JPS6233470Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233470Y2 JPS6233470Y2 JP1980032780U JP3278080U JPS6233470Y2 JP S6233470 Y2 JPS6233470 Y2 JP S6233470Y2 JP 1980032780 U JP1980032780 U JP 1980032780U JP 3278080 U JP3278080 U JP 3278080U JP S6233470 Y2 JPS6233470 Y2 JP S6233470Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- current transformer
- bushing
- conductor
- grounding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 15
- 230000016507 interphase Effects 0.000 claims description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ガス絶縁電気装置に関するもの
で、特にガス絶縁電気装置の接地装置の改良に関
するものである。
で、特にガス絶縁電気装置の接地装置の改良に関
するものである。
ガス絶縁電気装置として三相分離形ガス絶縁開
閉装置について述べると、従来のガス絶縁開閉装
置はその1相分が第1図に示すように、ブツシン
グタンク1a、断路器タンク2aを同一直線上に
設け、しや断器タンク4aがこれらと平行し、そ
れらと直角に変流器7aを具えた変流器タンク3
aが設けられて、π形に配置されていて、各タン
クは架台を通じ、架台に接続している接地線6に
より接地網を形成している主接地線5に接続され
ている。
閉装置について述べると、従来のガス絶縁開閉装
置はその1相分が第1図に示すように、ブツシン
グタンク1a、断路器タンク2aを同一直線上に
設け、しや断器タンク4aがこれらと平行し、そ
れらと直角に変流器7aを具えた変流器タンク3
aが設けられて、π形に配置されていて、各タン
クは架台を通じ、架台に接続している接地線6に
より接地網を形成している主接地線5に接続され
ている。
このような従来の構造において、タンク内に収
容している母線に電流が流れると、この電流によ
り、漏洩磁束が発生し、この磁束はタンクと接地
線6と主接地線5とからなる回路を貫通し、その
回路に誘導電流i1,i2が流れる。この誘導電流が
多く、接地線を過熱したり、溶断させる原因とな
る欠点があつた。又、地面から露出している接地
線の過熱による危険性も問題であつた。
容している母線に電流が流れると、この電流によ
り、漏洩磁束が発生し、この磁束はタンクと接地
線6と主接地線5とからなる回路を貫通し、その
回路に誘導電流i1,i2が流れる。この誘導電流が
多く、接地線を過熱したり、溶断させる原因とな
る欠点があつた。又、地面から露出している接地
線の過熱による危険性も問題であつた。
この考案は以上の欠点を除去することを目的と
し、簡単な構造より、タンク内に収容されている
母線に流れる電流により発生する漏洩磁束の接地
線を含む回路を貫通する量を減少させ、接地線す
なわち接地装置に流れる電流を低減しようとする
ものである。
し、簡単な構造より、タンク内に収容されている
母線に流れる電流により発生する漏洩磁束の接地
線を含む回路を貫通する量を減少させ、接地線す
なわち接地装置に流れる電流を低減しようとする
ものである。
以下に、図示する実施例に関してこの考案を説
明する。この考案においては、第2図に示すよう
にガス絶縁開閉装置のすべてのタンクすなわちブ
ツシングタンク1a、断路器タンク2a、変流器
タンク3a、しや断器タンク4a、の近傍に並行
配置されるように折曲形成した単一の短絡導体8
を設け、かつ、短絡導体8は各タンクの架台に結
合、取付けられ、電気的に各タンクに接続されて
いる。
明する。この考案においては、第2図に示すよう
にガス絶縁開閉装置のすべてのタンクすなわちブ
ツシングタンク1a、断路器タンク2a、変流器
タンク3a、しや断器タンク4a、の近傍に並行
配置されるように折曲形成した単一の短絡導体8
を設け、かつ、短絡導体8は各タンクの架台に結
合、取付けられ、電気的に各タンクに接続されて
いる。
このようにすることにより、タンク−架台−短
絡導体からなる回路が出来、この回路にも誘導電
流i3,i4が流れる。この誘導電流i3,i4は接地線を
含む回路に流れる誘導電流を分流し、又、接地線
を含む回路を貫通する漏洩磁束を減少させ、接地
線に流れる誘導電流を低減させる効果がある。
絡導体からなる回路が出来、この回路にも誘導電
流i3,i4が流れる。この誘導電流i3,i4は接地線を
含む回路に流れる誘導電流を分流し、又、接地線
を含む回路を貫通する漏洩磁束を減少させ、接地
線に流れる誘導電流を低減させる効果がある。
第3図はこの考案の他の実施例を示し、ガス絶
縁開閉装置は第2図に加え、タンクの他の側にも
短絡導体9を具え、この導体9はもう一方の短絡
導体8と電気的に接続し、タンク−架台−短絡導
体からなる回路のインピーダンスを低下させ、誘
導電流を多く流し、接地線を含む回路すなわち接
地装置回路に流れる誘導電流を低減させる。
縁開閉装置は第2図に加え、タンクの他の側にも
短絡導体9を具え、この導体9はもう一方の短絡
導体8と電気的に接続し、タンク−架台−短絡導
体からなる回路のインピーダンスを低下させ、誘
導電流を多く流し、接地線を含む回路すなわち接
地装置回路に流れる誘導電流を低減させる。
第4図はこの考案による三相分離形ガス絶縁開
閉装置の1実施例を示す斜視図で、母線電流がブ
ツシングより流入、流出するブツシングタンク1
a,1b,1cの相間を相間短絡導体10で接続
し、この導体とタンクに沿つて設けている短絡導
体8を接続している。
閉装置の1実施例を示す斜視図で、母線電流がブ
ツシングより流入、流出するブツシングタンク1
a,1b,1cの相間を相間短絡導体10で接続
し、この導体とタンクに沿つて設けている短絡導
体8を接続している。
この実施例ではこのように構成することにより
相間に渡る誘導電流を流し、接地線を含む回路に
流れる誘導電流を低減することができる。
相間に渡る誘導電流を流し、接地線を含む回路に
流れる誘導電流を低減することができる。
以上のように、この考案によれば、簡単な構造
の短絡導体および相間短絡導体を設けたことによ
り、接地線を含む回路に誘導される電流が低減で
きるので、接地線の過熱、溶断が防止できる。
又、露出接地線の過熱防止により、安全性が向上
する効果がある。
の短絡導体および相間短絡導体を設けたことによ
り、接地線を含む回路に誘導される電流が低減で
きるので、接地線の過熱、溶断が防止できる。
又、露出接地線の過熱防止により、安全性が向上
する効果がある。
以上の説明からこの考案はガス絶縁母線にも適
用できることが容易に理解されるであろう。
用できることが容易に理解されるであろう。
第1図は従来のガス絶縁開閉装置の一部を示す
斜視図、第2及び第3図はそれぞれこの考案の実
施例のガス絶縁開閉装置の第1図と同様の部分を
示す斜視図、第4図はこの考案を三相分離形ガス
絶縁開閉装置に実施した実施例を示す斜視図であ
る。 1a,1b,1c……ブツシングタンク、2
a,2b,2c……断路器タンク、3a,3b,
3c……変流器タンク、4a,4b,4c……し
や断器タンク、5……主接地線、6……接地線、
i1〜i4……誘導電流、7……変流器、8,9……
短絡導体、10……相間短絡導体。
斜視図、第2及び第3図はそれぞれこの考案の実
施例のガス絶縁開閉装置の第1図と同様の部分を
示す斜視図、第4図はこの考案を三相分離形ガス
絶縁開閉装置に実施した実施例を示す斜視図であ
る。 1a,1b,1c……ブツシングタンク、2
a,2b,2c……断路器タンク、3a,3b,
3c……変流器タンク、4a,4b,4c……し
や断器タンク、5……主接地線、6……接地線、
i1〜i4……誘導電流、7……変流器、8,9……
短絡導体、10……相間短絡導体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 しや断器タンクと、このしや断器タンクに一端
がそれぞれ結合され略直角に延びた1対の変流器
タンクと、前記しや断器タンクと平行にブツシン
グタンクを挾んで配置され前記変流器タンクの他
端がそれぞれ結合された第1、第2の断路器タン
クとからなる一相分を3連設してなるガス絶縁電
気装置において、 前記ブツシングタンク、前記断路器タンク、前
記変流器タンクおよび前記しや断器タンクの近傍
に並行配置されるように折曲され、前記各タンク
の架台に接続された単一体の短絡導体と、 前記短絡導体を接地網に接続した接地線と、 前記ブツシングタンクの相間を接続した相間短
絡導体と、 を備えてなることを特徴とするガス絶縁電気装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980032780U JPS6233470Y2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980032780U JPS6233470Y2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56136414U JPS56136414U (ja) | 1981-10-16 |
JPS6233470Y2 true JPS6233470Y2 (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=29628520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980032780U Expired JPS6233470Y2 (ja) | 1980-03-12 | 1980-03-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6233470Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52156347A (en) * | 1976-06-23 | 1977-12-26 | Toshiba Corp | Gas insulated switch |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54178045U (ja) * | 1978-06-07 | 1979-12-15 |
-
1980
- 1980-03-12 JP JP1980032780U patent/JPS6233470Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52156347A (en) * | 1976-06-23 | 1977-12-26 | Toshiba Corp | Gas insulated switch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56136414U (ja) | 1981-10-16 |