JPH04199807A - 積層コンデンサ - Google Patents

積層コンデンサ

Info

Publication number
JPH04199807A
JPH04199807A JP33599890A JP33599890A JPH04199807A JP H04199807 A JPH04199807 A JP H04199807A JP 33599890 A JP33599890 A JP 33599890A JP 33599890 A JP33599890 A JP 33599890A JP H04199807 A JPH04199807 A JP H04199807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sides
sheets
sheet
electrodes
sections
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33599890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2841349B2 (ja
Inventor
Nobutoshi Sasaki
佐々木 信俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marcon Electronics Co Ltd
Original Assignee
Marcon Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marcon Electronics Co Ltd filed Critical Marcon Electronics Co Ltd
Priority to JP33599890A priority Critical patent/JP2841349B2/ja
Publication of JPH04199807A publication Critical patent/JPH04199807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2841349B2 publication Critical patent/JP2841349B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電子機器に外部から流入又は電子機器より外
部に流出するノイズを吸収するのに適したノイズ吸収用
の積層コンデンサに関する。
(従来の技術) 電子機器は、外部から流入するノイズにより誤動作を起
こしたり破壊される恐れがあり、また逆に電子機器内部
から発生するノイズが機器に接続される各種ラインから
外部に流出して他の電子機器に障害を引き起こすことが
あり大きな問題となっていた。
従来、このような問題を解決するために、電子機器にノ
イズ成分を吸収する目的でコンデンサが用いられている
しかして、ノイズ吸収を目的として複数個のコンデンサ
を並列接続する訳であるが、回路基板に実装する部品点
数が多くなり、機器の小形化指向に逆行し、またリード
線長さによるコンデンサのリードインダクタンスにより
ノイズ吸収効果が劣る結果となっていた。
こうした欠点を改善するため、コンデンサの電極引出部
からリード線を2本づつ引出し4端子形構造としたり、
あるいは、リードレス化してチップ化構造とすることに
より一定の成果を得ていたが、対向電極間の長さに起因
するインダクタンス成分は依然として残ることになり、
自己共振周波数以上のノイズ吸収ができなく必ずしも満
足すべきものとはなっていなかった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来−船釣にコンデンサのノイズ吸収性
を高めるために講じられている対策を持ってしても、コ
ンデンサの対向電極間の長さに起因するインダクタンス
成分は残る結果満足すべきノイズ吸収ができなかった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、単一素子
でより広いノイズ吸収が可能なノイズ吸収用の積層コン
デンサを提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明によるノイズ吸収用の積層コンデンサは、一方面
の四周辺中相対する二辺に絶縁マージン部を設け、この
絶縁マージン部それぞれから対向する絶縁マージン部に
向かって交互に対向する絶縁マージン部に達することの
ないスリットを設けて前記絶縁マージン部を設けない他
方の二辺まで延長して内部電極を設けた誘電体シートを
用い、前記内部電極が交互に直交するように前記誘電体
シートを複数枚積層し形成した積層体の四側面に前記内
部電極と接続して外部電極を設けたことを特徴とするも
ので、更に、このような積層コンデンサにおいて、誘電
体シートとして、高分子フィルム又はセラミックスを用
い、内部電極として金属ペースト印刷又は金属蒸着によ
るものを含むことを特徴とするものである。
(作用) 上記のように構成しているので、互いに隣り合う一方の
外部電極対を入力端子とし、もう−方の互いに隣り合う
外部電極対を出力端子としての使用が可能で、かつ、そ
れぞれの内部電極には交互にスリットが入っているため
に、入力端子が流入した電流はジグザグに内部電極を流
れ出力端子に到達するため電流経路を極めて長く取るこ
とができ、ラインインピーダンスを非常に大きくするこ
とができると共に、CとRの分布定数的な4端子フィル
タ回路が形成され、高周波成分は出力に瑣われ難くなり
、容易に低インダクタンス化が可能となり、自己共振周
波数より高い成分のノイズ吸収ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明する。
すなわち、第3図に示すように、1は例えばチタン酸バ
リウム等の誘電体を原料とするセラミックグリーンシー
トからなる誘電体シートで、この誘電体シート1の片面
には、四周辺中相対する一方の二辺に絶縁マージン部2
,3を設け、この絶縁マージン部2.3を設けた二辺そ
れぞれの辺側から交互に相対する他の辺側に向かって前
記絶縁マージン部と連設したスリット4゜5を設けて前
記マージン部2.3を設けない他方の二辺6.7まで延
長して内部電極8を設けている。この内部電極8は、誘
電体シート1上に例えば白金や銀パラジウム等の金属ペ
ーストをスクリーン印刷することで形成する。
次に、第4図に示すように、このように内部電極8を形
成した誘電体シート1を複数枚用い、−枚毎に内部電極
8が他の誘電体シート1の内部電極8形成面の反対側に
接し、かつ、内部電極8が交互に直交するように複数枚
積層し、第5図に示すように上下それぞれにカバーシー
ト9を積層した後、加圧蜆結し四側面にそれぞれ内部電
極露出部10を有する積層体11を形成し、しかる後、
第1図に示すように前記積層体11の四側面に内部電極
露出部10と接続して金属ペーストを塗布焼成し、外部
電極12,13.14.15を形成してなるものである
。第2図は、このように形成してなる積層セラミックコ
ンデンサの等価回路である。
以上のように構成してなる積層セラミックコンデンサを
電子回路の電源ノイズ吸収用として使用する場合、外部
電極12を正極側入力端子として電子回路に供給される
電源に接続し、外部電極13を電子回路の電源入力に接
続すると共に、外部電極14を負極側入力端子として電
源のもう一方の端子に接続し、外部電極15を負極側出
力端子として電子回路のもう一方の電源入力に接続する
なお、正負極とも入力端子と出力端子は可逆的であり、
外部電極12.13.14.15を必ずしも上記のよう
に限定して機能させることはない。
第6図は、上記のように構成した積層セラミックコンデ
ンサからなる本発明Aと従来−膜化している構造で本発
明△と同一静電容量の積層セラミックコンデンサからな
る従来例Bのノイズ吸収特性を比較した結果である。
第6図から明らかなように従来例Bと比較して、本発明
Aは、ノイズの減衰量が大きく、かつ共振周波数も高く
良好な特性を示した。
なお、上記実施例では、誘電体シートとして、セラミッ
クを用いるものを例示して説明したが、例えばポリエス
テルフィルムの片面にアルミ又は亜鉛等の金属を蒸着し
て金属皮膜を形成した後、例えばレーザビームによって
上記実施例にて説明した第3図に示すと同様な絶縁マー
ジンとスリットを設けた内部電極構造とした高分子フィ
ルムシートを複数枚用い、上記実施例にて説明したと同
様に複数枚を積層し加熱圧着して積層体を形成し、この
積層体の四側面に金属吹付は等によって外部電極を形成
したものでも同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例では本発明に係るコンデン゛ サの使
用として、電源回路への応用について述べたが、特に電
源回路に限らず、電子回路内でノイズ除去が必要とされ
るラインに使用できることは言うまでもない。
さらに上記実施例では、リードレス形で無外装のものを
例示したが、第7図に示すように外部電極それぞれにリ
ード線16を接続し、樹脂外装置7化したものでも良い
ことは言うまでもない。
[発明の効果] 本発明によれば、リードインダクタンスの減少とライン
インピーダンスの増加及びラインに対する分布静電容量
の効果で優れたノイズ吸収効果が発揮できると共に、単
一素子化による実装密度の向上によって電子機器の小形
化に貢献できる実用的価値の^いノイズ吸収用積層コン
デンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例に係り、第1図は積
層コンデンサを示す斜視図、第2図は等価回路、第3図
は誘電体シートの構成状態を示す平面図、第4図は第3
図に示す誘電体シートの積層状態を示す斜視図、第5図
は積層体を示す斜視図、第6図は周波数−減衰量の関係
を示す特性図、第7図は本発明の他の実施例に係る積層
コンデンサを示す斜視図である。 1・・・・・・誘電体シート 2.3・・・・・・絶縁マージン部 4.5・・・・・・スリット 6.7・・・・・・使方の二辺 8・・・・・・内部電極 10・・・・・・内部電極露出部 11・・・・・・積層体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方面の四周辺中相対する二辺に絶縁マージン部
    を設け、この絶縁マージン部それぞれから対向する絶縁
    マージン部に向かつて交互に対向する絶縁マージン部に
    達することのないスリットを設けて前記絶縁マージン部
    を設けない二辺まで延長した内部電極を片面に設けた誘
    電体シートと、この誘電体シートを前記内部電極が交互
    に直交するように複数枚積層し形成した積層体と、この
    積層体の四側面に前記内部電極と接続して設けた外部電
    極とを具備したことを特徴とする積層コンデンサ。
  2. (2)誘電体シートがセラミツクスであることを特徴と
    する請求項(1)記載の積層コンデンサ。
  3. (3)誘電体シートが高分子フィルムであることを特徴
    とする請求項(1)記載の積層コンデンサ。
  4. (4)内部電極が金属ペーストの印刷で形成されたこと
    を特徴とする請求項(2)記載の積層コンデンサ。
  5. (5)内部電極が蒸着金属で形成されたことを特徴とす
    る請求項(3)記載の積層コンデンサ。
JP33599890A 1990-11-29 1990-11-29 積層コンデンサ Expired - Fee Related JP2841349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33599890A JP2841349B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 積層コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33599890A JP2841349B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 積層コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04199807A true JPH04199807A (ja) 1992-07-21
JP2841349B2 JP2841349B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=18294641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33599890A Expired - Fee Related JP2841349B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 積層コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2841349B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100775107B1 (ko) * 2006-11-23 2007-11-08 삼성전자주식회사 커패시터 구조물 및 이의 제조 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100775107B1 (ko) * 2006-11-23 2007-11-08 삼성전자주식회사 커패시터 구조물 및 이의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2841349B2 (ja) 1998-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2598940B2 (ja) Lc複合部品
KR20080022505A (ko) 적층 콘덴서
JP3470566B2 (ja) 積層型電子部品
JPH07272975A (ja) 複合コンデンサ
JPH04257111A (ja) 積層チップπ型フィルタ
JPH04257112A (ja) 積層チップt型フィルタ
JPH08162368A (ja) 複合型積層コンデンサ
USH416H (en) High capacitance flexible circuit
JP2001155962A (ja) 貫通型コンデンサ
JPH0653048A (ja) チップ型lcフィルタ
JP4287807B2 (ja) 積層型コンデンサ
JP4604553B2 (ja) 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JPH0456207A (ja) 積層セラミックコンデンサ及びそれを使用した回路
JP4993800B2 (ja) 電子部品
JPH0442910A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JPH04199807A (ja) 積層コンデンサ
JP2995073B2 (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2841346B2 (ja) 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法
JP2000252164A (ja) 積層セラミックフィルタ
JPH0410676Y2 (ja)
JPH07226331A (ja) 積層セラミックコンデンサー
JP2552317Y2 (ja) 積層型ノイズフィルタ
JP2001155954A (ja) 三次元搭載用貫通型積層セラミックコンデンサ
JPH0729737A (ja) チップインダクタ
JPH0434913A (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071023

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees