JPH04183132A - 計数回路の誤動作防止回路 - Google Patents

計数回路の誤動作防止回路

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JPH04183132A
JPH04183132A JP2313206A JP31320690A JPH04183132A JP H04183132 A JPH04183132 A JP H04183132A JP 2313206 A JP2313206 A JP 2313206A JP 31320690 A JP31320690 A JP 31320690A JP H04183132 A JPH04183132 A JP H04183132A
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data
signal
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JP2313206A
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Akira Sugawara
明 菅原
Koji Ikuta
生田 廣司
Hiroki Ogata
宏樹 小形
Kenichi Miyama
健一 宮麻
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 受信データのビットに同期するクロックを計数して受信
データの有効ビットのみを出力するための信号を作成す
る計数回路に関し、 データ受信中のリセット信号解除に伴う誤動作及びノイ
ズに起因する誤動作を防止することを目的とし、 データ受信中のリセット信号解除に伴う誤動作に対して
、データを受信し、先頭ビットを検出したときに先頭ビ
ット検出情報を出力する先頭ヒツト検出手段と、前記先
頭ビット検出情報を受信したときにクロックの計数を開
始し、計数開始から計数値か予め設定された数値に達す
るまでの間、出力信号を送出し、かつクリア信号受信中
は計数値をクリア状態とする計数回路と、前記先頭ビッ
ト検出情報を受信して前記計数回路と同一の計数を行い
、計数開始から計数値か前記数値に達するまでの間、デ
ータ受信中信号を出力するデータ受信中検出手段と、リ
セット信号と前記データ受信中信号を入力し、リセット
信号か入力されたときは前記計数回路にクリア信号を送
出し、該リセット信号が解除されたときは前記データ受
信中信号か入力されていない状態となったときに前記ク
リア信号の送出を停止する計数回路クリア制画手段を備
え、 また、ノイズに起因するリセットに対して、データを受
信し、先頭ビットを検出したときに先頭ビット検出情報
を出力する先頭ビット検出手段と、前記先頭ビット検出
情報を受信したときにクロックの計数を開始し、計数開
始から計数値か予め設定された数値に達するまでの間、
出力を送出し、かつリセット信号か入力されたときに計
数値をクリアする第1の計数回路と、前記先頭ビット検
出情報を受信して第1の計数回路と同一の作用を行う第
2の計数回路と、前記第1の計数回路及び第2の計数回
路の出力を入力し、論理和により出力信号を外部に出力
する出力回路を備えるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、受信データのビットに同期するクロックを計
数して受信データの有効ビットのみを出力するための信
号を作成する計数回路に関する。
データ機器においては、データを受信して他の機器等に
転送する場合に、有効なデータのみを正確に転送するた
めにデータの前後をマスクしてノイズ等がデータとして
送出されないようにする処理が行われることか多い。こ
のような処理には、一定の有効ビット数を持ち、かつ先
頭ビットによりデータの開始か識別できるデータを受信
して先頭ヒツト(例えば常にパ1”であるビット)を検
出し、先頭ビット検出から受信データのヒツトに同期す
るクロックの計数を開始し、前記有効ヒツト数に等しい
一定数のクロックを計数する間、信号を送出する計数回
路か一般に用いられている。
この信号はマスク・パルスとも呼ばれ、この信号の送出
中だけ受信したデータを転送するようにすることによっ
て受信データの有効ビットのみを転送することかできる
このような計数回路は必要な周辺回路とともにLSI化
され、プリント盤などに実装されることか多いか、関連
回路か非動作状態となったとき、例えば関連回路が搭載
されている他のプリント盤か抜かれたような場合には、
リセット信号か送られて計数回路をクリア状態とするよ
うに構成される。通常、このような回路では、リセット
信号送出の際には何らかの表示を行うことによって計数
中断に起因する誤動作を防止している。しかし、リセッ
ト信号を解除する際には特別に表示を行わないため、リ
セット信号解除の際にデータか受信中であると、データ
ビット中に含まれる“l”のビットを先頭ビットとして
検出し、計数を開始する可能性がある。この場合はデー
タの途中から計数を開始し、予め定められた一定数を計
数する間前記信号を出力するため、この信号を使用して
送出されるデータは誤ったデータとなる。このため、デ
ータ受信中にリセット信号が解除されたときに計数回路
が誤動作しないようにする回路か必要となっている。
また、前記のように、計数回路がLSI化された場合、
LSIの内部回路で電源線等よりの誘導によるノイズが
発生し、計数回路のクリア端子に入力されることがある
。この場合は計数回路がクリアされるため、出力する信
号が計数の途中で断となり、有効ビットの送出か中断さ
れる可能性がある。この場合は正規のリセット信号によ
るリセットではないため、前記のように何らかの表示を
行うことによって誤動作を防止することができない。こ
のため、ノイズにより計数回路かクリアされないような
計数回路が必要となっている。
〔従来の技術〕
第7図及び第9図は従来技術の回路ブロック図であり、
第8図及び第10図はそれぞれ第7図及び第9図の回路
のタイムチャートである。
第7図及び第8図はデータ受信中にリセット信号か解除
された場合の従来技術を説明するための回路ブロック図
及びタイムチャートを示しており、第7図中の■〜■は
第8図に波形を示した箇所である。
先ず、通常状態の動作を第7図と第8図(1)を用いて
説明する。
第7図のクロックは第8図の■(以下単に「■]と記す
)に示すように受信データ■のビットに同期するクロッ
クである。リセット信号■はリセット状態で“0“(L
レベル)となるか、通常状態では非リセツト状態の“l
“(Hレベル)となっており、計数回路2内の4ビツト
のカウンタ2a (以下、CNT2と記す)は非リセツ
ト状態となっている。
この状態でデータが受信されると、受信データ■の先頭
ビット(第8図■中にFで示され、常に1”となってい
る)は先頭ビット検出回路1のフリップフロップFFI
A(以下、単にFFIAと記す)に入力され、クロック
■により出力“1”かQより出力され、フリップフロッ
プFFIBとNANDIに入力される。FFIBに入力
された“1”は次のクロック■によりQより出力される
が、Qの電位を反転したQNよりの出力の“0”がNA
NDIに入力される。NANDlの他の入力端子には前
記のようにFFIAのQよりの出力“1”か入力されて
いるため、NANDIの出力は“0”となり、論理和回
路ORIを経て■として出力される。先頭ビット検出回
路1よりのこの“0”の出力■が先頭ビット検出信号と
なる。
先頭ビット検出回路1の出力■の“0”は計数回路2に
送出され、カウンタ2a (以下、CNT2)のL(ロ
ード)端子に入力され、初期値かロードされる。第7図
の例では“0100″゛、即ち°゛0″から始まる10
進数の4”かり。〜D3にロードされてQ、〜Q、より
出力され(■)、デコーダ2b (以下、DCR2)に
入力される。第7図の例ではCNT2の出力としてQ2
と03のみか使用され、インバータINV2A、論理積
回路A N D 2A及び論理和回路OR2を経て“ビ
が出力される(■)。
DCR2の出力■はCNT2のEN(イネーブル)端子
に入力され、CNT2を計数可能な状態に設定するので
CNT2はクロック■の計数を開始する。計数によりC
NT2のQ。−Q、には計数値が出力されるが、第7図
の例では2進数で“0100”から”0111″までI
NV2A、AND2A及びOR2を通して“1”が出力
され、“1000”から”1011” マチlt、IN
V2B、A N D 2B及びOR2を通して“l”が
出力される。
2進数で“1100”になると出力は“0”となるため
、2進数で“010o”から°“1o11”まで、即ち
、10進数で“4″から°゛11”までの8ビツトの間
、出力■は1”となる。これかマスクパルスと呼ばれる
ものである。
一方、受信データ■はFFIAのQより出力されて位相
調整回路5のFF5のDに入力され、受信データの各ビ
ットはそれぞれクロック1周期分遅れてQより出力され
る(@)。二の出力データ0は受信データに対してはク
ロック2周期分遅れるか、第8図(1)に示すように計
数回路2の出力のマスクパルス■と位相か一致する。マ
スクパルス■と位相調整回路出力データ@は出力回路6
の論理積回路AND6に入力されて外部に出力される(
■)。マスクパルス■が“0”となるとデータの出力は
停止されるため、送出されるデータ0は受信データの前
後に存在する可能性があるノイズなどを除去し、有効ビ
ットのみにより構成したデータ(以下、有効データと記
す)となっている。
次に、リセット信号解除時の動作を第8図(2)を併用
して説明する。
第7図において、リセット信号の入力端子■にリセット
信号の0”か入力されており、CNT2かクリア状態に
あるものとする。第7図の回路ではリセット信号■の“
0”か入力されている間もデータ■は受信され、位相調
整回路5から位相調整されたデータ■か出力されるか、
CNT2か計数を行わないため、マスクパルス■が出力
されず、従って有効データ0は出力されない。この状態
でリセットが解除されてリセット信号の入力端子■か通
常状態の“1”となったとする。このとき、データを受
信中であると先頭ビット検出回路1ではリセット解除後
最初に受信した°1′°のデータヒツト(例えば受信デ
ータ■のdピット)を先頭ビットとして検出する(■)
。これにより計数回路2は通常状態におけると同様にし
て計数を行いマスクパルス■を出力する。しかし、計数
回路2が受信データ■を途中から計数したのに対して、
位相調整回路5からはデータ@がの始めから出力されて
いるため、マスクパルス■と位相調整回路出力データ■
の論理積出力は第8図(2)の■に示すように有効ビッ
トの一部が除去されて不足部分に例えば“0”ビットか
挿入されたデータとなる。
このような誤ったデータか出力されると後の工程におい
てそのまま処理され、重大な影響か生ずる可能性がある
ため、誤データを出力しないようにすることか必要であ
る。
次に、第9図及び第10図について説明する。
第9図及び第10図は従来技術の計数回路かノイズによ
ってリセットされる場合を説明するための回路ブロック
図及びタイムチャートを示しており、第9図中の■〜■
は第10図に波形を示した箇所である。なお、第9図で
はマスクパルスを発生するまでの回路のみを示しており
、先頭ビット検出回路11及び計数回路12は第7図と
異なる構成例を示している。また、受信データ■は第8
図に示したものと同様な構成を前提としているか、16
ビツトの例を示している。
先ず、非リセツト状態における通常状態の動作を第9図
と第10図(1)を用いて説明する。
第9図において、先頭ピットか入力される直前における
計数回路12内のラッチ回路12cを構成するJ−に型
フリップフロップ(以下、JK−FFと記す)のに端子
には0”か入力されており、J端子に入力される受信デ
ータ■も0“であるため、Qよりの出力■は前の状態を
保持するか、この場合は“0”となっている。この出力
■の電位゛0”か先頭ビット検出回路11に送られ、I
NVllで電位か反転されてNANDllに1 ”とし
て入力される。データ入力前はNAND11の他方の入
力か“0”であるため、先頭ビット検出回路11の出力
■は“1”となって計数回路12のカウンタ12a(以
下、CN T 12)のL (ロード)端子に入力され
る。
この状態で先頭ピットか入力されると先頭ビット検出回
路11のNAND11に“l”か入力されるため、出力
■は“0”となってCNT12のしに入力され、CNT
12は次に入力されるクロックによりり。−D、に設定
された初期値をロードして00〜Q3より出力する。こ
の例では初期値はすへて“0” (地気)であるためQ
。−Q3はすへて“0”となる。
一方、先頭ビットの“l”はJK−FFのJ端子に入力
され、入力後最初のクロック■によりJK−FFはセッ
ト状態となり、端子Qよりの出力■は“1”となる。こ
の出力■は外部に出力されるとともに、先頭ビット検出
回路11に入力され、TNVllで“0”に変換されて
NAND11の一方の端子に入力されるが、他方の端子
に先頭ビットの“1”か入力されるため、出力■は再び
“1パとなる。
以上の状態でCNT12のEHには前記JK−FFの出
力■の“l”か入力されるため、CN T 12はクロ
ック■の計数を開始し、第10図(1)に示すような出
力■がQ0〜Q3より出力される。計数値が“0”より
計数する10進数の“15”に達するとデコーダ12b
(以下、D CR12)のAND12より“1”が出力
(■)されてJK−FFのKに入力される。Kに“0”
が入力されている間はJに入力される受信データが“0
“であっても“1”であってもQよりの出力■は“1”
を保持しているが、Kが“1”となり、かつ受信データ
か“0”となると、次のクロック■の入力時に出力■は
“0”となる。即ち、JK−FFは受信データ■の先頭
ビットを検出してから有効ビット長(この例では16ピ
ツト)に等しい時間たけ出力信号■として“1”を外部
に出力する。
次に、計数回路12か計数中にノイズによりクリアされ
る場合について第9図と第1O図(2)により説明する
。計数の途中までは前記と同一であるため説明を省略し
、計数途中においてノイズか計数回路のクリア端子に入
力されたものとして説明する。
第9図に示すように計数回路12の内部に電源線等のノ
イズ発生源15が存在し、このノイズ発生源15よりリ
セット信号と同一効果をもつノイズか第10図(2)の
−■に示すようにJK−FF12のクリア端子CLに入
力されたものとする。これによってJK−FFはクリア
状態となり、計数中で“l”を送出中の出力信号■は“
0”となる。出力信号■は外部へ例えばマスクパルスと
して送出されているため、この出力信号■を使用する回
路(図示省略)においては例えば誤った有効データを出
力することとなる。このように誤った出力信号■の送出
は後の処理に重大な影響を及ぼす可能性があるため、こ
れを出力しないようにすることか必要である。
〔発明か解決しようとする課題〕
従来技術の計数回路は、データ受信中にリセットが解除
されると、データの途中から計数を開始して誤った信号
を送出し、また計数回路の内部回路に発生するノイズに
より計数途中でクリアされ、出力信号を計数途中で断と
し、データの処理に重要な影響を及ぼす恐れがあった。
本発明は、データ受信中のリセット信号解除に伴う誤動
作及びノイズに起因する誤動作を防止することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
第1図及び第2図は本発明の原理説明図で、第1図はデ
ータ受信中のリセット信号解除による計数回路の誤動作
を防止する計数回路の誤動作防止回路の原理説明図、第
2図は計数回路内部のノイズ発生源よりリセット信号と
同一効果をもつノイズか入力されたときに出力か停止し
ないように構成した計数回路の誤動作防止回路の原理説
明図である。
第1図において、1は先頭ビットによりデータの開始が
識別できるデータを受信し、先頭ビットを検出したとき
に先頭ビット検出情報を出力する先頭ビット検出手段、
2は前記先頭ピット検出手段1より先頭ビット検出情報
を受信したときに受信データのビットに同期するクロッ
クの計数を開始し、計数開始から計数値が予め設定され
た数値に達するまでの間、出力信号を送出し、かつクリ
ア信号受信中は計数値をクリア状態とする計数回路、3
は前記先頭ビット検出情報を受信して前記計数回路2と
同一の計数を行い、計数開始から計数値が前記数値に達
するまでの間、データ受信中信号を出力するデータ受信
中検出手段、4は外部よりリセット信号、前記データ受
信中検出手段3よりデータ受信中信号を入力し、リセッ
ト信号か入力されたときは前記計数回路2にクリア信号
を送出し、該リセット信号か解除されたときは前記デー
タ受信中信号か入力されていない状態となったときに前
記クリア信号の送出を停止する計数回路クリア制御手段
である。
第2図において、11は先頭ビットによりデータの開始
が識別できるデータを受信し、先頭ビットを検出したと
きに先頭ビット検出情報を出力する先頭ビット検出手段
、12は前記先頭ビット検出手段11より先頭ビット検
出情報を受信したときに前記受信データに同期するクロ
ックの計数を開始し、計数開始から計数値か予め設定さ
れた数値に達するまでの間、出力を送出し、かつリセッ
ト信号か入力されたときに計数値をクリアする第1の計
数回路、13は前記先頭ビット検出情報を受信して第1
の計数回路12と同一の作用を行う第2の計数回路、1
4は前記第1の計数回路12及び第2の計数回路13の
出力を入力し、論理和により出力信号を外部に出力する
出力回路である。
〔作 用〕
第1図において、先頭ビット検出回路lかデータの先頭
ビットを検出して先頭ビットの検出情報を送出すると、
計数回路2は受信データのビットに同期するクロックの
計数を開始し、計数開始から予め設定された数値に達す
るまでの間、出力信号を送出する。このとき、データ受
信中検出手段3は前記計数回路2と同一の計数を行い、
計数中はデータ受信中信号を出力する。計数回路クリア
制御手段4は外部よりリセット信号、前記データ受信中
検出手段3よりデータ受信中信号を入力するが、リセッ
ト信号か入力されると前記計数回路2にクリア信号を送
出して計数回路2をクリア状態とする。しかし、リセッ
ト信号が解除されたときは前記データ受信中信号か入力
中でなければ直ちに前記クリア信号の送出を停止するか
、データ受信中信号が入力中であれば入力かなくなった
ときに前記クリア信号の送出を停止する。このため、デ
ータ受信中にリセット信号か解除されても計数回路2か
データの途中から計数を開始することかなく、従って、
誤った出力を送出することがない。
第2図において、先頭ビット検出回路lかデータの先頭
ビットを検出して先頭ビットの検出情報を送出すると、
計数回路2は受信データのヒントに同期するクロックの
計数を開始し、計数開始から計数値か予め設定された数
値に達するまでの間、出力を送出する。この計数中に計
数回路12または計数回路13の一方、例えば計数回路
12にノイズ発生源15よりリセット信号と同一効果を
もつノイズか入力されると計数回路12はクリア状態と
なり、出力の送出を停止する。しかし、このとき、他方
の計数回路13は計数値か予め設定された前記数値に達
するまでの間、計数を続け、出力回路14を経て出力信
号を送出するので外部に対して誤った出力信号を送出す
ることはない。
〔実施例〕
第3図は第1図の原理図に基づく本発明の一実施例の回
路ブロック図、第4図は第3図の回路ブロック図のタイ
ムチャート、第5図は第2図の原理図に基づく本発明の
一実施例の回路ブロック図、第6図は第2図の回路ブロ
ック図のタイムチャートである。
第1図、第3図及び第7図中の同一対象物は同一記号を
もって示し、第2図、第5図及び第9図中の同一対象物
は同一記号をもって示す。また第3図中の■〜■及び第
5図中の■〜Cはそれぞれ第4図及び第5図中に波形を
示した箇所である。
先ず、第3図について通常状態の動作を説明するか、第
3図の先頭ビット検出回路1、計数回路2、位相調整回
路5及び出力回路6の動作は第7図及び第8図(1)に
より説明した従来技術と同一であるので説明を省略し、
データ受信中検出回路3及び計数回路クリア制御回路4
を中心に説明する。
第3図中の計数回路3のCNT3及びDCR3はそれぞ
れ計数回路2のCNT2及びDCR2と同一回路であり
、データを受信していないとき、及び先頭ビット検出回
路1より先頭ビット検出信号■を受信したときともCN
T2及びDCR2と同−動作を行う。即ち、DCR3の
出力■はデータを受信していないときは“0”、データ
受信中は1”となるか、この出力はTNV3Cにおいて
電位が反転されて計数回路クリア制御回路4に送圧され
る(■)。この場合の信号■の“0”かデータ受信中信
号となる。
計数回路クリア制御回路4は外部より受信するリセット
信号■をNAND4及びS−R型フリップフロップFF
4 (以下、単にFF4)に入力するが、公知のNAN
D回路の動作条件及びS−R型フリップフロップの動作
条件に従い、リセット信号■を受信していないとき、即
ち、信号■が“1”であるときは前記信号[相]が“0
″であっても“1″であってもFF4はQより“1”を
出力(■)してCNT2を動作可能な状態とし、リセッ
ト信号■の“0”を受信すると前記信号■か“0”であ
っても“1”であってもFF4はQよりCNT2のCL
(クリア)端子に“0”を出力しく■)、CNT2をク
リア状態、即ち、計数値をクリアし、計数を行わない状
態にする。
次に、第3図と第4図を併用してリセット信号解除時の
動作を説明する。
いま、第3図の回路かりセット信号■の0°。
を受信中で、データ■か入力されていないものとする。
この状態ではデータ受信中検出回路3の出力■は“1′
マあるため、NAND4の出力は“l”となり、FF4
の入力はRか“0”でSか“1”となるためQよりの出
力■は“0′′となってCNT2をクリア状態としてい
る。
この状態でデータか受信されると、先頭ヒツト検出回路
1は通常状態のときと同様に先頭ビットを検出し、先頭
ビット検出信号■及び■を送出する。しかし、計数回路
2はCNT2がクリア状態にあるため、計数は行われず
、計数値も出力しない(■)。一方、データ受信中検出
回路3のCL端子には常時電源か接続されているため、
クリア状態とならず、先頭ビット検出信号■を受信する
と通常状態における計数回路2と同様に計数を開始し、
計数中、DCR3より“1”の出力■を送出する。上記
出力■はINV3Cにおいて電位が反転されて計数回路
クリア制御回路4のNAND4に“0”の信号[相]と
して入力されるかNAND4の出力は“1”のままであ
るため、FF4の出力■は“0”のままとなる。
この受信データの計数中にリセット信号が解除されてリ
セット信号入力部■の電位か“1”になるとFF4のR
の電位が“l”となる。このときNAND4の出力は“
l”のままであるか、FF4の入力はRが“l”、Sが
“1”に変わる。しかし、この条件では出力は前の状態
を保持するため、FF4の出力[相]は依然として“0
”のままとなり、CNT2はクリア状態を保持する。
この状態でデータ■の受信が終わると、データ受信中検
出回路3の出力■は“l”となり、FF4の入力はRが
“1”、Sが“0”に変わる。この条件ではFF4の出
力■は“1”となるため、CNT2はクリア状態が解除
される。
以上のように、第3図の回路ではデータ受信中にリセッ
ト信号■が解除されてもCNT2は直ちにクリア状態が
解除されず、データの受信が終わってからクリア状態か
解除される。従って、計数回路2は受信中のデータの途
中から計数を開始することがな(、出力回路6より誤っ
た出力0か送出されることがない。
次に、第5図と第6図について説明するか、第5図にお
ける先頭ビット検出回路11と計数回路12の組合せ回
路及び先頭ビット検出回路11と計数回路13の組合せ
回路の動作はいずれも第9図により説明した従来技術と
同一動作を行うため説明を省略し、先頭ビット検出回路
11と2組の計数回路12゜13及び出力回路14から
なる第5図の回路の総合動作について説明する。
いま、非リセツト状態(■)でデータ■か受信されると
先頭ビット検出回路11は第9図、第10図に示したと
同様に動作し、先頭ビット検出回路11の出力■により
計数回路12及び計数回路13が同時に計数を開始する
(■■及び■[相])。この状態で計数中にノイズ発生
源15で発生したノイズ■がラッチ回路11cを構成す
るJK−FF11のクリア端子CLに入力されると、J
K−FF11はクリア状態となり、Qよりの出力■は“
0”となり、出力回路14への出力は停止する。出力■
か“0′′となり、CN T 12のEHの入力か“0
″となると、CNT12も計数を停止しく■)、AND
12より出力として“1”は送出されないままとなる(
■)。
ノイズは回路の配置により影響を受ける回路と受けない
回路があり、この場合は計数回路13はノイズによりク
リアされなかったものとする。そのため、計数回路13
は計数を継続し、受信データの受信を終了するまで計数
する。計数を終了するとAND13より“1”か出力さ
れ(■)、JK−FF13よりの出力■か“0”となる
か、JK−FF13よりの出力■は計数開始から計数終
了まで出力回路14の0R13を介して外部に出力され
るため、ノイズによる影響を外部に与えることがない。
以上、第3図及び第4図により本発明の請求項1の実施
例を、また第5図及び第6図により本発明の請求項2の
実施例を説明したか、第3図乃至第6図はあくまで本発
明の一実施例を示したものに過ぎず、計数回路の構成及
びタイムチャートか第3図乃至第6図に示したものに限
定されないことは勿論である。例えば、第3図乃至第6
図においては計数回路の出力を受信データの有効データ
送出に使用しているか、出力信号をこれ以外の用途に使
用することは可能である。また有効ビット数を8ビツト
または16ビツトとして受信データのビット数と一致さ
せているか、ビット数は8ヒツトまたは16ビツトに限
定されるものではなく、また受信データと計数するビッ
ト数の一致か必須条件ではないことは勿論である。また
、ロード時の初期データ値及びデコーダ回路か第3図と
第5図で異なっていることからも明らかなように、これ
ら以外に各種の回路構成か採り得ることは勿論である。
更に、第5図においては計数回路12.13のクリア入
力をラッチ回路12c、 13cのJK−FF12とJ
K−FF13のみに設けているが、これをカウンタCN
T12とCNTl3に設けても同様な効果が得られるこ
とは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、受信データのビ
ットに同期するクロックを計数して受信データの有効ビ
ットのみを出力するための信号を作成する計数回路にお
いて、データ受信中のリセット信号解除に伴う誤動作と
、内部回路のノイズ発生源からのノイズに起因する誤動
作を防止することかでき、かかる計数回路の信頼性の向
上に資するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図(1)、第2図は本発明の
原理説明図(2)、第3図は本発明の実施例回路ブロッ
ク図(1)、第4図は本発明の実施例タイムチャート(
1)、第5図は本発明の実施例回路ブロック図(2)、
第6図は本発明の実施例タイムチャート(2)、第7図
は従来技術の回路ブロック図(1)、第8図は従来技術
のタイムチャート(1)、第9図は従来技術の回路ブロ
ック図(2)、第10図は従来技術のタイムチャート(
2)である。 図中、 1.11・−・−・−先頭ビット検出手段2、12.1
3−−一計数回路 3・・・−・−・・−データ受信中検出回路4−−−一
・・−計数回路クリア制御手段14  ・・・−・−・
−出力回路 15−−−・−ノイズ発生源 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、先頭ビットによりデータの開始が識別できるデータ
    を受信し、先頭ビットを検出したときに先頭ビット検出
    情報を出力する先頭ビット検出手段(1)と、 前記先頭ビット検出手段(1)より先頭ビット検出情報
    を受信したときに受信データのビットに同期するクロッ
    クの計数を開始し、計数開始から計数値が予め設定され
    た数値に達するまでの間、出力信号を送出し、かつクリ
    ア信号受信中は計数値をクリア状態とする計数回路(2
    )と、 前記先頭ビット検出情報を受信して前記計数回路(2)
    と同一の計数を行い、計数開始から計数値が前記数値に
    達するまでの間、データ受信中信号を出力するデータ受
    信中検出手段(3)と、外部よりリセット信号、前記デ
    ータ受信中検出手段(3)よりデータ受信中信号を入力
    し、リセット信号が入力されたときは前記計数回路(2
    )にクリア信号を送出し、該リセット信号が解除された
    ときは前記データ受信中信号が入力されていない状態と
    なったときに前記クリア信号の送出を停止する計数回路
    クリア制御手段(4)を備え、データ受信中のリセット
    信号解除による計数回路の誤動作を防止することを特徴
    とする計数回路の誤動作防止回路。 2、先頭ビットによりデータの開始が識別できるデータ
    を受信し、先頭ビットを検出したときに先頭ビット検出
    情報を出力する先頭ビット検出手段(11)と、 前記先頭ビット検出手段(11)より先頭ビット検出情
    報を受信したときに前記受信データに同期するクロック
    の計数を開始し、計数開始から計数値が予め設定された
    数値に達するまでの間、出力を送出し、かつリセット信
    号が入力されたときに計数値をクリアする第1の計数回
    路(12)と、前記先頭ビット検出情報を受信して第1
    の計数回路(12)と同一の作用を行う第2の計数回路
    (13)と、 前記第1の計数回路(12)及び第2の計数回路(13
    )の出力を入力し、論理和により出力信号を外部に出力
    する出力回路(14)を備え、 計数回路にノイズ発生源(15)よりリセット信号と同
    一効果をもつノイズが入力されたときに計数回路よりの
    出力信号が停止しないように構成したことを特徴とする
    計数回路の誤動作防止回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032226A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Denso Corp データ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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