JP2814769B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2814769B2
JP2814769B2 JP3123633A JP12363391A JP2814769B2 JP 2814769 B2 JP2814769 B2 JP 2814769B2 JP 3123633 A JP3123633 A JP 3123633A JP 12363391 A JP12363391 A JP 12363391A JP 2814769 B2 JP2814769 B2 JP 2814769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に読み取った写
真等の画像データに階調補正等の処理を行った後、出力
する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理技術の発達により、写真
等の画像データを読み取り、さまざまな処理を加えて、
文書に張り付ける等の編集を行うことができる画像処理
装置は、機能の多彩性と、操作性の向上が求められてい
る。
【0003】従来の画像処理装置には、読み取った画像
データの階調を、作業者の任意の階調に変換する階調補
正の機能が設けられている。この場合、図10に示すよ
うに、入力画像データの階調を横軸、階調補正後の出力
画像データの階調を縦軸として、階調補正の割合をグラ
フ(以下、トーンカーブという)表示して、マウス等の
入力手段を用いてトーンカーブを変形し、所望の階調補
正の割合を設定できる。図10の場合、トーンカーブ1
は、入力画像データ=出力画像データとなっているので
無変換であるが、トーンカーブ2はトーンカーブ1に比
べて全体的に下側に位置するため、出力画像は入力画像
に対して明るくなり、トーンカーブ3はトーンカーブ1
に比べて全体的に下側に位置するため、出力画像は入力
画像に対して暗くなる。また、トーンカーブの勾配が急
な部分は、その部分の階調が強調され、逆にトーンカー
ブの勾配が緩やかな部分は、その部分の階調が弱められ
る。
【0004】トーンカーブの設定は、作業者が画像デー
タの利用目的に応じて、自由に設定できるものである
が、原画像が写真原稿であった場合、その濃度は被写体
・撮影条件・現像条件等により変換するため、最適な画
像を得るためには、トーンカーブを原稿ごとに設定する
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像編集装置では、作業者は階調補正のトーンカーブを
設定する際、原画像の濃度を濃度計等によって計測し、
その分布等を考慮した上で、試行錯誤を繰り返すことを
余儀なくされていた。また、この作業は、長年の経験と
習熟を要するものであり、トーンカーブ設定の操作性を
改善する機能の提供が強く望まれている。本発明は、階
調カーブの補正作業若しくは設定作業を容易かつ迅速に
する画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、読み取った一画像の各画素濃度を変
換する際に用いる階調補正のグラフを表示し、前記階調
補正のグラフが補正可能となっている画像処理装置であ
って、前記画像の画素毎の濃度データに基づき各濃度の
出現頻度を計数する濃度分布数手段と、前記濃度分布
数手段の計数結果より、濃度値に対応する値を当該濃
度値より小さい全ての濃度値に対応する値の画素数を累
積した値とする累積グラフを作成する累積グラフ作成手
段と、前記階調補正のグラフ及び前記累積グラフを同一
の座標系に重ねて表示する表示手段と、操作者の操作に
応じて前記階調補正のグラフを任意に変更する変更手段
とを備える。
【0007】
【作用】本発明は、上記した構成により、読み取った画
像データの濃度分の累積グラフを表示し、トーンカーブ
の設定作業の参考とすることがきる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係わる実施例について、図面
を用いて説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例における画像編
集装置のブロック図であって、1は装置の制御及びデー
タの処理を行う中央演算処理装置(以下、CPUとい
う)、2はプログラム・データを記憶する磁気ディスク
ドライブ、3はページメモリ、4は表示用メモリ、5は
CRT表示装置(以下、CRTという)、6は画像入力
機、7はプリンター、8はキーボード、9はCRT5上
での位置を指定するマウスである。
【0010】図2は、図1における画像入力機6のブロ
ック図であって、10は画像入力機6の制御を行うCP
U、11は光の強弱を電圧の高低(アナログ電圧)に変
換するイメージセンサ(以下、CCDという)、12は
CCD11から出力されるアナログ電圧を8ビットのデ
ジタル信号に変換するA/D変換器、13はCCD11
による読み取りのばらつきを補正するシェーディング補
正回路、14は読み取った画像データの濃度の変換を行
う階調補正回路、15は階調補正回路14において補正
された8ビットのデジタル信号に網点化処理を行って、
0/1の2値信号に変換する2値化回路、16はCPU
10の制御により、シェーディング補正回路13から出
力される8ビットのデジタル信号を所定の割合でサンプ
リングするサンプリング回路、17はサンプリング回路
16によってサンプリングされた画像データ等を記憶す
る読み書き可能なメモリ(以下、RAMという)であ
る。
【0011】以上のように構成された本実施例の画像編
集装置が行う処理について、以下、詳細に説明する。 1.画像データの読み取り 先ず、CPU1が画像入力機6のCPU10にトーンカ
ーブの設定等の読み取り条件と、読み取り命令を発行す
ると、CPU10が、階調補正回路14にトーンカーブ
の設定を行い、画像の読み取りを開始させる。画像の読
み取りが始まると、原稿に光を照射し、その反射光をレ
ンズで(以上、図示せず)CCD11に結像する。結像
した光はCCD11で電気信号に、また、A/D変換器
12で8ビットのデジタル信号に変換された後、シェー
ディング補正回路13で補正が行われる。シェーディン
グ補正後の8ビットの画像データは、階調補正回路14
に入力されるとともに、サンプリング回路16にも入力
され、所定の割合でサンプリングされてRAM17のサ
ンプリング領域17−1に格納される。一方、階調補正
後の8ビットの画像データは、2値化回路15で2値信
号に変換され、ページメモリ3へ直接転送される。原稿
画像の読み取り終了後、CPU1は、ページメモリ3内
の画像データをCRT5の解像度に合わせて拡大・縮小
を行って表示用メモリに転送しCRT5上に読み取った
画像が表示される。 2.階調補正 階調補正回路14には図3に示すように256バイトの
RAMが設けられ、入力画像データの階調レベルをアド
レスとして補正後の出力画像データが、画像読み取り前
の初期設定時にCPU10によって設定されている。例
えば、図4に示すようなトーンカーブの設定が行われて
いる場合には、入力画像データの階調レベル100及び
101に対して図3のRAM内のアドレス100及び1
01に格納されているデータ「110」が、また、アド
レス200及びアドレス201に対してはアドレス20
0及び201に格納されているデータ「190」及びデ
ータ「192」が画像データとして出力される。以上の
ように、入力画像データの階調レベルが示すアドレスに
格納されているデータをフェッチして出力画像データと
することにより設定されたトーンカーブに従った階調補
正が行われる。 3.トーンカーブの設定 磁気ディスク2内には、図8に示すように、階調補正回
路14内のRAMと同様の構成の領域が設けられてお
り、トーンカーブ表示用の初期値(この場合は、入力画
像データの階調レベルと出力画像データの階調レベルが
等しくなるように設定されている)が設定されている。
CPU1は、この初期値を読みだし、入力画像データの
階調レベル(当該領域内のアドレス)を横軸、出力画像
データの階調レベル(当該アドレス内のデータ)を縦軸
として、表示用メモリ4にグラフを描くと、図5に示す
ような階調補正のトーンカーブの初期状態がCRT5上
に表示される。このトーンカーブをマウス9を用いて所
望の形に変形すると、CPU1は、該トーンカーブの上
の座標値を画像入力機6のCPU10にトーンカーブの
設定値として送り、CPU10によって階調補正回路1
4内のRAMに設定される。
【0012】尚、トーンカーブ表示用の初期値が、上述
したような入力と出力のレベルが等しくなるような設定
であることは、必ずしも必要ではなく、例えば、原稿画
像の濃淡に合わせて作業者が選択できるように、複数の
パターンを設けることも可能である。 4.濃度分布・濃度分布の累積グラフの表示 CPU1が、画像入力機10のCPU10に対して、入
力画像の各濃度(階調)の頻度(出現回数)を求める要
求を発行すると、CPU10は、図9に示すように、R
AM17内の作業領域17−2に256バイトのカウン
タ領域を作成し、入力画像の濃度を該カウンタ領域内の
アドレスとして、各バイトを、各濃度の頻度をカウント
するカウンタとして使用することによって、RAM17
内のサンプリング領域17−1にサンプリングされた画
像データの濃度分布を求める。
【0013】CPU10が求めた濃度分布をCPU1に
知らせると、CPU1は、対象画像データの全画素数に
対する各濃度の出現頻度の割合(%)の累計を示すデー
タを作成して磁気ディスク2に記憶させ、図6に示すよ
うに、横軸を原稿の濃度(この場合、256階調)、縦
軸を各濃度の出現頻度としたヒストグラムと共に、縦軸
を出現頻度の割合の累計とした累積グラフを表示用メモ
リ4に描き、CRT5に表示させる。
【0014】濃度分布の累積グラフは、図6を見れば明
らかなように、濃度の出現頻度が多い部分では急な勾配
を持ち、頻度の少ない部分では緩やかな勾配を持つ。こ
のグラフの形態を階調補正のトーンカーブとして使用す
ると、濃度の出現頻度が多い部分では、その部分の階調
を強調し、頻度の少ない部分ではその部分の階調を弱め
て、全体的に濃度分布の平滑化を行うことができ、最適
な階調補正を得るために非常に有効である。このため、
上記した磁気ディスク2に記憶された画像データの各濃
度の出現頻度の割合の累積データをそれぞれ255/1
00倍して(%で表されたデータを1から255の階調
データに変換する)、磁気ディスク装置2に保存してお
き、図7に示すように、トーンカーブの設定時に、トー
ンカーブの初期表示と共に表示させる。作業者は、この
累積データを参考にトーンカーブの設定を行えば、最適
な階調補正を行うことができる。
【0015】以上のように本実施例では、階調補正のト
ーンカーブ設定時に、トーンカーブの初期表示とともに
入力画像の濃度分の累積グラフを表示させるため、作業
者は、平滑化の最適形である累積グラフを参考にして、
容易にトーンカーブの設定を行うことができ、トーンカ
ーブの設定の試行錯誤等の無駄を無くし、また、この作
業における熟練度等の必要がなくなる。
【0016】更に本実施例では、256段階の階調を持
つ8ビットの画像データを、サンプリングして記憶して
おくため、少ないメモリ容量で読み取り後に、画素の濃
度等、画像データに関するさまざまな情報を利用するこ
とができる。
【0017】尚、本実施例では、メモリ容量を少なくす
るために、2値化する前の8ビットの画像データをサン
プリングすることとしたが、大容量のメモリを画像専用
に用意すれば、読み取った画像データを8ビットのまま
記憶しておいてもよい。また、画像データのビット数、
階調のレベル数等は、本実施例中に記載されたものに限
定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、読み取り手段によって読み取
られた画像データの濃度分布の累積グラフを作成し、表
示する手段を備えるために、階調補正のトーンカーブの
設定時の参考とすることができ、従来のように各点の濃
度を逐次濃度計で測定するという煩わしさを解消するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像編集装置のブロ
ック図
【図2】図1の画像編集装置における画像入力機のブロ
ック図
【図3】階調補正のトーンカーブのデータ構成図
【図4】階調補正のトーンカーブの表示例を示す図
【図5】階調補正のトーンカーブの初期表示例を示す図
【図6】画像データの濃度分布のヒストグラムと、累積
表示グラフの表示例を示す図
【図7】累積表示グラフを表示させた場合のトーンカー
ブの設定画面の表示例を示す図
【図8】階調補正のトーンカーブの初期データの構成図
【図9】画像データの濃度分布を求めるためのカウンタ
領域の構成図
【図10】階調補正のトーンカーブの表示例を示す図

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み取った一画像の各画素濃度を変換する
    際に用いる階調補正のグラフを表示し、前記階調補正の
    グラフが補正可能となっている画像処理装置であって、 前記画像の画素毎の濃度データに基づき各濃度の出現頻
    度を計数する濃度分布数手段と、 前記濃度分布数手段の計数結果より、濃度値に対応す
    る値を当該濃度値より小さい全ての濃度値に対応する値
    の画素数を累積した値とする累積グラフを作成する累積
    グラフ作成手段と、 前記階調補正のグラフ及び前記累積グラフを同一の座標
    系に重ねて表示する表示手段と、 操作者の操作に応じて前記階調補正のグラフを任意に変
    更する変更手段とを備える画像処理装置。
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JPH0256175A (ja) * 1988-08-22 1990-02-26 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基準濃度点の設定方法

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