JP2612290B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス絶縁開放装置に係り、特に母線区分用開
閉装置の構成に関する。
閉装置の構成に関する。
一般に変電所等においては、事故波及範囲を制限する
ために、主母線に母線区分用開閉装置が設けられ、万一
の事故発生時に母線区分用開閉装置を開いて、事故部分
から健全部分を切離せるように構成されている。
ために、主母線に母線区分用開閉装置が設けられ、万一
の事故発生時に母線区分用開閉装置を開いて、事故部分
から健全部分を切離せるように構成されている。
系統容量が小さい場合における従来の母線区分用開閉
装置は、第9図に示すように断路器によつて構成されて
いた。
装置は、第9図に示すように断路器によつて構成されて
いた。
つまり、ほぼ同一軸線に丙母線1と甲母線2とを配置
し、この対向部近傍にはそれぞれ上方に延びた容器を有
する断路器18,19を構成し、両断路器18,19の対向部間を
接続していた。この種の構成は例えば特開昭58−92812
号公報に示されている。
し、この対向部近傍にはそれぞれ上方に延びた容器を有
する断路器18,19を構成し、両断路器18,19の対向部間を
接続していた。この種の構成は例えば特開昭58−92812
号公報に示されている。
しかしながら系統容量の増大等に伴つて母線区分用開
閉装置を遮断器で構成するようにしたい場合がある。こ
のため第9図の構成に遮断器等を追加しなければならな
いが、従来の母線区分用開閉装置は、出来るだけ使用容
器数を少なくすると共に据付面積を小さくするというガ
ス絶縁開閉装置の要求から図示の如くに構成されてい
た。
閉装置を遮断器で構成するようにしたい場合がある。こ
のため第9図の構成に遮断器等を追加しなければならな
いが、従来の母線区分用開閉装置は、出来るだけ使用容
器数を少なくすると共に据付面積を小さくするというガ
ス絶縁開閉装置の要求から図示の如くに構成されてい
た。
従つて、断路器18,19間に新たに遮断器を接続するた
めには、両者の対向部間の接続を解くことが必要であ
り、これは断路器18,19内の絶縁性ガスを回収すること
が必要になる。このため断路器18,19の開路によつて極
間の絶縁を保持できないので、結局、母線1,2の運転を
停止しなければならない。また遮断器との接続の都合
上、断路器18,19の容器の形状を変えたり、母線1,2の対
向部近傍の構成までも変えなければならないので、母線
1,2の停電時間が非常に長くなつてしまう。
めには、両者の対向部間の接続を解くことが必要であ
り、これは断路器18,19内の絶縁性ガスを回収すること
が必要になる。このため断路器18,19の開路によつて極
間の絶縁を保持できないので、結局、母線1,2の運転を
停止しなければならない。また遮断器との接続の都合
上、断路器18,19の容器の形状を変えたり、母線1,2の対
向部近傍の構成までも変えなければならないので、母線
1,2の停電時間が非常に長くなつてしまう。
本発明の目的は、両主母線の同時停電を防止して方式
変更できる母線区分用開閉装置を備えたガス絶縁開閉装
置を提供するにある。
変更できる母線区分用開閉装置を備えたガス絶縁開閉装
置を提供するにある。
本発明は上記目的を達成するために、ほぼ同一軸線上
に配置した母線の対向部に、それぞれ上方に延びた断路
器を設け、これら断路器の母線と反対側の端子は、母線
の軸線に直交する方向にそれぞれ導出し、この導出部に
それぞれ絶縁スペーサを設けて断路器の一方のガス区画
部とし、母線区分用開閉装置が断路器方式の場合、上記
導出部間を上記絶縁スペーサを介して接続用母線によつ
て接続したことを特徴とする。
に配置した母線の対向部に、それぞれ上方に延びた断路
器を設け、これら断路器の母線と反対側の端子は、母線
の軸線に直交する方向にそれぞれ導出し、この導出部に
それぞれ絶縁スペーサを設けて断路器の一方のガス区画
部とし、母線区分用開閉装置が断路器方式の場合、上記
導出部間を上記絶縁スペーサを介して接続用母線によつ
て接続したことを特徴とする。
そして、さらに具体的に、実施例に則していえば、つ
ぎの通りである。
ぎの通りである。
本発明は、端部が対向するようにしてほぼ同一軸線上
に配置した一対の母線と、これら一対の母線の上記各端
部にそれぞれ垂直に接続配置した第1と第2の断路器を
備えたガス絶縁開閉装置において、第1の断路器に、母
線から第1の高さで、且つ上記母線の軸線と直交する方
向に突出した接続用の第1の導出部と、この第1の導出
部に取り付けられた、主通電路形成用の埋込み導体を有
する気密封止用の第1の絶縁スペーサを設けると共に、 第2の断路器に、母線から、上記第1の高さより低い
第2の高さで、且つ母線の軸線と直交する方向に突出し
た接続用の第2の導出部と、この第2の導出部に取り付
けられた、主通電路形成用の埋込み導体を有する気密封
止用の第2の絶縁スペーサを設け、 上記第1と第2の導出部を、接続用母線、又は上記第
1の高さと上記第2の高さに合わせて各接続部を有する
遮断器の少なくとも一方により、上記第1と第2の絶縁
スペーサを介して、相互に接続することにより母線区分
用の開閉装置が形成されるようにしたことを特徴とする
ものである。
に配置した一対の母線と、これら一対の母線の上記各端
部にそれぞれ垂直に接続配置した第1と第2の断路器を
備えたガス絶縁開閉装置において、第1の断路器に、母
線から第1の高さで、且つ上記母線の軸線と直交する方
向に突出した接続用の第1の導出部と、この第1の導出
部に取り付けられた、主通電路形成用の埋込み導体を有
する気密封止用の第1の絶縁スペーサを設けると共に、 第2の断路器に、母線から、上記第1の高さより低い
第2の高さで、且つ母線の軸線と直交する方向に突出し
た接続用の第2の導出部と、この第2の導出部に取り付
けられた、主通電路形成用の埋込み導体を有する気密封
止用の第2の絶縁スペーサを設け、 上記第1と第2の導出部を、接続用母線、又は上記第
1の高さと上記第2の高さに合わせて各接続部を有する
遮断器の少なくとも一方により、上記第1と第2の絶縁
スペーサを介して、相互に接続することにより母線区分
用の開閉装置が形成されるようにしたことを特徴とする
ものである。
本発明によるガス絶縁開閉装置は上述のように母線区
分用開閉装置を構成したため遮断器を追加するために接
続用母線を取外しても断路器は絶縁スペーサによつてガ
ス区画状態を保持するから、断路器を開路すれば母線を
停電させることなく遮断器の追加のための作業を行なう
ことができる。
分用開閉装置を構成したため遮断器を追加するために接
続用母線を取外しても断路器は絶縁スペーサによつてガ
ス区画状態を保持するから、断路器を開路すれば母線を
停電させることなく遮断器の追加のための作業を行なう
ことができる。
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図〜第3図は断路器によつて母線区分用開閉装置
を構成した場合のガス絶縁開閉装置を示す平面図,正面
図および側面図である。
を構成した場合のガス絶縁開閉装置を示す平面図,正面
図および側面図である。
ほぼ同一軸線上に配置された甲母線2と丙母線1の対
向部には、それぞれ垂直方向に延びて断路器4,5が接続
されている。甲母線2側の断路器5は、その頭部に断路
部のための機構部を有すると共に、中間部に甲母線2の
軸線に直交する方向に導出した導出部5aを有している。
この導出部5aの高さは後日追加する縦形遮断器の下方の
端子に合致するよう設定されている。この導出部5aは特
に第1図に示すように絶縁スペーサ10によつて気密に封
じられている。断路器5は導出部5aの反対側の同一軸線
上に接地開閉器11を構成しており、この接地開閉器11は
断路器5の反母線側の導体を接地するように成されてい
る。
向部には、それぞれ垂直方向に延びて断路器4,5が接続
されている。甲母線2側の断路器5は、その頭部に断路
部のための機構部を有すると共に、中間部に甲母線2の
軸線に直交する方向に導出した導出部5aを有している。
この導出部5aの高さは後日追加する縦形遮断器の下方の
端子に合致するよう設定されている。この導出部5aは特
に第1図に示すように絶縁スペーサ10によつて気密に封
じられている。断路器5は導出部5aの反対側の同一軸線
上に接地開閉器11を構成しており、この接地開閉器11は
断路器5の反母線側の導体を接地するように成されてい
る。
一方、丙母線1の断路器4は、断路器5よりも軸長が
大きく、後日追加される縦形遮断器の上方の端子に合致
する位置に、丙母線1の軸線に直交する方向に導出した
導出部4aを形成している。この導出部4aは、第1図およ
び第3図に示す絶縁スペーサ8によつて気密に封じられ
ている。この絶縁スペーサ8は、先の絶縁スペーサ10も
同様であるが、主通電路を形成する埋込み導体を有し、
この埋込み導体は断路器4,5の反母線側の端子と電気的
に接続されている。断路器4の導出部4aの反対側の同一
軸線上には接地開閉器12が構成され、この接地開閉器12
は断路器5の反母線側の導体を接地するように成されて
いる。また本実施例では断路器4の導出部4aの下方に
は、ほぼ平行に導出された下方導出部4bが導出部5aとほ
ぼ同じ高さで形成されており、この導出部4bは通常、取
外し可能な端蓋13によつて気密を保持して封じられてい
る。このようにして各導出部4a,4b,5aは互いにほぼ平行
に形成され、導出部4a,5aはそれぞれ絶縁スペーサ8,10
によつて気密に封じられている。
大きく、後日追加される縦形遮断器の上方の端子に合致
する位置に、丙母線1の軸線に直交する方向に導出した
導出部4aを形成している。この導出部4aは、第1図およ
び第3図に示す絶縁スペーサ8によつて気密に封じられ
ている。この絶縁スペーサ8は、先の絶縁スペーサ10も
同様であるが、主通電路を形成する埋込み導体を有し、
この埋込み導体は断路器4,5の反母線側の端子と電気的
に接続されている。断路器4の導出部4aの反対側の同一
軸線上には接地開閉器12が構成され、この接地開閉器12
は断路器5の反母線側の導体を接地するように成されて
いる。また本実施例では断路器4の導出部4aの下方に
は、ほぼ平行に導出された下方導出部4bが導出部5aとほ
ぼ同じ高さで形成されており、この導出部4bは通常、取
外し可能な端蓋13によつて気密を保持して封じられてい
る。このようにして各導出部4a,4b,5aは互いにほぼ平行
に形成され、導出部4a,5aはそれぞれ絶縁スペーサ8,10
によつて気密に封じられている。
また導出部4a,5a間は、絶縁スペーサ8,10をそれぞれ
介して斜めの接続用母線7によつて取外し可能に接続さ
れている。
介して斜めの接続用母線7によつて取外し可能に接続さ
れている。
従って、特許請求の範囲にいう第1の断路器は、この
実施例では断路器4であり、第2の断路器は、同じく断
路器5になり、さらに第1の導出部は、導出部4aで、第
2の導出部は、導出部5aになる。
実施例では断路器4であり、第2の断路器は、同じく断
路器5になり、さらに第1の導出部は、導出部4aで、第
2の導出部は、導出部5aになる。
このような構成における電気回路は第7図の如くであ
り、絶縁スペーサ8および10は母線1,2と直交する方向
に面している。このため、接続用母線7の両端連結を解
くと、電気的接続部となる絶縁スペーサ8および10の埋
込み導体が同側に露出することになる。尚、甲および丙
母線2,1と平行に配置された乙母線3は、例えば非常用
であり、甲母線2と共に、また丙母線1と共に二重母線
を構成している。
り、絶縁スペーサ8および10は母線1,2と直交する方向
に面している。このため、接続用母線7の両端連結を解
くと、電気的接続部となる絶縁スペーサ8および10の埋
込み導体が同側に露出することになる。尚、甲および丙
母線2,1と平行に配置された乙母線3は、例えば非常用
であり、甲母線2と共に、また丙母線1と共に二重母線
を構成している。
このような構成の母線区分用開閉装置は第9図の従来
例と比べてもさほど複雑ではなく、また遮断器を用いた
母線区分用開閉装置に変更する場合、その効果を発揮す
る。
例と比べてもさほど複雑ではなく、また遮断器を用いた
母線区分用開閉装置に変更する場合、その効果を発揮す
る。
この変更は、先ず断路器4,5を開状態にし、接地開閉
器11,12を閉路して断路器4,5の反母線側導体を接地す
る。次いで接続用母線7内の絶縁性ガスを回収して取外
すが、断路器4,5の絶縁性ガスは回収しない。絶縁スペ
ーサ8,10により断路器4,5のガス区画が形成されている
ため、この作業中も断路器4,5の極間は良好に絶縁保持
される。しかも絶縁スペーサ8,10の埋込み導体は接地開
閉器11,12によつて接地されているので、作業者が電撃
を受けることもない。
器11,12を閉路して断路器4,5の反母線側導体を接地す
る。次いで接続用母線7内の絶縁性ガスを回収して取外
すが、断路器4,5の絶縁性ガスは回収しない。絶縁スペ
ーサ8,10により断路器4,5のガス区画が形成されている
ため、この作業中も断路器4,5の極間は良好に絶縁保持
される。しかも絶縁スペーサ8,10の埋込み導体は接地開
閉器11,12によつて接地されているので、作業者が電撃
を受けることもない。
次に第4図〜第6図に示すように、高さの低い方の断
路器5に対向するように新たな遮断器6を付加し、ほぼ
同じ高さとした導出部5aへ変流器15を介して遮断器6の
下方端子を接続する。一方、断路器4の導出部4aは、遮
断器6の上方端子とほぼ同じ高さであるが、母線1,2の
軸方向に位置がずれている。これは遮断器6が縦形であ
り、上下に並んで上方端子と下方端子を構成しているか
らである。遮断器6を縦形としているのは、母線区分用
開閉装置の変更が生ずる系統電圧では、主母線に接続さ
れるフイーダ用開閉装置の遮断器が縦形であるので、こ
れに合わせて全ての遮断器を列盤の如く構成するためで
ある。そこで、第4図に示すように母線1,2とほぼ平行
で水平に配置した接続用母線17を用い、この接続用母線
17における導出部4aと対向して形成した分岐部を絶縁ス
ペーサ8を介して導出部4aに接続している。また接続用
母線17の他端側は、遮断器6の上方端子側に形成した分
岐部に、変流器16を介して遮断器6の上方端子を接続し
ている。このように遮断器6を付加することによつて母
線区分用開閉装置は第1図〜第3図に示す状態よりも構
造が複雑になるが、このとき使用する接続用母線17が母
線1,2と平行な配置なので、構造をさほど複雑にしな
い。この利点を生かすために、断路器4は断路器5より
も高さを大きくして導出部4aを導出部5aより高くしてい
る。また、この構成は断路器4の下方導出部4bの近傍に
残余空間を形成することになるので、この下方導出部4b
に母線用計器用変圧器9を接続している。この母線用計
器用変圧器9は遮断器6の変流器15に並置されるので整
然とした構成となつている。
路器5に対向するように新たな遮断器6を付加し、ほぼ
同じ高さとした導出部5aへ変流器15を介して遮断器6の
下方端子を接続する。一方、断路器4の導出部4aは、遮
断器6の上方端子とほぼ同じ高さであるが、母線1,2の
軸方向に位置がずれている。これは遮断器6が縦形であ
り、上下に並んで上方端子と下方端子を構成しているか
らである。遮断器6を縦形としているのは、母線区分用
開閉装置の変更が生ずる系統電圧では、主母線に接続さ
れるフイーダ用開閉装置の遮断器が縦形であるので、こ
れに合わせて全ての遮断器を列盤の如く構成するためで
ある。そこで、第4図に示すように母線1,2とほぼ平行
で水平に配置した接続用母線17を用い、この接続用母線
17における導出部4aと対向して形成した分岐部を絶縁ス
ペーサ8を介して導出部4aに接続している。また接続用
母線17の他端側は、遮断器6の上方端子側に形成した分
岐部に、変流器16を介して遮断器6の上方端子を接続し
ている。このように遮断器6を付加することによつて母
線区分用開閉装置は第1図〜第3図に示す状態よりも構
造が複雑になるが、このとき使用する接続用母線17が母
線1,2と平行な配置なので、構造をさほど複雑にしな
い。この利点を生かすために、断路器4は断路器5より
も高さを大きくして導出部4aを導出部5aより高くしてい
る。また、この構成は断路器4の下方導出部4bの近傍に
残余空間を形成することになるので、この下方導出部4b
に母線用計器用変圧器9を接続している。この母線用計
器用変圧器9は遮断器6の変流器15に並置されるので整
然とした構成となつている。
母線用計器用変圧器9の接続に際しては、断路器4内
の絶縁性ガスを回収しなければならないので、丙母線1
の運転を停止させるが、甲母線2は運転を継続させるこ
とができ、しかも作業は従来例に比べて簡単である。
尚、第1図〜第3図の導出部4bに、他の導出部4a,5aと
同様に絶縁スペーサを設けて気密に封じ、絶縁スペーサ
の反断路器側を絶縁性ガスを充填した小容器で取外し可
能に封じるなら、母線用計器用変圧器9の接続時にも丙
母線1を停電させることなく行なえる。
の絶縁性ガスを回収しなければならないので、丙母線1
の運転を停止させるが、甲母線2は運転を継続させるこ
とができ、しかも作業は従来例に比べて簡単である。
尚、第1図〜第3図の導出部4bに、他の導出部4a,5aと
同様に絶縁スペーサを設けて気密に封じ、絶縁スペーサ
の反断路器側を絶縁性ガスを充填した小容器で取外し可
能に封じるなら、母線用計器用変圧器9の接続時にも丙
母線1を停電させることなく行なえる。
上述の作業によつて第8図に示す回路の母線区分用開
閉装置が得られ、接続作業終了後、接続用母線17に絶縁
性ガスを充填し、接地開閉器11,12を開き、断路器4,5を
閉路して通常運転を行なうことができる。
閉装置が得られ、接続作業終了後、接続用母線17に絶縁
性ガスを充填し、接地開閉器11,12を開き、断路器4,5を
閉路して通常運転を行なうことができる。
尚、縦形遮断器6を低い方の断路器5に対向させてい
るが、高い方の断路器4に対向させ、接続用母線17で遮
断器6の下方端子と、低い方の断路器5の導出部5aとを
接続することも考えられる。しかし、この場合、導出部
5aよりも更に低い位置に別の導出部を形成して母線用計
器用変圧器9を接続しなげればならない。つまり母線用
計器用変圧器9は断路器5よりも甲母線2側に接続しな
ければならないからである。これは断路器5の容器の形
成が難しく、結局、導出部5aを遮断器6の下方端子より
も高い位置にしてしまうことになるので、第4図〜第6
図に示す実施例の方が望ましい。
るが、高い方の断路器4に対向させ、接続用母線17で遮
断器6の下方端子と、低い方の断路器5の導出部5aとを
接続することも考えられる。しかし、この場合、導出部
5aよりも更に低い位置に別の導出部を形成して母線用計
器用変圧器9を接続しなげればならない。つまり母線用
計器用変圧器9は断路器5よりも甲母線2側に接続しな
ければならないからである。これは断路器5の容器の形
成が難しく、結局、導出部5aを遮断器6の下方端子より
も高い位置にしてしまうことになるので、第4図〜第6
図に示す実施例の方が望ましい。
以上説明したように本発明は、縦形遮断器の上方端子
および下方端子と同じ高さの位置に導出部をそれぞれ有
するよう断路器の高さを代えて構成し、両導出部に設け
た絶縁スペーサを介して両導出部間を斜めに配置した直
線状の接続用母線で接続したため、容器の数を余り増大
せず簡単な構成で、かつ遮断器を付加するときに両母線
を同時に停電させることのない母線区分用開閉装置を有
するガス絶縁開閉装置が得られる。
および下方端子と同じ高さの位置に導出部をそれぞれ有
するよう断路器の高さを代えて構成し、両導出部に設け
た絶縁スペーサを介して両導出部間を斜めに配置した直
線状の接続用母線で接続したため、容器の数を余り増大
せず簡単な構成で、かつ遮断器を付加するときに両母線
を同時に停電させることのない母線区分用開閉装置を有
するガス絶縁開閉装置が得られる。
また本発明は遮断器を用いて母線区分用開閉装置を構
成したとき、上記絶縁スペーサを介して遮断器の上方端
子および下方端子を接続するようにしたため、母線を停
電させることなく作業を行なうことができ、また母線と
平行に配置した接続用母線の両端を、断路器の上方の導
出部と遮断器の上方端子とに接続したため、構造を簡素
にすることができる。
成したとき、上記絶縁スペーサを介して遮断器の上方端
子および下方端子を接続するようにしたため、母線を停
電させることなく作業を行なうことができ、また母線と
平行に配置した接続用母線の両端を、断路器の上方の導
出部と遮断器の上方端子とに接続したため、構造を簡素
にすることができる。
第1図は本発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置の要
部を示す平面図、第2図は第1図の正面図、第3図は第
1図の側面図、第4図は本発明の他の実施例によるガス
絶縁開閉装置の要部を示す平面図、第5図は第4図のガ
ス絶縁開閉装置の背面図、第6図は第4図の側面図、第
7図は第1図の電気回路図、第8図は第4図の電気回路
図、第9図は従来のガス絶縁開閉装置の正面図である。 1……丙母線、2……甲母線、4,5……断路器、4a,5a…
…導出部、6……遮断器、7……接続用母線、8,10……
絶縁スペーサ、11,12……接地開閉器、17……接続用母
線。
部を示す平面図、第2図は第1図の正面図、第3図は第
1図の側面図、第4図は本発明の他の実施例によるガス
絶縁開閉装置の要部を示す平面図、第5図は第4図のガ
ス絶縁開閉装置の背面図、第6図は第4図の側面図、第
7図は第1図の電気回路図、第8図は第4図の電気回路
図、第9図は従来のガス絶縁開閉装置の正面図である。 1……丙母線、2……甲母線、4,5……断路器、4a,5a…
…導出部、6……遮断器、7……接続用母線、8,10……
絶縁スペーサ、11,12……接地開閉器、17……接続用母
線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩野谷 貢 茨城県日立市国分町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 鈴木 芳郎 茨城県日立市国分町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所国分工場内
Claims (2)
- 【請求項1】端部が対向するようにしてほぼ同一軸線上
に配置した一対の母線と、これら一対の母線の上記各端
部にそれぞれ垂直に接続配置した第1と第2の断路器を
備えたガス絶縁開閉装置において、 上記第1の断路器に、 上記母線から第1の高さで、且つ上記母線の軸線と直交
する方向に突出した接続用の第1の導出部と、 この第1の導出部に取り付けられた、主通電路形成用の
埋込み導体を有する気密封止用の第1の絶縁スペーサを
設けると共に、 上記第2の断路器に、 上記母線から、上記第1の高さより低い第2の高さで、
且つ上記母線の軸線と直交する方向に突出した接続用の
第2の導出部と、 この第2の導出部に取り付けられた、主通電路形成用の
埋込み導体を有する気密封止用の第2の絶縁スペーサを
設け、 上記第1と第2の導出部を、接続用母線、又は上記第1
の高さと上記第2の高さに合わせて各接続部を有する遮
断器の少なくとも一方により、上記第1と第2の絶縁ス
ペーサを介して、相互に接続することにより母線区分用
の開閉装置が形成されるように構成したことを特徴とす
るガス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】請求項1の発明において、 上記第1の断路器は、上記第1の導出部の下側に、計器
用変圧器接続用の第3の導出部を備えていることを特徴
とするガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63035313A JP2612290B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63035313A JP2612290B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01214204A JPH01214204A (ja) | 1989-08-28 |
JP2612290B2 true JP2612290B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=12438315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63035313A Expired - Fee Related JP2612290B2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | ガス絶縁開閉装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2612290B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5915212B2 (ja) * | 1979-11-29 | 1984-04-07 | 富士通株式会社 | 発振回路 |
JPS6277009A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-09 | 株式会社東芝 | ガス絶縁開閉装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5915212U (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-30 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP63035313A patent/JP2612290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5915212B2 (ja) * | 1979-11-29 | 1984-04-07 | 富士通株式会社 | 発振回路 |
JPS6277009A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-09 | 株式会社東芝 | ガス絶縁開閉装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01214204A (ja) | 1989-08-28 |
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