JP2957210B2 - ダイヤフラム体 - Google Patents

ダイヤフラム体

Info

Publication number
JP2957210B2
JP2957210B2 JP1297108A JP29710889A JP2957210B2 JP 2957210 B2 JP2957210 B2 JP 2957210B2 JP 1297108 A JP1297108 A JP 1297108A JP 29710889 A JP29710889 A JP 29710889A JP 2957210 B2 JP2957210 B2 JP 2957210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
center plate
rubber
holding
soft rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1297108A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03160172A (ja
Inventor
純司 高橋
士郎 水越
俊夫 丸山
茂樹 高月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1297108A priority Critical patent/JP2957210B2/ja
Publication of JPH03160172A publication Critical patent/JPH03160172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2957210B2 publication Critical patent/JP2957210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダイヤフラムポンプに用いるダイヤフラム体
の構造に関するものである。
[従来の技術] 一般にダイヤフラムポンプは第4図に示すような構造
に形成されている。この図で1は電磁コイル、2は永久
磁石、3は電磁コイルで往復駆動される可動子、4は圧
縮室、5はポンプケース、5aは圧縮ケース、6は吸入
弁、7は吐出弁、8はダイヤフラム体、9はダイヤフラ
ムパッキンである。ダイヤフラム体8はダイヤフラム部
10とダイヤフラム部10の内周に取り付けたセンタープレ
ート体11とダイヤフラム部10の外周に取り付けた保持体
12とで構成されている。センタープレート体11は可動子
3に連結してあり、保持体12はポンプケース5と圧縮ケ
ース5aとの間に取り付けてある。しかして電磁コイル1
に通電すると可動子3が往復駆動され、可動子3の往復
動にてダイヤフラム部10が振動する。ダイヤフラム部10
が振動することにより吸入弁6から圧縮室4内に吸入さ
れ、圧縮室4から吐出弁7を介して吐出するようになっ
ている。
ところでこの種のダイヤフラムポンプにおいて、ダイ
ヤフラム体8は第5図に示すように軟質ゴムにて形成せ
るダイヤフラム部10の内周に金属にて形成せるセンター
プレート体11を取り付けると共にダイヤフラム部10の外
周に金属にて形成せる保持体12を取り付けて形成されて
いる。センタープレート体11は2枚のプレート11a,11b
でダイヤフラム部10の内周を挟持するように取り付けて
あり、保持体12は保持台12aと押さえプレート12bとでダ
イヤフラム部10の外周を挟持するように取り付けてあ
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来例のダイヤフラム体8にあっては、軟質ゴム
にて形成せるダイヤフラム部10の内周に金属のセンター
プレート体11を取り付けると共に外周に金属の保持体12
を取り付けてあるためダイヤフラム部10が振動するとき
軟質ゴムのダイヤフラム部10と金属のセンタープレート
体11や保持体12とが接触してダイヤフラム部10が摩耗し
やすいという問題があり、また第6図に示すようにダイ
ヤフラム部10の屈曲部とセンタープレート体11との間に
突起のあるごみAやばりが介在した場合ダイヤフラム部
10の損傷につながるという問題があり、さらにダイヤフ
ラム体8を組み立てるとき部品点数が多くて組み立て工
数もかかるという問題があった。
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本
発明の目的とするところはダイヤフラム部の摩耗を削減
して寿命を向上でき、しかも部品点数を少なくして組み
立て工数を削減できるダイヤフラム体を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明ダイヤフラム体8は、
軟質ゴムにてドーナツ盤状に形成せるダイヤフラム部10
の内周に硬質ゴムにて形成せるセンタープレート部14を
一体に設けると共にダイヤフラム部10の外周に硬質ゴム
にて形成せる保持部15を一体に設けて成ることを特徴と
する。
また軟質ゴムのダイヤフラム部10と一体の軟質ゴムの
パッキン部16を保持部15の片面に設けて成ることを特徴
とすることも好ましい。
さらに軟質ゴムのセンタープレート部14のねじ挿入孔
17内にゴムより硬度の高い骨材部18を設けたことを特徴
とすることも好ましい。
[作用] ダイヤフラム部10に対して硬質ゴムのセンタープレー
ト部14及び硬質ゴムの保持部15を一体にしたことにより
異種材料が接触して摩耗することが少なくなって寿命を
向上できるものであり、またダイヤフラム体8を構成す
る部品点数が少なくなって組み立て工数を削減できる。
[実施例] 先ず第1図に示す実施例から述べる。ダイヤフラム体
8はダイヤフラム部10とセンタープレート部14と保持部
15とで構成されている。ダイヤフラム部10は軟質ゴムに
て形成され、センタープレート部14及び保持部15は硬質
ゴムにて形成され、ダイヤフラム部10に対してセンター
プレート部14及び保持部15を一体に設けてある。センタ
ープレート部14及び保持部15は厚肉で所定の形状に形成
されている。センタープレート部14には可動子3のねじ
部を取り付けるためのねじ挿入孔17を設けてある。この
ダイヤフラム体8のセンタープレート部14や保持部15は
可動子3を取り付けたり、ポンプケース5と圧縮ケース
5aとの間に取り付けたりするので軟質であるとダイヤフ
ラム体8が悪くなって可動子3の芯ずれを起こしたり圧
縮効率が悪くなったりするためある程度硬さが必要であ
り、ダイヤフラム部10は屈曲するので軟質のゴムである
ことが必要である。
次に第2図に示す実施例について述べる。本実施例の
場合、軟質ゴムのダイヤフラム部10と硬質ゴムのセンタ
ープレート部14及び保持部15を一体に形成してあり、軟
質ゴムのダイヤフラム部10と同じ軟質ゴムのパッキン部
16を保持部15の片面に一体に設けてある。このパッキン
部16は第2図(a)に示すようにダイヤフラム部10と一
体につながっていても第2図(c)のようにつながって
いなくてもよい。このパッキン部16を一体に設けてある
と、圧縮室4との間をシールするために別部品のパッキ
ンを必要としない。
次に第3図に示す実施例について述べる。本実施例の
場合も軟質ゴムのダイヤフラム部10と硬質ゴムのセンタ
ープレート部14及び保持部15を一体に形成してある。セ
ンタープレート部14にねじ挿入孔17を有し、ねじ挿入孔
17の内周に硬質ゴムより硬い材料にて形成せる筒状の骨
材部18を設けてある。この骨材部18としては金属や硬質
合成樹脂があり、インサート成形あるいは圧入してあ
る。この骨材部18内には可動子3の端部のねじ部19が挿
通され、座金20等を介してねじ部19にナット21を螺合す
ることによりセンタープレート部14を可動子3に取り付
けてある。この場合、骨材部18がないと、ナット21を締
め付けたとき第3図(c)の矢印の方向に締め付け力を
受けるとセンタープレート部14が締め付けにより必要以
上圧縮されて変形するが、骨材部18があると骨材部18が
ストッパーの役割を果たして変形するのを防止できる。
[発明の効果] 本発明は叙述の如く軟質ゴムにてドーナツ盤状に形成
せるダイヤフラム部の内周に硬質ゴムにて形成せるセン
タープレート部を一体に設けると共にダイヤフラム部の
外周に硬質ゴムにて形成せる保持部を一体に設けている
ので、軟質ゴムのダイヤフラム部が円滑な振動をするも
のでありながら、従来のようにダイヤフラム部の運転時
にこすれ合う部分がないのでダイヤフラム部の摩耗がな
くて寿命を向上できるものであり、しかも従来の比べて
部品点数を削減できると共に組み立て工数を削減できる
ものであり、さらにごみやバリが介在しても従来のよう
にダイヤフラム部の損傷とならないものである。
また本発明の請求項2の発明にあっては、軟質ゴムの
ダイヤフラム部と一体の軟質ゴムのパッキン部を保持部
の片面に設けているので、別途パッキン材を用いないで
も保持部をシールして取り付けることができるものであ
る。
さらに本発明の請求項3の発明にあっては、硬質ゴム
のセンタープレート部のねじ挿入孔内にゴムより硬度の
高い骨材部を設けたので、ねじ挿入孔にねじを挿通して
取り付けるとき締め付け過ぎてセンタープレート部が変
形するのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の一実施例の断面図及び平
面図、第2図(a)(b)は同上の他の実施例の断面図
及び平面図、第2図(c)は第2図(a)の他例の断面
図、第3図(a)(b)は同上のさらに他の実施例の断
面図及び平面図、第3図(c)は同上の可動子を取り付
けた状態の断面図、第4図はダイヤフラムポンプの断面
図、第5図(a)(b)は従来例の断面図及び平面図、
第6図は従来例の欠点を説明する説明図であって、8は
ダイヤフラム体、10はダイヤフラム部、14はセンタープ
レート部、15は保持部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 俊夫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 高月 茂樹 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−55381(JP,A) 実開 昭58−183986(JP,U) 実開 昭62−80089(JP,U) 実開 昭62−34406(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質ゴムにてドーナツ盤状に形成せるダイ
    ヤフラム部の内周に硬質ゴムにて形成せるセンタープレ
    ート部を一体に設けると共にダイヤフラム部の外周に硬
    質ゴムにて形成せる保持部を一体に設けて成ることを特
    徴とするダイヤフラム体。
  2. 【請求項2】軟質ゴムのダイヤフラム部と一体の軟質ゴ
    ムのパッキン部を保持部の片面に設けて成ることを特徴
    とする請求項1記載のダイヤフラム体。
  3. 【請求項3】硬質ゴムのセンタープレート部のねじ挿入
    孔内にゴムより硬度の高い骨材部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のダイヤフラム体。
JP1297108A 1989-11-15 1989-11-15 ダイヤフラム体 Expired - Fee Related JP2957210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297108A JP2957210B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 ダイヤフラム体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297108A JP2957210B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 ダイヤフラム体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03160172A JPH03160172A (ja) 1991-07-10
JP2957210B2 true JP2957210B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=17842317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1297108A Expired - Fee Related JP2957210B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 ダイヤフラム体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2957210B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031733A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Techno Takatsuki Co Ltd センタリング機能付きセンタープレート搭載電磁駆動型流体ポンプ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013167274A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Taiho Kogyo Co Ltd アクチュエータ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58183986U (ja) * 1982-05-31 1983-12-07 松下電工株式会社 ダイヤフラムポンプのダイヤフラムの取付け構造
JPH041685Y2 (ja) * 1985-08-14 1992-01-21
JPS6280089U (ja) * 1985-11-11 1987-05-22
JPH0641753B2 (ja) * 1986-08-23 1994-06-01 株式会社高槻電機製作所 ダイヤフラムエア−ポンプのダイヤフラム拡張支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031733A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Techno Takatsuki Co Ltd センタリング機能付きセンタープレート搭載電磁駆動型流体ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03160172A (ja) 1991-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006132527A (ja) リニア圧縮機
US7721863B2 (en) Electromagnetic clutch for compressor
US7385319B2 (en) Motor fixing structure of reciprocating compressor
JP2957210B2 (ja) ダイヤフラム体
US6032937A (en) Vibration isolating apparatus
JPH09100782A (ja) 往復動圧縮機のシリンダ装置
JPH11311280A (ja) 防振装置
KR100301477B1 (ko) 진동형스프링의지지구조
JPH0355832Y2 (ja)
JP3504516B2 (ja) 電磁ポンプ
JP3370565B2 (ja) ダイヤフラム型ポンプ
JP3839530B2 (ja) 継手用ブーツ
JPH0238076Y2 (ja)
JPH0220483Y2 (ja)
JPS5854861A (ja) 永久磁石励磁式スタ−タ等のマグネツト保持構造
JP3440517B2 (ja) マグネットスイッチ
JPS6127260Y2 (ja)
JP2596974Y2 (ja) ガスケット
JPH044564U (ja)
JPH0615162Y2 (ja) ダイヤフラム
JPH09137782A (ja) プランジャ往復動型ポンプの製造方法
JPH056435Y2 (ja)
JPH0113820Y2 (ja)
JP3373575B2 (ja) 小型ポンプ装置
JPH0513994Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees