JPH0238076Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0238076Y2
JPH0238076Y2 JP9690386U JP9690386U JPH0238076Y2 JP H0238076 Y2 JPH0238076 Y2 JP H0238076Y2 JP 9690386 U JP9690386 U JP 9690386U JP 9690386 U JP9690386 U JP 9690386U JP H0238076 Y2 JPH0238076 Y2 JP H0238076Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
rib
center plate
plate
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9690386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS632883U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9690386U priority Critical patent/JPH0238076Y2/ja
Priority to KR870002704A priority patent/KR870010315A/ko
Publication of JPS632883U publication Critical patent/JPS632883U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0238076Y2 publication Critical patent/JPH0238076Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、ダイアフラムポンプの内部のダイア
フラムポンプをセンタープレートにより保持する
構造に関する。
〔背景技術〕
ダイアフラムポンプ内部の駆動部は第5図に示
すような構造を有している。即ち、エアギヤツプ
を有する鉄芯11にコイル12を巻いて磁気回路
を形成してあり、この両側に配設された一対のゴ
ム製のダイアフラム1の中心のセンタープレート
2間に架設された軸13に固着された2個の永久
磁石14,14をエアギヤツプ部分に配置してい
た。しかして、コイル12に交流電流を通電する
と磁気回路のエアギヤツプに交番磁界が発生する
ので、極性が逆方向となつた両永久磁石14,1
4は交互に吸引力と反発力をうけて左右に振動
し、この振動が軸13によりダイアフラム1に伝
達されてダイアフラム1が往復振動させられてい
る。
ところが、かかる駆動部において振動中に永久
磁石14,14がエアギヤツプ側で第6図のよう
い中心の位置ずれを生じたり、第7図のように角
度のずれが生じたりして永久磁石14,14が磁
気回路の鉄芯11の先端に接触すると、永久磁石
14や磁気回路が破壊される。このような事故を
防止するため、従来のダイアフラムポンプでは、
第6図及び第7図に示すように軸13の断面を長
方形にして永久磁石14が軸13の回りで回転し
ないようにすると共に第8図のように軸13の端
部をセンタープレート2に設けた角形の凹所15
に嵌合させて軸13がセンタープレート2に対し
て回転しないようにしている。更に、センタープ
レート2の回転も防止する必要があるので、第1
0図a,bのようにダイアフラム1の孔3の内周
からリブ4を突出させ、リブ4の外周に部分的に
突条16を突設し、一方第11図a,bのように
センタープレート2の内周部に環状の溝6を周設
し、ダイアフラム1の突条16に対応させて溝6
の外周に凹欠部17を設け、リブ4を溝6に嵌入
してセンタープレート2と補助プレート21との
間にダイアフラム1を挟み、ダイアフラム1及び
補助プレート21に軸13のねじ部18を挿通さ
せてナツト19で固定し、突条16と凹欠部17
との嵌合によりセンタープレート2の回転を防止
していた。
従来のダイアフラムポンプは上記のようにセン
タープレート2に環状に溝6が周設されていたの
で強度上問題があり、第12図のように振動して
ダイアフラム1が外方へ突出している状態ではダ
イアフラム1の弾性復帰力によりセンタープレー
ト2に負荷がかかり、特にセンタープレート2の
溝6の位置には曲げ応力が集中して過大な力がか
かつて溝6の箇所から疲労破壊などで割れを生じ
易いという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところはダイア
フラムポンプのダイアフラムを保持している箇所
において、センタープレートの位置ずれ及び回り
止めを行うと共にダイアフラムが繰り返し振動し
てもセンタープレートに割れの生じにくいように
することにある。
〔考案の開示〕
本考案ダイアフラムの保持構造は、ゴム製のダ
イアフラム1の孔3の部分の両面をセンタープレ
ート2と補助プレート21とにより挟持させたダ
イアフラムの保持構造において、センタープレー
ト2を取り付けるための孔3の内周部にリブ4を
突出させ、このリブ4に少なくとも一箇所の切り
欠き5を設け、センタープレート2に上記リブ4
を嵌合させるための溝6を形成すると共にこの溝
6内に前記切り欠き5と嵌合する溝無し部7を設
けて成ることを特徴とするものである。しかし
て、ダイアフラム1のリブ4がセンタープレート
2の溝6に嵌合することによりセンタープレート
2の位置ずれを防止でき、またリブ4の切り欠き
5と溝6内の溝無し部7とが嵌合することにより
センタープレート2のダイアフラム1に対する回
転防止を確実に行え、更にセンタープレート2の
溝無し部7を設けることによりセンタープレート
2の溝6部分における強度低下を防止でき、セン
タープレート2の疲労破壊を防止できるものであ
る。
以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。ダイアフラムポンプに用いられるゴム製円板
状のダイアフラム1を第1図a,bに示してあ
る。ダイアフラム1の中心にはセンタープレート
2のパイプ部20を挿通させて両面にセンタープ
レート2と補助プレート21を取付けるための孔
3が開口されており、この孔3の内周部には略円
筒状のリブ4が突出させられており、リブ4には
2箇所の一箇所の切り欠き5を部分的に設けてあ
る。図示例では切り欠き5は2箇所としてあるが
少なくとも1箇所あれば良い。一方、第2図a,
b,cに示すように、センタープレート2のパイ
プ部20の外周には上記リブ4を嵌合させるため
の溝6を形成すると共にこの溝6内に前記切り欠
き5と嵌合する溝無し部7を設けてある。従つ
て、溝6は環状に連続しておらず、溝無し部7を
隔てて2個のC字状の溝6が形成されたようにな
つており、溝6の連続していない溝無し部7によ
り溝6部分の強度低下が防止されている。
第3図aに示すものは本考案の他例であり、ゴ
ム製のダイアフラム1の摩耗を軽減するためにセ
ンタープレート2とダイアフラム1の間に四フツ
化エチレン(PTFE)のシートのような摩擦係数
の小さな素材を環状に形成した滑り板8を挿入し
たものである。この滑り板8にはリブ4の径と等
しいかそれよりも小さな内径の透孔9を設けてあ
る。滑り板8の透孔9は小さいので、組立時には
第3図bのようにダイアフラム1のリブ4を絞る
ように撓ませて滑り板8の透孔9をダイアフラム
1のリブ4に挿通させると、リブ4が滑り板8の
透孔9内で広がつて滑り板8の落下を防止し、セ
ンタープレート2取付けなどの組み立て時にも滑
つて落とし易い滑り板8が落ちにくくて組立て易
く、特にダイアフラム1の反転時にも滑り板8が
落下しにくいものである。
第4図に示すものは本考案の更に他例であり、
リブ4の先端部外周にフランジ10を周設し、滑
り板8にフランジ10の外径以下の大きさの内径
の透孔9を設けたものである。しかして、フラン
ジ10の部分を撓ませながら滑り板8の透孔9に
挿通させて組み立てるものであり、滑り板8はフ
ランジ10に引つ掛かつて絶対不用意に滑り板8
が落下することがないものである。
〔考案の効果〕
本考案は、叙述のごとく構成されており、ダイ
アフラムのリブがセンタープレートの溝に嵌合す
ることによりセンタープレートの位置ずれを防止
でき、またリブの切り欠きと溝内の溝無し部とが
嵌合することによりセンタープレートのダイアフ
ラムに対する回転防止を確実に行え、永久磁石の
位置ずれや角度のずれにより磁気回路と接触する
事故を防止できるものである。更に、センタープ
レートの溝無し部を設けることによりセンタープ
レートの溝部分における強度低下を防止でき、セ
ンタープレートの疲労破壊を防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例におけるダイ
アフラムの正面図及び側面図、第2図aは同上の
センタープレートの正面図、第2図b,cは第2
図aのX−X断面図及びY−Y断面図、第3図
a,bは本考案の他例を示す分解断面図及び滑り
板の挿着方法を示す断面図、第4図は本考案の更
に他例を示す断面図、第5図はダイアフラムポン
プの駆動部分の概略図、第6図及び第7図は永久
磁石と鉄芯との干渉状態を示す説明図、第8図は
従来例における軸とセンタープレートとの嵌合状
態を示す断面図、第9図は同上のダイアフラムに
センタープレートと補助プレートを取り付けた状
態の断面図、第10図a,bは同上のダイアフラ
ムの平面図及び断面図、第11図a,bは同上の
センタープレートの平面図及び断面図、第12図
は同上のセンタープレートの破壊状態を示す断面
図である。 1……ダイアフラム、2……センタープレー
ト、3……孔、4……リブ、5……切り欠き、6
……溝、7……溝無し部、21……補助プレー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ゴム製のダイアフラムの孔の部分の両面をセ
    ンタープレートと補助プレートとにより挟持さ
    せたダイアフラムの保持構造において、センタ
    ープレートを取り付けるための孔の内周部にリ
    ブを突出させ、このリブに少なくとも一箇所の
    切り欠きを設け、センタープレートに上記リブ
    を嵌合させるための溝を形成すると共にこの溝
    内に前記切り欠きと嵌合する溝無し部を設けて
    成るダイアフラムの保持構造。 (2) 摩擦係数の小さな滑り板に前記リブの径以下
    の大きさの内径の透孔を設け、滑り板の透孔を
    ダイアフラムのリブに挿通させて滑り板をダイ
    アフラムとセンタープレートとの間に介在させ
    て成る実用新案登録請求の範囲第1項記載のダ
    イアフラムの保持構造。 (3) 前記リブの先端部外周にフランジを設け、摩
    擦係数の小さな滑り板にフランジの外径以下の
    大きさの径の透孔を設け、滑り板の透孔をダイ
    アフラムのリブに挿通させて滑り板をダイアフ
    ラムとセンタープレートとの間に介在させて成
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のダイア
    フラムの保持構造。
JP9690386U 1986-04-24 1986-06-25 Expired JPH0238076Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9690386U JPH0238076Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25
KR870002704A KR870010315A (ko) 1986-04-24 1987-03-24 전자식 펌프

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9690386U JPH0238076Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS632883U JPS632883U (ja) 1988-01-09
JPH0238076Y2 true JPH0238076Y2 (ja) 1990-10-15

Family

ID=30963213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9690386U Expired JPH0238076Y2 (ja) 1986-04-24 1986-06-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0238076Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150959A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Techno Takatsuki Co Ltd ダイヤフラムの中央保持組立体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS632883U (ja) 1988-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0749078Y2 (ja) 電磁クラッチ
JPH0238076Y2 (ja)
JPH01166843U (ja)
JPH0723623Y2 (ja) 電磁連結装置
JPH027860A (ja) 磁石式モータ
JPS633466Y2 (ja)
JPH0317059Y2 (ja)
JP2957210B2 (ja) ダイヤフラム体
JPS5943230A (ja) 電磁スプリングクラツチ
JPH0258122U (ja)
JPH01136728U (ja)
JPH0122974Y2 (ja)
JPH0417868Y2 (ja)
JPH018741Y2 (ja)
JPH059555Y2 (ja)
JPH0314584Y2 (ja)
JPH0139095Y2 (ja)
JPH0625720Y2 (ja) 電磁クラツチのアーマチユア組立体
JPH0322580Y2 (ja)
JPH018742Y2 (ja)
JPS624871U (ja)
JPS6315617Y2 (ja)
JP2557652Y2 (ja) 電磁連結装置
JPS588989Y2 (ja) 電磁クラッチのストッパピ−ス
JPS61129926U (ja)