JP3004091U

JP3004091U - 小物入れ

Info

Publication number: JP3004091U
Application number: JP1994001905U
Authority: JP
Inventors: 一男川瀬
Original assignee: 株式会社川瀬トレーディング
Priority date: 1994-03-10
Filing date: 1994-03-10
Publication date: 1994-11-08
Anticipated expiration: 1997-06-12

Abstract

(57)【要約】【目的】個々のアクセサリーを別々に収容し、ネック
レスなど長尺のアクセサリーを絡み合うことなく収容す
ることを目的とする。【構成】口縁部２、５に夫々スライドファスナー片２
ａ、５ａを取り付けてた容体１と蓋体４とを、連結部６
を介して、互いに開閉可能に連結する。容体１の内側に
は巾着状の収容部３を取り付ける。蓋体４の内側に袋状
の収容部９、１０を取り付ける。また、柔軟な棒片７の
一端部７ａを蓋体４内側に固着し、他端部７ｂを蓋体４
内側にスナップボタンで着脱自在に取り付ける。また、
連結部６内側にゴム材からなる押え片１５の両端部を連
結部６内側に固着して、小物入れ１６を構成する。ネッ
クレス１７は棒片７、押え片１５に掛止し、口縁部２、
５に沿って小物入れ１６内に配置する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はアクセサリーなどの小物を安定して収容することを目的とした小物入れに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の小物入れでは指輪、イヤリングなど全体を同一の袋内に収容していた。また、とりわけネックレスなど長尺のものを収容する際にも袋に収容していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前記従来の小物入れでは、全体を同一の袋内に収容していたので、所望のアクセサリーを選択して取り出すことに煩わしさを生じる問題点があった。また、ネックレスなど長尺のアクセサリーは袋内で絡み合うおそれを生じる問題点があった。とりわけ、複数のネックレスを収容した際には顕著であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

然るに、この考案は、蓋体の内側に第一の収容部と長尺物の掛止部とを取り付け、容体の内側には第二の収容部を取り付け、かつ連結部に押え片を取り付けたので前記問題点を解決した。

【０００５】即ちこの考案は、容体と蓋体との一側を互いに連結部で連結し、口縁部を互いに開閉可能に連結した小物入れにおいて、容体の内側には第一の収容部を取り付け、蓋体の内側に第二の収容部と長尺物の掛止部とを取り付け、かつ連結部に押え片を取り付けたことを特徴とする小物入れである。また、容体と蓋体との一側を互いに連結部で連結し、口縁部を互いに開閉可能に連結した小物入れにおいて、容体の内側には巾着状の収容部を取り付け、蓋体の内側に袋状で覆片を有する２つの収容部と長尺物棒片とを取り付け、かつ連結部に弾性押え片を取り付けたことを特徴とする小物入れである。次に掛止部は柔軟な棒片の一端部を蓋体内側に固着し、他端部を蓋体内側に着脱自在に取り付けた小物入れである。

【０００６】

【作用】

ネックレスは掛止部と押え片との間で収容される。また、他のアクセサリーは夫々収容部に収容される。

【０００７】

【実施例】

図面に基づきこの考案の実施例を説明する。

【０００８】容体１の内側に、口縁部２に沿って巾着状の収容部（第一の収容部）３を取り付ける。前記容体１と同一の口縁部５を有する蓋部４の一側４ａと前記容体１の一側１ａとを連結部６を介して連結する。前記蓋体４の内側の他側４ｂに柔軟な棒片７の一端部７ａを回動自在に突設し、前記棒片７の他端部７ｂにスナップボタン片８ａを取り付ける。また、前記スナップボタン片８ａと掛止するスナップボタン片８ｂを前記蓋体４に取り付ける。また、前記蓋体４の内側に小形の袋状の収容部（第二の収容部）９、１０を取り付ける。前記収容部９、１０の夫々の開口部を被冠する覆片１１、１２の一端を前記蓋体４の内側に夫々取り付ける。前記覆片１１、１２は夫々面テープ１３、１４が固着され、開閉自在となっている。また、前記連結部６の内側にゴム材からなる押え片１５の両端部１５ａ、１５ｂを固着する。

【０００９】また、前記口縁部２、５に夫々互いに嵌合するスライドファスナー片２ａ，５ａを取り付けて、小物入れ１６を構成する。前記において、棒片７は細い布筒内に綿を充填して形成してある。図中１８は巾着状の収容部３の口部を締める紐である。

【００１０】次に前記実施例に基づきこの考案の使用について説明する。

【００１１】スライドファスナー片２ａ、３ａを開けて、収容部３にコンパクト、ブレスレットなど比較的大型のものを収容する。また、収容部９、１０には指輪、イヤリングなど比較的小型のものを収容する。更に、棒片７の他端７ｂのスナップボタンを外し（棒片７は鎖線位置７ｃ）、ネックレス１７に棒片７を挿通し、棒片７の他端部７ｂのスナップボタン片８ａをスナップボタン片８ｂに掛止する。ネックレス１７は蓋体４の口縁部５内側に沿って配置し、押え片１５に挿通し、更に容体１の口縁部２内側に沿って配置し、再度押え片１５に挿通し、棒片７に掛止する。ネックレス１７は棒片７に掛止し、押え片１５に挿通してあるので、収容中に絡み合うおそれを生じない。

【００１２】前記実施例において、第一の収容部は巾着状、第二の収容部は袋状としたが、他の形状でも可能である。また、袋状の収容部は透明な材質から形成すれば、収容物が確認できるので便利であるが、他の材質でも可能である。また、袋状の収容部は２つ設けたが、指輪、イヤリングなどが最低１つあるいは１対入る大きさを有すれば、収容部の数は３つ以上でも可能である。

【００１３】前記実施例において、棒片７は細い布筒内に綿を充填して形成したが、棒状の形状を有していれば、硬質、軟質を問わず、合成樹脂材などで形成することも可能である。

【００１４】

【考案の効果】

この考案は、蓋体の内側に第一の収容部と長尺物の掛止部とを取り付け、容体の内側には第二の収容部を取り付け、かつ連結部に押え片を取り付けたので、アクセサリーを別々に収容するので、所望のものを取り出すことが容易にできる効果がある。また、ネックレスなど長尺のアクセサリーは、複数本収容した場合でも、袋内で絡み合うことなく収容できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１容体２口縁部２ａスライドファスナー片３巾着状の収容部（第一の収容部）４蓋体５口縁部５ａスライドファスナー片６連結部７棒片９、１０袋状の収容部（第二の収容物）１５押え片１６小物入れ１７ネックレス

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】容体と蓋体との一側を互いに連結部で連結
し、口縁部を互いに開閉可能に連結した小物入れにおい
て、容体の内側には第一の収容部を取り付け、蓋体の内
側に第二の収容部と長尺物の掛止部とを取り付け、かつ
連結部に押え片を取り付けたことを特徴とする小物入
れ。
【請求項２】容体と蓋体との一側を互いに連結部で連結
し、口縁部を互いに開閉可能に連結した小物入れにおい
て、容体の内側には巾着状の収容部を取り付け、蓋体の
内側に袋状で覆片を有する２つの収容部と長尺物棒片と
を取り付け、かつ連結部に弾性押え片を取り付けたこと
を特徴とする小物入れ。
【請求項３】掛止部は柔軟な棒片の一端部を蓋体内側に
固着し、他端部を蓋体内側に着脱自在に取り付けた請求
項１に記載の小物入れ。