JPH0356707Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0356707Y2 JPH0356707Y2 JP1666386U JP1666386U JPH0356707Y2 JP H0356707 Y2 JPH0356707 Y2 JP H0356707Y2 JP 1666386 U JP1666386 U JP 1666386U JP 1666386 U JP1666386 U JP 1666386U JP H0356707 Y2 JPH0356707 Y2 JP H0356707Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- composite
- flange
- synthetic resin
- plastic layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 47
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 23
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 23
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 claims description 18
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 claims description 18
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は複合管の継手に関する。更に詳しく
は、合成樹脂管の外周面に繊維強化プラスチツク
層を設けた複合管の管端部に、短管と該短管に突
設したフランジとからなる管継手の短管を差込
み、管継手のフランジを連結することによつて、
複合管を接続する複合管の継手に関するものであ
る。
は、合成樹脂管の外周面に繊維強化プラスチツク
層を設けた複合管の管端部に、短管と該短管に突
設したフランジとからなる管継手の短管を差込
み、管継手のフランジを連結することによつて、
複合管を接続する複合管の継手に関するものであ
る。
合成樹脂管の外周面に繊維強化プラスチツク層
を設けた複合管を接続する複合管の継手として
は、短管と該短管に突設したフランジとからなる
管継手を使用し、管継手の短管を複合管の管端部
に差込み、該管継手のフランジ間にパツキンを介
装してフランジをボルト等により連結するもの
が、従来から知られている（特開昭60−188685号
公報）。
を設けた複合管を接続する複合管の継手として
は、短管と該短管に突設したフランジとからなる
管継手を使用し、管継手の短管を複合管の管端部
に差込み、該管継手のフランジ間にパツキンを介
装してフランジをボルト等により連結するもの
が、従来から知られている（特開昭60−188685号
公報）。
上記従来の複合管の継手は、複合管の管端部に
管継手の短管を差込んで単に接着接合しただけの
ものであるため、フランジ同志をボルトとナツト
とで締付けて固定した際に、この接着接合部が剥
離して管内流体の漏洩することがあつた。また、
この複合管を高温流体の輸送配管として使用した
場合には、繊維強化プラスチツク層よりも伸縮率
が大きい合成樹脂管の伸縮によつて、複合管の管
端部が変形したり、短管と合成樹脂管との接着接
合部が剥離して管内流体が漏洩するという問題が
あつた。
管継手の短管を差込んで単に接着接合しただけの
ものであるため、フランジ同志をボルトとナツト
とで締付けて固定した際に、この接着接合部が剥
離して管内流体の漏洩することがあつた。また、
この複合管を高温流体の輸送配管として使用した
場合には、繊維強化プラスチツク層よりも伸縮率
が大きい合成樹脂管の伸縮によつて、複合管の管
端部が変形したり、短管と合成樹脂管との接着接
合部が剥離して管内流体が漏洩するという問題が
あつた。
本考案は上述のような従来の欠点を解消したも
ので、複合管の管端面と管継手のフランジとの間
に弾性材からなるシールパツキンを介在して接続
し、万一、複合管の合成樹脂管と短管との接合部
が剥離した際にも、シールパツキンによつて水密
性を確保して管内流体が漏洩するのを防止した複
合管の継手である。
ので、複合管の管端面と管継手のフランジとの間
に弾性材からなるシールパツキンを介在して接続
し、万一、複合管の合成樹脂管と短管との接合部
が剥離した際にも、シールパツキンによつて水密
性を確保して管内流体が漏洩するのを防止した複
合管の継手である。
本考案に係る複合管の継手は、合成樹脂管の外
周面に繊維強化プラスチツク層を設けた複合管
と、合成樹脂短管の一端部に鍔返したフランジを
設け、該フランジの背面に繊維強化プラスチツク
層を設けた管継手とからなる。この管継手の合成
樹脂短管を複合管の管端部に挿入して合成樹脂短
管と合成樹脂管とを接着接合する。またフランジ
背面と複合管の管端面との間にシールパツキンを
介在させ、複合管の管端部外周面とフランジ背面
に跨がつて繊維プラスチツ層を設けたことを特徴
としている。
周面に繊維強化プラスチツク層を設けた複合管
と、合成樹脂短管の一端部に鍔返したフランジを
設け、該フランジの背面に繊維強化プラスチツク
層を設けた管継手とからなる。この管継手の合成
樹脂短管を複合管の管端部に挿入して合成樹脂短
管と合成樹脂管とを接着接合する。またフランジ
背面と複合管の管端面との間にシールパツキンを
介在させ、複合管の管端部外周面とフランジ背面
に跨がつて繊維プラスチツ層を設けたことを特徴
としている。
本考案においては、複合管の管端面と管継手の
フランジとの間に弾性材からなるシールパツキン
を介在してあるから、上記合成樹脂管と管継手と
の接着接合部に過大な応力が発生して剥離して
も、シールパツキンによつて水密性が確保され、
管内流体の漏洩することがない。
フランジとの間に弾性材からなるシールパツキン
を介在してあるから、上記合成樹脂管と管継手と
の接着接合部に過大な応力が発生して剥離して
も、シールパツキンによつて水密性が確保され、
管内流体の漏洩することがない。
次に本考案の実施例を添附の図面において説明
する。
する。
第１図は継手部品の分解斜視図、第２図は管継
手の半断面図、第３図は第２図の管継手により複
合管を接続した状態の半断面図、第４図は別の実
施例を示す管継手の半断面図である。
手の半断面図、第３図は第２図の管継手により複
合管を接続した状態の半断面図、第４図は別の実
施例を示す管継手の半断面図である。
本考案は、第１図乃至第３図に示す如く、合成
樹脂管２の外周面に繊維強化プラスチツク層３を
設けてある複合管１を、合成樹脂短管５と該短管
５の一端部を鍔返してに突設したフランジ６とか
らなる管継手４により接続するものである。複合
管１の合成樹脂管２としては、硬質塩化ビニル管
等があり、その外周面に設けてある繊維強化プラ
スチツク層３は、ロービング繊維、ロービングク
ロス、ガラスクロス、ガラスマツト等に硬化剤、
促進剤等を添加した液状のポリエステル樹脂を含
浸させ、合成樹脂管２の外周面に螺旋状に巻回
し、上記液状のポリエステル樹脂を硬化させたも
のである。上記管継手４のフランジ６には、ゴム
等の弾性材からなるシールパツキン７を装着して
あり、該管継手４の短管５を複合管１内に差込
む。このシールパツキン７は、フランジ６に複合
管１の繊維強化プラスチツク層３と同様の繊維強
化プラスチツク層８を設け、該繊維強化プラスチ
ツク層８に形成した嵌合凹部９に装着したものを
例示してある。このようにフランジ６に繊維強化
プラスチツク層８を設けてあると、フランジ６が
補強される。また、シールパツキン７を嵌合凹部
９に装着するものであると、それが所定の位置に
安定するので好ましい。上記管継手４の短管５を
複合管１の合成樹脂管２内にその管端面１１側か
ら差込み、複合管１の管端面１１と管継手４のフ
ランジ６との間にシールパツキン７を介在してあ
る。管継手４の短管５を複合管１の合成樹脂管２
内に差込む際は、短管５の外面及び合成樹脂管２
の内面に、或はそれらのいずれか一方に接着剤を
塗着しておき、差込んだ後、第３図に示す如く、
管継手４のフランジ６の間にパツキン１０を介装
し、ボルト１２により連結する。このようにして
複合管１を接続した後に、複合管１の管端部外周
面とフランジの背面とに跨がつて繊維強化プラス
チツク層１３を設けたものである。
樹脂管２の外周面に繊維強化プラスチツク層３を
設けてある複合管１を、合成樹脂短管５と該短管
５の一端部を鍔返してに突設したフランジ６とか
らなる管継手４により接続するものである。複合
管１の合成樹脂管２としては、硬質塩化ビニル管
等があり、その外周面に設けてある繊維強化プラ
スチツク層３は、ロービング繊維、ロービングク
ロス、ガラスクロス、ガラスマツト等に硬化剤、
促進剤等を添加した液状のポリエステル樹脂を含
浸させ、合成樹脂管２の外周面に螺旋状に巻回
し、上記液状のポリエステル樹脂を硬化させたも
のである。上記管継手４のフランジ６には、ゴム
等の弾性材からなるシールパツキン７を装着して
あり、該管継手４の短管５を複合管１内に差込
む。このシールパツキン７は、フランジ６に複合
管１の繊維強化プラスチツク層３と同様の繊維強
化プラスチツク層８を設け、該繊維強化プラスチ
ツク層８に形成した嵌合凹部９に装着したものを
例示してある。このようにフランジ６に繊維強化
プラスチツク層８を設けてあると、フランジ６が
補強される。また、シールパツキン７を嵌合凹部
９に装着するものであると、それが所定の位置に
安定するので好ましい。上記管継手４の短管５を
複合管１の合成樹脂管２内にその管端面１１側か
ら差込み、複合管１の管端面１１と管継手４のフ
ランジ６との間にシールパツキン７を介在してあ
る。管継手４の短管５を複合管１の合成樹脂管２
内に差込む際は、短管５の外面及び合成樹脂管２
の内面に、或はそれらのいずれか一方に接着剤を
塗着しておき、差込んだ後、第３図に示す如く、
管継手４のフランジ６の間にパツキン１０を介装
し、ボルト１２により連結する。このようにして
複合管１を接続した後に、複合管１の管端部外周
面とフランジの背面とに跨がつて繊維強化プラス
チツク層１３を設けたものである。
第４図は別の実施例で、フランジ６に繊維強化
プラスチツク層８を設けると共に、短管５から所
定の間隔１４をもつて筒状部１５を突設した管継
手４を示してある。この管継手４によつて複合管
１を接続するときは、図示していないが、複合管
の管端部を間隔１４に装着するもので、そうする
と複合管の管端部外周面が筒状部１５で被覆さ
れ、一層強固に、しかも、水密的に接続すること
ができるので好ましい。
プラスチツク層８を設けると共に、短管５から所
定の間隔１４をもつて筒状部１５を突設した管継
手４を示してある。この管継手４によつて複合管
１を接続するときは、図示していないが、複合管
の管端部を間隔１４に装着するもので、そうする
と複合管の管端部外周面が筒状部１５で被覆さ
れ、一層強固に、しかも、水密的に接続すること
ができるので好ましい。
上述のようにして複合管１を接続してあると、
複合管１の合成樹脂管２が伸縮した場合、その伸
縮をシールパツキン７で吸収するので、フランジ
６に過大な応力が作用することもない。
複合管１の合成樹脂管２が伸縮した場合、その伸
縮をシールパツキン７で吸収するので、フランジ
６に過大な応力が作用することもない。
以上詳述した如く、本考案の継手は複合管の内
面と短管とが接着接合され、また複合管の管端部
外周面とフランジ背面とが繊維強化プラスチツク
層を介して強固に接合しているので、ボルトとナ
ツトとの締付けによるフランジ接合の際、あるい
は複合管が伸縮した際にも、複合管と管継手との
接合部に剥離が生じることがない。また、万一、
複合管と管継手との接合部に部分的な剥離が生じ
ても、複合管の管端面とフランジとの間にはシー
ルパツキンが介在しているので、該シールパツキ
ンによつて水密性が確保され、管内流体が漏洩す
る虞れは全くない。
面と短管とが接着接合され、また複合管の管端部
外周面とフランジ背面とが繊維強化プラスチツク
層を介して強固に接合しているので、ボルトとナ
ツトとの締付けによるフランジ接合の際、あるい
は複合管が伸縮した際にも、複合管と管継手との
接合部に剥離が生じることがない。また、万一、
複合管と管継手との接合部に部分的な剥離が生じ
ても、複合管の管端面とフランジとの間にはシー
ルパツキンが介在しているので、該シールパツキ
ンによつて水密性が確保され、管内流体が漏洩す
る虞れは全くない。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は継手部
品の分解斜視図、第２図は管継手の半断面図、第
３図は第２図の管継手により複合管を接続した状
態の半断面図、第４図は別の実施例を示す管継手
の半断面図である。 図中１は複合管、２は合成樹脂管、３は繊維強
化プスチツク層、４は管継手、５は短管、６はフ
ランジ、７はシールパツキン、１３は繊維強化プ
ラスチツク層を示す。
品の分解斜視図、第２図は管継手の半断面図、第
３図は第２図の管継手により複合管を接続した状
態の半断面図、第４図は別の実施例を示す管継手
の半断面図である。 図中１は複合管、２は合成樹脂管、３は繊維強
化プスチツク層、４は管継手、５は短管、６はフ
ランジ、７はシールパツキン、１３は繊維強化プ
ラスチツク層を示す。
Claims (1)
- 合成樹脂管の外周面に繊維強化プラスチツク層
を設けた複合管と、合成樹脂短管の一端部に鍔返
したフランジを設け、該フランジの背面に繊維強
化プラスチツク層を設けた管継手とからなり、複
合管の管端部に挿入した合成樹脂短管と合成樹脂
管とを接着接合し、またフランジ背面と複合管の
管端面との間にシールパツキンを介在させ、複合
管の管端部外周面とフランジ背面に跨がつて繊維
プラスチツ層を設けたことを特徴とする複合管の
継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1666386U JPH0356707Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1666386U JPH0356707Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62130284U JPS62130284U (ja) | 1987-08-17 |
| JPH0356707Y2 true JPH0356707Y2 (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=30808727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1666386U Expired JPH0356707Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0356707Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0620948Y2 (ja) * | 1988-06-02 | 1994-06-01 | 株式会社クボタ | ライニング鋼管 |
| JP2005061986A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Yokogawa Electric Corp | 渦流量計 |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP1666386U patent/JPH0356707Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62130284U (ja) | 1987-08-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2998269A (en) | Plastic pipe coupling having an adhesive coated wedge ring | |
| US4614369A (en) | Connector assembly for fiber-reinforced plastic pipe members | |
| JPS62110094A (ja) | 繊維補強されたプラスチツク管部分のためのフランジ結合装置 | |
| JP3431630B2 (ja) | プロテクタ付ホース | |
| JPH0356707Y2 (ja) | ||
| WO1994013993A1 (en) | Pipe coupling | |
| JPH0561512B2 (ja) | ||
| JPS63235794A (ja) | カプセル状の冷媒用分岐ホース | |
| KR850001102Y1 (ko) | 나선상 코러게이트관의 접속구 | |
| JPH028588A (ja) | コルゲート管の接続方法及びその継手 | |
| JP3167634B2 (ja) | 分岐サドル継手 | |
| JP2649546B2 (ja) | コルゲート管の継手 | |
| JP2561194Y2 (ja) | プラスチック管の接合構造 | |
| KR200181038Y1 (ko) | 관체 접속부의 체결구 | |
| JPH0515674Y2 (ja) | ||
| KR100294431B1 (ko) | 나선파형관의 접속부 누수방지 구조 | |
| JPS6112469Y2 (ja) | ||
| JPH0645751Y2 (ja) | コルゲート管の継手 | |
| JPH017909Y2 (ja) | ||
| JPS6249090A (ja) | ホ−スの締結構造 | |
| JP3529470B2 (ja) | 下水道設備の継手構造 | |
| JPS6311502Y2 (ja) | ||
| JPH0123023Y2 (ja) | ||
| JPS6261831B2 (ja) | ||
| JPH0124228Y2 (ja) |