JPH08275322A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH08275322A
JPH08275322A JP7074912A JP7491295A JPH08275322A JP H08275322 A JPH08275322 A JP H08275322A JP 7074912 A JP7074912 A JP 7074912A JP 7491295 A JP7491295 A JP 7491295A JP H08275322 A JPH08275322 A JP H08275322A
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JP
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busbar
main busbar
bus
circuit breaker
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JP7074912A
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Inventor
Masayuki Kosakata
昌幸 小坂田
Takehisa Miyamoto
剛寿 宮本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の全高を低くすることを可能とするガス
絶縁開閉装置を提供する。 【構成】 主母線A−Bus,B−Busは、それぞれ
が据付面に対して水平であり、かつ、互いに平行に配置
され、母線連絡用遮断器CBは、その軸方向が据付面に
対して平行であり、かつ、主母線A−Bus,B−Bu
sの軸方向と直交するように配置され、断路器DS1,
DS2は、主母線A−Bus,B−Busの各々と母線
連絡用遮断器CBとの接続部にそれぞれ設けられる。こ
れにより、一方の主母線上を他方の主母線と母線連絡用
遮断器CBとを接続する管路等が通過することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統におけるガス
絶縁開閉装置に係り、特に、主母線同士を接続する母線
連絡回線の構成に改良を施したガス絶縁開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス絶縁開閉装置(以下、GI
Sと称す)は、絶縁性及び消弧性に非常に優れたSF6
ガス等を充填した容器内に遮断器及び断路器等を収納す
ると共に、母線等の機器を組み合わせて構成されてい
る。この種の開閉装置は、気中絶縁方式の開閉装置に比
べて著しく小型に構成することが可能であるという長所
があり、近年、広く普及し稼働している。特に、地価高
騰が進む今日では、GISによる変電設備を建物の地下
もしくは建物内に収納することにより、土地の有効利用
を図るという要望が強まっている。
【0003】この場合、GISを収納する部分の階高
は、GIS自体の高さに加え、保守及び点検のためにG
ISの構成要素を吊り上げる寸法も考慮して設計されな
ければならない。そのため、GIS自体の高さが高いこ
とと相俟って、一般の建築物よりも高い階高寸法を確保
する必要があった。このような点を考慮し、GIS自身
の全高を極力低くすることが要求されており、二重化し
た主母線を同一平面上に配置すると共に、変圧器及び送
電線等への引出し部分の構成要素についても、極力高さ
寸法を低減する試みが図られている。
【0004】上述したGISとして、2つの主母線がそ
れぞれ複数に分割されており、それら分割された主母線
間を接続するための母線区分回線と、2つの主母線を電
気的に接続するための母線連絡回線とが設けられたもの
が知られている。また、これら2つの主母線には、変圧
器及び送電線等の外部に接続される引出し回線が設けら
れている。このようなGISにおいては、2つの主母線
が平行に配置されており、これら各主母線を連絡する母
線連絡回線が、両主母線と直交するように配置されてい
る。
【0005】図7は、三相の導体を1つの容器に収納し
た三相一括形GISにおける母線連絡回線TIEの機器
構成を示す側面図である。同図において、2つの主母線
A−Bus,B−Busは、据付面に対して水平であ
り、かつ、互いに平行に設置されている。また、母線連
絡用遮断器CBは、据付面に対して垂直に配置されてお
り、主母線B−Busに近接して設けられている。この
母線連絡用遮断器CBは、いずれかの主母線A−Bu
s,B−Busに事故が発生した場合に、その開閉動作
によって主母線の切換を行い、健全な主母線に運転を続
行させるものである。また、この母線連絡用遮断器CB
の上部端子には、管路U−Bus及び断路器DS1を介
して主母線A−Busが接続されており、下部端子に
は、断路器DS2を介して主母線B−Busが接続され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したG
ISにおいて、主母線A−Bus,B−Busを同一平
面上に並べて配置する場合、母線連絡用遮断器CBと断
路器DS1とを接続する管路U−Busは、主母線B−
Busの断路器DS2の上部の空間Aを通過するように
設けられている。そのため、この主母線B−Busと断
路器DS2との上部に設けられた管路U−Busが、G
IS全体の中で最も高さ寸法の高い部分となっていた。
【0007】また、図8は、三相が各々独立してタンク
に収納された相分離形GISの場合を示す。この場合、
2つの主母線A−Bus,B−Busの各層が平行に配
置されており、これらを連絡する母線連絡回線TIEの
管路U−Busは、各主母線A−Bus,B−Busの
上部の空間Aを通過するようになっている。このよう
に、上記管路U−Busの部分によりGISの高さHが
決定され、上述した階高寸法の低減が制約されていた。
そのため、GISを収納する建物の設計が特殊設計とな
り、その部分の建築費が一般建築部分に比べ遥かに高く
なるという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、平面上に2つの母線を配置
した二重母線方式のガス絶縁開閉装置において、その全
高を低くすることにより、設置する室内の階高を低減す
ることができるガス絶縁開閉装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるガス絶縁開閉装置は、それぞれが据付面に対して水
平であり、かつ、互いに平行に配置された第1の主母線
及び第2の主母線からなる多相一括形の主母線と、前記
据付面に対して水平であり、かつ、前記第1の主母線及
び第2の主母線の軸方向と直交するよう配置され、前記
第1の主母線と第2の主母線とを電気的に接続する送電
線回線とを有するガス絶縁開閉装置において、その軸方
向が、前記据付面に対して平行であり、かつ、前記第1
の主母線及び第2の主母線の軸方向と直交するように配
置され、前記第1の主母線及び第2の主母線に対向して
配置された2つの端子を有する遮断器と、前記第1の主
母線及び第2の主母線の各々と前記遮断器の2つの端子
との接続部にそれぞれ設けられた断路器とを有する母線
連絡回線を具備することを特徴としている。
【0010】請求項2記載の本発明によるガス絶縁開閉
装置は、それぞれが据付面に対して水平であり、かつ、
互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の主母線
からなる多相一括形の主母線と、前記据付面に対して水
平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主母線の
軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母線と第
2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを有する
ガス絶縁開閉装置において、その軸方向が前記据付面に
対して垂直であり、かつ、前記第1の主母線もしくは第
2の主母線のいずれか一方の端部に配置され、そのいず
れか一方の主母線と対向する端子を有する遮断器と、前
記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか一方と
前記遮断器の端子との接続部に設けられた第1の断路器
と、前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか
他方の端部近傍に設けられ、前記遮断器と接続された第
2の断路器とを有する母線連絡回線を具備することを特
徴としている。
【0011】請求項3記載の本発明によるガス絶縁開閉
装置は、それぞれが据付面に対して水平であり、かつ、
互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の主母線
からなる多相一括形の主母線と、前記据付面に対して水
平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主母線の
軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母線と第
2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを有する
ガス絶縁開閉装置において、その軸方向が前記据付面に
対して平行であり、かつ、前記前記第1の主母線もしく
は第2の主母線のいずれか一方の軸方向と同一直線上に
配置され、そのいずれか一方の主母線と対向する端子を
有する遮断器と、前記第1の主母線もしくは第2の主母
線のいずれか一方と前記遮断器の端子との接続部に設け
られた第2の断路器と、前記第1の主母線もしくは第2
の主母線のいずれか他方の端部近傍に設けられ、前記遮
断器と接続された第2の断路器とを有する母線連絡回線
を具備することを特徴としている。
【0012】請求項4記載の本発明によるガス絶縁開閉
装置は、それぞれが据付面に対して水平であり、かつ、
互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の主母線
からなる相分離形の主母線と、前記据付面に対して水平
であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主母線の軸
方向と直交するよう配置され、前記第1の主母線と第2
の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを有するガ
ス絶縁開閉装置において、その軸方向が前記据付面に対
して垂直であり、前記第1の主母線もしくは第2の主母
線のいずれか一方の各相の端部に配置され、そのいずれ
か一方の主母線の各相と対向する端子を有する遮断器
と、前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか
一方の各相と前記遮断器の端子との接続部に設けられた
第1の断路器と、前記第1の主母線もしくは第2の主母
線のいずれか他方の各相の端部近傍に設けられ、前記遮
断器と接続された第2の断路器とを有する母線連絡回線
を具備することを特徴としている。
【0013】請求項5記載の本発明によるガス絶縁開閉
装置は、それぞれが据付面に対して水平であり、かつ、
互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の主母線
からなる多相一括形の主母線と、前記据付面に対して水
平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主母線の
軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母線と第
2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを有する
ガス絶縁開閉装置において、前記第1の主母線及び第2
の主母線上に、前記第1の主母線及び第2の主母線の軸
方向に対して垂直に配置された断路器と、その軸方向が
前記据付面に対して垂直であり、かつ、前記第1の主母
線と第2の主母線とのそれぞれに配置された前記断路器
の間に設置され、前記各断路器と接続された遮断器とを
有する母線連絡回線を具備することを特徴としている。
【0014】
【作用】以上のような構成を有する本発明においては、
次のような作用が得られる。すなわち、従来は、遮断器
と一方の主母線とを接続する管路が他方の主母線上を通
過する構成であるために、装置全体の高さ方向の寸法が
大となっていたが、請求項1〜5記載の発明によれば、
このような問題が解消される。すなわち、据付面から主
母線までの高さと、送電線回線の幅方向の寸法もしくは
母線連絡用遮断器の高さとによって、装置全体の高さが
決定されるため、従来のように管路の幅方向の寸法をも
付加される場合に比べて装置の全高を低減することが可
能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 A.第1実施例 図1は、本発明の第1実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は側面図、及び(d)は
斜視図である。同図に示すガス絶縁開閉装置は、三相一
括形GISであり、母線連絡回線TIEが2つの主母線
の端部に配置された例である。
【0016】同図に示すように、2つの主母線A−Bu
s,B−Busは、据付面に対して水平であり、かつ、
互いに平行に配置されている。また、母線連絡用遮断器
CBは、その軸方向が据付面に対して平行に配置され、
その軸方向に2つの端子が設けられている。主母線A−
Bus,B−Busは、母線連絡用遮断器CBと直交し
て上記各端子に接続されている。更に、従来は各主母線
A−Bus,B−Busの上部に設けられていた断路器
DS1,DS2は、各主母線A−Bus,B−Busの
母線連絡用遮断器CBとの接続部分にそれぞれ設けられ
ている。また、主母線A−Bus,B−Busの軸方向
に直交して、各主母線A−Bus,B−Busを電気的
に接続するための送電線回線LN−A,LN−Bが設置
されている。
【0017】本実施例によれば、図1(c)に示すよう
に、主母線A−Bus,B−Busのいずれについて
も、その上部の空間Aを他の主母線のための連絡用の管
路が通過することがない。そのため、GISの高さH
は、据付面から主母線までの高さと、送電線回線LN−
A,LN−Bの幅方向の寸法とで決定される。従って、
GISの高さHは、従来のGISのように管路U−Bu
sの幅寸法をも付加される場合に比べて、大幅に低減さ
れる。
【0018】B.第2実施例 図2は本発明の第2実施例によるガス絶縁開閉装置の母
線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)側
面図、(c)正面図、及び(d)斜視図である。同図に
示す三相一括形GISでは、第1実施例と同様に、2つ
の主母線A−Bus,B−Busが据付面に対して水平
であり、かつ、互いに平行に配置されている。本実施例
では、母線連絡用遮断器CBは、据付面に対して垂直に
設置されており、その上部端子と下部端子は互いに直交
する方向に設けられている。また、一方の主母線A−B
usの端部が、この母線連絡用遮断器CBの下部端子に
接続されており、その接続部分に断路器DS1が設けら
れている。更に、他方の主母線B−Busの終端部近傍
には、断路器DS2が据付面に対して垂直に設置されて
おり、この断路器DS2は、母線連絡用遮断器CBの上
部端子に接続されている。
【0019】本実施例によれば、図2(b)に示すよう
に、主母線A−Bus,B−Busのいずれについて
も、その上部の空間Aを他の主母線のための連絡用の管
路が通過することがない。そのため、GISの高さH
は、据付面から主母線までの高さと、送電線回線LN−
A,LN−Bの幅方向の寸法もしくは母線連絡用遮断器
CBの高さとで決定される。従って、第1実施例と同様
に、GISの高さHは大幅に低減される。
【0020】C.第3実施例 図3は、本発明の第3実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)
正面図、(c)側面図、及び(d)斜視図である。同図
に示す三相一括形GISでは、第1及び第2実施例と同
様に、2つの主母線A−Bus,B−Busが据付面に
対して水平であり、かつ、互いに平行に配置されてい
る。本実施例では、母線連絡用遮断器CBは、その軸方
向が据付面に対して平行に配置され、一方の主母線A−
Busの端部にその主母線A−Busの軸方向と同一直
線上に設置されている。そして、それらの接続部分に断
路器DS1が設けられている。
【0021】また、母線連絡用遮断器CBには、上記断
路器DS1との接続部分とは反対側の端部近傍に、母線
連絡用遮断器CBの軸方向と直交する方向に端子が設け
られている。そして、他方の主母線B−Busの端部に
は、その軸方向と同一直線上に、断路器DS2が設置さ
れている。この断路器DS2は、管路を介して母線連絡
用遮断器CBの上記端子に接続されている。
【0022】本実施例によれば、図3(c)に示すよう
に、主母線A−Bus,B−Busのいずれについて
も、その上部の空間Aを他の主母線のための連絡用の管
路が通過することがない。そのため、GISの高さH
は、据付面から主母線までの高さと送電線回線LN−
A,LN−Bの幅方向の寸法とで決定される。従って、
第1及び第2実施例と同様に、GISの高さHは大幅に
低減される。
【0023】D.第4実施例 図4は、本発明の第4実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)
正面図、及び(c)側面図であり、図5は、その斜視図
である。同図に示すガス絶縁開閉装置は、相分離形GI
Sであり、母線連絡回線TIEが2つの主母線の端部に
配置された例である。
【0024】同図に示すように、各主母線A−Bus,
B−Busは、据付面に対して水平であり、かつ、互い
に平行に配置されている。また、母線連絡用遮断器CB
1 ,CB2 ,CB3 は、その軸方向が据付面に対して垂
直に配置されており、その上部端子と下部端子とは互い
に直交する方向に設けられている。更に、これら母線連
絡用遮断器CB1 ,CB2 ,CB3 は、主母線A−Bu
s,B−Busの軸方向に対して斜め方向に向かって設
置されている。
【0025】また、母線連絡用遮断器CB1 の下部端子
には、主母線A−Busの1相A−Bus1 が接続され
ており、その接続部分には断路器DS1-1が設けられて
いる。また、主母線B−Busの1相B−Bus1 の端
部近傍には、据付面に対して垂直に断路器DS2-1が設
けられており、この断路器DS2-1は、管路を介して母
線連絡用遮断器CB1の上部端子に接続されている。同
様に、母線連絡用遮断器CB2 ,CB3 についても、主
母線A−Bus,B−Busの各相が接続されている。
【0026】本実施例によれば、図4(c)に示すよう
に、各主母線A−Bus,B−Busのいずれについて
も、その上部の空間Aを他の主母線のための連絡用の管
路が通過することがない。そのため、GISの高さH
は、据付面から主母線までの高さと、送電線回線LN−
A,LN−Bの幅方向の寸法もしくは母線連絡用遮断器
CBの高さとで決定される。このように、相分離形GI
Sの場合も、第1〜第3実施例による三相一括形GIS
の場合と同様に、高さHが大幅に低減される。
【0027】E.第5実施例 図6は、本実施例によるガス絶縁開閉装置を示す(a)
平面図、(b)正面図、(c)側面図、及び(d)斜視
図である。同図に示す三相一括形GISでは、第1〜第
3実施例と同様に、2つの主母線A−Bus,B−Bu
sが据付面に対して水平であり、かつ、互いに平行に配
置されている。本実施例では、母線連絡回線TIEが2
つの主母線A−Bus,B−Busの間の空間に配置さ
れている。すなわち、母線連絡用遮断器CBは、両主母
線A−Bus,B−Busの間に、その軸方向が据付面
に対して垂直に設置されており、2つの端子が母線連絡
用遮断器CBの軸方向と直交する方向に対向して設けら
れている。また、各主母線A−Bus,B−Busの略
中央部分には、断路器DS1,DS2が、その軸方向が
据付面に対して垂直に設けられており、管路を介して上
記母線連絡用遮断器CBの両端子に接続されている。
【0028】本実施例によれば、図6(c)に示すよう
に、主母線A−Bus,B−Busのいずれについて
も、その上部の空間Aを他の主母線のための連絡用の管
路が通過することがない。そのため、GISの高さH
は、据付面から主母線までの高さと、送電線回線LN−
A,LN−Bの幅方向の寸法もしくは母線連絡用遮断器
CBの高さとで決定される。従って、上述した第1〜第
4実施例と同様に、GISの高さHは大幅に低減され
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、平面上
に2つの母線を配置した二重母線方式のガス絶縁開閉装
置において、母線連絡回線の管路が主母線の上方を通過
する部分が不要となることにより、装置の全高を低くす
ることができる。これにより、ガス絶縁開閉装置が設置
される室内の階高を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)
正面図、(c)側面図、及び(d)斜視図。
【図2】本発明の第2実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)
側面図、(c)正面図、及び(d)斜視図。
【図3】本発明の第3実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)
正面図、(c)側面図、及び(d)斜視図。
【図4】本発明の第4実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)
正面図、及び(c)側面図。
【図5】同実施例によるガス絶縁開閉装置の母線連絡回
線TIEの構成を示す斜視図。
【図6】本発明の第5実施例によるガス絶縁開閉装置の
母線連絡回線TIEの構成を示す(a)平面図、(b)
正面図、(c)側面図、及び(d)斜視図。
【図7】従来のガス絶縁開閉装置の母線連絡回線TIE
の構成を示す正面図。
【図8】従来のガス絶縁開閉装置の母線連絡回線TIE
の構成を示す正面図。
【符号の説明】
TIE…母線連絡回線 CB…母線連絡用遮断器 DS1,DS2…断路器 A−Bus,B−Bus…主母線 LN−A,LN−B…送電線回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが据付面に対して水平であり、
    かつ、互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の
    主母線からなる多相一括形の主母線と、前記据付面に対
    して水平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主
    母線の軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母
    線と第2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを
    有するガス絶縁開閉装置において、 その軸方向が、前記据付面に対して平行であり、かつ、
    前記第1の主母線及び第2の主母線の軸方向と直交する
    ように配置され、前記第1の主母線及び第2の主母線に
    対向して配置された2つの端子を有する遮断器と、 前記第1の主母線及び第2の主母線の各々と前記遮断器
    の2つの端子との接続部にそれぞれ設けられた断路器と
    を有する母線連絡回線を具備することを特徴とするガス
    絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 それぞれが据付面に対して水平であり、
    かつ、互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の
    主母線からなる多相一括形の主母線と、前記据付面に対
    して水平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主
    母線の軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母
    線と第2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを
    有するガス絶縁開閉装置において、 その軸方向が前記据付面に対して垂直であり、かつ、前
    記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか一方の
    端部に配置され、そのいずれか一方の主母線と対向する
    端子を有する遮断器と、 前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか一方
    と前記遮断器の端子との接続部に設けられた第1の断路
    器と、 前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか他方
    の端部近傍に設けられ、前記遮断器と接続された第2の
    断路器とを有する母線連絡回線を具備することを特徴と
    するガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 それぞれが据付面に対して水平であり、
    かつ、互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の
    主母線からなる多相一括形の主母線と、前記据付面に対
    して水平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主
    母線の軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母
    線と第2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを
    有するガス絶縁開閉装置において、 その軸方向が前記据付面に対して平行であり、かつ、前
    記前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか一
    方の軸方向と同一直線上に配置され、そのいずれか一方
    の主母線と対向する端子を有する遮断器と、 前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか一方
    と前記遮断器の端子との接続部に設けられた第2の断路
    器と、 前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか他方
    の端部近傍に設けられ、前記遮断器と接続された第2の
    断路器とを有する母線連絡回線を具備することを特徴と
    するガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 それぞれが据付面に対して水平であり、
    かつ、互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の
    主母線からなる相分離形の主母線と、前記据付面に対し
    て水平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主母
    線の軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母線
    と第2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを有
    するガス絶縁開閉装置において、 その軸方向が前記据付面に対して垂直であり、前記第1
    の主母線もしくは第2の主母線のいずれか一方の各相の
    端部に配置され、そのいずれか一方の主母線の各相と対
    向する端子を有する遮断器と、 前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか一方
    の各相と前記遮断器の端子との接続部に設けられた第1
    の断路器と、 前記第1の主母線もしくは第2の主母線のいずれか他方
    の各相の端部近傍に設けられ、前記遮断器と接続された
    第2の断路器とを有する母線連絡回線を具備することを
    特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 それぞれが据付面に対して水平であり、
    かつ、互いに平行に配置された第1の主母線及び第2の
    主母線からなる多相一括形の主母線と、前記据付面に対
    して水平であり、かつ、前記第1の主母線及び第2の主
    母線の軸方向と直交するよう配置され、前記第1の主母
    線と第2の主母線とを電気的に接続する送電線回線とを
    有するガス絶縁開閉装置において、 前記第1の主母線及び第2の主母線上に、前記第1の主
    母線及び第2の主母線の軸方向に対して垂直に配置され
    た断路器と、 その軸方向が前記据付面に対して垂直であり、かつ、前
    記第1の主母線と第2の主母線とのそれぞれに配置され
    た前記断路器の間に設置され、前記各断路器と接続され
    た遮断器とを有する母線連絡回線を具備することを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
JP7074912A 1995-03-31 1995-03-31 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH08275322A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2008139592A1 (ja) * 2007-05-11 2010-07-29 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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