JPS6249090A - ホ−スの締結構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、スリーブを外側からかしめ（；ｊ（〕、スリ
ーブとニップルとでホースの端部を挟圧づる構成のホー
ス用継手に関する。

本発明は、例えば、カーＪアコン、燃４１系などに用い
られる中高圧ホースのホース用継ｆに利用することがで
きる。

し従来の技術」 ホース用継手、特に中高圧ホースに用いられるホース用
継手では、漏れ圧力を向上させることが強く要請されて
いる。そのため従来より第５図および第６図に示す構成
のホース用継手が提供されている。このホース用継手は
、外周面にリング状のスリーブ係止溝１を有する円筒状
のニップル八と、リング状係合部２と円筒状のかしめ部
３とをｂつスリーブＢとからイする。

このホース用継手をホースＣの端部に固定するにあたっ
ては、第５図に示すようにニップルＡにホースＣの端部
を挿入づると共にスリーブＢのリング状係合部２をニッ
プルへのスリーブ係止溝１に位置さぼる。この状態で第
６図に示ずようにリング状係合部２を外周面方向より押
圧してリング状係合部２の内周面をスリーブ係止溝１に
係合する。かつスリーブＢのかしめ部３をかしめ付け、
これによりニップルΔとスリーブＢとでホースＣの端部
を挟圧しホース用継手をホースＣの端部に固定づる。

［発明が解決しようとする問題点コ 上記したホース用継手においては、スリーブＢとニップ
ルＡどでホースＣの端部を挟圧しているため、漏れ圧力
をかなり向上させることがでさ′る。

しかしながらそれぞれ別体に形成されたニップル△、ス
リーブＢ、ホースＣを組合せ、かつ外ｊ）をｂｏえて接
合させる構成であるため、ニップルＡとスリー１８間及
びスリーブＢとホースＣｌ５ｉｉでの接合面のシール性
に限界があり、そのため漏れ圧力の向上には限界があっ
た。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は上記従来の問題点を解決するため次のような手
段を提供覆るものである。

即ち、本発明のホース締結構造は、一端から離れた外周
面にリング状のスリーブ係止溝を有する円筒状のニップ
ルと、該ニップルの該一端から挿入され、該一端から該
係止溝の間の外周面を同軸的に覆うように取り付けられ
たボースと、該ニップルの該係止溝等ホースの挿入され
ていない該ニップルの外周面並びに該ホースのスリーブ
で押圧される端部外周面を同軸的に覆い中心軸方向に熱
収縮された熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材と、該
スリーブ係止溝に外周面方向より押圧されて係合したリ
ング状の係合部と該係合部の外周縁より該ニップルと同
軸的に該シール材を覆い、外周面方向より中心軸方向に
かしめられ、該ボースの端部およびシール材を該ニップ
ルの外周面との間で挟持するかしめ部とをもつスリーブ
で構成されていることを特徴とプるものである。

このように構成したことにより該熱収縮性の樹脂製チュ
ーブ状シール材がニップルとスリーブ間及びホースとス
リーブ間の気密、液密を確実に保持することができる。

これによって、ホースの締結構造の漏れ圧力を向上づる
ことができ、かつ長期間その初期性能（漏れ性能）を維
持又は保持できる。

本発明のホース締結構造は、ニップルと、ホースと、熱
収縮性の樹脂製チューブ状シール材と、スリーブとを構
成要素としている。

ニップルは円筒状で一端から離れた外周面に後記するス
リーブのリング状の係合部を固定するリング状のスリー
ブ係止溝を有し、又、該一端の外周面には複数個のリン
グ状凹凸面をもつホース取付部を形成づ−るものである
。

ホースは該ニップルの該一端から該ホース取付部に挿入
され、該一端から該係＋ｈ溝の間の外周面を同軸的に覆
うように取り付けられて使用されるものである。又、該
ホースは従来の中門圧用の耐Ｂ：構造のものを利用でき
る。

熱収縮性の樹脂製ヂニ１−ブ状シール材は、ゴム又はプ
ラスチックスなどからなり該ニップルの該係合溝および
該ニップルの外周面を覆う該ホースの端部外周面を同軸
的に覆い中心軸方向に熱収縮し、これによって、ニップ
ルとスリーブ間及びホースと該ニップル間の気密、液密
を保持するしのである。又、該チューブ状シール材の材
質としては熱収縮性を備えた軟質のものがよく、例えば
架橋シリコンゴム、架橋Ｅ　Ｐ　ｌ）　Ｍゴム、架橋Ｅ
　Ｐ　Ｒゴム、ＰＶＣ１架橋ポリエヂレン、架橋ポリブ
ロピレン、その他軟質エラストマーで出来た熱収縮性デ
ユープが使用できる。

スリーブはリング状の係合部とかしめ部とを備えている
。該リング状の係合部は該ニップルの該スリーブ係止溝
に外周面方向より押圧されて係合し該スリーブを該ニッ
プルに固定するものである。

又、該かしめ部は該係合部の外周縁より該ニップルと同
軸的に該シール材を覆い、外周面方向より中心軸方向に
かしめられ該ホースの端部および該シール材を該ニップ
ルの外周面との間で挟持するものである。

又、本ホースの締結４！？Ｊ造は少なくともニップルー
ル材とで囲まれた部分にスリーブのかしめ時には少なく
とも液状シール剤を介在さぼる構成とすることができる
。この場合には、該液状シール剤がニップルと該チュー
ブ状シール材、ニップルとホース、ホースと該チューブ
状シール材、等の各接合面及びホースの端面の微小空間
を埋め、該ホースの締結構造の気密を一層高めることが
できるっ液状シール剤として番よ、エポキシ系とかウレ
タン系の硬化へ゛１シールハ１１が好ましいが、ゴム系
の結石物質でもよい。

又、ニップルはその外周面を覆うホース端部とスリーブ
係止溝との間に該ホースで被覆されていないリング状の
シール面を有し、該シール面はチュ−ブ状シール材を介
して被覆されると共にスリーブにより該チューブ状シー
ル材を介して中心軸方向に押圧されている構成とするこ
とができる。

この場合には、チューブ状シール材によるニップルの外
周面を被覆する周面積が大［１］に増加し、ニップルと
スリーブどの接合面の気密を高めることができる。又、
これによってスリーブのリング状の係合部とニップルの
該スリーブ係＋ｌ＝溝との接合面で該チューブ状シール
材が破れた場合にもシール効果を維持できる。

［作用効果１ 熱収縮性の樹脂製デユープ状シール材がニップルおよび
該ニップルの外周面を覆う該ホースの端部外周面を同軸
的に覆い、かつ中心軸方向に熱収縮されて、該ニップル
の外周面と該ホースの端部外周面に密着する。更に該熱
収縮性の樹脂製チューブ状シール材の外周面をスリーブ
が同軸的に覆い、かつかしめられて該ホースの端部およ
びシール材を該ニップルの外周面との間で挟持する。こ
れによって熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材の弾性
がニップルとスリーブ間及び該スリーブとホース間、を
確実に気密状態に保持することができる。かつホースの
締結構造の漏れ圧力を向上することができる。

［実施例］ 本発明のホースの締結構造の第１実施例を第１図、第２
図、第３図に基づいて説明する。

実施例のホースの締結構造は、円筒状のニップル１０、
ホース２０、熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０
、スリーブ４０、液状シール剤５０とを構成要素として
いる。

円筒状のニップル１０は一端１０１からｌ１ｉｌｌれた
外周面にリング状のスリーブ係止溝１０２を形成してい
る。又、該円筒状のニップル１０の一端１０１側の外周
面には複数個のリング状の四部１０３を備えたホース取
付部１０４が形成されている。

ホース２０は９ｉ：部２１０を該円筒状のニップル１０
のホース取付部１０４に装着されるもので、該ニップル
１０の該一端１０１から挿入され、該一端１０１から該
スリーブ係止溝１０２の間の外周面を同軸的に覆うよう
に取り付けられでいる。

熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３ｏは該ニップル
１０の該係止溝１０２および該ニップル１０の外周面を
覆う該ホース２０の端部２１０外周面を同軸的に覆った
後、中心軸方向に熱収縮し、該ニップル１０と該ボース
２０の端部２１０の外周に密着するものである。なお、
該熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０は架橋ＥＰ
ＤＭゴムを使用している。

スリーブ４０はリング状の係合部４１０と、かしめ部４
２０とを備えている。該リング状の係合部４１０は該ニ
ップル１０の該スリーブ係止溝１０２に外周面方向より
押圧されて該チューブ状シ−ル材３０を介し７て係合し
１．核スリーブ４０を該ニップル１０に固定するもので
ある。これと共に該かし、め部４２０は該係合部４１０
の外周縁より該ニップル１０ど同軸的に該チューブ状シ
ール材３０を覆い、外周面方向より中心軸方向にかしめ
られ、該ホース２０の端部２１０および該シール材３０
を該ニップル１０の外周面との間で挟持するよう構成さ
れている。

液状シール剤５０は、少な（ともニップル１０外周面と
該外周而を薗うボース２０の端面２１１ど、該外周而お
よび該ホース端部２１０を覆うチューブ状シール材３０
とで囲まれた部分に配置される。又、該液状シール剤５
０はスリーブ４ｏのかしめ時には少なくとも流動状であ
り、該スリーブ４０のかしめ時に生ずる隙間を満たしシ
ール効果を高めるものである。

このように構成された本発明の１実施例によれば、 円筒状のニップル１０のホース取付部１０４に、ホース
２０の端部２１０を該円筒状のニップル１０の一端１０
１より挿入するとホース２０　ｉ、を自身の弾力性によ
り該ホース取付部１０４の複数個のリング状の四部１０
３に食い込む。史に該ホース２０の端部２１０の外周面
に熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０が被覆され
る。これと同時に該熱収縮性の樹脂製チューブ状シール
材３０はニップル１０のスリーブ係止溝１０２を被覆す
る。

この場合、該ボース２０の端部２１０の端面２１１と該
熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０との空間に液
状シール剤５０を同封する。この状態で該熱収縮性の樹
脂製チューブ状シール材３０を加熱すると該熱収縮性の
樹脂製チューブ状シール材３０は収縮し、ニップル１０
の中心軸方向に、該ニップル１０の外周面と係ｉｈ溝１
０２及びホース２０の端部２１０を締付ける。その後、
該熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０の外周部を
覆う位置にスリーブ４０が配置され、かつ外周方向より
かしめられる。すると該スリーブ４０のリング状の係合
部４１０は該熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０
を介してスリーブ係止溝１０２に係合し、かつ固定され
る。又、該スリーブ４０のかしめ部４２０はかしめられ
該熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０及びホース
２０の端部２１０を該ニップル１０のホース取付部１０
４との間に挟持し、かつ該取付部１０４に固定する。

これによってニップル１ｏとスリーブ４０問およびホー
ス２０の端部２１０と該スリーブ４０間は熱収縮性の樹
脂製チューブ状シール材３０によって密に被覆される。

かつ該被覆箇所で該スリーブ４０の締付力で密に固定さ
れ、ホースの締結構造の漏れ圧力を向上させ１ｑること
ができる。又、更にニップル１０とホース２０の端部２
１０Ｊ５よび熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０
との間の空間に液状シール剤５０を充填することによっ
て、上記効果を更に向上さｕｒｐることができる。

［第２実施例］ 本発明のホースの締結構造の第２実施例を第４図に基づ
いて説明する。第１実施例と同様な構成についてはその
説明を省略する。

ニップル１０はその外周面を覆うボース２０と端部２１
０とスリーブ係止溝１０２との間に該ホに押圧されてい
る。

これによって該ホース２０の端部２１０より該ニップル
１０のスリーブ係止溝１０２に至る間の該シール面１０
訟は咳熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材３０によっ
て密に被覆される。かつ、該被覆箇所が該スリーブ４０
の締付力で密に固定され、ホースの締結構造の漏れ圧力
を向上させ得ることができる。又、該ホース２０の端部
２１０の端面２１１は付近の空間に液状のシール剤５０
を充填することによって上記効果を更に向上さＶ得るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の第１実施例を示し、第１図は
ニップル、ボース、熱収縮性の樹脂）ツチューブ状シー
ル材の組合せ状態を示す断面図、第２図は第１図の構成
にスリーブを組合わせた状態を示す断面図、第３図は第
２図にお１プるスリーブをかしめた状態を示す断面図で
ある。第４図は本発明の第２実施例を示し、第３図と同
様スリーブをかしめた状態を示す断面図である。第５図
及び第６図は従来の構成を示しそれぞれニップルと、ホ
ース、スリーブのかしめ前、かしめ後の状態を示ず断面
図である。 １０・・・円筒状のニップル ２０・・・ホース ３０・・・熱収縮性の樹脂製チューブ状シール材４０・
・・スリーブ ５０・・・液状のシール剤 特許出願人　　　豊田合成株式会社 代即人　　　　弁理士　大川　宏 同　　　　　弁理士　丸山明夫

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）一端から離れた外周面にリング状のスリーブ係止
   溝を有する円筒状のニップルと、 該ニップルの該一端から挿入され、該一端から該係止溝
   の間の外周面を同軸的に覆うように取り付けられたホー
   スと、 該ニップルの該係止溝および該ニップルの外周面を覆う
   該ホースの端部外周面を同軸的に覆い中心軸方向に熱収
   縮された熱収縮性のチューブ状シール材と、 該スリーブ係止溝に外周面方向より押圧されて係合した
   リング状の係合部と、該係合部の外周縁より該ニップル
   と同軸的に該シール材を覆い、外周面方向より中心軸方
   向にかしめられ、該ホースの端部およびシール材を該ニ
   ップルの外周面との間で挟持するかしめ部とをもつスリ
   ーブで構成されていることを特徴とするホースの締結構
   造。
2. （２）少なくともニップル外周面と、該外周面を覆うホ
   ースの端面と、該ニップル外周面および該ホース端部を
   覆う熱収縮性のチユーブ状シール材とで囲まれた部分に
   、スリーブのかしめ時には少なくとも流動状である液状
   シール剤が介在する特特許請求の範囲第１項記載のホー
   スの締結構造。
3. （３）ニップルはその外周面を覆うホースの端部とスリ
   ーブ係止溝との間に該ホースで被覆されていないリング
   状のシール面を有し、該シール面は熱収縮性のチューブ
   状シール材で被覆されると共にスリーブにより該チュー
   ブ状シール材を介して中心軸方向に押圧されている特許
   請求の範囲第１項記載のホースの締結構造。