JP4291672B2 - 釣り用びく - Google Patents

釣り用びく Download PDF

Info

Publication number
JP4291672B2
JP4291672B2 JP2003381410A JP2003381410A JP4291672B2 JP 4291672 B2 JP4291672 B2 JP 4291672B2 JP 2003381410 A JP2003381410 A JP 2003381410A JP 2003381410 A JP2003381410 A JP 2003381410A JP 4291672 B2 JP4291672 B2 JP 4291672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
fish
lid
fishing
jumper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003381410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005143314A (ja
Inventor
啓之 八木
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP2003381410A priority Critical patent/JP4291672B2/ja
Publication of JP2005143314A publication Critical patent/JP2005143314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4291672B2 publication Critical patent/JP4291672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

本発明は、内壁を覆う袋を着脱自在に取り付け可能にした釣り用びくの改良に関する。
従来から釣り用びくは、特許文献1のように、容器体からなるびく本体と魚を入れる魚投入口を有し、釣った魚を入れて持ち運べるようになっている。
しかし、魚を入れたびくは、魚による汚れや臭いが付いてしまうため、使用後はびくの洗浄が必要であった。
また、びくの中にビニ−ル袋を入れて魚を収納することもできるが、魚が釣れるたびにビニ−ル袋を取り出して釣った魚を収納しなければならず面倒であった。
登録実用新案第3025147号公報
解決しようとする問題点は、魚を入れたびくは、魚による汚れや臭いが付いてしまうため、使用後はびくの洗浄が必要であった。
また、びくの中にビニ−ル袋を入れて魚を収納すると、魚が釣れるたびにビニ−ル袋を取り出して釣った魚を収納しなければならず面倒であったことである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、魚投入口を有する蓋体の裏面に着脱自在に袋を取り付けて汚れや臭いが付くことを防止した釣り用びくを提供することである。
本発明の請求項1は、上方に開口を有する容器本体と、該容器本体の前記開口を閉塞する蓋体を有し、前記蓋体に内側に向かって開く中蓋を有する魚投入口を設けた釣り用びくにおいて、前記蓋体の裏側に、前記魚投入口に沿って取り囲むように袋の開口を止着するフレーム状部材の係止具を設けたことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、前記係止具は前記蓋体の裏側との間に袋を差し込む間隙を有していることを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、前記フレーム状部材は、蓋体の内側に、回動自在に枢着されていることを要旨とするものである。
本発明の請求項4は、フレーム状部材は、蓋体の内側に着脱自在に係止されることを要旨とするものである。
本発明により、釣った魚を魚投入口からびくの中に入れると、魚投入口に沿って開口を止着した中袋の中に入るため、びくの内壁を汚すことが防止される。
釣り用びくは、蓋体2の中央に楕円形の合成樹脂の枠体3、4が内側と外側から蓋体2の素材を挾むように固定されている。
枠体4には楕円形の魚投入口4aが形成されている。
枠体3の内側には蝶番を構成する2組の軸支部3a、3bが長辺に対向して夫々下方に向けて突出形成されて魚投入口4aを開閉自在に閉じる中蓋5、5を軸6で枢着し、一方の軸支部3a、3bの長手方向の外側には中袋7を係止する係止具のフレ−ム状部材8の軸支部8a、8bが軸6で枢着されている。
枠体3の2組の軸支部3a、3b位置を除く他の面3cは平面に形成されている。
係止具のフレ−ム状部材8は硬質合成樹脂で変形した長い楕円形の魚投入口4aの形状に沿った形状に形成されて内側に変形した長い楕円形の魚投入口4aの形状に沿った透孔8cが形成されている。
フレ−ム状部材8の軸支部8a、8b位置を除く他の箇所は厚肉に形成されて厚肉面8dは、枠体3の対向する面3cとの間に中袋7が挾持可能に形成されている。
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図5は第1実施例で、図1は釣り用びくの外観斜視図、図2は釣り用びくの平面図、図3は釣り用びくの断面正面図、図4は蓋体の裏面と係止具の分解斜視図、図5は釣り用びくの断面側面図と上部拡大断面側面図である。
釣り用びくは防水性を有するゴムや合成樹脂で容器本体1と蓋体2が形成されて容器本体1の上方の開口の縁にチャック10で蓋体2が開閉自在に取り付けられて開口が閉塞されている。
蓋体2の中央には楕円形の開口2aが形成されて開口2aに硬質合成樹脂の枠体3、4が内側と外側から蓋体2の素材を挾むように固定されている。
枠体3、4は開口2aの形状に合わせて変形した長い楕円形に形成されている。
内側の枠体3には蝶番を構成する2組の軸支部3a、3bが長辺に対向して夫々下方に向けて突出形成されている。
枠体3の2組の軸支部3a、3b位置を除く他の面3cは平面に形成されている。
枠体4には楕円形の魚投入口4aが形成されている。
魚投入口4aは中蓋5、5で開閉自在に閉じられている。
中蓋5には蝶番を構成する軸支部5aが形成されている。
枠体3の2組の軸支部3a、3bの間に中蓋5の軸支部5aが配置されて、それぞれの中心には軸支部3a、3b、軸支部5aを連通するようにした透孔が穿設され、これらの透孔に軸6が挿入されている。
中蓋5は軸支部5aにて軸6を中心に回動して、容器本体1の内側へ向かって開き、軸6に巻回された発条11で魚投入口4aを閉じるように付勢されている。
一方の軸支部3a、3bの長手方向の外側には中袋(袋)7を係止する係止具のフレ−ム状部材8の軸支部8a、8bが軸6’で枢着されている。
軸6’は、軸支部3a、3b、軸支部8a、8bの透孔に連通して差し込まれている。
中袋7は合成樹脂の薄い材料で形成されているビニ−ル袋等で、使用する度に交換され、釣人がそれぞれ気に入ったものを止着することができる。
係止具のフレ−ム状部材8は合成樹脂で楕円形の魚投入口4aの形状に沿った形状に形成されて内側に楕円形の魚投入口4aの形状に沿った透孔8cが形成されている。
フレ−ム状部材8は軸支部8a、8bで軸6’にて回動自在に蓋体2に支持され、軸支部8a、8b位置を除く他の箇所は厚肉に形成されて厚肉面8dは、枠体3の対向する面3cとの間に中袋7が挾持可能に形成されている。
フレ−ム状部材8の各軸支部に対応する位置には中蓋5を開閉可能にするために凸部8e、8fと凹部8g、8hが形成されている。
厚肉面8dの一箇所には軸6’を各軸支部に通す為に溝8iが形成されている。
中袋7が取り付けられる時は、フレーム状部材8を中袋7の中に入れるようにして、中袋7の開口をフレーム状部材8の外側から、透孔8cの内側にへ差し込むようにフレーム状部材8で折り返し、(または、フレ−ム状部材8の透孔8cに中袋7の開口を差し込んで外側に折り返してもよい)、フレ−ム状部材8が枠体3の面3cに重ねられると、フレ−ム状部材8の凹部8hが枠体3の軸支部3a、3bに係合し、魚投入口4aに沿うように蓋体2の裏側に保持(係止)される。
この時、フレーム状部材8は、蓋体2の裏側との間にビニール袋等の中袋7を差し込むことができる間隙を有しており、中袋7はフレ−ム状部材8と蓋体2(枠体3の面3c)の間に挾持される。
この挟持の状態は、フレーム状部材8にて折り返して取り付けた中袋7の折り返し部が蓋体2に押圧されるように狭持される場合だけでなく、中袋7の折り返し部の皺が蓋体2に触れてズレが防止される程度の余裕を有した状態のものも含む。
魚投入口4aから魚が投入される時は、中蓋5、5が上から魚投入口4aの中へ押し込まれると、中蓋5、5が発条11に抗して下側に開き魚の投入ができ、フレーム状部材8は、蓋体2の裏側において、魚投入口4aを取り囲むように設けられているため、フレーム状部材8に中袋7の開口を沿わせて取り付けると、中袋7は、フレーム状部材8に開口を開いた状態で保持され、投入された魚はびくの内壁に触れずに中袋7の中に収容される。
前記のように釣り用びくが構成されると、釣った魚を魚投入口4aからびくの中に入れると、魚投入口4aに沿って開口を止着した中袋7の中に入るため、びくの内壁を汚すことがない。
また、中袋7の開口をフレーム状部材8の透孔8cに差し込んで折り返して保持するため、中袋7を容易に着脱することができる。
しかも、このように中袋7を保持できるため、中袋7に孔を開けずに止着することができ、収納した魚の重さで袋が破けることが防止される。
図6、図7は第2実施例で、図6は釣り用びくの断面側面図と上部拡大断面側面図、図7は蓋体の裏面図である。
第2実施例では、蓋体2の裏側の枠体3の面3cの外周複数箇所に突出部3dが形成されて突出部3dに夫々Ω字状のホルダ−である凹部3eが形成されている。
凹部3eは下方側に向かって開口が解放した状態で設けられ、中袋(袋)7を取り付けたフレ−ム状部材9が係止される。
フレ−ム状部材9は合成樹脂で形成され、可撓性を有し、魚投入口4aに合致した形状でこれを取り囲むように設けられている。
第2実施例で係止具は、枠体3の凹部3eとフレ−ム状部材9で構成され、凹部3e内に中袋7を狭持しながらフレーム状部材9が着脱自在に係合するようになっている。
この実施例ではフレーム状部材9を蓋体2から取り外して中袋7を取り付けられるため、中袋7のフレーム状部材9への取付が容易である。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
図8、図9は第3実施例で、図8は釣り用びくの断面側面図と上部拡大断面側面図、図9は蓋体の裏面図である。
第3実施例では、蓋体2の裏側において枠体3’の外周複数箇所に外周方向に向けて突出部3d’が形成され、突出部3d’の上方側(蓋体2側)に夫々Ω字状のホルダ−である凹部3e’が形成されて、フレ−ム状部材9’が係止可能になっている。
フレ−ム状部材9’は合成樹脂で形成され、可撓性を有し、魚投入口4aに合致した形状でこれを取り囲むように設けられるが、フレ−ム状部材9’に中袋(袋)7を取り付け、その可撓性を利用してフレ−ム状部材9’変形させながらそれぞれの突出部3d’と蓋体2の裏面側との間に差し込んで取り付ける。
この時、フレ−ム状部材9’は、指で押圧操作を行うための突部9a’を有しているためこれを押圧しながらフレ−ム状部材9’を変形させてそれぞれの突出部3d’に掛止させることができ、凹部3e’内に中袋7を狭持しながら係止(または収納)されるようになっている。
この実施例ではフレーム状部材9’を蓋体2から取り外して中袋7を取り付けられるため、中袋7のフレーム状部材9’への着脱が容易であり、フレ−ム状部材9’は、突出部3d’と蓋体2の裏面側との間に差し込んで突出部3d’の上側に係止するため、着脱自在に係止され、脱落しにくい。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
前記説明では係止具を蓋体2の内側に、魚投入口4aに沿って設けて回動自在に枢着されたフレ−ム状部材8や枠体3の外周複数箇所に突出形成された突出部3dのΩ字状の凹部3eに係止されるフレ−ム状部材9としたり、フレ−ム状部材9’を係止可能な突出部を設けた例で説明したが、他の構成の係止具であってもよい。
釣り用ビク全般に実施できる。
第1実施例で、釣り用びくの外観斜視図である。 同釣り用びくの平面図である。 同釣り用びくの断面正面図である。 同蓋体の裏面と係止具の分解斜視図である。 同釣り用びくの断面側面図と上部拡大断面側面図である。 第2実施例で、釣り用びくの断面側面図と上部拡大断面側面図である。 同蓋体の裏面図である。 第3実施例で、釣り用びくの断面側面図と上部拡大断面側面図である。 同蓋体の裏面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 蓋体
4a 魚投入口
7 袋
8、9、9’フレ−ム状部材

Claims (4)

  1. 上方に開口を有する容器本体と、該容器本体の前記開口を閉塞する蓋体を有し、前記蓋体に内側に向かって開く中蓋を有する魚投入口を設けた釣り用びくにおいて、前記蓋体の裏側に、前記魚投入口に沿って取り囲むように袋の開口を止着するフレーム状部材の係止具を設けたことを特徴とする釣り用びく。
  2. 前記係止具は前記蓋体の裏側との間に袋を差し込む間隙を有していることを特徴とする請求項1記載の釣り用びく。
  3. 前記フレーム状部材は、蓋体の内側に、回動自在に枢着されていることを特徴とする請求項1または2記載の釣り用びく。
  4. フレーム状部材は、蓋体の内側に着脱自在に係止されることを特徴とする請求項1または2記載の釣り用びく。
JP2003381410A 2003-10-22 2003-11-11 釣り用びく Expired - Fee Related JP4291672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381410A JP4291672B2 (ja) 2003-10-22 2003-11-11 釣り用びく

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003361806 2003-10-22
JP2003381410A JP4291672B2 (ja) 2003-10-22 2003-11-11 釣り用びく

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005143314A JP2005143314A (ja) 2005-06-09
JP4291672B2 true JP4291672B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=34703104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003381410A Expired - Fee Related JP4291672B2 (ja) 2003-10-22 2003-11-11 釣り用びく

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4291672B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005143314A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009502550A (ja) アクティビティセンター
JP4291672B2 (ja) 釣り用びく
JP6831825B2 (ja) ペンケース
JP4216619B2 (ja) コンパクト容器用保護シートおよびこれを利用するコンパクト容器
JP3852907B2 (ja) 釣用携行具
JP3206562U (ja) ペンケース
JP4498713B2 (ja) 化粧料容器
JP2005022672A (ja) 折り畳み式箱形容器
JP3211400U (ja) スクールバッグ
JP2004267142A (ja) 釣り用バケツ
JP3464393B2 (ja) かばん
JP3004091U (ja) 小物入れ
KR200331959Y1 (ko) 수저포장을 위한 투명케이스
KR200313511Y1 (ko) 세탁물 보관용 바스켓
JP2530467Y2 (ja) 化粧料等の容器
KR200311429Y1 (ko) 절첩식 개폐뚜껑을 갖는 수납함
JP3083190U (ja)
JP2008245529A (ja) 釣り用バッグ
JP2004089045A (ja) 釣り用バケツ
JPS5829483Y2 (ja) 見本帳ケ−ス
JP2022133107A (ja) ランドセル
JPH0719826Y2 (ja) 事務用トレーにおける見出しカード装着部
JP3052527U (ja) 蓋付きバケツ
JPS6018088Y2 (ja) 書道用具、スケツチ用具等収納ケ−ス
JP2574094Y2 (ja) 書道用具収納ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees