JP2736110B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JP2736110B2 JP2736110B2 JP1074869A JP7486989A JP2736110B2 JP 2736110 B2 JP2736110 B2 JP 2736110B2 JP 1074869 A JP1074869 A JP 1074869A JP 7486989 A JP7486989 A JP 7486989A JP 2736110 B2 JP2736110 B2 JP 2736110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus
- line
- insulated switchgear
- inspection
- gas insulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
し部を有する遮断器を使用した2重母線方式のガス絶縁
開閉装置に関するものである。
母線方式一回線分の単線結線図を示すもので、ガス遮断
器GCBは、その一極側が線路用断路器DS3、点検用接地開
閉器ES3及び線路用接地開閉器ES4を介してケーブル接続
部CHに接続されている。なお、CT1は変流器である。一
方、ガス遮断器GCBの他極側は、主母線BUS1用の断路器D
S1、点検用接地開閉器ES1及び主母線BUS2用の断路器DS
2、点検用接地開閉器ES2を介して、それぞれ主母線BUS
1、BUS2に接続されている。
めに用いられる母線連絡回線は、第4図の単線結線図に
示した様に構成されている。即ち、ガス遮断器GCBの一
端に、点検用接地開閉器ES1及び主母線BUS1用の断路器D
S1を介して、主母線BUS1が接続され、また、他端に、点
検用接地開閉器ES2及び主母線BUS2用の断路器DS2を介し
て、主母線BUS2が接続されている。
縁開閉装置においては、以下に述べる様な解決すべき課
題があった。
絶縁開閉装置及び母線連絡回線用ガス絶縁開閉装置を、
それぞれ別個のものとして設計並びに製造するのは、非
常に不経済であり、共通な構成要素については共用する
ことができるように設計することが切望されていた。
ので、その目的は、送受電回線用及び母線連絡回線用の
両方に用いることができるように構成した、効率的なガ
ス絶縁開閉装置を提供することにある。
つの分岐口出し部を設け、前記分岐口出し部の一つに線
路側機器を接続し、他の2つの分岐口出し部に点検用接
地開閉器を有する母線一体形断路器をそれぞれ接続して
送受電回線を構成する二重母線方式のガス絶縁開閉装置
において、遮断器タンクの側面に設けられた分岐口出し
部の内、線路側機器が接続される分岐口出し部を閉塞板
で閉塞し、他の2つの分岐口出し部に点検用接地開閉器
を有する母線一体形断路器をそれぞれ接続し、これらの
母線に遮断器容器内の遮断部から導出した通電導体を接
続することにより、母線連絡回線を構成することができ
るようにしたことを特徴とするものである。
器を用いて、送受電回線用ガス絶縁開閉装置あるいは母
線連絡回線用ガス絶縁開閉装置を構成することができる
ので、装置の構成機器の標準化を行うことができ、経済
性が大幅に向上する。(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て具体的に説明する。
に、内部に絶縁ガスが封入される遮断器の容器1内に、
その軸方向に遮断部2が配設され、その上下端部よりそ
れぞれ通電導体3,4が導出され、また、上方に導出され
た通電導体3の周囲には、遮断部2と同軸方向に変流器
5が配設されている。さらに、この容器1には、軸方向
と直交する水平方向に3つの口出し部1a,1b,1cが一列に
並べて設けられており、上部の口出し端子部1aの上下範
囲内に、前記変流器5の上端が位置するように構成され
ている。
して用いる場合には、その構成機器は以下に述べる様に
配置される。即ち、第1図に示した様に、遮断部2の下
方より引き出された通電導体4が、遮断部2の直近の位
置で水平方向に曲げられ、下部口出し端子部1cより引き
出されている。また、遮断部2の上方より引き出された
通電導体3は、変流器5の上端の位置において水平に曲
げられた後、いったん下方に曲げられてU字形を形成
し、再び水平方向に曲げられて、中央の口出し端子部1b
より引き出されている。さらに、上部口出し端子部1aに
は、その開口部を閉塞する閉塞板6が取付けられてい
る。また、口出し端子部1b,1cより引き出された通電導
体3,4は、口出し端子部1b,1cにそれぞれ取付けられた主
母線7,8と一体に構成された、点検用接地開閉器付き断
路器9,10の固定電極側とそれぞれ接続されている。な
お、前記点検用接地開閉器付き断路器9,10の容器端部は
閉塞されており、また、断路器9,10の可動電極は主母線
7,8とそれぞれ接続されている。
器10a、通電導体4、遮断部2、通電導体3、点検用接
地開閉器9a、断路器9及び主母線7の電路を有する母線
連絡用ガス絶縁開閉装置を構成することができる。
器は以下に述べる様に配置される。即ち、第2図に示し
た様に、口出し端子部1aに配設されていた閉塞板6を取
外し、ここに線路側構成機器である、点検用接地開閉器
14、線路側断路器15、線路用接地開閉器16及びケーブル
ヘッド17が接続されている。また、遮断部2の上方より
引き出された通電導体11は、変流器5の上端の位置にお
いて水平に曲げられた後、いったん下方に曲げられてU
字形を形成し、再び水平方向に曲げられて、上部口出し
端子部1aより線路側構成機器が収納された容器13に引き
出されている。一方、遮断部2の下方より引き出された
通電導体12は、容器1内で分岐されて分岐通電導体12a,
12bが形成され、一方の分岐通電導体12bが下部口出し端
子部1cより引き出されて主母線8に接続され、他方の通
電導体12aが中央の口出し端子部より引き出され、主母
線7に接続されている。
の形状は同一であっても、母線連絡回線用と、送電回線
用の両方に用いることができるので、非常に経済的であ
る。また、点検用接地開閉器を断路器と一体に構成し
て、中央の口出し端子部1bあるいは下部口出し端子部1c
に配設したので、上部口出し端子部1aに配設されていた
従来型に比べて、点検作業が容易なものとなり、操作性
が大幅に向上する。
なく、受電回線用として用いることもできる。
面に形成した3つの口出し部に接続する機器を適宜変更
することにより、送受電回線用あるいは母線連絡回線用
の両方に用いることができる、効率的なガス絶縁開閉装
置を提供することができる。
して用いた場合の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明のガス絶縁開閉装置を送電回線用として用いた場合の
一実施例を示す断面図、第3図は一般的な送電回線を示
す単線結線図、第4図は一般的な母線連絡回線を示す単
線結線図である。 1……容器、1a,1b,1c……口出し端子部、2……遮断
部、3,4……通電導体、5……変流器、6……閉塞板、
7,8……主母線、9,10……主母線断路器、9a.10a……点
検用接地開閉器、11,12……通電導体、13……容器、14
……点検用接地開閉器、15……線路用断路器、16……線
路用接地開閉器、17……ケーブルヘッド。
Claims (1)
- 【請求項1】縦形の遮断器タンクの側面に少なくとも3
つの分岐口出し部を設け、前記分岐口出し部の一つに線
路側機器を接続し、他の2つの分岐口出し部に点検用接
地開閉器を有する母線一体形断路器をそれぞれ接続して
送受電回線を構成する二重母線方式のガス絶縁開閉装置
において、 前記遮断器タンクの側面に設けられた分岐口出し部の
内、線路側機器が接続される分岐口出し部を閉塞板で閉
塞し、他の2つの分岐口出し部に点検用接地開閉器を有
する母線一体形断路器をそれぞれ接続し、これらの母線
に遮断器容器内の遮断部から導出した通電導体を接続す
ることにより、母線連絡回線を構成することができるよ
うにしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074869A JP2736110B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074869A JP2736110B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02254907A JPH02254907A (ja) | 1990-10-15 |
| JP2736110B2 true JP2736110B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=13559769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1074869A Expired - Lifetime JP2736110B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2736110B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008139592A1 (ja) | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Mitsubishi Electric Corporation | ガス絶縁開閉装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08336214A (ja) * | 1995-06-08 | 1996-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁開閉装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61121707A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-09 | 株式会社東芝 | 母線連絡用ガス絶縁開閉装置 |
| JPS6277810A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 | 株式会社東芝 | ガス絶縁開閉装置 |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1074869A patent/JP2736110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008139592A1 (ja) | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Mitsubishi Electric Corporation | ガス絶縁開閉装置 |
| US7911770B2 (en) | 2007-05-11 | 2011-03-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas insulated switchgear |
| EP3048682A1 (en) | 2007-05-11 | 2016-07-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas insulated switchgear |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02254907A (ja) | 1990-10-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101097616B1 (ko) | 가스절연 개폐장치의 다용도 외함 모듈 | |
| JP2736110B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| KR19980086690A (ko) | 고전압 스위치기어 조립체 | |
| CN100355171C (zh) | 开关设备 | |
| RU2389103C2 (ru) | Многофазный коммутационный аппарат с, по крайней мере, тремя подобными размыкающими блоками | |
| JP2007028776A (ja) | ガス絶縁スイッチギヤ | |
| JPH01303002A (ja) | 受電用ガス絶縁開閉装置 | |
| JP2576739B2 (ja) | ガス絶縁複合開閉装置 | |
| KR200496464Y1 (ko) | 가스절연 개폐장치와 고체절연 개폐장치의 연결부 | |
| JP2672666B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JP3169251B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| EP1705767A1 (en) | Combined disconnector-earthing switch device | |
| JP4397671B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JP3558736B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH0564003B2 (ja) | ||
| JPH07123547A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS59181909A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH0458704A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6135772B2 (ja) | ||
| JPH0655008B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH0564004B2 (ja) | ||
| JPS60213205A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS60213208A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH063962B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6135773B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 12 |