JPH0420292Y2 - - Google Patents

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JPH0420292Y2
JPH0420292Y2 JP1987080985U JP8098587U JPH0420292Y2 JP H0420292 Y2 JPH0420292 Y2 JP H0420292Y2 JP 1987080985 U JP1987080985 U JP 1987080985U JP 8098587 U JP8098587 U JP 8098587U JP H0420292 Y2 JPH0420292 Y2 JP H0420292Y2
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JP
Japan
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frame
vertical
rear wall
sliding board
support plate
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JP1987080985U
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JPS63189047U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はパネル用額縁における上枠の開閉構造
に関するものである。
「従来の技術」 パネル用額縁は、アルミニウム製の上下枠と二
本の縦枠からなる方形で且つ夫々の内面側にパネ
ル嵌合溝を設けてなるものであり、そしてまたパ
ネルの着脱を行うために上枠を開閉できるように
構成されている。
然して、斯かるパネル用額縁における従来の上
枠の開閉構造は、フツク構造であり、下端部をフ
ツク部とし且つ中央部を揺動自在に軸支した揺動
板の上端部に上枠を接続し、他方、縦枠の上端部
内に、上端部に前記揺動板のフツク部と係合する
突起を設けた固定板と、前記揺動板のフツク部が
固定板の突起と係合するように附勢する板ばねと
をビス止めしてなるものである。
しかし、斯かる従来構造にあつては、揺動板が
前後方向に揺動するために、縦枠の内部を前後方
向に広くしなければならず、またこのため枠の奥
行が大きくなる分大型化し、且つ材料費も高くつ
くことになる。
また、突起を設けた固定板を止めてあるビスは
自然に緩みやすく、このビスが緩んで揺動板が外
れるという問題が生ずる。また、各ビスが額縁の
正面から見て目につくといつた問題もあり、従来
から改善が望まれていた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、縦枠の上端部内の後壁側に枠部を設け、該枠
部内に、幅方向の中央部に長さ方向の長孔を設け
且つ上端部に、水平部を上枠の両端部内の後壁側
に設けた枠部内に嵌合固定する鉤形の揺動支持板
の垂直部を前後方向に揺動自在に枢着連結した摺
動基板を摺動自在に嵌合し、更に該摺動基板の長
孔内に、該摺動基板が摺動するときそれを縦枠の
枠部内面に圧接させる板ばねを設けることによ
り、前記従来構造の問題点を悉く解消することが
できるようになしたものである。
「問題点を解決するための手段」 以下、本考案を図示した実施例に即して更に詳
細に説明する。
第1図は本考案を実施したパネル用額縁の斜視
図、第2図は摺動基板と揺動支持板の分解斜視
図、第3図は同組立状態斜視図、第4図は第3図
中−線断面図、第5図は第1図中−線拡
大断面図、第6図は第1図中−線拡大断面
図、第7図乃至第9図は作用説明図である。
図中、1はパネル用額縁であり、上枠1a、下
枠1b、縦枠1c,1cからなると共に、各枠の
内面側にはパネル嵌合溝2が設けられている。ま
た、上枠1aの両端部内の後壁1a′側には後記揺
動支持板を嵌合固定するための枠部3が設けられ
ている。尚、該枠部3は上下の側壁内面に対向し
て設けた突起1a″,1a″によつて形成される。ま
た、縦枠1cにも上枠と同様に、上端部内の後壁
1c′側に枠部4が設けられる。尚、該枠部4は左
右の側壁内面に対向して設けた突起1c″,1c″に
よつて形成される。5は前記縦枠1cの枠部4内
に摺動自在に嵌合される摺動基板であり、幅方向
の中央部には長さ方向の長孔6が穿設されてい
る。該長孔6と後記縦枠の後壁外面に螺着するビ
スをもつて摺動基板5の抜けを防止するものであ
る。また、本実施例にあつては、長孔6に段部6
aを形成し、該段部6aに一端側に彎曲部7aを
設けた板ばね7を落とし込み、ビス8をもつて該
板ばね7の他端側を固着している。また、該摺動
基板5の上端部には連結用の突起部5aが設けら
れ且つ該突起部5aには、左右に貫通するピン嵌
入孔5a′が穿設されている。9は揺動支持板であ
り、前記上枠1aの枠部3内に嵌合固定される水
平部9aと、前記摺動基板5に連結される垂直部
9bとからなる鉤形に形成されている。また前記
水平部9aには、上枠1aの後壁外面から挿通す
るビス(図示せず。)を螺合する螺子孔10が設
けられ、また垂直部9bには前記摺動基板5の突
起5aを左右から挾むようにするための連結用突
起部9b′,9b′が対設されている。また、該突起
部9b′,9b′には後記ピンの嵌入孔11が設けら
れている。12は連結用のピンであり、第3図に
示す如く前記摺動基板5の突起部5aと揺動支持
板9の垂直部9bの突起部9b′,9b′を重ね、こ
れらを左右方向に串差し状に通すものである。こ
れによつて摺動基板5の上端部に揺動支持板9が
前後方向に揺動自在に枢着連結されるものであ
る。
13は先端部が前記摺動基板5の長孔6内に嵌
入するビスであり、縦枠1cの後壁1c′外面に螺
着されている。
その他、図中14はパネルを示すものである。
「作用」 次に、上記構成からなる本考案の作用について
説明する。
第7図は摺動基板5が縦枠1cの枠部4内に完
全に入り込んだ状態を示しており、摺動基板5と
揺動支持板9は同一平面となつている。次にパネ
ルを交換しようとするときには、第8図に示す如
く先ず上枠1aを引き上げる。これにより摺動基
板5は縦枠1cの枠部4内を摺動して引き上げら
れる。尚、このとき板ばね7の作用によつて摺動
基板5は枠部4の内面に押し付けられ、したがつ
て摺動基板5はぐらつくことなくスムーズに摺動
する。その後上枠1aを後方側に押すと、揺動支
持板9はピン12を支点として後方側に傾き、第
9図に示す如く縦枠1cの上部が開放されて、パ
ネルの差し替えを容易に行うことができるように
なるものである。また、パネルの差し替えを終了
したら前記と逆の手順に従つて上枠1aを閉じる
ものである。
「考案の効果」 本考案は上記の如き構成であるから、従来のフ
ツク式の構造に比して小型化することができると
共に材料費も少なくて済むものである。即ち、従
来のフツク式の構造では各枠の奥行を必然的に大
きくしなければならないが、本考案では摺動基板
を縦枠内の後壁側に設けた枠部内で上下方向にず
らせる構造とし且つ該摺動基板に揺動支持板を揺
動自在に枢着連結する蝶番構造であるから、各枠
の奥行を大きくする必要がなく、したがつて、小
型化することができると共に枠の材料費も少なく
て済み経済的である。また、摺動基板の長孔内
に、該摺動基板が摺動するときそれを縦枠の枠部
内面に圧接させるための板ばねを設けてあるか
ら、摺動基板をぐらつくことなくスムーズに摺動
させることができる。また、摺動基板の長孔内に
設けた板ばねには、一端側に彎曲部が設けてある
から、摺動基板が縦枠の枠部内に最も深く入り込
んだときに、縦枠の後壁外面に螺着したビスの先
端部が該板ばねの彎曲部に嵌まり込み、もつてロ
ツク状態にすることができるものである。また、
摺動基板の長孔には縦枠の後壁外面に螺着したビ
スが嵌入しているから、摺動基板を引き上げたと
きに、これが縦枠の枠部から抜け出ることを防止
することができるものである。また、摺動基板が
引き上げられた後、揺動支持板を後方に倒す構造
であるから、上枠は大きく後方側にずれることに
なり、したがつてパネルの着脱をきわめてスムー
ズに行うことができる。また更に、従来の構造で
は各ビスが正面側から見えるが、本考案では各ビ
スは各枠の後壁外面にあるために正面側からは見
えないものであり、美感の点からも好ましいもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したパネル用額縁の斜視
図、第2図は摺動基板と揺動支持板の分解斜視
図、第3図は同組立状態斜視図、第4図は第3図
中−線断面図、第5図は第1図中−線拡
大断面図、第6図は第1図中−線拡大断面
図、第7図乃至第9図は作用説明図である。 1……パネル用額縁、1a……上枠、1a′……
上枠後壁、1b……下枠、1c……縦枠、1c′…
…縦枠後壁、2……パネル嵌合溝、3……上枠内
に設けた枠部、4……縦枠内に設けた枠部、5…
…摺動基板、5a……連結用突起部、6……長
孔、7……板ばね、9……揺動支持板、9a……
水平部、9b……垂直部、9b′,9b′……連結用
突起部、12……連結用ピン、13……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦枠1cの上端部内の後壁1c′側に枠部4を設
    け、該枠部4内に、幅方向の中央部に長さ方向の
    長孔6を設け且つ上端部に、水平部9aを上枠1
    aの両端部内の後壁1a′側に設けた枠部3内に嵌
    合固定する鉤形の揺動支持板9の垂直部9bを前
    後方向に揺動自在に枢着連結した摺動基板5を摺
    動自在に嵌合し、更に前記摺動基板5の長孔6に
    段部6aを形成し、該段部6aに一端側に彎曲部
    7aを設けた板ばね7を落とし込み、ビス8をも
    つて該板ばね7の他端側を固着し、更に縦枠1c
    の後壁1c′外面に前記摺動基板5の長孔6内に嵌
    入させ、先端部を前記板ばね7に摺接せしめるビ
    ス13を螺着してなるパネル用額縁における上枠
    の開閉構造。
JP1987080985U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH0420292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987080985U JPH0420292Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JP1987080985U JPH0420292Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63189047U JPS63189047U (ja) 1988-12-05
JPH0420292Y2 true JPH0420292Y2 (ja) 1992-05-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131258B2 (ja) * 1981-01-28 1986-07-18 Takenaka Komuten Co

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131258U (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 有限会社 八木沢金属工業所 額縁

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6131258B2 (ja) * 1981-01-28 1986-07-18 Takenaka Komuten Co

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JPS63189047U (ja) 1988-12-05

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