JPH04213208A - Lc共振器の製造方法 - Google Patents

Lc共振器の製造方法

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Publication number
JPH04213208A
JPH04213208A JP40084590A JP40084590A JPH04213208A JP H04213208 A JPH04213208 A JP H04213208A JP 40084590 A JP40084590 A JP 40084590A JP 40084590 A JP40084590 A JP 40084590A JP H04213208 A JPH04213208 A JP H04213208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonator
capacitor
electrode
electrodes
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40084590A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Misaki
勝弘 三▲崎▼
Masahiko Kawaguchi
正彦 川口
Kazuo Dogakiuchi
一雄 堂垣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP40084590A priority Critical patent/JPH04213208A/ja
Publication of JPH04213208A publication Critical patent/JPH04213208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はLC共振器に関し、特
にたとえばLCフィルタとして用いられる、LC共振器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLC共振器は、たとえば巻線型,
プリント型または積層チップ型など各種のコイルと各種
のコンデンサとを任意に組み合わせて構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、LC共振器の
共振周波数は、
【0004】
【数1】
【0005】で表され、インダクタンスLと容量Cの値
を正確に設定することが要求されるが、従来のLC共振
器では、インダクタンスLおよび容量Cの値が機械的精
度に依存するため高精度に設定できなかった。また、そ
れぞれ単体のコイルおよびコンデンサを準備する必要が
あり大型化するという問題点があった。それゆえに、こ
の発明の主たる目的は、高精度でありかつ小型化が図れ
る、LC共振器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板上に薄
膜形成技術によって形成したインダクタおよびコンデン
サを備える、LC共振器である。
【0007】
【作用】基板上に、たとえばフォトリソグラフィなどの
薄膜形成技術によって、薄膜状のインダクタ(コイル)
およびコンデンサ電極を形成し、LC共振回路を形成す
る。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、フォトリソグラフィ
などの薄膜形成技術を用いてLC共振回路を形成するの
で、同一基板上にインダクタンスLおよび容量Cを一体
的に形成でき、LC共振器の小型化が図れる。また、薄
膜形成技術を用いるため、インダクタンスLおよび容量
Cの寸法精度を高くでき、ばらつきの小さい高精度のL
C共振器を得ることができる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例のLC共振器1
0は、コの字パターン共振器として構成されたものであ
る。LC共振器10はチップ状の誘電体基板12を含み
、誘電体基板12の上面には、長方形をしたコンデンサ
電極14および略正方形をしたコンデンサ電極16が形
成される。コンデンサ電極14は、その一方端が誘電体
基板12の左端縁にまで形成される。また、コンデンサ
電極14と16とは略コ字形状をしたコイル18によっ
て接続される。また、誘電体基板12の下面には、コン
デンサ電極14と対向する位置に長方形をしたコンデン
サ電極20が、コンデンサ電極16と対向する位置に略
正方形をしたコンデンサ電極22がそれぞれ形成される
。コンデンサ電極20は、その一方端が誘電体基板12
の右端縁にまで形成される。また、コンデンサ電極20
と22とは略L字形状をしたコイル24によって接続さ
れる。
【0011】そして、誘電体基板12の上下両主面全面
には、図5に示すようなたとえばポリイミドなどからな
る絶縁膜26および30がそれぞれ形成される。そして
、誘電体基板12の左右両側面には、外部電極30およ
び32がそれぞれ形成され、外部電極30はコンデンサ
電極14に、外部電極32はコンデンサ電極20にそれ
ぞれ接続される。
【0012】このように形成されるLC共振器10は、
図2に示すように、コンデンサ電極14と20との間に
コンデンサすなわち容量C1、コンデンサ電極16と2
2との間にコンデンサすなわち容量C2がそれぞれ形成
される。そして、外部電極30とコンデンサ電極16と
の間にはコイル18すなわちインダクタンスL1が介挿
され、外部電極32とコンデンサ電極22との間にはコ
イル24すなわちインダクタンスL2が介挿された等価
回路で表せる。
【0013】このLC共振器10は、以下に述べるよう
にして製造される。まず、図3に示すように、チップ状
の誘電体基板12を準備する。そして、図4に示すよう
に、誘電体基板12の上下両主面には、たとえばフォト
リソグラフィなどの薄膜形成技術によって、所望形状の
コイルおよびコンデンサ電極が形成される。すなわち、
まず、誘電体基板12の上下両主面全面に導体膜を形成
し、エッチングにより、誘電体基板12の上面にコンデ
ンサ電極14,16およびコイル18を、誘電体基板1
2の下面にコンデンサ電極20,22およびコイル24
をそれぞれ形成する。
【0014】そして、図5に示すように、誘電体基板1
2の上下両主面全面に、絶縁膜26および28を形成し
て、絶縁処理を行う。その後、図6に示すように、誘電
体基板12の左右両側面に外部電極30および32を形
成して、LC共振器10が完成する。このようにして得
られるLC共振器10は、誘電体基板12の厚みとほぼ
等しい厚みに形成でき、低背形でありかつ超小型のLC
共振器が得られる。
【0015】また、従来のように、部品の選別やトリミ
ングなどの工程を要せず、簡単に製造できるので、低コ
スト化をも図れる。また、図7に示す他の実施例のLC
共振器10´は、並列共振器として形成されたものであ
る。すなわち、LC共振器10´は誘電体基板12を含
み、誘電体基板12の上面には、長方形をしたコンデン
サ電極34とスパイラル状のコイル36とが形成される
。コンデンサ電極34の一方端およびコイル36の外端
36aは、それぞれ誘電体基板12の左端縁にまで形成
される。また、誘電体基板12の下面には、コンデンサ
電極34と対向する位置に長方形をしたコンデンサ電極
38が形成され、また、貫通孔40を通してコイル36
の内端36bに接続された直線状のコイル42が形成さ
れる。コンデンサ電極38の一方端およびコイル42の
一方端は、それぞれ誘電体基板12の右端縁にまで形成
される。そして、誘電体基板12の上下両主面全面には
、図示しない絶縁膜が形成される。そして、誘電体基板
12の左右両側面には外部電極30および32がそれぞ
れ形成され、外部電極30にコンデンサ電極34の一方
端とコイル36の外端36aとが接続され、外部電極3
2にコンデンサ電極38の一方端とコイル42の一方端
とが接続される。
【0016】このようにして形成されるLC共振器10
´では、図8に示すように、コンデンサ電極34と38
との間にコンデンサすなわち容量C3が形成され、コイ
ル36と42とによってインダクタンスL3が形成され
る。なお、LC共振器10´は先の実施例と同様にして
製造される。また、その他の実施例として、図9に示す
ように、積層コンデンサ44の上面および下面にLC共
振器を形成してもよい。すなわち、積層コンデンサ44
の上面46にコンデンサ電極14,16およびコイル1
8を形成し、また、図示しないが、積層コンデンサ44
の下面48に、コンデンサ電極20,22およびコイル
24を形成する。
【0017】このように積層コンデンサ44の上面およ
び下面にLC共振器を一体的に形成することによって、
LC共振器と積層コンデンサとがコンパクトに複合化さ
れた複合部品とすることができる。また、さらにその他
の実施例として、図10に示すように、LC共振器10
および10´を1枚の誘電体基板50上に複数個(この
実施例では3個)形成し、それぞれを電気的に結合して
一体化された共振器ブロックとしてもよい。
【0018】さらに、コイルを2層,3層と順次積み重
ねてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す平面図解図である。
【図2】図1の実施例の等価回路図である。
【図3】誘電体基板を準備した状態を示す斜視図である
【図4】コイルおよびコンデンサ電極を形成した状態を
示す斜視図である。
【図5】絶縁膜を形成した状態を示す斜視図である。
【図6】外部電極を形成した状態を示す斜視図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す平面図解図である
【図8】図7の実施例の等価回路図である。
【図9】この発明のその他の実施例を示す斜視図である
【図10】この発明のさらにその他の実施例を示す図解
図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に薄膜形成技術によって形成したイ
    ンダクタおよびコンデンサを備える、LC共振器。
JP40084590A 1990-12-07 1990-12-07 Lc共振器の製造方法 Pending JPH04213208A (ja)

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A02 Decision of refusal

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Effective date: 19970826