JPH0456207A - 積層セラミックコンデンサ及びそれを使用した回路 - Google Patents

積層セラミックコンデンサ及びそれを使用した回路

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JPH0456207A
JPH0456207A JP16809890A JP16809890A JPH0456207A JP H0456207 A JPH0456207 A JP H0456207A JP 16809890 A JP16809890 A JP 16809890A JP 16809890 A JP16809890 A JP 16809890A JP H0456207 A JPH0456207 A JP H0456207A
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JP
Japan
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pair
electrode lead
electrode
external electrodes
circuit
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JP16809890A
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English (en)
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Norikazu Oba
則一 大場
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Marcon Electronics Co Ltd
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Marcon Electronics Co Ltd
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ノイズ吸収性に優れた積層セラミックコンデ
ンサ及びそれを使用した回路に関する。
(従来の技術) 近年、スイッチング電源の小形化、軽量化。
高効率化のためのスイッチング周波数の高周波化が進み
、この高周波化はますま1加速される傾向にある。
積層セラミックコンデンサは、小形、無極性。
^絶縁抵抗、低損失、高信頼性であるという特長を有す
ることから、この高周波化に伴って出力側の平滑コンデ
ンサとして、あるいはノイズ吸収用として注目され多用
されている。
しかして、上記積層セラミックコンデンサの一般構造は
、第8図及び第9図に示すように、表面に一辺を外周辺
まで延ばして内部電極21を設けたセラミックグリーン
シート22を用い、前記内部電極21の外周辺まで延び
た一辺が交互に反対側になるように前記セラミックグリ
ーンシート22を複数枚積層して焼成し、前記内部電極
21が露出した両側面に外部電極23を形成したものか
らなっている。
しかしながら、このような積層セラミックコンデンサは
、その形状に起因して自己共振周波数を有しており、そ
の周波数より高い成分を有するノイズに対しては効果が
なく、ノイズ除去ができないことになる。
すなわち、コンデンサは一般的にり、C,Rが直列に接
続された等価回路で現わされ、そのインピーダンスZの
絶対値+21は となり、自己共振周波数より高い周波数に対してはωL
1すなわちインダクタンス成分りが無視できなくなり、
高周波ノイズに対するインピーダンスが増大する。この
しの大きさを決定する要因は、コンデンサのリード線の
長さと電極端子間の長さである。この要因のリード線長
さに対しては、コンデンサの端子部からリード線をそれ
ぞれ2本ずつ引出し、リード線部に起因するインダクタ
ンス成分をキャンセルでき、また、リードレス化してチ
ップ構造とすることによっても同様の効果を得ることが
できる。
しかし、もう一方の要因である電極端子間の長さに起因
するインダクタンス成分は依然として残ることになる。
しかして、このような電極端子間の長さに起因するイン
ダクタンス成分は、高周波化になるほど無視できなくな
り、前述のようなスイッチング電源の高周波化傾向下の
中で、上記構成になる積層セラミックコンデンサは、自
己共振周波数以上のノイズ吸収が難しくなることより、
その回路に用いるコンデンサとして問題をかかえる結果
となっていた。
そのため従来は、L、Cフィルタを構成したり、コンデ
ンサを複数並列接続したりしてノイズ吸収性を高めてい
たが、回路基板に実装する部品点数が多(なり、機器の
小形化並びに軽量化指向に逆行し、かつ低価格化を阻害
することになり、改善が望まれていた。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来−膜化している積層セラミックコン
デンサは、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に劣るた
め、これらのコンデンサを用いるにはり、Cフィルタを
構成したり、複数のコンデンサを並列接続化するなどの
手段を講じなければならず、それだけ機器の大形化並び
に高価格化となり、昨今の機器の小形化並びに軽量化の
要請に応える上で解決すべき問題を有する結果となって
いた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、単一素子
で、より広いノイズ吸収が可能な積層セラミックコンデ
ンサ及びそれを使用した回路を提供することを目的とす
るものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明による積層セラミックコンデンザは、角板状の表
面に、一辺の2箇所を外周辺まで延長し電極引出部とし
た内部電極を形成したセラミックグリーンシート一対を
、一対間で前記電極引出部が同一方向に位置し、かつ一
対間で電極引出部が重なることなく交互に積層し形成し
た積層体の電極引出部が露出した一側面に、この電極引
出部と接続した二対の外部電極を形成したもの、又はこ
の外部電極に端子を取着し外装を施したもの及びこれら
のコンデンサを使用した回路である。
(作用) 上記のように構成しているので、近接するそれぞれ一対
同士は湧常のコンデンサ機能を有するが、一対間ではC
とRの分布定数回路網となり、高周波阻止フィルタを形
成する。すなわち、いずれかの一対にノイズ信号を加え
た場合、他方の一対端には高周波ノイズ信号が減衰して
現われ難くなり、し成分はミクロンオーダーの内部電極
間隔、すなわち誘電体の厚みにしか起因しないため、高
周波数成分のノイズ吸収が可能となり、ノイズによる外
乱を防止でき、高周波回路における信頼性が大きく高ま
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例につき説明する。
すなわち、第2図に示すように、角板状の表面に一辺の
2箇所を外周辺まで延長し電極引出部1.2とした内部
電極3を形成したff11のセラミックグリーンシート
4と、一辺の2箇所を外周辺まで延長し前記電極引出部
1.2と対称位置に電極引出部5.6を設けた内部電極
7を角板状の表面に形成した第2のセラミックグリーン
シート8を用い、これらの第1のセラミックグリーンシ
ート4と第2のセラミックグリンシート8一対を一対間
で前記電極引出部1゜2と前記電極引出部5,6が同一
方向に位置し、かつ、一対間で電極引出部1.2と電極
引出部5.6が重なることなく交互に積層し、第3図に
示すように上下それぞれにカバーシート9を積層した後
、加圧焼成し一側面4箇所に電極引出部1,2及び5,
6それぞれの先端部を露出した積層体10を形成する。
次に、第1図に示すように、この積層体10の一側面に
電極引出部1.2及び5,6それぞれの露出先端部と接
続した外部電極11,12゜13.14を形成してなる
ものである。
以上のような構成になる積層セラミックコンデンサをD
C電源とIC間に接続−しラインバイパス用として使用
する場合、第4図に示すように一対の外部電極11.1
2を入力端子としてDC電源の出力に接続し、一方の外
部電極13゜14対をICの入力に接続することによっ
てICへのノイズを大幅に軽減させることができる。本
発明者の実翳に用いた内部電極を形成した0、15am
のセラミックグリーンシートを30枚積層し、前述した
手段によって得た静電容齢1μFの第1図に示す構成か
らなる積層セラミックコンデンサを用い、外部端子11
゜12に高周波発振器を接続し、外部端子13゜14に
スペクトルアナライザを接続して前記外部端子11.1
2に加えた信号と前記外部端子13.14に現われた信
号の比を示した第5図によって確認された。
このことは、コンデンサの等価インダクタンスが小さく
なるとともに内部でCRフィルタが形成されることによ
って、高周波成分に対するノイズ吸収能力が増加したこ
とによるものである。 第5図中(A>は実施例で、(
B)は同一定格からなる従来例である。
なお、上記実施例ではり一ドレス形構造のものを例示し
て説明したが、第6図及び第7図に示すように、積層体
10の一側面に形成した外部電極11,12.13.1
4それぞれにリード線端子15.16.17.18を取
着し外装樹脂19を施したものも本発明に含まれるもの
である。
[発明の効果] 本発明によれば、インダクタンス成分が小さくなるとと
もにコンデンサの内部でCRフィルタが形成されること
によって、高周波成分に対するノイズ吸収効果の優れた
実用的価値の高い積層セラミックコンデンサ及びそれを
使用した回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例に係り、第1図は積
層セラミックコンデンサを示す斜視図、第2図はセラミ
ックグリーンシートに設ける内部電極構成及びこのグリ
ーンシートの積層状態を示す斜視図、第3図は積層体を
示す斜視図、第4図は第1図に示すコンデンサを使用し
た回路図、第5図は周波数応答曲線図、第6図及び第7
図は本発明の他の実施例に係る積層セラミックコンデン
サを示すもので第6図は正断面図、第7図は側断面図、
第8図及び第9図は従来例に係り第8図はセラミックグ
リーンシートの積層状態を示す斜視図、第9図は積層セ
ラミックコンデンサを示す斜視図である。 2・・・・・・電極引出部 3・・・・・・内部電極 4・・・・・・第1のセラミックグリーンシート5.6
・・・・・・電極引出部 7・・・・・・内部電極 8・・・・・・第2のセラミックグリーンシート10・
・・・・・積層体 11.12.13.14・・・・・・外部電極15.1
6.17.18・・・・・・リード線端子19・・・・
・・外装樹脂 特  許  出  願  人 マルコン電子株式会社 数(MHz) 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)角板状の表面に、一辺の2箇所を外周辺まで延長
    し電極引出部とした内部電極を形成したセラミックグリ
    ーンシート一対を、一対間で前記電極引出部が同一方向
    に位置し、かつ一対間で電極引出部が重なることなく交
    互に積層し形成した積層体と、この積層体の前記電極引
    出部が露出した一側面に、この電極引出部と接続して形
    成した二対の外部電極とを具備したことを特徴とする積
    層セラミックコンデンサ。
  2. (2)外部電極それぞれに端子を取着し外装を施してな
    る請求項(1)記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. (3)請求項(1)又は請求項(2)記載の積層セラミ
    ックコンデンサの一対の外部電極を機能回路側に接続し
    、もう一対の外部電極を供給電源回路側に接続したこと
    を特徴とする回路。
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