JP2637414B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2637414B2
JP2637414B2 JP62047954A JP4795487A JP2637414B2 JP 2637414 B2 JP2637414 B2 JP 2637414B2 JP 62047954 A JP62047954 A JP 62047954A JP 4795487 A JP4795487 A JP 4795487A JP 2637414 B2 JP2637414 B2 JP 2637414B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する分野] 本発明は、デジタルプリンタおよびデジタルフアクシ
ミリ等における画像処理方法に関するものである。
[従来技術] 従来よりデジタルプリンタ、デジタルフアクシミリ等
において中間調を再現するための2値化手法として誤差
拡散法がある。この方法は原稿の画像濃度と出力画像濃
度の画素ごとの濃度差を演算し、この演算結果である誤
差分を周辺画像に特定の重みづけを施した後に分散させ
ていく方法である。この誤差拡散法については、文献R.
W.Floyd and L.Steinberg“AnAdaptive Algorithm for
“Speatial Gray Scale"SID 75 Digest(1976)で発表
がなされている。
この方法は、周期性が無いので他の2値化手法のデイ
ザ法や濃度パターン法で問題となっているモアレ現象
(原稿が印刷等の網点画像の場合、被写された画像に原
稿には無い周期的な縞模様が出る現象)は発生しないが
写真等の濃淡変化の少ない画像では、出力画像に独特の
縞パターンが生じたり、画像のハイライト部、シヤドウ
部では、粒状性ノイズが目立つなどの欠点があった。
[目的] 本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであ
り、入力した画像データからエッジ量及び濃度の大きさ
を特徴として抽出し、その特徴に応じて誤差拡散法によ
る2値化処理で生じる誤差データへ掛け合わせる利得を
制御することにより、画像の特徴に関わらず高画質な画
像を再現できる画像処理方法の提供を目的とする。
[実施例] 以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図である。
入力センサ部10はCCD等の光電変換素子およびこれを走
査する駆動装置より構成され原稿の読み取り走査を行
う。又、入力センサ部10では通信回線を介したデータ、
デイスクテープ等の記憶媒体からのデータを入力しても
よい。入力センサ部10で読み取られた原稿の画像データ
又は種々のデータは、A/D変換器11に送られる。ここで
は各画素のデータを8bitのデジタルデータに変換し256
レベルの階調数をもつデータに量子化する。
次に補正回路12において、CCDセンサーの感度ムラや
照明光源による照度ムラを補正するためのシエーデイン
グ補正等をデジタル演算処理で行う。
13は閾値処理部で補正回路12からのデータの2値化処
理を行なう。
20は2値画像表示を行なう画像表示部でCRT、プリン
タ等により構成される。
次に閾値処理部13について詳細に説明する。
14は補正回路12により補正された階調画像データ21と
デイザ信号22との加算を行なう加算器で、修正画素値23
を2値化回路15及び誤差演算部16へ出力する。
15は2値化回路であり、所定の閾値T(例えばT=12
7)を用いて修正画素値23を2値化し、2値画像データ2
4を画像表示部20及び誤差演算部16へ出力する。誤差演
算部16では2値化画像データ24の修正画素値23より2値
化誤差Eを求め誤差格納処理部17へ出力する。但し2値
化誤差Eは で求められる。ここでPは修正画素値23、Tは閾値(12
7)、L,Uは2値画像データ24でLは画素のダイナミツク
レンジの下限値(L=0)、Uは上限値(U=255)で
ある。
誤差格納処理部17は第2図に示すように、上記2値化
誤差Eをエラーバツフアメモリ26に格納し、演算部27で
は第3図の重み付け係数によりそれぞれエラーバツフア
メモリ26に格納されたデータと掛け合わせ、その和を乗
算器18に出力する。エラーバツフアメモリ26の斜線部及
び第3図*は現在処理中の画素位置を示しており、その
位置に近い、つまりl,hへの重み付け係数は1/3、それよ
り遠い、g,iへの重み付け係数は1/6とする。
尚、エラーバツフアメモリ26はラインバツフアメモリ
を複数行分有しているので、第2図に示したものはその
一部分のウインドウを示している。又エラーバツフアメ
モリ26に格納されている2値化誤差は現在処理している
データ以前の2値化誤差が格納されている。
第4図は重み付け係数の他の一例を示した図で、この
係数を用いれば前述した場合よりも、多くの周辺画素の
誤差を考慮する事ができる。
乗算器18では特徴抽出部19からの制御信号により画像
の特徴に応じた利得を誤差データに掛け合わせデイザ信
号22を出力する。
以下、特徴抽出部19について説明する。
第5図は特徴抽出部19の構成を示した図である。51は
エツジ及び濃度抽出部でここで抽出した画像の特徴に応
じて利得テーブル52にて利得を決定する。
第6図は利得テーブル52を示した図で、濃度値とエツ
ジ強度に対する画素の特徴に応じ利得を制御信号として
出力する。図中濃度が大きい部分がシヤドウ部,文字部
を示し、小さい部分がハイライト部,文字背景部を示し
ている。
つまり第5図のエツジ及び濃度抽出部51で抽出された
エツジ量、画像の濃度の大きさの組み合わせで画像の特
徴を抽出し、利得テーブル52よりそれぞれの画像に見合
った利得を制御信号として乗算器18へ出力するものであ
る。
ここでエツジ量の抽出はLaplacianをはじめとする公
知の手法を用いればよい。
次にそれぞれの画像の特徴に応じどれくらいの利得に
するかを説明する。
写真・中間調部では階調性の再現が重要であるため、
利得を1とし、誤差格納処理部17の出力をそのまま加算
器14にてデータ21と加算し2値化回路15で2値化を行な
う。つまり誤差拡散法を行なう。
文字部と文字背景部ではコントラストの再現が重要で
あるため利得は0とし通常の閾値処理を行なう。また写
真シヤドウ部とハイライト部も誤差拡散法で処理した場
合、縞パターンが生じるため、利得を0としコントラス
トを強調する。
次にエツジ部では階調性、解像度を両立するため利得
を0.5程度とする。
尚第6図中の境界部においては、利得が連続的に変化
するように利得テーブルを構成する事により、利得変化
によるラクスチヤ・ノイズの発生を押圧する事も可能で
ある。
又上記実施例では、濃度とエツジ強度に対する2次元
のルツクアツプテーブルを用いていたが、各特徴に対し
てテーブルを分割し、2つの1次元ルツクアツプテーブ
ルとしてもよい。この場合エツジ部の再現性が犠牲とな
るが、テーブルを大幅に縮小する事が可能となる。また
上記の実施例では、濃度とエツジ強度との組合せによる
例を示したが、他の特徴量、例えば種々のテクスチヤ特
徴を用いる事も可能である。この場合利得テーブルを3
次元以上に拡張し、よりきめ細かい利得制御を行なう事
もできる。
第7図は第1図における誤差格納処理部17を乗算器18
の後に入れた場合を示した図である。
この場合は誤差演算部16から出力された誤差データに
特徴に応じた利得を掛けた後、誤差格納処理部17で処理
を行なうもので、前述の実施例と同等の効果を得る事が
できる。
又、前述第1図、第7図では階調画像データ21とデイ
ザ信号22を加算した後2値化回路15にて、閾値Tで2値
化する構成としたが、これは閾値Tよりデイザ信号21を
減算し、その減算された閾値T′を用いて階調画像デー
タ20を2値化してもよい。
[効果] 以上説明した如く本発明によれば、入力した画像デー
タからエッジ量及び濃度の大きさを特徴として抽出し、
その特徴に応じて誤差拡散法による2値化処理で生じる
誤差データへ掛け合わせる利得を制御するので、画像の
特徴に関わらず高画質な画像を再現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第7図は本発明の実施例を示したブロツク図、
第2図は誤差格納処理部の構成図、第3図,第4図は重
み付け係数の一例を示した図、第5図は特徴抽出部の構
成図、第6図は利得テーブルを示した図である。 図において10は入力センサ部、11はA/D変換器、12は補
正回路、13は閾値処理部、14は加算器、15は2値化回
路、16は誤差演算部、17は誤差格納処理部、18は誤差デ
ータ処理部、19は特徴抽出部、20は画像表示部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画素複数レベルを有する画像データを入
    力し、該画像データを誤差拡散法により2値データに2
    値化処理する画像処理方法において、 入力した画像データからエッジ量及び濃度の大きさを特
    徴として抽出し、抽出されたエッジ量及び濃度の大きさ
    に応じた利得を入力画像データと出力画像データとの差
    分である誤差データに掛け合わせ、利得の掛け合わされ
    た誤差データにより入力した画像データを補正し、補正
    された画像データを2値化処理することを特徴とする画
    像処理方法。
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US5278671A (en) * 1990-10-05 1994-01-11 Nippon Steel Corporation Image processing apparatus with correction of diffusion errors of overlapping dots
US5898796A (en) * 1992-07-21 1999-04-27 Minolta Co., Ltd. Method of processing image having value of error data controlled based on image characteristic in region to which pixel belongs
JP3271354B2 (ja) * 1993-02-16 2002-04-02 ミノルタ株式会社 画像処理装置

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