JPH0418074A - トリフェニルアミン誘導体 - Google Patents

トリフェニルアミン誘導体

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JPH0418074A
JPH0418074A JP2518490A JP2518490A JPH0418074A JP H0418074 A JPH0418074 A JP H0418074A JP 2518490 A JP2518490 A JP 2518490A JP 2518490 A JP2518490 A JP 2518490A JP H0418074 A JPH0418074 A JP H0418074A
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JP
Japan
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compound
quinoline
formula
methanol
added
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Pending
Application number
JP2518490A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukekazu Araya
介和 荒谷
Shigeo Suzuki
重雄 鈴木
Akira Hosoya
細谷 明
Tsuneaki Kawanishi
恒明 川西
Tokuyuki Kaneshiro
徳幸 金城
Akira Kageyama
景山 晃
Yasuo Katsuya
勝谷 康夫
Kenzo Matsutani
松谷 謙三
Akira Jinpo
昭 神宝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kanko Shikiso Kenkyusho KK
Hitachi Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Nippon Kanko Shikiso Kenkyusho KK
Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なトリフェニルアミン誘導体に関する。
本発明のトリフェニルアミン誘導体は、電子写真用の有
機光導電材料、フィルター用色素、非線形光学材料とし
て使用することができ、特に電子写真用の有機光導電性
材料として有用である。
〔従来の技術〕
従来、電子写真に用いられる感光体の有機光導電性材料
として、ポIJ −N−ビニルカルバゾールをはじめ、
数多くの材料が提案されてきた。
ここでいうところの「電子写真方式」とは、光導電性の
感光体をまず暗所で帯電させ、そののち露光部のみの電
荷を選択的に中和することにより静電画像を形成し、こ
の潜像部をトナーなどを用いた現像手段で可視化し、画
像を形成する方法である。
このような電子写真方式に用いる感光体に要求される特
性は、(1)#所において適当な電位に帯電されること
、(2)暗所における電荷の放電が少ないこと、(3)
露光により速やかに電荷を放電すること、(4)繰返し
使用時の劣化が少ないことなどが挙げられる。しかし、
従来の光導電性有機材料はこれらの要求をかならずしも
充分に滴足していないのが実状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記のような要求特性を充分満足する
、特に光導電性材料として有用な新規なトリフェニルア
ミン誘導体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明では、一般式 (式中、Xは4位にメチル基を有しても良いチアゾール
又は6位に置換基を有するかあるいは有しないキノリン
を表し、R1は、水素原子、アルキル基又はアルコキシ
基を表す。)で表されるトリフェニルアミン誘導体を提
供するものである。
上記式中、Xがキノリンの場合、6位の置換基としては
、メチル、エチル、プロピル、ブチル等のアルキル基、
ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等のジアルキルアミノ
基又はメトキシ、エトキシ、プロポキシ等のアルコキシ
基等であり、また、R1のアルキル基としてはメチル、
エチル、プロピル、ブチル等であり、アルコキシ基とし
ては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等である。
本発明の化合物〔■〕は、式〔■〕 X−CH,・・・ [II] (Xは4位にメチル基を有しても良いチアゾール及び6
位にアルキル基、ジアルキルアミノ基またはアルコキシ
基等の置換基を有するかあるいは有しないキノリンを表
す。)の化合物と式[111) (式中、R1は、水素原子、アルキル基、アルコキシ基
を示す。)の化合物とを、無水塩化亜鉛存在下で加熱す
ることにより容易に作製される。
本発明にかかわる新規なトリフェニルアミン誘導体は、
電子写真用感光体の光導電材料として極めて有効であり
、特に有機顔料あるいは無機顔料を電荷発生物質とする
いわゆる機能分離型感光体における電荷搬送物質として
有用である。使用できる有機顔料としては、いわゆるフ
タロシアニン系顔料、アゾ系顔料、ペリレン系顔料等が
あげられる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 キナルジン10.0g5p−ジフェニルアミノベンズア
ルデヒド19.0g、無水塩化亜鉛5.0gを160−
70℃の油浴上8時間加熱した後、N、N−ジメチルホ
ルムアミド100mj!に溶解し、水1〇−及び濃アン
モニア水20−を加え、油分をベンゼン200mj!に
溶解した。有機層を水で数回洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥後ベンゼンを留去した。生じた油分をベンゼン−
酢酸エチルを展開溶媒とするシリカゲルカラムクロマト
により2回精製し、溶媒を留去後生じた油分を含水メタ
ノールより再結晶し、2−(p−ジフェニルアミノスチ
リル)キノリンを得た。
収量は、5.7g、融点は、153.5−154.5℃
であった。
第1図にメタノール中及びメタノール中で塩酸を添加し
た場合の吸収スペクトルを示した。
メタノール中で塩酸を添加した場合、キノリン環の窒素
原子にH+が付加した構造を取るものと考えられ、キノ
リン環のπ電子共役系が伸びている場合には、吸収位置
の大きな長波長シフトが起こる。第1図では、塩酸添加
により約1100n長波長シフトしており、目的物が得
られていることを示している。
実施例2 レビジン10.0g5p−ジフェニルアミノベンズアル
デヒド19.0 gより実施例1の方法と同様にして4
− (p−ジフェニルアミノスチリル)キノリンを得た
。収量は、6.9g、融点は、92、0−95.0℃で
あった。
実施例3 キナルジンIL4gSp−ジ(p−トリル)アミノベン
ズアルデヒド20.0 gより実施例1の方法と同様に
して2−1:p−ジ(p−)!Jル)アミノスチリル〕
キノリンを得た。収量は、15.5g、融点は、130
.5−132.5℃であった。第2図にメタノール中及
びメタノール中で塩酸を添加した場合の吸収スペクトル
を示した。
実施例4 レビジン17.0g、p−ジ(p−トリル)アミノベン
ズアルデヒド3 D、 Ogより実施例1の方法と一様
にして4−〔p−ジ(p−トリル)アミノスチリル〕キ
ノリンを得た。収量は、17.0g、融点は、90.5
−93.0℃であった。
第3図にメタノール中及びメタノール中で塩酸を添加し
た場合の吸収スペクトルを示した。
実施例5 2.4−ジメチルチアゾール5.4g、p−ジ(p−)
リル)アミノベンズアルデヒド12.Ogより実施例1
の方法と同様にして2−[p−ジ(p−トリル)アミノ
スチリル〕4−メチルチアゾールを得た。収量は、3.
6g、融点は、100、0−102.0℃であった。第
4図にメタノール中及びメタノール中で塩酸を添加した
場合の吸収スペクトルを示した。
実施例6 ローメチルキナルジン14g、p−ジ(p−トリル)ア
ミノベンズアルデヒド25gより実施例1の方法と同様
にして2−〔p−ジ(p−トリル)アミノスチリルクー
6−メチルキノリンを得た。収量は、24g1融点は、
200〜202.5℃であった。第5図にメタノール中
及びメタノール中で塩酸を添加した場合の吸収スペクト
ルを示した。
応用例1 τ型無金属フタロシアニン(東洋インキ社製、リオフォ
トンLS)1重量部と変性シリコーン樹脂(信越化学社
製、KR−5221、固形部60%)2重量部とテトラ
ヒドロフラン37重量部をボールミルし約5時間混練し
て電荷発生層用塗液を調合した。この塗液を厚さ100
μmのアルミニウム箔に、オートマチックアプリケータ
(東洋精機社製)を用いて上託塗液を塗工し、130℃
、2時間乾燥して電荷発生層を得た。その膜厚は1μm
以下であった。
次に、実施例3の化合物2−〔p−ジ(p−トリル)ア
ミノスチリル〕キノリン5重量部、ポリカーボネート樹
脂(GE社製、レキサン141)10重量部を塩化メチ
レン/1.2−ジクロロエタン=50150(重量比)
混合溶媒84重量部に溶解させ、電荷搬送層用塗液を得
た。この塗液を用い、先の電荷発生層作製時と同様な方
法で、電荷搬送層を電荷発生層上に作成し感光体を得た
。電荷搬送層の膜厚は約20μmであった。
上記感光体について、静電記録紙試験装置(川口電機社
製、SP8.428型)を用いて電子写真特性を測定し
た。測定は、ダイナミックモードで一5kVのコロナ帯
電を10秒間行い、30秒間暗所放置の後、タングステ
ン灯で露光を行った。この間感光体表面の電位を記録し
、コロナ帯電終了時の電位V。、30秒間暗所放置の電
位V3ONV30がlになるまでの半減露光量Bso 
(lux・5ec)を読み取った。その結果、V、=1
200 V 、  V3o/V、=0.82、B5.=
1.21ux−secであり、良好な電子写真特性を示
した。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明にかかわるトリ
フェニルアミン誘導体は新規な化合物であって、特に電
子写真用の有機光導電性材料として有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、2−  (p−ジフェニルアミノスチリル)
キノリンのメタノール中及びメタノール中で塩酸を添加
した場合の吸収スペクトル図であり、 第2図は、2−〔p−ジ(p−トリル)アミノスチリル
〕キノリンのメタノール中及びメタノール中で塩酸を添
加した場合の吸収スペクトル図であり、 第3図は、4−〔p−ジ(p−トリル)アミノスチリル
〕キノリンのメタノール中及びメタノール中で塩酸を添
加した場合の吸収スペクトル図であり、 第4図は、2−〔p−ジ(p−トリル)アミノスチリル
〕4−メチルチアゾールのメタノール中及びメタノール
中で塩酸を添加した場合の吸収スペクトル図であり、 第5図は、2−〔p−ジ(p−トリル)アミノスチリル
〕−6−メチルキノリンのメタノール中及びメタノール
中で塩酸を添加した場合の吸収スペクトル図である。 潰R回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (式中、Xは4位にメチル基を有しても良いチアゾール
    又は6位に置換基を有するかあるいは有しないキノリン
    を表し、R_1は、水素原子、アルキル基又はアルコキ
    シ基を表す。)で表されるトリフェニルアミン誘導体。
JP2518490A 1990-02-06 1990-02-06 トリフェニルアミン誘導体 Pending JPH0418074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04159556A (ja) * 1990-01-08 1992-06-02 Hitachi Ltd 電子写真感光体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04159556A (ja) * 1990-01-08 1992-06-02 Hitachi Ltd 電子写真感光体

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