計                      
          100.00〃蒸留水に氷酢酸を
加え、撹拌しながら、これに3−グリシドキシプロピル
トリメトキシシランを加える。次いで、これにエチレン
グリコールモノメチルエーテルを加え充分撹拌する。さ
らに、これに4,4’−ビフェニルジカルボン酸を加え
て充分均一になるまで撹拌する。この混合物にジベンジ
ルアミンを徐々に加え、充分撹拌する。さらに、ダウコ
ーニング190を加えて充分撹拌する。
【0037】   実施例8 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
       32.0重量部蒸留水        
                         
                7.4  〃氷酢酸
                         
                        0
.8  〃2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(ビスフェノールA)           
                        7
.4  〃過塩素酸マグネシウム(10%水溶液)  
                 0.6  〃ダウ
コーニング190(10%in N−ブタノール)  
      0.4  〃イソプロピルアルコール  
                         
    51.4  〃          合   
  計                      
            100.00〃蒸留水に氷酢
酸を加え、撹拌しながら、これに3−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランを加える。次いで、これにイソ
プロピルアルコールを加え充分撹拌する。さらに、これ
にビスフェノールAを加えて充分均一になるまで撹拌す
る。この混合物に過塩素酸マグネシウム水溶液とダウコ
ーニング190を加えて均一にする。
【0038】   比較例 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン    
          9.8重量部メチルトリメトキシ
シラン                      
        13.0  〃氷酢酸       
                         
                  1.4  〃イ
タコン酸                     
                         
2.4  〃Nalcoag1041(シリカゾル、固
形分35%in水、ナルコケミカル(株))     
                         
  47.4  〃アセチルアセトンアルミニウム塩 
                         
1.1  〃エチレングリコールモノエチルエーテル 
                   24.9  
〃        合     計         
                         
   100.00〃シリカゾル水分散液に氷酢酸を加
え撹拌しながら3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シランとメチルトリメトキシシランとを加える。次いで
、これにエチレングリコールモノエチルエーテルの半量
を加えてからイタコン酸を加え充分均一になるまで撹拌
する。アセチルアセトンアルミニウム塩をエチレングリ
コールモノエチルエーテルの残量に溶解し、これを前記
混合物に加えて充分撹拌する。
【0039】(レンズへの塗布および被膜の性能)■高
屈折率レンズ基材 i)レンズ基材A 2−クロロフェニルマレイミド20重量部、2,2−ビ
ス(3,5−ジプロモ、4−メタクリロイルオキシエト
キシフェニル)プロパン20重量部、トリプロモフェニ
ルメタクリレート30重量部、ジアリルイソフタレート
25重量部、n=4のポリエチレングリコールジメタク
リレート5重量部、紫外線吸収剤として2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジターシャリーブチルフェニル
)−5−クロロベンゾトリアゾール1重量部と、ラジカ
ル重合開始剤として、t−ブチルパーオキシ(2−エチ
ルヘキサノエート)2重量部からなる混合液を常法によ
り成形した(Nd=1.595)。 ii)レンズ基材B 三井東圧化学(株)製のMR−6(ウレタン系高屈折率
ポリマー)をレンズに成形したものを使用した(Nd=
1.594)。 ■各コーティング液の塗布方法 i)レンズ基材A、Bを8%のNaOH水溶液に30分
間浸漬し、充分に水洗し、乾燥した。 ii)各コーティング液を25cm/分の引上げ速度で
、ディップコートした。 iii)約20分常温乾燥後、120℃で60分間加熱
硬化した。 ■屈折率測定法 アッベ屈折率計を用いて常法により測定した。 ■膜厚測定法 分光光度計を用いて常法により測定した。 ■クロスハッチテスト(ゴバン目試験JISK5400
に準拠した。) ■スチールウールテスト スチールウール#0000でこすって相対比較した。 上記コーティング被膜の性能テストの結果を第2表に示
す。
【0040】
【表2】             干渉縞の評価       
     ○:観察されない            
                    ○〜△:か
なり薄く観察される                
                    △:薄く干
渉縞が観察される                 
                   ×:ひどい干
渉縞が観察される            スチールウ
ール評点      a:良好           
                         
b:ややaより劣る
【0041】なお、実施例4のコー
ティング液をレンズ基材Bに前述の方法で塗布、硬化後
、次の操作を行って染色性を調べた。BPI  Sun
  Brown  の1%水溶液を90℃に加熱し、こ
の水溶液に上述のレンズを10分間浸漬し、その後レン
ズを引き出し、水洗した。 その結果、35%の可視光の透過率を示し、また充分な
染色性を示した。
【0042】
【発明の効果】本発明の組成物中の有機ケイ素化合物ま
たはその部分縮合物として比較的屈折率の高いエポキシ
基含有化合物を用い、また、金属酸化物ゾルとしても高
屈折率の酸化アンチモンゾル、酸化錫ゾルまたはチタニ
アゾルを用い、さらに、硬化被膜形成用架橋剤として、
多環式芳香族ジカルボン酸を用いることにより、高屈折
率の干渉縞の生じない、耐擦傷性の大きな硬化透明被膜
を得ることができる。
【0043】また、本発明の組成物から得られる硬化透
明被膜は染色性が優れているため、サングラス、窓等に
用いられる透明固体材料の利用範囲価値を更に高める。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)一般式 R1R2nSi(OR3)3−n     ただし、R1は炭素原子数2〜12のエポキシ
    基を含有する基、R2は炭素原子数1〜6のアルキル基
    、アルケニル基、ハロゲン化アルキル基またはハロゲン
    化アリール基、R3は水素原子または炭素原子数1〜4
    のアルキル基、アシル基、アルキルアシル基、nは0〜
    2の整数、で表されるエポキシ基含有ケイ素化合物また
    はその部分加水分解物を100重量部、 (B)一般式 R4pR2qSi(OR3)4−p−q    ただし
    、R2とR3は(A)で定義したものと同一であり、R
    4は炭素原子数1〜4のアルキル基またはハロゲン化ア
    ルキル基、炭素原子数6〜12のアリール基、ハロゲン
    化アリール基、炭素原子数5〜8のメタクリロキシアル
    キレン基、炭素原子数2〜10のウレイドアルキレン基
    、芳香族ウレイドアルキレン基、ハロゲン化芳香族アル
    キレン基またはメルカプトアルキレン基、pは1〜3の
    整数、qは0〜2の整数で表される有機ケイ素化合物ま
    たはその部分加水分解物を0〜100重量部、(C)酸
    化アンチモン、酸化錫および酸化チタンから成る群から
    選ばれる1種以上の金属酸化物0〜130重量部を含有
    する金属酸化物ゾル、 (D)多塩基カルボン酸、その酸無水物またはビスフェ
    ノール化合物を0.25〜30重量部、(E)硬化触媒
    を0.01〜30重量部、を含む透明固体材料の高屈折
    率耐擦傷性コーティング組成物。
  2. 【請求項2】  (D)成分として多環式芳香族ジカル
    ボン酸またはその酸無水物あるいは多環式ハロゲン化芳
    香族ジカルボン酸またはその酸無水物を用いることを特
    徴とする請求項1記載の透明固体材料の高屈折率耐擦傷
    性コーティング組成物。
  3. 【請求項3】  請求項1または2記載のコーティング
    組成物を透明固体材料の被覆層形成成分とすることを特
    徴とする成形体。
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