JPH0419674Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419674Y2
JPH0419674Y2 JP1985082405U JP8240585U JPH0419674Y2 JP H0419674 Y2 JPH0419674 Y2 JP H0419674Y2 JP 1985082405 U JP1985082405 U JP 1985082405U JP 8240585 U JP8240585 U JP 8240585U JP H0419674 Y2 JPH0419674 Y2 JP H0419674Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
outer casing
cover body
built
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985082405U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61199794U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985082405U priority Critical patent/JPH0419674Y2/ja
Publication of JPS61199794U publication Critical patent/JPS61199794U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419674Y2 publication Critical patent/JPH0419674Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案録音装置における内蔵マイクロフオンの
取付構造を以下の項目に従つて説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 実施例 a 外筐[第1図、第2図、第4図乃至第6
図] b マイク取付凹部[第1図乃至第6図] c マイク支持体[第1図乃至第6図] c−1 基部[第1図乃至第6図] c−2 カバー体[第1図乃至第6図] c−3 カバー体の着脱[第6図] d 内蔵マイクロフオン[第3図乃至第6図] G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な録音装置における内蔵マイクロ
フオンの取付構造に関する。詳しくは、外筐に対
して外筐外から着脱可能なカバー体で覆われる箇
所に内蔵マイクロフオンを取着するようにして、
内蔵マイクロフオンの調整や交換等を容易にした
新規な録音装置における内蔵マイクロフオンの取
付構造を提供しようとするものである。
(B 考案の概要) 本考案録音装置における内蔵マイクロフオンの
取付構造は、録音装置の外筐の外形面に略沿う部
分を有し外筐に対して外筐外から着脱自在なカバ
ー体によつて覆われる箇所に内蔵マイクロフオン
を配置することによつて、前記カバー体を外筐か
ら取り外すだけで、容易に内蔵マイクロフオンに
対する調整、修理、交換等の作業を行なうことが
できるようにしたものである。
(C 従来技術) テープレコーダ等の録音装置にあつてはマイク
ロフオンが内蔵されることが多い。
そして、マイクロフオンを内蔵する場合は、マ
イクロフオンを外筐内に収納し、外筐に設けた開
口部を介してマイクロフオンが外部に臨むように
し、そして、該開口部をカバー体で覆う構造が良
く採用されている。
(D 考案が解決しようとする問題点) ところが、従来のように、内蔵マイクロフオン
が外筐の内側に直接取着されているものである
と、組立工程のかなり早い段階でマイクロフオン
が取着されることになる。しかしながら、マイク
ロフオンは性能上も、また外観上も重要な部品で
あるため、取扱上充分な注意が必要であり、マイ
クロフオンが取着された外筐の取扱が面倒にな
る、という問題がある。
また、マイクロフオン及びその周辺部は録音特
性上の重要部分であり、製造中における調整又は
交換、サービスにおける修理等のために、作業の
容易性が求められるところであるが、外筐の内側
にマイクロフオンが取着されていると、上記作業
の度に、セツトを分解しなければならないという
問題がある。
そこで、本考案は内蔵マイクロフオンの調整や
修理あるいは交換等を容易に行なえるようにした
新規な録音装置における内蔵マイクロフオンの取
付構造を提供しようとするものである。
(E 問題点を解決するための手段) 本考案録音装置における内蔵マイクロフオンの
取付構造は、上記した問題点を解決するために、
録音装置の外筐に形成したマイク取付凹部に内蔵
マイクロフオンを配置し、このマイク取付凹部を
外筐外から着脱自在に外筐に取着されるカバー体
によつて覆うようにしたものである。
従つて、本考案によれば、カバー体を取り外せ
ば、内蔵マイクロフオンが配置されたマイク取付
凹部が外部に向つて開放されるので、内蔵マイク
ロフオン及びその周辺に対する作業が容易ある。
しかも、前記カバー体は外筐外から着脱せしめる
ことができるため、セツトを分解しなくとも上記
作業を行なうことができるものである。
(F 実施例) 以下に、本考案録音装置における内蔵マイクロ
フオンの取付構造の詳細を図示した実施例に従つ
て説明する。尚、図示した実施例は本考案録音装
置における内蔵マイクロフオンの取付構造をカセ
ツトテープレコーダにおける内蔵マイクロフオン
の取付構造に適用したものである。
(a 外筐)[第1図、第2図、第4図乃至第6
図] 図中1はカセツトテープレコーダの外筐であ
り、上ボデー2と下ボデー3とから成る。
上ボデー2及び下ボデー3は共に合成樹脂で形
成されており、互いの下端縁と上端縁とが合わさ
れた状態でねじ4,4……にて一体的に結合され
ている。
(b マイク取付凹部)[第1図乃至第6図] 5は外筐1の外側に形成されたマイク取付凹部
であり、外筐1の前面の一側端を略L字状に切欠
いたようにして形成されている。即ち、5aは上
ボデー2側に形成された切欠であり、5bは下ボ
デー3に形成され切欠である。そして、上ボデー
2と下ボデー3とが結合されると、マイク取付凹
部5が形成される。
そして、上記切欠5a,5bの縁部にはそれぞ
れ内方へ向つて突出した係合突条6,6,……が
形成されている。
(c マイク支持体)[第1図乃至第6図] 7はマイク支持体であり、外筐1に取着される
基部8と該基部8に着脱自在に取着されるカバー
体9とから成る。
(c−1 基部)[第1図乃至第6図] 基部8は合成樹脂で形成され、基底板10と背
面板11とがL字状を為すようにして一体に形成
されている。そして、この基部8は外筐1に形成
された前記マイク取付凹部5にぴつたりと嵌り込
んで取着されるようになつている。
基底板10の外面の上下両端縁寄りの位置には
突条12,12が突設されており、該突条12,
12の反対向面側には係合溝12a,12aが形
成されている。
背面板11は略角皿状になつており、その前端
縁は側方へ僅かに張り出して幅の狭いフランジ1
3とされている。そして、背面板11の後方へ延
びる部分の2つの側面には突条が形成され、該突
条と前記フランジ13との間に係合溝11aが形
成されている。
そして、前記した上ボデー2と下ボデー3とが
結合されるときに、これらボデー2,3に形成さ
れた係合突条6,6,……がマイク支持体7の基
部8に形成された前記係合溝11a及び12a,
12aに係合され、これによつて、マイク支持体
7の基部8は外筐1のマイク取付凹部5に支持さ
れることになる。そして、この基部8は上ボデー
2と下ボデー3とを分離しない限りは外筐1から
外れることはない。従つて、このように基部8が
外筐1に取着された状態で、基部8の内側部8a
がマイク取付凹部を構成する部分となる。
14,14は基底板10の内面の上下両側縁か
ら僅かに内側に寄つた箇所に上下両側縁に沿つて
延びるように形成された突条であり、該突条1
4,14の反対向面側の面に係合溝14a,14
aが形成されている 15は基底板10の上下方向における中間部の
後端から前方へ向つて延びるように一体に形成さ
れた弾性腕片であり、その前半部において基底板
10の内面との間に適度な間隙16が出来るよう
にされている。そして、基底板10のうち弾性腕
片15の前半部に対応した部分には該前半部より
一回り大き目の開口部17が形成されている。ま
た、弾性腕片15の先端から僅かに基端部側に寄
つた位置の開口部17に面した側の面には係合爪
18が一体に形成されており、該係合爪18は、
その先端が傾斜面18aとされており、また、後
端面は弾性腕片15の延びる方向に対して垂直な
角度を為す係合面18bとされている。
(c−2 カバー体)[第1図乃至第6図] カバー体9も合成樹脂によつて形成されてい
る。そして、カバー体9は後面と一方の側面とを
残して4方が囲まれた形状をしている。
カバー体9の上下両側板19,19の一方の側
面側の端縁には互いに対向する側に向つて突出し
た係合突条19a,19aが形成されている。
前面板20の一方の側面側の縁のうち上下方向
における中央部からは後方へ向つて突設された係
合板21が一体に形成されており、該係合板21
の基部寄りの位置には係合孔21aが形成されて
いる。そして、この係合板21の厚さは基部8の
基底板10に形成された弾性腕片15を基底板1
0内面との間の間隙16と略等しくされている。
尚、基底板10の内面のうち開口部17を囲む
部分には前端部から中程より稍奥にまで達する係
合凹部22が形成されており、この係合凹部22
の幅はカバー体9に設けられた係合板21の幅と
略等しくされている。
(c−3 カバー体の着脱)〔第6図〕 カバー体9を基部8に取着するには、カバー体
9に形成された係合突条19a,19aのい後端
を基部8に形成された係合溝14a,14aの先
端に位置合わせしておき、また、係合板21の先
端を基部8の基底板10内面に形成された係合凹
部22と基底板10内面と弾性腕片15との間の
間隙16に共に位置合わせしておき(第6図A参
照)、その状態でカバー体9を後方へ向つて押し
込む。
すると、前記係合突条19a,19aは係合溝
14a,14aに係合して行き、また、係合板2
1は係合凹部22に係合されて行き、更に、係合
板21は間隙16内に挿入されて行く。尚、この
とき、弾性腕片15はその係合爪18の傾斜面1
8aが係合板21の先端によつて押圧されるた
め、先端部が基底板10から離れるように撓み、
これによつて係合板21が間隙16内に挿入され
て行く(第6図B参照)。
そして、カバー体9の後端が基部8の背面板1
1に当接するところまで押し込まれると、カバー
体9の係合板21に形成された係合孔21aが基
部8の弾性腕片15の係合爪18と対応する位置
まで来ることになり、弾性腕片15はその係合爪
18を押圧していたものが無くなるため、基底板
10内面から離れるように撓んでいたのが元の状
態に復帰し、これによつて係合爪18が係合板2
1の係合孔21aと係合することになる(第6図
C参照)。このように、基部8に設けられた弾性
腕片15の係合爪18がカバー体9に設けられた
係合孔21aと係合することによつて、カバー体
9の基部8を介して外筐1に取着されることにな
り、そして、該係合爪18と係合孔21aとの係
合が外れない限りは、カバー体9は基部8から外
れることがない。
尚、基部8はその基底板10の前端が外筐1の
前端より稍突出しており、これによつて、基底板
10に形成された開口部17の前端部が外筐1の
前端面より稍突出した位置にあり、その開口部1
7の前端部から前記弾性腕片15の先端を臨むこ
とができる。
従つて、カバー体9の外す必要があるときは、
前記開口部17の前端部に外側から細いものを挿
入し、弾性腕片15の前端部を押圧する。する
と、弾性腕片15はその前端部が基部8の基底板
10から離れるように撓み、その係合爪18の係
合面18bがカバー板9に設けられた係合孔21
aの奥端縁から離れる。そこで、カバー体9を前
方へ引張れば、カバー体9を簡単に外すことがで
きる。
(d 内蔵マイクロフオン)[第3図乃至第6図] 23,23はマイク支持体7内に、即ち、マイ
ク取付凹部5,8a内に配置される内蔵マイクロ
フオンであり、基部8の背面板11に振動吸収用
のコイルスプリング24,24を介して支持され
ている。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案録音装置における内蔵マイクロフオンの取付
構造は、録音装置の外筐にマイク取付凹部を形成
し、該マイク取付凹部内に内蔵マイクロフオンを
配置し、外筐の外形面に略沿う面を有するカバー
体にて前記マイク取付凹部を覆い、前記カバー体
に外筐側に設けられた係合部に対して外筐外から
係脱自在に係合する係合部を設け、上記2つの係
合部の係合によつてカバー体を外筐に取着すると
共に、上記2つの係合部が係合した状態において
これら係合部を外筐外に臨ませたことを特徴とす
る。
従つて、本考案によれば、カバー体を取り外せ
ば、内蔵マイクロフオンが配置されたマイク取付
凹部が外部に向つて開放されるので、内蔵マイク
ロフオン及びその周辺に対する作業が容易であ
る。しかも、前記カバー体は外筐外から着脱せし
めることができるため、セツトを分解しなくとも
上記作業を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案録音装置における内蔵マイクロフ
オンの取付構造をカセツトテープレコーダにおけ
る内蔵マイクロフオンの取付構造に適用した実施
の一例を示すものであり、第1図は要部を分解し
た斜視図、第2図は全体の斜視図、第3図はマイ
ク支持体を分解した拡大斜視図、第4図は第2図
の−線に沿う拡大断面図、第5図は第2図の
−線に沿う拡大断面図、第6図は動作を示す
拡大断面図である。 符号の説明、1……外筐、5,8a……マイク
取付凹部、9……カバー体、15……外筐側の係
合部、21a……カバー体側の係合部、23……
内蔵マイクロフオン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 録音装置の外筐にマイク取付凹部を形成し、 該マイク取付凹部内に内蔵マイクロフオンを配
    置し、 外筐の外形面に略沿う面を有するカバー体にて
    前記マイク取付凹部を覆い、 前記カバー体に外筐側に設けられた係合部に対
    して外筐外から係脱自在に係合する係合部を設
    け、 上記2つの係合部の係合によつてカバー体を外
    筐に取着すると共に、 上記2つの係合部が係合した状態においてこれ
    ら係合部を外筐外に臨ませた ことを特徴とする録音装置における内蔵マイクロ
    フオンの取付構造。
JP1985082405U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH0419674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985082405U JPH0419674Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985082405U JPH0419674Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61199794U JPS61199794U (ja) 1986-12-13
JPH0419674Y2 true JPH0419674Y2 (ja) 1992-05-06

Family

ID=30630092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985082405U Expired JPH0419674Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419674Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643987B2 (ja) * 1975-05-28 1981-10-16
JPS5731584U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643987U (ja) * 1979-09-13 1981-04-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643987B2 (ja) * 1975-05-28 1981-10-16
JPS5731584U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61199794U (ja) 1986-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11242870A (ja) 磁気テープカートリッジ
JPH0419674Y2 (ja)
JPH04100909A (ja) ヘルメットのシールド板取付構造
JPH09189776A (ja) 時計のモジュール固定構造
JP2750100B2 (ja) スピーカ・ボックス及びスピーカユニットの取り付け、取り外し方法
JPH0516956A (ja) 蓋体の取付構造
JPS6334294Y2 (ja)
JPH10335851A (ja) ユニット品の固定構造
US7451462B2 (en) Disk drive having a resilient structure for sealingly closing a tray opening
JPS5939285Y2 (ja) 装飾パネル取付装置
JP2511814Y2 (ja) スピ―カ取付構造
JPS599432Y2 (ja) カセツトカバ
JP2555512Y2 (ja) 磁気ヘッド取付機構
JPH0333089Y2 (ja)
JPH0714207Y2 (ja) カバー部材の取付構造
JPS6015357Y2 (ja) 電子機器等における外筐の組立構造
JPH05272004A (ja) ヘルメットのシールド板取付構造
JP2537006Y2 (ja) ディスクカセット
JPS6226860Y2 (ja)
JPH0134372Y2 (ja)
JPH0517698Y2 (ja)
JPH064613Y2 (ja) 飾り板取付構造
JPH056694Y2 (ja)
JP3458296B2 (ja) カセット窓取付装置
JPS6143352Y2 (ja)