JPH0419808Y2 - - Google Patents

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JPH0419808Y2
JPH0419808Y2 JP16323884U JP16323884U JPH0419808Y2 JP H0419808 Y2 JPH0419808 Y2 JP H0419808Y2 JP 16323884 U JP16323884 U JP 16323884U JP 16323884 U JP16323884 U JP 16323884U JP H0419808 Y2 JPH0419808 Y2 JP H0419808Y2
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JP
Japan
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conductive layer
region
bonding pad
type region
insulating film
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JP16323884U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマスタスライス方式集積回路で多層配
線構造の容量素子を有する半導体装置に関する。
(従来の技術) 従来、集積回路内に容量素子を形成する場合、
その構造としては半導体基板上に形成されたPN
接合容量を用いた容量素子、あるいは絶縁層を挟
んでその下側に拡散層、上側に一層の導電層平面
領域を設けた容量素子などがある。
(考案が解決しようとする問題点) 集積回路内に上記の方法で容量素子を形成した
場合、容量値によつては、チツプ内に占る面積が
かなり大きくなることがある。特に、今日のよう
に、集積回路の構造が多層配線構造化し、チツプ
面積を縮め、集積度を上げる方向にある時に、こ
のような容量素子は不利である。
また、ゲートアレイとして注目されているマス
タスライス方式集積回路(特にTTL,ECLタイ
プ)においては、容量素子を必要とする回路のチ
ツプ内に占める面積も少なくない。さらに、上記
集積回路においては、使用状態によつて配置して
あるにもかかわらず使用しないもの(特にボンデ
イングパツド等)があり無駄が多いという問題が
ある。
本考案の目的は、マスタスライス方式集積回路
で集積度を低減させることなく、より小さな面積
でより大きな容量を得る容量素子を有する半導体
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の半導体装置は、半導体基板のボンデイ
ングパツドを形成する領域に複数のエミツタ領域
を有するトランジスタ構造の拡散領域を設け、そ
の上に層間絶縁膜を介して絶縁された二つの部分
から成る導電層を少くとも一層設け、該導電層の
一方の部分を前記エミツタ領域に選択的に接続し
他方の部分をベース領域に選択的に接続し、前記
導電層の上に絶縁膜を介してボンデイングパツド
を設け、前記トランジスタ構造の拡散領域に生成
されるPN接合容量と、前記拡散領域と前記導電
層との間に生成される容量と、前記導電層と前記
ボンデイングパツドとの間に生成される容量とを
すべて並列に接続したことを特徴として構成され
る。
(実施例) 次に、本考案の実施例について図面を用いて説
明する。
第1図a〜cは本考案の一実施例の拡散系の平
面図、A−A′断面図及びB−B′断面図、第2図
a〜cは本考案の一実施例の配線系の平面図C−
C′断面図、D−D′断面図である。
まず、P型半導体基板のボンデイングパツド部
分に対応する部分にN型埋込層2、N型領域3を
形成する。N型領域3内に、P型領域4、N型領
域5を形成し、更にP型領域4内にN型領域6を
形成し、複数のエミツタ領域を有するトランジス
タ構造の拡散領域を形成する。第1の絶縁膜8を
設け、窓あけし、第1の導電層9,9′を形成す
る。第1の導電層9はP型領域4に、第1の導電
層9′はコンタクト7を介してN型領域5,6に
接続する。第1の導電層9,9′の上に第2の絶
縁膜11を設け、スルーホール10を形成してお
き、第2の導電層12を設ける。第2の導電層1
2はスルーホール10を介して第1の導電層9ま
たは9′(第1図c、第2図aでは9′)と接続す
る。尚、第2の導電層12が最上層である場合、
ボンデイングパツドとなる。
第1、第2の絶縁膜8,11は容量素子の誘電
体となり、第1の導電層9,9′及び第2の導電
層12とN型領域6は容量素子の電極となる。こ
の結果、N型領域3とP型領域4との間及びP型
領域4とN型領域6との間に、それぞれトランジ
スタでいうCB,EBの接合ができ、PN接合容量
が形成され、N型領域6と第1の導電層9、及び
第1の導電層9′と第2の導電層12の間でそれ
ぞれ第1、第2の絶縁膜8,11を誘電体として
容量素子が形成される。これらをすべて並列に接
続することにより、1つの大容量素子が未使用の
ボンデイングパツド部に得られる。
このようにすると、集積度を低減させることな
く、より小さな面積でより大きな容量を得ること
ができると同時に、マスタスライス方式集積回路
における未使用のボンデイングパツドを使用する
ことにより無駄のない効率的な設計が行なえる。
なお、第2図aに示すE,F部分の第1導電層
9′と第2の導電層12との間のスルーホール1
0はN型領域3に接続されていたが、スルーホー
ル10を第1の導電層9と第2の導電層12との
間の接続にすれば、P型領域との接続になり、第
2導電層の極性が逆になる。また、スルーホール
10の取り方の増減によつて、面積を変えること
なく容量値を変化させることができ所望の容量値
を得ることができる。
上記実施例の説明は2層配線構造で行なつた
が、3層配線構造以上の多層配線構造においても
同様なことが言える。また、この容量素子の片側
の電極を最低電位と接続して使用する場合、第1
の導電層9と半導体基板1をコンタクトを介して
接続することにより、N型領域3及び埋込領域2
と半導体基板1間のPN接合容量をさらにプラス
した容量素子となる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、集積度
を低減させることなく、より小さい面積でより大
きな容量の容量素子を有する半導体装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは本考案の一実施例の拡散系の平
面図、A−A′断面図、B−B′断面図、第2図a
〜cは本考案の一実施例の配線系の平面図、C−
C′断面図、D−D′断面図である。 1……P型半導体基板、2……N型埋込領域、
3……N型領域、4……P型領域、5,6……N
型領域、7……コンタクト、8……第1の絶縁
膜、9,9′……第1の導電層、10……コンタ
クト、11……第2の絶縁膜、12……第2の導
電層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半導体基板のボンデイングパツドを形成する領
    域に複数のエミツタ領域を有するトランジスタ構
    造の拡散領域を設け、その上に層間絶縁膜を介し
    て絶縁された二つの部分から成る導電層を少くと
    も一層設け、該導電層の一方の部分を前記エミツ
    タ領域に選択的に接続し他方の部分をベース領域
    に選択的に接続し、前記導電層の上に絶縁膜を介
    してボンデイングパツドを設け、前記トランジス
    タ構造の拡散領域に生成されるPN接合容量と、
    前記拡散領域と前記導電層との間に生成される容
    量と、前記導電膜と前記ボンデイングパツドとの
    間に生成される容量とをすべて並列に接続したこ
    とを特徴とする半導体装置。
JP16323884U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0419808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16323884U JPH0419808Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JP16323884U JPH0419808Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JPS6179544U JPS6179544U (ja) 1986-05-27
JPH0419808Y2 true JPH0419808Y2 (ja) 1992-05-06

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