JPH07226331A - 積層セラミックコンデンサー - Google Patents

積層セラミックコンデンサー

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JPH07226331A
JPH07226331A JP1796394A JP1796394A JPH07226331A JP H07226331 A JPH07226331 A JP H07226331A JP 1796394 A JP1796394 A JP 1796394A JP 1796394 A JP1796394 A JP 1796394A JP H07226331 A JPH07226331 A JP H07226331A
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Kazunori Yamate
万典 山手
Tsutomu Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 総合高周波特性のよい積層セラミックコンデ
ンサーを提供することを目的とする。 【構成】 複数のコンデンサー1,1′が並列接続され
て一体化された積層セラミックコンデンサーであって、
内部の1つのコンデンサー1′の内部電極3,4を形成
する金属部の厚みを厚くし、少なくとも2つのコンデン
サー1,1′の自己共振周波数を異ならせた構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ吸収性に優れ、
小型化された積層セラミックコンデンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチング電源の小型化、軽量
化、高効率化のためのスイッチング周波数の高周波化が
進み、さらにディジタル回路におけるクロック周波数の
高周波化も進み、この高周波化はますます加速される傾
向にある。
【0003】積層セラミックコンデンサーは、小型、無
極性、高絶縁、低損失、高信頼であるという特徴を有す
ることから、この高周波化に伴ってスイッチング電源の
出力側の平滑コンデンサーとして、あるいはディジタル
回路の電源ラインのノイズ吸収用として注目され多用さ
れている。
【0004】しかし、上記積層セラミックコンデンサー
の一般構造は、図5および図6に示すように、表面に一
辺を外周辺まで延ばして内部電極40を設けたセラミッ
クグリーンシート41を用い、前記内部電極40の外周
辺まで延びた一辺が交互に反対になるように前記セラミ
ックグリーンシート41を複数枚積層して焼成し、前記
内部電極40が露出した両面側に外部電極42を形成し
たものからなっている。
【0005】しかしながら、このような積層セラミック
コンデンサーは、その形状に起因して自己共振周波数を
有しており、その周波数より高い成分を有するノイズに
対しては効果がなく、ノイズ除去ができないことにな
る。
【0006】すなわち、コンデンサーは一般に、L,
C,Rが直列に接続された等価回路で表現され、そのイ
ンピーダンス Z の絶対値 |Z|は
【0007】
【数1】 となり、自己共振周波数より高い周波数に対しては ω
L、すなわちインダクタンス成分Lが無視できなくな
り、高周波ノイズに対するインピーダンスが増大する。
このLの大きさを決定する要因はコンデンサーのリード
長さと電極端子間の長さである。
【0008】この要因のリード線長さに対しては、コン
デンサーの端子部からリード線をそれぞれ2本ずつ引き
出し、リード線部に起因するインダクタンス成分をキャ
ンセルでき、また、リードレス化してチップ構造とする
ことによっても同様の効果を得ることができる。
【0009】しかし、このような電極端子間の長さに起
因するインダクタンス成分は、高周波化になるほど無視
できなくなり、前述のようなスイッチング電源の高周波
化傾向下の中で、上記構成の積層セラミックコンデンサ
ーは、自己共振周波数以上のノイズ吸収が難しくなるこ
とより、その回路に用いるコンデンサーとして問題をか
かえる結果となっていた。
【0010】そのため従来は、LCフィルターを構成し
たり、コンデンサーを複数並列接続したりして、ノイズ
吸収性を高めていたが、回路基板に実装する部品点数が
多くなり、機器の小型化並びに軽量化指向に逆行し、か
つ低価格化を阻害することになり、改善が望まれてい
た。 さらに特開平3ー20709号公報、特開平4−
56207号公報に記載のコンデンサーでは4端子構造
で電極間の長さに起因するインダクタンス成分を打ち消
す構造となっているが、自己共振周波数以上になったと
きには、やはり電極構成に起因するインダクタンス成分
が無視できなくなり、高周波での減衰特性が確保できな
くなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来一
般化している積層セラミックコンデンサーは、自己共振
周波数以上のノイズ吸収性に劣るため、これらのコンデ
ンサーを用いるにはLCフィルターを構成したり、複数
のコンデンサーを並列接続化するなどの手段を講じなけ
ればならず、それだけ機器の大型化ならびに高価格化と
なり、昨今の機器の小型化ならびに軽量化の要請に応え
る上で解決すべき問題を有する結果となっていた。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、単一素子で、より広いノイズ吸収が可能な積層セラ
ミックコンデンサーを提供することを目的とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の積層セラミックコンデンサーは、内部の一
層のコンデンサー層の上下の内部電極を形成する金属部
の厚みを厚くした構造を有している。
【0014】つぎに、表面実装タイプ積層セラミックコ
ンデンサーにおいて、その表面実装タイプセラミックコ
ンデンサーの形状が直方体であり、その直方体の互いに
向かい合う一対の二つの面を、外部電極A電極(A
面)、外部電極B電極(B面)とし、さらに、直方体の
互いに向かい合う別の一対の二つの面をC面、D面とし
たとき、C面が上を向いており、さらに、直方体の別の
互いに向かい合うもう一対の面をE面、F面とし、コン
デンサーを形成する内部電極がC面、D面に平行に配置
されており、D面に一番近い内部一層のコンデンサー層
の上下の内部電極を形成する金属部の厚みを厚くし、上
下の内部電極は外部電極A電極、外部電極B電極に各々
接続され、さらにD面に一番近い内部一層のコンデンサ
ー層を形成する上下内部電極においてD面に近い内部電
極を内部電極下(C面、D面と平行)としたとき、E
面、F面の方向に内部電極下の一部をを外周辺部まで延
長し、さらにD面とE面の接するところに外部電極E電
極、D面とF面の接するところに外部電極F電極を設
け、内部電極下と外部電極E、外部電極Fを接続しさせ
た構造を有している。
【0015】さらに、表面実装タイプ積層セラミックコ
ンデンサーにおいて、その表面実装タイプセラミックコ
ンデンサーの形状が直方体であり、その直方体の互いに
向かい合う一対の二つの面を、外部電極A電極(A
面)、外部電極B電極(B面)とし、さらに、直方体の
互いに向かい合う別の一対の二つの面をC面、D面とし
たとき、C面が上の方向を向いているとし、さらに、直
方体の別の互いに向かい合うもう一対の面をE面、F面
とし、コンデンサーを形成する内部電極がC面、D面に
平行に配置されており、D面に一番近い内部一層のコン
デンサー層の上下の内部電極を形成する金属部の厚みを
厚くし、上下の内部電極は外部電極A電極、外部電極B
電極に各々接続され、さらにD面に一番近い内部一層の
コンデンサー層を形成する上下内部電極においてD面に
近い内部電極を内部電極下とし、さらに上側の内部電極
を内部電極上としたとき、F面の方向に外周辺部まで内
部電極下の一部を延長し、さらにE面の方向に外周辺部
まで内部電極上の一部を延長し、D面とE面の接すると
ころに外部電極E電極を設け内部電極上を接続し、D面
とF面の接するところに外部電極F電極を設け内部電極
下を接続した構造を有している(内部電極上、下と外部
電極E,Fは逆でも可能)。
【0016】上記の積層セラミックコンデンサーにおい
て、外部電極A、Bと外部電極E,Fにおいて外部電極
A−外部電極E、外部電極B−外部電極Fの接続か、も
しくは、外部電極A−外部電極F、外部電極B−外部電
極Eを接続したことを特徴とする構成を有している。
【0017】
【作用】上記の構成により、従来の積層セラミックコン
デンサーの内部に容量の異なるセラミックコンデンサー
を並列接続した構成となり、内部電極の厚さを内部の従
来のコンデンサーより厚くしたために、内部電極の抵抗
成分とインダクタンス成分が従来の内部コンデンサーよ
り小さくなっており、低周波成分は従来の内部コンデン
サーが受け持ち、従来の内部コンデンサーでは減衰でき
ない高周波成分は、内部電極の厚みを厚くした一層のコ
ンデンサーが受け持ち、全体として一個の積層セラミッ
クコンデンサーで広帯域のノイズ減衰効果が得られるこ
ととなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1から図4は本発明の実施例に係わ
り、図1は従来の積層コンデンサーに、もう一つの内部
電極の厚みを増加させたコンデンサーを並列接続させた
ものの積層状態を示す図、図2(a)は内部電極の厚み
を増加させたコンデンサーの内部電極において一方の内
部電極を外部電極と接続させた斜視図、図2(b)はそ
の構造図、図3(a)は内部電極の厚みを増加させたコ
ンデンサーの内部電極において両方の内部電極を副外部
電極と接続させた斜視図、図3(b)はその内部構造
図、図4(a)は内部電極の厚みを増加させたコンデン
サーの内部電極において両方の内部電極を副外部電極と
接続させ、さらに主外部電極と接続させた斜視図、図4
(b)はその内部構造図である。
【0019】図1に示すように、従来の一般的な積層セ
ラミックコンデンサー1が内部金属ベース電極2(厚み
d2)と誘電体5で構成されており、その積層セラミッ
クコンデンサー1に並列に内部金属ベース電極3および
4(厚みd1 )と誘電体5で構成されるコンデンサー
1′を接続している。図中の6,7は外部電極である。
ここで電極厚みd1 >d2 としたために、コンデンサー
1′の内部金属ベース電極3および4と積層セラミック
コンデンサー1の内部金属ベース電極2における電極の
インピーダンスの差が生じ、コンデンサー1′における
内部金属ベース電極3および4のほうが一般的なセラミ
ックコンデンサー1のの内部金属ベース電極2よりイン
ピーダンスが下がる(特に、抵抗成分とインダクタンス
成分)ので、高周波成分をよりよく通すこととなり、よ
って、内部金属ベース電極3および4と誘電体5で構成
されるコンデンサー1′は高周波特性の良好なコンデン
サーとなり、一般的な積層セラミックコンデンサー1と
並列接続されて、一体のコンデンサーを形成するので、
一般的な積層セラミックコンデンサー1の高周波特性を
改善したコンデンサーとなる。さらに、通常、積層コン
デンサーは何十層から何百層と積層されているために、
コンデンサー1′一個を追加しても、トータルの容量値
は殆ど変化しない。さらに、ここで二つのコンデンサー
1,1′において自己共振周波数が異なるために、図7
のように自己共振周波数の異なるコンデンサーC1 ,C
2 が並列接続されるので、総合周波数特性は図8の総合
特性33(C1 +C2 )のようになる。
【0020】次に、図2(a)、図2(b)において、
上記で説明した厚みd1 の内部金属ベース電極8および
9と誘電体10で構成されるコンデンサー13aの前記
内部金属ベース電極9を図2(b)で示すように外部に
引き出すように構成し、このコンデンサー13aと並列
接続された積層セラミックコンデンサー13bと一体化
するにおいて、図2(a)で示す外部E電極11と外部
F電極12に内部金属ベース電極9は接続し、さらに図
2(a)で示す積層セラミックコンデンサー13は実装
される基板上の銅箔パターンで外部電極A14と外部電
極E11を接続することにより、外部電極A14と外部
電極E11と外部電極F12が同一電位となり、内部金
属ベース電極9を通る高周波成分は外部電極E11と外
部電極F12を通して基板の銅箔パターンにもどるため
に、基板のパターンのインピーダンスが低ければ、図1
で説明した積層セラミックコンデンサーよりも、さらに
高周波特性を改善したものとなる。
【0021】次に、図3(a)と図3(b)において、
図1で説明した厚みd1 の内部金属ベース電極を使用し
て、図3(b)の内部金属ベース電極20と内部金属ベ
ース電極21と誘電体22で構成されるコンデンサー1
5aと、これに並列に接続された一般的積層コンデンサ
ー15bを一体化するに当り、その内部金属ベース電極
20を図3(b)で示すように外部E面(図3(a))
側に引き出し、さらに、内部金属ベース電極21を図3
(b)で示すように外部F面(図3(a))側に引き出
し、内部金属ベース電極20は外部電極E11に接続
し、内部金属ベース電極21は外部電極F12に接続す
る構成となっており、内部金属ベース電極20および2
1と誘電体22で構成される高周波特性の良いコンデン
サー15aの外部電極は外部電極E11、外部電極F1
2で基板パターンに接続されるために、一般的な積層セ
ラミックコンデンサー15bの外部電極A16、外部電
極B17に接続される内部コンデンサーに比較して高周
波特性が改善される。
【0022】次に、図4(a)と図4(b)において、
構造は図3(a)と図3(b)と同等であるが、図4
(a)、図4(b)に示すように一般的なセラミックコ
ンデンサー26bと厚みd1 の内部金属ベース電極27
および28と誘電体29で構成される高周波特性の良い
コデンサー26aの各々の電極を外部で接続した構造を
とることにより、図3(a)、図3(b)では基板パタ
ーンが外部電極用に4つ必要であったが、図4(a)、
図4(b)では外部電極用の基板パターンが2つでよ
い。
【0023】さらに図4(a)、図4(b)では、外部
電極A25と外部電極E23を接続し、外部電極B24
と外部電極F30を接続した構成としているが、外部電
極A25と外部電極F30を接続し、外部電極B24と
外部電極E23を接続した構成も同じである。さらに図
4(a)において、図4(a)は外部電極A25と外部
電極E23が接続され、外部電極B24と外部電極F3
0が接続された場合を示すために印32と印31が設け
てある。
【0024】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように本
発明によれば、積層コンデンサーの内部の一つのコンデ
ンサーに注目し、その内部のコンデンサーを形成する構
成要素である内部電極と、その外部への引き出し構成に
おいてインダクタンス成分を小さくする工夫により、高
周波成分に対するノイズ吸収効果を高め、さらに従来の
一般的な積層コンデンサーの内部に上記コンデンサーを
並列接続することにより、従来では、容量の大きいコン
デンサーと容量の小さいコンデンサーを基板上に半田付
けし、低周波から高周波のノイズ低減を図っていたが、
本発明のコンデンサー一つで従来の特性が確保可能とな
り、実装コストの低減が可能となり、実装面積も小さく
でき基板コストも下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の積層セラミックコンデンサ
ーの内部構成を示す斜視図
【図2】(a)は本発明の他の実施例の積層セラミック
コンデンサーの斜視図 (b)はその内部構成を示す斜視図
【図3】(a)は本発明の他の実施例の積層セラミック
コンデンサーの斜視図 (b)はその内部構成を示す斜視図
【図4】(a)は本発明の実施例の積層セラミックコン
デンサーの斜視図 (b)はその内部構成を示す斜視図
【図5】従来の積層セラミックコンデンサーの内部構成
部材の斜視図
【図6】従来の積層セラミックコンデンサーの斜視図
【図7】自己共振周波数の異なるコンデンサーの並列接
続した回路図
【図8】同コンデンサーの周波数特性図
【符号の説明】
1 従来の一般的な積層セラミックコンデンサ
ー 1′ 並列接続して組み合わせるコンデンサ 2 厚みd2 の金属ベース内部電極 3、4 厚みd1 の金属ベース内部電極 5 誘電体 6,7 外部電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンデンサが並列接続されて一体
    化され、その内部の1つのコンデンサーの上下の内部電
    極を形成する金属部の厚みを厚くして他のコンデンサと
    自己共振周波数を異ならせたことを特徴とする積層セラ
    ミックコンデンサー。
  2. 【請求項2】 表面実装タイプであって、その形状が直
    方体であり、その直方体の互いに向かい合う一対の二つ
    の面を、外部電極A電極(A面)、外部電極B電極(B
    面)とし、さらに、直方体の互いに向かい合う別の一対
    の二つの面をC面、D面としたとき、C面が上の方向を
    向いているとし、さらに、直方体の別の互いに向かい合
    うもう一対の面をE面、F面とし、コンデンサーを形成
    する内部電極がC面、D面に平行に配置されており、D
    面に一番近い内部一層のコンデンサー層の上下の内部電
    極を形成する金属部の厚みを厚くし、上下の内部電極は
    外部電極A電極、外部電極B電極に各々接続され、さら
    にD面に一番近い内部一層のコンデンサー層を形成する
    上下内部電極においてD面に近い内部電極を内部電極下
    (C面、D面と平行)としたとき、E面、F面の方向に
    内部電極下の一部を外周辺部まで延長し、さらにD面と
    E面の接するところに外部電極E電極、D面とF面の接
    するところに外部電極F電極を設け、内部電極下と外部
    電極E、外部電極Fを接続したことを特徴とする積層セ
    ラミックコンデンサー。
  3. 【請求項3】 表面実装タイプであって、その形状が直
    方体であり、その直方体の互いに向かい合う一対の二つ
    の面を、外部電極A電極(A面)、外部電極B電極(B
    面)とし、さらに、直方体の互いに向かい合う別の一対
    の二つの面をC面、D面としたとき、C面が上の方向を
    向いており、さらに、直方体の別の互いに向かい合うも
    う一対の面をE面、F面とし、コンデンサーを形成する
    内部電極がC面、D面に平行に配置されており、D面に
    一番近い内部一層のコンデンサー層の上下の内部電極を
    形成する金属部の厚みを厚くし、上下の内部電極は外部
    電極A電極、外部電極B電極に各々接続され、さらにD
    面に一番近い内部一層のコンデンサー層を形成する上下
    内部電極においてD面に近い内部電極を内部電極下(C
    面、D面と平行)とし、さらに上側の内部電極を内部電
    極上としたとき、F面の方向に外周辺部まで内部電極下
    の一部を延長し、さらにE面の方向に外周辺部まで内部
    電極上の一部を延長し、D面とE面の接するところに外
    部電極E電極を設け内部電極上を接続し、D面とF面の
    接するところに外部電極F電極を設け内部電極下を接続
    したことを特徴とする積層セラミックコンデンサー。
  4. 【請求項4】 外部電極A、Bと外部電極E,Fにおい
    て外部電極A−外部電極E、外部電極B−外部電極Fの
    接続か、もしくは、外部電極A−外部電極F、外部電極
    B−外部電極Eを接続したことを特徴とする請求項3記
    載の積層セラミックコンデンサー。
  5. 【請求項5】 外部電極Aと外部電極Bと外部電極Eと
    外部電極Fとの接続状態を示すために、C面上におい
    て、外部電極Aと外部電極Eが接続され、外部電極Bと
    外部電極Fが接続されているときに、A面とE面の接す
    る辺とC面が接する点において、その点の近傍でC面上
    に印を設けるか、さらに、追加してB面とF面の接する
    辺とC面が接する点において、その点の近傍でC面上に
    印を設けたことを特徴とする請求項4記載の積層セラミ
    ックコンデンサー。
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