JPH04212622A - 車両ルーフのフレーム装置 - Google Patents

車両ルーフのフレーム装置

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JPH04212622A
JPH04212622A JP3045139A JP4513991A JPH04212622A JP H04212622 A JPH04212622 A JP H04212622A JP 3045139 A JP3045139 A JP 3045139A JP 4513991 A JP4513991 A JP 4513991A JP H04212622 A JPH04212622 A JP H04212622A
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JP
Japan
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frame
roof
vehicle roof
metal plate
vehicle
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Application number
JP3045139A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuraihiyaa Berunto
ベルント シュライヒヤー
Yarudein Hansu
ハンス ヤルディン
Buiinkoru Otsuto
オット ヴィーンコル
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Daikyo Webasto Co Ltd
Original Assignee
Daikyo Webasto Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/022Sliding roof trays or assemblies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動シャフトを介して
駆動装置と共働する曲げに剛な駆動ケーブルを受容する
ケーブル案内チャンネルと、ルーフ開口部を少なくとも
部分的に閉鎖するカバーの駆動機構の案内路とを含むガ
イドを備え、車両の固定ルーフ面に設けたルーフ開口部
に挿入できる合成樹脂製フレームを有する、車両ルーフ
、特に、スライドルーフ及び/又はスライドチルトルー
フのフレーム装置であって、フレームが、車両の縦方向
へ延びる縦部材と、少なくとも1つの横部材とを有する
形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】上述の種類の車両ルーフ用フレーム装置
は、西独公開第 3727720号から公知である。こ
の場合、駆動機構に含まれる部材(例えば、案内路、ケ
ーブル案内部材など) は1つの機能ユニットに統合す
る。この機能ユニットは、フレームに関係なく操作でき
、合成樹脂から構成するのが合目的的である。この場合
、フレームは、主として、支持機能および受容機能を果
し、金属から構成され、帽子状輪郭を有する。帽子状輪
郭を有するこのフレームは、単一プレス部材として構成
されており、樋状通水範囲と、フレームから成る通水範
囲の少なくともコーナに上記通水範囲に関連させて設け
た排水パイプとを含む(従来例1)。
【0003】また、車両のスライドチルトルーフのため
のあらかじめ組立てることができる組込ユニットは、西
独公開第 3532104号から公知である。この場合
、車両に組込ユニットを組込んだ後に固定ルーフ面のル
ーフ開口部と合致するフレーム開口部を形成する、板プ
レスコンパウンド(SMC)から成る単一フレームを設
けるのが好ましい。フレーム側部には、案内路およびケ
ーブルチャンネルを含む案内レールを組込む。更に、フ
レーム上面には、固定ルーフ面に下方から押圧されるパ
ッキンを導入する環状溝が設けてある。スライドルーフ
を少なくとも部分的に開放した場合またはスライドチル
トルーフを上昇した場合に降下する水を捕集するより深
い通水樋が溝に内方へ続いている。水は、通水樋に開口
する排水パイプを介して排出される(従来例2)。
【0004】更に、排水装置をルーフ天蓋から直接に構
成できるまたは集水シェルを設けることができる車両ル
ーフは、西独公開第 3822258号から公知である
。この場合、固定ルーフ面とルーフ天蓋または集水シェ
ルとの間には連続のパッキンが設けてある。排水装置は
、形成されたまたは組込まれた排水路を含む。この場合
、排水・集水装置は、スライド天蓋の案内に役立ち、同
時に、パッキンを担持する合成樹脂製部材から構成され
ている。 この場合、上記パッキンは、固定ルーフ面のルーフ開口
部に挿入され、案内路および駆動装置を備えた機能ユニ
ットを固定できるフレーム部材と共働する(従来例3)
 。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例1におい
て、同じく金属から成るこの排水パイプは、例えば、硬
ろうによって、フレームコーナに注意深く固定しなけれ
ばならない。排水パイプとフレームとの間のこのろう付
部分は、その密封性を綿密に点検しなければならない。 フレームは、その帽子状輪郭のため、大きい構造巾を有
し、フレームを鋼(特に、不錆鋼)から構成しても、相
変わらず、腐食の危険性があり、特に、排水パイプを取
付けるためのろう付個所の範囲に、漏水の危険性がある
【0006】上記の従来例2において、該組込ユニット
は、車両の固定ルーフ面に設けたルーフ開口部にかかる
ものとして挿入される。組込ユニットは、同時に、支持
フレームおよび機能ユニットとして役立つので、この組
込ユニットは、合成樹脂から成る場合、所要の剛性に鑑
みて、対応して大きい肉厚を備えていなければならない
。従って、あらかじめ組立てたこの組込ユニットは、比
較的大きい組込スペース、特に、比較的大きい組込高さ
も必要とするので、スライドルーフおよびスライドチル
トルーフの開放状態において解放される開口の寸法は縮
小され、車内の頭上の自由スペースは、組込ユニットの
構造高さが比較的高いため制限される。
【0007】上記の従来例3において、スライドルーフ
及び/又はスライドチルトルーフの通水範囲は、合成樹
脂部材から構成されているが、機能ユニットは、上記通
水範囲とは別個に構成されており、ルーフフレームに別
個に設置しなければならないので、煩瑣であり、時間が
かかる。従って、本発明の目的は、上述の問題点を排除
し、安価に作製でき、巾寸法および高さ寸法に関して必
要な組込スペースができる限り小さく、従って、スペー
スを節減して車両ルーフに組込むことができる、車両ル
ーフ、特に、スライドルーフ及び/又はスライドチルト
ルーフのルーフ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、冒頭に述べた
種類のフレーム装置は、本発明にもとづき、フレームが
サーモプラスト射出成形部材として構成され、強い負荷
の範囲には補強金属板部材が設けてあることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】フレーム装置の本発明に係る構成の場合、好ま
しくはサーモプラスト射出成形部材として構成されたフ
レームが設けてあり、強い負荷の範囲にのみ補強金属板
部材が設けてある。強い負荷の範囲は、例えば、カバー
を閉鎖した際にスライドルーフ及び/又はスライドチル
トルーフの機構が位置する個所である。
【0010】このフレーム装置は、車両の固定ルーフ面
のルーフ開口部に挿入する。この場合、フレームは、本
質的に機能ユニットの支持部材として役立つ。別の構造
のフレーム装置に比して、フレーム装置の巾および全体
的に見て構造容積を減少できる。何故ならば、補強金属
板部材が設けてあり、一方、通水範囲が薄肉の合成樹脂
部材として構成されているからである。かくして、特に
、通水範囲から出る排水パイプの結合個所における従来
の漏水問題を排除できる。
【0011】更に、もちろん、軽量化も達成できる。何
故ならば、フレームは、比較的薄肉で軽量の合成樹脂製
通水範囲を組込んだサーモプラスト射出成形部材から構
成できるからである。少なくとも、カバーの閉鎖位置の
範囲のフレームの縦部材に、補強金属板部材を配し、強
い負荷を受ける上記個所を補足的に支持、補強するのが
好ましい。上記補強金属板部材は、フレーム装置の基本
形状に依存して、鏡像対称または同形に構成できる。
【0012】好ましい実施例にもとづき、縦部材および
横方向の結合に役立つ横部材を一体に構成する。かくし
て、製造技術的および組立技術的に本質的な簡単化が達
成される。本発明の別の実施例にもとづき、フレーム装
置の横部材は、補強金属板部材によって補強するか、全
体的に見て金属板部材によって置換えることができる。
【0013】本発明にもとづき構成したフレームに、車
両の固定ルーフ面に固定するための固定フランジを形成
し、かくして、サーモプラスト射出成形部材として構成
された単一フレームに固定部材も組込むのが好ましい。 上記固定フランジは、前縁及び/又は縦部材に設けるこ
とができる。フレーム装置の好ましい実施例にもとづき
、フレームには通水装置を形成し、通水範囲には固定ル
ーフ面の方向へ突出する縁およびルーフ開口部の方向の
境壁を設ける。この場合、ガイドは固定ルーフ面の下方
に設ける。排水パイプは、フレームに形成した通水範囲
から引き出すことが好ましい。この実施例の場合、排水
パイプはサーモプラスト射出成形部材として構成された
フレームに組込むので、製造が簡単となる。更に、従来
の漏水問題を有効に避けることができる。何故ならば、
フレーム装置の通水範囲全体が、合成樹脂から成り、中
断なく単一体として構成されているので、特に、異なる
材料の部材の結合個所がなく、従って、漏水の危険性が
ないからである。
【0014】本発明に係る別の有利な実施例にもとづき
、フレームには、駆動装置の駆動シャフトの受けが構成
されている。このため、軸受ブシュを設けるのが好まし
い。即ち、この実施例の場合、フレームは、同時に、ス
ライドルーフ及び/又はスライドチルトルーフのカバー
の駆動のため対応する歯車装置を介して曲げに剛な駆動
ケーブルと共働する駆動装置の駆動シャフトの受容支持
部材として役立つ。
【0015】好ましい実施例にもとづき、通水範囲が固
定ルーフ面の方向へ突出する縁を有する場合、差込むこ
とができる。発泡固定できるまたは成形接合できる連続
のパッキンを上記縁に設けるのが好ましい。即ち、フレ
ームは、同時に、車両の固定ルーフ面へ向って確実な密
封が達成されるよう固定ルーフ面に直接に当接、押圧さ
れるパッキンの支持部材として役立つ。このパッキンは
、下面の範囲で固定ルーフ面と共働する。この連続パッ
キンの好ましい構成によって、上記パッキンの設置が簡
単化される。
【0016】本発明に係るフレーム装置の場合、ルーフ
天蓋を保持するための、例えば、クリップ結合部材の形
の装置をフレームに形成するのが好ましい。かくして、
本発明に係るフレームと天蓋とを体裁よく簡単に結合で
きる。更に、組立の簡単化のため、把持取手を取付ける
。好ましくは、同じく、クリップ結合部材の形の装置を
フレームに形成できる。
【0017】本発明に係る別の好ましい実施例にもとづ
き、バックミラー、サンバイザ、ケーブルシャフト、リ
ヤウインドワイパ装置の通水ホースなどをあらかじめ取
付けるためのクリップ結合部材の形の装置をフレームに
形成する。即ち、対応する補助装置は、本発明に係るフ
レーム装置のフレームに簡単且つ迅速に結合して取付け
ることができ、従って、車両ルーフに組込む場合に特に
、フレーム装置の取扱いおよび取付けが容易となる。
【0018】上記構成によって、上記補助装置は、本発
明に係るフレームにあらかじめ取付けるためクリップ止
めでき、次いで、以後の作業工程において、場合によっ
ては、最終的にネジ止めして固定できる。
【0019】
【実施例】好ましい実施例を示す添付の図面を参照して
以下に本発明を詳細に説明する。ガイド、ケーブル案内
チャンネル、駆動装置、駆動シャフト、カバーの所望の
運動のための案内部材および昇降装置を含む、スライド
ルーフ及び/又はスライドチルトルーフの運動機構は公
知の構造であるので、以下では、その詳細は説明しない
。この詳細は、例えば、西独公開第 3532104号
から知り得る。従って、好ましい実施例の以下の説明は
、本質的に、本発明に係るフレーム装置およびその構成
のみに関する。
【0020】図1において、フレーム装置の第1実施例
を概ね1 で示した。このフレーム装置1 は、サーモ
プラスト射出成形部材の形の合成樹脂部材として構成さ
れたフレーム2 を含む。単一体として構成されたフレ
ーム2 は、2つの縦部材3,4 と、前部横部材5 
と、中間部材として構成された別の横部材6 とを含む
。前部横部材5 のほぼ中心には、駆動装置(図示して
ない)を組込むことができる開口7 が設けられている
【0021】フレーム2 には、車両ルーフの固定ルー
フ面(図示してない) にフレーム2 を取付けるため
の固定フランジ8 が形成している。更に、縦部材3,
4 の後部範囲には、フレーム2 を同じく固定ルーフ
面の後部範囲に取付けるための固定フランジが設けてあ
る。上記フレーム2 は、通水装置10を含み、通水範
囲は、固定ルーフ面の方向へ突出する縁11と、ルーフ
開口部12の方向の境壁13とを有する。この場合、ガ
イドは、固定ルーフ面(図示してない) の下方にある
。フレーム装置1 のこの実施例は、単一のサーモプラ
スト射出成形部材として構成された基本実施例である。 上記フレーム2 の前後のコーナに、フレーム2 の通
水範囲から出る排水パイプ14も形成するのが好ましい
【0022】概ね15で示したフレーム装置の図2の好
ましい第2実施例において、同一のまたは本質的に一致
する部材は、図1と同一の参照記号で示し、従って、以
下では説明しない。図1の実施例とは異なり、フレーム
装置15は、前部横部材5 の前縁の範囲にのみ固定フ
ランジ16を有する。この実施例の場合、横部材6 は
射出成形されており、一方、双方の縦部材3,4 およ
び前部横部材5 は、関連の部材によって一体に構成さ
れている。
【0023】図2に、特に、鏡像対称に構成、配置され
、前部横部材5 への移行直前の縦部材3,4 の前部
範囲の補強に役立つ補強金属板部材17を示した。即ち
、カバー(図示してない)の閉鎖位置では、全運動機構
はフレーム装置15の上記前部範囲に停止するので、上
記個所において適切に、補強金属板部材17によって補
強が実現される。上記補強金属板部材17は、車両ルー
フの固定ルーフ面と結合できるよう形成された固定フラ
ンジ18を有し、この場合、上記補強金属板部材17は
、本質的に、フレーム装置15の関連部材と形状結合し
て上記部材を担持する。
【0024】図3に、フレーム装置15の図2の実施例
の変更例を示した。図3のこの変更例を15’ で示し
た。図2の実施例とは異なり、フレーム装置15’ は
、図2のフレーム装置15の実施例に比して製造および
組立が簡単なよう同形に構成された補強金属板部材17
’ を含む。上記補強金属板部材17’ は、同じく、
上述の如き固定フランジ18’ を有する。
【0025】図4〜図6を参照して、図2のフレーム装
置15の実施例から出発して、第2変更例を説明する。 この変更例を15” で示した。図2、図3のフレーム
装置15,15’の補強金属板部材17,17’の代わ
りに、フレーム装置15” は、フレーム装置15” 
の横部材6 に配してあって上記装置と形状結合によっ
て共働する補強金属板部材17” を有する。上記補強
金属板部材17” は、補強金属板部材17” および
全フレーム装置15” を車両ルーフの固定ルーフ面に
取付けるための固定フランジ18” を有する。 残余のすべてを図示してあるが説明してない部材は、本
質的に、既述の部材と一致する。
【0026】詳細に示してないが、フレーム装置15”
 を異なる態様に構成して、横部材6 を除去し、この
横部材6 の代わりに補強金属板部材17” のみを設
置することもできる。特に図5に示した如く、通水装置
10は、連続のパッキン20を設けた上方へ突出する縁
11を有する。図示の実施例の場合、上記パッキンは、
上記縁11に発泡固定される。この連続パッキン20は
、図5に模式的に示した固定ルーフ面21の下面に当接
し、フレーム装置15” の全周面を越えて上記下面に
押圧される。更に、図5に、スライドルーフ及び/又は
スライドチルトルーフの運動機構に含まれるスライダ2
2を示した。このスライダは、サーモプラスト射出成形
部材として構成されたフレーム2 に案内されている。 ルーフ側に設けてあって連続のパッキン20が押圧され
る補強フレームを25で示した。
【0027】図6の場合、連続パッキン20’ は、フ
レーム装置15” の突出縁11にはめ込んである。図
6には、更に、駆動ケーブル24の2つの案内チャンネ
ル23を示した。その他の詳細は、図1〜図5を参照し
て説明した詳細と本質的に一致する。以上においてフレ
ーム装置15” の実施例と関連させて連続パッキン2
0,20’を説明したが、上記パッキンは、フレーム装
置15’,15, 1の場合と同一にまたは同様に構成
、配置できる。
【0028】図6に示す実施例をもとにして、図7を参
照して、フレーム装置1 ,15,15’,15” に
おいて受けとして役立つ開口7 に設けることができる
駆動装置26の配置の詳細について説明する。従って、
先行実施例と同一または同様の部材には同一の参照記号
を付した。前部横部材5 のほぼ中心の範囲には、受け
として構成された開口7 が設けてある。この開口7 
は、フレーム2 に組込んであって駆動装置26の駆動
シャフト28を軸支した軸受ブシュ27を含む。この軸
受ブシュ27は、サーモプラスト射出成形部材として構
成されたフレーム2 に直接に形成されている。フレー
ムは、同時に、曲げに剛な駆動ケーブル(図7には示し
てない) と噛合う駆動ピニオン29のガイドとして役
立つ。駆動シャフト28のルーフへ向く端部は、合成樹
脂製カバー30に支持されている。
【0029】図8に、部分的にフレーム2 に形成して
あり、固定ルーフ天蓋32の支持に役立つクリップ結合
部材31を示した。図9に、同じく部分的にフレーム2
 に形成してあり、例えば、仮取付状態に保持取手34
を保持するクリップ結合部材33を示した。上記取手は
、以降の最終取付時に、サーモプラスト射出成形部材と
して構成された合成樹脂フレーム2 にネジ35で固定
される。
【0030】図10に、車内ミラーまたはバックミラー
の仮取付を簡単化するための別の変更例を示した。同図
に、部分的に合成樹脂フレーム2 に形成されたクリッ
プ結合部材36を示した。このクリップ結合部材によっ
て、例えば、車内ミラー(図示してない) を取付ける
ミラーホルダ37を支持する。次いで、以降の工程にお
いて、ミラーホルダ37をネジ38によって合成樹脂フ
レーム2 に固定する。同様に、この種のクリップ結合
部材36によってサンバイザホルダも合成樹脂フレーム
2 に仮取付できる。更に、同様に、クリップ結合部材
によってケーブルシャフト、リヤウインドワイパ装置の
通水ホースなどを合成樹脂フレーム2 に取付けること
ができる。
【0031】もちろん、本発明は、上述の実施例に限定
されるものではなく、必要に応じて、本発明の枠内にお
いて多くの設計変更が可能である。例えば、フレーム装
置1,15,15’,15”の上述の実施例、特に、図
7〜図10を参照して説明した合目的的な実施例との組
合せが可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明は、フレームがサーモプラスト射
出成形部材で構成され、例えばカバーを閉鎖した際にス
ライドルーフ及び/又はスライドチルトルーフの機構の
位置する個所のように強い負荷の範囲にのみ補強金属板
部材が設けてあるので、このフレーム装置は車両の固定
ルーフ面のルーフ開口部に挿入した場合、フレームは本
質的に機能ユニットの支持部材として役立ち、しかも従
来のフレーム装置に比し、フレーム装置の巾および全体
的に見て構造容積を減少できる。しかも本発明によれば
、通水範囲から出る排水パイプの結合個所における従来
の漏水問題を排除でき、更に軽量化も達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフレーム装置の第1実施例の略
斜視図である。
【図2】同第2実施例の略斜視図である。
【図3】同第3実施例の略斜視図である。
【図4】同第4実施例の略斜視図である。
【図5】同図4のV−V線の断面図である。
【図6】同図4のVI−VI線の断面図である。
【図7】駆動装置および連続パッキンを示すフレーム装
置の前部範囲の略断面図である。
【図8】本発明にかかるフレーム装置を固定ルーフ天蓋
に結合する形態を示す概略図である。
【図9】取付装置としてクリップ結合部材によるフレー
ムと保持取手との結合状態を示す概略図である。
【図10】本発明にかかるフレームと別の補助装置(図
面の好ましい実施例の場合はバックミラーである。)と
の結合状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1  フレーム装置 2  フレーム 7  開口 10  通水装置 12  ルーフ開口部 14  排水パイプ 15  フレーム装置 15’フレーム装置 15”フレーム装置 17  補強金属板部材 17’補強金属板部材 17”補強金属板部材 21  固定ルーフ面

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駆動シャフトを介して駆動装置と共働
    する曲げに剛な駆動ケーブルを受容するケーブル案内チ
    ャンネルと、ルーフ開口部を少なくとも部分的に閉鎖す
    るカバーの駆動機構の案内路とを含むガイドを備え、車
    両の固定ルーフ面に設けたルーフ開口部に挿入できる合
    成樹脂製フレームを有する、車両ルーフ、特に、スライ
    ドルーフ及び/又はスライドチルトルーフのフレーム装
    置であって、フレーム(2) が、車両の縦方向へ延び
    る縦部材(3)(4)と、少なくとも1つの横部材(5
    )(6)とを有する形式のものにおいて、フレーム(2
    ) が、サーモプラスト射出成形部材として構成されて
    おり、強い負荷の範囲には、補強金属板部材(17)(
    17’)(17”)が設けてあることを特徴とする車両
    ルーフのフレーム装置。
  2. 【請求項2】  カバーの閉鎖位置の範囲においてフレ
    ーム(2) の少なくとも縦部材(3)(4)には、補
    強金属板部材(17)(17’)(17”)が配してあ
    ることを特徴とする請求項1記載の車両ルーフのフレー
    ム装置。
  3. 【請求項3】  補強金属板部材(17)が、鏡像対称
    に構成されていることを特徴とする請求項2記載の車両
    ルーフのフレーム装置。
  4. 【請求項4】  補強金属板部材(17’) が、同形
    に構成されていることを特徴とする請求項2記載の車両
    ルーフのフレーム装置。
  5. 【請求項5】  縦部材(3)(4)および横方向の結
    合に役立つ横部材(5)(6)が、一体に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4の1つに記載の車両ル
    ーフのフレーム装置。
  6. 【請求項6】  横部材(6) が、補強金属板部材(
    17”) によって補強されているか、金属板部材で置
    換えられていることを特徴とする請求項5記載の車両ル
    ーフのフレーム装置。
  7. 【請求項7】  フレーム(2) には、固定ルーフ面
    (21)に固定するための固定フランジ(8)(9)(
    16)が射出成形されていることを特徴とする請求項1
    〜6の1つに記載の車両ルーフのフレーム装置。
  8. 【請求項8】  固定フランジ(8)(9)が、前縁及
    び/又は縦部材(3)(4)に設けてあることを特徴と
    する請求項7記載の車両ルーフのフレーム装置。
  9. 【請求項9】  フレーム(2) には、通水装置(1
    0)が形成されており、通水範囲が、固定ルーフ面(2
    1)の方向へ突出する縁(11)と、ルーフ開口部(1
    2)の方向の境壁(13)とを有し、ガイドが、固定ル
    ーフ面(21)の下方に位置することを特徴とする請求
    項1〜8の1つに記載の車両ルーフのフレーム装置。
  10. 【請求項10】  排水パイプ(14)が、フレーム(
    2) に形成された通水範囲から出ていることを特徴と
    する請求項9記載の車両ルーフのフレーム装置。
  11. 【請求項11】  フレーム(2) には、駆動装置(
    26)の駆動シャフト(28)の開口(7) が構成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜10の1つに記載
    の車両ルーフのフレーム装置。
  12. 【請求項12】  駆動シャフト(28)の開口(7)
     が、フレーム(2) に組込んだ軸受ブシュ(27)
    として構成されていることを特徴とする請求項11記載
    の車両ルーフのフレーム装置。
  13. 【請求項13】  通水範囲の突出縁(11)には、連
    続のパッキン(20)(20’) が設けてあることを
    特徴とする請求項9〜12の1つに記載の車両ルーフの
    フレーム装置。
  14. 【請求項14】  パッキン(20)(20’) が、
    差込んであるか、発泡固定してあるか、成形接合してあ
    ることを特徴とする請求項13記載の車両ルーフのフレ
    ーム装置。
  15. 【請求項15】  フレーム(2) には、ルーフ天蓋
    (32)を保持するためのクリップ結合部材(31)の
    形の装置が形成されていることを特徴とする請求項1〜
    14の1つに記載の車両ルーフのフレーム装置。
  16. 【請求項16】  フレーム(2) には、保持取手(
    34)をあらかじめ取付けるためのクリップ結合部材(
    33)の形の装置が形成されていることを特徴とする請
    求項1〜15の1つに記載の車両ルーフのフレーム装置
  17. 【請求項17】  フレーム(2) には、バックミラ
    ー、サンバイザ、ケーブルシャフト、リヤウインドワイ
    パ装置用通水ホースなどをあらかじめ取付けるためのク
    リップ結合部材(36)の形の装置が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜16の1つに記載の車両ルー
    フのフレーム装置。
JP3045139A 1990-04-20 1991-03-11 車両ルーフのフレーム装置 Pending JPH04212622A (ja)

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