JPS6226969Y2 - - Google Patents

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JPS6226969Y2
JPS6226969Y2 JP1979114461U JP11446179U JPS6226969Y2 JP S6226969 Y2 JPS6226969 Y2 JP S6226969Y2 JP 1979114461 U JP1979114461 U JP 1979114461U JP 11446179 U JP11446179 U JP 11446179U JP S6226969 Y2 JPS6226969 Y2 JP S6226969Y2
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JP
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outer case
frame
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conductor
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JP1979114461U
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外被ケースを多点接地したガス絶縁開
閉装置に関するものである。
従来のガス絶縁開閉装置の外被ケースの接地例
を第1図a,bに示す。主導体1はここに図示さ
れていない絶縁物を介して、各相の外被ケース2
内に固定され、外被ケース2内には絶縁性の高圧
SF6ガスが封入されている。さらに、外被ケース
2は電気的に接続されている脚3、架構4,5,
6を介して接地線7によつて大地に接地されてい
る。
今、主導体1に電流Iが流れると、図中に示す
ような磁束Φが発生する。すると、外被ケース
2、脚3、架構4を介して、磁束Φを打ち消そう
とするような電流iが流れることになる。その結
果として本来通電部として考慮されていないケー
スの脚3や架構4,5,6等が発熱することにな
る。更に、外部磁束Φによつて、主導体1に直交
する位置にある架構5や手摺などもうず電流の発
生によつて発熱することになる。この発熱による
温度上昇が30deg以上になると、人が触れたりし
た場合に大変危険であり、さらに機器の塗装や耐
蝕性に対しても悪影響を与えることになる。この
ように電位的には有利な多点接地には以上のよう
な欠点が含まれている。また、一般に架構4は外
被ケース2長に比べ短かくなつている。この場合
には特に架構4,5,6の温度上昇が顕著とな
る。
本考案の目的は、上記点に鑑みなされたもので
外装ケースを多点接地としかつ外被ケース長より
短かい架構上に載置した場合に特に問題となる外
被ケースを流れる電流の発生を抑制し、機器の発
熱を防止することが可能なガス絶縁開閉装置を得
ることにある。
以下本考案によるガス絶縁開閉装置の外被ケー
ス接地方式について図面を用いて説明する。第2
図において、主導体1を挿通した外被レケース2
は架構4,5,6の端部よりも外に向かつて伸び
ている。即ち、外被ケース2は外被ケース2長よ
り短かい共通の架構4,5,6上に載置してい
る。そして、相分離された各相の外被ケース2間
は短絡導体8にて接続する。この短絡導体8は架
構4,5,6の外側即ち図中X部に配置する。こ
こで第2図は2個所で接続してあるが、より多く
の個所に設けることもできる。
以上のような構造とすることにより短絡導体8
を主回路電流とほぼ同じの通電容量を持つものと
するならば、磁束によつて外被ケース2に生じる
電流は、各外被ケース2および新設の短絡導体8
によつて構成されるループ回路15,16,17
に流れることになり、脚3や架構4,5に流れる
電流は激減し、通電部分が限定される。また、こ
のループ電流15,16,17は主回路電流の80
%以上となるため、ループ電流によつて生じる磁
束が、主回路電流により生じる外部磁束を打ち消
すことになり、外被ケース2外における磁束密度
が大幅に減少する。以上の効果により第1図で示
したような電流iの発生や主回路に直交する架構
5等におけるうず電流の発生が抑えられ、結果と
して脚3、架構4,5等における発熱が防止出来
る。
また、特に主導体1が架構4,5,6の端部よ
りも外に向つて伸びている場合、短絡導体を架構
5よりも内側のY部に設置すると、外被ケース2
に流れる電流は脚3、架構4を介して架構5に流
れてしまう。その結果、脚3、架構4,5が発熱
することになる。従つて第2図のごとき、架構の
端部においては、前記短絡導体は特に架構の外
側、すなわち図中X部に設けるのが最も効果的で
ある。
短絡導体の取り付け位置は、各相の外被ケース
間が接続されるならば、ケースの上下、中央部い
ずれでもよく、その本数も任意であり、グレーチ
ング等の渡り板で代用することもできる。
なお、以上の説明はガス絶縁開閉装置の母線部
分においておこなつてが、短絡導体はしや断器、
断路器等、他の部分に取り付けることもできる。
以上のように本考案を実施することによつて、
架構等において不要な電流が流れることに起因す
る発熱を抑えることが出来、人体に与える危険性
を少くする。よつてガス絶縁開閉装置は信頼性の
ある多点接地とすることに問題が無く、さらに電
流の流れる所を外被ケースと短絡導体のみに限定
出来るので、架構等の通電容量を考慮する必要が
無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは相分離方式のガス絶縁開閉装置
の従来の構成を示す側面図及び正面図、第2図
a,bは本考案による短絡導体を設置した実施例
の平面図及び正面図である。 1……主導体、2……外被ケース、3……脚、
4……架構、5……架構、6……架構脚、7……
接地線、8……短絡導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相分離された主導体を挿通した各相の外被ケー
    スをこの外被ケース長より短かい共通の架構上に
    載置し、この架構を複数個所で多点接地するよう
    にしたもの於いて、前記相分離された各相の外被
    ケース間を電気的にこの外被ケースの軸方向に前
    記架構より外側に離間した2個所以上で短絡導体
    により接続したガス絶縁開閉装置。
JP1979114461U 1979-08-22 1979-08-22 Expired JPS6226969Y2 (ja)

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JP1979114461U JPS6226969Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22

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JPS5632908U JPS5632908U (ja) 1981-03-31
JPS6226969Y2 true JPS6226969Y2 (ja) 1987-07-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0681371B2 (ja) * 1984-11-21 1994-10-12 株式会社日立製作所 ガス絶縁開閉装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036972U (ja) * 1983-08-19 1985-03-14 日立電線株式会社 分解可能舞輪

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JPS6036972U (ja) * 1983-08-19 1985-03-14 日立電線株式会社 分解可能舞輪

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JPS5632908U (ja) 1981-03-31

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