JPH04189677A - 四輪操舵車の後輪操舵装置 - Google Patents

四輪操舵車の後輪操舵装置

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JPH04189677A
JPH04189677A JP2316868A JP31686890A JPH04189677A JP H04189677 A JPH04189677 A JP H04189677A JP 2316868 A JP2316868 A JP 2316868A JP 31686890 A JP31686890 A JP 31686890A JP H04189677 A JPH04189677 A JP H04189677A
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JP
Japan
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valve
pilot pressure
flow control
electromagnetic flow
path
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JP2316868A
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English (en)
Inventor
Mizuho Sugiyama
杉山 瑞穂
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1554Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1572Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with electro-hydraulic control means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/148Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、左右後輪を操舵可能に連結したりレーロッド
を軸方向に駆動するパワーシリンダを備え、同シリンダ
に対する作動油の給排に応じて後輪を操舵する四輪操舵
車の後輪操舵装置に関する。 [従来技術] 従来、この種の装置は、例えば特開昭62−19956
8号公報に示されるように、前輪操舵機構に機械的に連
結されるとともに電気制御装置に電気的に接続された舵
角比変更機構と、舵角比変更機構と前記リレーロッドと
の間に機械的に接続されるとともに、同舵角比変更機構
により駆動制御されて油圧ポンプの吐出口に接続した供
給路とリザーバに接続した排出路とをパワーシリンダの
両油室にそれぞれ選択的に切り換えて接続する制御バル
ブとを備え、制御バルブの切り換え作用により後輪を前
輪の操舵に連動して操舵するとともに前輪と後輪との舵
角比を電気的に変更制御するようにしている。 また、この装置は、前記供給路及び排出路に介装されて
非通電時に供給路と排出路とを連通させるとともに通電
時に前記連通を禁止する電磁バルブと、電磁バルブと制
御バルブとの間における供給路及び排出路の各油圧を第
1及び第2パイロット圧としてそれぞれ入力して第1パ
イロット圧が第2パイロット圧より高いときのみ制御バ
ルブとパワーシリンダとの連通を許容するとともにそれ
以外のとき前記連通を禁止するカットバルブとを備え、
油圧ポンプが高圧の作動油を吐出しないような油圧源系
の故障時、すなわち第1及び第2パイロット圧が等しい
ときには、カットバルブが制御バルブとパワーシリンダ
との連通を禁止して、後輪の操舵を停止させるようにし
ている。一方、電気制御系の故障時には、電磁バルブの
通電を解除して供給路と排出路とを連通させることによ
り、第1及び第2パイロット圧を強制的に等しくして、
前述のように後輪の操舵を停止させるようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置においては、前述のように、油圧源系の
故障時にも、電気系の故障時にも、電磁バルブ及びカッ
トバルブが正常に作動すれば、後輪操舵制御におけるフ
ェイルセーフ機能が発揮される。しかし、これらのフェ
イルセーフ機能を果たす電磁バルブ又はカットバルブの
いずれか一方が前記連通側に固着されたような場合には
、上記バルブによるフェイルセーフ機能が充分発揮され
ない可能性がある。 本発明は上記問題に対処するためになされたもので、そ
の目的は、油圧源系の故障または電気系の故障に対して
前述のようなフェイルセーフ機能を果たすバルブの異常
が重なっても(2重フェイルが生じても)、フェイルセ
ーフ機能が充分に発揮されるようにした四輪操舵車の後
輪操舵装置を提供しようとするものである。 [課題を解決するための手段1 上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、
油圧ポンプの吐出口に連通した供給路から分岐した第1
バイパス路とリザーバに連通した排出路との間に接続さ
れ通電量の増加に従って通過流量を減少させる第1電磁
流量制御バルブと、前記供給路から分岐し第1オリフィ
スを介装させてなる第2バイパス路と前記排出路との間
に接続され通電量の増加に従って通過流量を減少させる
第2電磁流量制御バルブと、前記供給路から分岐し第2
オリフィスを介装させてなる第3バイパス路と前記排出
路との間に接続され通電量の増加に従って通過流量を減
少させる第3電磁流量制御バルブと、前記第1オリフィ
スと前記第2電磁流量制御バルブとの間における第2バ
イパス路の油圧を第1パイロット圧として入力するとと
もに前記第2オリフィスと前記IJ3電磁流量制御バル
ブとの間における第3バイパス路の油圧を第2パイロッ
ト圧として入力し、前記第1パイロット圧が前記第2パ
イロット圧より高いとき前記供給路を前記パワーシリン
ダの一方の油室に連通させるとともに他方の油室を前記
排出路に連通させ、かつ前記第2パイロット圧が前fi
!$1パイロット圧より高いとき前記供給路を前記他方
の油室に連通させるとともに前記一方の油室を前記排出
路に連通させる方向切り換えバルブと、前記方向切り換
えバルブと前記パワーシリンダの一方の油室との間に介
装されるとともに前記第1パイロット圧を入力し同パイ
ロット圧が所定値以上のとき同方向切り換えバルブと同
一方の油室との連通を許容しかつ同パイロット圧が同所
定値未満のとき前記連通を禁止する第1カットバルブと
、前記方向切り換えバルブと前記パワーシリンダの他方
の油室との間に介装されるとともに前記第2パイロット
圧を入力し同パイロット圧が所定値以上のとき同方向切
り換えバルブと同他方の油室との連通を許容しかつ同パ
イロット圧が同所定値未満のとき前記連通を禁止する第
2カントバルブとを般けたことにある。 (作用] 上記のように構成した本発明においては、全ての装置が
正常に作動する場合、第1電磁流量制御バルブを通電し
て同バルブによる通過流量を所定値に制御すれば、供給
路の油圧は所定圧になる。 一方、これと同時に、第2及び第3電磁流量制御バルブ
を共に通電するとともに、第2(又は第3)電磁流量制
御バルブの通電量を第3(又は第2)電磁流量制御バル
ブの通電量より大きくすれば、第1及び第2パイロット
圧は共に所定圧以上になるとともに、I!1(又は第2
)パイロット圧は第2(又は第1)パイロット圧より高
くなる。これにより、第1及び第2カットバルブは方向
切り換えバルブとパワーシリンダの両袖室との各連通を
それぞれ許容し、かつ方向切り換えバルブは供給路内の
作動油をパワーシリンダの一方(又は他方)の油室に供
給し、他方(又は)の油室内の作動油を排出路に排出す
るので、リレーロッドは一方向(又は他方向)へ変位し
、左右後輪も一方向(又は他方向)に操舵される。した
がって、第2及び第3電磁流量制御バルブの通電量を制
御すれば、左右後輪は任意の量だけ左右に操舵される。 一方、油圧ポンプなどの油圧源系に故障が発生して供給
路の油圧が低下すれば、第1及び第2パイロット圧も低
下し、第1及び第2力コノトバルブは方向切り換えバル
ブとパワーシリンダと各連通をそれぞれ禁止する。この
ことはパワーシリンダの各油室内の作動油を封じ込める
ことを意味するので、リレーロッドの変位が禁止される
。この場・合、第1又は第2カットバルブの一方に異常
が発生して、方向切り換えバルブとパワーシリンダの一
方の油室との連通が保たれても、他方の油室内の作動油
は前記のように封じ込められているので、リレーロッド
の変位は禁止される。 また、その他の油圧系又は電気系に故障が発生して後輪
が正常に操舵されない場合には、第1〜第3電磁流量制
御バルブの通電を解除すれば、同各バルブの通過流量が
多くなるので、供給路の油圧、第1及び第2パイロット
圧は低下する。これにより、前述の場合と同様にしてリ
レーロッドの変位が禁止される。この場合、第1電磁流
量制御バルブに異常が発生して、供給路の油圧が低下し
なくても、第2電磁流量制御バルブ及びそれと対になる
第1カットバルブ、又は第3電磁流量制御バルブ及びそ
れと対になるj第2カットバルブのいずれか少なくとも
一方の組が正常であれば、第1又は第2パイロット圧の
いずれか少なくとも一方が低下して、方向切り換えバル
ブとパワーシリンダの一方の油室との連通が禁止されて
、同一方の油室内の作動油は前記のように封じ込められ
るので、リレーロッドの変位は禁止される。また、第2
又は第3電磁流量制御バルブに異常が発生して同各バル
ブによる通過流量が少なくても、第1電磁流#、11御
バルブが正常であれば、供給路の油圧が低下するので、
第1及び第2パイロット圧も低下し、第1又は第2カッ
トバルブの少なくとも一方が正常であれば、パワーシリ
ンダの少なくとも一方の油室内の作動油が封じ込められ
るので、 リレーロッドの変位が禁止される。 【発明の効果1 上記作用説明のように、本発明によれば、油圧系又は電
気系の故障に加えて、フェイルセーフ機能を果たす第1
〜第3電磁流量制御バルブ、第1及び第2カットバルブ
のいずれかに異常が発生しても、リレーロッドの変位が
禁止される結果、この場合にも、後輪が意図しない方向
に操舵制御されたり、路面から加わる外力により後輪が
操舵されたりすることもなくなり、フェイルセーフ機能
がより充実する。 【実施例1 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
1図は同実施例に俤る四輪操舵車の全体を概略的に示し
ている。この四輪操舵車は左右前輪FWI、FW2を操
舵する前輪操舵装置Aと、左右後輪RWI、RW2を操
舵する後輪操舵装置Bと、後輪操舵装置Bを電気的に制
御する電気制御装置Cとを備えている。 前輪操舵装置Aは軸方向に変位して左右前輪FW1.F
W2を操舵するラックパー11を有し、同バー11はビ
ニオン第2及び操舵軸13を介して操舵ハンドル14に
接続されており、同ハンドル14の回動に応じて軸方向
に変位するようになっている。ラックパー11の両端に
は左右タイロッド15 a、  15 b及び左右ナッ
クルアーム16a、16bを介して左右前輪FW1.F
W2が操舵可能に連結されており、同前輪FWI、FW
2はラックパー11の前記軸方向の変位に応じて操舵さ
れるようになっている。操舵軸13には四方弁からなる
制御バルブ17が組み付けられており、同バルブ17は
、操舵軸13に作用する操舵トルクに応じて、エンジン
(図示しない)により駆動される油圧ポンプ18からの
作動油をパワーシリンダ21の一方の油室へ供給すると
ともに、同シリンダ21の他方の油室内の作動油をリザ
ーバ22へ排出する6 パワーシリンダ21は作動油の
給排に応じてラックパー11を軸方向に駆動して、左右
前輪FWI、FW2の操舵を助勢する。 後輪操舵装置Bは左右後輪RWI、RW2を左右タイロ
ッド31a、31b及び左右ナックルアーム32 a、
  32 bを介して操舵可能に連結するりレーロッド
33を有し、同ロッド33をパワーシリンダ34により
軸方向に駆動することによって左右後輪RWI、RW2
が操舵するようになっている。 リレーロッド33は、第2図に示すように、車体に固定
された同情状のハウジング35内に軸方向に変位可能に
支持されており、このハウジング35内にはパワーシリ
ンダ34も設けられている。 パワーシリンダ34はピストン34aにより左右油室3
4b、34cに区画されており、両油室34b、34c
に対する作動油の給排はハウジング35に設けた流入出
ボート34d、34eを介して行われるようになってい
る。パワーシリンダ34の右油室34c内には中立復帰
スプリング36が取容されており、同スプリング36は
その両端にてリテーナ37 a、  37 bにより支
持されている。両リテーナ37 a、  37 bは、
ハウジング35及びリレーロッド33に対して基準位置
から外側方向への変位がそれぞれ規制されており、中立
復帰スプリング36及び両リテーナ37a、37bの作
用によってリレーロッド33が常に中立位置に付勢され
るようになっている。 また、後輪操舵装置Bは、第1図に示すように1、パワ
ーシリンダ34に対する作動油の給排を制御する電磁流
量制御バルブ41〜43、方向切り換えバルブ44及び
カットバルブ45.46からなる油圧制御装置を備えて
いる。 電磁流量制御バルブ41は、エンジンにより駆動される
油圧ポンプ47の吐出口に連通した供給路P1から分岐
したバイパス路P2と、リザーバ22に連通した排出路
P3との間に接続されている。 この電磁流量制御バルブ41は、第3図に詳細に示すよ
うに、ハウジング41a内に形成した円柱状の空間内に
変位不能に組み込まれた磁性体コア41bを備え、同コ
ア41bの前部内周上にはアウタスリーブ41cの後部
が螺着され、同スリ−ブ41cの前部内周上にはインナ
スリーブ41dの後部が螺着されている。アウタスリー
ブ41Cの後部内周上にはニードル弁体41aが軸方向
に摺動可能に組み込まれており、同弁体41eはその先
蟻にてアウタスリーブ41cに設けたオリフィス41f
に対向していて、同オリフィス41fを介して流れ込む
作動油により後方に押圧されるようになっている。オリ
フィス41fの上流は、リリーフ用のスプール弁体41
gに設けたオリフィス41hと流入ボート41iとを介
して、バイパス路P2に連通してあり、オリフィス41
fの下流は流出ボート41Jを介して排呂路P3に連通
している。 スプール弁体41gはインナスリーブ41d内に軸方向
に摺動可能に組み込まれているとともにバネ定数の大き
なスプリング41kにより常時前方へ付勢されており、
通常、図示位置にあって、流入ボート411に供給され
た作動油をオリフィス41hのみを介して下流へ通過さ
せる。一方、前記作動油が異常に高圧になった場合には
、同高圧作動油がスプール弁体41gをスプリング41
kに抗して後方へ移動させて、同弁体41gは、同作動
油をインナスリーブ41dに設けた孔41m、インナス
リーブ41d及びアウタスリーブ4Icの外周上を介し
て流出ボート41jに導き、リリーフ作動する。 磁性体コア41bの後部外周上にはソレノイド41nが
組み付けられており、同コア41bの後部内周上には軸
方向に摺動可能にロッド41pが組み込まれている。ロ
ッド41pはその先端にてニードル弁体41eの後端に
当接しているとともに、その後端にはプランジャ41q
が固着されており、ソレノイド41nの通電に応じて前
方へ付勢されてニードル弁体41eを後方から押圧する
ようになっている。この場合、ロッド41pはソレノイ
ド41nへの通電量が増加するほど大きな力で前方へ付
勢され、ニードル弁体41eはこの付勢力とオリフィス
41fから流入する作動油の押圧力との釣り合いにより
位置決めされるので、前記通電量が増加するほどオリフ
ィス41fから流出ボート41jへ流れる作動油量が大
きく規制ずれ、流入ボー)41i及びバイパス路P2の
油圧は高く設定される。 なお、ニードル弁体41e、ロッド41P及びプランジ
ャ41qが取容されたハウジング41a内の後方空間は
、孔41rとハウジング41aに設けた通路を41gと
を介して流出ボート41j及び排出路P3に連通してい
て、ニードル弁体41e、ロッド41p及びプランジャ
41qの前記変位を妨げないようになっている。 電磁流量制御バルブ42.43は、供給路P1から分岐
しオリフィス47.48を介装させてなるバイパス路P
4.P5と、リザーバ22に連通した排出路P3との間
にそれぞれ接続されている−0この電磁流量制御バルブ
42は、第4図に詳細に示すように、ハウジング42a
内に形成した円柱状の空間内に変位不能に組み込まれた
磁性体コア42bを備え、同コア42bの前部内周上に
はスリーブ42cの後部が螺着されている。スリーブ4
2cの後部内周上にはニードル弁体42dが軸方向に摺
動可能に組み込まれており、同弁体42dはその先端に
てスリーブ42cに設けたオリフィス42eに対向して
いて、同オリフィス42eを介して流れ込む作動油によ
り後方に押圧されるようになっている。オリフィス42
eの上流は流入ボート42fを介してバイパス路P4に
連通しており、オリフィス42eの下流は流出ボート4
2gを介して排出路P3に連通している。 磁性体コア42bの後部外周上にはソレノイド42hが
組み付けられており、同コア42bの後部内周上には軸
方向に摺動可能にロッド42iが組み込まれている。ロ
ッド42iはその先端にてニードル弁体42dの後端に
当接しているとともに、その後端にはプランジャ42j
が固着されており、ソレノイド42hの通電に応じて前
方へ付勢されてニードル弁体42dを後方から押圧する
ようになっている。この場合、ロッド42jはソレノイ
ド42hへの通電量が増加するほど大きな力で前方へ付
勢され、ニードル弁体42dはこの付勢力とオリフィス
42eから流入する作動油の押圧力との釣り合いにより
位置決めされるので、前記通電量が増加するほどオリフ
ィス42eから流出ボート42.へ流れる作動油量が大
きく規制され、流入ボート42f及びバイパス路P4の
油圧は高く設定される。 なお、この場合も、ニードル弁体42d、ロッド42i
及びプランジャ42jが収容されたハウジング42a内
の後方空間は、孔42にとハウジング42aに設けた通
路を42mとを介して流出ボート42j及び排出路P3
に連通していて、ニードル弁体42d、ロッド42i及
びプランジャ42jの前記変位を妨げないようになって
いる。 また、電磁流量制御バルブ43も電磁流量制御バルブ4
2と同一に構成されており、ソレノイド43hへの通電
量が増加するほど通過流量が大きく規制され、バイパス
路P5の油圧は高く設定される。 方向切り換えバルブ44は、供給路P1及び排出路P2
と、パワーシリンダ34の左右油室34b、34cに連
通する油路P6.P7との間に接続されるとともに、オ
リフィス47.48と電磁流量制御バルブ42.43と
の間のバイパスjgP4、P5にパイロット路P8.P
9を介して接続されている。 この方向切り換えバルブ44は、第5図に詳細に示すよ
うに、ハウジング44a内に形成した円柱状の空間に変
位不能に組み込まれたスリーブ44bと、同スリーブ4
4b内に軸方向に摺動可能に組み込まれたスプール44
cとを備えている。 スプール44cの両端にはパイロット路P8.P9に連
通したパイロット室44 d、  44 eが形成され
るとともに、同室44d、44eにはスプール44cを
互いに内側方向へ付勢するスプリング44f、44.g
が取納されている。 また、方向切り換えバルブ44は、供給路P1に連通し
た供給ボート44h、44iと、排出路p3に連通した
排出ポート44jと、油路P6゜P7に連通した流入出
ボート44に、44mとを備えており、両パイロット室
44d、44e内の油圧が等しいとき、スプリング44
f、44gにより付勢されてスプール44cは中立状態
にある。 この状態では、各ポート44h〜44m間の接続がいず
れも禁止されている。一方、パイロット室44dのパイ
ロット圧がパイロット室44eのパイロット圧より高く
なると、スプール44cは第5図にて右方向に変位して
、供給ボート44hを流入出ボート44kに接続すると
ともに、流入出ボート44mを排出ボート44jに接続
する。また、パイロット室44eのパイロット圧がパイ
ロット室44dのパイロット圧より高くなると、スプー
ル44cは115図にて左方向に変位して、供給ボート
441を流入出ボート44mに接続するとともに、流入
出ボート44kを排出ポート44jに接続する。 カットバルブ45,46は油路P6.P7に介装される
とともに、パイロット路P8.P9にパイロット路PI
O,pHを介して接続されている。このカットバルブ4
5.46とパワーシリンダ34の左右油室34b、34
cとを接続する油路P6.P7には、オリフィス51.
52が介装されている。 このカットバルブ45は、第6図に詳細に示すように、
ハウジング45aに形成した円柱状の空間45b内に軸
方向に摺動可能に組み込まれたスプール45cを備えて
いる。スプール45cの−喘にはパイロット路PLOに
連通したパイロット室45dが形成されるとともに、ス
プール45cの他端には同スプール45cをパイロット
室45d側へ付勢するスプリング45eを取納したスプ
リング室45fが設けられており、パイロット室45d
の油圧(パイロット路PIOの油圧)がスプリング45
eの付勢力より大きいとき油路P6の連通を許容し、か
つパイロット室45d (パイロット路PLOの油圧)
の油圧がスプリング45eの付勢力以下のとき油路P6
の連通を禁止する。 なお、スプリング室45fは排出路P3に連通している
。 また、カットバルブ46もカントバルブ45と同様に構
成されており、パイロット路pHの油圧がスプリング4
6eの付勢力より大きいとき油路P7の連通を許容し、
かつパイロット路pHの油圧がスプリング45eの付勢
力以下のとき油路P7の連通を禁止する。 電気制御装置Cは、前輪操舵角センサ61、車速センサ
62、ヨーレートセンサ63及び後輪操舵角センサ64
を備えている。 前輪操舵角センサ61は操舵軸13の回転角を検出する
ことにより、左右前輪FWI、FW2の操舵角δfを表
す検出信号を出力する。車速センサ62は変速機(図示
しない)の出力軸の回転数を検呂することにより、車速
Vを表す検出信号を出力する。ヨーレートセンサ63は
車体の重心垂直軸回りの角速度を検出することにより、
ヨーレートωを表す検出信号を出力する。後輪操舵角セ
ンサ64は、第1図及び第2図に示すように、リレーロ
ッド33の軸方向の変位量を検出することにより、左右
後輪RW1.RW2の操舵角δrを表す検出信号を出力
する。この場合、前輪操舵角δf及び後輪操舵角δrは
正により左右前輪FWI、FW2及び左右後輪RWI、
RW2の右操舵をそれぞれ表し、かつ負により各論の左
操舵をそれぞれ表す。また、ヨーレートωは正により車
体の右方向の角速度を表し、かつ負により車体の左方向
の角速度を表す。 これらの各センサ61〜64はマイクロコンピュータ6
5(以下、マイコン65という)に接続されている。マ
イコン65はROM、CPU、RAMなどからなり、第
7図のフローチャートに対応したプログラムを実行して
電磁流量制御バルブ41−43の各ソレノイド41 n
、  42 h、  43hの通電を制御するとともに
、警告器66を制御する。警告器66は警告ランプ、ブ
ザーなどにより構成されていて、運転者に異常を知らせ
るものである。 次に、上記のように構成した実施例の動作を説明する。 まず、正常時の動作について説明する。 操舵ハンドル14が回動されると、この回動は操舵軸1
3、ラックパー11、左右タイロッド15a、15b及
び左右ナックルアーム16a、16bを介して左右前輪
FWI、FW2に伝達され、同前輪FWI、FW2は操
舵ハンドル14の回動に応じて操舵される。このとき、
制御バルブ17の作用により、前記左右前輪FW1.F
W2の操舵はパワーシリンダ21の油圧駆動力により助
勢される。 一方、マイコン65はイグニッションスイッチ(図示し
ない)の閉成時に第7図のステップ100にてプログラ
ムの実行を開始しており、ステップ101にて電磁流量
制御バルブ41のソレノイド41nに所定電流を流す、
電磁流量制御バルブ41は前記通電に応じてバイパス路
P2を流れる流量を規制し、供給路P1の油圧を所定圧
に保つ。 次に、マイコン65は、ステップ102にて各センサ6
1〜64から前輪操舵角δf、車速■、ヨーレートω及
び後輪操舵角δrを表す各検出信号を取り込んで、ステ
ップ103にて車速Vに応じて変化する係数K + 、
 K 2を決定する。これらの係数に1、に2はマイコ
ン65内のROMにテーブルの形で記憶されているもの
で、第8図のような変化特性を有する。前記ステップ1
03の処理後、マイコ。 ン65は、ステップ104にて、前記係数K + 、 
K2、前輪操舵角δf及びヨーレートωに基づく下記演
算式の実行により、目標後輪操舵角61本を計算する。 δ 1本”  K +  ’  δ f+に2 ”(J
次に、マイコン65は、ステップ105,106にて、
前記計算した目標後輪操舵角61本と後輪操舵角δrと
を比較し、両操舵角δr本、δrがδr本〉δrの関係
にあれば、前記ステップ105におけるrYESJとの
判定の基に、ステップ107にて電磁流量制御バルブ4
2のソレノイド42hへの通電電流I、を電流値I+(
II>O)に制御し、かつ電磁流量制御バルブ43のソ
レノイド43hへの通電電流IRを電流値l2(II<
I2)に制御する。 これにより、電磁流量制御バルブ42はバイノ(ス路P
4を流れる流量を規制してバイパス路P4の油圧を所定
圧に設定し、かつ電磁流量制御ノクルブ43はバイパス
路P5を流れる流量をさらに大きく規制してバイパス路
P5の油圧をパイ、<ス路P4の油圧よりも高い所定圧
に設定する。そして1.これらのバイパス路P4.P5
の油圧が方向切り換えバルブ44にパイロット圧として
付与されるので、同バルブ44は第1図の右位置の状態
に設定されて、供給路P1を油路P7に接続するととも
に油路P6を排出路P2に接続する。一方、前記電流値
I+、I2はいずれもある程度大きな値であって、パイ
ロット路P8〜pHの油圧がカットバルブ45.46の
スプリング45e、46eの付勢力に打ち勝つ程度の大
きさに設定されているので、カットバルブ45.46は
共に油flP6゜P7の連通を許容する。その結果、供
給路P1は方向切り換えバルブ44及びカットバルブ4
6を介してパワーシリンダ34の右油室34cに連通す
るとともに、同シリンダ34の左油室34bはカットバ
ルブ45及び方向切り換えバルブ44を介して排出路P
2に連通するので、同シリンダ34はリレーロッド33
を第1図にて左方向へ変位させて、左右後輪RWI、R
W2を右方向へ操舵する。 一方、目標後輪操舵角61本と後輪操舵角δrとの関係
が61本<δrであれば、マイコン65は前記ステップ
105にて「No」と判定するとともに、ステップ10
6にてrYEsJと判定し、ステップ108にて電磁流
量制御バルブ42のソレノイド42hへの通電電流IL
を電流値I2に制御し、かつ電磁流量制御バルブ43の
ソレノイド43hへの通電電流IRを電流値工1に制御
する。これにより、バイパス路P4の油圧がバイパス路
P5の油圧より高くなり、方向切り換えバルブ44は第
1図の左位置の状態に設定されて、供給路P1を油路P
6に接続するとともに油路P7を排出路P2に接続する
。また、この場合も、カットバルブ45.46は共に油
路P6.P7の連通を許容し、供給路P1は方向切り換
えバルブ44及びカントバルブ45を介してパワーシリ
ンダ34の左油室34bに連通するとともに、同シリン
ダ34の右油室34cはカントバルブ46及び方向切り
換えバルブ44を介して排出路P2に連通ずるので、同
シリンダ34はリレーロッド33を第1図にて右方向へ
変位させて、左右後輪RWI、RW2を左方向へ操舵す
る。 さらに、目標後輪操舵角δr*と後輪操舵角δrとの関
係がδr本=δrであれば、マイコン65は前記ステッ
プ105,106にて共に「No」と判定し、ステップ
109にて電磁流量制御バルブ42゜43のソレノイド
42h、43hへの通電を停止する(I L= I R
=’O)−これにより、電磁流量制御バルブ42.43
はバイパス路P4.P5を流れる流量を規制しなくなる
ので、バイパス路P4゜P5の油圧を低下させる。その
結果、パイロット路P8〜pHの油圧も低下し、方向切
り換えバルブ44は第1図の中央位置の状態に設定され
るとともに、カットバルブ45.46もスプリング45
s、46eの付勢力により油路P6.P7の連通を禁止
するので、パワーシリンダ34の左右油室34b、34
c内の作動油は封じ込められてリレーロッド33の変位
が禁止され、左右後輪RWl、RW2は以前の操舵状態
に維持される。 このようなステップ105〜109の処理後、マイコン
65はステップ110にて左右後輪RW1、RW2が正
常に操舵制御されているか否かを判定し、同操舵制御が
正常であれば、同ステップ110におけるrYEsJと
の判定の基に、プログラムをステップ102へ戻し、ス
テップ102〜110からなる循環処理を繰り返し実行
し続け。 左右後輪RWI、RW2を目標後輪操舵角61本に操舵
する。そして、この操舵制御においては、第8図に示す
ように、車速Vが小さいとき係数に1は負に校定される
とともに、車速Vが大きいとき係数に2は正に設定され
、前記演算式中の項に1・δfは左右後輪RWI、RW
2を左右前輪FWI、FW2に対して逆相に操舵するよ
うに作用し、かつ前記演算式中の項に2・ωはヨーレー
トを打ち消すように作用するので、低速走行時の車両の
小回り性が良好になるとともに、高速走行時の車両の走
行安定性が良好となる。 次に、左右後輪RWI、RW2の操舵制御に異常が発生
した場合について説明する。 マイコン65は、前記ステップ110にて、各センサ6
1〜64が正常に作動しているか否か、目標後輪操舵角
δylと後輪操舵角δrとの間に大きなずれがあるか否
かなどを判降して、後輪操舵機1iB及び電気制御装置
Cによって左右後輪RWI。 RW2が正常に操舵制御されているか否かを判定する。 この判定において、後輪操舵制御が正常でない、すなわ
ちステップ110にてrNOJと判定されると、マイコ
ン65はステップ111にて警告器66を作動させ、ス
テップ第2にて電磁流量制御バルブ41〜43の各ソレ
ノイド41n。 42h、43hの通電を解除して、ステップ113にて
プログラムの実行を終了する。 これにより、警告器66は警告ランプを点灯させたり、
ブザー音を発音させたりして、遁転者に異常を知らせる
。 一方、前記通電の解除により、電磁流量制御バルブ41
,42.43はバイパス路P2.P4゜P5を流れる流
量をそれぞれ規制しなくなるので、バイパス路F’2.
  P4.  P5の油圧が低下する。 これにより、供給路PI及びパイロットMP8〜pHの
油圧も低下し、方向切り換えバルブ44は第1図の中央
位置の状態に設定されるとともに、カットバルブ45.
46もスプリング45e、46eの付勢力により油路P
a、P7の連通を禁止するので、パワーシリンダ34の
左右油室34b。 34c内の作動油は封じ込められてリレーロッド33の
変位が禁止される。その結果、左右後輪RW1.RW2
が意図しない方向に操舵制御されたり、路面から加わる
外力により後輪が操舵されたりすることもなくなり、当
該車両の走行安全性が良好に保たれる。 また、前記のような状態で、さらに電磁流量制御バルブ
41に異常が発生していて、例えば同バルブ41内のニ
ードル弁体41e又はびロッド41pが前方位置に固着
されていて、同バルブ41により通過流量が大きく制限
されて供給路P1の油圧が低下しなくても、電磁流量制
御バルブ42及カットバルブ45の紐、又は電磁流量制
御バルブ43及びカットバルブ46の組のうちで、少な
くとも一方の組が正常であれば、パイロット路P8、P
IO又はパイロット路P9.pHのいずれか少なくとも
一方の油圧が低下して、油路P6又は油路P7の少なく
とも一方の連通が禁止されるので、パワーシリンダ34
の左右油室34b。 34cの少なくとも一方の油室内の作動油が封じ込めら
れて、リレーロッドの変位は禁止される。 また、この状態で両カットバルブ45.46に異常が発
生していて油路P6.P7を連通させたままに保っても
、両電磁流量側−バルブ42.43及び方向切り換えバ
ルブ44が正常であれば、パイロット路P8.P9の油
圧が低下する結果、方向切り換えバルブ44は第1図の
中央位置の状態に設定されて、パワーシリンダ34の左
右油室34b、34c内の作動油が封じ込められるので
、リレーロッド33の変位が禁止される。 また、マイコン65が電磁流量制御バルブ41゜42.
43の各ソレノイド41 n、  42 h、  43
hの通電を解除した前記状態で、電磁流量制御バルブ4
2.43又はカットバルブ45.46のいずれか一つ若
しくは複数にさらに異常が発生して、油路P6.P7の
一方が連通されたままになっても、電磁流量制御バルブ
41及びカットバルブ45.46の少なくとも一方が正
常であれば、供給路P1の油圧低下により、バイパス路
P4.P5及びパイロット路P8〜Pユ1の油圧が低下
して、前記正常動作するカットバルブ45.46の一方
がパワーシリンダ34の左右油室34b、34cの少な
くとも一方の油室内の作動油を封じ込めるので、リレー
ロッドの変位が禁止される。また。 たとえ両カットバルブ45.46に異常が発生していて
油路P6.P7を連通させたままに保っても、電磁流量
制御バルブ41及び方向切り換えバルブ44が正常であ
れば、パイロット路P8.P9の油圧が低下する結果、
方向切り換えバルブ44は11図の中央位置の状態に設
定されて、パワーシリンダ34の左右油室34b、34
c内の作動油が封じ込められるので、リレーロッド33
の変位が禁止される。 さらに、エンジンが停止したり、油圧ポンプなどの油圧
源系に故障が発生して供給路P1の油圧が低下すれば、
バイパス路P4.P5及びパイロット路P8〜pHの油
圧も低下するので、前述した場合と同様、方向切り換え
バルブ44又はカットバルブ45.46のいずれか一つ
が正常であれば、リレーロッド33の変位が禁止される
。 このように、上記実施例によれば、油圧系又は電気系の
故障により後輪が正常に操舵されない状態で、フェイル
セーフ機能を果たす電磁流量制御バルブ41〜43及び
カットバルブ45.46の一つ若しくは複数に異常が発
生しても、異常の発生していない各バルブ41〜46の
作用によりリレーロッドの変位が広く禁止される結果、
フェイルセーフ機能がより充実する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る四輪操舵車の全体概略
図、第2図は第1図のりレーロッド及びパワーシリンダ
の組み付は状態を詳細に示す後輪操舵装置の一部の縦新
面図、第3図は第1図の電磁流量制御バルブの詳細断面
図、第4図は第1図の他の電磁流量制御バルブの詳、m
*面図、第5図は第1図の方向切り換えバルブの詳細断
面図、第6図は第1図のカントバルブの詳細断面図、第
7図は第1図のマイクロコンピュータにて実行されるプ
ログラムのフローチャート、第8図は車速■に対する係
数K + 、 K 2の変化特性グラフである。 符  号  の  説  明 A・・・前輪操舵装置、B・・・後輪操舵装置、C・・
・電気制御装置、FWI、FW2・・・前輪、 RWI
、  RW2  ・ ・ ・後輪、 18.47  ・
 ・・油圧ポンプ、33・・・リレーロッド、34・・
・パワーシリンダ、41〜43・・・電磁流量制御バル
ブ、44・・・方向切り換えバルブ、45.46・・・
カットバルブ、65・・・マイクロコンピュータ。 出願人  トヨタ自動車株式会社(外1名)代理人  
弁理士 長谷照−(外1名)第3 図 第5図 第4図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 左右後輪を操舵可能に連結したリレーロッドを軸方向に
    駆動して同後輪を操舵するパワーシリンダを備えた四輪
    操舵車の後輪操舵装置において、油圧ポンプの吐出口に
    連通した供給路から分岐した第1バイパス路とリザーバ
    に連通した排出路との間に接続され通電量の増加に従っ
    て通過流量を減少させる第1電磁流量制御バルブと、 前記供給路から分岐し第1オリフィスを介装させてなる
    第2バイパス路と前記排出路との間に接続され通電量の
    増加に従って通過流量を減少させる第2電磁流量制御バ
    ルブと、 前記供給路から分岐し第2オリフィスを介装させてなる
    第3バイパス路と前記排出路との間に接続され通電量の
    増加に従って通過流量を減少させる第3電磁流量制御バ
    ルブと、 前記第1オリフィスと前記第2電磁流量制御バルブとの
    間における第2バイパス路の油圧を第1パイロット圧と
    して入力するとともに前記第2オリフィスと前記第3電
    磁流量制御バルブとの間における第3バイパス路の油圧
    を第2パイロット圧として入力し、前記第1パイロット
    圧が前記第2パイロット圧より高いとき前記供給路を前
    記パワーシリンダの一方の油室に連通させるとともに他
    方の油室を前記排出路に連通させ、かつ前記第2パイロ
    ット圧が前記第1パイロット圧より高いとき前記供給路
    を前記他方の油室に連通させるとともに前記一方の油室
    を前記排出路に連通させる方向切り換えバルブと、 前記方向切り換えバルブと前記パワーシリンダの一方の
    油室との間に介装されるとともに前記第1パイロット圧
    を入力し同パイロット圧が所定値以上のとき同方向切り
    換えバルブと同一方の油室との連通を許容しかつ同パイ
    ロット圧が同所定値未満のとき前記連通を禁止する第1
    カットバルブと、 前記方向切り換えバルブと前記パワーシリンダの他方の
    油室との間に介装されるとともに前記第2パイロット圧
    を入力し同パイロット圧が所定値以上のとき同方向切り
    換えバルブと同他方の油室との連通を許容しかつ同パイ
    ロット圧が同所定値未満のとき前記連通を禁止する第2
    カットバルブと を設けたことを特徴とする四輪操舵車の後輪操舵装置。
JP2316868A 1990-11-21 1990-11-21 四輪操舵車の後輪操舵装置 Pending JPH04189677A (ja)

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