JPH04205398A - 紙幣処理機の金種別一時貯留装置 - Google Patents

紙幣処理機の金種別一時貯留装置

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JPH04205398A
JPH04205398A JP2334099A JP33409990A JPH04205398A JP H04205398 A JPH04205398 A JP H04205398A JP 2334099 A JP2334099 A JP 2334099A JP 33409990 A JP33409990 A JP 33409990A JP H04205398 A JPH04205398 A JP H04205398A
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仁 鎌田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
循環式紙幣入出金機や紙幣分類収納機等のように、紙幣
を金種別に分類して一時的に貯留した後、収納もしくは
返却を行うことのできる紙幣処理機の金種別一時貯留装
置に関する。
【従来の技術】
このような金種別一時貯留装置としては、特開昭63−
143692号公報に示されるように、機体の中段部分
で且つ機体の前後方向に紙幣を金種別に一時貯留する金
種別一時貯留部を所定の間隔を有して設けるとともに、
これら金種別一時貯留部を機体の前後方向に移動自在の
第1の支持枠体に支持させ、この第1の支持枠体を機体
内に押し込んでセットすることにより紙幣の一時貯留・
収納操作を行わせたり、あるいは機体の前面側に引き出
して金種別一時貯留部に貯留された紙幣を取り出す返却
操作を行ったりすることができるように構成されている
。 また、この公報に示される装置においては、紙幣を金種
別に該当する金種別一時貯留部に振り分ける振り分は搬
送部が第2の支持枠体に支持されるとともに、前記第1
の支持枠体が機体の前面側に引き出された状態で、且つ
その引き出された範囲内で、更に水平移動自在に支持さ
れている。 更に、この第2の支持枠体には、前記金種別一時貯留部
に一時貯留されている紙幣を下方の対応する金種別収納
箱に押し込む押圧板か設けられている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金種別一時貯留部に一時貯留されている
紙幣を返却する場合には、前記第1の支持枠体のみを機
体の前面側に引き出す必要があり、この第1の支持枠体
を引き出す際に第2の支持枠体か一体となって引き出さ
れる場合には、この第2の支持枠体を押戻す必要がある
。 従って、第1の支持枠体のみが引き出される際、あるい
は第2の支持枠体か押戻される際、金種別一時貯留部に
一時貯留されている返却すべき紙幣はただ単に集積され
ているに過きず、例えば集積枚数が多く、または集積紙
幣が流通券で集積高さが高くなってしまった場合には、
最上部の紙幣か第2の支持枠体に支持される部材に接触
して機体内の予期せぬ場所に入り込んで取り残されたり
、あるいは破れたりする恐れがある。 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、
(1)支持枠体の引き出しに際して、上部の貯留紙幣か
機体内に接触して残留させたり、あるいは破損したりす
ることを防止し、かつ引き出された支持枠体から紙幣を
取り出す際、紙幣の押さえ動作を行っているビルプレス
部材を持ち上げるようにするだけて紙幣が簡単に取り出
すことができる、(2)紙幣の取り出しに際して、前記
ビルプレス部材か上方へ退避動作を行なった状態で保持
されることを防止できる、(3)金種別一時貯留部に一
時貯留された紙幣の集積高さか高い場合でも、支持枠体
の引き出しに際して、上部の貯留紙幣あるいはビルプレ
ス部材か機体内に接触して残留したり、あるいは破損し
たりすることを防止できる金種別一時貯留装置を提供す
ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、 第1の発明では、機体の中段部分て且つ機体の前後方向
に紙幣を金種別に一時貯留する複数の金種別一時貯留部
を所定の間隔を有して設けるとともに、これら金種別一
時貯留部を機体の前後方向に移動自在の支持枠体に支持
させ、この支持枠体を機体内に押し込んでセットするこ
とにより紙幣を金種別に振り分けて一時貯留動作を行い
、その後、金種別一時貯留部の紙幣を下方の金種別収納
箱へ収納したり、もしくは支持枠体を機体の前面側に引
き出して金種別一時貯留部の紙幣を取り出したりするよ
うになした紙幣処理機において、前記支持枠体に、 前記金種別一時貯留部に対応して配置され、上下方向へ
の回動によって前記金種別一時貯留部内の紙幣を上方か
ら押さえるビルプレス部材と、前記金種別一時貯留部内
の紙幣を上方から押さえる方向に前記ビルプレス部材を
回動付勢させ、前記ビルプレス部材に紙幣の紙幣の押さ
え動作を行わせる付勢手段と、 前記ビルプレス部材を前記金種別一時貯留部内の紙幣か
ら離れる方向に回動させ、前記ビルプレス部材に退避動
作を行わせる駆動源と、該駆動源と前記ビルプレス部材
との間に設けられて、紙幣を金種毎に振り分けて一時貯
留させる際に、前記駆動源により発生した駆動力を前記
ビルプレス部材に伝達して、前記ビルプレス部材を前記
付勢手段の付勢力に抗して退避動作を行わせ、また、前
記一時貯留動作が終了した際に、前記駆動源からビルプ
レス部材への動力伝達を断として、前記付勢手段により
前記ビルプレス部材に紙幣の押さえ動作を行わせる駆動
伝達機構とを具備するようにしている。 第2の発明では、前記支持枠体に、前記駆動伝達機構に
係合する設定防止位置と前記駆動伝達機構から退避する
退避位置との間を移動自在に設けられ、前記設定防止位
置において、前記ビルプレス部材が外部からの該ビルプ
レス部材の退避動作と同一方向の力を受けた際、前記駆
動源が前記退避動作と同一の方向へ受動的に設定される
ことを防止する受動設定防止部材と、 前記支持枠体が機体の前面側に引き出された際、前記受
動設定防止部材が設定防止位置に設定されるよう付勢す
る第2の付勢手段とを具備し、他方、前記機体側に、 前記支持枠体が機体内にセットされた際、前記受動設定
防止部材を前記第2の付勢手段に抗して前記設定防止位
置から退避位置に退避させる解除部材を設けるようにし
ている。 第3の発明では、更に、前記支持枠体に、前記ビルプレ
ス部材にその一端が連結され、前記支持枠体が機体内か
ら機体の前面側に引き出される際に、前記ビルプレス部
材を紙幣の押さえ動作を行う方向へ強制的に動作させる
押さえリンク部材を設け、 他方、前記機体側に、 前記押さえリンク部材の他端に係合し、前記支持枠体が
機体内から機体前面側に引き出される際に、前記ビルプ
レス部材を紙幣の押さえ動作を行う方向へ強制的に動作
させる押さえカム部材を設けるようにしている。
【作用】
第1の発明によれば、紙幣を金種別に振り分けて一時貯
留動作を行う場合に、駆動伝達機構により、駆動源にお
いて発生した駆動力をピルプレス部材ニ伝達して、該ビ
ルプレス部材を付勢手段の付勢力に抗して退避動作させ
、上方に回動設定させることができる。 また、一時貯留動作が終了した場合に、前記駆動伝達機
構により、駆動源からビルプレス部材へのとの駆動力伝
達を断として、付勢手段によりビルプレス部材に紙幣の
押さえ動作を行わせることができる。 そして、口の紙幣の押さえ動作の際、前記ビルプレス部
材は付勢手段の付勢力による押圧力を紙幣に働らかせる
ことができ、金種別一時貯留部に振り分けられた紙幣量
にしたかった位置にビルプレス部材を設定させることが
できる。 更に、前記一時貯留動作が終了した場合には、一時貯留
された紙幣についての収納指示、もしくは返却指示かな
されることになる。 そして、このとき特に、返却指示がなされた場合には、
支持枠体とともに金種別一時貯留部が、機体の前面側に
引き出されることになるが、金種別一時貯留部に貯留さ
れている紙幣はビルプレス部材によって上方から押さえ
られているため、支持枠体の引き出しに際して、上部の
貯留紙幣か機体内に接触して残留したり、あるいは破損
したりすることがない。 更に、このようにして引き出された支持枠体から紙幣を
取り出す際、付勢手段の付勢力によって紙幣の押さえ動
作を行っているビルプレス部材を持ち上げるようにする
たけて紙幣が簡単に取り出せる。 すなわち、第1の発明によれば、一時貯留動作が終了し
て、支持枠体とともに金種別一時貯留部か、機体の前面
側に引き出される返却動作かなされた場合に、前記支持
枠体とともにビルプレス部材も同じ方向に移動すること
がら、金種別一時貯留部に貯留されている紙幣かビルプ
レス部材によって常時上方から押さえられ、これによっ
て支持枠体の引き出しに際して、上部の貯留紙幣か機体
内に接触して残留させたり、あるいは破損したりするこ
とがない。 第2の発明によれば、支持枠体とともに金種別一時貯留
部か、機体の前面側に引き出される返却動作がなされた
状態において、紙幣の押さえ動作を行っているビルプレ
ス部材を持ち上げて紙幣を取り出した場合に、駆動伝達
機構の構成によっては、駆動源までかビルプレス部材を
退避動作させた時と同じ状態に設定されることも起こり
得る。 ・しかしながら、この第2の発明では、支持枠体ととも
に金種別一時貯留部が機体の前面側に引き出された際、
第2の付勢手段によって、受動設定防止部材を、駆動源
がビルプレス部材を退避させる方向に受動的に動作させ
られることを防止した設定防止位置に配置させるように
したて、紙幣の取り出しに際してビルプレス部材が上方
へ退避動作を行なった状態で保持されることはなくなり
、紙幣の取り出しを終了した後、直ちに支持枠体を機体
内に押し戻して、返却処理を終了させることができる。 また、支持枠体とともに金種別一時貯留部が機体内にセ
ットされた場合には、解除部材により、前記受動設定防
止部材を、第2の付勢手段に抗して、設定防止位置から
退避位置にまで退避させるようにしたので、この状態に
おいて、駆動源において発生した駆動力をビルプレス部
材に伝達し、これによって、金種別一時貯留部に紙幣を
金種別に振り分ける一時貯留動作を行わせることがてき
る。 第3の発明によれば、支持枠体の機体の前面側への引き
出しに際し、ビルプレス部材による紙幣の押さえ動作に
も拘らず、金種別一時貯留部に一時貯留された紙幣の集
積高さが高い場合でも、押さえカム部材が支持枠体の引
き出し操作に応して押さえリンク部材を作動させてビル
プレス部材を紙幣の押さえ動作を行う方向へ強制的に動
作させるため、貯留紙幣か確実にビルプレス部材によっ
て所定高さ以下に抑えられ、支持枠体の引き出しに際し
て、上部の貯留紙幣あるいはビルプレス部材か機体内に
接触して残留したり、あるいは破損したりすることがな
い。
【実施例】
この発明か適用される紙幣入出金機の全体概略構成を第
1図を参照して説明する。 この紙幣入出金機は、紙幣を金種別収納箱100に対し
て入金する際に、最終的な受は入れか確認されるまでの
間に、二点鎖線で示される金種別一時貯留装置101内
の金種別一時貯留部11(後述する)に該紙幣を一時貯
留させるようにしたものである。 この金種別一時貯留装置101は、機体102内から機
体102の前面側(図面左方)に引き出し可能に支持さ
れた支持枠体103に支持されるものであり、支持枠体
103とともに、機体102から引き出された状態にお
いて、一時貯留された紙幣か操作者に返却可能とされて
いる。 また、同しく二点鎖線で示されるように、金種別収納箱
100は、機体102内から前面側に引き出し可能に支
持され、金種別収納箱100の機体102からの装填、
取り出し、交換か行えるように構成されている。 なお、前記金種別一時貯留装置101は、紙幣を金種別
収納箱100に投入する場合の一時貯留部として使用さ
れる外、紙幣を金種毎に単に計数して分類する計数分類
処理にも使用される。 次に、符号1で示す機体102の前面側には、テラーに
よって紙幣の入金、出金がなされる入金投入部2、出金
投出部3かそれぞれ設けられ、この機体102の内部に
は、前者の入金投入部2を起点とする入金ルート4、後
者の已金投出部3を終点とする出金ルート5か設けられ
ている。 前記入金ルート4は、入金投入部2から投入された紙幣
を金種別収納箱100に入金するための搬送経路であっ
て、その搬送経路に沿うように、入金投入部2に投入さ
れた紙幣を一枚ずつ繰り出す繰出機構8と、この繰出機
構8により繰り出された紙幣の金種、正券損券、偽券等
を鑑別しかつ計数する入金鑑別部9と、この入金鑑別部
9を経由した紙幣を、該入金鑑別部9の鑑別結果に基づ
き金種毎に振り分ける3つの振分部10が順次設けられ
ている。 これら振分部10は、前記入金鑑別部9の鑑別結果に基
ついて、例えば正券の万券、正券の正券、それ以外の新
券を3つの各金種別一時貯留部11、に振り分けるとと
もに、これら各金種別一時貯留5、部11に振り公けら
れなかった紙幣、すなわち偽券、判別不能券(二重送り
券)等をリジェクト口12に返却するものである。 前記金種別一時貯留部11は、開閉自在に設けられた7
ヤノタ13(後述するンヤ、タ部材41により構成され
る)が閉鎖状態にあるときに、前記紙幣を一時貯留でき
るものであって、入金鑑別部9の鑑別結果(図示しない
金額表示部に表示される)を操作者が参照して、金種別
一時貯留部11に一時貯留された紙幣を受は入れると判
断した場合に、前記ンヤッタ13が解放されて該紙幣か
金種別収納箱100に収納されるようになっている。 また、入金鑑別部9の鑑別結果を操作者が参照して、金
種別一時貯留部11に一時貯留された紙幣を受は入れる
ことがてきないと判断した場合に、金種別一時貯留装置
101が機体102から引き出され、その金種別一時貯
留部11に一時貯留された紙幣が操作者に返却されるよ
うになっている。 前記金種別一時貯留部11の下方に位置する金種別収納
箱100は、金種別一時貯留部11に一時貯留される金
種に対応して設けられたものであって、その内部に落下
して収納された紙幣は、出金ルート5を通じて出金投出
口3から払出されるようになっている。 次に、第2図を参照して、金種別一時貯留部11がその
内部に設けられる金種別一時貯留装置101の構成につ
いて説明する。 第2図は、金種別一時貯留装置1(11の一部の側面図
を示し、支持枠体103に回動自在に支持されたビルプ
レス部材15を駆動する駆動源としてのソレノイド16
と、該ソレノイド16の駆動力をビルプレス部材15に
伝達する駆動伝達機構17とを示している。 第2図に示す状態は、金種別一時貯留装置101が機体
102内の所定位置にセ・7トされ、かつ前述した振分
部10により振り分けられた紙幣を金種別一時貯留装置
101へ一時貯留するために、ソレノイド16(図示実
施例では双方向安定型のラッチングソレノイドが使用さ
れる)か図示右方に駆動され、これにより駆動伝達機構
17を介してビルプレス部材15が上方へ退避されてい
るところを示すものである。 以下に、第2図を参照して駆動伝達機構17の構成につ
いて詳細に説明する。 ソレノイド16のプランジャー18には、支持枠体10
3に水平方向移動自在に設けられたリンク部材19がピ
ン20により連結され、このリンク部材19には揺動カ
ム21の一端かビン22により結合されている。 この揺動カム21は、支持枠体103に固定された軸2
3を中心に揺動し、その他端には軸23からの距離が異
なる2つのカム面2LA・21Bが形成されている。 また、この揺動カム21の他端にはアーム部材24がピ
ン25により結合されている。前記アーム部材24は、
図中右端部か、揺動カム21との間に設けられた引張バ
ネ26により該揺動カム21のカム面21A・21B側
に揺動付勢されるとともに、アーム部材24の図中右端
部と揺動カム2】のカム面21A・21Bとの間に一定
幅のガイド溝27が形成されるように、揺動カム21に
固定されたビン28により揺動規制が行なわれている。 他方、揺動カム21のカム面21Δ・21Bの近傍位置
には、支持枠体103に支持された軸29を中心に回転
可能な大歯車30か設けられ、この大歯車30の側面に
はカイトローラ31か支持され、後述する第3図(a)
に示すコイルノ・不(39)により、大歯車30のカイ
トローラ31か揺動カム21のカム面21A・21Bに
係合するように回転付勢されている。 そして、この大歯車30には小歯車32か噛み合わされ
、この小歯車32の回転中心である取付軸33には取付
板34を介してビルプレス部材15か支持されている。 なお、前記取付軸33は支持枠体103に支持されるも
のであり、また前記取付板34と小歯車32とはこの取
付軸33を介して一体に回転動作するものである。 また、ソレノイド16とリンク部材19の間には、リン
ク部材19に係脱されて、係となっている状態においそ
該リンク部材19の移動(第2図においてリンク部材1
9の右方向への移動)を規制するロックアーム35(受
動設定防止部材)か、支持枠体103に設けられた垂直
軸36を中心として回動自在に支持されている。 また、前記支持枠体103には、第3図(a)に示すよ
うに、前記ロックアーム35をリンク部材19に係合す
る側(設定防止位置)に回動付勢する棒状バネ37が設
けられ、また、前記機体11112側には、前記ロック
アーム35を押圧して動作させるための解除部材38が
設けられている。 なお、前記解除部材38は、金種別一時貯留装置101
が機体102内にありかつ機体内102の所定位置にセ
ットされているときには、ロックアーム351F圧して
、該ロックアーム35をリンク部材19と係合する位置
(設定防止位置)から退避位置に退避させ(該ロックア
ーム35のリンク部材。 19に対する係合状態を解除させ)、これによってソレ
ノイド16によるリンク部材19の移動を可能とし、ビ
ルプレス部材15を上昇させることができるものである
。 また、この解除部材38は、第3図(a)に示すように
、金種別一時貯留装置101が機体102の所定位置か
ら少しても引き出されているときには、ロックアーム3
5に対する押圧が解除され、これによって棒状バネ37
に付勢されたロックアーム35が、リンク部材19と係
合する位置(設定防止位置)に戻って該リンク部材19
の移動を規制するものである(すなわち、ソレノイド1
6によるリンク部材19の移動を規制し、ビルプレス部
材15を下方に位置させた状態で保持させるものである
)。 なお、第3図(a)において、符号39て示すものは支
持枠体103と、大歯車30との間に設けられたコイル
バネであって、該コイルバネ39により、前記大歯車3
0とともにカイトローラ31を、第2図反時計方向に付
勢するようになっている。 以上のように構成された紙幣処理機の動作について詳細
に説明する。 ◎「金種別一時貯留装置101か機体102内にセット
されている際の動作」 第2図に示したように、金種別一時貯留装置101が機
体102内にセットされている状態においては、ソレノ
イド16が右方へ一定時間ON状態となってブランンヤ
−18が右方へ引かれることにより(すなわち、この状
態では解除部材38が、ロックアーム35をリンク部材
19と係合する位置(設定防止位置)から退避させてい
るのて、該口7クアーム35によりリンク部材19の動
きは規制されていない)、リンク部材19も右方に引か
れ、このリンク部材19とピン結合される揺動カム21
か軸23を中心に時計方向に回転し、この揺動カム21
の回転により、揺動カム21のカム面2】A・21Bが
大歯車30の側面のガイドローラ31を右方に押圧する
、すなわち、大歯車30においては反時計方向に回転し
くガイドローラ31との当接位置がカム面の21Aから
21Bに移ることによる)、大歯車30と噛み合う小歯
車32か時計方向に回転し、最終的に、小歯車32の取
付軸33に取付板34を介して支持されるビルプレス部
材15も時計方向に回転して、金種別一時貯留装置lo
tの上方へ退避されることになる。 なお、この状態では、揺動カム21のアーム部材24は
回答作用を行なわない。 また、ソレノイド16は双方向安定型ラッチングソレノ
イドが使用されることにより、一定時間のON状態か終
っても、プランジャー18の作動状態は変わらず、ビル
プレス部材15が金種別一時貯留部101の上方へ退避
した状態が保持される。 ◎「金種別一時貯留装置101か機体102内から引き
出す際の動作」 第3図Ca)〜第3図(C)は金種別一時貯留装置10
1か機体102の前面側に引き出されたときの状態を示
すものであり、特に、第3図(a)は平面図を、第3図
(b)、第3図(C)は側面図を示すものである。 そして、第3図(a)においては、金種別一時貯留装置
101が機体102の前面側に引き出されることにより
、解除部材38がロックアーム35を押圧することが解
除され、その結果、ロックアーム35か棒状バネ37に
より退避位置からリンク部材19と係合する設定防止位
置に戻され、これによって該リンク部材19か図中右側
に移動することが規制される。すなわち、ソレノイド1
6による、リンク部材19の右方向への移動が規制され
て、第2図に示したような、ビルプレス部材15か金種
別一時貯留装置101の上方へ退避されることが規制さ
れる。 なお、金種別一時貯留装置101を機体102の前面側
に引き出すに際しては、ソレノイド16が左方ヘー時状
態ON状態とされ、プランジャー18が左方へ引かれる
ことにより、ビルプレス部材15を反時計方向に回動さ
せ金種別一時貯留装置101内に位置させることが行わ
れる。すなわち、第3図(b)に示すように、ソレノイ
ド16を左方へ一定時間ON状態とすることにより(プ
ランジャー18は図中左側に移動される)、揺動カム2
1を軸23を中心に第2図の状態から反時計方向に回転
させた状態とし、これにより、この揺動カム21の揺動
カム21のカム面21A・21Bが大歯車30の側面の
ガイドローラ31が左方、すなわち、大歯車30におい
ては時計方向に回転しくガイトローラ31との当接位置
がカム面の218から2LAに移ることによる)、大歯
車30と噛み合う小歯車32が反時計方向に回転し、最
終的に、小歯車32の取付軸33に取付板34を介して
支持されるビルプレス部材15も反時計方向、すなわち
、金種別一時貯留装置101内に位置するように設定さ
れる。 また、第3図(c)では、金種別一時貯留装置101か
機体102の前面側に引き出された状態において、金種
別一時貯留装置101内の紙幣を取り出す際に、人手に
よってビルプレス部材15が上方へ退避されたときの状
態を示しており、ビルプレス部材15か図示時計方向へ
回転されると、小歯車32も時計方向に回転し、大歯車
30を反時計方向に回転させる。 そして、この大歯車30の反時計方向への回転によって
、大歯車30の側面のガイドローラ31も反時計方向に
移動し、その結果、ガイドローラ31か、アーム部材2
4の図中右端部を引張バネ26に抗してビン25を中心
として反時計方向に回転させる。 アーム部材24の反時計方向の回転力は、引張バネ26
を介して、揺動カム21を軸23を中心として時計方向
に回転させ、さらにはリンク部材19を右方に移動させ
る力となるか、既に該リンク部材19は設定防止位置に
ある口、ファーム35によって図中右方への移動か規制
されているため、該アーム部材24と揺動カム21との
間の前記引張バネ26が伸びることにより、該アーム部
材24の反時計方向の回転力は揺動カム21の時計方向
の回転力にはならず、アーム部材24のみが反時計方向
に回転されるだけで済む。 よって、前記人手によってビルプレス部材15が上方へ
持ち上げ、金種別一時貯留装置101内の紙幣の取り出
しが終了した場合に、該ビルプレス部材15を人が離せ
ば、引張バネ26及びコイルバネ39により、大歯車3
0.小歯車32、取付軸33、取付板34を介して該ビ
ルプレス部材15が下方に移動し、これにより、該ビル
プレス部材15が再度、金種別一時貯留装置101内に
配置されることになる。 次に、第4図に示す金種別一時貯留装置101の一部の
平面図を参照して、金種別一時貯留装置101を説明す
る。 金種別一時貯留装置101は、上方か開いている箱状体
であって、側面の壁部材40と、下面の開閉自在のンヤ
ノタ部材41とて全体か構成される。 そして、これら側面の壁部材40と/ヤノタ部材41と
で形成された空間部により、第1図において述へた金種
別一時貯留部】1か構成される。 ビルプレス部材15は、前述した通り小歯車32か回転
することにより上方へ退避動作し、下方へ回転してンヤ
ノタ部材41上に集積されている紙幣を押圧動作する。 なお、前記ンヤノタ部材41上には、前記入金ルート4
を通じて1枚ずつ送られ前記振分部10により振り分け
られた紙幣か集積状態で載置されるものである。 ンヤノタ部材41は、水平面を有しかつほぼ中央で左右
に2分割されたものであり、図示しないモータで駆動歯
車42か回転されることにより伝達ベルト43を介して
2つの連結部材44が左右に互い違いに移動し、これと
連結される左右のシャッタ部材41が同じく左右に互い
違いに移動して開閉動作を行なう。 なお、ビルプレス部材15の取付板34を支持する他方
の取付軸33側には、金種別一時貯留装置101を機体
102の前面側に引き出す際、(上方に退避していた)
ビルプレス部材15を強制的に紙幣を押圧する方向へ作
動させる押さえ機構104が設けられている。 この押さえ機構104について以下の第5図(a)及び
第5図(b)を参照して詳しく説明する。 これら第5図(a)及び第5図(b)は、金種別一時貯
留装置101の一部側断面図を示すものであり、特に、
第5図(a)は金種別一時貯留装置101が機体102
内の所定位置にセットされた状態を示し、また、第5図
(b)は金種別一時貯留装置1. Olが機体102の
前面側に引き出される途中の状態を示すものである。 そして、これらの図において、符号50で示すものは、
支持枠体103に支持されたビルプレス部材15の押さ
えリンク機構であり、また、符号51で示すものは、機
体102側に支持され、金種別一時貯留装置1(11の
移動経路内に配置された押さえカム部材である。 まず、前者の押さえリンク機構50について説明する。 まず、ビルプレス部材15の揺動中心となる前記取付軸
33には取付部材52が固定され、この取付部材52て
あり、かつ前記取付軸33から偏心した位置には連結ビ
ン53が固定されている。 一方、支持枠体103には軸54が固定され、この軸5
4には、その先端にカムフォロア55を支持する第1の
作動リンク56と、この第1の作動リンク56とその回
転方向において係合可能な第2の作動リンク57とがそ
れぞれ揺動自在に支持されている。 これら第1の作動リンク56と第2の作動リンク57と
は、その間の図示せぬバネにより互いに係合する方向に
付勢され、また、前記第2の作動リンク57と支持枠体
103との間には、係合されて一体となった第1の作動
リンク56と第2の作動リンク57とを共に図示反時計
方向に回転付勢する引張バネ58が設けられている。 また、前記支持枠体103には、第2の作動リンク57
の反時計方向の回転を規制して、該第2の作動1)ンク
57に係合されている第1の作動リンク56の同方向へ
の回転を規制し、これによって該第1の作動リンク56
の先端に位置するカムフォロア55を該支持枠体103
の上方に突出させるためのピン59か設けられている。 さらに、第2の作動リンク57の他端には連結リンク6
0かピン61により結合され、この連結リンク60の他
端側に形成された長孔62には、前記ビルプレス部材1
5の連結ピン53がはめ込まれている。 他方、支持枠体103の上方に位置する機体102には
、支持枠体103と近接する押さえカム部材51か設け
られている。 押さえカム部材51は、前記第1の作動リンク56のカ
ムフォロア55と係脱可能に構成されて、特に、金種別
一時貯留装置101か機体102内の所定位置にセット
されているときには、押さえカム部材51と第1の作動
リンク56のカムフォロア55とは係合せず(第5図(
a)参照)、また、金種別一時貯留装置101が機体1
02内の所定位置から移動したときには、押さえカム部
材51と第1の作動リンク56のカムフォロア55か係
合するように構成されている(第5図(b)参照)。 よって、金種別一時貯留装置101とともに、支持枠体
103か機体102内から機体102の前面側に引き出
される際、第5図(b)に示されるように、第1の作動
リンク56のカムフォロア55が押さえカム部材51に
係合して時計方向に回動され、第1の作動リンク56、
第2の作動リンク57、連結リンク60、長孔62、連
結ビン53、取付部材52を介してビルプレス部材15
が紙幣を押さえる方向に強制的に動作させられる。 他方、金種別一時貯留装置101とともに支持枠体10
3を機体102の前面側から機体102内に押し込む際
には、第1の作動リンク56のみか図示せぬバネニ抗し
て回転されるだけである。同様に、前記支持枠体103
を機体102内に押し込んた状態ては、引張バネ58に
より第2の作動リンク57か軸54を中心として反時計
方向に回転され、これによりピン61を介して連結リン
ク60が図中右方向に移動し、これにより該連結ピン6
0の右端部の長孔62に沿って、連結ピン53を相対的
に左方向に移動させる。すなわち、ビルプレス部材15
が下降している状態で、第1の作動リンク56、第2の
作動リンク57のみが第5図(a)に示す状態に復帰す
る(このときソレノイド16のプランジャー18は、第
3図(b)に示すように図示左方へ一定時間ON状態と
なって左方へ引かれた状態にあるものとする)。
【変形実施例1】 第6図(a)及び第6図(b)はソレノイド16とビル
プレス部材15の間の駆動伝達機構17の変形実施例を
示している。 先の実施例においては、ソレノイド16が比較的駆動力
の小さい且つ励磁時間が短くて済むラッチングソレノイ
ドである場合を示したが、ここでは、駆動力の大きい且
つ励磁時間を長くして保持することが可能なソレノイド
63を用いた場合を示す。 変更点のみを説明すると、リンク部材19と大歯車30
の側面のガイドローラ31との間に、長孔64を有する
連結リンク65を設け、長孔64にはガイドローラ31
を挿入し、カイトローラ31とリンク部材19の間には
ガイドローラ31をリンク部材19側に引っ張る引張バ
ネ66を設けている。 よって、第6図(a)に示されるように、ソレノイド6
3を励磁した場合には、リンク部材19か図示右方へ引
かれ、同様にして連結リンク65が図示右方へ移動し、
ガイドローラ31は長孔64の左側縁部によって大歯車
30か反時計方向に回転するように移動され、小歯車3
2は時計方向に回転し、ビルプレス部材15が上方へ退
避する。 また、第6図(b)に示されるように、ソレノイド63
の励磁を解いた場合には、リンク部材19が図示左方へ
引かれ、同様にして連結リンク65が図示左方へ移動し
、カイトローラ31は、引張バネ66により、長孔64
の左側縁部を追うように大歯車30が時計方向に回転す
るように移動され、小歯車32は反時計方向に回転し、
ビルプレス部材15が下方へ紙幣の抑圧動作を行なう。 よって、ソレノイド63の励磁が解かれた際、紙幣の量
によっては、ビルプレス部材15が第6図(b)の位置
まで下方へ揺動しない場合、連結リンク65の図示左方
への移動に際し、カイトローラ31は長孔64の例えば
中間部に位置することになる。
【変形実施例2】 第7図(a)、第7図(b)はビルプレス部材15と押
さえカム部材67(51)との間の押さえリンク機構5
0の変形実施例を示している。 先の実施例においては、押さえカム部材51か支持枠体
103の上方に設けられているのに対し、ここては、支
持枠体103の下方に設けられている場合を示す。 変更点のみを説明すると、ビルプレス部材15の後方に
延びるアーム68の先端にカムフォロア69を設け、こ
のカムフォロア69の下方に押さえカム部材67を配置
する。ここで、前記アーム68は前記コイルハネ39に
より取付軸33を中心として反時計方向に付勢されてい
る。 よって、第7図(a)に示されるように、ビルプレス部
材15か紙幣の押圧動作を行なってもその下降量が一定
以下にならないとき、支持枠体103か機体102の前
面側に引き出される際には、第7図(b)に示されるよ
うに、押さえカム部材67かアーム68先端のカムフォ
ロア69を押し上げるため、ビルプレス部材15の先端
は所定の高さ以下に強制的に設定される。
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、 第1の発明によれば、一時貯留動作か終了して、支持枠
体とともに金種別一時貯留部か、機体の前面側に引き出
される返却動作かなされた場合に、前記支持枠体ととも
にビルプレス部材も同し方向に移動することがら、金種
別一時貯留部に貯留されている紙幣をビルプレス部材に
よって常時上方から押さえることができ、これによって
支持枠体の引き出しに際して、上部の貯留紙幣か機体内
に接触して残留させたり、あるいは破損したりすること
を防止できる効果か得られる。 第2の発明によれば、支持枠体とともに金種別一時貯留
部が機体の前面側に引き出された際、第2の付勢手段に
よって、受動設定防止部材を、駆動源がビルプレス部材
が退避する方向に受動的に動作させられることを防止し
た設定防止位置に配置させるようにしたで、紙幣の取り
出しに際してビルプレス部材が上方へ退避動作を行なっ
た状態で保持されることはなくなり、紙幣の取り出しを
終了した後、直ちに支持枠体を機体内に押し戻して、返
却処理を終了させることができる効果が得られる。 第3の発明によれば、支持枠体の機体の前面側への引き
出しに際し、ビルプレス部材による紙幣の押さえ動作に
も拘らず、金種別一時貯留部に一時貯留された紙幣の集
積高さが高い場合でも、押さえカム部材が支持枠体の引
き出し操作に応じて押さえリンク部材を作動させてビル
プレス部材を紙幣の押さえ動作を行う方向へ強制的に動
作させるため、貯留紙幣か確実にビルプレス部材によっ
て所定高さ以下に抑えられ、支持枠体の引き出しに際し
て、上部の貯留紙幣あるいはビルプレス部材が機体内に
接触して残留したり、あるいは破損したりすることが防
止される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図(b)は本発明の一実施例を示す図であ
って、第1図は紙幣処理機の全体概略構成図、第2図は
金種別一時貯留装置に設けられた駆動伝達機構を示す側
面図、第3図(a)は第2図に示す駆動伝達機構の平面
図、第3図(b)及び第3図(c)は駆動伝達機構の動
作を示す側面図、第4図は金種別一時貯留装置の一つの
金種別貯留部を示す平面図、第5図(a)及び第5図(
b)は押さえリンク機構とその動作を示す断面図、第6
図(a)及び第6図(b)は第2図に示す駆動伝達機構
の他の例を示す図、第7図(a)及び第7図(b)は、
第5図(a)及び第5図(b)に示す押さえリンク機構
の他の例を示す図である。 100・・・金種別収納箱、 1、01・ ・金種別一時貯留装置、 102・・機体、 103・−・支持枠体、 15・・・・ビルプレス部材、 16・・ ソレノイド(駆動源)、 17 ・・駆動伝達機構、 35・ ロックアーム (受動設定防止部材)、 37・ ・棒状バネ(第2の付勢手段)、38 ・解除
部材、 39・・・・・コイルバネ(付勢手段)、50・・・・
押さえリンク機構、 51 ・・押さえカム部材、 56 第1の作動リンク (押さえリンク部材)、 57・・ 第2の作動リンク (押さえリンク部材)、 63・  ソレノイド(駆動源)、 67  、押さえカム部材、 68  アーム(押さえ’j /り部材)。 出願人 口−レルハンクマ/ン株式会社第6図(0) 第6図(b) 第7図(a) t 第7図(1))

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機体の中段部分で且つ機体の前後方向に紙幣を金
    種別に一時貯留する複数の金種別一時貯留部を所定の間
    隔を有して設けるとともに、これら金種別一時貯留部を
    機体の前後方向に移動自在の支持枠体に支持させ、この
    支持枠体を機体内に押し込んでセットすることにより紙
    幣を金種別に振り分けて一時貯留動作を行い、その後、
    金種別一時貯留部の紙幣を下方の金種別収納箱へ収納し
    たり、もしくは支持枠体を機体の前面側に引き出して金
    種別一時貯留部の紙幣を取り出したりするようになした
    紙幣処理機において、 前記支持枠体には、 前記金種別一時貯留部に対応して配置され、上下方向へ
    の回動によって前記金種別一時貯留部内の紙幣を上方か
    ら押さえるビルプレス部材と、前記金種別一時貯留部内
    の紙幣を上方から押さえる方向に前記ビルプレス部材を
    回動付勢させて、該ビルプレス部材に紙幣の紙幣の押さ
    え動作を行わせる付勢手段と、 前記ビルプレス部材を前記金種別一時貯留部内の紙幣か
    ら離れる方向に回動させ、前記ビルプレス部材に退避動
    作を行わせる駆動源と、 該駆動源と前記ビルプレス部材との間に設けられて、紙
    幣を金種毎に振り分けて一時貯留させる際に、前記駆動
    源により発生した駆動力を前記ビルプレス部材に伝達し
    て、前記ビルプレス部材を前記付勢手段の付勢力に抗し
    て退避動作を行わせ、また、前記一時貯留動作が終了し
    た際に、前記駆動源からビルプレス部材への駆動力伝達
    を断として、前記付勢手段により前記ビルプレス部材に
    紙幣の押さえ動作を行わせる駆動伝達機構とが具備され
    ていることを特徴とする紙幣処理機の金種別一時貯留装
    置。
  2. (2)更に、前記支持枠体には、 前記駆動伝達機構に係合する設定防止位置と該駆動伝達
    機構から退避する退避位置との間を移動自在に設けられ
    、前記設定防止位置において、前記ビルプレス部材が外
    部からの該ビルプレス部材の退避動作と同一方向の力を
    受けた際、前記駆動源が前記退避動作と同一の方向へ受
    動的に設定されることを防止する受動設定防止部材と、 前記支持枠体が機体の前面側に引き出された際、前記受
    動設定防止部材が設定防止位置に設定されるよう付勢す
    る第2の付勢手段とが具備され、他方、前記機体側には
    、 前記支持枠体が機体内にセットされた際、前記受動設定
    防止部材を前記第2の付勢手段に抗して、前記設定防止
    位置から退避位置に退避させる解除部材が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の紙幣処理機の金種別
    一時貯留装置。
  3. (3)更に、前記支持枠体には、 前記ビルプレス部材にその一端が連結され、前記支持枠
    体が機体内から機体の前面側に引き出される際に、前記
    ビルプレス部材を紙幣の押さえ動作を行う方向へ強制的
    に動作させる押さえリンク部材とが設けられ、 他方、前記機体側には、 前記押さえリンク部材の他端に係合し、前記支持枠体が
    機体内から機体前面側に引き出される際に、前記ビルプ
    レス部材を紙幣の押さえ動作を行う方向へ強制的に動作
    させる押さえカム部材が設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の紙幣処理機の金種別一時貯留装
    置。
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