JPH0420661Y2 - - Google Patents
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- JPH0420661Y2 JPH0420661Y2 JP1986101085U JP10108586U JPH0420661Y2 JP H0420661 Y2 JPH0420661 Y2 JP H0420661Y2 JP 1986101085 U JP1986101085 U JP 1986101085U JP 10108586 U JP10108586 U JP 10108586U JP H0420661 Y2 JPH0420661 Y2 JP H0420661Y2
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- Japan
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- screw
- nut
- rail
- washer
- small
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- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、一方のレールにスクリユーブラケツ
トを用いてスクリユーを並設し、他方のレールに
ナツトブラケツトを用いて前記スクリユーと螺合
するスクリユーナツトを設け、モータを用いて前
記スクリユーとスクリユーナツトのどちらか一方
を回転させ、前記スクリユーと前記スクリユーナ
ツトの螺合位置を変え、前記一方のレールと前記
他方のレールの相対位置を変化させるパワーシー
トトラツクに関する。
トを用いてスクリユーを並設し、他方のレールに
ナツトブラケツトを用いて前記スクリユーと螺合
するスクリユーナツトを設け、モータを用いて前
記スクリユーとスクリユーナツトのどちらか一方
を回転させ、前記スクリユーと前記スクリユーナ
ツトの螺合位置を変え、前記一方のレールと前記
他方のレールの相対位置を変化させるパワーシー
トトラツクに関する。
(従来の技術)
パワーシートトラツクとして、一方のレールに
スクリユーブラケツトを用いてスクリユーを並設
し、他方のレールにナツトブラケツトを用いて前
記スクリユーと螺合するスクリユーナツトを設
け、モータを用いて前記スクリユーとスクリユー
ナツトのどちらか一方を回転させ、前記スクリユ
ーと前記スクリユーナツトの螺合位置を変え、前
記一方のレールと前記他方のレールの相対位置を
変化させるものが従来から知られている。このパ
ワーシートトラツクでのストツパ機構ではスクリ
ユー端部にスクリユーよりも小さな径で同軸の小
径ねじ部を設け、該小径ねじ部にナツトを螺合
し、ストツパをスクリユーに回動自在に嵌合せし
めた構造としていた。そして、スクリユーナツト
が移動規制されたストツパに当接することにより
レールの摺動規制を行つていた。
スクリユーブラケツトを用いてスクリユーを並設
し、他方のレールにナツトブラケツトを用いて前
記スクリユーと螺合するスクリユーナツトを設
け、モータを用いて前記スクリユーとスクリユー
ナツトのどちらか一方を回転させ、前記スクリユ
ーと前記スクリユーナツトの螺合位置を変え、前
記一方のレールと前記他方のレールの相対位置を
変化させるものが従来から知られている。このパ
ワーシートトラツクでのストツパ機構ではスクリ
ユー端部にスクリユーよりも小さな径で同軸の小
径ねじ部を設け、該小径ねじ部にナツトを螺合
し、ストツパをスクリユーに回動自在に嵌合せし
めた構造としていた。そして、スクリユーナツト
が移動規制されたストツパに当接することにより
レールの摺動規制を行つていた。
(発明が解決しようとする問題点)
上記構造のストツパ機構においては、スクリユ
ーナツトがストツパに当接すると、ストツパは圧
縮される。そして、この圧縮によるストツパの弾
性反発力がモータの駆動力と等しくなつた時点で
レールの摺動が停止する。よつて、スクリユーナ
ツトがストツパに当接してから、レールの摺動が
停止するまでの間に発生するストツパの弾性反発
力によりストツパとナツトの間にナツトを緩める
方向に発生する摩擦力が発生し、ナツトが緩んで
しまう問題点がある。
ーナツトがストツパに当接すると、ストツパは圧
縮される。そして、この圧縮によるストツパの弾
性反発力がモータの駆動力と等しくなつた時点で
レールの摺動が停止する。よつて、スクリユーナ
ツトがストツパに当接してから、レールの摺動が
停止するまでの間に発生するストツパの弾性反発
力によりストツパとナツトの間にナツトを緩める
方向に発生する摩擦力が発生し、ナツトが緩んで
しまう問題点がある。
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的はストツパの移動規制をしているナ
ツトが緩まない構造のパワーシートトラツクのス
トツパ機構を提供することにある。又、本考案の
別の目的は、スクリユーの軸方向に対しコンパク
トで、構成部品に規格品を多用したパワーシート
トラツクのストツパ機構を提供することにある。
で、その目的はストツパの移動規制をしているナ
ツトが緩まない構造のパワーシートトラツクのス
トツパ機構を提供することにある。又、本考案の
別の目的は、スクリユーの軸方向に対しコンパク
トで、構成部品に規格品を多用したパワーシート
トラツクのストツパ機構を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
前記した問題点を解決する本考案は、一方のレ
ールにスクリユーブラケツトを用いてスクリユー
を並設し、他方のレールにナツトブラケツトを用
いて前記スクリユーと螺合するスクリユーナツト
を設け、モータを用いて前記スクリユーとスクリ
ユーナツトのどちらか一方を回転させ、前記スク
リユーと前記スクリユーナツトの螺合位置を変
え、前記一方のレールと前記他方のレールの相対
位置を変化させるパワーシートトラツクにおい
て、前記スクリユーの先端面に連設され、前記ス
クリユーより小さな径の同軸で、基端側には円柱
部、先端側には断面形状が小判形の小判部が形成
された小径円柱部と、前記小径円柱部の先端面に
連設され、前記小径円柱部より小さな径で前記小
径円柱部と同軸の小径ねじ部と、前記小径円形部
の円柱部より大きな径で、前記スクリユーよりも
小さな径で、前記小径円柱部の円柱部に嵌合する
貫通穴が穿設され、一方の面が前記スクリユーの
端面に当接する第1のワツシヤと、前記小径円柱
部の円柱部に嵌合し、底部が前記第1のワツシヤ
の他方の面に当接するさらばねと、中央部には、
前記小径円柱部の小判部の断面形状と同一若しく
は若干大きな形状であつて、前記小径円柱部の小
判部に嵌合する小判穴が穿設され、一方の面は前
記さらばねの頂部に当接する第2のワツシヤと、
前記小径ねじ部に螺合し、基端面は前記第2のワ
ツシヤの他方の面に当接するナツトとからなるも
のである。
ールにスクリユーブラケツトを用いてスクリユー
を並設し、他方のレールにナツトブラケツトを用
いて前記スクリユーと螺合するスクリユーナツト
を設け、モータを用いて前記スクリユーとスクリ
ユーナツトのどちらか一方を回転させ、前記スク
リユーと前記スクリユーナツトの螺合位置を変
え、前記一方のレールと前記他方のレールの相対
位置を変化させるパワーシートトラツクにおい
て、前記スクリユーの先端面に連設され、前記ス
クリユーより小さな径の同軸で、基端側には円柱
部、先端側には断面形状が小判形の小判部が形成
された小径円柱部と、前記小径円柱部の先端面に
連設され、前記小径円柱部より小さな径で前記小
径円柱部と同軸の小径ねじ部と、前記小径円形部
の円柱部より大きな径で、前記スクリユーよりも
小さな径で、前記小径円柱部の円柱部に嵌合する
貫通穴が穿設され、一方の面が前記スクリユーの
端面に当接する第1のワツシヤと、前記小径円柱
部の円柱部に嵌合し、底部が前記第1のワツシヤ
の他方の面に当接するさらばねと、中央部には、
前記小径円柱部の小判部の断面形状と同一若しく
は若干大きな形状であつて、前記小径円柱部の小
判部に嵌合する小判穴が穿設され、一方の面は前
記さらばねの頂部に当接する第2のワツシヤと、
前記小径ねじ部に螺合し、基端面は前記第2のワ
ツシヤの他方の面に当接するナツトとからなるも
のである。
(作用)
本考案のパワーシートトラツクのストツパ機構
では、スクリユーナツトがストツパに当接する
と、ストツパは圧縮され、この圧縮によるストツ
パの弾性反発力がモータの駆動力と等しくなつた
時点でレールの摺動が停止する。又、スクリユー
ナツトがストツパに当接してから、レールの摺動
が停止するまでの間に発生するナツトを緩めよう
とする摩擦力は、ナツト側の回動規制されたワツ
シヤによりナツトへは伝達されない。
では、スクリユーナツトがストツパに当接する
と、ストツパは圧縮され、この圧縮によるストツ
パの弾性反発力がモータの駆動力と等しくなつた
時点でレールの摺動が停止する。又、スクリユー
ナツトがストツパに当接してから、レールの摺動
が停止するまでの間に発生するナツトを緩めよう
とする摩擦力は、ナツト側の回動規制されたワツ
シヤによりナツトへは伝達されない。
(実施例)
以下、第1図及び第2図を用いて、本考案の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
図中、1はフロア側に固設されるロアレール、
2はシート側に固設され、ロアレール1に対し摺
動可能に嵌合しているアツパレールである。ロア
レール1とアツパレール2との間にはローラ3や
図示しないスチールボール等の滑動体が配設さ
れ、アツパレール2の摺動を滑かにしている。ア
ツパレール2にはフロントスクリユーブラケツト
4とリアスクリユーブラケツト5が設けられ、フ
ロントスクリユーブラケツト4とリアスクリユー
ブラケツト5に軸支されたスクリユー6がアツパ
レールに並設されている。更に、フロントスクリ
ユーブラケツト4にはモータ7とギヤボツクス8
が取付けられている。ギヤボツクス8内には、例
えば、入力側にウオーム、出力側にウオームホイ
ールからなる歯車列が設けられ、ギヤボツクス8
の入力側にはモータ7の出力軸7aが、ギヤボツ
クス8の出力側にはスクリユー6の端部に設けら
れた小径ねじ部6aが取付けられ、モータ7の回
動はギヤホツクス8を介してスクリユー6へ伝達
されるように構成されている。ロアレール1には
ナツトブラケツト9が設けられ、ナツトブラケツ
ト9にはスクリユー6と螺合するスクリユーナツ
ト10が取付けられている。よつて、モータ7を
駆動させると、スクリユー6が回動し、スクリユ
ー6とスクリユーナツト10との螺合位置が変わ
り、アツパレール2はロアレール1に対し摺動す
るようになつている。
2はシート側に固設され、ロアレール1に対し摺
動可能に嵌合しているアツパレールである。ロア
レール1とアツパレール2との間にはローラ3や
図示しないスチールボール等の滑動体が配設さ
れ、アツパレール2の摺動を滑かにしている。ア
ツパレール2にはフロントスクリユーブラケツト
4とリアスクリユーブラケツト5が設けられ、フ
ロントスクリユーブラケツト4とリアスクリユー
ブラケツト5に軸支されたスクリユー6がアツパ
レールに並設されている。更に、フロントスクリ
ユーブラケツト4にはモータ7とギヤボツクス8
が取付けられている。ギヤボツクス8内には、例
えば、入力側にウオーム、出力側にウオームホイ
ールからなる歯車列が設けられ、ギヤボツクス8
の入力側にはモータ7の出力軸7aが、ギヤボツ
クス8の出力側にはスクリユー6の端部に設けら
れた小径ねじ部6aが取付けられ、モータ7の回
動はギヤホツクス8を介してスクリユー6へ伝達
されるように構成されている。ロアレール1には
ナツトブラケツト9が設けられ、ナツトブラケツ
ト9にはスクリユー6と螺合するスクリユーナツ
ト10が取付けられている。よつて、モータ7を
駆動させると、スクリユー6が回動し、スクリユ
ー6とスクリユーナツト10との螺合位置が変わ
り、アツパレール2はロアレール1に対し摺動す
るようになつている。
次にスクリユー6の両端部に設けられるストツ
パ機構の構成について説明する。スクリユー6の
端部には、スクリユー6より小さな径でスクリユ
ー6と同軸の小径円柱部6bと、小径円柱部6b
より小さな径で小径円柱部6bと同軸の小径ねじ
部6aが連設されている。又、小径円柱部6bの
小径ねじ部6a側(先端側)には、断面が小判形
に加工された小判部6cが、スクリユー6側(基
端側)には円柱部6eが設けられている。小径円
柱部6bには、さらばね11aと該さらばね11
aに均一な圧縮力が加わるようにさらばね11a
の両端に配設された第1のワツシヤ11b、第2
のワツシヤ11cとから構成されるストツパ11
が嵌合している。そして、小径ねじ部6aに螺合
するナツト12でもつてストツパ11は小径ねじ
部6a方向の移動を規制されている。更に詳しく
は、さらばね11aには小径円柱部6bより大き
な径の貫通孔11d、スクリユー6側のワツシヤ
11bには小径円柱部6bより大きな径でスクリ
ユー6より小さな径の貫通孔11e、ナツト12
側のワツシヤ11cには小判部6cに嵌合する小
判孔11fがそれぞれ穿設されており、貫通孔1
1d,11e、小判孔11fに小径円柱部6bが
挿通し、ワツシヤ11bがスクリユー6の端面6
dに当接して、ストツパ11のスクリユー6方向
への移動規制がなされ、ワツシヤ11cがナツト
12に当接してストツパ11の反スクリユー6方
向への移動規制がなされた状態でストツパ11は
小径円柱部6bに取付けられている。そして、更
にさらばね11a、ワツシヤ11bはスクリユー
6に対し回動自在となつているが、ワツシヤ11
cは小判部6cと小判孔11fの嵌合により回動
規制されスクリユー6と一体となつて回動するよ
うになつている。又、本実施例では、さらばね1
1aは底部Aがワツシヤ11bに、頂部Bがワツ
シヤ11cに当接するように配設されている。
パ機構の構成について説明する。スクリユー6の
端部には、スクリユー6より小さな径でスクリユ
ー6と同軸の小径円柱部6bと、小径円柱部6b
より小さな径で小径円柱部6bと同軸の小径ねじ
部6aが連設されている。又、小径円柱部6bの
小径ねじ部6a側(先端側)には、断面が小判形
に加工された小判部6cが、スクリユー6側(基
端側)には円柱部6eが設けられている。小径円
柱部6bには、さらばね11aと該さらばね11
aに均一な圧縮力が加わるようにさらばね11a
の両端に配設された第1のワツシヤ11b、第2
のワツシヤ11cとから構成されるストツパ11
が嵌合している。そして、小径ねじ部6aに螺合
するナツト12でもつてストツパ11は小径ねじ
部6a方向の移動を規制されている。更に詳しく
は、さらばね11aには小径円柱部6bより大き
な径の貫通孔11d、スクリユー6側のワツシヤ
11bには小径円柱部6bより大きな径でスクリ
ユー6より小さな径の貫通孔11e、ナツト12
側のワツシヤ11cには小判部6cに嵌合する小
判孔11fがそれぞれ穿設されており、貫通孔1
1d,11e、小判孔11fに小径円柱部6bが
挿通し、ワツシヤ11bがスクリユー6の端面6
dに当接して、ストツパ11のスクリユー6方向
への移動規制がなされ、ワツシヤ11cがナツト
12に当接してストツパ11の反スクリユー6方
向への移動規制がなされた状態でストツパ11は
小径円柱部6bに取付けられている。そして、更
にさらばね11a、ワツシヤ11bはスクリユー
6に対し回動自在となつているが、ワツシヤ11
cは小判部6cと小判孔11fの嵌合により回動
規制されスクリユー6と一体となつて回動するよ
うになつている。又、本実施例では、さらばね1
1aは底部Aがワツシヤ11bに、頂部Bがワツ
シヤ11cに当接するように配設されている。
次に、上記実施例の作動を説明する。モータ7
を駆動させると、アツパレール2はロアレール1
に対し摺動し、スクリユーナツト10がストツパ
11に当接する。すると、ストツパ11のさらば
ね11aは圧縮されていくが、その弾性反発力も
増大し、この力とモータ7の駆動力が等しくなつ
たところで、スクリユーナツト10即ちアツパレ
ール2が停止する。このスクリユーナツト10が
ストツパ11に当接してアツパレール2が停止す
るまでの間スクリユー6は回転し続ける。スクリ
ユー6が回転し続けるとスクリユー6に螺合して
いるナツト12とストツパ11のワツシヤ11c
もスクリユー6と一体となつて回転し続ける。そ
して、さらばね11aとワツシヤ11bはスクリ
ユー6に対し回動自在であるので、さらばね11
aとワツシヤ11c間にはナツト12を緩める方
向の摩擦力が発生する。しかも、さらばね11a
の弾性反発力が増大していくに従つてナツト12
を緩める方向の摩擦力も増大していく。しかし、
ワツシヤ11cは回動規制されているので、その
摩擦力はナツト12には伝達されず、ナツト12
は緩むことはない。
を駆動させると、アツパレール2はロアレール1
に対し摺動し、スクリユーナツト10がストツパ
11に当接する。すると、ストツパ11のさらば
ね11aは圧縮されていくが、その弾性反発力も
増大し、この力とモータ7の駆動力が等しくなつ
たところで、スクリユーナツト10即ちアツパレ
ール2が停止する。このスクリユーナツト10が
ストツパ11に当接してアツパレール2が停止す
るまでの間スクリユー6は回転し続ける。スクリ
ユー6が回転し続けるとスクリユー6に螺合して
いるナツト12とストツパ11のワツシヤ11c
もスクリユー6と一体となつて回転し続ける。そ
して、さらばね11aとワツシヤ11bはスクリ
ユー6に対し回動自在であるので、さらばね11
aとワツシヤ11c間にはナツト12を緩める方
向の摩擦力が発生する。しかも、さらばね11a
の弾性反発力が増大していくに従つてナツト12
を緩める方向の摩擦力も増大していく。しかし、
ワツシヤ11cは回動規制されているので、その
摩擦力はナツト12には伝達されず、ナツト12
は緩むことはない。
上記構成によれば、ナツト12を緩めようとす
る摩擦力は、回動規制されたワツシャ11cでも
つてナツト12には伝達されずナツト12は緩ま
ない。そして、さらばね11aと2枚のワツシヤ
11b,11cをナツト12で取付けただけなの
で、軸方向に対しコンパクトになつている。更に
構成部品がワツシヤ11cを除けば規格品である
ので製造コストが安く、部品調達が楽等の利点が
ある。又、本実施例では、さらばね11aの頂部
Bがワツシヤ11cに当接するようにさらばね1
1aを配設しているので、ナツト12を緩めよう
とする摩擦力による回転モーメントは底部Aがさ
らばね11aに当接するよりは小さくなり有利で
ある。尚、本考案は上記実施例に限ることなく
種々の変形が可能である。例えば、シートトラツ
クもスクリユーナツトを回動させるタイプのシー
トトラツクでも本考案は適用できる。
る摩擦力は、回動規制されたワツシャ11cでも
つてナツト12には伝達されずナツト12は緩ま
ない。そして、さらばね11aと2枚のワツシヤ
11b,11cをナツト12で取付けただけなの
で、軸方向に対しコンパクトになつている。更に
構成部品がワツシヤ11cを除けば規格品である
ので製造コストが安く、部品調達が楽等の利点が
ある。又、本実施例では、さらばね11aの頂部
Bがワツシヤ11cに当接するようにさらばね1
1aを配設しているので、ナツト12を緩めよう
とする摩擦力による回転モーメントは底部Aがさ
らばね11aに当接するよりは小さくなり有利で
ある。尚、本考案は上記実施例に限ることなく
種々の変形が可能である。例えば、シートトラツ
クもスクリユーナツトを回動させるタイプのシー
トトラツクでも本考案は適用できる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、ストツ
パの移動規制をしているナツトが緩まない構造の
パワーシートトラツクのストツパ機構を実現でき
る。又、更にスクリユーの軸方向にコンパクト
で、構成部品に規格品を多用するパワーシートト
ラツクのストツパ機構を実現できる。
パの移動規制をしているナツトが緩まない構造の
パワーシートトラツクのストツパ機構を実現でき
る。又、更にスクリユーの軸方向にコンパクト
で、構成部品に規格品を多用するパワーシートト
ラツクのストツパ機構を実現できる。
第1図は本考案の一実施例を示すストツパ機構
の分解斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す
平面図である。 1……ロアレール、2……アツパレール、3…
…ローラ、4……フロントスクリユーブラケツ
ト、5……リアスクリユーブラケツト、6……ス
クリユー、6a……小径ねじ部、6b……小径円
柱部、6c……小判部、6d……端面、7……モ
ータ、8……ギヤボツクス、9……ナツトブラケ
ツト、10……スクリユーナツト、11……スト
ツパ、11a……さらばね、11b,11c……
ワツシヤ、11d,11e……貫通孔、11f…
…小判孔、12……ナツト。
の分解斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す
平面図である。 1……ロアレール、2……アツパレール、3…
…ローラ、4……フロントスクリユーブラケツ
ト、5……リアスクリユーブラケツト、6……ス
クリユー、6a……小径ねじ部、6b……小径円
柱部、6c……小判部、6d……端面、7……モ
ータ、8……ギヤボツクス、9……ナツトブラケ
ツト、10……スクリユーナツト、11……スト
ツパ、11a……さらばね、11b,11c……
ワツシヤ、11d,11e……貫通孔、11f…
…小判孔、12……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一方のレールにスクリユーブラケツトを用いて
スクリユーを並設し、他方のレールにナツトブラ
ケツトを用いて前記スクリユーと螺合するスクリ
ユーナツトを設け、モータを用いて前記スクリユ
ーとスクリユーナツトのどちらか一方を回転さ
せ、前記スクリユーと前記スクリユーナツトの螺
合位置を変え、前記一方のレールと前記他方のレ
ールの相対位置を変化させるパワーシートトラツ
クにおいて、 前記スクリユーの先端面に連設され、前記スク
リユーより小さな径の同軸で、基端側には円柱
部、先端側には断面形状が小判形の小判部が形成
された小径円柱部と、 前記小径円柱部の先端面に連設され、前記小径
円柱部より小さな径で前記小径円柱部と同軸の小
径ねじ部と、 前記小径円形部の円柱部より大きな径で、前記
スクリユーよりも小さな径で、前記小径円柱部の
円柱部に嵌合する貫通穴が穿設され、一方の面が
前記スクリユーの端面に当接する第1のワツシヤ
と、 前記小径円柱部の円柱部に嵌合し、底部が前記
第1のワツシヤの他方の面に当接するさらばね
と、 中央部には、前記小径円柱部の小判部の断面形
状と同一若しくは若干大きな形状であつて、前記
小径円柱部の小判部に嵌合する小判穴が穿設さ
れ、一方の面は前記さらばねの頂部に当接する第
2のワツシヤと、 前記小径ねじ部に螺合し、基端面は前記第2の
ワツシヤの他方の面に当接するナツトと、 からなることを特徴とするパワーシートトラツク
のストツパ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986101085U JPH0420661Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986101085U JPH0420661Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS637037U JPS637037U (ja) | 1988-01-18 |
JPH0420661Y2 true JPH0420661Y2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=30971507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986101085U Expired JPH0420661Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420661Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0630544Y2 (ja) * | 1989-09-20 | 1994-08-17 | アスモ株式会社 | パワーシート装置 |
JPH0630546Y2 (ja) * | 1989-09-29 | 1994-08-17 | アスモ株式会社 | パワーシート装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5325687U (ja) * | 1976-08-10 | 1978-03-04 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0344591Y2 (ja) * | 1984-10-29 | 1991-09-19 |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP1986101085U patent/JPH0420661Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5325687U (ja) * | 1976-08-10 | 1978-03-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS637037U (ja) | 1988-01-18 |
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