JPH04207917A - ガス絶縁電気機器 - Google Patents

ガス絶縁電気機器

Info

Publication number
JPH04207917A
JPH04207917A JP2330704A JP33070490A JPH04207917A JP H04207917 A JPH04207917 A JP H04207917A JP 2330704 A JP2330704 A JP 2330704A JP 33070490 A JP33070490 A JP 33070490A JP H04207917 A JPH04207917 A JP H04207917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
gas
magnetic material
carrying part
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2330704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2918060B2 (ja
Inventor
Tokio Yamagiwa
山極 時生
Tsugutaka Tagawa
田川 承位
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2330704A priority Critical patent/JP2918060B2/ja
Priority to KR1019910021222A priority patent/KR970002006B1/ko
Priority to DE69125250T priority patent/DE69125250T2/de
Priority to AU88231/91A priority patent/AU644244B2/en
Priority to EP91310967A priority patent/EP0488695B1/en
Priority to CN91111255A priority patent/CN1048592C/zh
Publication of JPH04207917A publication Critical patent/JPH04207917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2918060B2 publication Critical patent/JP2918060B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はガス絶縁電気機器に係り、特に高周波サージを
抑制する磁性体を有したガス絶縁電気機器に関する。
[従来の技術] 一般に、変電所に構成されるガス絶縁電気機器において
は、サージ電圧、例えば断路器の開閉時に発生するサー
ジ電圧を抑制することによって信頼性の向上や機器の小
型化が図られている。
従来、この種のサージ電圧の抑制として、例えば実開昭
55−40918号公報に示されているように断路器の
開閉時に線路に抵抗を挿入することが行なわれているが
、これを実現するために断路器の可動電極の動作距離を
大きくしなければムらず機器を大型化させてしまう。
これに対して実開昭58−22808号公報、実開昭5
6−27808号公報および特開昭61−66510号
公報等に示されるように、断路器の接点近傍の一外周部
にリング状の磁性体を装着することが提案され、これに
よって小型な構成で高周波サージを吸収しようとしてい
る。
[発明が解決し孝うとする課題] しかしながら従来のリング状の磁性体を用いたガス絶縁
電気機器においては、磁性体によるサージ抑制効果が期
待できない場合があった。この点について、ガス絶縁電
気機器の回路図を示す第5図および第6図を用いて説明
する。
ガス絶縁電気機器の一端は引込みプツシジグ51を介し
て送電線50に接続され、また他端は変圧器等の変電設
備55に接続され、避雷l!52、断路器53および遮
断器54等を有して構成されている。断路器53の遮断
器54側にリング状の磁性体1が設けられている。第5
図は遮断器54が開路している状態で断路器53を開閉
する場合を示している。この状態では遮断器54によっ
て通電が断たれているが、断路器53の開閉を行なうと
ガス絶縁電気機器内には高周波のサージ電圧が発生する
。しかし1図示のように断路器53の遮断器54側に磁
性体1を配置し、この磁性体】で高周波サージを吸収す
ることにより遮断器54側へのサージの侵入を防止でき
る。
一方、第6図に示すように遮断器54の閉路状態で送電
線50を介して雷等の高周波サージ60が侵入した場合
について考えると、遮断器54が閉路されているために
通電電流i aが流れており、磁性体1の特性によって
は通電電流j1によって飽和状態になり、十分なサージ
抑制効果を期待することかできない。
本発明の目的は大電流通電状態でも十分なサージ抑制効
果を有するガス絶縁電気機器を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の第一番目の発明は上記目的を達成するために、
電気的に並列な電流通路を複数形成し、それぞれの電流
通路を形成する課電部導体の周囲に磁性体をそれぞれ設
けたことを特徴とする。
また本発明の第二番目の発明は上記目的を達成するため
に、三相一括形のガス絶縁電気機器において、三相の課
電部導体の周囲に三相−指形磁性体を配置したことを特
徴とする。
更に本発明の第三番目の発明は上記目的を達成するため
に、電流通路を形成する課電部導体の周囲に設けた磁性
体の周方向にギャップを形成したことを特徴とする。
[作用コ 本発明の第一番目の発明は上述の如き構成であるから、
電気的並列な複数の電流通路によって1本当りの課電部
導体を流れる通電電流を従来の場合よりも少なくするこ
とができ、これによって磁性体の通電電流による飽和を
防止してサージ抑制効果を高めることができる。
また本発明の第二番目の発明は上述のように三相の課電
部導体の周囲に三相一括形磁性体を配置したため、三相
交流の全電流値が零になり、これによって磁性体の通電
電流による飽和を防止してサージ抑制効果を高めること
ができる。
更に本発明の第三番目の発明は上述のように磁  。
性体の周方向を分断するギャップを形成し−たため飽和
状態となる通電電流の大きさを増大してサージ抑制効果
を高める二とができる。
[実施例]      ・ 以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明の一実施例によるガス絶縁電気機器の部
分断面斜視図である。
絶縁性ガスを封入した接地タンク10内には1対の直列
課電部導体20A、20F+が配置され。
これら両直列課電部導体20A、20Bの対向部にはそ
れぞれ径大の接続導体21A、21Bが接続されている
。この接続導体21A、21B間には三本の並列課電部
導体22a、22b、22cが電気的並列に接続されて
おり、これら並列*主部導体によって接続導体21A、
21B間の電流通路が形成されている。また各並列課電
部導体22a、22b、22cにはそれぞれリング状の
磁性体1a、lb、lcが挿入されている。
このような構成のガス絶縁電気機器によれば。
直列課電部導体21A、21Bを流れる通電電流jaは
、並列課電部導体22a、22b、22cにおいてそれ
ぞれ分散された分散電流111 j2+13として流れ
る。このため、例えばiユニ12=la=la/3であ
るなら、磁性体1a、lb、ICが飽和する通電電流は
従来の3倍にすることができる。従って、第6図の場合
と同じ磁性体を用いると共に、遮断器54の閉路状態に
おいて送電線50から雷等の高周波サージ60が侵入し
たとしても、磁性体の通電電流l、による飽和は防止さ
れており、サージ抑制効果を十分に発揮することがてき
る。
第2図は本発明の他の実施例によるガス絶縁電気機器の
部分断面斜視図である。
この実施例におけるガス絶l#電気機器は三相−話形で
あり、接地タンク内に三相の課電部導体20a、20b
、20cが配置されている。これら三相の課電部導体2
0a、20b、20cの外周番コはリング状の三相−話
形の磁性体1が配置され。
この磁性体1は絶縁支持物30a、30bによって接地
タンク10の内壁に電気的に絶縁された状態で支持固定
されている。
通常、三相交流の全電流値は零であるから、磁性体1を
貫通する電流の和(i、+i□十i3)は零であり、従
って磁性体1の通電電流による飽和は防止され、課電部
導体20a、20b、20cを伝播してくるサージは磁
性体]によって十分に抑制される。一般に磁性体1の製
作は径が大きくなる程困難になるので、本実施例は電圧
階級の低いガス絶縁電気機器、すなわち径を小さく構成
できるガス絶縁電気機器に適用するのが好まし、い6第
3図および第4図は本発明の更に異なる実施例によるガ
ス絶縁電気機器の部分断面斜視図および縦断面図である
二の実施例における磁性体1は先の実施例と同様に通電
電流i &が流れる課電部導体20の周囲に配置されて
いるが、その周方向を分断するギャップ40を有してい
る点で相違している。この磁性体1は第2図の場合と同
様に複数の絶縁支持物30a、30b、30cによって
接地タンク10へ電気的に絶縁した状態で支持固定され
ている。
このようにリング状の磁性体1にギャップ40を形成す
ると、通電電流i、が比較的大きくなっても飽和するこ
とはなく、従って第6図に示すように遮断器54が閉路
している状態で送電線50に高周波サージが侵入しても
このサージ電圧を十分に抑制することができる。
尚、上述した各実施例の特徴を併用してガス絶縁電気機
器に適用することができる。例えば第1図および第2図
に示す磁性体lに周方向を分断するギャップを形成して
も良い。
第5図および第6図は前述したようにガスIi!縁電気
機器の回路図を示している。第5図の如き遮断器54が
開路している状態において磁性体]を配置した部分の訓
電部導体には通電電流が流れないので、磁性体】は通電
電流によって飽和状態となることはない。一方、第6図
の如く遮断器54の閉路状態において送電線5oに侵入
したサージは磁性体]を配置した部分の訓電部導体を流
れ、通電電流による磁性体1の飽和が問題となる。
前者の状態で断路器53を開閉したとき1回路構成条件
によっても異なるが1〜10MHz程度の高周波サージ
が発生する。このようなサージの抑制として用いる磁性
体1はフェライトが有効である。また後者の状態で送電
g 50からサージが侵入する場合は、上述の断路器5
3の開閉時のサージに比へて低い周波数、つまり250
〜500kH1程度の高周波サージが発生するので、断
路器の開閉時のサージに対する材質よりも低い周波数抑
制用の材質で磁性体1を構成すれば良い。
また上述の説明から分かるように、遮断$54が閉路状
態で通電電流i、が流九でいる場合に磁性体1の飽和が
問題となるから、第1図〜第4図に示した磁性体1は、
第6図における断路器53よりも送電線側、望ましくは
ガス絶縁電気機器の送電線側に設けるのが良く、断路!
I53よりも遮断器54側に設ける磁性体については本
発明を適用しなくても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の第一番目の発明は電気的並
列な複数の電流通路によって一本当りの課電部導体を流
れる通電電流を従来の場合よりも少なくし各課電部導体
にそれぞれ磁性体を設けたため、磁性体の通電電流によ
る飽和を防止してサージ抑制効果を高めることができる
また本発明の第二番目の発明は一三相の課電部導体の周
囲に三相−話形磁性体を配置したため、三相交流の全電
流値が零になり、これによって磁性体の通電電流による
飽和を防止してサージ抑制効果を高めることができる。
更に本発明の第三番目の発明は、磁性体の局方向を分断
するギャップを形成したため、飽和状態となる通電電流
の大きさを増大し、これによって、通電電流による飽和
状態を防止してサージ抑制効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本発明のそれぞれ異なる
実施例によるガス絶縁電気機器の部分断面斜視図、第4
図は第3図の縦断面図、第5図および第6図はそれぞれ
異なる状態のガス絶縁電気機器の回路図である。 1 、1 a、 1 b、 1 c−磁性体、20A、
20B・・・・・・直列課電部導体、20a、20b、
20c・・・・・・課電部導体、22a、22b、22
c・・・・・・並列課電部導体、40・・・・・・ギャ
ップ、5o・・・・・・送電線、53・・・・・・断路
器、54・・・・・遮断器。 、  −暑、− 代理人 弁理士  武 顕次部 ′−1−−−−:Ij
:j− 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁性ガスを封入した接地タンク内に課電部導体を
    配置し、この課電部導体の周囲に磁性体を配置して成る
    ガス絶縁電気機器において、上記課電部導体は、電気的
    に並列に接続した複数の並列課電部導体を有し、この各
    並列課電部導体の周囲にそれぞれ上記磁性体を配置した
    ことを特徴とするガス絶縁電気機器。 2、絶縁性ガスを封入した接地タンク内に課電部導体を
    配置し、この課電部導体の周囲に磁性体を配置して成る
    ガス絶縁電気において、上記課電部導体は上記接地タン
    ク内に三相分設けられ、これら三相分の課電部導体の周
    囲に三相一括形の上記磁性体を設けたことを特徴とする
    ガス絶縁電気機器。 3、絶縁性ガスを封入した接地タンク内に課電部導体を
    配置し、この課電部導体の周囲に磁性体を配置して成る
    ガス絶縁電気機器において、上記磁性体は、周方向に分
    断したギャップを有することを特徴とするガス絶縁電気
    機器。 4、請求項1〜3記載のものにおいて、上記ガス絶縁電
    気機器は、更に断路器を有すると共に、その一端を送電
    線に接続して成り、上記断路器よりも上記送電線側に上
    記磁性体を設けたことを特徴とするガス絶縁電気機器。 5、請求項4記載のものにおいて、上記磁性体は、25
    0〜500kHzの高周波サージに対して抑制効果を持
    つ材質で形成したことを特徴とするガス絶縁電気機器。
JP2330704A 1990-11-30 1990-11-30 ガス絶縁電気機器 Expired - Fee Related JP2918060B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2330704A JP2918060B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガス絶縁電気機器
KR1019910021222A KR970002006B1 (ko) 1990-11-30 1991-11-26 전기장치의 서지(surge)억제
DE69125250T DE69125250T2 (de) 1990-11-30 1991-11-27 Unterdrückung von Überspannungen in elektrischen Vorrichtungen
AU88231/91A AU644244B2 (en) 1990-11-30 1991-11-27 Surge suppression in electric apparatus
EP91310967A EP0488695B1 (en) 1990-11-30 1991-11-27 Surge suppression in electric apparatus
CN91111255A CN1048592C (zh) 1990-11-30 1991-11-30 电力设备中的浪涌抑制

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2330704A JP2918060B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガス絶縁電気機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04207917A true JPH04207917A (ja) 1992-07-29
JP2918060B2 JP2918060B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=18235630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2330704A Expired - Fee Related JP2918060B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ガス絶縁電気機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2918060B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102832562A (zh) * 2012-08-23 2012-12-19 云南电力试验研究院(集团)有限公司电力研究院 一种消除gisvfto残余电荷的泄漏电阻系统
CN103904633A (zh) * 2014-03-17 2014-07-02 华南理工大学 一种变电站母线下方端子箱抑制过电压的方法
CN104201590A (zh) * 2014-08-30 2014-12-10 华北电力大学(保定) 一种抑制gis内部高频传导干扰的方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102338273B1 (ko) * 2020-06-11 2021-12-14 한국전력공사 가스절연개폐장치용 자력지지 관통형 스페이서

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102832562A (zh) * 2012-08-23 2012-12-19 云南电力试验研究院(集团)有限公司电力研究院 一种消除gisvfto残余电荷的泄漏电阻系统
CN103904633A (zh) * 2014-03-17 2014-07-02 华南理工大学 一种变电站母线下方端子箱抑制过电压的方法
CN104201590A (zh) * 2014-08-30 2014-12-10 华北电力大学(保定) 一种抑制gis内部高频传导干扰的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2918060B2 (ja) 1999-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110205681A1 (en) Gas insulated switchgear
JPH04207917A (ja) ガス絶縁電気機器
KR970002006B1 (ko) 전기장치의 서지(surge)억제
JPS6226969Y2 (ja)
JPS5953773B2 (ja) 多相一括ガス絶縁電気機器
US3360686A (en) Lightning protection assembly for overhead lines
JP2986846B2 (ja) ガス断路器
JPH06505125A (ja) 変流器
JPS6119508Y2 (ja)
JP3074755B2 (ja) ガス絶縁電気機器
JP2002135920A (ja) 計器用変圧器
JPH0970115A (ja) 変圧器用ブッシング
JPH01308114A (ja) ガス絶縁電気機器
JP3369321B2 (ja) ガス絶縁開閉器
JPH0683524B2 (ja) ガス絶縁電気機器
JPH0217809A (ja) 高電圧機器
JPH0127391Y2 (ja)
JPH02164208A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0265019A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0274108A (ja) 高電圧機器
JPS61227323A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS59209011A (ja) ガス絶縁開閉装置の接地装置
JPS5915444B2 (ja) 管路形電気装置のサ−ジバイパス装置
JPH0232705A (ja) ガス絶縁ブッシング
JPH04190612A (ja) ガス絶縁電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees