JPH0419022Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419022Y2
JPH0419022Y2 JP1984136092U JP13609284U JPH0419022Y2 JP H0419022 Y2 JPH0419022 Y2 JP H0419022Y2 JP 1984136092 U JP1984136092 U JP 1984136092U JP 13609284 U JP13609284 U JP 13609284U JP H0419022 Y2 JPH0419022 Y2 JP H0419022Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
square
square root
holes
root
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984136092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6149773U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984136092U priority Critical patent/JPH0419022Y2/ja
Publication of JPS6149773U publication Critical patent/JPS6149773U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419022Y2 publication Critical patent/JPH0419022Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はエレベータかごを構成する側板等のパ
ネルの締結構造に関するものである。
[従来の技術] 従来のかごのパネルの締結構造の一例として側
板の締結構造について第4図〜第5図により説明
する。
第4図はエレベータ昇降路の横断面図、第5図
は第4図のA部詳細図であり、1は昇降路壁、2
はかご、3はつり合いおもり、4はかご床、5a
〜5hは側板、6は出入口柱、7は乗場出入口、
8は角根ボルト(例えばJIS B 1171 角根丸頭
ボルト)、9は座金、10はナツトである。角根
ボルト8は、その正面図である第6図a及び右側
面図である第6図bに示すように、頭部8a、角
根部8b、ねじ部8cからなつている。また、側
板5a,5bの屈曲縁部(互いに対向する面)5
a1,5b1には第7図に示すように角穴11が
設けられておりその一辺の長さd3は、上記角根
部8bの一辺の長さd1及び対角線の長さd2に
対してd1<d3<d2の関係になつている。す
なわち角根部8bが挿通可能でかつ回動不可能な
寸法になつている。
隣接する側板は5a,5bを互いに締結固定す
る場合には、まず隣接する側板5a,5bの屈曲
縁部5a1,5b1の角穴11を合わせて角根ボ
ルト8を挿入すると、角穴11と角根ボルト8の
角根部8bとにより角根ボルト8の回動が阻止さ
れる。そして、片手で座金9を挿通してナツト1
0を角根ボルト8に螺合することにより、隣接す
る側板5a,5bは互いに締結固定される。ま
た、他の側板5b〜5h相互の締結も同様に行な
われる。上記のように、片手でナツト10の締め
付けが行なえるため、昇降路壁1と側板5a〜5
hとの狭い場所であつても側板5a〜5h相互の
締結作業を容易に行なうことができる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来構造の場合、側板5a〜5hに製作誤
差があつたり、かご2の組立時に据付誤差が生じ
たりすると隣接する側板5a〜5hの角穴11の
位置が合わなくなり、角根ボルト8の締結作業が
行なえなくなるという欠点があつた。また天井板
等のパネルについても同様の欠点があつた。
本考案は上記の欠点を解消することを目的とし
たものであり、側板等のパネルに製作誤差があつ
たり、かご組立時に据付誤差が生じた場合でも、
パネルの位置を調整して上記誤差を吸収できるよ
うにしたものである。
[問題を解決するための手段] 本考案は隣接するパネルの互いに対向する面に
設けられる角根ボルトの挿通穴を長穴にしてパネ
ルの位置調整を可能とすることにより、パネルの
制作誤差やかご組立時の据付誤差を吸収できるよ
うにしたものである。
[実施例] 本考案の実施例を側板を例にとつて第1図から
第3図により説明する。第1図は側板の締結部分
を示す図であり第7図に相当する図、第2図は長
穴の重合状態を示す図、第3図は側板の締結状態
を示す図である。図に於て20は側板5aの屈曲
縁部5a1に設けられた長穴であり、その幅d3
は前記角穴11の一辺の長さd3と同一であり、
屈曲縁部5a1の長手と平行方向に設けられてい
る。21は側板5bの屈曲縁部5b1に設けられ
た長穴であり、その幅d3は前記角穴11の一辺
の長さd3と同一であり、屈曲縁部5b1の長手
と直角方向に設けられている。
側板5aと5bとを締結する場合には、側板5
a,5bの屈曲縁部5a1,5b1を当接すると
第2図に示すように長穴20と21とが重合し、
その交差部に角穴22ができる。そして、第3図
に示すように、この角穴22に角根ボルト8を挿
入し、座金9を介してナツト10を螺合すること
により、側板5aと5bとを締結一体化するもの
である。
上記のように本実施例は、互いに直交方向に設
けられた長穴20,21を重合して角穴22を作
るものであるから、側板5a,5bに制作誤差が
あつたり、かご2の組立時に据付誤差が生じて
も、側板5a又は5bの一方、若しくは両方を第
2図のx,y方向に調整することにより上記誤差
を吸収することができる。
尚、上記実施例では角根ボルト8の固定に座金
9とナツト10を使用したが、代わりに座金とナ
ツトとが一体化されたナツト(例えばJIS B
1190 フランジ付き六角ナツト)等を使用しても
良い。また、第1図、第2図では長手端部が半円
形をなす通常の長穴を設けているが、長方形状の
長穴としても良いことはもちろんである。更に、
上記実施例では側板どうしの締結について説明し
たが、これに限らず側板と天井板等各種パネルど
うしの締結に於て実施することができるのはいう
までもない。
[考案の効果] 本考案によれば、隣接するパネルの相互位置が
調整可能であるため、パネルの制作誤差やかご組
立時の据付誤差等の吸収ができ、かつ角根ボルト
が使用できるためパネルの締結作業の容易なエレ
ベータかごを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示す図であ
り、第1図は側板の締結部分を示す図、第2図は
長穴の重合状態を示す図、第3図は側板の締結状
態を示す図、第4図は従来のエレベータかごを含
むエレベータ昇降路の横断図面、第5図は第4図
のA部詳細図、第6図a,bは角根ボルトの詳細
図、第7図は従来の側板の締結部分の説明図であ
る。 1……昇降路壁、2……かご、5a〜5h……
側板、5a1,5b1……屈曲縁部、8……角根
ボルト、9……座金、10……ナツト、11,2
2……角穴、20,21……長穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 隣接するパネルの互いに対向する面にそれぞれ
    角根ボルトの角根部が挿通可能な挿通穴を設け、
    これらの両挿通穴を介して、角根ボルトにより上
    記隣接するパネルを締結するエレベータかごにお
    いて、 上記両挿通穴を、その短手が角根ボルトの角根
    部の一辺の長さより長くかつ対角線の長さより短
    い長穴にするとともに、各長穴を隣接するパネル
    の締結時に互いに直交するように配置し、上記両
    長穴によつて形成される角穴を介して、角根ボル
    トにより上記隣接するパネルを締結する構成とし
    たことを特徴とするエレベータかご。
JP1984136092U 1984-09-06 1984-09-06 Expired JPH0419022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984136092U JPH0419022Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984136092U JPH0419022Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6149773U JPS6149773U (ja) 1986-04-03
JPH0419022Y2 true JPH0419022Y2 (ja) 1992-04-28

Family

ID=30694567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984136092U Expired JPH0419022Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419022Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017203619A1 (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 三菱電機株式会社 エレベータのかご室壁

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2531064Y2 (ja) * 1988-02-17 1997-04-02 日産ディーゼル工業株式会社 プーリ支持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711183B2 (ja) * 1974-11-25 1982-03-03

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219658Y2 (ja) * 1978-11-17 1987-05-20
JPS5711183U (ja) * 1980-06-18 1982-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711183B2 (ja) * 1974-11-25 1982-03-03

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017203619A1 (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 三菱電機株式会社 エレベータのかご室壁

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6149773U (ja) 1986-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0419022Y2 (ja)
JPH01322042A (ja) 閉鎖形断面柱と鉄骨梁との接合部構造
JPH0626727Y2 (ja) 車両用メンバ構造
JPS6336101Y2 (ja)
JPH0233532Y2 (ja)
JPS6215366Y2 (ja)
JP3940496B2 (ja) 床パネルの締結構造
JPH045620Y2 (ja)
JP3107749B2 (ja) スチ−ルハウスのフレ−ムの結合構造
JPS6037927Y2 (ja) パネル取り付け具
JP4097491B2 (ja) まぐさ部材、その製造方法、およびこのまぐさ部材を備えた建物
JP2606943B2 (ja) エレベータの乗かご
JPH0637121Y2 (ja) バルコニー取付装置
JPS6322245Y2 (ja)
JP2024062623A (ja) カーテンウォールの固定構造
JP4819253B2 (ja) 締付金具
JPH0734976Y2 (ja) 壁パネルの取付金物
JPS587848Y2 (ja) 建築物などの骨材交接部固定用当板の取付け装置
JPH0516321Y2 (ja)
JPH0344900Y2 (ja)
JPH0334416Y2 (ja)
JPS6133138Y2 (ja)
JPH0425447Y2 (ja)
JPH0230561Y2 (ja)
JPH031533Y2 (ja)