JPS632462A - 中間調画像の調子修正曲線設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■亙公夏 この発明は、モノクロあるいはカラーの中間調画像をペ
ーパ上に再現する（ハードコピーを得る）ための印刷用
製版機、ディジタル複写機、プリンタ、等（以下これら
を総称して「プリンタ等」という）における中間調画像
の調子修正曲線設定方式に関する。

従来孜ム 一般に、写真や絵画のようにハイライト（明部）からシ
ャドウ（暗部）までにわたって種々の調子（階、１ｉｌ
）の濃淡をもった中間調画像原稿をプリンタ等によって
再現しようとする場合、その濃淡をそのままペーパ上に
再現することは困難であるため、その画像の濃淡に応じ
た信号をデイザ法等によってディジタル化（２値化）し
て画像の微小な単位面積毎の明部と暗部の比によって擬
似的に中間調を表現する手法が多用されている。

その際、画像の濃度に応じたアナログの画像信号をその
ままデジタル化するのでなく、予め設定した調子修正曲
線に従って調子修正を行なった方がより自然な中間調画
像が得られる場合が多い。

そのため、従来は折れ線近似で調子修正を行なっていた
が、微妙な調子修正ができないという問題点があった。

目　　　的 この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり
、中間調画像の調子修正曲線を自由な特性で容易に設定
できるようにすることを目的とする。

１−」文 この発明は、上記の目的を達成するため、所要のパラメ
ータによって多次式演算して求めた曲線を座標軸変換す
ることによって中間調画像の調子修正曲線を設定するよ
うにしたものである。

以下、この発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

まず第１図によって、２次式の演算及び座標変換（回転
と移動）により調子修正曲線を設定する方式を説明する
。

ハイライトポイント（Ｚｓ、　ｙｓ）とシャドウポイン
ト（ｘｅ、　ｙｅ）　、調子修正のタイプ（ａの符号：
ａ〉０の時シャドウ強調、ａ〈０の時ハイライト強調に
なる）、及び調子修正の度合（１ａ１の大きさ）をパラ
メータとして、２次式％式％（１） の演算により、第１図（ａ）に示すような２次曲線を求
める。但し、αはポイント（：Ｃ５，！！ｓ）と（工ｅ
、　ｙｅ）間の距離であり、 α＝５７−■＋（ｙｅ−ｙｓ）”　　・・・（２）で求
める。

次に、この２次曲線を第１図（ｂ）に示すように角度θ
だけ回転させる。但し、角度θは次式により求める。

θ　＝しａｎ”（（ｙｅ−、ｙｓ）／（ｔ’ｅ　−０ｃ
ｓ））　　　、−（３）さらに、この曲線を第１図（ｃ
）に示すようにＸ軸方向にｘｓ、ｙ軸方向に！ｌｓだけ
平行移動して、ＯＣ３≦１≦：Ｃ０間でＸを入力、！！
を出力とした調子修正曲線を設定する。

但し、ｘ　（ｘ　５では　！ｆ　：　！Ｉｓ　、　　ｘ
＞ｘｅでは！！＝！ｆｅ　とする。

この実施例の（１）式におけるａが正の場合と負の場合
の第１図（ｂ）に相当する曲線を第３図に示す。その各
強調特性は次のようになる。

■　ハイライト強調　　ａ＜０ ■　シャドウ強調　　　ａ　＞　０ 次に第２図によって、３次式の演算及び座標変換（回転
と移動）により調子修正曲線を設定する方式を説明する
。

まず、前述の実施例と同様なハイライトポイント（ｘｓ
、　ｙｓ）とシャドウポイント（”ｅｔ　、ｙｅ）及び
ａの符合と絶対値のパラメータにβを加えて。

ｙ＝ａで（：ｃ−α）（ニーβ）　　・・・（４）の３
次式演算により、第２図（ａ）に示すような３次曲線を
求める。

この３次曲線を第２図（ｂ）に示すように角度θだけ回
転させ、さらに同図（ｃ）に示すように、Ｘ軸方向にｊ
Ｃ５，！！軸方向に！！ｓだけ平行移動して、Ｚ５≦刀
≦１８の間で工を入力、ｙを出力とした調子修正曲線を
設定する。

ここで、α及びθは前述の実施例と同じで、それぞれ（
２）式及び（３）式によって算出される。

この実施例によれば、ａとβとによって調子修正の度合
とタイプを設定することができ、その主なタイプの第２
図に（ｂ）に相当する曲線を第４図に示し、その各曲線
の強調特性を下記する。

■　ハイライト強調−」　　　　　　ａ〈０　β＝０■
　ハイライト強調−２ａ〉０　β＝２５５■　中間瀾強
調　　　　　　　　　ａ　＜　Ｏβ＝α／２■　ハイラ
イト、シャドウ強調　　ａ＞０　　β＝α／２■　シャ
ドウ強調−」　　　　　　　ａ〉０　β＝０■　シャド
ウ強調−２ａ〈０　β＝２５５なお、２次式と３次式の
演算による２次曲線と３次曲線を用いる例について説明
したが、４次式以上の多次式による多次曲線を用いるこ
ともできる。

第５図は、パソコンを用でこの発明を実施したイメージ
プリンタのブロック構成図であり、中央処理袋［（ＣＰ
Ｕ）１．メインメモリ２．キーボード及びデイスプレィ
を含むコンソール３．ファイリングメモリ４２画像入力
コントローラ５１画像メモリ６、画像処理部７．プリン
タコントローラ８及びプリンタ日によって構成される。

画像データは、図示しないＩ１０ポートから画像入力コ
ントローラ５を通して画像メモリ６に一旦格納し、それ
を順次読出して画像処理部７で調子修正を施してデイザ
変換により二値化し、プリンタコントローラ８を通して
プリンタＳへ出力してプリントアウトする。

画像処理部７は、第６図に示すように、セレクタ１０．
．ｍｌ子修正部１１．デイザ変換部１２．及びゲート付
バッファ１３によって構成し、調子修正部１１は調子修
正用テーブルを格納するＲＡＭによってテーブル変換器
として構成される。

このシステムによれば、調子修正用パラメータをコンソ
ール３より設定することにより、調子修正曲線のデータ
を任意に設定することができる。

すなわち、コンソール３により設定されたパラメータに
基づいてＣＰＵ１が第７図に示すフローチャートに従っ
て処理を行なうことにより、調子修正部１１に所要の調
子修正用テーブルデータが格納される。

その後１画像メモリ６から画像データを読出して、セレ
クタ１０を介して調子修正部１１へ入力し、格納されて
いる調子修正用テーブルによって入力データの値をテー
ブル変換して調子修正を行ない、デイザ変換部１２へ送
出する。

また、この発明の方式により各種の調子修正曲線のテー
ブルデータを予め作成して、ファイリングメモリ４にフ
ァイリングしておき、必要に応じてそのファイルデータ
を調子修正部１１八ローディングするようにすれば、演
算に要する時間を短縮することができる。

勲−一朱一 この発明によれば、中間調画像の調子（階調）を修正す
るための調子修正曲線を、自由な特性（修正タイプ及び
度合）で容易に設定することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を説明するための曲線図
。 第２図はこの発明の第２実施例を説明するための曲線図
。 第３図は第１実施例による異なるタイプの調子修正曲線
の例を示す曲線図、 第４図は第２実施例による異なるタイプの調子修正曲線
の例を示す曲線図。 第５図はパソコンを用いてこの発明を実施したイメージ
プリンタのブロック構成図、 第６図は同じくその画像処理部の詳細を示すブロック図
。 第７図は同じくそのＣＰＵによる調子修正用テーブルデ
ータの作成及びその設定に関する処理動作のフロー図で
ある。 １・・・中央処理装置（ＣＰＵ）　　　３・・・コンソ
ール６・・・画像メモリ　　　　７・・・画像処理部Ｓ
・・・プリンタ　　　　　　１０・・・セレクタ１１・
・・調子修正部　　　１２・・・デイザ変換部０　　　
　　　　　　　　　酋 第３図 第４図 ハイライトーーーー／ヤドク 第５図 第６図 手続補正書（自発） 昭和６１年７月２９日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示 特願昭６１−１４５４７６号 ２、発明の名称 中間調画像の調子修正曲線設定方式 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 （６７４）　　株式会社　　リ　　コ　−４、代　理　
人　　　　（電話９８６−２３８０）東京都豊島区東池
袋１丁目２０番地５ ６、補正の内容 （１）明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり補正する
。 （２）同書第３頁第３〜４行の「多次式演算して求めた
曲線を座標軸変換する」を。 「入出力変数の多次式演算を行なう」と補正する。 以　　上 （別紙） 特許請求の範囲 １　中間調画ａｉ調子修正するための調子修正曲線を、
所要のパラメータによって２べ１Ｌ力］艷夛いグ多次式
演算を行なうことによ一す−設定することを特徴とする
調子修正面ＬＡ設定方式。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　中間調画像の濃度に応じた信号をディジタル化する
   際に調子修正するための調子修正曲線を、所要のパラメ
   ータによつて多次式演算して求めた曲線を座標軸変換す
   ることによつて設定することを特徴とする調子修正曲線
   設定方式。