JPH0215137Y2 - - Google Patents

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JPH0215137Y2
JPH0215137Y2 JP1985123709U JP12370985U JPH0215137Y2 JP H0215137 Y2 JPH0215137 Y2 JP H0215137Y2 JP 1985123709 U JP1985123709 U JP 1985123709U JP 12370985 U JP12370985 U JP 12370985U JP H0215137 Y2 JPH0215137 Y2 JP H0215137Y2
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JP
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rotating shaft
stopper
rotation
movable
shaft
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JP1985123709U
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JPS6232418U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は回転させられる軸が所定角度回転し
た時、その回転を止める必要がある時に使用され
る軸回転規制用ストツパーに関する。
(従来の技術) 従来、ロボツト等に取り付けられた回転軸が所
定角度回転した時、その回転を止める軸回転規制
用ストツパーとしては、第2図に示すようなもの
がある。すなわち、この図において回転軸51の
一端に形成された小径部51aは、可動当て部5
2の一端に設けた穴52a内に挿入されており、
小径部51aに固着したキー53を可動当て部5
2の穴52aに設けたキー溝54に嵌合させるこ
とにより、可動当て部52の回転軸51の回転方
向への動きを規制していた。又、可動当て部52
の回転軸51の軸線方向への動きは、小径部51
aに切られた雄ねじ部にナツト55をねじ込むこ
とにより規制していた。そして、可動当て部52
に当接することにより、回転軸51の回転を止め
る固定ストツパー10としては、機台等(図示せ
ず)に一対のボルト14,14により固定された
ホルダー11と、このホルダー11にねじ込まれ
てその先端が可動当て部52に当接するストツパ
ーボルト12及びこのストツパーボルト12をホ
ルダー11に固定するナツト13とから構成され
ていた。
併し、上記従来の軸回転規制用ストツパーにあ
つては、可動当て部52が回転軸51に対してキ
ー53により結合される構造となつていたため、
回転軸51の回転角が大巾に変更になつた場合、
ホルダー11に対するストツパーボルト12のね
じ込み量の調整(ホルダー11からのストツパー
ボルト12の突出長さの調整)だけでは対処する
ことが不可能であつた。すなわち、回転軸51の
回転角度が大きく変わり、その回転方向に角θだ
け余分に回転した時、固定ストツパー10により
可動当て部52を止めるためには、第2図イに2
点鎖線で示すようにボルダー11の回転軸51回
りの位置を変更して対処しなければならぬという
問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記に鑑み、回転軸の回転角度が大
巾に変わつた場合においても、回転軸に取り付け
られた可動当て部に当接するストツパーボルトを
取り付けたホルダー等の取付け位置を変更する必
要のない軸回転規制用ストツパーの提供を目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、この考案は機台等
に取り付けられる固定ストツパーと、丸穴に挿入
された回転軸に固定されかつ回転軸が所定角度回
転した時前記固定ストツパーに当接して回転軸の
回転を止める可動当て部とからなる軸回転規制用
ストツパーであつて、前記可動当て部の丸穴と回
転軸との間に隙間を設け、かつこの隙間に回転軸
回りの任意の角度位置において可動当て部を回転
軸に固定可能の結合部材を介装し、該結合部材は
両者の隙間に取り付けられた際、摩擦力により両
者を結合することのできる外径が円錐状をなし端
部に抜き取り用のフランジを有する摩擦締結部材
としたことである。
(作用) 回転軸の回転する角度が初めに設定された角度
と変わつた時には、回転軸と可動当て部の間から
フランジを介し摩擦締結部材を取り外した後、回
転軸に対して可動当て部を必要角度だけ回転させ
る。ついで、回転軸と可動当て部との間の隙間に
摩擦締結部材を取り付けて、両者を固定すること
により、可動当て部の固定ストツパーに当接する
までの回転軸の回転角度が必要角度だけ変更され
る。
(実施例) つぎに、この考案を実施例を示す図面に基づい
て説明する。
第1図において、回転軸1Aに対して従来の可
動当て部52と略同形の可動当て部3Aを結合す
るものは摩擦締結部材15である。ここで、回転
軸1Aは従来の回転軸51と異なり、その小径部
1Aaにはキー53が固定されておらず、又ナツ
ト55をねじ込む雄ねじも切られていない。又、
可動当て部3Aには回転軸1Aの小径部1Aaよ
り大きな直径を有する丸穴3Aaが開けられてい
る。摩擦締結部材15は一端に隙間を開けて設け
た一対のフランジ16,16Aを有する円筒形の
部材であり、その内径は小径部1Aaの外径より
僅かに大きくなつている。この摩擦締結部材15
はその円筒部15aの長さが可動当て部3Aの丸
穴3Aaの深さと略同一であり、又その外径は円
錐状になつている。すなわち、円筒部15aはフ
ランジ16側の外径が可動当て部3Aの丸穴3
Aaの直径より僅かに大きく、又その他端部の外
径は丸穴3Aaの直径より僅かに小さくなつてい
る。この円筒部15aには必要に応じてその軸線
方向に適数のスリツト(図示せず)が入れられて
いる。
この摩擦締結部材15による回転軸1Aと可動
当て部3Aとの結合は、第1図ロに示すように、
可動当て部3Aの穴3Aa内に回転軸1Aの小径
部1Aaを挿入し、穴3Aaと小径部1Aaとの隙
間を埋めるように、小径部1Aaの外側端から摩
擦締結部材15の円筒部15aを挿入する。この
時、円筒部15aのフランジ16側の外径が穴3
Aaの直径より大きいため、円筒部15aはフラ
ンジ16が可動当て部3Aの外側面3Abと離れ
た状態になつている。ついで、フランジ16Aの
外側に適宜手段により荷重をかけて、円筒部15
aを押し込むと、円筒部15aの外周面は穴3
Aaの内周面により圧縮されるので、その内周面
により小径部1Aaの外周面を把持する。従つて、
小径部1Aaと可動当て部3Aとは摩擦締結部材
15を介して固定されることになる。
回転軸1Aの回転を止める固定ストツパー17
はブロツク状をしており、第1実施例の固定スト
ツパー10と同様、回転軸1Aが所定角度回転し
た時可動当て部3Aの当接する位置に取り付けら
れる。
この回転軸1Aが、角θだけその回転方向に余
分に回転する必要が生じた場合には、適当な工具
を両フランジ16,16Aの間にかけて摩擦締結
部材15を小径部1Aaと可動当て部3Aとの間
から抜き出す。これにより、回転軸1Aと可動当
て部3Aとの係合が外れるので、可動当て部3を
初の位置から角θだけその回転と逆方向に回した
後、摩擦締結部材15を再度回転軸1Aの小径部
1Aaと可動当て部3Aの穴3Aaとの隙間に圧入
して、両部材を固定する。
この摩擦締結部材15はスプラインを有しない
ので、回転軸1Aに対して可動当て部3Aを要求
される回転角θだけ正確に回転させることができ
る。従つて、可動当て部3A側の角度を変えるだ
けで、回転軸1Aに対する可動当て部3Aの角度
を自由に変えることができる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、この考案によ
ると回転軸の回転を規制する固定ストツパーに当
ることにより回転軸の回転を止める可動当て部の
丸穴と回転軸との間に、摩擦締結部材を介装する
こととしたので、回転軸の回転角が変更になつて
も可動当て部はこの回転角に対応する角度だけ回
転軸に対して極めて容易に変更することができ
る。そして、回転角が大きい場合においても固定
ストツパーを移動させる必要がない。又、摩擦締
結部材はフランジを介し容易に抜き取ることがで
き回転角の変更が極めて容易である。さらに摩擦
締結部材はスプラインを有しないので、回転軸に
対して可動当て部を要求される回転角だけ正確に
回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示し、第1図イは
軸回転規制ストツパーの一部断面を示す平面図、
第1図ロは第1図イの一部断面を示す側面図であ
る。第2図は従来の軸回転規制ストツパーを示
し、第2図イは第1図イに対応する図、第2図ロ
は第2図イの一部断面を示す側面図である。 1A……回転軸、3A……可動当て部、15…
…摩擦締結部材、16,16A……フランジ、1
7……固定ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台等に取り付けられる固定ストツパーと、丸
    穴に挿入された回転軸に固定されかつ回転軸が所
    定角度回転した時前記固定ストツパーに当接して
    回転軸の回転を止める可動当て部とからなる軸回
    転規制用ストツパーであつて、前記可動当て部の
    丸穴と回転軸との間に隙間を設け、かつこの隙間
    に回転軸回りの任意の角度位置において可動当て
    部を回転軸に固定可能の結合部材を介装し、該結
    合部材は両者の隙間に取り付けられた際、摩擦力
    により両者を結合することのできる外径が円錐状
    をなし端部に抜き取り用のフランジを有する摩擦
    締結部材であることを特徴とする軸回転規制用ス
    トツパー。
JP1985123709U 1985-08-12 1985-08-12 Expired JPH0215137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985123709U JPH0215137Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985123709U JPH0215137Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232418U JPS6232418U (ja) 1987-02-26
JPH0215137Y2 true JPH0215137Y2 (ja) 1990-04-24

Family

ID=31015055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985123709U Expired JPH0215137Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0215137Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129703U (ja) * 1980-03-03 1981-10-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232418U (ja) 1987-02-26

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