JPH0419213Y2 - - Google Patents

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JPH0419213Y2
JPH0419213Y2 JP1985117584U JP11758485U JPH0419213Y2 JP H0419213 Y2 JPH0419213 Y2 JP H0419213Y2 JP 1985117584 U JP1985117584 U JP 1985117584U JP 11758485 U JP11758485 U JP 11758485U JP H0419213 Y2 JPH0419213 Y2 JP H0419213Y2
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JP
Japan
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diaphragm
rod
axial direction
annular groove
protrusion
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JP1985117584U
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JPS6225304U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ゴム様弾性材料をもつて製せられた
可撓性のダイアフラムを使用したダイアフラム装
置に関し、更に詳しくは、ダイアフラム装置にお
けるダイアフラム及びロツドの結合構造の改良に
関する。
(従来の技術) 各種の自動制御装置に、一例を第4図に示すよ
うに、外周部をケースの周壁に保持され、中央に
ロツド5の端部を結合されたダイアフラム1の両
側に、圧力差を示す流体を導いてロツド5の軸方
向移動を生起させ、その移動量によつて制御作動
をさせるようになしたダイアフラム装置が広く使
用されている。
合成樹脂材料をもつて製せられたロツド5を使
用したダイアフラム装置におけるダイアフラム1
とロツド5の結合は、図aに示すように、ロツド
5の先端に付したフランジと反対側に添えたセン
タープレートによつてダイアフラム1を挾み、ロ
ツド5に付した小径部の端部を溶かして固定する
方法や、図bに示すように、ロツド5の端部に付
したフランジと、略T字状の断面形状を呈し、小
径の軸部をロツド5の先端に穿たれた孔に挿入さ
れた抑え板によつてダイアフラム1を挾む方法、
図cに示すように、ロツド5のフランジ及び抑え
リングによつてダイアフラム1を挾み、ナツト締
めによつて固定する方法、或いは図dに示すよう
に、ロツド5の先端のフランジ部をダイアフラム
1の中央に形成した断面略T字状の係合凹所に挿
入する方法等が用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来例のうち、図a,図b及び図cの
ダイアフラム及びロツドの結合構造においては、
ロツドに付されたフランジと、反対側に添えられ
たセンタープレート、抑え板或いは抑えリングと
によつてダイアフラムを挾持し、ロツド先端部の
溶融、抑え板側ピンの圧入、或いはナツトの締付
けによつてダイアフラムに対する押圧力を設定す
るようになつているので、ダイアフラム保持力の
設定にバラツキを生じ、ダイアフラムがロツド挿
入のための貫通孔を穿たれていることと相まつ
て、ダイアフラムの両側に導かれる流体間の気密
性に欠けるおそれがあり、又構成部品点数が多い
ことにより組立作業が煩雑である。
図dの例は、ダイアフラムに貫通孔を穿たれて
いないので、流体に対する気密性は完全である
が、ダイアフラムとロツドとの結合力を強固に保
つためには、ロツド径に比しフランジ径を大きく
するとともに、フランジを挾むダイアフラム側の
フランジ抑え部を厚肉に設定する必要があるの
で、ダイアフラムの成形及びロツドの挿入が困難
である。
本考案は、上記した従来技術によるダイアフラ
ム装置における問題点を解消して、気密性に富
み、組立作業が容易であり、しかも、ダイアフラ
ムとロツドとの結合力の大なるダイアフラム装置
の構造を提示することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記した従来技術によるダイアフラ
ム装置における問題点に鑑み、ダイアフラムの中
央に、軸方向に突出して端部の近傍に環状凹溝を
有する係合突出部をを形成するとともに、ロツド
の端部に、前記係合突部を挿入される係合凹所を
備えて略カツプ形状を呈し、前記係合突部の環状
凹溝に対応する環状突起を内面に有し、軸方向に
走るスリツトを付された結合端部を形成した構成
となすものである。
(作用) 上記した構成を備える本考案のダイアフラム装
置においては、ロツドの端部に形成された強度の
大なる略カツプ形状の結合端部が、ゴム様弾性材
料をもつて製せられた柔軟なダイアフラムの係合
突部を保持し、互いに係合する環状凹溝及び環状
突起が、ダイアフラム及びロツドの相互離脱を阻
止する。
(実施例) 第1図及び第2図の実施例においては、ダイア
フラム1の中央に、軸方向に突出して端部近傍の
外周部に環状凹溝3を付された係合突部2が形成
され、ロツド5の端部に、係合突部2を挿入され
る係合凹所7を備え、環状凹溝3と係合する環状
突起8を内面に付され、軸方向に走る4条のスリ
ツト9を付され、ダイアフラム1の係合突部2に
外嵌される結合端部6が形成されている。
第3図の実施例は、ロツド5側の結合端部6の
スリツト9の1条を広幅に設定するとともに、ダ
イアフラム1側の係合突部2の側方に上記広幅ス
リツトに挿入される突条11を一体形成したダイ
アフラム1及びロツド5の相対回転を抑止し、係
合突部2に凹孔12を設けて結合端部6に対する
係合突部2の挿入を容易化し、更に、結合端部6
の外側にスナツプリング13を巻いて、スリツト
9の付与による結合端部6の拡径を防止したもの
である。
(考案の効果) 本考案のダイアフラム装置が、上記したよう
に、ダイアフラムの中央に、軸方向に突出して端
部近傍に環状凹溝を付された係合突部を形成され
るとともに、ロツドの端部に、前記係合突部を挿
入される係合凹所を備え、前記環状凹溝に係合す
る環状突起を内面に付され、軸方向に走るスリツ
トを付された結合端部を形成された構成を備えて
いることにより、ダイアフラム及びロツドの結合
が、柔軟な係合突部を大強度の結合端部へ挿入す
ることによつてもたらされるので、結合作業が極
めて容易であり、しかも両部材の結合が強固に保
たれ、ダイアフラム側に結合のための貫通孔を穿
たれないので、気密性低下のおそれも無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の断面図、第2図
は、同実施例の構成部材を、第1図上に矢印−
を付して示した方向で見た平面図、第3図は、
本考案の他の実施態様を示す断面図、第4図は、
従来技術によるダイアフラム装置の一例を示す断
面図である。 1……ダイアフラム、2……係合突部、3……
環状凹溝、5……ロツド、6……係合端部、7…
…係合凹所、8……環状突起、9……スリツト、
11……突条、12……凹孔、13……スナツプ
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周部を固定されたダイアフラム1及び前記ダ
    イアフラム1の中央部に端部を結合されたロツド
    5を有して軸方向の往復作動をなすダイアフラム
    装置において、前記ダイアフラム1の中央に、軸
    方向に突出して端部近傍に環状凹溝3を付された
    係合突部2を形成されるとともに、前記ロツド5
    の端部に、略カツプ形状を呈し、前記環状凹溝3
    に対応する環状突起8を内面に付され、軸方向に
    走るスリツト9を付された結合端部6を形成さ
    れ、前記係合突部2を前記結合端部6に挿入され
    ていることを特徴とするダイアフラム装置。
JP1985117584U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0419213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985117584U JPH0419213Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985117584U JPH0419213Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6225304U JPS6225304U (ja) 1987-02-16
JPH0419213Y2 true JPH0419213Y2 (ja) 1992-04-30

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ID=31003237

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JP1985117584U Expired JPH0419213Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP (1) JPH0419213Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533084Y2 (ja) * 1974-03-15 1980-08-06

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Publication number Publication date
JPS6225304U (ja) 1987-02-16

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