JPS6143352Y2 - - Google Patents

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JPS6143352Y2
JPS6143352Y2 JP13653281U JP13653281U JPS6143352Y2 JP S6143352 Y2 JPS6143352 Y2 JP S6143352Y2 JP 13653281 U JP13653281 U JP 13653281U JP 13653281 U JP13653281 U JP 13653281U JP S6143352 Y2 JPS6143352 Y2 JP S6143352Y2
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JP
Japan
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cover
box body
recess
box
receiver
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JP13653281U
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JPS5840990U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスピーカボツクス、さらに詳しくは、
前面にスピーカが装着される箱体と、箱体前面を
覆うカバーとを備えたスピーカボツクスに関す
る。
従来のこの種のスピーカボツクスは、第1図に
示すように、カバー3下縁に取着した蝶番片20
の先端を箱体2の前面下部より突出する蝶番受け
21に枢着して取り外し自在な蝶番部22を構成
し、箱体2上部に設けた磁着手段4とカバー上部
に設けた被磁着手段5とを磁着するとともに、蝶
番部22でカバー3下部を支持することにより、
箱体2にカバー3を取着するものであつた。この
ものにあつては、カバー3を箱体2から着脱する
際、磁着部へは前後方向の力を働かせ、蝶番部2
2へは上下方向の力を加える必要があり、カバー
3の着脱が面倒であつた。また、蝶番部22を設
けるためにカバー3下端を箱体下面より上方に位
置させる必要があり、外観を損なうものであつ
た。さらに、蝶番受け21の箱体2前面からの突
出量が固定されるものであるから、寸法誤差が吸
収できず、カバー3と箱体2との間に隙間を生じ
易いものであつた。
本考案は上述の諸問題を解消すべく為されたも
のであつて、その主な目的とするところは、カバ
ーの箱体からの着脱を容易にすることにあり、他
の目的とするところは、カバーと箱体前面との間
に隙間ができないようにカバーの位置決めをする
ことにあり、さらに他の目的とするところは、カ
バーで箱体の前面を完全に覆うことにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係るスピーカボツクスは、前面にス
ピーカ1が装着される箱体2と、箱体2前面を覆
うカバー3とで構成されたスピーカボツクスであ
つて、箱体2の前面上部に固着された磁着手段4
と、カバー3の後面上部に固着され磁着手段4に
磁着する被磁着手段5と、箱体2の前面下部に設
けられた受け具6と、カバー3の後面下部に設け
られ受け具6に係合する嵌め具7とを備え、受け
具6は上面と後面とに開口する凹所8を有し、凹
所8の前壁9は後方に向かつて下り傾斜する斜面
となり、凹所8の左右両側壁10は下方に向かう
にしたがつて互いの距離を狭めるように傾斜し、
嵌め具7は先端が凹所8の前壁9に当接して凹所
8内に収まる突起11を突出し、凹所8の前壁9
に突起11が摺接して嵌め具7が後下方に移動す
ることによりカバー3下部が箱体2に向かつて移
動し、カバー3が箱体2前面周縁に係止してカバ
3が箱体2に取り付けられるものである。第2図
に示すように、箱体2内にはスピーカ1が収めら
れ、スピーカ1は箱体2前面のバツフル板12に
取り付けられる。箱体2の前面には箱体2前面を
覆うカバー3が取着される。カバー3は格子状の
ものや枠体13にネツト14をはつたものなどが
用いられる。箱体2の前面上部には磁石片4が適
宜箇所に固着され、カバー3の後面上部で磁石片
4に対応する位置には、磁石片4に磁着する鉄片
5が固着されている。また箱体2の前面下部には
適宜箇所に受け具6が固着され、カバー3の後面
下部で受け具6に対応する位置に固着された嵌め
具7が受け具6に係合する。第3図及び第4図に
示すように、受け具6には上面と後面とに開口す
る凹所8が形成され、この凹所8の前壁9は後方
に向かつて下り傾斜し、かつ凹所8の左右両側壁
10は下方に向かつて側壁10間の距離を狭める
ように傾斜している。この受け具6はねじ孔15
を通るねじ16で箱体2前面で底板上面に固定さ
れる。一方、嵌め具7には後下向に向かつて斜め
に突出する突起11が設けられている。突起11
の先端部は受け具6の凹所8に対応して左右の巾
が下方に向かつて狭くなつている。この嵌め具7
はねじ孔17を通るねじ18でカバー3の後面下
部に固定される。
次に箱体2にカバー3を着脱する際の動作を説
明する。箱体2にカバー1を取り付けるには、嵌
め具7の突起11を受け具6の凹所8内に挿入す
る。このとき、凹所8の左右両側壁10が下に向
かつて巾を狭めているため、突起11先端部が凹
所8内の左右の定位置に導かれ、カバー3の左右
方向の位置決めが容易になつている。また突起1
1先端は凹所8の前壁9に当接する。このとき、
カバー3は自重によつて下方に移動するが、斜面
となつた凹所8の前壁9に突起11先端が当接し
ているため、カバー3は下方への移動とともに後
方へも移動する。こうして、カバー3は箱体2に
近付き、カバー3の後面下部と箱体2前面の下部
周縁とが当接すると、カバー3は下方への移動を
停止して上下方向の位置決めがされ、箱体2上部
の磁石片4にカバー3上部の鉄片5が磁着して箱
体2にカバー3が取り付けらる。
しかるに、このような動作をさせるには、突起
11先端が凹所8の前壁9に当接している間に箱
体2前縁にカバー3後面が当接するような位置関
係に受け具6と嵌め具7とを固定することが必要
である。一方、カバー3を箱体2から取り外すに
は、カバー3の上部を前方に引つ張ると、受け具
6の凹所8が後面に開口しているため、突起11
が凹所8から外れ、箱体2の下縁を軸としてカバ
ー3が前方に倒れて容易に外れる。
本考案は上述のように、箱体前面下部に設けら
れた受け具に上面と後面とに開口する凹所が形成
され、凹所の前壁が後方に向かつて下り傾斜する
斜面となり、凹所の左右両側壁は下方に向うにし
たがつて互いの距離を狭めるように傾斜し、カバ
ーの後面下部に設けられ受け具に係合する嵌め具
には先端が凹所の前壁に当接して凹所内に収まる
突起が突出するので、凹所内に突起を挿入するだ
けで上下左右の位置決めができ、箱体へのカバー
の取り付けが容易であり、また、凹所の側壁間の
距離が下方ほど狭くなつているので、側壁がガイ
ドとなつて突起が容易に挿入でき、さらに凹所が
後面に開口しているのでカバーを前方に引つ張る
だけで突起が凹所から容易に外れ、その結果、カ
バーが箱体へ容易に着脱できるという利点を有す
る。また凹所の前壁が後方に向つて下り傾斜し、
この前壁に突起が当接するので、受け具や嵌め具
の取付位置に多少の寸法誤差があつても、斜面と
なつた凹所の前壁でその誤差が吸収でき、箱体前
面とカバーとの間に隙間をつくることなくカバー
を箱体に取り付けることができるという利点を有
する。さらに、受け具が箱体前面下部に設けら
れ、嵌め具がカバー後面下部に設けられているの
で、受け具や嵌め具が前方から見えることがな
く、しかもカバーが箱体前面を完全に覆うことが
でき、外観上好ましいスピーカボツクスが提供で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本考案
の一実施例を示す断面図、第3図は同上の部分斜
視図、第4図a,b,cは夫々同上に使用する受
け具と嵌め具との係合状態を示す正面図、側面
図、及び平面図であり、1はスピーカ、2は箱
体、3はカバー、4は磁着手段、5は被磁着手
段、6は受け具、7は嵌め具、8は凹所、9は前
壁、10は側壁、11は突起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面にスピーカが装着される箱体と、箱体前面
    を覆うカバーとで構成されたスピーカボツクスで
    あつて、箱体の前面上部に固着された磁着手段
    と、カバーの後面上部に固着され磁着手段に磁着
    する被磁着手段と、箱体の前面下部に設けられた
    受け具と、カバーの後面下部に設けられ受け具
    と、カバーの後面下部に設けられ受け具に係合す
    る嵌め具とを備え、受け具は上面と後面とに開口
    する凹所を有し、凹所の前壁は後方に向かつて下
    り傾斜する斜面となり、凹所の左右両側壁は下方
    に向かうにしたがつて互いの距離を狭めるように
    傾斜し、嵌め具は先端が凹所の前壁に当接して凹
    所内に収まる突起を突出し、凹所の前壁に突起が
    摺接して嵌め具が後下方に移動することによりカ
    バー下部が箱体に向かつて移動し、カバーが箱体
    の前面周縁に係止してカバーが箱体に取り付けら
    れるスピーカボツクス。
JP13653281U 1981-09-14 1981-09-14 スピ−カボツクス Granted JPS5840990U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13653281U JPS5840990U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 スピ−カボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13653281U JPS5840990U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 スピ−カボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5840990U JPS5840990U (ja) 1983-03-17
JPS6143352Y2 true JPS6143352Y2 (ja) 1986-12-08

Family

ID=29929857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13653281U Granted JPS5840990U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 スピ−カボツクス

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JPS5840990U (ja) 1983-03-17

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