JPH07123572A - ガス絶縁装置 - Google Patents

ガス絶縁装置

Info

Publication number
JPH07123572A
JPH07123572A JP5266853A JP26685393A JPH07123572A JP H07123572 A JPH07123572 A JP H07123572A JP 5266853 A JP5266853 A JP 5266853A JP 26685393 A JP26685393 A JP 26685393A JP H07123572 A JPH07123572 A JP H07123572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
conductor
main bus
main
busbar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5266853A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nagatomo
英雄 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5266853A priority Critical patent/JPH07123572A/ja
Publication of JPH07123572A publication Critical patent/JPH07123572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス絶縁装置の部品点数を少なくし、信頼性
を向上させ、機器の縮小化を可能とする。 【構成】 三相主母線8内には、三相の主母線導体がA
相を頂点として三角形状に配置されており、これら各導
体より分岐された導体20a〜20cには、それぞれ主
母線側断路器1の固定側接触部9a〜9cが固定されて
いる。なお、前記分岐導体20a〜20cとして、L型
形状を有する相変換導体が使用され、各相の位置を変換
できるように構成されている。例えば、A相の主母線導
体においては、分岐導体20aによってC相の主母線導
体の上側に位置するように相変換され、また、B相の主
母線導体においては、分岐導体20bにより、A相の主
母線導体の手前側であって、A相の主母線導体の上側に
位置するように相変換されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導体の接続構成に改良
を施したガス絶縁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、縮小形ガス絶縁装置が多用される
傾向にあり、屋外のみならず、都心にあっては、高層ビ
ルの地下に配置される屋内変電所に数多く適用されるよ
うになっている。この様な縮小形ガス絶縁装置において
は、機器の信頼性のみならず、用地コスト面等の点か
ら、機器をより縮小化することが要求され、且つ、縮小
形ガス絶縁装置だけでなく、建物全体を含めた総合的な
合理化、縮小化が望まれている。
【0003】図6は、この様な縮小形ガス絶縁装置の機
器の配置図を示したものである。即ち、主母線側断路器
1には遮断器2が接続され、この遮断器2には線路側断
路器3及び三相母線4が接続され、さらに、前記三相母
線4に接続された分岐母線5を介して、単相母線6a,
6b,6c及び縮小形ガス絶縁装置から外部へ導体を取
り出すためのブッシング7が接続されている。また、図
7の平面図に示した様に、外部へ導体を取り出すための
ブッシング7は、単相母線6a,6b,6cによって、
3方向(7a〜7c)に分岐されている。
【0004】次に、主母線側断路器1の構成を図8に基
づいて説明する。即ち、図8(A)に示した様に、三相
主母線8内には、三相の各導体(A相,B相,C相)が
A相を頂点として三角形状に配置されており、これら各
導体より分岐された導体10a,10b,10cには、
それぞれ主母線側断路器1の固定側接触部9a,9b,
9cが固定されている。また、前記固定側接触部9a,
9b,9cの配置は、図8(B)のW−W矢視図に示し
た様に、C相の主母線導体の真上に配置された固定側接
触部9cを頂点として、他の固定側接触部9a,9bが
三角形状に配置されている。また、前記固定側接触部9
に対向して、可動ロッド11、可動側接触部12、可動
側導体13が配設され、さらに、可動側導体13に対し
て直角方向に三相導体14が設けられ、絶縁スペーサ1
5を介して外部へ接続されている。なお、この外部への
接続は、C相を頂点とした三角形状にA相、B相が配置
されている。即ち、三相主母線が形成する三角形の頂点
(A相)と、絶縁スペーサを介して外部へ接続される導
体が形成する三角形の頂点(C相)とは一致していな
い。
【0005】また、主母線側断路器1内において上記の
様に配置された導体は、図7において、外部へ導体を取
り出すためのブッシング7a,7b,7cに対し、三相
主母線8の導体A相がブッシング7aに、導体B相がブ
ッシング7bに、導体C相がブッシング7cに接続され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た様な従来のガス絶縁装置には、以下に述べる様な問題
があった。即ち、図7に示した様なブッシングの相配置
を、外部導体との接続の関係上、変更する必要性が出て
きた場合であっても、図6及び図7に示した主母線側断
路器1、遮断器2、線路側断路器3では、その内部で相
変換をすることは非常に困難であった。そのため、実開
平1−58229号公報(図9参照)、または、特開平
2−79710号公報(図示せず)に示された様に、線
路側断路器3と分岐母線5との間に配設された三相母線
4内において三相の導体を撚架し、その相配列を変化さ
せていた。
【0007】この様に、従来のガス絶縁装置の場合に
は、図6及び図7に示した様に、線路側断路器3と分岐
母線5との間に、相変換用の三相母線4が必要となるた
め、図6に示すL寸法が大きくなり、ガス絶縁装置の縮
小化の障害となるといった欠点があった。また、図9に
示した様に、三相母線4において導体16を撚架させる
ことにより相配列を変化させるため、部品点数も多くな
り、信頼性の向上が困難であるといった欠点があった。
【0008】本発明は、上述した様な従来技術の問題点
を解消するために提案されたもので、その目的は、部品
点数を少なくし、信頼性を向上させ、機器の縮小化を可
能としたガス絶縁装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ガス絶縁開閉装置の主母線側断路器の主母線部分が
三相一括で構成され、また、前記主母線が据付面に対し
てほぼ水平に配置され、さらに、前記主母線に接続され
る回線が主母線に直角方向で、主母線と異なる水平面に
配置されるガス絶縁装置において、前記三相主母線が、
略L型形状を有する相変換導体である分岐導体によっ
て、前記主母線に接続される回線とその相配置を一致さ
せて接続されていることを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載のガス絶縁装置において、前記三相主母線に接続さ
れた相変換導体である分岐導体と、前記主母線に接続さ
れる回線との間に、開閉動作を行う固定側接触部と可動
側接触部とが配設されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1記載のガス絶縁装置において、前記三相主母線に接続
された相変換導体である分岐導体と、前記主母線に接続
される回線との間に、三相母線導体が配設されているこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明においては、三相主母線導体に対して直
角方向に分岐する相変換導体である分岐導体を用いるこ
とにより、三相主母線導体が形成する三角形の頂点と、
主母線側断路器の固定側接触部が形成する三角形の頂点
とが接続されるので、主母線に接続される回線とその相
配置を一致させて接続することができる。その結果、従
来必要であった相変換用の三相母線を不要とすることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に基
づいて具体的に説明する。なお、図6乃至図9に示した
従来型と同一の部材には同一の符号を付して、説明は省
略する。
【0014】本実施例においては、図1及び図2に示し
た様に、主母線側断路器1には遮断器2が接続され、こ
の遮断器2には線路側断路器3が接続され、さらに、前
記線路側断路器3には分岐母線5が接続され、これを介
して単相母線6a,6b,6c及び縮小形ガス絶縁装置
から外部へ導体を取り出すためのブッシング7a,7
b,7cが接続されている。
【0015】次に、本実施例の主母線側断路器1の構成
を、図3に基づいて説明する。即ち、図3(A)に示し
た様に、三相主母線8内には、三相の主母線導体(A
相,B相,C相)がA相を頂点として三角形状に配置さ
れており、これら各導体より分岐された導体20a,2
0b,20cには、それぞれ主母線側断路器1の固定側
接触部9a,9b,9cが固定されている。なお、前記
分岐導体20a,20b,20cとして、L型形状を有
する相変換導体が使用され、図3(B)に示した様に、
各相の位置を変換できるように構成されている。即ち、
A相の主母線導体においては、分岐導体20aによって
C相の主母線導体の上側に位置するように相変換され、
また、B相の主母線導体においては、分岐導体20bに
より、図3(A)中、A相の主母線導体の手前側であっ
て、A相の主母線導体の上側に位置するように相変換さ
れている。また、C相の主母線導体においては、分岐導
体20cにより、図3(A)中、A相の主母線導体の背
面側であって、A相の主母線導体の上側に位置するよう
に相変換されている。
【0016】また、前記固定側接触部9a,9b,9c
の配置は、図3(B)のXーX矢視図に示した様に、主
母線導体の相配置と同様に、A相に接続された固定側接
触部9aを頂点として、他の固定側接触部9b,9cが
三角形状に配置されている。さらに、絶縁スペーサ15
を介しての外部への接続は、A相を頂点とした三角形状
にB相、C相が配置されている。即ち、三相主母線が形
成する三角形の頂点(A相)と、絶縁スペーサを介して
外部へ接続される導体が形成する三角形の頂点(A相)
とが一致することとなる。また、この様に配置された導
体は、図2において、外部へ導体を取り出すためのブッ
シング7a,7b,7cでは、三相主母線8の導体A相
がブッシング7aに、導体B相がブッシング7bに、導
体C相がブッシング7cに接続される。
【0017】この様な構成を有する本実施例のガス絶縁
装置においては、三相主母線8の主母線導体が形成する
三角形の頂点(A相)と、母線側断路器1の固定側接触
部9が形成する三角形の頂点(A相)とを、相変換導体
を用いて接続することにより、簡単に相変換することが
できる。また、その結果、図9に示した様な三相母線4
内で導体を撚架させる必要がなく、線路側断路器3と分
岐母線5との間に三相母線4を配設する必要もなくなる
ので、図1に示すL1 寸法を大幅に縮小することがで
き、ガス絶縁装置全体の縮小化に貢献できる。
【0018】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、図4に示した様に、三相主母線8より
分岐された導体20a,20b,20cをH−H矢視図
に示す様に構成することにより、同様の効果が得られ
る。即ち、A相の主母線導体においては、分岐導体20
aによってC相の主母線導体の上側に位置するように相
変換され、また、B相の主母線導体においては、分岐導
体20bにより、図4(A)中、A相の主母線導体の背
面側であって、A相の主母線導体の上側に位置するよう
に相変換されている。また、C相の主母線導体において
は、分岐導体20cにより、図4(A)中、A相の主母
線導体の手前側であって、A相の主母線導体の上側に位
置するように相変換されている。
【0019】また、図5に示した様に、三相主母線8よ
り分岐された導体20a,20b,20cに、三相母線
導体17を接続することも可能である。この場合も、図
3に示したと同様の相変換がなされている。
【0020】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、三相
主母線を略L型形状を有する相変換導体である分岐導体
によって、主母線に接続される回線とその相配置を一致
させて接続することにより、部品点数を少なくし、信頼
性を向上させ、機器の縮小化を可能としたガス絶縁装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス絶縁装置の一実施例における機器
の配置を示す側面図
【図2】図1に示した実施例の機器の配置を示す平面図
【図3】図1に示した実施例に用いられる母線側断路器
の内部構成を示す図であり、(A)は側断面図、(B)
はXーX矢視図
【図4】本発明に用いられる他の母線側断路器の内部構
成を示す図であり、(A)は側断面図、(B)はHーH
矢視図
【図5】本発明に用いられる他の母線側断路器の内部構
成を示す図であり、(A)は側断面図、(B)はZーZ
矢視図
【図6】従来のガス絶縁装置の機器の配置を示す側面図
【図7】図6に示した従来型の機器の配置を示す平面図
【図8】従来の母線側断路器の内部構成を示す図であ
り、(A)は側断面図、(B)はWーW矢視図
【図9】従来の三相母線における導体の相撚架を示す概
略図
【符号の説明】
1…母線側断路器 2…遮断器 3…線路側断路器 4…三相母線 5…分岐母線 6a〜6c…単相母線 7a〜6c…ブッシング 8…三相主母線 9…母線側断路器の固定側接触部 10a〜10c…三相主母線より分岐された導体 15…絶縁スペーサ 16…導体 17…三相母線導体 20a〜20c…三相主母線より分岐された導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス絶縁開閉装置の主母線側断路器の主
    母線部分が三相一括で構成され、また、前記主母線が据
    付面に対してほぼ水平に配置され、さらに、前記主母線
    に接続される回線が主母線に直角方向で、主母線と異な
    る水平面に配置されるガス絶縁装置において、 前記三相主母線が、略L型形状を有する相変換導体であ
    る分岐導体によって、前記主母線に接続される回線とそ
    の相配置を一致させて接続されていることを特徴とする
    ガス絶縁装置。
  2. 【請求項2】 前記三相主母線に接続された相変換導体
    である分岐導体と、前記主母線に接続される回線との間
    に、開閉動作を行う固定側接触部と可動側接触部とが配
    設されていることを特徴とする請求項1記載のガス絶縁
    装置。
  3. 【請求項3】 前記三相主母線に接続された相変換導体
    である分岐導体と、前記主母線に接続される回線との間
    に、三相母線導体が配設されていることを特徴とする請
    求項1記載のガス絶縁装置。
JP5266853A 1993-10-26 1993-10-26 ガス絶縁装置 Pending JPH07123572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5266853A JPH07123572A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 ガス絶縁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5266853A JPH07123572A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 ガス絶縁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07123572A true JPH07123572A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17436578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5266853A Pending JPH07123572A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 ガス絶縁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07123572A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200472373Y1 (ko) * 2012-11-01 2014-04-22 엘에스산전 주식회사 가스절연개폐장치 삼상일괄형 모선 구조
CN106229923A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 江苏向荣电气有限公司 一种换相母线槽单元

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200472373Y1 (ko) * 2012-11-01 2014-04-22 엘에스산전 주식회사 가스절연개폐장치 삼상일괄형 모선 구조
CN106229923A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 江苏向荣电气有限公司 一种换相母线槽单元
CN106229923B (zh) * 2016-08-31 2019-03-29 江苏向荣电气有限公司 一种换相母线槽单元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03103012A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0337926A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH01114310A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH07123572A (ja) ガス絶縁装置
JPS5915445B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0235531B2 (ja) Gasuzetsuenkaiheisochi
JP2000253520A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2672666B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6213377Y2 (ja)
JP3220978B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2645080B2 (ja) 三相一括形断路器
JP2931685B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH04299007A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0787636A (ja) ガス絶縁複合開閉装置
JPH06197420A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6135772B2 (ja)
JPS6220764B2 (ja)
JPS6135771B2 (ja)
JPH0793774B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH11234822A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5910111A (ja) ガス密封形開閉装置
JPH08275322A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH09182224A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0564004B2 (ja)
JPS6135773B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040427