JPS632463A - 中間調画像の調子修正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 艮先公団 この発明は、モノクロあるいはカラーの中間調画像をペ
ーパ上に再現する（ハードコピーを得る）ための印刷用
製版機、ディジタル複写機、プリンタ、等（以下これら
を総称して「プリンタ等」という）における中間調画像
の調子修正装置に関する。

従来技術 一般に、写真や絵画のようにハイライト（明部）からシ
ャドウ（暗部）までにわたって種々の調子（Ｎ調）の濃
淡をもった中ｒＩＸＴ調画像原稿をプリンタ等によって
再現しようとする場合、その濃淡をそのままペーパ上に
再現することは困難であるため、その画像の濃淡に応じ
た信号をデイザ法等し二よってディジタル化（２値化）
して画像の微小な単位面積毎の明部と暗部の比によって
擬似的に中間調を表現する手法が多用されている。

その際１画像の濃度に応じたアナログの画像信号をその
ままデジタル化するのでなく、予め設定した調子修正曲
線に従って調子修正を行なった方がより自然な中間調画
像が得られる場合が多い。

そのため、従来は折れ線近似で調子修正を行なっていた
が、微妙な調子修正ができないという問題点があった。

また、調子修正用データをマニュアルでインプツトする
ことも可能であるが、誰でも容易にできるものではなか
った。

一町＝煎 この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり
、中間調画像の調子修装置において、調子修正用テーブ
ルデータをわずかなパラメータの設定により任意な特性
で容易に設定及び変更できるようにすることを目的とす
る。

構成 この発明は、上記の目的を達成するため、所要のパラメ
ータを設定する手段と、該手段により設定されたパラメ
ータに基づいて多次式演算及び座標軸変換を行なって調
子修正曲線に相当するテーブルデータを発生する手段と
、該手段によって発生されたテーブルデータを格納して
調子修正を行なう書換え可能なメモリとを設けた中間調
画像の調子修正装置を提供するものである。

以下、この発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

まず、この発明の前提となる調子修正曲線の設定方式に
ついて第１図乃至第４図によって説明する。

第１図は、２次式の演算及び座標変換（回転と移動）に
より調子修正曲線を設定する方式を説明するための図で
あり、ハイライトポイント（工５　。

！！Ｓ）とシャドウポイント（ｊｃｅ、　ｙｅ）　、調
子修正のタイプ（ａの符号：ａ〉０の時シャドウ強調。

ａ　＜　０の時ハイライト強調になる）、及び調子修正
の度合（１ａ１の大きさ）をパラメータとして、２次式 ％式％（１） の演算により、第１図（ａ）に示すような２次曲線を求
める。但し、αはポイント（ｘｓ、　ｙｓ）と（Ｚｅ、
　ｆｆｅ）間の距離であり、 α＝　（：ｃｅ　−ｘｓ）’　＋（ｙｅ　−ｙｓ）’　
　・・・（２）で求める。

次に、この２次曲線を第１図（ｂ）に示すように角度θ
だけ回転させる。但し、角度θは次式により求める。

０＝ｔ＝ａｎ（（ｙｅ−ｙｓ）／（ｚｅ−ｚｓ））　　
−（３）さらに、この曲線を第１図（ｃ）に示すように
１軸方向にＺ５．９軸方向に！Ｉｓだけ平行移動して。

工ｓ≦工≦ｚ６間で工を入力、ｙを出力とした調子修正
曲線を設定する。

但し、ｘくｘ５ではｙ＝５５．　　ｚ）ｚ６ではｙ＝ｙ
ｅ　とする。

この例における（１）式の「ａ」が正の場合と負の場合
の第１図（ｂ）に相当する曲線を第３図に示す、その各
強調特性は次のようになる。

■　ハイライト強調　　ａ　＜　０ ■　シャドウ強調　　　ａ　＞　０ 次に第２図によって、３次式の演算及び座標変換（回転
と移動）により調子修正曲線を設定する方式を説明する
。

まず、前述の場合と同様なハイライトポイント（工Ｓ、
　！Ｉ！ｌ）とシャドウポイント（工ｅ、　ｙｅ）及び
ａの符合と絶対値のパラメータにβを加えて。

３＝ＢＺ（Ｚ−α）（−−β）　　・・・（４）の３次
式演算により、第２図（ａ）に示すような３次曲線を求
める。

この３次曲線を第２図（ｂ）に示すように角度θだけ回
転させ、さらに同図（ｃ）に示すように、ｘ軸方向にｘ
ｓ、ｙ軸方向に！！ｓだけ平行移動して。

ＯＣ３≦Ｘ≦Ｚｅの間でＸを入力、ｙを出力とした調子
修正曲線を設定する。

ここで、α及びθは前述の方式と同じで、それぞれ（２
）式及び（３）式によって算出される。

この方式例によれば、ａとβとによって調子修正の度合
とタイプを設定することができ、その主なタイプの第２
図に（ｂ）に相当する曲線を第４図に示し、その各曲線
の強調特性を下記する。

■　ハイライト強調−１ａく０　β＝０■　ハイライト
強調−２ａ〉０　β＝２５５■　中間調強調　　　　　
　　　　ａ＜０　　β＝α／２■　ハイライト、シャド
ウ強調　　ａ　＞　Ｏβ＝α／２■　シャドウ強調−１
８〉０　β＝０ ■　シャドウ強調−２ａく０　β＝２５５なお、２次式
と３次式の演算による２次曲線と３次曲線を用いる例に
ついて説明したが、４次式以上の多次式による多次曲線
を用いることもてきる。

第５図は、パソコンを用でこの発明を実施したイメージ
プリンタのブロック構成図であり、中央処理袋［（ＣＰ
Ｕ）１．メインメモリ２．キーボード及びデイスプレィ
を含むコンソール３．ファイリングメモリ４２画像入力
コントローラ５９画像メモリ６、画像処理部７．プリン
タコントローラ８及びプリンタＳによって構成される。

画像データは１図示しないＩ１０ボートから画像入力コ
ントローラ５を通して画像メモリ６に一旦格納し、それ
を順次読出して画像処理部７で調子修正を施してデイザ
変換により二値化し、プリンタコントローラ８を通して
プリンタ日へ出力してプリントアウトする。

画像処理部７は、第６図に示すように、セレクタ１０．
調子修正部１１．デイザ変換部１２．及びゲート付バッ
ファ１３によって構成し、調子修正部１１は調子修正用
テーブルを格納する書換え可能なメモリであるＲＡＭに
よってテーブル変換器として構成される。

このシステムによれば、調子修正用パラメータをパラメ
ータ設定手段であるコンソール３より設定することによ
り、調子修正曲線のテーブルデータを任意に設定するこ
とができる。

すなわち、コンソール乙により設定されたパラメータに
基づいてＣＰＵ１が第７図に示すフローチャートに従っ
て処理を行なうことによりテーブルデータ発生手段とし
ての機能を果し、調子修正部１１のＲＡＭに所要の調子
修正用テーブルデータを格納する。

その後１画像メモリ６から画像データを読出して、セレ
クタ１０を介して調子修正部１１へ入力し、格納されて
いる調子修正用テーブルによって入力データの値をテー
ブル変換して調子修正を行ない、デイザ変換部１２へ送
出する。

また、前述の方式により各種の調子修正曲線のテーブル
データを予め作成して、ファイリングメモリ４にファイ
リングしておき、必要に応じてそのファイルデータを調
子修正部１１ヘローデイングするようにすれば、演算に
要する時間を短縮することかできる。

墓−策 この発明によれば、中間調画像の調子修正装置において
、階調を修正するための調子修正曲線のテーブルデータ
を、わずかなパラメータの設定により、任意な特性（修
正タイプ及び度合）で容品に設定及び変更することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の前提となる調子修正部ｌ設定方式の
一例を説明するための曲線図。 第２図は同じく他の例を説明するための曲線図。 第３図は第１の方式による異なるタイプの調子修正曲線
の例を示す曲線図。 第４図は第２の方式による異なるタイプの調子修正曲線
の例を示す曲線図。 第５図はこの発明の一実施例であるパソコンを用いたイ
メージプリンタのブロック構成図、第Ｓ図は同じくその
画像処理部の詳細を示すブロック図、 第７図は同じくそのＣＰＵによる調子修正用テーブルデ
ータの作成及びその設定に関する処理動作のフロー図で
ある。 １・・・中央処理装置（ＣＰＵ）　　　３・・・コンソ
ール６・・・画像メモリ　　　　７・・・画像処理部Ｓ
・・・プリンタ　　　　　１０・・・セレクタ１１・・
・調子修正部　　　１２・・・デイザ変換部第３図 第４図 ハイライト　−ｍ−−ンヤドク 手続補正書（白側 昭和６１年７月２９日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示 特願昭６１−１４５４７７号 ２、発明の名称 中間調画像の調子修正装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 東京都大田区中馬込１丁ＩＡ３番６号 （６７４）　　株式会社　　リ　　コ　　−４、代　理
　人　　　　　（電話９８６−２３８０）東京都豊島区
東池袋１丁目２０番地５ ６、補正の内容 （１）明＃Ｉ書の特許請求の範囲を別紙のとおり補正す
る。 （２）同番第３頁第１２〜１３行の「多次式演算及び座
標軸変換」を。 「入出力変数の多次式演算」と補正する。 以　　上 （別紙） 特許請求の範囲 １　中間調画像ｉ調子修正するための調子修正装置にお
いて、 所要のパラメータを設定する手段と、該手段により設定
されたパラメータに基づいて２Ｎ刀り左ＪＬ敷−の一多
次式演算を行なって調子修正曲線に相当するテーブルデ
ータを発生する手段と、該手段によって発生されたテー
ブルデータを格納して上記調子修正を行なう書換え可能
なメモリとを設けたことを特徴とする調子修正装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　中間調画像の濃度に応じた信号をディジタル化する
   際に調子修正するための調子修正装置において、 所要のパラメータを設定する手段と、該手段により設定
   されたパラメータに基づいて多次式演算及び座標軸変換
   を行なつて調子修正曲線に相当するテーブルデータを発
   生する手段と、該手段によつて発生されたテーブルデー
   タを格納して上記調子修正を行なう書換え可能なメモリ
   とを設けたことを特徴とする調子修正装置。