JPH0421292Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0421292Y2 JPH0421292Y2 JP1987035660U JP3566087U JPH0421292Y2 JP H0421292 Y2 JPH0421292 Y2 JP H0421292Y2 JP 1987035660 U JP1987035660 U JP 1987035660U JP 3566087 U JP3566087 U JP 3566087U JP H0421292 Y2 JPH0421292 Y2 JP H0421292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- puff
- engaging
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はコンタクトレンズ用パフケースに関す
る。さらに詳しくは、コンタクトレンズとりわけ
ソフトコンタクトレンズを洗浄する際に用いられ
るパフを収容するケースに関する。
る。さらに詳しくは、コンタクトレンズとりわけ
ソフトコンタクトレンズを洗浄する際に用いられ
るパフを収容するケースに関する。
[従来の技術]
コンタクトレンズの洗浄は、従来よりパフの上
に洗浄液を滴下し、その上でコンタクトレンズを
こすり洗いすることにより行われている。そして
この洗浄用パフを携帯に便利なように収納すると
ともに、より洗浄しやすくするため、実開昭58−
166726号公報に示されるようなパフケースが提案
されている。
に洗浄液を滴下し、その上でコンタクトレンズを
こすり洗いすることにより行われている。そして
この洗浄用パフを携帯に便利なように収納すると
ともに、より洗浄しやすくするため、実開昭58−
166726号公報に示されるようなパフケースが提案
されている。
このパフケースは第10図に示されるように、
平皿状の容器51とパフを押させるための押えフ
レーム52と容器51の開口面を密閉しうる蓋5
3とから構成されている。押えフレーム52と蓋
53とは容器51に対し、開閉自在にヒンジ連結
されており、それぞれの自由端部に形成された係
合突起54,55が容器51に形成された係合突
起56に係合するようになつている。そしてこの
パフケース50ではコンタクトレンズの洗浄時に
パフのズレやタワミをなくするため、各係合突起
はカギ形に形成され強固に嵌合するように構成さ
れている。
平皿状の容器51とパフを押させるための押えフ
レーム52と容器51の開口面を密閉しうる蓋5
3とから構成されている。押えフレーム52と蓋
53とは容器51に対し、開閉自在にヒンジ連結
されており、それぞれの自由端部に形成された係
合突起54,55が容器51に形成された係合突
起56に係合するようになつている。そしてこの
パフケース50ではコンタクトレンズの洗浄時に
パフのズレやタワミをなくするため、各係合突起
はカギ形に形成され強固に嵌合するように構成さ
れている。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが前記従来例では、蓋53を開けると
き、およびパフを洗浄するために押えフレーム5
2を開けるとき、強い力を加えなければ嵌合を外
すことができないので、楽に開けることができな
いという問題がある。とくに洗浄液により濡れた
手指で開けるときは手指が滑るのでなおさら困難
である。また開けやすくするために嵌合力を弱く
すると、パフをしつかりと固定することができ
ず、コンタクトレンズの洗浄中にパフがずれたり
タワミを生じたりするという問題がある。
き、およびパフを洗浄するために押えフレーム5
2を開けるとき、強い力を加えなければ嵌合を外
すことができないので、楽に開けることができな
いという問題がある。とくに洗浄液により濡れた
手指で開けるときは手指が滑るのでなおさら困難
である。また開けやすくするために嵌合力を弱く
すると、パフをしつかりと固定することができ
ず、コンタクトレンズの洗浄中にパフがずれたり
タワミを生じたりするという問題がある。
本考案は叙上の事情に鑑み、蓋やパフ押えフレ
ームを楽に開けることができ、しかも洗浄時には
パフのズレやタワミが生じないようにしたパフケ
ースを提供することを目的とする。
ームを楽に開けることができ、しかも洗浄時には
パフのズレやタワミが生じないようにしたパフケ
ースを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案のコンタクトレンズ用パフケースは、コ
ンタクトレンズ洗浄用のパフを収納する容器、容
器に係脱可能に取りつけられるパフ押えフレー
ム、容器の開口面を開閉自在に閉塞しうる蓋、容
器に形成された係合体、パフ押えフレームに形成
された前記係合体に係合する第1係合部、蓋に形
成された蓋の閉塞状態において前記係合体に係合
する第2係合部、押えフレームの両側部および対
応する容器の両側部にそれぞれ形成される、たが
いに係合しあう係止突起、容器に揺動自在に取り
つけられた開き操作用の梃子とからなり、前記梃
子の揺動操作で係合体と各係合部との係合を離脱
させるように構成されている。
ンタクトレンズ洗浄用のパフを収納する容器、容
器に係脱可能に取りつけられるパフ押えフレー
ム、容器の開口面を開閉自在に閉塞しうる蓋、容
器に形成された係合体、パフ押えフレームに形成
された前記係合体に係合する第1係合部、蓋に形
成された蓋の閉塞状態において前記係合体に係合
する第2係合部、押えフレームの両側部および対
応する容器の両側部にそれぞれ形成される、たが
いに係合しあう係止突起、容器に揺動自在に取り
つけられた開き操作用の梃子とからなり、前記梃
子の揺動操作で係合体と各係合部との係合を離脱
させるように構成されている。
なお本考案は、前記梃子の一方向の揺動操作で
第1係合部を離脱させ、他方向の揺動操作で第2
係合部を離脱させるようにするのが好ましい。
第1係合部を離脱させ、他方向の揺動操作で第2
係合部を離脱させるようにするのが好ましい。
[作用]
本考案では、梃子を用いて係合部の係合を外す
ので、小さい力で蓋や押えフレームを開けること
ができる。また小さい力で開けることができるか
ら、係合部と係合体との係合およびケースの側部
の係止突起同士の係合を強力にすることができ、
そうすることによりパフのズレやタワミが生じな
いように設計することが可能となる。
ので、小さい力で蓋や押えフレームを開けること
ができる。また小さい力で開けることができるか
ら、係合部と係合体との係合およびケースの側部
の係止突起同士の係合を強力にすることができ、
そうすることによりパフのズレやタワミが生じな
いように設計することが可能となる。
[実施例]
つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわるパフケー
スの蓋を開けた状態の斜視図、第2図は同実施例
における容器と押えフレームを示す斜視図、第3
図は押えフレームを嵌合した状態における要部断
面側面図、第4図は梃子の側面図、第5図は梃子
の平面図、第6図は押えフレームを嵌合した状態
における係合部まわりの断面図、第7図は同実施
例における容器と蓋を示す斜視図、第8図は蓋を
閉じた状態における係合部まわりの断面図、第9
図は蓋を閉じた状態の斜視図である。
スの蓋を開けた状態の斜視図、第2図は同実施例
における容器と押えフレームを示す斜視図、第3
図は押えフレームを嵌合した状態における要部断
面側面図、第4図は梃子の側面図、第5図は梃子
の平面図、第6図は押えフレームを嵌合した状態
における係合部まわりの断面図、第7図は同実施
例における容器と蓋を示す斜視図、第8図は蓋を
閉じた状態における係合部まわりの断面図、第9
図は蓋を閉じた状態の斜視図である。
第1図には、洗浄作業時の状態におけるパフケ
ース1が示されている。同図において、2は容
器、3はパフ押えフレーム、4は蓋、5は梃子で
ある。コンタクトレンズを洗浄するために用いら
れるパフ6は容器2内に入れられ、押えフレーム
3で押えつけられている。このパフ6としてはス
ポンジなどの弾性体が用いられている。
ース1が示されている。同図において、2は容
器、3はパフ押えフレーム、4は蓋、5は梃子で
ある。コンタクトレンズを洗浄するために用いら
れるパフ6は容器2内に入れられ、押えフレーム
3で押えつけられている。このパフ6としてはス
ポンジなどの弾性体が用いられている。
第2図に示されるように、容器2はパフを収納
するための平皿状の部材であり、底板11とその
外周部に形成された突堤12とから構成されてい
る。そして底板11の内表面には収納されたパフ
のズレを防止するための小さな突起13が適数個
形成されている。容器2に形成された前記突堤1
2は前部突堤12a、後部突堤12bおよび2カ
所の側部突堤12c,12dから構成されてい
る。前部突堤12aの中央には係合体7が形成さ
れている。この係合体7は立壁に水平方向に貫通
するスリツト14が形成されたものである。後部
突堤12bには後述する押えフレーム3の嵌合突
起17を差し込むための嵌合凹部15が形成され
ている。また側部突堤12c,12dにも小さな
係止突起16がそれぞれ形成されている。
するための平皿状の部材であり、底板11とその
外周部に形成された突堤12とから構成されてい
る。そして底板11の内表面には収納されたパフ
のズレを防止するための小さな突起13が適数個
形成されている。容器2に形成された前記突堤1
2は前部突堤12a、後部突堤12bおよび2カ
所の側部突堤12c,12dから構成されてい
る。前部突堤12aの中央には係合体7が形成さ
れている。この係合体7は立壁に水平方向に貫通
するスリツト14が形成されたものである。後部
突堤12bには後述する押えフレーム3の嵌合突
起17を差し込むための嵌合凹部15が形成され
ている。また側部突堤12c,12dにも小さな
係止突起16がそれぞれ形成されている。
押えフレーム3は中央部分がくり抜かれた枠状
部材であり、前部フレーム3a,後部フレーム3
bおよび2枚の側部フレーム3c,3dから構成
されている。前部フレーム3aの中央部には前記
係合体7のスリツト14に係合する突起である第
1係合部8が形成され、後部フレーム3bには前
記嵌合突起17が形成されている。また各側部フ
レーム3c,3dには小さな係止突起18が形成
されている。
部材であり、前部フレーム3a,後部フレーム3
bおよび2枚の側部フレーム3c,3dから構成
されている。前部フレーム3aの中央部には前記
係合体7のスリツト14に係合する突起である第
1係合部8が形成され、後部フレーム3bには前
記嵌合突起17が形成されている。また各側部フ
レーム3c,3dには小さな係止突起18が形成
されている。
各フレーム3a,3b,3c,3dの幅は、小
さすぎるとパフをしつかりと固定することができ
ないので約5〜20mmとするのが好ましい。約20mm
より大きくなると押えフレーム3の開口部の面積
が小さくなり、パフの洗浄がやりにくくなる。前
部フレーム3aの第1係合部8の両側部には梃子
5の開き操作力を受ける当接部19が形成されて
いる。
さすぎるとパフをしつかりと固定することができ
ないので約5〜20mmとするのが好ましい。約20mm
より大きくなると押えフレーム3の開口部の面積
が小さくなり、パフの洗浄がやりにくくなる。前
部フレーム3aの第1係合部8の両側部には梃子
5の開き操作力を受ける当接部19が形成されて
いる。
第3図には押えフレーム3が容器2に嵌合した
状態が示されている。押えフレーム3の嵌合突起
17を容器2の嵌合凹部15に差し込み、第1係
合部8の突起を容器2に形成された係合体7のス
リツト14に手指で押えて嵌め込むと、押えフレ
ーム3が容器に2に固定される。なおこのとき側
部フレーム3c,3dの係止突起18も手指で押
して側部突堤12c,12dの係止突起16に係
止しておく。押えフレーム3は第1係合部8と嵌
合突起17とのみで容器2に強固に嵌合しうる
が、係止突起18の係止は側部フレーム3c,3
dのタワミを防止しうるので、第1図に示される
ように、パフ6を押えたとき、パフ6がしつかり
と保持される。
状態が示されている。押えフレーム3の嵌合突起
17を容器2の嵌合凹部15に差し込み、第1係
合部8の突起を容器2に形成された係合体7のス
リツト14に手指で押えて嵌め込むと、押えフレ
ーム3が容器に2に固定される。なおこのとき側
部フレーム3c,3dの係止突起18も手指で押
して側部突堤12c,12dの係止突起16に係
止しておく。押えフレーム3は第1係合部8と嵌
合突起17とのみで容器2に強固に嵌合しうる
が、係止突起18の係止は側部フレーム3c,3
dのタワミを防止しうるので、第1図に示される
ように、パフ6を押えたとき、パフ6がしつかり
と保持される。
第2図に示された梃子5は第4〜5図を参照し
ながら説明する。この梃子5は本体21の両端に
ボス22が設けられており、該ボス22にはピン
23が通されている。なおこのピン23が梃子5
を揺動する際の揺動支点となる。本体21のピン
23より先端側には2カ所の押当て部24が形成
されている。この押当て部24は押えフレーム3
の当接部19に当接して、押えフレーム3の第1
係合部8の係合を離脱させるための部材である。
また本体21のピン23より手元側には後述する
蓋4の当接部35に当接する押上げ部25と手指
で梃子5自体を押し上げたり押し下げたりするた
めの操作部26とが形成されている。そして前記
押当て部24と押上げ部25との間には約135°の
角度がつけられている。一方、容器2の係合体7
の両側近傍にはブラケツト27が形成されてお
り、そのブラケツト27に梃子5のピン23が軸
支され、梃子5が揺動自在に取りつけられてい
る。
ながら説明する。この梃子5は本体21の両端に
ボス22が設けられており、該ボス22にはピン
23が通されている。なおこのピン23が梃子5
を揺動する際の揺動支点となる。本体21のピン
23より先端側には2カ所の押当て部24が形成
されている。この押当て部24は押えフレーム3
の当接部19に当接して、押えフレーム3の第1
係合部8の係合を離脱させるための部材である。
また本体21のピン23より手元側には後述する
蓋4の当接部35に当接する押上げ部25と手指
で梃子5自体を押し上げたり押し下げたりするた
めの操作部26とが形成されている。そして前記
押当て部24と押上げ部25との間には約135°の
角度がつけられている。一方、容器2の係合体7
の両側近傍にはブラケツト27が形成されてお
り、そのブラケツト27に梃子5のピン23が軸
支され、梃子5が揺動自在に取りつけられてい
る。
第6図に示されるように、押えフレーム3を容
器2に嵌合した状態では、第1係合部8が係合体
7のスリツト14に内側から係合している。この
状態で梃子5の操作部26を矢印D方向に押し下
げれば、押上げ部24が上方に回転して当接部1
9を押し上げるので、第1係合部8の係合が外さ
れ、押えフレーム3が取り外される。梃子5によ
り押えフレーム3を外した際、係止突起18と係
止突起16との係合が同時に外れるばあいもある
が、外れなかつたばあいは押えフレーム3を手指
で持つて少し引き上げれば容易にその係合を外す
ことができる。
器2に嵌合した状態では、第1係合部8が係合体
7のスリツト14に内側から係合している。この
状態で梃子5の操作部26を矢印D方向に押し下
げれば、押上げ部24が上方に回転して当接部1
9を押し上げるので、第1係合部8の係合が外さ
れ、押えフレーム3が取り外される。梃子5によ
り押えフレーム3を外した際、係止突起18と係
止突起16との係合が同時に外れるばあいもある
が、外れなかつたばあいは押えフレーム3を手指
で持つて少し引き上げれば容易にその係合を外す
ことができる。
つぎに第7〜8図に基づき蓋4を説明する。蓋
4は平板状の部材で、後縁部の両側にヒンジボス
31が、前縁部の中央に第2係合部9が形成され
ている。前記ヒンジボス31は容器2の後部突堤
12bにピン32で回転自在に支持されている。
4は平板状の部材で、後縁部の両側にヒンジボス
31が、前縁部の中央に第2係合部9が形成され
ている。前記ヒンジボス31は容器2の後部突堤
12bにピン32で回転自在に支持されている。
前記第2係合部9は板33の内側に形成された
突起である。なお板33の外側には当接部35が
形成されている。この当接部35は梃子5の押上
げ部25の当接を受ける部材であり、蓋4の表面
に対し傾斜した斜面に形成されている。なお前記
第2係合部9の両サイドにはスカート部36が形
成されている。
突起である。なお板33の外側には当接部35が
形成されている。この当接部35は梃子5の押上
げ部25の当接を受ける部材であり、蓋4の表面
に対し傾斜した斜面に形成されている。なお前記
第2係合部9の両サイドにはスカート部36が形
成されている。
第8図には蓋4を閉じた状態が示されている。
第2係合部9の突起は容器2に設けられている係
合体7のスリツト14に外側から係合している。
この状態で、梃子5の操作部26を矢印U方向に
押し上げれば、押上げ部25が蓋4の当接部35
に当つて蓋4を押し上げるので、第2係合部9の
係合が外されるようになつている。
第2係合部9の突起は容器2に設けられている係
合体7のスリツト14に外側から係合している。
この状態で、梃子5の操作部26を矢印U方向に
押し上げれば、押上げ部25が蓋4の当接部35
に当つて蓋4を押し上げるので、第2係合部9の
係合が外されるようになつている。
以上のごときパフケース1は、耐薬品性があ
り、適度の剛性があればどのような材料を用いる
こともできるが、重量や加工性の面からはABS
樹脂やAS樹脂を用い、射出成形などで製作する
のが好ましい。
り、適度の剛性があればどのような材料を用いる
こともできるが、重量や加工性の面からはABS
樹脂やAS樹脂を用い、射出成形などで製作する
のが好ましい。
つぎに本考案の作用を説明する。
押えフレーム3の第1係合部8も蓋4の第2係
合部9も手指で押えればいずれも係合体7に嵌合
させることができる。そのようにして容器2に押
えフレーム3を固定し、蓋4を閉じた状態が第9
図に示されている。この状態では、容器2の突堤
12と押えフレーム3の側部フレーム3c,3d
と蓋4のスカート部36などがたがいに密着し
て、パフケース1中を密閉することができる。し
たがつて携帯などに便利である。
合部9も手指で押えればいずれも係合体7に嵌合
させることができる。そのようにして容器2に押
えフレーム3を固定し、蓋4を閉じた状態が第9
図に示されている。この状態では、容器2の突堤
12と押えフレーム3の側部フレーム3c,3d
と蓋4のスカート部36などがたがいに密着し
て、パフケース1中を密閉することができる。し
たがつて携帯などに便利である。
コンタクトレンズを洗浄するときには、第1図
に示されるように蓋4のみを開ければよい。蓋4
を開くには第8図に示されるように、梃子5を押
し上げれば、梃子の原理により軽い操作力で蓋4
を開けることができる。なお第1図に示された状
態では、パフ6を押えフレーム3と小突起13を
有する容器2の底板11との間にしつかりと挾ま
れているので、コンタクトレンズを洗浄すべくパ
フ6にこすりつけたとしてもパフ6が勝手に動い
たり撓んだりすることがない。
に示されるように蓋4のみを開ければよい。蓋4
を開くには第8図に示されるように、梃子5を押
し上げれば、梃子の原理により軽い操作力で蓋4
を開けることができる。なお第1図に示された状
態では、パフ6を押えフレーム3と小突起13を
有する容器2の底板11との間にしつかりと挾ま
れているので、コンタクトレンズを洗浄すべくパ
フ6にこすりつけたとしてもパフ6が勝手に動い
たり撓んだりすることがない。
パフ6自体を洗浄するため押えフレーム3を取
り外すときは、第6図に示されているように梃子
5を矢印D方向に押し下げれば、梃子の原理によ
り軽い操作力で押えフレーム3を開けることがで
きる。
り外すときは、第6図に示されているように梃子
5を矢印D方向に押し下げれば、梃子の原理によ
り軽い操作力で押えフレーム3を開けることがで
きる。
本実施例においては、以上のごとく梃子5を用
いて押えフレーム3や蓋4を開けるので、小さな
力で円滑かつ確実にそれらを開けることができ
る。したがつて手指が濡れているばあいでも操作
が楽である。またそのため押えフレーム3の容器
2に対する嵌合力を強力にすることができるの
で、コンタクトレンズの洗浄時に生じやすいパフ
6のズレやタワミをなくすることができ、洗浄が
やりやすくなる。さらに押えフレーム3は容器か
ら完全に取外すことが可能であるので、パフ6の
脱着が容易である。また一個の梃子個により押え
フレーム3と蓋4の開き操作を行う構成であるか
ら、部品点数が小さく製造が容易である。
いて押えフレーム3や蓋4を開けるので、小さな
力で円滑かつ確実にそれらを開けることができ
る。したがつて手指が濡れているばあいでも操作
が楽である。またそのため押えフレーム3の容器
2に対する嵌合力を強力にすることができるの
で、コンタクトレンズの洗浄時に生じやすいパフ
6のズレやタワミをなくすることができ、洗浄が
やりやすくなる。さらに押えフレーム3は容器か
ら完全に取外すことが可能であるので、パフ6の
脱着が容易である。また一個の梃子個により押え
フレーム3と蓋4の開き操作を行う構成であるか
ら、部品点数が小さく製造が容易である。
つぎに他の実施例を説明する。
前記実施例では梃子5の押し下げ操作で第1係
合部8を離脱させ、押し上げ操作で第2係合部9
を離脱させたが、これを梃子の押し上げ操作で第
1係合部を離脱させ、押し下げ操作で第2係合部
を離脱させるように構成してもよい。
合部8を離脱させ、押し上げ操作で第2係合部9
を離脱させたが、これを梃子の押し上げ操作で第
1係合部を離脱させ、押し下げ操作で第2係合部
を離脱させるように構成してもよい。
また前記実施例では梃子5の揺動支点より先端
側で第1係合部8の係合を外し、揺動支点より手
元側で第2係合部9の係合をはずしたが、これを
揺動支点より手元側で第1係合部の係合を外し、
揺動支点より先端側で第2係合部の係合を外すよ
うに構成してもよい。
側で第1係合部8の係合を外し、揺動支点より手
元側で第2係合部9の係合をはずしたが、これを
揺動支点より手元側で第1係合部の係合を外し、
揺動支点より先端側で第2係合部の係合を外すよ
うに構成してもよい。
さらに前記実施例では、梃子5の二方向の揺動
操作で押えフレーム3と蓋4とを個別に開放操作
したが、これを一方向の揺動操作のみで個別に開
放操作するようにしてもよい。すなわち、梃子を
2段階動作させるようにし、第1段階の揺動操作
で蓋を開け、第2段階の揺動操作で押えフレーム
を開けるように構成してもよい。
操作で押えフレーム3と蓋4とを個別に開放操作
したが、これを一方向の揺動操作のみで個別に開
放操作するようにしてもよい。すなわち、梃子を
2段階動作させるようにし、第1段階の揺動操作
で蓋を開け、第2段階の揺動操作で押えフレーム
を開けるように構成してもよい。
前記押えフレーム3は嵌合手段のみで容器2に
固定しが、これを押えフレーム3の後部フレーム
をヒンジにより容器2に取りつけるようにしても
よい。
固定しが、これを押えフレーム3の後部フレーム
をヒンジにより容器2に取りつけるようにしても
よい。
以上に本考案の各実施例を説明したが、本考案
はその要旨を逸脱しない範囲で種々の変更例を採
用することができる。
はその要旨を逸脱しない範囲で種々の変更例を採
用することができる。
[考案の効果]
本考案では、押えフレームや蓋を楽に小さい力
で開けることができ、しかもコンタクトレンズの
洗浄時にはパフのズレやタワミが生ずることがな
い。
で開けることができ、しかもコンタクトレンズの
洗浄時にはパフのズレやタワミが生ずることがな
い。
第1図は本考案の一実施例にかかわるパフケー
スの蓋を開けた状態の斜視図、第2図は同実施例
における容器と押えフレームを示す斜視図、第3
図は押えフレームを嵌合した状態における要部断
面側面図、第4図は梃子の側面図、第5図は梃子
の平面図、第6図は押えフレームを嵌合した状態
における係合部まわりの断面図、第7図は同実施
例における容器と蓋を示す斜視図、第8図は蓋を
閉じた状態における係合部まわりの断面図、第9
図は蓋を閉じた状態の斜視図、第10図は従来の
パフケースの斜視図である。 図面の主要符号、1……パフケース、2……容
器、3……押えフレーム、4……蓋、5……梃
子、7……係合部、8……第1係合部、9……第
2係合部。
スの蓋を開けた状態の斜視図、第2図は同実施例
における容器と押えフレームを示す斜視図、第3
図は押えフレームを嵌合した状態における要部断
面側面図、第4図は梃子の側面図、第5図は梃子
の平面図、第6図は押えフレームを嵌合した状態
における係合部まわりの断面図、第7図は同実施
例における容器と蓋を示す斜視図、第8図は蓋を
閉じた状態における係合部まわりの断面図、第9
図は蓋を閉じた状態の斜視図、第10図は従来の
パフケースの斜視図である。 図面の主要符号、1……パフケース、2……容
器、3……押えフレーム、4……蓋、5……梃
子、7……係合部、8……第1係合部、9……第
2係合部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 コンタクトレンズ洗浄用のパフを収納する容
器、容器に係脱可能に取りつけられるパフ押え
フレーム、容器の開口面を開閉自在に閉塞しう
る蓋、容器に形成された係合体、パフ押えフレ
ームに形成された前記係合体に係合する第1係
合部、蓋に形成された蓋の閉塞状態において前
記係合体に係合する第2係合部、押えフレーム
の両側部および対応する容器の両側部にそれぞ
れ形成される、たがいに係合しあう係止突起、
容器に揺動自在に取りつけられた開き操作用の
挺子とからなり、前記挺子の揺動操作で係合体
と各係合部との係合を離脱させるようにしたコ
ンタクトレンズ用パフケース。 2 前記挺子の一方向の揺動操作で第1係合部を
離脱させ、他方向の揺動操作で第2係合部を離
脱させるようにしてなる実用新案登録請求の範
囲の範囲第1項記載のパフケース。 3 前記挺子の揺動支点より先端側で第1係合部
の係合を押し外し、揺動支点より手元側で第2
係合部の係合を押し外すようにしてなる実用新
案登録請求の範囲第2項記載のパフケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987035660U JPH0421292Y2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987035660U JPH0421292Y2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142114U JPS63142114U (ja) | 1988-09-19 |
JPH0421292Y2 true JPH0421292Y2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=30845345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987035660U Expired JPH0421292Y2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421292Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005006062A1 (ja) * | 2003-07-10 | 2005-01-20 | Menicon Co., Ltd. | コンタクトレンズ用吸水パッド |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166726U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | 信越ポリマ−株式会社 | コンタクトレンズ用パフ容器 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP1987035660U patent/JPH0421292Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63142114U (ja) | 1988-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100490872B1 (ko) | 개폐가 용이한 용기 | |
US6942118B2 (en) | Container closure arrangement | |
JP2004505865A (ja) | 容器閉鎖装置 | |
JPH0421292Y2 (ja) | ||
JP4598913B2 (ja) | 開閉自在容器 | |
JP3601731B2 (ja) | 化粧料容器 | |
KR200310016Y1 (ko) | 물티슈 케이스 | |
JP2000211661A (ja) | 開閉自在容器 | |
JPS5836323Y2 (ja) | コンパクト | |
JPH10245057A (ja) | 容器等の蓋体の掛止装置 | |
JPH0238645Y2 (ja) | ||
JP3778308B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JPH0331209Y2 (ja) | ||
JPS6239777Y2 (ja) | ||
JP2510470Y2 (ja) | 携帯用断熱容器 | |
JP4291672B2 (ja) | 釣り用びく | |
JP2008273567A (ja) | ワンタッチキャップ | |
JP4145720B2 (ja) | 取付板付収納容器 | |
JP2509444Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
KR200331959Y1 (ko) | 수저포장을 위한 투명케이스 | |
JPH0534565Y2 (ja) | ||
JPH0710648Y2 (ja) | 化粧料収納容器 | |
JPS6213523Y2 (ja) | ||
JPS6213534Y2 (ja) | ||
JP2953717B2 (ja) | コンパクト容器 |