JPH0442910A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ

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JPH0442910A
JPH0442910A JP14903190A JP14903190A JPH0442910A JP H0442910 A JPH0442910 A JP H0442910A JP 14903190 A JP14903190 A JP 14903190A JP 14903190 A JP14903190 A JP 14903190A JP H0442910 A JPH0442910 A JP H0442910A
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JP
Japan
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electrode
external electrodes
exposed
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electrode leading
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JP14903190A
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English (en)
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Norikazu Oba
則一 大場
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Marcon Electronics Co Ltd
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Marcon Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本腎明は、ノイズ吸収性や平滑作用に優れ、かつ高信頼
性に富む積層セラミックー1ンデンサに閤する。
(従来の技術) 近年、スイッチング電源の小形化、軒樋化。
^効率化のためのスイッチング周波数の高周波化が進み
、この高周波化はますます加速される傾向にある。
積層セラミックコンデンサは、小形、無極付。
^絶れ抵抗、低損失、高43輪性であるという特長を有
(ることから、この8周波化らニ伴って出力側の平滑ゴ
」ンデンサとして、あるいはノイズ吸収用として注目さ
ね多用されでいる。
しかして、−F記積層セラミックコンデンサの一般構造
は、第5図及び第6図に示すように、表面に一辺を外周
辺まで延ばして内部電極11を設けたセラミックグリー
ンシート12を用い、前記内部電極11の外周辺まで延
びた一辺が交互に反対側になるように前記セラミックグ
リーンシート12を複数枚積層して焼成し、前記内部電
極11が露出した両側面に外部電極13を形成したもの
からなっている。
しかしながら、このような積層セラミックコンデンサは
、その形状に起因して自己共振周波数を有しており、そ
の周波数より高い成分を有するノイズに対しては効果が
なく、ノイズ除去ができないことになる。
すなわち、コンデンサは一般的にり、C,Rが直列に接
続された等価回路で現わされ、そのインピーダンス2の
絶対値+21は となり、自己共振周波数より高い周波数に対してはωし
、すなわちインダクタンス成分りが無視できなくなり、
^周波ノイズに対するインピーダンスが増大する。この
Lの大きさを決定する要因は、コンデンサのリード線の
長さと電極端子間の長さである。この要因のリード線長
さに対しては、コンデンサの端子部からリード線をそれ
ぞれ2本ずつ引出し、リード線部に起因するインダクタ
ンス成分をキレンセルでき、また、リードレス化してチ
ップ構造とすることによっても同様の効果を得ることが
できる。
しかし、もう一方の要因である電極端子間の長さに起因
するインダクタンス成分は依然として残ることになる。
しかして、このような!極端子間の長さに起因するイン
ダクタンス成分は、高周波化になるほど無視できなくな
り、前述のようなスイッチング電源の高周波化傾向下の
中で上記構成になる積層セラミックコンデンサは、自己
共振周波数以上のノイズ吸収が難しいことから、十分な
平滑機能が発揮できず、その回路に用いるコンデンサと
して問題をかかえる結果となっていた。
そのため従来は、L、Cフィルタを構成したり、コンデ
ンサを複数並列接続したりしてノイズ吸収性を高めてい
たが、回路基板に実装する部品点数が多りtiす、機器
の小形化並びに軽量化指向に逆行し、かつ低価格化を阻
害することになり、改善が望まれていた。
また、従来、内部電極抵抗については容量がでる・でな
いで判断されていたが、これのみの判断基準では不十分
で、製造工程又は使用中に不都合となる問題をかかえて
いた。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来−膜化している積層セラミックコン
デンサは、自己共振周波数以上のノイズ吸収性に劣るた
め、これらのコンデンサを用いるにはり、Cフィルタを
構成したり、複数のコンデンサを並列接続化するなどの
手段を講じなければならず、それだけ機器の大形化並び
に高価格化となり、昨今の機器の小形化並びに軽量化の
要請に応える上で解決すべき問題を有すると同時に、内
部電極抵抗についての吟味が要請される結果となってい
た。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、単一素子
で、より広いノイズ吸収が可能な平滑用コンデンサとし
て有効な高信頼性に富む積層セラミツクコンデンサを提
供することを目的とするものである。
「発明の構成1 (課題を解決するための手段) 本発明による積層セラミックコンデンサは、表面に電極
引出部となる2箇所を外周辺まで延ばし面積抵抗率が1
.5mΩ/口〜10TrLQ/口の内部電極を形成した
セラミック誘電体一対を、一対間で前記°電極引出部が
重なることなく交互に積層し形成した積層体の前記電極
引出部が露出した側面に、この電極引出部の露出部と接
続して形成した二対の外部電極を設けたことを特徴とす
るものである。
(作用) 上記のように構成しているので、隣り合う一対の端子を
入力端子とし、もう一方の端子対を出力端子どし下の使
用が可能で、CとRの分布定数的な4端子フイルタロ路
が形成され、高周波成分は出力に現われがたくなり、l
−成分はミクL】ンA−ダーの内部電極形成、すなわち
誘電体の厚みE二しか起因しないため、同一誘電体の厚
みであれば」ンデンサの形状が大ぎくなっても変わらず
、容易に低インダクタンス化が可能となり、自己共振周
波数より高い成分のノイズ吸収ができる。
また、内部電極の面積抵抗率が前記範囲内になっ−(い
るため、高周波電流下、又は大きなサージ電流下におい
ても緒特性劣化がなく、長期間安定した性能を発揮する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例につき説明する。
寸なわら、第2図に示すように、表面に電極引出部1と
なる2WA所を外周辺まで延ばし、焼成後の面積抵抗率
が1.5mΩ/ロー10m、Ω/口の内部電極2を形成
してなるセラミックグリーンシート3を用い、このセラ
ミツフグリンシー1〜3を前記内部電極2が交互に交差
りるように複数枚積層し、第3図に示すように上下それ
ぞれにカバーシー]−4を積層したのち、加圧焼成1ノ
西側面にそれぞれに電極引出部1の先端部を露出した積
層体5を形成4−る。
なお、この場合面積抵抗率を上記の範囲に設定り゛る手
段としては、内部電極形成厚みを変えることによって行
うか、又は内部@極材料に添加する共生地(前記セラミ
ックグリーンシートを構成]る組成と同一の焼い7.:
粉末)の添加膨を変えることによって行う。
次に、第1図に示すように、前記積層体5の西側面に電
極引出部1の露出部と接続1ノだ外部電極6,7.8.
9を設けてなるものである。
以上のような構成になる積層1?ラミツクコンデンサに
よれば、隣り合う一対の外部電極6゜7を入力端子とし
、もう一方の外部電極8.9対を出力端子としての使用
が可能で、CとRの分布定数的な4端子フィルタ回路が
形成され、高周波成分は出力に現れ難くなり、低インダ
クタンス化が可能となり自己共振周波数より高い成分の
ノイズ吸収ができる。
また、内部電極の面積抵抗率が1.5mΩ/′[1〜1
0mΩ/口内になっているため、デラミネーシ」ン現象
又はアーク放電による誘電体のり云ノック発生に起因し
た絶縁破壊の危険性はなく、史に高周波電流によって自
己発熱し実効容硲が低下4ることもない。
以下、具体的な実験結果に基づき本発明の効果について
述べる。
すなわら、15原×15にで厚さ0.03jw+のセラ
ミックグリーンシートを用い、第1図に示すように構成
した22μFのセラミックコンデンサにおける内部電極
の面積抵抗率(mΩ/[1)(二対する ■高周波電流印加テスト (500kHz、8Arms、1000h)■耐湿角部
テスト (85℃−95%RH,25V、1000h)■サージ
電流テスト (100Hz、300Ao−D、10万回)を行った結
束、下表のようになった。
表 以−1−の結果から、面積抵抗率が大きくても、小さく
ても耐用性に問題がある。
リーなわら、試料Aのものtri 5’ラミネ−シ」ン
で耐湿性が劣り、また電歪現象によってサージ電流が流
れL二ときの1みでデラミネーシコンが発生し誘電体と
してのセラミック誘電体にクランクが発生しく絶縁破壊
すること(二よるもので、他方、試料E、試料[のもの
はメツシュ状の内部電極が自己発熱による歪みゃ局部へ
の電流集中によって電極の弱点部が断線し、アーク放電
が起きてセラミック誘電体内部にクラックが発生して絶
縁破壊することによるものである。
また、内部電極抵抗が高い場合は、高周波電流によって
自己発熱し、実効容はが低下することによるもので、こ
の点も考慮し内部電極抵抗率を設定しなければならない
したがって、本発明における内部電極抵抗率として試料
B、C,Dに該当する1、5mO/口〜10mΩ/口の
範囲内に設定する必要がある。
次に、上記衣の試料Cに該当する本発明(イ)と、本発
明と同一大きさのセラミックグリーンシートを用い、第
6図に示すように構成した22μFの従来例(ロ)それ
ぞれのスペクトラムアナライザを使用して測定した周波
数(MHz)に体する減衰m1(dB>を調べた結果、
第4図に示すようになった。
第4図から明らかなように、従来例(0)に比し本発明
(イ)は高周波信号に対する減衰層が大きく、^い周波
数まで出力信号は低く、優れたノイズ吸収効果が実証さ
れた。
なお、内部電極形状としては上記実施例に限定されるも
のではなく、電極引出部を2箇所に設けたセラミックグ
リーンシー 82枚を一対として、一対を重ね合せた場
合に一対間で電極引出部が重なることのないように形成
した内部電極構造であれば種々変更した形状であっても
かまわない。
また、上記実施例では、リードレス化を例示して説明し
たが、外部電極それぞれにリード線を接続したもの、あ
るいは各種外装化したものも本発明に含まれるものであ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、^周波成分に対するノイズの吸収効果
に優れ、かつ′R流容過を増加した信頼性に富む実用的
価値の高い積層セラミックコンデンサを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例に係り、第1図は積
層セラミックコンデンサを示す斜視図、第2図はセラミ
ックグリーンシートの構成及びその積層状態を示す斜視
図、第3図は積層体を示す斜視図、第4図は周波数−減
衰置特性曲線図、第5図及び第6図は従来例に係り、第
5図はセラミックグリーンシートのftl4F4状態を
示す斜視図、第6図は1層セラミックコンデンサを示す
斜視図である。 1・・・・・・電極引出部 2・・・・・・内部1掻 3・・・・・・セラミックグリーンシート5・・・・・
・積層体 6.7.8.9・・・・・・外部電極 第  1 図 特  許  出  願  人 マルコン電子株式会社 第  2 図 積層体の斜視図 第  3  図 周 波 数(MHz) 第 図 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に電極引出部となる2箇所を外周辺まで延ば
    し面積抵抗率が1.5mΩ/□〜10mΩ/□の内部電
    極を形成したセラミック誘電体一対を、一対間で前記電
    極引出部が重なることなく交互に積層し形成した積層体
    の前記電極引出部が露出した側面に、この電極引出部の
    露出部と接続して形成した二対の外部電極を設けたこと
    を特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. (2)内部電極がセラミック誘電体の厚みを介して交互
    に交差されていることを特徴とする請求項(1)記載の
    積層セラミツクコンデンサ。
  3. (3)電極引出部が一対間で対称となる内部電極構造を
    有するセラミック誘電体が交互に積層されていることを
    特徴とする請求項(1)記載の積層セラミックコンデン
    サ。
  4. (4)二対の外部電極が積層体の一側面にのみ形成され
    ていることを特徴とする請求項(1)記載の積層セラミ
    ツクコンデンサ。
JP14903190A 1990-06-06 1990-06-06 積層セラミックコンデンサ Pending JPH0442910A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2707123A1 (fr) * 1993-06-29 1995-01-06 Europ Composants Electron Condensateur céramique multicouches quadripole.
JP2001185441A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Murata Mfg Co Ltd 積層コンデンサ、配線基板、デカップリング回路および高周波回路
US6266228B1 (en) 1997-11-10 2001-07-24 Murata Manufacturing Co., Ltd Multilayer capacitor
US6266229B1 (en) 1997-11-10 2001-07-24 Murata Manufacturing Co., Ltd Multilayer capacitor
US6292350B1 (en) 1997-11-10 2001-09-18 Murata Manufacturing, Co., Ltd Multilayer capacitor
US6327134B1 (en) 1999-10-18 2001-12-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multi-layer capacitor, wiring board, and high-frequency circuit
US6331930B1 (en) 1999-05-10 2001-12-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer capacitor, electronic device and high frequency circuit using the same
US6407904B1 (en) 1999-05-10 2002-06-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multi-layer capacitor
US6430025B2 (en) 1997-11-10 2002-08-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer capacitor

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