JPH0960394A - ピボットヒンジの取付構造 - Google Patents

ピボットヒンジの取付構造

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JPH0960394A
JPH0960394A JP24092395A JP24092395A JPH0960394A JP H0960394 A JPH0960394 A JP H0960394A JP 24092395 A JP24092395 A JP 24092395A JP 24092395 A JP24092395 A JP 24092395A JP H0960394 A JPH0960394 A JP H0960394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア本体の荷重をドア枠のみならずその周辺
の部材で分散して受けることができるピボットヒンジの
取付構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 ドア枠6の下枠11に取り付けられるピ
ボットヒンジ3の一方のヒンジ部材10の一部を、ドア
枠6の縦枠28に係止したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば重いドアに
設ける上下のピボットヒンジのうち、ドア本体の荷重を
直接受ける下側のピボットヒンジの取付構造にに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のピボットヒンジの取付構
造として、例えば実開平3−29681号公報に記載の
ものが知られている。この下側のピボットヒンジでは、
上ヒンジがドア本体の框に補強プレートを介して固定さ
れ、また上ヒンジを受ける下ヒンジもドア枠の下枠に補
強プレートを介して固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のピボ
ットヒンジでは、下ヒンジにドア本体の全荷重が加わ
り、この荷重を補強プレートを介して下枠が受けること
になる。この場合、下枠はドア本体の荷重を曲げ荷重と
して受けるため、たとえ補強プレートを用いても、下枠
の肉厚を厚くするか、下枠自体を強度のある材質にする
必要があった。
【0004】本発明は、ドア本体の荷重をドア枠のみな
らずその周辺の部材で分散して受けることができるピボ
ットヒンジの取付構造を提供することをその目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のピボットヒン
ジの取付構造は、ドア枠の下枠に取り付けられるピボッ
トヒンジのヒンジ部材を、ドア枠の縦枠に係止したこと
を特徴とする。
【0006】この構成によれば、ドア本体の荷重を、ド
ア枠の下枠のみならず縦枠で受けることになり、この荷
重を下枠では曲げ荷重として、縦枠では引張りおよび圧
縮荷重として受けることになる。すなわち、ドア本体の
荷重を、下枠および縦枠により分散して効率よく受ける
ことができる。
【0007】請求項2のピボットヒンジの取付構造は、
ドア枠の下枠に取り付けられるピボットヒンジのヒンジ
部材を、補強部材を介して下枠に取り付けると共に、補
強部材をドア枠の縦枠に係止したことを特徴とする。
【0008】この構成によれば、ヒンジ部材と、下枠お
よび縦枠との間に補強部材を介在させるようにしている
ため、下枠は、ドア本体の荷重を補強部材を介して十分
に広い面積で受けることになる。また、請求項1と同様
に、ドア本体の荷重を、下枠および縦枠により分散して
効率よく受けることができる。
【0009】請求項2のピボットヒンジの取付構造にお
いて、補強部材は平板状に形成されており、補強部材に
形成した突片を縦枠に形成した係止孔に嵌合させること
により、ヒンジ部材が縦枠に係止されていることが、好
ましい。
【0010】この構成によれば、補強部材に突片を形成
し、縦枠に係止孔を形成するだけの簡単な構造で、補強
部材を縦枠に係止することができる。
【0011】請求項2または3のピボットヒンジの取付
構造において、補強部材が、ドア枠を床に固定するアン
カー部材を兼ねていることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、ドア本体の荷重をさら
に床でも受けることができる。すなわち、ドア本体の荷
重を補強部材を介して、下枠、縦枠および床でそれぞれ
分散して受けることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基いて、本発
明の一実施形態に係るピボットヒンジの取付構造を玄関
ドアに適用した場合について説明する。図1の縦断面図
および図2の横断面図に示すように、このドア1は、右
勝手で屋外側に開放され、その上部と下部には、屋外側
に露出してトップヒンジ(ピボットヒンジ)2およびボ
トムヒンジ(ピボットヒンジ)3がそれぞれ設けられて
いる。トップヒンジ2の上ヒンジ4aはドア枠6の上枠
7に固定され、下ヒンジ4bはドア本体8の縦框9の上
端に固定されている。同様に、ボトムヒンジ3の上ヒン
ジ10aはドア本体8の縦框9の下端に固定され、下ヒ
ンジ10bはドア枠4の下枠11に固定されている。
【0014】図3に示すように、トップヒンジ2の上ヒ
ンジ4aおよび下ヒンジ4bは、それぞれヒンジ本体1
2と、ヒンジ本体12から水平に延びる取付部13とか
ら成り、下ヒンジ4bのヒンジ本体12には、ピボット
14が上向きに凸設され、これに対応して上ヒンジ4a
のヒンジ本体12には、ピボット受け溝15が下向きに
凹設されている。同様に、ボトムヒンジ3の上ヒンジ1
0aおよび下ヒンジ10bは、それぞれヒンジ本体16
と、ヒンジ本体16から水平に延びる取付部17とから
成り、下ヒンジ10bのヒンジ本体16には、ピボット
18が上向きに凸設され、これに対応して上ヒンジ10
aのヒンジ本体16には、ピボット受け溝19が下向き
に凹設されている。
【0015】トップヒンジ2の下ヒンジ4bは、ドア本
体8の縦框9の上端部に嵌合した補強ブロック20を介
して、その取付部13で縦框9に固定されている。補強
ブロック20は、押出し形材などで構成され、縦框9の
外側面に当てがった裏板21を介して、縦框9に強固に
ねじ止めされている。補強ブロック20の上端部には、
4個のビスホール20aが形成されており、下ヒンジ4
bは、その取付部13の上側からこのビスホール20a
に螺合した4本の固定ねじ22により、補強ブロック2
0に固定されている。同様に、ボトムヒンジ3の上ヒン
ジ10aは、縦框9の下端部に嵌合した補強ブロック2
0に固定されており、この補強ブロック20が裏板21
を介して縦框9に固定されている。
【0016】このように、ドア本体8に固定されるトッ
プヒンジ2の下ヒンジ4bおよびボトムヒンジ3の上ヒ
ンジ10aを、縦框9に嵌合した補強ブロック20を介
して、ドア本体8に固定するようにしているので、ドア
本体8の縦框9に加わるドア本体8自体の荷重が分散さ
れ、縦框9の変形などを防止することができ、かつ縦框
9自体の加工を極力少なくすることができる。また、補
強ブロック20を押出し形材で形成することにより、ビ
スホール20aなどを同時に作り込むことができると共
に、ドア本体8の重さに応じてその長さ設定を自在に変
更することができる。
【0017】図4に示すように、ボトムヒンジ3の下ヒ
ンジ10bは、補強部材23を介して、ドア枠6の下枠
11の端部に固定されている。補強部材23は、ステン
レスなどの平板を曲げ加工したものであり、垂直片24
と、垂直片24の上端から水平に延びる受け片25と、
垂直片24の下端から水平に延びるアンカー片26とで
構成されている。受け片25の先端には、側方に延びる
左右一対の突片27,27が突出形成されており、この
突片27が後述する縦枠28に係止されるようになって
いる。また、アンカー片26は、床Fを構成するコンク
リート内に埋め込まれる(図1参照)。
【0018】補強部材23は、下枠11の中空部31を
構成する下リブ壁32の下面に、その受け片25を当て
がうように配設されている。これに対応して、下ヒンジ
10bは、下枠11の中空部31を構成する前壁33に
形成した差込み開口34から、その取付部17を差し込
むようにして、下リブ壁32の上面に当てがうように配
設されている。すなわち、補強部材23の受け片25と
下ヒンジ10bの取付部17とが、下枠11の下リブ壁
32を上下から挟むように配設され、上リブ壁35のね
じ用開口36を介して、下ヒンジ10bの上側からねじ
込んだ4本の取付ねじ37により、補強部材23と下ヒ
ンジ10bとが下リブ壁32に固定されている。なお、
図中の符号38は、上リブ壁35のねじ用開口36を閉
塞するステンレス製の蓋プレートである。
【0019】一方、下枠11に補強部材23および下ヒ
ンジ10bを取り付けた状態では、補強部材23に形成
した右側の突片27が下枠11の端(小口)から突出し
ており、この突片27が、縦通しで下枠11に連結され
る縦枠28に係止されている。図4に示すように、縦枠
28の下部には、突片27の断面形状と相補形状を為す
方形の係止孔29が形成されており、下枠11に縦枠2
8を連結した状態では、補強部材23の突片27がこの
係止孔29に嵌合するようになっている。なお、左側の
突片27は、ドア1が左勝手の場合に使用する。
【0020】このように、ドア本体8の全荷重が加わる
ボトムヒンジ3の下ヒンジ10bを、補強部材23を介
して、下枠11、縦枠28および床Fに固定するように
しているので、ドア本体8の荷重が下枠11に集中する
ことがなく、ドア本体8はその荷重を分散させた状態で
支持される。したがって、下枠11を特別に強固なもの
で構成する必要がなく、下枠11の材質の自由度を高め
ることができる。
【0021】次に、図6を参照して、本発明の第2実施
形態について説明する。この実施形態では、補強部材2
3の突片27に代えて、下ヒンジ10b自体に突片40
が形成されており、下ヒンジ10bを直接、縦枠28に
係止するようにしている。このように構成すれば、第1
実施形態と同様に、ドア本体8の荷重が下枠11に集中
することがなく、ドア本体8はその荷重を分散させた状
態で支持される。なおこの場合、補強部材23を用いる
ことが好ましいが、無くてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のピボットヒンジの
取付構造によれば、ドア本体の荷重をドア枠のみならず
その周辺の部材で分散して受けることができるので、下
枠を特別に強固なもので構成する必要がなく、下枠の材
質に制約を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るピボットヒンジの取
付構造を備えた玄関ドアの縦断面図である。
【図2】実施形態に係るピボットヒンジの取付構造を備
えた玄関ドアの半部の横断面図である。
【図3】上下のピボットヒンジ廻りの構造を示す分解斜
視図である。
【図4】ボトムヒンジの下ヒンジの取付状態を示す分解
斜視図である。
【図5】ドア枠の縦枠の構造を示す構造図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るボトムトヒンジの
下ヒンジの斜視図である。
【符号の説明】
1 ドア、3 ボトムヒンジ、6 ドア枠、10 下ヒ
ンジ、11 下枠、23 補強部材、25 受け片、2
6 アンカー片、27 突片、28 縦枠、29 係止
孔、40 突片、F 床

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠の下枠に取り付けられるピボット
    ヒンジのヒンジ部材を、当該ドア枠の縦枠に係止したこ
    とを特徴とするピボットヒンジの取付構造。
  2. 【請求項2】 ドア枠の下枠に取り付けられるピボット
    ヒンジのヒンジ部材を、補強部材を介して前記下枠に取
    り付けると共に、前記補強部材を前記ドア枠の縦枠に係
    止したことを特徴とするピボットヒンジの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記補強部材は平板状に形成されてお
    り、当該補強部材に形成した突片を前記縦枠に形成した
    係止孔に嵌合させることにより、前記ヒンジ部材が前記
    縦枠に係止されていることを特徴とする請求項2に記載
    のピボットヒンジの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記補強部材が、前記ドア枠を床に固定
    するアンカー部材を兼ねていることを特徴とする請求項
    2または3に記載のピボットヒンジの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004270321A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Shin Nikkei Co Ltd ピボットヒンジの取付構造
JP2015086609A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 三協立山株式会社 ドア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816639U (ja) * 1971-07-06 1973-02-24

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