JPS6136835Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136835Y2 JPS6136835Y2 JP1982159240U JP15924082U JPS6136835Y2 JP S6136835 Y2 JPS6136835 Y2 JP S6136835Y2 JP 1982159240 U JP1982159240 U JP 1982159240U JP 15924082 U JP15924082 U JP 15924082U JP S6136835 Y2 JPS6136835 Y2 JP S6136835Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular body
- outer diameter
- oil seal
- fitted
- mating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 23
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 5
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 4
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は分割ケースの合せ面間にまたがつて
形成される支軸孔部へ回転軸を支承する構成の合
せケースにおいて、支軸孔部の回転軸周りを有効
適切に密封することのできる装置を提供すること
を目的として実施したものである。
形成される支軸孔部へ回転軸を支承する構成の合
せケースにおいて、支軸孔部の回転軸周りを有効
適切に密封することのできる装置を提供すること
を目的として実施したものである。
即ち本考案は、相対向する２つの分割ケース体
１，１′のそれぞれの合せ面３，３′へ、分割ケー
ス体合着の際支軸孔を形成する半円形状の凹部
５，５′を設け、これらの凹部によつて形成され
る支軸孔部に回転軸４を枢支せしめる構成の合せ
ケースにおいて、前記回転軸４に内径が嵌装され
るオイルシール６の外径部にはオイルシール６よ
りも硬度の低い軟質材よりなる環状体７を被嵌さ
せて該環状体７の外径には合せ面３，３間に介装
される平担なパツキン１１の一部に重合する突部
を一体に突出させて設け、各突部９，９は、軸孔
の合せ面部に形成される凹陥部１０，１０に没入
されて挾圧以前には合せ面３からやや突出し、挾
圧されると凹陥部１０，１０内に圧縮収容され
て、平担パツキン１１との密着度ならびに環状体
７外径と軸孔との接合面、環状体内径とオイルシ
ールとの接合面の密着度を増すように構成したこ
とを特徴とするものである。
１，１′のそれぞれの合せ面３，３′へ、分割ケー
ス体合着の際支軸孔を形成する半円形状の凹部
５，５′を設け、これらの凹部によつて形成され
る支軸孔部に回転軸４を枢支せしめる構成の合せ
ケースにおいて、前記回転軸４に内径が嵌装され
るオイルシール６の外径部にはオイルシール６よ
りも硬度の低い軟質材よりなる環状体７を被嵌さ
せて該環状体７の外径には合せ面３，３間に介装
される平担なパツキン１１の一部に重合する突部
を一体に突出させて設け、各突部９，９は、軸孔
の合せ面部に形成される凹陥部１０，１０に没入
されて挾圧以前には合せ面３からやや突出し、挾
圧されると凹陥部１０，１０内に圧縮収容され
て、平担パツキン１１との密着度ならびに環状体
７外径と軸孔との接合面、環状体内径とオイルシ
ールとの接合面の密着度を増すように構成したこ
とを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を添附図面にしたがつてて
説明する。
説明する。
図中の符号１，１′は合せケース２を構成する
分割ケース体で、それぞれの合せ面３，３′に
は、合せケースを合着すると略円形の支軸孔とな
る半円形状の凹部５，５′を設けて、これら凹部
５，５′の形成する支軸孔へ、合せ面方向の軸心
を有する回転軸４を嵌装する構造になされる。
分割ケース体で、それぞれの合せ面３，３′に
は、合せケースを合着すると略円形の支軸孔とな
る半円形状の凹部５，５′を設けて、これら凹部
５，５′の形成する支軸孔へ、合せ面方向の軸心
を有する回転軸４を嵌装する構造になされる。
回転軸４の支軸孔対応箇処にはオイルシール６
が嵌装され、さらにその外周にはゴム或は合成樹
脂等よりなるオイルシール６よりも硬度の低い軟
質材の環状体７が被嵌させられて、この環状体７
の外径を前記支軸孔に圧縮しろをもつて嵌合させ
ることにより回転軸の周囲部と支軸孔部とを封緘
する。
が嵌装され、さらにその外周にはゴム或は合成樹
脂等よりなるオイルシール６よりも硬度の低い軟
質材の環状体７が被嵌させられて、この環状体７
の外径を前記支軸孔に圧縮しろをもつて嵌合させ
ることにより回転軸の周囲部と支軸孔部とを封緘
する。
環状体７の環状部８の外径の一文には周縁外方
に突出する突部９，９が一体に連設されて、これ
らの突部９，９は一方の分割ケース１の凹部５両
側に形成される凹陥部１０，１０内にはまり込
み、組込み前の状態においては一部が合せ面３よ
り突出するように成し、突部９，９と一部重合さ
せて合せ面間にパツキン１１を挾着し、両分割ケ
ース体１，１′の合着により突部９，９とパツキ
ン１１が圧接されるよう成している。
に突出する突部９，９が一体に連設されて、これ
らの突部９，９は一方の分割ケース１の凹部５両
側に形成される凹陥部１０，１０内にはまり込
み、組込み前の状態においては一部が合せ面３よ
り突出するように成し、突部９，９と一部重合さ
せて合せ面間にパツキン１１を挾着し、両分割ケ
ース体１，１′の合着により突部９，９とパツキ
ン１１が圧接されるよう成している。
１２は支軸孔部に設けられる回転軸４の軸受で
ある。
ある。
このような構成の合せケースは、回転軸４の所
定位置に軸受１２および環状体７を被嵌したオイ
ルシール６を嵌装して、その軸受１２、環状体７
と回転軸４などを所定位置に合致させながら合せ
面３，３間にパツキン１１を挾持させて分割ケー
ス体１，１′を合着締結することによつて回転軸
を支承した合体ケースに組成できるのであり、こ
の組成のとき環状体７の外径部に設けられる突部
９，９が凹陥部１０，１０にはまり込んで、分割
ケース体１，１′の合着締付により環状体７全体
に圧接力が与えられる際同時に圧縮変形させられ
るのである。
定位置に軸受１２および環状体７を被嵌したオイ
ルシール６を嵌装して、その軸受１２、環状体７
と回転軸４などを所定位置に合致させながら合せ
面３，３間にパツキン１１を挾持させて分割ケー
ス体１，１′を合着締結することによつて回転軸
を支承した合体ケースに組成できるのであり、こ
の組成のとき環状体７の外径部に設けられる突部
９，９が凹陥部１０，１０にはまり込んで、分割
ケース体１，１′の合着締付により環状体７全体
に圧接力が与えられる際同時に圧縮変形させられ
るのである。
したがつて回転軸４に嵌装したオイルシール６
の外径部は環状体７にきわめて密着度の高い状態
で圧接されるとともに、環状体７の外径部と凹部
５，５′との嵌合面における密着度も高いものと
なり、しかも環状体７自体に軟質材で形成してあ
るので分割ケース体１，１′の合着締付け力によ
る変形性が益々良好となつて上記両部の密着度を
一層良好ならしめて回転軸４の作動による環状体
等の不測の廻りを阻止し良好な密封状態になせる
に至つたのである。更に上記のように密着度を高
めることに加えて、環状体７の外径部に形成され
る突部９，９が、前述したように分割ケース体
１，１′合せ面部の凹陥部１０，１０にはまり込
んでケース体合着の際の締付力により弾性変形さ
せられるので、該部が支軸孔を形成する凹部５，
５′の合せ面部を隙間のないい状態に適確に封緘
することとなるし、また突部９，９と凹陥部１
０，１０との係合が環状体等の強制的廻り止めを
行い益々密封、耐久効果を高めるのである。
の外径部は環状体７にきわめて密着度の高い状態
で圧接されるとともに、環状体７の外径部と凹部
５，５′との嵌合面における密着度も高いものと
なり、しかも環状体７自体に軟質材で形成してあ
るので分割ケース体１，１′の合着締付け力によ
る変形性が益々良好となつて上記両部の密着度を
一層良好ならしめて回転軸４の作動による環状体
等の不測の廻りを阻止し良好な密封状態になせる
に至つたのである。更に上記のように密着度を高
めることに加えて、環状体７の外径部に形成され
る突部９，９が、前述したように分割ケース体
１，１′合せ面部の凹陥部１０，１０にはまり込
んでケース体合着の際の締付力により弾性変形さ
せられるので、該部が支軸孔を形成する凹部５，
５′の合せ面部を隙間のないい状態に適確に封緘
することとなるし、また突部９，９と凹陥部１
０，１０との係合が環状体等の強制的廻り止めを
行い益々密封、耐久効果を高めるのである。
更に、実施例の構成では突部９，９と合せ面間
に挾着すパツキン１１が重合されるので、この場
合ケース体の製作寸法にバラツキや、パツキン側
の寸法のバラツキ、取付位置ズレ等を重合部で許
容できるので製作コストを著しく低減しながら確
実な密封が行えるのであり、例えば分割ケース体
１，１′がダイキヤスト製であれば鋳造後無加工
で組み込むようにしても上述の各部密着性を著し
く高めるように工夫した構成とあいまつて所要の
密封状態を確保できるのである。
に挾着すパツキン１１が重合されるので、この場
合ケース体の製作寸法にバラツキや、パツキン側
の寸法のバラツキ、取付位置ズレ等を重合部で許
容できるので製作コストを著しく低減しながら確
実な密封が行えるのであり、例えば分割ケース体
１，１′がダイキヤスト製であれば鋳造後無加工
で組み込むようにしても上述の各部密着性を著し
く高めるように工夫した構成とあいまつて所要の
密封状態を確保できるのである。
要するに本考案は、合せ面間にまたがつて形成
する支軸孔部に回転作動すら軸を支承する構成の
合せケースであるにかかわらず、その回転軸４ま
わりと支軸孔部との封緘が、回転軸作動等によつ
て支障を生することなく確実に密封できるように
なつた点に最大の特徴を有するのである。
する支軸孔部に回転作動すら軸を支承する構成の
合せケースであるにかかわらず、その回転軸４ま
わりと支軸孔部との封緘が、回転軸作動等によつ
て支障を生することなく確実に密封できるように
なつた点に最大の特徴を有するのである。
第１図は、本考案装置におけるケース体の圧着
前の状態を示す要部平面図、第２図はその−
断面図である。 ５，５……凹部（支軸孔）、７……環状体、
９，９……突部、１１……パツキン。
前の状態を示す要部平面図、第２図はその−
断面図である。 ５，５……凹部（支軸孔）、７……環状体、
９，９……突部、１１……パツキン。
Claims (1)
- 相対応する２つの分割ケース体１，１′のそれ
ぞれの合せ部面３，３′へ、両分割ケース体の合
着で軸孔となる半円形状の凹部５，５′を設け、
これらの凹部５，５′によつて形成される軸孔部
に回転軸４を枢支せしめる構成の合せケースにお
いて、前記回転軸４に内径が嵌装されるオイルシ
ール６の外径部にはオイルシール６よりも硬度の
低い軟質材よりなる環状体７を被嵌させて該環状
体７の外径には、合せ面３，３′間に介装される
平担なパツキン１１の一部に重合する突部９，９
を一体に突出させて設け、各突部９，９は、軸孔
の合せ面部に形成される凹陥部１０，１０に没入
されて挟圧以前には合せ面３からやや突出し、挟
圧されると凹陥部１０，１０内に圧縮収容され
て、平担なパツキン１１との密着度ならびに環状
体７外径と軸孔との接合面、環状体内径とオイル
シールとの接合面の密着度を増すようにしたこと
を特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982159240U JPS5930965U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982159240U JPS5930965U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 密封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5930965U JPS5930965U (ja) | 1984-02-25 |
| JPS6136835Y2 true JPS6136835Y2 (ja) | 1986-10-25 |
Family
ID=30350593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982159240U Granted JPS5930965U (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930965U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51124561U (ja) * | 1975-04-03 | 1976-10-08 |
-
1982
- 1982-10-20 JP JP1982159240U patent/JPS5930965U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5930965U (ja) | 1984-02-25 |
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