JP2859334B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2859334B2
JP2859334B2 JP1324052A JP32405289A JP2859334B2 JP 2859334 B2 JP2859334 B2 JP 2859334B2 JP 1324052 A JP1324052 A JP 1324052A JP 32405289 A JP32405289 A JP 32405289A JP 2859334 B2 JP2859334 B2 JP 2859334B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置に関し、特に所定領域の平均濃
度値に基づいて注目画素の2値化を行い、発生する2値
化誤差を周辺画素に拡散し、画像の濃度を保存可能な画
像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、デジタルプリンタやフアクシミリ装置等の画像
処理装置において、中間調を再現するための2値化手法
として、2値化処理で発生した誤差を周辺の画素に分散
する誤差拡散法という手法が注目されている。
[発明が解決しようとしている課題] また、類似の手法として平均濃度保存法という手法が
提案されている。この平均濃度保存法は、注目画素周辺
の既に処理済領域中のドツトの配置から算出される平均
濃度を閾値として注目画素を2値化し、この際に発生す
る2値化誤差を周辺の画素に分散する事により、濃度を
保存する手法である。但し、2値化誤差が所定の閾値よ
り大きい場合は、誤差拡散処理を中止(適応型誤差補
正)するように構成されている。
しかしながら、上記平均濃度保存法では、所定領域の
平均濃度を算出する際に、所定の重み係数により演算し
ているため、例えば原稿の中濃度部では、再生画像中に
縞模様が発生し、また濃度が低い部分、あるいは高い部
分では、ドツトが近接して線状につながるなど画像の品
位を著しく低下させるという欠点があつた。
本発明は、上記課題を解決するために成されたもの
で、入力画素濃度に応じて平均濃度算出用の重み係数を
可変に設定する事により、画像の品位を向上させる事が
できる画像処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置
は、画像データを入力する入力手段と、前記入力手段に
より入力した注目画素の画像データの濃度値に応じて、
前記注目画素の画像データを2値化するための閾値を算
出する際に用いる2値化済み画素の2値データに掛け合
わせる重み係数を設定する設定手段と、前記設定手段に
より設定された重み係数と前記注目画素周辺の2値化済
み画素を掛け合わせ、平均濃度値を算出する算出手段
と、前記算出手段により算出された平均濃度値を閾値と
して前記注目画素の画像データを2値データに2値化処
理する2値化手段とを有することを特徴とする。
また、前記設定手段は、前記2値化済み画素の2値デ
ータに掛け合わせる重み係数を前記画像データの濃度値
に応じて可変に設定することを特徴とする。
更に、前記2値化手段の2値化処理により発生する2
値化誤差を新たに入力する画素の画像データに拡散する
誤差拡散処理手段を有することを特徴とする。
[作用] かかる構成において、入力した注目画素の画像データ
の濃度値に応じて、注目画素の画像データを2値化する
ための閾値を算出する際に用いる2値化済み画素の2値
データに掛け合わせる重み係数を設定し、設定された重
み係数と注目画素周辺の2値化済み画素を掛け合わせ、
平均濃度値を算出し、算出された平均濃度値を閾値とし
て注目画素の画像データを2値データに2値化処理す
る。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な一実施
例を詳細に説明する。
第1図は、本実施例での画像処理装置の構成を示す概
略ブロツク図である。
まず、CCD等の光電変換素子及びそれを走査する駆動
系を含む入力装置1で読み取られた画像データは、逐次
A/D変換器2へ送られる。この変換器2では、各画素の
アナログデータを例えば8ビツトのデジタルデータに変
換し、これにより256レベルの階調を持つデータに量子
化する。次に、補正回路3において、CCDセンサの感度
ムラや照明光源による照度ムラを補正するためにシエー
デイング補正等の補正をデジタル演算処理で行う。そし
て、補正された信号(補正済信号)100が重み係数設定
回路4と2値化処理回路5へ同時に出力される。この重
み係数設定回路4では、補正回路3から出力された補正
済信号100により平均濃度算出用の重み係数を設定し、
重み係数信号200を出力する。
一方、2値化回路5では、補正回路3から出力された
補正済信号(8ビツト他値の画像データ)100を重み係
数信号200によつて算出された平均濃度値により1ビッ
ト2値の2値信号300に2値化処理(量子化処理)し、
2値信号300を出力する。そして、レーザビームプリン
タ又はインクジエツトプリンタ等により構成される出力
装置6では、2値化回路5からの2値信号300をドツト
のオン・オフにより画像形成を行う。
第2図は、上述した平均濃度算出用の重み係数設定回
路4の詳細を示すブロツク図である。
図において、補正回路3から出力された補正済信号10
0はROM7に入力され、対応する値が閾値信号200として出
力される。この重み係数αKLKLの一例を第3図
(a),(b)に示す。但し、「*」は注目画素位置
(I,J)に対応している。そして、以下の表1は入力と
出力との関係を示す一例である。
ここでは、上記のようにROM7により2通りの重み係数
を用いたが、更に多段階の重み係数を用いても良い。そ
のとき、画像濃度が低い部分,高い部分,濃度128近辺
では、第3図(b)のような、ある程度大きい重みマス
クを用いると良い。
第4図は、上述した2値化回路5の構成を示すブロツ
ク図である。
図において、補正回路3から入力された補正済信号10
0(注目画像濃度)は、エラーバツフアメモリ9に保存
されている2値化誤差Eij(注目画素に配分された誤差
の総和)と加算器8で加算され、その結果として、誤差
補正済信号210が出力される。
そして、誤差補正済信号210は比較器10に入力され、
平均濃度演算器12で算出された平均濃度信号220と比較
される。ここで、誤差補正済信号210が平均濃度信号220
よりも大きければ“1"、小さければ“0"が2値信号300
として出力される。また、この2値信号300は出力装置
6に入力されると共に、2値メモリ11内の所定の画素位
置に入力される。
次に、平均濃度演算器12では、上述した重み係数設定
回路4らの重み係数200を2値メモリ11に対して重み付
けを行い、、平均濃度信号220を算出する。この平均濃
度とは、2値データに重み係数(αKL又はβKL)を掛け
た総和である。
この平均濃度信号220は、上述の比較器10に入力され
ると共に、演算器13に入力される。また、演算器13に
は、上述した誤差補正済信号210が入力されている。こ
こで、これら2つの信号の差分が計算され、信号230
(ΔEij)として出力される。次に、この信号230は比較
器14に入力され、誤差拡散中止用の閾値(例えば“12
6")と比較される。その結果、閾値より大きければ、
“0"(誤差拡散中止)が、等しいか小さければ、そのま
まの値が信号240として出力される。そしてこの信号240
は重み付け回路15に入力され、ここで、重み付け
(γKI)がなされた後、エラーバツフアメモリ9内の所
定の画素位置の誤差に加算される。第5図に重み係数
(γKI)の一例を示す。なお、「*」は注目画素位置
(I,J)に対応している。
以上の操作を繰り返す事により、平均濃度保存法によ
る2値化処理が行われる。
以上の構成において、入力画像濃度に適応した平均濃
度算出世卯の重みを用いる事により、原稿の中濃度部で
の、独特の縞模様の発生を軽減する事ができる。
[他の実施例] 次に、本発明に係る他の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
なお、この実施例では、上述した重み係数設定回路4
の一部を変更した場合について述べる。
補正回路3から出力された信号100はROM7に入力され
る。このROM7では、以下の表2に示す関係に従つて信号
200が出力される。また、第6図(a),(b)は、重
み係数δKLKLの一例を示すものである。
以上のような構成にする事により、前述の実施例の場
合と同様に、原稿濃度の低い部分,高い部分で生じてい
たドツトとドツトが近接して打たれる現象を防ぐ事がで
き、画像の品位を向上させる事が可能となる。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明によれば、入力画素濃度に
適応した平均濃度算出用の重み係数を設定する事によ
り、画像の中濃度部で発生する独特の縞模様を軽減させ
る事ができると共に、画像濃度の低い部分で生じていた
ドツトとドツトが近接して打たれる現象を防止する事が
でき、画像の品位を向上させる事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例における画像処理装置の構成を示すブ
ロツク図、 第2図は重み係数設定回路4の構成を示すブロツク図、 第3図(a),(b)は本実施例での重み係数を示す
図、 第4図は2値化回路5の詳細な構成を示すブロツク図、 第5図は誤差拡散演算の重み係数を示す図、 第6図(a),(b)は他の実施例での重み係数を示す
図である。 図中、1……入力装置、2……A/D変換器、3……補正
回路、4……重み係数設定回路、5……2値化回路、6
……出力装置である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−276969(JP,A) 特開 平1−276970(JP,A) 特開 昭58−186265(JP,A) 特開 昭63−102473(JP,A) 特開 昭63−209370(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力した注目画素の画像データの濃
    度値に応じて、前記注目画素の画像データを2値化する
    ための閾値を算出する際に用いる2値化済み画素の2値
    データに掛け合わせる重み係数を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された重み係数と前記注目画素
    周辺の2値化済み画素を掛け合わせ、平均濃度値を算出
    する算出手段と、 前記算出手段により算出された平均濃度値を閾値として
    前記注目画素の画像データを2値データに2値化処理す
    る2値化手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記設定手段は、前記2値化済み画素の2
    値データに掛け合わせる重み係数を前記画像データの濃
    度値に応じて可変に設定することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】更に、前記2値化手段の2値化処理により
    発生する2値化誤差を新たに入力する画素の画像データ
    に拡散する誤差拡散処理手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
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