JPS6216541Y2 - - Google Patents

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JPS6216541Y2
JPS6216541Y2 JP7899482U JP7899482U JPS6216541Y2 JP S6216541 Y2 JPS6216541 Y2 JP S6216541Y2 JP 7899482 U JP7899482 U JP 7899482U JP 7899482 U JP7899482 U JP 7899482U JP S6216541 Y2 JPS6216541 Y2 JP S6216541Y2
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JP
Japan
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attached
joint
boot
band
peripheral wall
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JP7899482U
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JPS58182064U (ja
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Publication of JPS6216541Y2 publication Critical patent/JPS6216541Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は軸と軸とを自在継手により連結する連
結部を覆うジヨイントブーツに係り、特にジヨイ
ントブーツ本体をウレタン等の硬質合成樹脂材料
等により成型してその強度を可及的に高めると共
に被取付体に対する取付部のシール性を可及的に
高めることのできるジヨイントブーツに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来ジヨイントブーツの材料としてはその柔軟
な可撓性及び密着性の良さからゴムが一般に採用
されていた。しかし、自在継手で連結された高速
回転軸の連結部等に設けられるジヨイントブーツ
にあつては、その強度においても信頼性のあるも
のが要求され、ゴム製のものに代つてウレタン等
の硬質合成樹脂材料を採用したジヨイントブーツ
が提案されている。
一般に第1図に示す如く、ジヨイントブーツ1
は被取付体2の外周部即ちこの例では軸部3及び
ユニバーサルジヨイント8の外周部をその周方向
に沿つて囲繞しつつこれに嵌装する口部4がその
両端部に形成されている。これら口部4間にはこ
れを連結する蛇腹状の筒体部5が一体的に形成さ
れている。
上記口部4の内周壁6にはその径方向内方へ隆
起した環状の隆起部7が形成されている。従つ
て、被取付体2の外周部にジヨイントブーツ1の
口部4を嵌装させることにより、隆起部7が外周
部に係合するように構成されている。
また、口部4の外周壁9は平坦な外周面に形成
されており、この外周壁9にはこれを囲繞するバ
ンド10が締付けられ、口部4の内周壁6殊にそ
の隆起部7が被取付体2の外周部に圧接係合され
る。
ところで上述の如き構成で且つウレタン等の硬
質合成樹脂材料によつてその強度を高めるべく成
型されたジヨイントブーツにあつてはゴム製のも
のに比べて弾力性が乏しく、口部4がバンド10
によつて締め付けられたとき、隆起部7が被取付
体2の外周部に圧接されてもなじみが悪く、同部
分には微小な空隙が生じ、この口部4からのエア
洩れ、あるいはグリス洩れ等の気密性を欠く不具
合が生じる問題があつた。
そこでこの問題を解決すべく口部4の締め代を
大きくすることが提案されているが、材質が硬質
であるためバンド10を締め代だけ締め付けると
これを折損する虞れがあり、問題を充分に解決す
るものではなかつた。
尚、関連する技術として、「フレキシブルブー
ツ」(実開昭57−10552号公報)及び「自在継手用
ブーツ」(実開昭57−70523号公報)が提案されて
いる。
〔考案の目的〕
本考案は上述の如き問題点に鑑みこれらを有効
に解決すべく創案されたものである。
本考案の目的は、ジヨイントブーツ本体をウレ
タン等の硬質合成樹脂材料等により成型してその
強度を可及的に高めると共に、被取付体に対する
取付部のシール性を可及的に高めることのできる
ジヨイントブーツを提供することにある。
〔考案の実施例〕
以下本考案に係るジヨイントブーツの好適一実
施例について添付図面に従つて説明する。
本考案の特徴はジヨイントブーツの口部内周壁
の形状及び外周壁の形状、更にはそれぞれの位置
関係にあるもので、その他の構成については第1
図に示した従来例と同様である。
第2図及び第3図に示す如く、ジヨイントブー
ツ1の両端部に設けられた口部4の内周壁6に
は、その軸方向に所定の間隔を隔てて周方向に沿
つた環状の突起片11が形成される。そしてこの
突起片11間には環状凹所15が形成される。こ
れら突起片11は断面が略三角形に形成されてそ
の頂部を形成する先端部12が被取付体2の外周
部(およびユニバーサルジヨイント8)に接する
ように構成されている。
また突起片11間に位置する口部4の外周壁9
には、径方向外方へ延出された押圧片13が設け
られる。この押圧片13は上記突起片11間にあ
つてその周方向に沿つて環状に形成されている。
更に、この押圧片13の左右両側には環状溝1
6が形成される。
この押圧片13の外周部14にはこれをその周
方向に沿つて囲繞する帯状のバンド10が設けら
れる。
次に本考案の作用について述べる。
ジヨイントブーツ1の口部4を被取付体2のユ
ニバーサルジヨイント8および軸部3に嵌装し、
次いで押圧片13の外周部14にこれを囲繞すべ
くバンド10を巻き付けて、口部4を縮径すべく
緊縛する。この緊縛力は突起片11を径方向外方
より内方へ押圧する押圧力となり、この押圧力は
断面三角形の頂部、即ち、突起片11の先端部1
2に集中される。従つて、バンド10の小さな緊
縛力でもこれが集中されることによつて大きな押
圧力を生ずるため被取付体2の外周部との間に充
分な気密性が得られる。
また第4図に示す如く、ジヨイントブーツ1の
口部4を被取付体2の外周部に嵌装してその外周
からバンド10で締付けると、口部4の外周壁9
に形成した押圧片13の肉がその左右の環状溝1
6及び内周壁6に形成した突起片11間の環状凹
所15に逃げ、また内周壁6に形成した突起片1
1の肉はその左右の環状凹所15及び外周壁9に
形成した環状溝16に逃げるから、口部4が変形
し易くなつて弾力性を高めることができる。これ
によりバンド10の比較的小さな締付力でジヨイ
ントブーツ1は密封性良好な状態で被取付体2に
装着される。
尚、上記実施例にあつては2つの突起片を所定
の間隔を隔てて形成し、その間隔に位置される外
周壁に押圧片を形成したが、突起片は2つ以上複
数としても良く、また押圧片も夫々の突起片間の
位置に設ければ前記実施例と同様の作用・効果を
発揮することは勿論である。
また、ゴム等の軟質材料を用いたジヨイントブ
ーツに於ては密封性を飛躍的に向上させ得る作用
効果も有する。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかな如く、本考案によれば
次のような優れた効果が発揮される。
(1) ジヨイントブーツ本体をウレタン等の硬質合
成樹脂材料等により成型することができるので
その強度が可及的に高められ、蛇腹状の筒体部
に外的衝撃が加わつてもその破損を防止するこ
とができる。
(2) 被取付体とジヨイントブーツの口部とのシー
ル性が向上するので、この口部からのエア漏
れ、グリス漏れあるいはジヨイントブーツ内へ
の塵埃の侵入等を防止することができる。
(3) 被取付体とジヨイントブーツの口部とを取付
けるためのバンドの緊縛力を比較的小さくして
充分な締付力を得ることができるので、バンド
の折損を防止することができ、バンド組付性を
可及的に向上させることができる。
(4) 構造及び加工が簡単で汎用性、実用性に富
む。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す側断面図、第2図は本考
案の一実施例を示す側断面図、第3図は第2図の
要部拡大図、第4図は本考案に係るジヨイントブ
ーツの装着状態を示す側断面図である。 尚、図中2は被取付体、4は口部、6はその内
周壁、9はその外周壁、10はブーツバンド、1
1は突起片、12はその先端部、13は押圧片、
14はその外周部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その端部が被取付体の周りにこれを囲繞すべく
    嵌装する口部を有するジヨイントブーツにおい
    て、ジヨイントブーツ本体を硬質合成樹脂材によ
    つて成型し、該ブーツの口部の内周壁にその軸方
    向に所定の間隔を隔てて周方向に沿つた環状の突
    起片を形成すると共に該突起片間に位置する外周
    壁に半径方向外方に延出した環状の押圧片を形成
    し、該押圧片の外周部にこれを囲繞し、上記被取
    付体の周りに緊縛するバンドを設けて、上記押圧
    片を被取付体に緊縛させることにより上記突起片
    を被取付体に圧接させるように構成したことを特
    徴とするジヨイントブーツ。
JP7899482U 1982-05-31 1982-05-31 ジヨイントブ−ツ Granted JPS58182064U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7899482U JPS58182064U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ジヨイントブ−ツ

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JP7899482U JPS58182064U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ジヨイントブ−ツ

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JPS58182064U JPS58182064U (ja) 1983-12-05
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Family

ID=30088192

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JP7899482U Granted JPS58182064U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ジヨイントブ−ツ

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