JP2578409B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JP2578409B2 JP2578409B2 JP61185973A JP18597386A JP2578409B2 JP 2578409 B2 JP2578409 B2 JP 2578409B2 JP 61185973 A JP61185973 A JP 61185973A JP 18597386 A JP18597386 A JP 18597386A JP 2578409 B2 JP2578409 B2 JP 2578409B2
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- JP
- Japan
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- image
- negative
- digital signal
- image processing
- input
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜技術分野＞ 本発明は、入力されたデジタル信号に対して、コンボ
リューションを施し、周波数特性を変換する画像処理装
置に関する。
リューションを施し、周波数特性を変換する画像処理装
置に関する。
＜従来技術＞ 従来この種の装置においては、例えば入力ソースであ
るフィルムがネガ画像のため画面本来のハイライト部が
暗く入力され、S/N比が悪くなり、ざらつき感が目立つ
という問題があった。
るフィルムがネガ画像のため画面本来のハイライト部が
暗く入力され、S/N比が悪くなり、ざらつき感が目立つ
という問題があった。
これを解決するために、単に平滑化処理を行うと全体
的に画像がぼけてしまい、たとえざらつき感が消えても
良質な出力画像は得られなかった。
的に画像がぼけてしまい、たとえざらつき感が消えても
良質な出力画像は得られなかった。
＜目的＞ そこで本発明は、ネガ画像を読み取ることによって得
られたデジタル信号に対して、ネガポジ反転処理を施す
画像処理装置において、処理対象画素の濃度値がネガ画
像上においていかなる濃度域にあるかに応じて、周波数
特性を良好に制御することにより、ネガ画像の各濃度域
ををポジ画像として良好に再生させることができる画像
処理装置を提供することを目的とする。
られたデジタル信号に対して、ネガポジ反転処理を施す
画像処理装置において、処理対象画素の濃度値がネガ画
像上においていかなる濃度域にあるかに応じて、周波数
特性を良好に制御することにより、ネガ画像の各濃度域
ををポジ画像として良好に再生させることができる画像
処理装置を提供することを目的とする。
＜実施例＞ まず、本実施例の考え方について説明する。
画素数がＮ×Ｍ個の画像ａmnに３×３のオペレータW
ij（i.j＝1.3）のコンボリユーシヨンをほどこし、その
結果をbijとすると とかける。
ij（i.j＝1.3）のコンボリユーシヨンをほどこし、その
結果をbijとすると とかける。
Wijの９ケのパラメータの与え方によって、平滑化処
理、エツジ検出、輪郭強調など種々の操作ができること
は周知の事実である。
理、エツジ検出、輪郭強調など種々の操作ができること
は周知の事実である。
簡単のためにWijが第１図のようにa,b2つのパラメー
タで決定されているとする。
タで決定されているとする。
すると、この縦（あるいは横）方向の周波数特性は Ｈ（ｆ）＝ａ＋2b cos2πfT Ｔ＝画素のサンプリング周期 となり、第２図に示すようになる。但し、ｆ＝０でＨ
（ｆ）＝１となるためａ＋2b＝１とした。これからわか
るようにｂの値によって出力画像Bmnの特性がかわるこ
とがわかる。
（ｆ）＝１となるためａ＋2b＝１とした。これからわか
るようにｂの値によって出力画像Bmnの特性がかわるこ
とがわかる。
ネガ・ポジ反転においては、ザラツキ感を消すために
平滑化処理をしなければならないのは本来のハイライト
部、即ち入力画像の暗部であるから、入力画素の輝度情
報に応じてｂの値を変化させるようにすることで、全体
の解像力を保ったままハイライト部のザラツキ感を消す
ことが可能になる。
平滑化処理をしなければならないのは本来のハイライト
部、即ち入力画像の暗部であるから、入力画素の輝度情
報に応じてｂの値を変化させるようにすることで、全体
の解像力を保ったままハイライト部のザラツキ感を消す
ことが可能になる。
第３図に本実施例の回路構成例を示す。ネガを適当な
光学系を用いてTVカメラ10で撮影し、これをA/D変換器2
0でデジタル信号に変換し、フレームメモリA30に格納す
る。
光学系を用いてTVカメラ10で撮影し、これをA/D変換器2
0でデジタル信号に変換し、フレームメモリA30に格納す
る。
次に画素amnごとにとり出し、amnの値によってパラメ
ータ設定器60によってa,bの値が決定される。例えばamn
とa,bの関係は次のようであり、ROMにamnの値を入力と
することで構成できる。amnは８ビツトとして、 ａ＝１−2b＝１−（am−ak）/255 akは定数で例えばak＝127程度が良い。
ータ設定器60によってa,bの値が決定される。例えばamn
とa,bの関係は次のようであり、ROMにamnの値を入力と
することで構成できる。amnは８ビツトとして、 ａ＝１−2b＝１−（am−ak）/255 akは定数で例えばak＝127程度が良い。
このように決定されたa,bの値はRAM50の中へ書き込ま
れる。
れる。
一方、amn及びその周辺画素の値は、コンボリユーシ
ヨン演算器40に入力され、式（１）に示す演算を行う。
その結果は、反転器で反転されてフレームメモリB80の
対応する画素bmnへ書き込まれる。反転器70は入力８ビ
ツトのROMで構成されており、（出力）＝255−（入力）
の関係に従って、予めデータが書き込まれている。フレ
ームメモリB80のデータがすべてそろった後、これらはD
/A変換されて出力TV信号として出力される。
ヨン演算器40に入力され、式（１）に示す演算を行う。
その結果は、反転器で反転されてフレームメモリB80の
対応する画素bmnへ書き込まれる。反転器70は入力８ビ
ツトのROMで構成されており、（出力）＝255−（入力）
の関係に従って、予めデータが書き込まれている。フレ
ームメモリB80のデータがすべてそろった後、これらはD
/A変換されて出力TV信号として出力される。
このように構成することで、信号レベルが暗い部分、
すなわち本来のハイライト部にはスムージング処理を行
い、信号レベルが明るい部分には、輪郭強調がかかり、
結果としてザラツキのないしかもボケのないネガ・ポジ
反転画像が得られる。
すなわち本来のハイライト部にはスムージング処理を行
い、信号レベルが明るい部分には、輪郭強調がかかり、
結果としてザラツキのないしかもボケのないネガ・ポジ
反転画像が得られる。
以上の例は単色の場合であるが、三管式カメラで撮影
した場合などもR,G,B各々に同様の処理を行えばカラー
画像でのネガ・ポジ反転が可能である。
した場合などもR,G,B各々に同様の処理を行えばカラー
画像でのネガ・ポジ反転が可能である。
＜効果＞ 以上の様に本発明によれば、ネガ画像を読み取ること
によって得られたデジタル信号に対して、ネガポジ反転
処理を施す画像処理装置において、処理対象画素の濃度
値がネガ画像上においていかなる濃度域にあるかに応じ
て、周波数特性を良好に制御することにより、ネガ画像
の各濃度域をポジ画像として良好に再生させることがで
きる。
によって得られたデジタル信号に対して、ネガポジ反転
処理を施す画像処理装置において、処理対象画素の濃度
値がネガ画像上においていかなる濃度域にあるかに応じ
て、周波数特性を良好に制御することにより、ネガ画像
の各濃度域をポジ画像として良好に再生させることがで
きる。
第１図はコンボリユーシヨンマスクを示す図、 第２図はコンボリユーシヨンマスクの周波数特性図、 第３図は本実施例の処理ブロツク図である。
Claims (1)
- 【請求項１】ネガ画像を読み取ることによって得られた
デジタル信号に対して、ネガポジ反転処理を施す画像処
理装置であって、 前記デジタル信号を画素ごとに入力する入力手段と、 前記入力手段により入力されたデジタル信号に対して、
コンボリューションを施し、周波数特性を変換する変換
手段と、 前記入力手段により入力されたデジタル信号の信号レベ
ルに応じて、前記変換手段のコンボリューションの各係
数値を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、処理対象画素の濃度値が前記ネガ画像
上でいかなる濃度域にあるかに応じて、前記各係数値を
制御することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61185973A JP2578409B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61185973A JP2578409B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6342283A JPS6342283A (ja) | 1988-02-23 |
| JP2578409B2 true JP2578409B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=16180114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61185973A Expired - Fee Related JP2578409B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578409B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2786202B2 (ja) * | 1988-07-20 | 1998-08-13 | 株式会社日立製作所 | 信号処理装置 |
| JP2773933B2 (ja) * | 1989-11-07 | 1998-07-09 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
| KR100206319B1 (ko) * | 1995-12-13 | 1999-07-01 | 윤종용 | 비디오 신호의 로컬 콘트라스트 개선을 위한 방법및장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967780A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-17 | Ricoh Co Ltd | 画質補正方式 |
| JPS60236580A (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
| JPS6171772A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-12 | Nec Corp | 輪郭強調回路 |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP61185973A patent/JP2578409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6342283A (ja) | 1988-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |