JPH04200447A - 型取り用シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平型、足型、その他物の型取りを簡便に行な
うことのできる型取り用シートに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、平型、足型は医学的に手、足の成長過程を簡便に
知る方法として用いられている。特に足型は扁平足のス
クリーニング法や、オーダーによる靴型採取のためには
簡便な方法とじて多用されている。

一般に平型又は足型等を採取する場合、手又は足Ｓこ朱
肉や墨を付着さセ、紙等Ｑこ接触して写し取る方法で行
われている。巳かし、これらの方法の場合、型取りした
後の手や足０こ付着Ｌ７ｚ朱肉等ば容易に除去し難いと
いう問題があり、改良手段が望まれている。

発明者等は、このような問題を解決すべく鋭意研゛究の
結果、先に無色乃至淡色の塩基性染料ど呈色剤を熱によ
り発色させた型取り用シート１乙こ、減感剤を付着させ
た物体を接触することにより像型が消色するという化学
反応を利用した型取り方法（特願平１４８３３０７号等
）を提案じた。

〔発明が解決しようとする課題： この方法は、朱肉や墨で手や足を汚すことなく型取りを
行うことができるが、型取りした後もなお、手、足に減
感剤が残存し７て不快感をちえる場合がある。減感剤は
水洗乙こより簡単に除去されるが、特に足研究の為の集
団検診用として、また靴業界用としては水洗の必要が無
く、被検者にとっ丁不快怒もないものが望まれている。

ご課題を解決するための手段］ 本発明者等は、更に研究を重ねた結果、型取り用シート
の発色層に顔料を含有せじめることにより、減感剤が足
など↓こ残存し難くなることを見出し、だのである。

本発明は、基材上に、無色ないし淡色の塩基性染料、該
染料と接触して呈色し得る呈色剤、顔料及び接着剤を三
成分とする塗被層を設け、これを発色せしめてなる型取
り用ノートである。

〔作用〕

上記の構成において使用する無色ないし淡色の塩基性染
料としては、各種のものが公知であり、例えば下記が例
示される。

３．３−ビス（ｐ−ジメチルアミノフェニル）−６−ジ
メチルアミノフタリド、３．３−ビス（ｐ〜ジメチルア
ミノフェニル）フタリド、３−（ｐ−ジメチルアミノフ
ェニル）−３−（１，２−ジメチルインドール−３−イ
ル）フタリド、３−（ｐ−ジメチルアミノフェニル）−
３−（２−メチルインドール−３−イル）フタリド、３
，３−ビス（１，２−ジメチルインドール−３−イル）
−５−ジメチルアミノフタリド、３，３−ヒス（１，２
−ジメチルインドール−３−イル）−６−ジメチルアミ
ノフタリド、３，３−ビス（９−エチルカルハソ゛−ル
−３−イル）　−６−シメチＪレアミノフタリド、３，
３−ビス（２−フェニルインドール−３−イル）−６−
ジメチルアミノフタリド、３−ｐ−ジメチルアミノフェ
ニル−３−（１−メチルピロール−３−イル）−６−ジ
メチルアミノフタリド、３−４−（ジエチルアミノ）−
２−エトキシフェニル−３−（２−メチル−１−オクチ
ル−３−インドリル−４−アザフタリド、３゜３−ビス
（２−メチル−１−オクチル−３−インドリル）アザフ
タリド等のトリアリルメタン系染料、４．４′−ビスー
ジメチルアミノヘンズヒドリルヘンジルエーテル、Ｎ−
ハロフェニル−ロイコオーラミンＮ−２，４，５−１−
リクロロフェニルロイコオーラミン等のジフェニルメタ
ン系染料、ヘンソイルロイコメチレンブルー、ｐ−ニト
ロヘンヅイルロイコメチレンブルー等のチアジン系染料
、３−メチル−スピロ−ジナフトピラン、３−ユチルー
スビロージナフトピラン、３〜フェニル−スピロ−ジナ
フトピラン、３−ヘンシル−スピロ−ジナフトピラン、
３−メチル−ナフト、（６′−メトキシヘンゾ）スピロ
ピラン、３−プロピルースピロージヘンヅピラン等のス
ピロ系染料、ローダミン−Ｂアニリノラクタム、ローダ
ミン（ｐ−ニトロアニリノ）ラクタム、ローダミン（０
−クロロアニリノ）ラクタム等のラクタム系染料、３−
ジメチルアミノ−７−メトキシフルオラン、３−ジエチ
ルアミノ−６−メトキシフルオラン、３−ジエチルアミ
ノ−７−メトキシフルオラン、３−ジエチルアミノ−７
−クロロフルオラン、３−ジエチルアミノ−６−メチル
−７−クロロフルオラン、３−ジエチルアミノ−６，７
−シメチルフルオラン、３−（Ｎ−エチル−ｐ−トルイ
ジノ）−７−メチルフルオラン、３−ジエチルアミノ−
７（Ｎ−アセチル−Ｎ−メチルアミン）フルオラン、３
−ジエチルアミノ−７−（Ｎ−メチルアミノ）フルオラ
ン、３−ジエチルアミノ−τ−ジヘンジルアミノフルオ
ラン、３−ジエチルアミンー−（Ｎ−メチル〜へ一ヘン
シルアミノ）フルオラン、３−ジエチルアミン−７−（
Ｎ−クロロエチル−Ｎ−メチルアミノ）フルオラン、３
−ジエチルアミノ−７−ジエチルアミノフルオラン、３
−（Ｎ〜エチル−ｐ−トルイジ、））−６−メチル−７
−フェニルアミノフルオラン、３−（Ｎ〜エチル−ｐ−
１ルイジノ）−６−メチル−７−（１）−）ルイジノ）
フルオラン、３−ジエチルアミノ−６−メチル−７−フ
ェニルアミノフルオラン、３−ジブチルアミノ−６−メ
チル−７−フェニルアミノフルオラン、３−ジエチルア
ミノ−７−（２−カルボメトキシフェニルアミノ）フル
オラン、３−（Ｎ−ンクロへキシル−Ｎ−メチルアミノ
）−６−メチル−７−フェニルアミノフルオラン、３−
ピロリジノ−６−メチル−７−フェニルアミノフルオラ
ン、３−ピペリジノ−６−メチル−７−フェニルアミノ
フルオラン、３−シュチルアミノ−６−メチル−７〜（
２，４−ジメチルアミノ）フルオラン、３−ジエチルア
ミノ−７−（ｏ−クロロフェニルアミノ）フルオラ：／
、３−ジブチルアミノ−７（０−クロロフェニルアミノ
）フルオランノ１，３−ピロυシノー６−メチル−７−
（ｐ−ブチルフェニルアミノ）フルオラン、３−（Ｎ−
メチル−Ｎ−ｎ−アミルアミノ）−６−メチル−７−フ
ェニルアミノフルオラン、３−　（＼−エチルーＮ−Ω
−アミルアミノ）−６−メチル−７−フェニルアミノフ
ルオラン、１−（Ｎ−エチル−Ｎ−−イソアミルアミノ
）　−６−メチル−７−フェニルアミノフルオラン、３
−（Ｎ−メチル−Ｎ−ｎ　　ヘキシルアミノ）−６−メ
チル−７−フェニルアミノフルオラン、３−　（Ｎ−エ
チル−Ｎ−ｎ−ヘキシルアミノ）−６−メチル−７−フ
ェニルアミノフルオラン、３−（Ｎ−エチルーペーβ−
エチルへキシルアミノ）−６−メチル−７フェニルアミ
ノフルオラン等のフルオラン系染料等が挙げられる。勿
論、これらの染料に限定されるものではなく、二種以上
の染料の併用も勿論ｂＪ能である。

本発明Ｓこおいて、Ｆ記の塩基性染料と組合せで用いる
呈色側に一ついては、例えば感圧複写紙や感熱記録体の
分野で公知となっている物質が例示される。具体的には
、４−ｔｅｒｔ−ブチルフェア′−ル、α−ナフトール
、β−ナフト−ル１．１−アセナルフ１ノール、４−ｔ
ｅｒｔ−オクチルフェ／′−ル、１４′−５ｅｃ−プチ
リデンフエ、ノール、４−フｃニルフェノ−Ｊし、４．
、Ｖ−ノヒトロキンージフＬニルメクン、４．４′　イ
ソブロビリデンンフェノール、ハイ［ロキノン、４．４
′　−−−Ｌ・クロへ・キシリデンジフェノール、４．
４′−ノヒトロキ。

ジフェニルサルファイド、４．４’−チオビス（６−ｔ
ｅｒｔ−ブチル−３−メチルフＬ７ノール）、４゜４′
−ジヒドロキシジフェニルスルホン、ヒドロキノンモノ
ヘンシルエーテル、４−ヒトロキノヘンヅフエノン、２
．４−ジヒトロキシーパ／′ヅ″７゛−アルノン、２．
４．４’−１−ジヒドロキシ・＼ンヅフェノン、２．２
’、４．４’　−テトラヒドロキレ・−ン゛シフエノン
、４−５トロキシフタル酸−２；メチル、４−ヒドロキ
ン安息香酸メチル、４−ヒドロキビ／安息香酸エチル１
，１−ヒトｏキシ安息香酸プロピル、４−ヒドロキシ安
息香酸−３ｅｃ−ブチル、４−ヒドロキシ安息香酸ペン
チル、４−ヒドロキシ安息香酸フェニル、４−ヒドロキ
ン安息香酸−・アミル、４−ヒドロキソ安息香酸トリル
、４−Ｌｈ【コキン安息香酸クロロフェニル、４　賢ト
ロキシ安息香酸フェニルプロピル、４−ヒ［−ロキシ安
息香酸フェネチル、４−ヒドロキノ安息香酸Ｐ−クロロ
ヘンシル、４−ヒドロキシ安息香酸Ｐ−メトキシヘンシ
ル、ツボラックス型フェアノール樹脂、フェノール重合
体等のツーＬ　／’−ル性化合物；安息香酸、ｐ−ｔｅ
ｒ　ｔ−ブチル安息香酸、トリクロル安息香酸、テレフ
タル酸、３−ｓｅｃ−ブチル−４−ヒドロキシ安息香酸
、３−シクロ−・キシル−＝４−ヒドロキシ安息香酸、
３．５−ジメチル−４−ヒドロキシ安息香酸、サリチル
酸、３−イソプロピルサリチル酸、３−ｔｅｒｔ−ブチ
ルサリチル酸、３−ヘンシルサリチル酸、３−（α−メ
チルヘンシル）サリチル酸、３−クロル−５−（α−メ
チルヘンシル）サリチル酸、３，５−ジーｔｅｒｔ−ブ
チルサリチル酸、３−フェニル−５−（α１　α−ジメ
チルヘンシル）サリチル酸、３．５−シフ（α−メチル
ヘンシル）サリチル酸等の芳香族カルボン酸；これらの
芳香族カルボン酸と例えば曲鉛、７グ不ソウム、アルミ
ニウム、カルら・ラム、千タン、マンガン、スズ、ニッ
ケル等の多価金属との塩等の有機酸性物質等が挙げられ
る。これらの７色剤も勿論必要二こ応して一種以上を併
用する二、Ｌ：もｉｉＪ能である。

塩基性染料と７色剤の混合比率：ま、一般Ｓこ染料１０
０重量部に対して１１色剤が１００Ｊｔｔ部〜７００重
量部、好ましく　！；！　ｌ　５０〜５００重量部程度
使用される。

顔料としては、例えば、クレー、焼成りレー、ケイソウ
」−、タルク、無水酸化アルミニウム、無水ソリ力、ホ
ワイトカーボン、アルミノケイ酸マグネシウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネソウＪ２、炭酸バリウム、酸化チ
タユ狐水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等が挙
げられる。中でもＪ’ＩＳ　　Ｋ−５１０１に基づく吸
油量が５０　ｍｌ、／１００　ｇ以上有するものは極め
て効果が優れるため好ましい。なお、吸油量は顔料の粒
子形状、粒子径等の要因によって変化するので、吸油量
の満たない顔料でも、物理的或いは化学的に処理して５
０ｍ１／１００ｇ以上にすると良い。

かかる顔料の発色層中への配合割合は、発色層の構成材
料、発色層の形成方法、更には後処理の条件等に応して
適宜調節されるが、顔料について発色層中に乾燥重量で
１０〜８５重量％、好ましくは１５〜７５重量％配合す
るとよい。

接着剤としては、澱粉類、ヒドロキシエチルセルロース
、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼ
ラチン、カゼイン、アラビアゴム、ポリビニルアルコー
ル、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・
ブタジェン共重合体エマルジョン等が全固形分の５〜７
５重量％、好ましくは１０〜６５重量％用いられる。

なお、発色層を得る際に発色感度を向上させる目的で熱
可融性物質を、さらに保存性を改良する目的で紫外線吸
収剤等を添加することもできる。

これらを含む塗液は、一般ニー水を分散媒体とし、ボー
ルミル、アトライター、サンドミル等の撹拌、粉砕機に
より染料と呈色剤とを一緒に、又は別々に分散し、調整
される。

塗被層の形成方法については特に限定されるものではな
く、従来から周知慣用の技術にしたがって形成すること
ができる。例えば、バーコーターエアナイフコーター、
ブレードコーター、カーテンコーター等適当な塗布装置
が用いられる。

なお、基材についても特に限定されず、紙、合成繊維紙
、合成樹脂フィルム、金属、金属箔、ガラス等が適宜使
用し得る。

型取り用シートの製造に当たっては、塗液を基材に塗布
し発色開始温度以上の温度で乾燥して発色させる、或い
は発色開始温度以下の温度で乾燥し、次いで加熱処理す
ることにより発色させるとよい。

また、塩基性染料、呈色剤の片方をマイクロカプセルに
内包した状態の塗液を調製し、塗布・乾燥した後、カレ
ンダー等の圧力処理により発色させてもよい。

なお、マイクロカプセル化は従来から感圧複写シートの
製造に際して利用されているコンブレンクスコアセルヘ
ーンヨン法、ノンブルコアセルヘーション法、１ｎ−ｓ
ｉｔｕ法、界面型合法等各種のカプセル化法によって適
宜製造される。

こうして得られた型取り用シートは、発色層上に、減感
剤を付着させた物体を接触させることにより、像型が化
学反応して消色するため、容易に型取りを行うことがで
きるものである。

減感剤としては公知のものが利用できるが、水に易溶性
で、有害性が極めて少ないポリオレフィングリコールや
界面′活性剤が望ましい。ポリオレフィングリコールの
具体例としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリエチレンプロピレングリコール等
が挙げられる。

界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンア
ルキルフェノールエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノールエー
テル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、
ポリエチレングリコールモノステアレート等が’Ｊ　Ｖ
られる。

〔実施例〕

以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、勿論これらに限定されるものではない。

又、特に断らない限り例中の「部コ及び５％１、はそれ
ぞれ「重量部Ｊ及び「重量％」を示す。

実施例１ 「型取り用シートの作成Ｊ Ａ液の調製 ３．３−ビス（Ｐ−ジメチルアミノフェニル）−６−ジ
メチルアミノフェニルＦ　　　ｌＯ部メチルセルロース
５％水溶液　　　　　　５部水　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　４０部この組成物をサンドミ
ルで平均粒径が３μｍとなるまで粉砕した。

Ｂ液の調製 ３．５−ジ（α−メチルヘン・ミル）サリチル酸亜鉛　
　　　　　　　　　　　　　　　２０部メチルセルロー
ス５％水溶液　　　　　　５部水　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　５５部この組成物をサン
［ミルで平均粒径が１３μｍとなるまで粉砕した。

Ａ液５５部、Ｂ液８０部、表面処理炭酸カルシウム（吸
油量６０ｍｌ／１００ｇ、カルライトＳＡ、白石カルシ
ウム社製）３５０部、スチレン−ブタンエン共重合体ラ
テックス４８％液２５０部、水１０００部を混合し、撹
拌し塗液を得た。

得られた塗液を６４ｇ／ｍ２の原紙片面に乾燥後の塗布
重量が３．０ｇとなるようにワイヤーバーご塗弄し、１
１０’Ｃで１升間乾燥して青色の型取り用シートを得た
。

「型取り」 ２５ｇ／ｍ”の不織布にポリエチレングリコール（平均
分子量４００）の５０％水溶液を５０ｇ、／　ｍ　２含
侵させた不織布１枚の上を足で踏み、次いで上記青色の
型取りシートを踏むと足型の消色像が得られた９そＬ、
て足底部には溶液の残存は認められなかった。

カ！お、不快感は個人差があるので不快感の判定は型取
り用シートを踏んだ後、白色の上質紙を踏み、その上質
祇二ご付着した溶液の程度を目視判別し、白紙Ｓこ溶液
が付着しな−１れば溶液の足底残在ば無し、即ち不快感
；ま無いものと判定した。

実施例２ 表面処理炭酸カルミ／ウム（吸油量６０　ｍｌ／′１０
０　ｇ　）３５０部の代わりに酸化ケイ素（吸油１１８
０ｍｌ／１００ｇ　）　１５０部を使用した以外は、実
施例１と同様にして型取り用シートを得た。このソー１
−　Ｊ−乙こ実施例１と同様Ｑこして足を押圧すると、
明瞭な足型の消色像が得られ、足底部には、ポリエチレ
ングリコール溶液の残存は認められなかった。

実施例３ 「型取り用シートの作成ｊ Ａ液の調製 ３．３−ビス（ｐ−ジメナルアミノフｊ−二ル）−６−
ジニチルアミ、ノフタライｌ　　　　１０部１．２−ビ
ス（３−メチルフＬノキシ）エタン２０部 メチルセルロース５％水ン容液　　　　　　５部水　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５５
部この組成物をサントミルで平均粒径が、３μｍとなる
まで粉砕した。

Ｂ液の調製 ３．５−ジ（α−メチルヘンシル）サリチル酸亜鉛　　
　　　　　　　　　　　　　　２０部メチルセルロース
５％水溶液　　　　　　５部水　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　５５部この組成物をサ
ンＩ・ミルで平均粒径が３μｍとなるまで粉砕した。

Ａ液９０部、Ｂ液８０部、アルミノケイ酸マグネシウム
（吸油量３５０ｍｌ／１００ｇ　）　５０部、スチレン
−ブタジェン共重合体ラテンクス４８％液２５０部、水
１０００部を混合し、撹拌し塗液を得得られた塗液を６
４ｇ／ｍ２の原紙片面に乾燥後の塗布重量が３．０ｇ／
ｍ２となるよ−）Ｑこワイヤーバーで塗そｊし、９０゛
〔ンで１分間乾燥巳て青色の型取り用シー［・を得た。

実施例１と同様ユニとて足を押圧ゴーると、明瞭、−足
型の消色像が得られ、足底部乙乞マポリエチレ゛・・グ
リコール？容ン夜の残存は認められな力・っな。

実施例４ 表面処理炭酸カルシウム（吸油量６０　ｍｌ／１００　
ｇ　）の代わりに炭酸力ルソウム（吸油量３０　ｍｌ／
１００　ｇ　）を使用した以外は実施例１と同様にして
青色発色シートを得た。

このシート−１−に実施例１と同様Ｑこし７て足を押圧
すると、明瞭な足型の消色像が得られた。足底部にはポ
リエチレングリコール溶液の残存が僅かに認められた。

比較例 表面処理炭酸力ルソウム（吸油量６０　＋１１１／’１
００　ｇ　）を用いなかった以外は実施例１と同様にと
２で青色発色シートを得た。

このシート」二に実施例１と同様乙こして足を押圧する
と、明瞭な足型の消色像が得られた。巳かし、足底部に
はポリエチレングリコール溶液の残存が認められた。

［効果］ 本発明は、平型、足型、魚拓、拓本、その他型取りをす
る物を朱肉や墨等で汚すことなく鮮明に型取りでき、し
かも人を対象にした場合、被検者にとって滅惑剤の残存
が無いことから実用的効果は極めて大きい。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）基材上に、無色ないし淡色の塩基性染料、該染料
   と接触して呈色し得る呈色剤、顔料及び接着剤を主成分
   とする塗被層を設け、これを発色せしめてなる型取り用
   シート。
2. （２）顔料がＪＩＳＫ−５１０１法に基づく吸油量が５
   ０ｍｌ／１００ｇ以上である請求項（１）記載の型取り
   用シート。