JPH035943Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH035943Y2
JPH035943Y2 JP12351687U JP12351687U JPH035943Y2 JP H035943 Y2 JPH035943 Y2 JP H035943Y2 JP 12351687 U JP12351687 U JP 12351687U JP 12351687 U JP12351687 U JP 12351687U JP H035943 Y2 JPH035943 Y2 JP H035943Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
torque adjustment
ring nut
adjustment device
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12351687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6427714U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12351687U priority Critical patent/JPH035943Y2/ja
Publication of JPS6427714U publication Critical patent/JPS6427714U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH035943Y2 publication Critical patent/JPH035943Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ジヨイステイツク・コントローラの
トルク調整装置、詳しくはその操作軸の回動トル
ク調整装置に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、ジヨイステイツク・コントローラに
おいて、トルク調整装置を框体の外部に取付けう
る構造とすることにより、ジヨイステイツク・コ
ントローラを分解せずに容易にトルク調整がで
き、且つトルク調整範囲が広くなるようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
操作軸が1方向のみに回動するタイプのジヨイ
ステイツク・コントローラにおいては、止め座金
と框体(ハウジング)の間にトルク調整用のばね
座金やワツシヤ等を入れたり、また同じような方
法で変換器(可変抵抗器)の回転トルクを調整し
たりして、操作軸の回動トルクの調整を行つてい
た(第1図参照)。
また、操作軸を任意の方向に回動しうるタイプ
のジヨイステイツク・コントローラにおいては、
球体を抱持している上側又は下側ナツトの締付け
力を調整したり、変換器の回転トルクを上記と同
様な方法で調整したりして、操作軸の回転トルク
を調整していた(第3図参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ジヨイステイツク・コントローラは、例えばフ
オークリフトや電動椅子等の車両に取付けてその
方向、角度、スピード等を操作する装置として使
用する場合、振動や衝撃等により操作軸が回動し
て変換器が誤動作を起こす虞れがある。また、長
期間使用しているうちに摺動部が摩耗して操作軸
の回動が軽くなり、そのために変換器が誤動作を
起こす虞れもある。したがつて、このような場合
には、ジヨイステイツク・コントローラの操作軸
の回動トルク(又は回動摩擦)を用途に合せて事
前に調整しておく必要がある。
しかるに、上述した従来の調整方法では、調整
する個所が奥まつた所又は変換器の内部にあるた
め、一度各部品を框体に組付けた後又は或る期間
使用した後は、もう一度分解してからでないと再
調整ができず、また調整可能なトルク範囲も狭く
制限されるという問題があつた。
したがつて、本考案は、トルク調整装置を框体
外部の回動軸に取付けることにより、変換器を框
体に取付け又はジヨイステイツク・コントローラ
全体をセツトに取付けた後でも、分解することな
く操作軸の回動トルクを自由に任意の値に調整で
きるようにしようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、回動軸に固定するハブと、回動軸を
貫通して框体側面に接して取付けられ内面がネジ
加工され開放端を有する筒体と、この筒体に螺合
するリングナツトと、リングナツトとハブ間に介
在させた弾性部材と、リングナツトを筒体に固定
するためのネジとでトルク調整装置を構成した。
〔作用〕
上記構成により、框体外からリングナツトを廻
すことによりトルク調整を容易に行うことがで
き、径の大きな弾性リング部材を使用できるの
で、トルクの調整範囲が広くなる。
〔実施例〕
第1図は本考案トルク調整装置の第1実施例を
示す一部断面図、第2図は同実施例の正面図であ
る。
框体を貫通し操作軸と固定された回動軸は、操
作軸に連動して回動する。この回動軸の一端に変
換器を取付け、他端の框体側面に外から本考案に
よるトルク調整装置を取付ける。第1図に示すジ
ヨイステイツク・コントローラは、操作軸が1方
向にのみ回動自在のタイプで、トルク調整装置の
周辺を除けば従来と同様な構造である。
トルク調整装置は、框体外に突き出た回動軸の
他端に固定したハブと、そのハブの端面と接触す
る内端面をもつ筒体を有する。この筒体の端面壁
には回動軸の他端を通す孔があり、筒体は、この
孔を回動軸に通して框体側面に外端面が接触する
ように外からネジ等の適当な手段で取付ける。こ
の筒体端の反対側は開放端となつており、筒体内
面にはネジが切つてある。このネジはリングナツ
トを螺合し、リングナツトとハブの間にリング状
の弾性部材を介在させる。このリングナツトに
は、第2図に示すようにこれを廻すための適当な
係合凹部を設けると共に、これを貫通して螺合す
る固定用ネジを設ける。このネジを緩めておいて
リングナツトを筒体にねじ込むと、弾性リング部
材が圧縮されてリングナツトとハブ間に付勢を与
え、回動軸の回動トルクが増加する。したがつ
て、リングナツトを廻すことにより回動トルクの
調整ができる。トルク調整終了後、固定用ネジを
締めてネジの先端を筒体の内端面に突き当て、リ
ングナツトを緩まないように筒体に固定する。
第3図は、第1図の実施例をタイプの異なるジ
ヨイステイツク・コントローラに取付けた場合を
示す一部断面図である。
第3図のジヨイステイツク・コントローラは、
変換器の回動軸とトルク調整装置の回動軸が中溝
をもつアーム板により連結され(これも、1つの
回動軸と見ることができる。)、アーム板の中溝を
操作軸の先端部が貫通し、操作軸の回動に連動し
て変換器とトルク調整装置の回動軸が回転するよ
うになつている。この場合は、図示のトルク調整
装置の外に、框体の互いに角直をなす他の側面に
もう1つのトルク調整装置を取付けることによ
り、左右前後(X,Y軸)全回動方向のトルク調
整が可能となる。第3図のものの左側面は、第2
図と同じである。
第4図は、本考案の第2実施例を示す断面図で
ある。本例では、トルク調整装置のリングナツト
固定を筒体側面から頭付きネジで行い、リングナ
ツトを廻すために係合凸部を設けた点が第1実施
例と異なる。このようにすると、弾性リング部材
の外径を大きくすることができ、トルク調整範囲
が広くなる。また、固定用ネジに頭付きネジを用
いリングナツトに係合凸部を設けたので、どちら
も指で簡単に廻すことができ、トルク調整が極め
て容易になる。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案によれば、次のよ
うな懸著な効果が得られる。
1 分解せずにトルク調整が容易に行えるので、
調整工数を大幅に削減することができる。
2 トルク調整範囲を大きくすることができる。
3 或る期間使用後にトルクが下がつた場合で
も、分解しないでトルクの再調整が可能であ
る。
4 トルク調整範囲が広がるため、1個のジヨイ
ステイツク・コントローラで種々の用途に使分
けをすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す一部断面
図、第2図は同実施例の正面図、第3図は同実施
例を異なるタイプのジヨイステイツク・コントロ
ーラに取付けた場合の一部断面図、第4図は本考
案の第2実施例を示す断面図である。 図面には符号を使用していないので、符号の説
明は行わない。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 框体を貫通し操作軸と連動して回動する軸が設
    けられ、該回動軸の一端に変換器が取付けられた
    ジヨイステイツク・コントローラにおいて、 上記框体外の上記回動軸の他端にトルク調整装
    置が取付けられ、 該トルク調整装置は、上記回動軸他端に固定さ
    れるハブと、上記回動軸を貫通して一端が上記框
    体の側面に接するよう取付けられ内面がネジ加工
    され他端が開放された筒体と、該筒体に螺合する
    リングナツトと、該リングナツトと上記ハブ間に
    介挿された弾性部材と、上記リングナツトを上記
    筒体に固定するためのネジとより成ることを特徴
    とするジヨイステイツク・コントローラのトルク
    調整装置。
JP12351687U 1987-08-12 1987-08-12 Expired JPH035943Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12351687U JPH035943Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12351687U JPH035943Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6427714U JPS6427714U (ja) 1989-02-17
JPH035943Y2 true JPH035943Y2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=31372443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12351687U Expired JPH035943Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH035943Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6536298B1 (en) * 2000-06-30 2003-03-25 Caterpillar Inc Modular joystick

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6427714U (ja) 1989-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0229347U (ja)
JPH09250528A (ja) 締付け用ネジ
JPH035943Y2 (ja)
JPS6283246A (ja) テレスコピツクステアリング装置
US3587250A (en) Phase adjusting coupling
JPH0144716Y2 (ja)
JPH11255130A (ja) ラックダンパースクリューの調整構造
JP4006526B2 (ja) 接合装置
JPH08284948A (ja) ボールジョイント装置
JPH017657Y2 (ja)
JPH0738766U (ja) 遠心ブレーキ装置の制動力調整機構
JP2750425B2 (ja) ヘリコプタのロータブレードに対するダンパー構造
JP2689408B2 (ja) 理容鋏
JPS5851033Y2 (ja) 自在平行定規における固定具調整装置
JPS62171558A (ja) ボ−ルねじ軸の固定装置
KR200249912Y1 (ko) 경첩용 회전축
JPS6135424Y2 (ja)
JPH057619Y2 (ja)
JPH06241217A (ja) ナット
JPS6347155Y2 (ja)
JPH0355514Y2 (ja)
KR20050063073A (ko) 조작반의 임의 회전각도 조절을 위한 힌지어셈블리
JPH0719859Y2 (ja) ダイヤル式ヒータコントロール装置
JPH0247809U (ja)
WO2021128815A1 (zh) 一种转动组件、扶手及座椅