JPS5822439Y2 - 合わせケ−スにおける支軸部の密封装置 - Google Patents
合わせケ−スにおける支軸部の密封装置Info
- Publication number
- JPS5822439Y2 JPS5822439Y2 JP1980112795U JP11279580U JPS5822439Y2 JP S5822439 Y2 JPS5822439 Y2 JP S5822439Y2 JP 1980112795 U JP1980112795 U JP 1980112795U JP 11279580 U JP11279580 U JP 11279580U JP S5822439 Y2 JPS5822439 Y2 JP S5822439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil seal
- annular body
- support shaft
- mating
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は２つの対応ケースの合せ面間にまたがって形
成される支軸孔部へ回転軸を支承する構成の合せケース
において、支軸部の回転軸周りを有効適切に密封するこ
とのできる装置を提供したものである。
成される支軸孔部へ回転軸を支承する構成の合せケース
において、支軸部の回転軸周りを有効適切に密封するこ
とのできる装置を提供したものである。
以下本考案の実施例図面にもとすいて構成を説明する。
図中１，１′は合わせケース２を構成する分割ケース体
で、それぞれは相対応する合せ面３，３′を有し、夫々
の合せ面３，３′には、合わせケースを合着構成すると
丸孔形となる支軸部を形成する凹部５，５′を設けて、
これら凹部５，５′の形成する支軸部へ、合せ面方向の
軸心を有する回転軸４を嵌装支持する構成になされる。
で、それぞれは相対応する合せ面３，３′を有し、夫々
の合せ面３，３′には、合わせケースを合着構成すると
丸孔形となる支軸部を形成する凹部５，５′を設けて、
これら凹部５，５′の形成する支軸部へ、合せ面方向の
軸心を有する回転軸４を嵌装支持する構成になされる。
回転軸４の支軸部対応個処には軸受１２と、オイルシー
ル６とが嵌装され、オイルシール６の外周にはオイルシ
ールよりも硬度の低いゴム或いは合成樹脂等よりなる柔
軟質材の環状体７を被嵌させる。
ル６とが嵌装され、オイルシール６の外周にはオイルシ
ールよりも硬度の低いゴム或いは合成樹脂等よりなる柔
軟質材の環状体７を被嵌させる。
つまり、環状体７の内周に形成した凹部７Ａにオイルシ
ール６の外周部を嵌入し、凹部７Ａによってオイルシー
ル６の外周部及び両側面部を抱持し、この環状体７の外
径を前記支軸孔の凹溝５Ａ。
ール６の外周部を嵌入し、凹部７Ａによってオイルシー
ル６の外周部及び両側面部を抱持し、この環状体７の外
径を前記支軸孔の凹溝５Ａ。
５Ａ’に圧縮しろをもって嵌合させることにより、ケー
ス体１，１′の合接締付の締付力で支軸部嵌合面と、オ
イルシール嵌合面とを圧接密封するようになしたもので
ある。
ス体１，１′の合接締付の締付力で支軸部嵌合面と、オ
イルシール嵌合面とを圧接密封するようになしたもので
ある。
なお、実施例図の環状体７は、その環状部８の外径の一
部に周縁外方へ突出する突部９，９′が一体に連設され
て、これらの突部９，９′は一方の分割ケース１の凹部
５両側に形成される凹陥部１０，１０内にはまり込み、
合着組付は面の状態においては一部が合せ面３より突出
するよう威し、突部９，９と一部重合させ面間にパツキ
ン１１を挟着し、両分割ケース１，１′の合接により突
部９，９とパツキン１１が圧接されるよう威しているの
である。
部に周縁外方へ突出する突部９，９′が一体に連設され
て、これらの突部９，９′は一方の分割ケース１の凹部
５両側に形成される凹陥部１０，１０内にはまり込み、
合着組付は面の状態においては一部が合せ面３より突出
するよう威し、突部９，９と一部重合させ面間にパツキ
ン１１を挟着し、両分割ケース１，１′の合接により突
部９，９とパツキン１１が圧接されるよう威しているの
である。
このような構成の合わせケースは、回転軸４の所定位置
に軸受１２と、環状体７被嵌のオイルシール６を嵌装し
て、その軸受１２、環状体７と回転軸４などを所定位置
に合致させながら分割ケース体１．１′を合接締結すれ
ば、回転軸を支承した合体ケ−スに組成できるのであっ
て、この組成のとき環状体７の外径部などは分割ケース
体１，１′の合着締付力によって圧縮変形させられ凹部
５，５′の内面やオイルシールの外形に偏りなく均一な
緊ばく力で圧しつけられることとなるのである。
に軸受１２と、環状体７被嵌のオイルシール６を嵌装し
て、その軸受１２、環状体７と回転軸４などを所定位置
に合致させながら分割ケース体１．１′を合接締結すれ
ば、回転軸を支承した合体ケ−スに組成できるのであっ
て、この組成のとき環状体７の外径部などは分割ケース
体１，１′の合着締付力によって圧縮変形させられ凹部
５，５′の内面やオイルシールの外形に偏りなく均一な
緊ばく力で圧しつけられることとなるのである。
したがってオイルシール６の外径部は環状体７にきわめ
て密着度の高い状態で圧接されるとともに、環、状体外
径部と支軸部５，５′との嵌合面における密着度も著し
く高いものとなると共に、環状体７は凹部５，５′の凹
溝５Ａ、５Ａ’に嵌入し、又オイルシール６は環状体７
の凹溝７Ａに嵌入したので、合着締付時において分割ケ
ース１，１′、回転軸４に対する環状体７、オイルシー
ル６の位置がづれることがなく適正な位置に保持され前
記と合せて嵌合面における密着度を高く維持できるもの
である。
て密着度の高い状態で圧接されるとともに、環、状体外
径部と支軸部５，５′との嵌合面における密着度も著し
く高いものとなると共に、環状体７は凹部５，５′の凹
溝５Ａ、５Ａ’に嵌入し、又オイルシール６は環状体７
の凹溝７Ａに嵌入したので、合着締付時において分割ケ
ース１，１′、回転軸４に対する環状体７、オイルシー
ル６の位置がづれることがなく適正な位置に保持され前
記と合せて嵌合面における密着度を高く維持できるもの
である。
しかも、環状体７自体は柔軟材で形成されるので嵌合相
手部材と沿いが全体的にむらなく行なわれて益々密封性
を良好にして、回転軸４の作動によって附与されるラジ
アル荷重も床接触面積で確実に受けとめて不具合を起さ
せることがなく、又スラスト荷重も各凹溝５Ａ、５Ａ’
、７Ａによって受けとめることと、柔軟材の環状体７が
、その圧縮により変形しにくくなっていることと相まっ
て位置ずれを、おこすことがなく確実な油封が行なえる
という利点をめたらすに至ったのである。
手部材と沿いが全体的にむらなく行なわれて益々密封性
を良好にして、回転軸４の作動によって附与されるラジ
アル荷重も床接触面積で確実に受けとめて不具合を起さ
せることがなく、又スラスト荷重も各凹溝５Ａ、５Ａ’
、７Ａによって受けとめることと、柔軟材の環状体７が
、その圧縮により変形しにくくなっていることと相まっ
て位置ずれを、おこすことがなく確実な油封が行なえる
という利点をめたらすに至ったのである。
尚、本考案においては、概存のオイルシールに合せて環
状体７を形成することにより、概存のオイルシールを利
用することができ、しがちオイルシールが損傷した場合
には、オイルシールのみを交換すればよいものである。
状体７を形成することにより、概存のオイルシールを利
用することができ、しがちオイルシールが損傷した場合
には、オイルシールのみを交換すればよいものである。
第１図は、本考案の一実施装置におけるケース体の合着
前の状態を示す要部平面図、第２図はそのＩ−Ｉ断面図
である。 １．１′・・・・・・分割ケース体、３，３′・・・・
・・合せ面、４・・・・・・回転軸、５，５′・・・・
・・凹部、６・・・・・・オイルシール、７・・・・・
・環状体。
前の状態を示す要部平面図、第２図はそのＩ−Ｉ断面図
である。 １．１′・・・・・・分割ケース体、３，３′・・・・
・・合せ面、４・・・・・・回転軸、５，５′・・・・
・・凹部、６・・・・・・オイルシール、７・・・・・
・環状体。
Claims (1)
- ２つの対応ケースの合せ面にまたがって丸孔形支軸部を
形成し、該支軸部に回転軸を嵌挿して対応ケースを合接
締付構成する合せケースにおいて、前記回転軸に嵌着す
るオイルシールの外周部にはオイルシールよりも硬度の
低い柔軟弾性材の環状体を密接被嵌して、オイルシール
の外周部及び両側面を環状体の凹溝により抱持し、この
環状体の外径が丸孔形支軸部の凹溝に内嵌されるように
なして、対応ケースの合接締付による環状体の圧縮変形
により支軸部と環状体の嵌合面及び環状体とオイルシー
ル嵌合面とを圧接密封するように構成してなる合わせケ
ースにおける支軸部の密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980112795U JPS5822439Y2 (ja) | 1980-08-08 | 1980-08-08 | 合わせケ−スにおける支軸部の密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980112795U JPS5822439Y2 (ja) | 1980-08-08 | 1980-08-08 | 合わせケ−スにおける支軸部の密封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5656961U JPS5656961U (ja) | 1981-05-16 |
| JPS5822439Y2 true JPS5822439Y2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=29345145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980112795U Expired JPS5822439Y2 (ja) | 1980-08-08 | 1980-08-08 | 合わせケ−スにおける支軸部の密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822439Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6121280U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | ク−リングケ−スユニツト |
-
1980
- 1980-08-08 JP JP1980112795U patent/JPS5822439Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5656961U (ja) | 1981-05-16 |
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