JPH04195137A - 網目版画像形成方法 - Google Patents

網目版画像形成方法

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JPH04195137A
JPH04195137A JP2331246A JP33124690A JPH04195137A JP H04195137 A JPH04195137 A JP H04195137A JP 2331246 A JP2331246 A JP 2331246A JP 33124690 A JP33124690 A JP 33124690A JP H04195137 A JPH04195137 A JP H04195137A
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Kunio Ikuta
生田 国男
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4058Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern with details for producing a halftone screen at an oblique angle

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、画像走査記録装置例えば印刷製版用のスキ
ャナにおける網目版画像形成方法に関する。
〔従来の技術〕
階調を有する画像を画像走査記録装置を用いて網目板に
形成する際には、規則的な絵柄と網点との干渉により、
モアレが発生することか知られている。このモアレを低
減させる方法としては、例えば特開平2−136255
に開示された方法かある。
この方法は、まず第1に複数の変換関数を用意し、これ
らの変換関数によりスクリーンパターンあるいは画像信
号をレベル変換する。次に、変換された信号によって形
成されるべき仮想黒化ピクセル数を算出し、これらの仮
想黒化ピクセル数を予め設定された基準黒化ピクセル数
と順次比較することにより最も基準黒化ピクセル数に近
い仮想黒化ピクセル数を与える変換関数を選択する。そ
して、この選択された変換関数を用いて再度スクリーン
パターンあるいは画像信号を変換し、変換されたスクリ
ーンパターンあるいは画像信号と変換しなかった一方(
例えば、スクリーンパターンを変・換した場合には、画
像信号)とを比較することにより網点露光信号を形成す
る。尚、以上の方法は所定の大きさを有する網点ブロッ
クを複数に分割して形成される分割網点ブロックごとに
行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べた従来の方法を用いてモア[)の少ない良好な
網目版画像を形成するには、多数の変換関数(望ましく
は30種類程度)を用意し、これらの変換関数の一つ一
つについてスクリーンパターンあるいは画像信号を変換
した後対応する仮想黒化ピクセル数を算出するとともに
、算出した仮想黒化ピクセル数と基準黒化ピクセル数と
を比較しなければならず、上記一連の処理を行うための
ハードウェアの規模が著しく大きくなるという問題点が
あった。
〔発明の目的〕
この発明は以上の様な問題点を解消すべくなされたもの
であり、ハードウェアの規模を縮小することができる方
法を提供することを第1の目的とする。
更に、ハードウェアの規模を縮小することができるとと
もに、モアレが極めて少ない網目版画像を形成すること
ができる方法を提供することを第二の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の第1の構成では、画像走査記録装置を用いて
、画像信号に基づき被走査面を露光することにより網目
版画像を形成するにあたって、前記画像信号に対して、
または前記露光時における所定の大きさを有する網点ブ
ロック上で定義された所定のスクリーンパターンに対し
て、レベル変換を行うためのM個(Mは3以上の整数)
の変換関数を用意する。更に、前記網点ブロックを、所
定の大きさを有する相互に合同な複数の分割網点ブロッ
クに分割し、前記露光に先だち、前記画像信号に応じて
前記分割網点ブロックごとに基準黒化ピクセル数を算出
するとともに、前記M個の変換関数の中からN個(Nは
2以上M未満の整数)の仮想変換関数をあらかしめ抽出
しておく。そして前記仮想変換関数ごとに、前記画像信
号又は前記スクリーンパターンを前記N個の仮想変換関
数を用いてレベル変換し、該変換により得られたN個の
新たな画像信号又は新たなスクリーンパターンに応じて
、前記分割網点ブロックごとにN個の仮想黒化ピクセル
数を算出するとともに、前記分割網点ブロックごとに、
前記N個の仮想黒化ピクセル数と前記基準黒化ピクセル
数とを比較し、前言己基準黒化ピクセル数に最も近い黒
化ピクセル数を与える最近似変換関数を前記M個の変換
関数の中から選択する。最後に、前記分割網点ブロック
ごとに、対応する前記最近似変換関数を用いて、前記画
像信号または前記スクリーンパターンに対して変換を行
い変換済信号を得、前記露光時には、前記変換済信号に
基づいた信号によって被走査面を露光する。
又、第2の構成では第1の構成に係る網目版画像形成方
法に関し、前記M個の変換関数が定義される変換座標面
上において、前記M個の変換関数のそれぞれの変域およ
び値域がともに0〜A (Aは正の数)とされており、
前記M個の変換関数は、(1)1個の恒等変換関数と、 H1)  前記変換座標面上における2点P(0゜0)
、Q(A、A)を両端点とし、かつ2点R(0,A)、
S (A、0)を通る直線に関して実質的に線対称な(
M−1)個の曲線または折れ線を表現する(M−1)個
の非恒等変換関数きによって構成する。
〔作用〕
この発明における第1の構成では、あらかしめ用意され
たM個の変換関数の中から抽出したN個(N<M)の仮
想変換関数を用いてスクリーンパターンあるいは画像信
号を変換し、変換されたN個の新たなスクリーンパター
ンあるいは画像信号に応じたN個の仮想黒化ピクセル数
と基準黒化ピクセル数を比較することにより最も基準黒
化ピクセル数に近い黒化ピクセル数を与える最近似変換
関数を用意された変換関数の中から推定するので、M個
の変換関数について算出したM個の黒化ピクセル数のす
べてと基準黒化ピクセル数とを比較する必要なく最近似
変換関数を決定できる。
又、第2の構成では第1の構成におけるM個の変換関数
を、M個の変換関数が定義される座標面上で変換関数の
変域及び値域がともに0−A(A〉0)であって、1個
の恒等変換関数と、座標面上の2点P (0,0)、Q
 (A、A)を両端点とし、かつ2点R(0,A)、S
 (A、0)通る直線に関して実質的に線対称な(M−
1)個の曲線または折れ線を表現する(M−1)個の非
恒等変換関数とによって構成するので、露光時の実際の
黒化ピクセル数は基準黒化ピクセル数に十分近い値とな
る。
〔実施例〕
A、全体構成と概略動作 第2図は、この発明の一実施例を適用する製版用スキャ
ナの概略ブロック図である。同図において、原画100
の画像が走査読取装置200によって画素ごとに読取ら
れ、このようにして得られた画像信号が画像処理装W3
00に転送される。
画像処理装置300は、入力された画像信号に対してグ
ラデーション設定や輪郭強調等の処理を行なう。そして
、処理後の画像信号は走査記録装置400に与えられる
。走査記録袋W400は、後述する機能を持った網点形
成部500を有し、画像信号またはスクリーンスレッシ
ョルドパターンに対して後述する変換を施した後、画像
信号を網点信号へと変換し、それに基づいて、感光フィ
ルム(被走査面)600上に網点画像を露光記録する。
第1図は、前述した第2図に示す各ブロックの詳細な構
成を示した図である。原画ドラム11上に装着されてφ
方向に回転する原画100を、y方向に移動する走査ヘ
ッド21によって走査線上を順次に走査し、画像信号O
8を得る。画像信号O8は、画像処理装W300におい
て、色修正。
グラデーション設定等の所定の処理を施され、処理済画
像信号PSとして出力される。
処理済画像信号PSは、網点形成部500内の比較器5
1に入力され、後述する変換処理を施された後、露光制
御信号QSとして出力される。記録ヘッド41はY方向
に移動しつつ、露光制御信号QSに応して、記録用露光
ビームを変調し、それを、記録ドラム61上に装着され
てψ方向に回転する感光フィルム600上に照射する。
次に、この露光の際の変換処理について説明する。記録
ドラム61に連動して動作するロータリエンコーダー6
2は主走査方向Xの位置信号Kを、また記録ヘッド41
を移動させる送りネジに連動して動作するロータリーエ
ンコーダー42は副走査方向Yの位置信号りを出力する
位置信号に、Lは、網点形成部500内のフィルム座標
発生部52に入力され、感光フィルム600上の露光中
のピクセルの位置を指示するフィルム座標F  、F 
 として出力される。フィルムy 座標F  、F  は、座標変換部53に入力され、y スクリーン角度設定のために必要な後述する座標変換を
施された後、スクリーンパターン座標SP、、sp  
として出力される。スクリーンパターン座標sp、sp
  はスクリーンパターンメモX         y す54をアクセスする際のアドレス信号となる。
アドレス指定されたスクリーンパターンメモリ54内の
スクリーンスレッショルド値りが読み田され、比較器5
1に入力される。比較器51内には変換部55が設けら
れており、スクリーンスレッショルド値D、または前述
した処理済画像信号PSのいずれかに対して後述する変
換を行う。その後両者の比較を行い、その結果に基づい
て前述したように露光制御信号QSを出力する。
B、座標変換 次に以上の処理において用いられる座標変換について説
明する。フィルム座標発生部52においては、位置信号
に、Lに基づいて、露光ピクセルPXの一辺長Pを一目
盛としたフィルム座標F 。
F を得る。なお、ピクセルPXを正方形として第3A
図に示す。
座標変換部53におけるフィルム座標F  、F、から
スクリーンパターン座標sp、sp  へy の変換は、スクリーン角度設定のための座標軸の回転を
伴う。第3A図から第3C図は一連の座標変換のようす
を示した図である。
第3A図において、フィルム座標F  、F  かy らスクリーン座標S 、S への変換を行う。フy イルム座標F  、F  とスクリーン座標S、Sx 
     y                   
  x、とは共通の原点を有し、それぞれの座標軸の間
に角度θだけ角度ずれを有する位置にある。
スクリーン座標S 、S においては、28−x   
   y 256目盛ごとに単位ブロックUBを形成する。この単
位ブロックUBは、露光時の単位網点ブロックに相当す
る。この単位網点ブロックUBの一辺の長さをUとして
おく。
フィルム座標F  、F  から、スクリーン座標x 
     y Sx、S  への変換は角度θの回転と、各軸の縮小、
拡大を行えばよく、周知のように次式(1)で与えられ
る。
5−(F   cosθ−F   sinθ)X   
     1            7X (PxU
/25B) S  −(F  sinθ+F  cosθ)y   
     x            yX (PxU
/25B) ・・・(1) さらに a”cosθX (P X U/256)β−
sinθx  (PxU/25B)として、次式(2)
を得る。
S  −F  ・α−F ・β X      X         yS  −F  
・β+F、・α     ・・(2)x 次に第3B図に示すようにスクリーン座標S 。
S からスクリーンパターン座標sp、5pyY   
                         
  lへの変換を行う。スクリーンパターン座標SP 
SP、は、単位網点ブロックUB内で規定される座標で
あり、スクリーン座標s 、s 上ではOy から255まての値を規則的に繰り返す形となる。
AをBで割った余りをA・modBで表すと、次式(3
)によりスクリーンパターン座標sp、sP が得られ
る。
SP  −8−mod25B x SP  −5−mo6 256     −(3)y また、第3C図に示すように、単位網点ブロックUBの
1/4の大きさを有するブロックを1/4網点ブロック
QBとする。1/4網点ブロックQBは、単位網点ブロ
ックUBを相互に合同な4つの正方形に分割したもので
ある。
この1/4網点ブロックQBの座標QB、QB は、ス
クリーン座標S 、S の下位7ビツy       
                x      yト
を無視し、8ビット目以上の上位ビットに着目して得ら
れ、第3C図のようになる。
以上のような手順を経て、座標変換部53における座標
変換は完了する。
C1処理手順 次に変換部55内での処理手順について説明する。第4
図は処理済画像信号PSを変換済画像信号R5へ変換し
、実際の露光に至る手順を示したフローチャートである
まず準備工程であるステップSllにおいて、複数個の
変換関数G、を設定する。変換関数Giの関数形として
は種々のものを採用することができるが、ここでは第5
A図に示す様な関数を変換関数01として用いる。尚、
図面が複雑化するのを避けるため変換関数G  −G 
 、  G  −G1.及びG17〜G2を記載してい
ないが、これらの変換関数はそれぞれ変換関数G−G、
G−G及び63□〜G2.を、変換関数624を含む平
面XYに垂直な面を鏡映面として鏡映しててきる関数に
対応している。
図において、横軸Xは処理済画像信号PS1縦軸Yは変
換済画像信号R5,を示しており、変換関数G、は、 O≦ X ≦ 2a        ・・(4)0 ≦
 Y ≦ 2a        ・・・(5)2a−2
56−1山(6) の範囲内で定義される。又、ここでは変換関数G、の数
を48個としたが、変換関数G、の数は任意であり適宜
数を増やしたり減らしたりすることができる。
図より明らかなように、変換関数G、は全て2点P (
0,0)、Q (2a、2a)を通る関数であり、特に
変換関数624は処理済画像信号PSを変換済画像信号
RS 24に1=1に変換する恒等関数である。
又、他の変換関数G−G、G−G  は、2点S (0
,2a)、R(2a、O)を通る直線SRに対し線対称
な関数であり、各変換関数G。
が直線SRと交差する各交点N、の間隔は一定値である
ここで、第5A図に示された各変換関数G の関数形は
、具体的には以下の様に表わされる。
第5C図は、第5A図の座標軸X、Yを点Pを回転中心
として反時計回りに45″回転した座標軸x’ 、y’
 と、第5A図に示された変換関数Gf  (G24を
除く。)との関係を示す図である。即ち、変換関数01
は座標軸x’ 、y’に対しては、交点Niを頂点とす
る放物線となる。従って、交点N の座標軸X、Y及び
x’ 、y’に対する位縦座標をそれぞれ点N s  
(a  b −a + b )及び点N  (a’、b
’)とすれば、変換関数G、の関数形は記号すをパラメ
ータとする次式(7)〜(11)によって表わされる。
・・・(7) a ’  =  J:「a             
  ・・・(a)b’  −J:「b        
       ・・・(9)これより (7)〜(11
)式の関係を予めメモリーしておけば変換関数01の関
数形設定にあたっては、変換関数61が通るべき点の座
標値(X、Y)をテーブル値として指定することにより
変換関数01を決定することもてきるし、又パラメータ
bを指定することにより変換関数61を決定することも
てきる。
尚、以上においては変換関数G、とじて直線SRに対し
線対称で2階の微分係数d Y/dX2が常に正又は負
となる曲線を採用したが、第5D図に示す様な直線SR
に対し線対称な折線を用いることも可能である。尚、第
5D図においても図面の複雑化を避けるため、主要な折
線のみを図面上に記載している。
次のステップS12においては、前ステップで設定した
変換関数G、の中から複数個の変換関数を抽出する。以
後これらの抽出した関数を仮想変換関数F1として記述
する。なお抽出する仮想変換関数F1の数は、変換関数
G、の数よりも小さい範囲内であれば任意である。
ここでは、第5B図に示す様に7個の仮想変換関数F、
を抽出したものとする。即ち、変換関数G1と仮想変換
関数Fjとの関係は、添字jを整数として F、  −G、           ・・・(12)
コ1 i   −8xj                ・
・ (13)0 ≦ j ≦ 6          
     ・・・(14)である。
次のステップ813において、与えられた処理済画像信
号PSに対応する基準黒化ピクセル数NsTを算出する
。この計算は1/4網点ブロックQBごとに行われる。
そこで基準黒化ピクセル数NSθ算出法を述べる前に、
このような基準黒化ピクセル数Nstの概念を用いずに
露光記録を行った場合の状況について説明する。
例えば、第6図に示す通常のスクリーンスレッショルド
パターンSPIを有する単位網点ブロックUB上に、5
0%網点面積率を指示する細線M Lを再現する様子を
第7図に示す。
第6図においては、1/4網点ブロックQB上のスクリ
ーンスレッショルドパターンを示しである。他の領域の
スクリーンスレッショルド値りは、第6図に示されてい
るパターンを互いに中心対称になるように配置したもの
とする。またスクリーンスレッショルド値りのダイナミ
ックレンジは0〜63としている。従って50%黒化部
分はD≦31を満す範囲内となる。
また第7図の例においては、細線MLが通過する各17
4網点ブロックQBの平均画像濃度が黒化網点面積率に
換算して25%であるにもがかわらす、実際の黒化網点
面積率は12.5%にしがならない。ナオ、符号BPI
〜BP4が露光された黒化部分を示す。このため、細線
MLのような画像についても、指定された網点面積率を
確保するための対策が必要となってくる。
そこで、この実施例では、1/4網点ブロックQB内の
黒化すべき黒化ピクセル数NBPを、次式(15)を1
/4網点ブロックQBごとに適用することによって定め
るようにする。
PS  /255−NB、/NToT・(15)v なおPSavは、1/4網点ブロックQB内の平均画像
信号値であり、各ピクセルごとに与えられるダイナミッ
クレンジθ〜255を有する画像信号を加算平均して求
められる。またNTO□は1/4網点ブロックQB内の
総ピクセル数である。
実際には、上述のような計算を行うがわりに、第8図に
示すような周期の短いスクリーンスレッショルドパター
ンSP2を適用し、第9図に示すように各1/4網点ブ
ロックQB内の黒化ピクセル数NBPを計数して、必要
な網点面積率を与えるための黒化ピクセル数を知るよう
にしてもよい。
周期の短いスクリーンスレッンヨルドパターンSP2に
おいては、黒化部分BPが単位網点ブロックUB上によ
り均等に配置されているので、このような近似を行うこ
とができる。第9図の例においては、細線MLが通過す
る1/4網点ブロックQB内の黒化部分BPの面積率は
ほぼ25%となっている。
このようにして得られた黒化ピクセル数NBPを基準黒
化ピクセル数NsTとして1/4網点ブロックQBごと
に記憶する。
ステップS14ては、各仮想変換関数F、にょって与え
られる変換済画像信号RS、を1/4網コ 点ブロックQBごとに求める。
R5,−F、(PS)      ・・・(16)J 
        J さらにステップS15では、後述する仮想露光により変
換済画像信号R8jに基づいて形成される仮想黒化ピク
セル数NR9jを1/4網点プロ・ツクQBごとに算出
する。
ステップS16ては、1/4網点ブロックQBごとに基
準黒化ピクセル数NSTと仮想黒化ピクセル数NRSj
を比較し、基準黒化ピクセル数NS丁に最も近い黒化ピ
クセル数を与える変換関数G、を変換関数G、の中から
推定し、これを最近似変換関数HQBとして1/4網点
ブロックQBごとに定める。例えば、ある1/4網点プ
ロ・ツクQBにおいて、仮想変換関数F、F3により変
換された変換済画像信号RS、R53の仮想黒化ヒリセ
ル数N   、N   と基準黒化ピクセル数NsTと
R82R33 の関係が、 N        <   N  ST  <   N
  RS3            ”’  (17)
S2 により与えられるとすれば、最近似変換関数HQBは変
換関数616と024を補間する関数であり、以下の様
に線形補間により最近似変換関数HQBとなり得る変換
関数G、を推定することができる。
今、(17)式を満足する基準黒化ピクセル数N8□が
第10図に示す様に、 N        <N      <N      
              ・・ (18)R323
ST    R824 (N  −N   )<(N   −N  )  ・・
(19)ST   R323R324ST の関係にあるとする。第10図は仮想黒化ピクセル数N
   、N   と変換関数616〜G24との関R3
2R33 係を示す図で、横軸には仮想黒化ピクセル数NR3とN
  の差を8等分割することにより仮想黒2   R3
3 化ピクセル数N  とN  を補間する7個の補R82
1?s3 間黒化ピクセル数を、順にNR3□1〜NR927とし
て記載している。そして、各補間黒化ピクセル数NR8
□1〜NR9□7を与える変換関数G、は、それぞれ変
換関数617〜’23であると想定する。従って、(I
ll>、(19)式を満足する基準黒化ピクセル数N3
、に最も近い黒化ピクセル数を与える変換関数G。
は、変換関数019であると推定できる。即ち、H−0
19(PS)       ・・(20)B となる。
以上の様に最近似変換関数HQBが定められると、次の
ステップS17ては1/4網点ブロックQBごとに最近
似変換関数HQBを用いて処理済画像信号PSを変換し
、変換済画像信号R3を求める。
R5−HQB(PS)       ・・・(21)そ
して、ステップ518では、1/4網点ブロックごとに
変換済画像信号R5とスクリーンスレッショルド値りを
比較することにより露光制御信号QSを形成し、ステッ
プS19において露光制御信号QSに応じた露光が行わ
れる。このようにして通常のスクリーンパターンに対し
て、黒化面積率の誤差を抑制した露光が行える。
第11A図は、50%網点面積率を指示する細線MLを
無変換で露光した様子を示す図、第11B図は、上述し
た変換を施して露光した様子を示す図である。細線ML
内の黒化部分BPは、丸印を付した領域R1〜R7によ
って示されている。第11A図においては領域R1〜R
7の面積は大きく異なっているが、変換を施した第11
B図においてはほぼ等しくなっている。第11A図にお
いて黒化部分BPの面積が過少であった領域R1〜R3
は、第11B図において変換後黒化部分BPの面積が多
くなり、第11A図において黒化部分BPの面積が過多
であった領域R5〜R7は、第11B図において黒化部
分BPの面積が少なくなっている。領域R4は黒化部分
BPの面積が適正なのでほとんど変化していない。この
ようにして各網点の黒化部分BPの面積を適正化できる
又、以上述べた変換をスクリーンスレッショルド値りに
適用することもてきる。第12A図は第5A図に示した
変換関数61に相当するスクリーンスレッショルド値り
の変換関数g1を示しており、横軸のX座標はスクリー
ンスレッショルド値りを、縦軸のY座標は変換済スクリ
ーンスレッショルド値T D tを示している。尚、第
12A図においても第5A図と同様、図面が複雑化する
のを避けるため、変換間数g  ””’g  1gg〜
g15゜g17〜g22の記載を省略している。
又、第12B図は第5B図に示した仮想変換関数Fjに
相当するスクリーンスレッショルド値りの仮想変換関数
f、を示しており、変換関数g1コ との関係は前述した変換関数61と仮想変換関数F、と
の関係と同様である。即ち、 コ f−−g I/             ・・・(2
2)J i′  −8X j              ・・
・(23)0 ≦ j ≦ 6           
   ・・・(24)となる。
そこで、スクリーンスレッショルド値りを変換関数f、
により変換済スクリ〜ンスレッシラルド鎖TD、に変換
する。
TD、−f、(D)  (j−0〜6)・・・(25)
コJ そして、1y4網点ブロックQBごとに変換済スクリー
ンスレッショルド値TDjに基づき仮想黒化ピクセル数
N□、jを算出し、仮想黒化ピクセル数N  と基準黒
化ヒリセル数NSTを比較するDj ことにより最近似変換関数HQBを変換関数g1の中か
ら推定する。これらの手順は、前述の処理済画像信号P
Sの変換と同様である。
従って、以上の手順により求められた最近似変換関数H
QBを用いてスクリーンスレッショルド値りを変換し、
変換後のスクリーンスレッショルド値TDと処理済画像
信号PSを比較することにより露光制御信号QS’を形
成すれば、前述の処理済画像信号PSの変換の場合と同
様に、黒化面積率の誤差を抑制した露光が可能となる。
D、仮想露光 この発明においては、処理済画像信号PSに対して複数
の仮想変換関数F、に基づく仮想黒化ピクセル数NR9
jを各分割網点ブロックごとに算出することが必要であ
るが、これを円滑に行なうため、実施例においては、仮
想ビームによる仮想露光を行ない、この際の仮想黒化ピ
クセル数NR3jを1y4網点ブロックQBごとに算出
し、その値NR9jを実際の露光に備えてメモリーに格
納する。
また、基準黒化ピクセル数NSTに関しても、同様の仮
想露光によって1y4網点ブロックQBごとに算出し、
その値NsTをメモリーに格納する。
前記仮想ビームは実際の露光ビームに対して、副走査方
向Y(第1図参照)に174網点ブロックQBの対角長
以上に先行することにより、実際の露光に際してその露
光ビームが含まれる1y4網点ブロックQBにおいては
、基準黒化ピクセル数NSTと仮想黒化ピクセル数NR
Sとが既に算出されていることになる。
実施例においては、仮想ビームは実際の露光と−ムに対
して副走査方向Yにnピクセルだけ先行するのであるが
、nの値としては、1y4網点ブロックQBの対角長く
n−Pを満たす最小の整数となるように選択する。なお
、Pは第3A図に示すピクセルPXの一辺長である。
また、各1y4網点ブロックQBにおける基準黒化ピク
セル数NST’ 仮想黒化ピクセル数NRSjを格納す
るメモリーは、フィルム600(第1図参照)の全面に
存在する全ての1y4網点ブロックQBに対応する必要
はない。
すなわち、座標間角度θが、−45”≦θ〈45@ある
いは135@≦θ<225°である場合、QBxmQB
−mod4なる変換を行い、QB、Qx B を1y4網点ブロック座標としても、異なる1y4
網点ブロックQBが同一のブロック座標として混同され
ることはない。また、45″≦θく 135@あるいは
225”≦θ<  315”の場合、QB。
w−g B  −m o d 4として、QB、QB 
 を1y                     
    x        y/4網点ブロック座標と
する。
このような座標変換によりメモリー容量は大幅に低減す
る。
なお、前記メモリーは、仮想黒化ピクセル数N1?Sj
 ’基準黒化ピクセル数NSTの格納ビットの他に1ビ
ツトのフラグビットを有する。このフラグの役割は、基
準黒化ピクセル数N8□、仮想黒化ピクセル数NR8j
を算出するに際し、その174網点ブロックQBが初め
て出現したブロックであれば、メモリー内容を0にクリ
アして新たな1y4網点ブロックQBに対する黒化ピク
セル数計算に備えるためである。
E9回路構成 第13図は、処理済画像信号PSを変換する実施例をデ
ジタル回路で構成した網点形成部500のブロック図で
ある。
ここで、実際の露光用の1y4網点ブロック座標QB、
QB  および実際の露光用のスクリーX      
   y ンパターン座標sp、sp  は、ハード制御部y COHにおいて露光ビームのフィルム座標F 。
F を基に算出される。
y また、仮想露光用の1/4網点ブロック座標八〇B、A
QB  および仮想露光用のスクリーンy パターン座標ASP  、ASP  は、ハード制御y 部CONにおいて仮想ビームのフィルム座標F 。
F(y+。)を基に算出される。
ピクセルメモリーPXMは、第5B図の仮想変換関数F
、によって変換された変換制御信号Rコ S、に基づく仮想黒化ピクセル数N 、をそれそJ  
             R8Jれ格納するメモリー
領域M  −Mflと、基準黒化ヒリセル数NSTを格
納するメモリー領域M7とを有する。
このピクセルメモリーPXMは、走査露光に先立ちメモ
リー制御信号MCOによって、メモリー領域M  −M
7のフラグが全て0とされる。
走査露光中は、フィルム座標F、F  が更新X   
    7 される毎に以下の動作を繰り返す。
まず、第1のセレクト信号SSIによって、第1の選択
器5ELIが仮想露光用の1/4網点ブロック座標AQ
B  、AQB  を選択し、これをy ピクセルメモリーPXMのアドレスADHとする。
アドレスADHによってメモリー領域MOを読み出す。
このとき、フラグ出力FOUがOならば第4の選択器5
EL4が0を選択し、また、フラグ出力FOUが1なら
ばメモリー領域M。からの読み出し出力DOUが第4の
選択器5EL4て選択され、その選択された0またはD
OUが加算器ADDに入力される。
一方、第2の選択器5EL2は、上記第1のセレクト信
号SSIによって、仮想露光用のスクリーンパターン座
標ASP  、ASP  を選択出力X       
     y し、これをスクリーンスレッショルドメモリーSPMの
アドレスとする。
このメモリーSPMには、通常の繰り返し周期を有する
第1のスレッショルドパターンSPIと、繰り返し周期
の短い第2のスレッショルドパターンSP2と、が格納
されており、第2のセレクト信号SS2によって、まず
第1のスレッショルドパターンSPIが選択され、その
スクリーンスレッショルド値りを出力する。
また、このとき、第3のセレクト信号SS3によって、
第3の選択器5EL3は、ハード制御部CONから発生
される変換制御信号ccoを選択して、これを前記ピク
セルメモリーPXMおよび変換器COVに与えている。
この変換器COvにおいては、上記変換制御信号CCO
に基づいて、まず仮想変換関数F。を用いて処理済画像
信号PSを変換し、変換済画像信号R5oとして出力す
る。なお、画像信号Psは、画像メモリー制御信号PC
Oに応して画像メモリーP IMから読み出される。ま
た、変換器covには、メモリーによるルックアップテ
ーブル方式が実施する上で簡易である。
こうして得られた変換済画像信号R3oと上記スクリー
ンスレッショルド値りとが比較器COMに入力され、比
較器COMはR5o≧Dならば11それ以外なう0を出
力し、これを加算器ADDへ与える。
この加算器ADDにて加算された結果、その出力DIN
によって、メモリー領域Moを書き直すと共に、フラグ
コントローラFCOからのフラグ入力FINが1となり
、メモリー領域MOのフラグを1とする。
以上の動作によって、ピクセルメモリーPXMのメモリ
ー領域M。の更新、すなわち、処理済画像信号PSを仮
想変換関数F。を用いて変換した場合の仮想黒化ピクセ
ル数N  の算出およびそSO の格納が完了する。
そして、上述と同様の手順により、その他の仮想変換関
数F  −F6を用いた場合についても、ピクセルメモ
リーPXMのメモリー領域M1〜M6の更新を行う。こ
れて、全ての仮想変換関数を用いたそれぞれの場合につ
いて、仮想黒化ピクセル数NR8jが算出され、第4図
のステップSll〜S15が実行されたことになる。
また、メモリー領域M7の更新、すなわち基準黒化ピク
セル数NsTの算出(第4図のステップ513)も上述
と同様に行なうが、この場合の処理済画像信号PSの変
換は仮想変換関数F3を用い、つまり無変換とすると共
に、スクリーンスレッショルドメモリーSPMの中で繰
り返し周期の短い第2のスレッショルドパターンSP2
を使用する。
次に、第1のセレクト信号SS1が切換わり、第1の選
択器5ELLは、実際の露光用の1/4網点ブロック座
標QB、QB  を選択して、こX         
y れをピクセルメモリーPXMのアドレスADRとする。
このアドレスADHにより、メモリ領域Mo〜M の仮
想黒化ピクセル数NRSjおよびメモリー領域M の基
準黒化ピクセル数N8Tが順次読み出され、これらの仮
想黒化ピクセル数N 、、基準RSコ 黒化ピクセル数NsTはラッチパルスLAPに同期して
レジスタL 〜L7に格納される。このとき、ピクセル
メモリーPXM内の各フラグは0に書き改められる。
レジスタL  −L  に各データN  、、N  が
0      7                R
9J       ST満たされると、起動パルスST
Pによって、最適関数推定回路FDCが起動し基準黒化
ピクセル数NSTに最も近い黒化ピクセル数を与えるも
のと推定される変換関数を特定する判別信号Jを出力す
る。この判別信号Jは、以下に示す線形補間により求め
られる。
即ち、基準黒化ピクセル数NSTが (N   、−N   )  ・ (N   、   
−N  )  ≦0R3J       ST    
      R3J+l       ST・・・(2
6) を満足する様な仮想黒化ピクセル数NRSjが必ず存在
する。この添字Jは(■3)式により変換関数61の添
字iと関係づけられるので、基準黒化ピクセル数NS丁
に最も近い黒化ピクセル数を与える変換関数の添字、即
ち判別信号Jは次式により与えられることがわかる。
・・・(27) 但し、 ER−N、   −N        ・・・(28)
R3J+l    5T ER−N5T−N、j       、“°(29)で
あり、関数INT(x)は実数Xをその小数点以下を四
捨五入することより整数化する関数である。
尚、基準黒化ピクセル数NsTが仮想黒化ピクセル数N
 、の下限値NR30以下又は上限値NR56SJ 以上の値となる場合には、判別信号Jを次式(30)ま
たは(31)により決定するものとする。
N   ≧ N   −+J−0・・・(30)RSO
5T NsT≧ NR96→  J  −48−(31)次に
、以上のようにして求められた判別信号Jを第3の選択
器5EL3へ与える。このとき、第3のセレクト信号S
S3の切換わりによって、上記判別信号Jが第3の選択
器5EL3にて選択されて変換器COvへ入力され、該
信号Jに対応する変換関数G が最近似変換関数HQB
として選択される(j@4図のステップ516)。
そして、選択された変換関数、Gjによって、処理済画
像信号PSが変換され(第4図のステップ517)、そ
の変換済画像信号RSが比較器COMに入力される。
また、この時、第2の選択器5EL2によって、実際の
露光用スクリーンパターン座標SP 。
SP、が選択出力され、これをアドレスとして第1のス
レッショルドパターンSPIからスクリーンスレッショ
ルド値りが読み出され、比較器c。
Mに入力される。
この比較器COMにおいては、R3≧Dならば1が出力
され、それ以外ならば0が出力される。
比較器COMの出力は、ラッチ回路LATにおいて、ラ
ッチ制御信号LCOに同期してラッチされ、露光制御信
号QSとして走査記録装[400へ送られる。こうして
、第4図のステップ318までか実行される。
以上の動作が露光ビームのフィルム座標F 。
F、の更新ごとに繰り返され、鮮鋭な網目版画像が形成
される。
第14図は、スクリーンスレッショルド値りに変換を適
用する場合の網点発生部500の回路構成を示したブロ
ック図である。画像メモリPIMからの処理済画像信号
Psは、直接比較器COMに入力される。スクリーンス
レッショルドメモリーSPMからのスクリーンスレッシ
ョルド値りは、変換器COVによって変換済スクリーン
スレツンヨルド値TDに変換されて比較器COMに人力
される。変換器COv内には前述した第12A図及び第
12B図のグラフに示すような変換関数g。
及び仮想変換関数fjが格納されている。それ以外の構
成、動作は、前述した第13図に示す画像信号PSに変
換を施す例と同様である。
F、変形例 (1)  以上においてはこの発明を製版用スキャナに
適用した場合について述べたが、製版用スキャナに限ら
れるものではなく、画像信号を光学的に再現する装置、
例えばレーザプリンタ等に適用することもできる。
(2)  第15図は、この発明の他の実施例である記
憶媒体を用いた画像処理装置の概念図である。
走査読取装置200から得られた画像信号O8はCPU
71に入力され、処理済画像信号PSとなる。この処理
済画像信号PSを一時、ディスク72に記憶しておく。
変換を行う時は、ディスク72から処理済画像信号PS
を読み出し、CP U、71にて前述したハード回路に
おける処理を、第4図のフローに従ったプログラミング
により行う。出力された変換済画像信号R5は他のディ
スク73に記憶され、必要に応じて読み出されCPU7
1て露光制御信号QSに変換され走査記録装置に与えら
れる。
このように、演算処理と露光を分離して行ってもよい。
〔発明の効果〕
以上の様に請求項1記載の発明によれば、あらかしめ用
意されたM個の変換関数の中からN個の仮想変換関数(
MAN)を抽出することにより最近似変換関数を推定す
るため、全ての変換関数について計算する必要かなく、
ハードウェアの規模を縮小することができる。その結果
、画像走査記録装置を用いて網目版画像を形成するシス
テム全体の小型化を図ることができる効果がある。
更に、最近似変換関数は基準黒化ピクセル数に最も近い
仮想黒化ピクセル数を与えるものであり、この最近似変
換関数を用いることにより露光時の実際の黒化ピクセル
数を基準黒化ピクセル数に近づけることができるため、
輪郭線は連続的に、細線部はとぎれることなく安定した
再現が可能であるとともにモアレの発生などを抑制でき
る網目版画像形成方法を提供できる効果もある。
又、請求項2の発明によれば、恒等関数に直交する直線
に対して線対称な関数をM個の変換関数として設定する
ので、露光時の実際の黒化ピクセル数を基準黒化ピクセ
ル数に十分近づけることができるため、モアレの発生な
どを十分に抑制できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による製版用スキャナの構
成図、 第2図は製版用スキャナの概略ブロック図、第3A図、
第3B図及び第3C図は座標変換の様子を示す説明図、 第4図はこの発明の一実施例による網目版画像形成方法
のフローチャート、 第5A図は複数個の変換関数の一例を示すグラフ、 第5B図は複数個の仮想変換関数の一例を示すグラフ、 第5C図は第5A図で示した複数個の変換関数の一つを
説明するために示した説明図、第5D図は複数個の変換
関数の他の例を示すグラフ、 第6図は通常のスクリーンスレッショルドパターンを示
した図、 第7図は通常のスクリーンスレッショルドパターン上の
細線を示した図、 第8図は周期の短いスクリーンスレッショルドパターン
を示した図、 第9図は一周期の短いスクリーンスレッショルドパター
ン上の細線を示した図、 第10図は仮想黒化ピクセル数と変換関数との関係を示
す説明図、 第11A図は無変換による露光の様子を示した図、 第11. B図は変換を施したあとの露光の様子を示し
た図、 第12A図はこの発明の他の実施例による複数個の変換
関数の一例を示すグラフ、 第12B図はこの発明の他の実施例による複数個の仮想
変換関数の一例を示すグラフ、第13図はこの発明の一
実施例による網点発生部の回路図、 第14図はこの発明の他の実施例による網点発生部の回
路図、 第15図はこの発明の変形適用例を示す構成図である。 400・・・走査記録装置、500・・・網点形成部、
UB・・・単位網点ブロック、 QB・・・1/4網点ブロック、 PS・・・処理済画像信号、R3・・・変換済画像信号
、QS・・・露光制御信号、 D・・・スクリーンスレッショルド値、TD・・・変換
済スクリーンスレッショルド値、PX・・・ピクセル、
   BP・・・黒化部分、N8□・・・基準黒化ピク
セル数、 NBP・・黒化ピクセル数、 NR3・・・仮想黒化ピクセル数

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)画像走査記録装置を用いて、画像信号に基づき被
    走査面を露光することにより網目版画像を形成する方法
    であって、 (a)前記画像信号に対して、または前記露光時におけ
    る所定の大きさを有する網点ブロック上で定義された所
    定のスクリーンパターンに対して、レベル変換を行うた
    めのM個(Mは3以上の整数)の変換関数を用意する工
    程と、 (b)前記網点ブロックを、所定の大きさを有する相互
    に合同な複数の分割網点ブロックに分割する工程と、 (c)前記露光に先だって、前記画像信号に応じて、前
    記分割網点ブロックごとに基準黒化ピクセル数を算出す
    る工程と、 (d)前記M個の変換関数の中からN個(Nは2以上M
    未満の整数)の仮想変換関数を抽出する工程と、 (e)前記仮想変換関数ごとに、前記画像信号又は前記
    スクリーンパターンを前記N個の仮想変換関数を用いて
    レベル変換する工程と、 (f)前記工程(e)により得られたN個の新たな画像
    信号又は新たなスクリーンパターンに応じて、前記分割
    網点ブロックごとにN個の仮想黒化ピクセル数を算出す
    る工程と、 (g)前記分割網点ブロックごとに、前記N個の仮想黒
    化ピクセル数と前記基準黒化ピクセル数とを比較し、 前記基準黒化ピクセル数に最も近い黒化ピクセル数を与
    える最近似変換関数を前記工程(a)において用意した
    前記M個の変換関数の中から選択する工程と、 (h)前記分割網点ブロックごとに、対応する前記最近
    似変換関数を用いて、前記画像信号または前記スクリー
    ンパターンに対して変換を行い変換済信号を得る工程と
    、 (i)前記露光時には、前記変換済信号に基づいた信号
    によって被走査面を露光する工程とを備えたことを特徴
    とする網目版画像形成方法。 (2)請求項1記載の網目版画像形成方法であって、 前記M個の変換関数が定義される変換座標面上において
    、前記M個の変換関数のそれぞれの変域および値域がと
    もに0〜A(Aは正の数)とされており、 前記M個の変換関数は、 (1)1個の恒等変換関数と、 (ii)前記変換座標面上における2点P(0、0)、
    Q(A、A)を両端点とし、かつ2点R(0、A)、S
    (A、0)を通る直線に関して実質的に線対称な(M−
    1)個の曲線または折れ線を表現する(M−1)個の非
    恒等変換関数と、によって構成されていることを特徴と
    する網目版画像形成方法。
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