JP3137090B2 - エラー検出回路 - Google Patents

エラー検出回路

Info

Publication number
JP3137090B2
JP3137090B2 JP10279958A JP27995898A JP3137090B2 JP 3137090 B2 JP3137090 B2 JP 3137090B2 JP 10279958 A JP10279958 A JP 10279958A JP 27995898 A JP27995898 A JP 27995898A JP 3137090 B2 JP3137090 B2 JP 3137090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
bit
error
circuit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10279958A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000115136A (ja
Inventor
保裕 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10279958A priority Critical patent/JP3137090B2/ja
Publication of JP2000115136A publication Critical patent/JP2000115136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137090B2 publication Critical patent/JP3137090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルデータ転
送におけるノイズ等によるエラーを検出してデータ受信
の誤動作を防止するためのエラー検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】シリアルデータ転送時にノイズ等による
エラーが発生すると、正しい受信を行なうことができず
データ受信に誤動作を生じることとなる。そこで、受信
側においては、シリアルデータ転送時のノイズ等による
悪影響を検出して、送信元に再送信を要求するなどの対
策がとられる。
【0003】シリアルデータ転送において、ノイズ等に
よるデータ受信の誤動作を防止するための従来の技術に
は、例えば特開昭57−104343号公報に開示され
たようなものがある。
【0004】特開昭57−104343号公報の技術に
おいては、受信側に、データ転送におけるイネーブル信
号のトランジションの有無を検出する回路を設けてい
る。該トランジション検出回路は、クロック数を計数す
る第1のカウンタ、クロック数を計数し且つトランジシ
ョンでクリアされる第2のカウンタ、入力データの取捨
の判定をするために上述の両カウンタの出力を比較する
第1の比較器、上述の第2のカウンタの出力を所定値と
比較して所定のクロック数の転送の終了を検出する第2
の比較器及び該第2の比較器の出力に応答して第1の比
較器の出力をホールドするフリップフロップ等を有して
構成される。該トランジション検出回路により、イネー
ブル信号、クロック信号及びデータの3つの信号を有す
るシリアルデータ伝送システムにおけるデータ転送中の
イネーブル信号のトランジションを検出し、該検出結果
に基づいて、データ転送終了と同時にトランジションの
発生による誤動作を防止することを可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように特開昭
57−104343号公報には、受信側に、データ転送
におけるイネーブル信号のトランジションの有無を検出
する回路を設け、データ転送中のイネーブル信号のトラ
ンジションを検出することにより、トランジションの発
生による誤動作の防止を可能としている。
【0006】しかしながら、特開昭57−104343
号公報に示されたトランジション検出回路は、第1及び
第2のカウンタ、第1及び第2の比較器、及びフリップ
フロップ等から構成され、回路規模が大きくなるという
欠点があった。回路規模が大きいと、回路面積縮小及び
低消費電力が求められる携帯用機器等のLSI(大規模
集積回路)には適用することができない。
【0007】その他の転送エラー処理に係る従来の技術
としては、例えば、特開平8−65294号公報及び特
開平1−318441号公報等に示されたものがある。
【0008】特開平8−65294号公報の技術は、シ
リアルデータ通信において、受信したキャラクタ同期用
のビット列内に多少のビットエラーが発生してもキャラ
クタ同期検出を可能とするものである。この技術は、キ
ャラクタ同期検出回路におけるキャラクタ同期パターン
の判定に冗長性を持たせて、キャラクタ同期の維持を図
るものであり、転送エラーを検出する技術ではない。
【0009】特開平1−318441号公報は、デジタ
ル無線伝送装置において、位相同期エラーによる不具合
を防止し受信信号の位相同期を確立するための技術であ
り、シリアルデータ転送に係るエラー検出に関する技術
ではない。
【0010】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、簡単で且つ小規模な回路構成により、シリアル
データ転送におけるノイズ等によるエラーを効果的に検
出し得るエラー検出回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るエラー検出回路は、1フ
レームがNビット(Nは2以上の自然数)のシリアルデ
ータ転送における転送エラーを検出するエラー検出回路
において、フレーム同期信号を該フレーム同期信号の本
来のパルス幅にほぼ相当する周期のクロック信号でサン
プリングするNビットのシフトレジスタと、前記シフト
レジスタから出力されるNビットのデータのうちの最新
の1ビットがアクティブのときにその他のN−1ビット
にアクティブとなる値が含まれているか否かを前記クロ
ック信号に同期して検出し、エラーフラグ信号として出
力するエラー弁別部と、を具備する。
【0012】また、本発明の第2の観点に係るエラー検
出回路は、1フレームがNビット(Nは2以上の自然
数)のシリアルデータ転送における転送エラーを検出す
るエラー検出回路において、フレーム同期信号を該フレ
ーム同期信号の本来のパルス幅にほぼ相当する周期のク
ロック信号でサンプリングするNビットのシフトレジス
タと、前記シフトレジスタから出力されるNビットのデ
ータのうちの最新の1ビットを除くN−1ビットの値の
論理和をとる論理和回路と、前記論理和回路の出力と前
記シフトレジスタから出力されるNビットのうちの最新
の1ビットの値との論理積をとる論理積回路と、前記論
理積回路の出力を前記クロック信号でセットして、エラ
ーフラグ信号を出力するフリップフロップと、を具備す
る。
【0013】本発明のエラー検出回路においては、1フ
レームがNビットのシリアルデータ転送における転送エ
ラーを検出するエラー検出回路において、Nビットのシ
フトレジスタにより、フレーム同期信号を該フレーム同
期信号の本来のパルス幅にほぼ相当する周期のクロック
信号でサンプリングし、エラー弁別部により該シフトレ
ジスタから出力されるNビットのデータのうちの最新の
1ビットがアクティブのときにその他のN−1ビットに
アクティブとなる値が含まれているか否かを前記クロッ
ク信号に同期して検出し、エラーフラグ信号として出力
する。したがって、簡単で且つ小規模な回路構成によ
り、シリアルデータ転送におけるノイズ等によるエラー
を効果的に検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して本
発明によるエラー検出回路の第1の実施の形態を説明す
る。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
エラー検出回路の構成を示している。図1に示すエラー
検出回路は、3線色のシリアルデータ通信で且つデータ
転送の1フレームが16ビット構成の場合の例である。
【0016】図1のエラー検出回路は、16ビットシフ
トレジスタ1及びエラー弁別部2で構成されている。
【0017】16ビットシフトレジスタ1は、シリアル
入力で且つ16ビットパラレル出力のシフトレジスタで
ある。16ビットシフトレジスタ1には、フレーム同期
信号Sync及びクロック信号Clockが入力され、
フレーム同期信号Syncがクロック信号Clockに
よって、サンプリングされる。
【0018】すなわち、16ビットシフトレジスタ1に
おいて、フレーム同期信号Syncは、クロック信号C
lockの最初の立ち下がりエッジで保持され、その値
は信号si[0](「[0]」は、ビット番号が“0”
であることを示す)として出力される。この信号si
[0]の値は、次のクロック信号Clockの立ち下が
りエッジで保持されてsi[1](「[1]」は、ビッ
ト番号が“1”であることを示す)として出力され、こ
のときのフレーム同期信号Syncの値が(クロック信
号Clockの)同じ立ち下がりエッジで保持され、そ
の値は信号si[0]として出力される。以後同様にし
て、フレーム同期信号Syncは、16クロックにわた
ってシフトされて、16ビットシフトレジスタ1から
は、それぞれ16ビットのパラレル出力として信号si
[15:0](「[15:0]」は、ビット番号“0”
〜“15”の範囲であることを示す)が出力される。
【0019】エラー弁別部2は、15入力論理和(オ
ア)回路3、2入力論理積(アンド)回路4及びクロッ
ク同期式セットフリップフロップ5を有し、16ビット
シフトレジスタ1の16ビットパラレル出力に基づい
て、ノイズ等に起因するフレーム同期信号Syncのパ
ルス間隔及びパルス幅等のタイミングエラーを弁別す
る。
【0020】16ビットシフトレジスタ1から出力され
る16ビットの信号si[15:0]のうち、信号si
[15:1](「[15:1]」は、ビット番号“1”
〜“15”の範囲であることを示す)の15ビットの信
号は、15入力論理和回路3に入力される。15入力論
理和回路3の出力と信号si[0]は、2入力論理積回
路4に入力される。2入力論理積回路4の出力は、クロ
ック同期式セットフリップフロップ5のセット入力に入
力される。該クロック同期式セットフリップフロップ5
は、セット入力がアクティブであればクロック信号Cl
ockに同期して、出力がアクティブとなり、エラーフ
ラグ信号Erとして出力される。
【0021】次に、図1のエラー検出回路の動作につい
て、図2に示すタイミングチャートを参照して説明す
る。
【0022】通常、3線式のシリアルデータ通信で、1
フレームが16ビット構成の場合、図2の(a)に示さ
れるように、クロック信号Clockの1周期を時間T
とすると、フレーム同期信号Syncの周期は16×T
以上となる。このように、フレーム同期信号Syncと
クロック信号Clockが通常の信号タイミングの場合
には、16ビットシフトレジスタ1のパラレル出力信号
si[15:0]においてアクティブになる信号線は2
本以上存在しない。このため、2入力論理積回路4の出
力がアクティブになることはなく、よってエラーフラグ
信号Erはアクティブにはならない。
【0023】図2の(b)に示されるように、ノイズ等
が原因でフレーム同期信号Syncのある同期パルスと
その次の同期パルスとの間隔が16×T未満になる場合
には、次の同期パルスを信号si[0]としてサンプリ
ングした時に、直前にサンプリングされた同期パルスは
信号si[1]〜信号si[15]のいずれかにシフト
されているため、16ビットシフトレジスタ1のパラレ
ル出力信号si[15:0]においてアクティブになる
信号線は2本以上存在する。
【0024】このとき、信号si[0]がアクティブで
あり、信号si[15:1]の中に直前にサンプリング
された同期パルスによりアクティブとなっているビット
(信号線)が必ず存在する。このため、15入力論理和
回路3の出力がアクティブ、2入力論理積回路4の出力
がアクティブとなり、よってクロック同期式セットフリ
ップフロップ5がクロック信号Clockに同期してセ
ットされて、エラーフラグ信号Erはアクティブにな
る。このエラーフラグ信号Erによって、エラーを検出
することができる。
【0025】図2の(c)に示されるように、ノイズ等
が原因でフレーム同期信号Syncの同期パルスのアク
ティブ幅が1.5×T間隔以上になる場合には、16ビ
ットシフトレジスタ1の出力信号si[0]が2クロッ
ク以上にわたってアクティブとなるため、16ビットシ
フトレジスタ1のパラレル出力信号si[15:0]の
うちでアクティブになる信号線は2本以上存在すること
になる。
【0026】このとき、アクティブ幅が拡がった同期パ
ルスにより、信号si[0]と信号si[1]とがアク
ティブとなる状態が必ず生じる。このため、15入力論
理和回路3の出力がアクティブ、2入力論理積回路4の
出力がアクティブとなり、よってクロック同期式セット
フリップフロップ5がクロック信号Clockに同期し
てセットされて、エラーフラグ信号Erはアクティブに
なる。このエラーフラグ信号Erによって、エラーを検
出することができる。
【0027】このようにして、従来の例えば特開昭57
−104343号公報に示された構成よりも小規模な回
路構成によってエラー検出を行なうことができる。すな
わち、3線式のシリアルデータ通信で、1フレームが1
6ビット構成で、クロック信号Clockの1周期を時
間Tとすると、フレーム同期信号Syncのある同期パ
ルスとその次の同期パルスとの間隔が16×T未満とな
るエラー、及び同期パルスのアクティブ幅が1.5×T
以上となるエラーを同一の回路で検出することができ
る。これらのエラー検出により、ノイズ等によるシリア
ルデータ受信処理の誤動作を防止することができる。
【0028】次に、図3及び図4を参照して本発明によ
るエラー検出回路の第2の実施の形態を説明する。
【0029】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
エラー検出回路の構成を示している。この実施の形態
は、1フレームのビット数を一般化し、1フレームをN
ビット(Nは2以上の自然数)に拡張したものである。
すなわち、図3に示すエラー検出回路は、3線色のシリ
アルデータ通信で且つデータ転送の1フレームがNビッ
ト構成の場合である。
【0030】図1のエラー検出回路は、Nビットシフト
レジスタ11及びエラー弁別部12で構成されている。
【0031】Nビットシフトレジスタ11は、シリアル
入力で且つNビットパラレル出力のシフトレジスタであ
る。Nビットシフトレジスタ11には、フレーム同期信
号Sync及びクロック信号Clockが入力され、フ
レーム同期信号Syncがクロック信号Clockによ
って、サンプリングされる。
【0032】すなわち、Nビットシフトレジスタ11に
おいて、フレーム同期信号Syncは、クロック信号C
lockの最初の立ち下がりエッジで保持され、その値
は信号si[0]として出力される。この信号si
[0]の値は、次のクロック信号Clockの立ち下が
りエッジで保持されてsi[1]として出力され、この
ときのフレーム同期信号Syncの値が同じ立ち下がり
エッジで保持され、その値は信号si[0]として出力
される。以後同様にして、フレーム同期信号Sync
は、Nクロックにわたってシフトされて、Nビットシフ
トレジスタ11からは、それぞれNビットのパラレル出
力として信号si[N−1:0](「[N−1:0]」
は、ビット番号“0”〜“(N−1)”の範囲であるこ
とを示す)が出力される。
【0033】エラー弁別部12は、(N−1)入力論理
和回路13、並びに図1と同様の2入力論理積回路4及
びクロック同期式セットフリップフロップ5を有し、N
ビットシフトレジスタ11のNビットパラレル出力に基
づいて、ノイズ等に起因するフレーム同期信号Sync
のパルス間隔及びパルス幅等のタイミングエラーを弁別
する。
【0034】Nビットシフトレジスタ11から出力され
るNビットの信号si[N−1:0]のうち、信号si
[N−1:1](「[N−1:1]」は、ビット番号
“1”〜“(N−1)”の範囲であることを示す)の
(N−1)ビットの信号は、(N−1)入力論理和回路
13に入力される。(N−1)入力論理和回路13の出
力と信号si[0]は、2入力論理積回路4に入力され
る。2入力論理積回路4の出力は、クロック同期式セッ
トフリップフロップ5のセット入力に入力される。該ク
ロック同期式セットフリップフロップ5は、セット入力
がアクティブであればクロック信号Clockに同期し
て、出力がアクティブとなり、エラーフラグ信号Erと
して出力される。
【0035】次に、図3のエラー検出回路の動作につい
て、図4に示すタイミングチャートを参照して説明す
る。
【0036】通常、3線式のシリアルデータ通信で、1
フレームがNビット構成の場合、図4の(a)に示され
るように、クロック信号Clockの1周期を時間Tと
すると、フレーム同期信号Syncの周期はN×T以上
となる。このように、フレーム同期信号Syncとクロ
ック信号Clockが通常の信号タイミングの場合に
は、Nビットシフトレジスタ11のパラレル出力信号s
i[N−1:0]においてアクティブになる信号線は2
本以上存在しない。このため、2入力論理積回路4の出
力がアクティブになることはなく、よってエラーフラグ
信号Erはアクティブにはならない。
【0037】図4の(b)に示されるように、ノイズ等
が原因でフレーム同期信号Syncのある同期パルスと
その次の同期パルスとの間隔がN×T未満になる場合に
は、次の同期パルスを信号si[0]としてサンプリン
グした時に、直前にサンプリングされた同期パルスは信
号si[1]〜信号si[N−1]のいずれかにシフト
されているため、Nビットシフトレジスタ11のパラレ
ル出力信号si[N−1:0]においてアクティブにな
る信号線は2本以上存在する。
【0038】このとき、信号si[0]がアクティブで
あり、信号si[N−1:1]の中に直前にサンプリン
グされた同期パルスによりアクティブとなっているビッ
ト(信号線)が必ず存在する。このため、(N−1)入
力論理和回路13の出力がアクティブ、2入力論理積回
路4の出力がアクティブとなり、よってクロック同期式
セットフリップフロップ5がクロック信号Clockに
同期してセットされて、エラーフラグ信号Erはアクテ
ィブになる。このエラーフラグ信号Erによって、エラ
ーを検出することができる。
【0039】図4の(c)に示されるように、ノイズ等
が原因でフレーム同期信号Syncの同期パルスのアク
ティブ幅が1.5×T間隔以上になる場合には、Nビッ
トシフトレジスタ11の出力信号si[0]が2クロッ
ク以上にわたってアクティブとなるため、Nビットシフ
トレジスタ11のパラレル出力信号si[N−1:0]
のうちでアクティブになる信号線は2本以上存在するこ
とになる。
【0040】このとき、アクティブ幅が拡がった同期パ
ルスにより、信号si[0]と信号si[1]とがアク
ティブとなる状態が必ず生じる。このため、(N−1)
入力論理和回路13の出力がアクティブ、2入力論理積
回路4の出力がアクティブとなり、よってクロック同期
式セットフリップフロップ5がクロック信号Clock
に同期してセットされて、エラーフラグ信号Erはアク
ティブになる。このエラーフラグ信号Erによって、エ
ラーを検出することができる。
【0041】このようにして、小規模な回路構成によっ
てエラー検出を行なうことができる。すなわち、3線式
のシリアルデータ通信で、1フレームがNビット構成
で、クロック信号Clockの1周期を時間Tとする
と、フレーム同期信号Syncのある同期パルスとその
次の同期パルスとの間隔がN×T未満となるエラー、及
び同期パルスのアクティブ幅が1.5×T以上となるエ
ラーを同一の回路で検出することができる。これらのエ
ラー検出により、ノイズ等によるシリアルデータ受信処
理の誤動作を防止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単で且つ小規模な回路構成により、シリアルデータ転
送におけるノイズ等によるエラーを効果的に検出し得る
エラー検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るエラー検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムの動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るエラー検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図4】図3のシステムの動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 16ビットシフトレジスタ 2 エラー弁別部 3 15入力論理和回路 4 2入力論理積回路 5 クロック同期式セットフリップフロップ 11 Nビットシフトレジスタ 12 エラー弁別部 13 (N−1)入力論理和回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 1/00 G01R 23/15 H03K 5/19

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フレームがNビット(Nは2以上の自然
    数)のシリアルデータ転送における転送エラーを検出す
    るエラー検出回路において、 フレーム同期信号を該フレーム同期信号の本来のパルス
    幅にほぼ相当する周期のクロック信号でサンプリングす
    るNビットのシフトレジスタと、 前記シフトレジスタから出力されるNビットのデータの
    うちの最新の1ビットがアクティブのときにその他のN
    −1ビットにアクティブとなる値が含まれているか否か
    を前記クロック信号に同期して検出し、エラーフラグ信
    号として出力するエラー弁別部と、を具備することを特
    徴とするエラー検出回路。
  2. 【請求項2】1フレームがNビット(Nは2以上の自然
    数)のシリアルデータ転送における転送エラーを検出す
    るエラー検出回路において、 フレーム同期信号を該フレーム同期信号の本来のパルス
    幅にほぼ相当する周期のクロック信号でサンプリングす
    るNビットのシフトレジスタと、 前記シフトレジスタから出力されるNビットのデータの
    うちの最新の1ビットを除くN−1ビットの値の論理和
    をとる論理和回路と、 前記論理和回路の出力と前記シフトレジスタから出力さ
    れるNビットのうちの最新の1ビットの値との論理積を
    とる論理積回路と、 前記論理積回路の出力を前記クロック信号でセットし
    て、エラーフラグ信号を出力するフリップフロップと、
    を具備することを特徴とするエラー検出回路。
JP10279958A 1998-10-01 1998-10-01 エラー検出回路 Expired - Fee Related JP3137090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10279958A JP3137090B2 (ja) 1998-10-01 1998-10-01 エラー検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10279958A JP3137090B2 (ja) 1998-10-01 1998-10-01 エラー検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000115136A JP2000115136A (ja) 2000-04-21
JP3137090B2 true JP3137090B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=17618306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10279958A Expired - Fee Related JP3137090B2 (ja) 1998-10-01 1998-10-01 エラー検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137090B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000115136A (ja) 2000-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6260152B1 (en) Method and apparatus for synchronizing data transfers in a logic circuit having plural clock domains
US6240523B1 (en) Method and apparatus for automatically determining the phase relationship between two clocks generated from the same source
JP2004520649A (ja) クロック検出およびdllロック検出によるソース同期受信器リンク初期化および入力浮動制御
US6977973B1 (en) System and method for decoding manchester data
JP3137090B2 (ja) エラー検出回路
US6952791B2 (en) Method and circuit for initializing a de-skewing buffer in a clock forwarded system
JPH01205237A (ja) 同期機能不全検出
JP3001414B2 (ja) 符号誤り訂正装置
JP3412927B2 (ja) フレーム同期回路
JP3888601B2 (ja) データ受信装置
JP3037201B2 (ja) 誤同期検出装置
JP2899869B2 (ja) 誤り検出装置
JP3424600B2 (ja) マンチェスタ符号受信装置
KR100219596B1 (ko) 전송 라인의 상태 판별장치
JP2001168729A (ja) データ伝送システム
JPS63116537A (ja) 同期保護回路
JPH0388535A (ja) 受信データ処理装置
JP2619939B2 (ja) 同期パターン検出回路
JP3115756B2 (ja) デマルチプレクサ回路
JP3538163B2 (ja) 非同期パルス信号取り込み回路
JPH11195963A (ja) デジタルフィルタ回路
JPH03280756A (ja) 回線データ受信方式
JPS63104135A (ja) 半導体論理回路
JPH06224890A (ja) Pn同期引き込み回路
JPH10107784A (ja) 同期パターン検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001107

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees