JPH04172446A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Info

Publication number
JPH04172446A
JPH04172446A JP30030490A JP30030490A JPH04172446A JP H04172446 A JPH04172446 A JP H04172446A JP 30030490 A JP30030490 A JP 30030490A JP 30030490 A JP30030490 A JP 30030490A JP H04172446 A JPH04172446 A JP H04172446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
general formula
compound
coupler
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30030490A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Obayashi
慶司 御林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP30030490A priority Critical patent/JPH04172446A/ja
Publication of JPH04172446A publication Critical patent/JPH04172446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料に関するもの
であり、特に、新規なイエローカプラーを含有し、写真
性、画質、カラー現像処理前・後の保存性、色像堅牢性
を改良したハロゲン化銀カラー写真感光材料に関するも
のである。
(従来の技術) ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以下、単に感光材料
と略称する場合がある)、特に、撮影用カラー感材にお
いては、高感度で画質(粒状性、色再現性、鮮鋭性など
)に優れ、感光材料製造後撮影されるまで、撮影後カラ
ー現像処理されるまでの保存中の写真性能変化が少なく
、かつ、処理後の画像保存性に優れた感光材料が強く要
望されている。
減色法カラー写真においては、カラー写真画像を形成す
るイエローカプラーとしては一般に、活性メチレン(メ
チン)基を有するアシルアセトアニリド型カプラーが知
られている。しかしながら、これらカプラーから形成さ
れる色素は発色濃度が低く、また、色素形成速度も小さ
いという欠点を有していた。
特に、このカプラーをいわゆる現像抑制側放出(DIR
)カプラーとして使用する場合には、低活性であるため
に多量使用しなければならず、色像堅牢性、色相、製造
コスト等が問題になっていた。
上記欠点を改良する目的で、イエローカプラーとして特
開平1−233452号、現像抑制剤放出型を含めた機
能性イエローカプラーとして特開昭51−104825
号のアゾリルアセテート型カプラー、特開昭52−82
423号、特開平1−233451号及び同2−286
’45号等にアゾリルアセトアニリド型カプラーが提案
され、あるいは、米国特許第3,632.345号に本
発明のカプラーと類似のカプラーが記載されている。
しかし、これらのカプラーにおいても、色素形成速度及
び色素の堅牢性は充分なものでなかったり、これらカプ
ラーを用いた場合、感光材料の保存中に写真性能が変化
したり、感度、粒状性に劣ったりという問題のあること
が明らかになってきた。
一方、現像主薬酸化体をスカベンジし得る化合物もしく
はその前駆体を放出し得る化合物は、混色防止剤あるい
はスティン防止剤と呼称され、好ましくない色汚染を防
止するための1つの手段として各種感光材料に実用化さ
れている。この種の手段に用いられる化合物としては、
ハイドロキノン系化合物を挙げることが出来、数多くm
案されている。
例えば、米国特許2,360,290号、同2゜419
.613号、同2.403,721号、同3.960,
570号等にはモノ−n−アルキルハイドロキノン類が
、米国特許3,700,453号、特開昭49−106
329号、同50−156438号、西独特許公開2,
149,789号等にはモノ分岐アルキルハイドロキノ
ン類が、米国特許2,728,659号、同2.732
゜300号、同3,243.294号、同3,700.
453号、英国特許752.146号、特開昭50−1
56438号、同53−9528号、同54.−296
37号、特公昭50−21249号等にジアルキル置換
ハイドロキノン類が、米国特許2,418.613号に
はアリールハイドロキノン類が記載されている。
また、アシル基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ハ
ロゲン化アルキル基等の電子吸引性基で核置換されたハ
イドロキノン系化合物が特開昭57〜22237号に提
案されている。
米国特許第4.198.239号には脂肪族アシルアミ
ノ基、ウレイド基、ウレタン基等で置換されたハイドロ
キノン類が、特開昭59−202465号にはスルホン
アミド基で置換されたハイドロキノン類が、米国特許第
2,701.197号にはスルホン酸基を有し、かつ、
アシルアミノ基で置換されたハイドロキノン類が提案さ
れている。
さらには、ハイドロキノン残基とカプラー残基とを同一
分子内に有する化合物が特公昭55−7578号に、カ
プラーであって、発色現像により離脱する基が写真性に
悪影響を与えない基でしかもカプラーから生成した発色
々素が拡散性で膜中を移動できるカプラー残基である化
合物等カプラーに関わる化合物が特開昭63−31)2
52号に提案されている。
確かにこれらの化合物は、色汚染防止能を有し、各種の
感光材料に使用されているが、色汚染防止効果を発現し
た後着色物を生成したり、感材製造中あるいは保存中に
性能を劣化したり、ハロゲン化銀乳剤をカプラーる等の
問題があり、これらは感光材料の目的とする性能に応じ
て、あるいは同種の感光材料であっても使用される他の
素材、例えば、カプラーが新規導入されるとそれに応し
て、この種の現像主薬酸化体をスカベンジし得る化合物
、混色防止剤とその都度最適化され、画一的に使用され
るものではない。
前述の特開昭51−104825号、同52−8242
3号、特開平1−233451号、同1−233452
号、同2−28645号には確かに現像主薬酸化体をス
カベンジし得るハイドロキノン系化合物の使用の記載は
あるが、記載の現像主薬酸化体のスカベンジ能について
の検討はなく、また、記載の化合物が必ずしも最適であ
ると言えないことが明らかになり、さらに写真性能、色
画像の保存性及び色再現性を改善しなければならないこ
とが明らかになった。 ・ (発明が解決しようとする課R) 従って、本発明の目的の第1は高感度で粒状性、鮮鋭度
に優れた感光材料であって、該感光材料のカラー現像処
理前の経時における写真性能の変動を改良した感光材料
を提供することにある。本発明の目的の第2は感光材料
の処理後の色画像の堅牢性及びスティンを改良した感光
材料を提供することにある。本発明の目的の第3はホル
マリンガスが感光材料の写真性能に与える悪影響並びに
カラー現像処理時の混色を防止し、かつ、脱銀性を改良
して色再現性に優れた感光材料を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の上述の目的は、支持体上に少なくともl・層の
感光性乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料
において、一般式(1)で表わされるカプラーを含有し
、かつ、現像主薬酸化体をスカベンジし得る化合物もし
くはその前駆体を放出し得る化合物を含有することを特
徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料によって達成
されることが見い出された。
一般式(1) 飽和複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表わし
、R2は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、芳香族基もしくは複素環基を表わし、R3はア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、芳香族基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基もし
くは−Nぐを表わし、R4およびR5はそれぞれ独立に
水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基芳
香族基もしくは複素環基を表わし、Xは芳香族−級アミ
ン現像主薬の酸化体と反応したとき離脱し得る基を表わ
す、) さらに、ホルマリンスカベンジャ−またはメルカプト化
合物を使用することにより、本発明の目的をより一層確
かなものにすることを見い出すことができた。
以下に本発明に用いる一般式(1)で表わされるカプラ
ーについて詳しく述べる。
共に5員の不飽和複素環を形成するの(二必要な非素環
において2個の窒素原子、1個の炭素原子の他の2.個
の環形成原子はそれぞれ独立に炭素原子、窒素原子、硫
黄原子、セレン原子もしくはテルル原子であるが、好ま
しいものは炭素原子および窒素原子である。この複素環
は置換されていてもよく、また他の縮合環を有していて
もよい、これら縮合環は更に置換されていてもよい。
上2複素環としては、下記一般式(A、 )および(B
)で表わされるものが特に好ましい。
R’               R’一般式(A)
       一般式(B)一般式(A)および(B)
においてR2は一般式(I)におけるR2と同義であり
、一般式(B)においてY、 Zはそれぞれ独立に炭素
原子もしくは窒素原子を表わす。尚、一般式(A)およ
び(B)で表わされる複素環は、置換基を有していても
よい。
一般式(1)においてR2、R3,R’およびR5で表
わされるアルキル基としては炭素数1〜30であり、特
に1〜20が好ましく、直鎖または分岐、鎖状または環
状のいずれてあってもよく、たとえば、メチル、エチル
、プロピル、イソプロピル、イソアミル、2−エチルヘ
キシル、ドデシノ【、シクロヘキシルなどが挙げられる
か、これらは更C:置換されていてもよい。
一般式(T)においてR1、R1、R’およびR8で表
わされるアルケニル基とし。7ては炭素数1〜30であ
り、特に1〜20が好ましく、鎖状または環状のいずれ
であってもよく、たとえばビニル、アリル、1−メチル
ビニル、1−シクロペンテニル、1−シクロへキセニル
などが挙げられるか、これらは更に置換されていてもよ
い。
一般式(1)においてR’ 、R’ 、R’およびR5
で表わされるアルキニル基としては炭素数1〜30であ
り、特に1〜20が好ましく、たとえばエチニル、1−
プロピニル、3.3−ジメチル−1−ブチニルなどが挙
げられるが、これらは更に置換されていてもよい。
一般式(I)においてR” 、R” 、R’およびR1
で表わされる芳香族基としては炭素数6〜20であり、
特に6〜10が好ましく、たとえばフェニル、ナフチル
、アントラセニルなどが挙げられるか、これらは更に置
換されていてもよい。
一般式(1)においてR” 、R’ 、R’およびR″
で表わされる複素環基としては、5〜7員環が好ましく
、複素原子としては窒素、酸素および硫黄原子が好まし
く、炭素数は1〜10が好ましく、たとえば2−フリル
、2−チエニル、2−ピリジル、2−ピリミジル、2−
イミダゾリル、2−(1,3−オキサゾリル)などが挙
げられるが、これらは更に置換されていても良い。
一般式(I)においてR5で表わされるアルコキシ基は
−o −R21で表わされ、ここでR”はアルキル基、
アルケニル基もしくはアルキニル基を表わし、これらは
前述のアルキル基、アルケニル基およびアルキニル基と
同義であり、たとえばメトキシ、エトキシ、プロピルオ
キシ、イソプロピルオキシ、イソアミルオキシ、2−エ
チルへキシルオキシ、ラウリルオキシ、アリルオキシ、
シクロへキシルオキシ、ビニルオキシ、エチニルオキシ
などが挙げられるが、更にこれらは置換されていても良
い。
一般式(1)においてR1で表わされるアリールオキシ
基は一〇−R1!で表わされ、ここでR”は前述の芳香
族基と同義であり、たとえばフェノキシ、1−ナフトキ
シ、2−ナフトキシ、1−アンスリルオキシ、9−アン
スリルオキシなどが挙げらnるが、更にこれらは置換さ
れていても良い。
一般式(1)においてR1で表わされる複素環オキシ基
は−OR33で表わされ、ここでRoは前述の複素環基
と同義であり、たとえば2−フリルオキシ、2−チエニ
ルオキシ、2−ピリジルオキシ、2−ピリミジルオキシ
、2−イミダゾリルオキシ、2−(1,3−オキサゾリ
ル)オキシなどが挙げられるが、更にこれらは置換され
ていても良い。
一般式(1)においてR’ 、R”、R’ 、R1、R
’ 、R”N R”、R23および一般式(A)、(B
)で表わされる複素環に置換可能な置換基としては、例
えばアルキル基(R”〜R″で表わされるアルキル基と
同義)、アルケニル基(R”〜R′で表わされるアルケ
ニル基と同義)、アルキニル基(R1−R1で表わされ
るアルキニル基と同義)、芳香族基(R”〜R5て表わ
される芳香族基と同義)、複素環基(R’〜R1で表わ
される複素環基と同義)、ハロゲン原子(たとえばフッ
素、塩素、臭素原子)、シアノ基、ニトロ基、−N R
l 1RI 2、  ORI 1、−0CR”、一○C
N RI I RI ff、−Q 3 i RI I 
Rl 2 R+ 1、−OS○、R”、  −NR”C
R12、−NR”SO2NR12R”、−NR”Co、
R′2、−NRIISO,R+2、−CONR”R”、
−COR”、−Co、R”、−3○2 R”R”、−S
ow  R” 、  −3OR”、   −SR” 、
S i RIIRIIRI2、−502NHCOR”。
−302NHCO* R”、−CONHCOR”、−C
ONHS○ RI +、−CONH3O,NR”R”、
1[ −P (OR”)、が挙げられる。ここでRII〜R′
3はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基(R’〜R5
で表わされるアルキル基と同義)、アルケニル基(R’
〜R″で表わされるアルケニル基と同義)、アルキニル
基(R”〜R5で表わされるアルキニル基と同義)、芳
香族基(R’〜R″で表わされる芳香族基と同義)もし
くは複素環基(R2〜R1で表わされる複素環基と同義
)を表わす。
一般式(1)においてR3として好ましいもの−NH−
R’である。
一般式(I)においてR3が−NH−R’で表わされる
とき、R4として好ましいものは芳香族基であり、特に
好ましいものはフェニル基である。
一般式(1)においてXは芳香族第1級アミン発色現像
主薬の酸化体との反応により離脱し得る基であるが、該
カプラーをDIRカプラー等の写真的有用基放出カプラ
ーとして用いる場合には、Xとして写真的有用基もしく
はそのプレカーサーとしての性質を兼ね備えたものを用
いるべきである。
一般式(T)で示されるカプラーを写真的有用基放出カ
プラーとして用いない場合、Xは下記−般式(If)ま
たは(DI)で表わされる基であることが望ましい。
一般式(I[)     一般式(I)一般式(]II
において、R6は活性点に結合した窒素原子と共に5ま
たは6員環を形成するに必要な非金@厘子群を表わすが
、一般式(II)で表わされる複素環骨格の具体例とし
ては下記のものが挙げられる。
これら複素環骨格のうち特に好ましいものは、下記一般
式(IV)で示されるものである。ここでR’は5員複
素環を形成するのに必要な非金属原子群を表わす。
O1/N\70 ゛パ・2.R1ノ 一般式(IV) これらの複素環の窒素原子、炭素原子は置換基を有して
いても良く、置換基の例としては、一般式(1)におけ
るR1 、RG 、R31〜R32および一般式(A)
、(B)の置換基として列記したと同様のものを挙げる
ことかできる。
一般式(I[I)において、R7はアルキル基(好まし
くは炭素数1〜20、たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、t−ブチル、イソアミル、アリル)、芳香族基(好
ましくは炭素数6〜10、たとえばフェニル、1−ナフ
チル、2−ナフチル)または複素環基(好ましくは炭素
数1〜10、たとえば2−フリル、2−チエニル、2−
ピロリル、3−ピラゾリル、2−イミダゾリル、2−ピ
リジル、2−(1,,3−オキサゾリル)、2−ピリミ
ジル)を表わすか、好ましいものは芳香族基であり、更
に好ましくはフェニル基である。R7は種々の置換基を
有していても良く、置換基の例としては、一般式(1)
におけるR1〜R5、Rj l、 Rj 3および一般
式(A)、(B)の置換基として列記したと同様のもの
を挙げることができる。
一般式(r)で示されるカプラーは写真的有用基放出カ
プラーとして用いるのに適しているか、DIRカプラー
として用いるのに最も適している。
該カプラーをDIRカプラーとして用いる場合、一般式
(1)において好ましくはXは、カプラー残基Aと結合
した形で下記一般式(V)で示される。
A−(L’)、−P−(R2−Q)。
一般式(V) 一般式(V)においてAは一般式(I)においてXを除
いたカプラー成分を表わし、Pは現像抑制作用を示す化
合物の基本部分を表わし、カプラーのカップリング位と
直接(a=0のとき)または連結基L1を介して(a−
1のとき)結合される。
一般式(V)においてQは連結基L2を介してPと結合
し、Pの現像抑制作用を発現させる置換基を表わし、L
!で表わされる連結基は現像液中で切断される化学結合
を含むものである。
一般式(V)においてaは0,1または2を表わし、a
が2のときL’は同じものまたは異なるものを表わし、
bはO〜2の整数を表わすが好ましくは1もしくは2で
ありbか2を表わすとき、L’Qはそれぞれ同一でも異
なっていてもよい。
一般式(V)で示されるカプラーは、発色現像薬の酸化
生成物とカップリングした後、θp−cL2−Q:+ 
、または eL’ −P−(R2−Q)、 を放出する。後者はた
だちにL’がはずれeP−(L”−Q)、となる。
e P−(L’−Q)、は現像抑制作用を示しながら感
光層を拡散し、一部発色現像処理液中に流出する。処理
液中に流出したeP−(R2−Q)。
はR2に含まれる化学結合部分において速やかに分解し
、すなわちPとQの連結か切断されて現像抑制性の小さ
いPに水溶性基のついた化合物が現像液中に残ることに
なり現像抑制作用は実質的に消失する。
結局、処理液中に、現像抑制性をもつ化合物は蓄積され
ず、処理液を繰り返し再利用することが可能となるばか
りでなく、感光材料中に充分な量のDIRカプラーを含
ませることが可能となった。
Pで表わされる現像抑制剤の基本部分としては、二価の
含窒素複素環基又は含窒素複素環チオ基があり、複素環
チオ基としては例えばテトラゾリルチオ基、ベンズチア
ゾリルチオ基、ベンズイミダゾリルチオ基、ベンズオキ
サゾリルチオ基、チアジアゾリルチオ基、オキサジアゾ
リルチオ基、トリアゾリルチオ基、イミダゾリルチオ基
などか挙げられる。一般式(V)においてその具体例を
A−(L’)、−基および−(L”−Q)、基の置換位
置とともに次に示す。
I L” −Q ■ L”−Q −N ただし上式において、Xlで表わされる置換基は一般式
(V)においてはPの部分に含まれるものであり、好ま
しくは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アルカンアミド基、アルケンアミド基、アルコキ
シ基、スルホンアミド基又は芳香族基を表わす。
一般式(V)においてQで表わされる基の例としては、
アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロ
アルケニル基、芳香族基、アラルキル基又は複素環基が
挙げられる。
一般式(V)においてL+で表わされる連結基としては
たとえば次に示すものがあげられる。AおよびP−(L
”−Q)、とともに示す。
A−OCH,−Z−(L”−Y)。
(米国特許第4,146.396号に記載の連結基) A−3CH,−P−(L’−Q)。
A−OC−P−(L2−Q)。
(西独公開特許第2,626,315号に記載の連結基
) ■ R” (西独公開特許第2,855.697号に記載の連結基
、Cは0〜2の整数を表わす。)CH,−P(−L”−
Q)。
(R1+)。
R1! / CH,−、、P+L’−Q)b R”(↓水素原イ、ハロゲン原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アラルキル基、アルコキシ基、1ルコキシカル
ポニル基、アニリノ基、アシルアミノ基、ウレイド基、
シアノ基、ニトロ基、スルホンアミド基、スルファモイ
ル基、カルバモイル基アリール基、カルボニル基、スル
ホ基、シクロアルキル基、アルカンスルホニル基、アリ
ールスルホニル基またはアシル基を表わし、 R2′は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アラル
キル基、シクロアルキル基または芳香族基を表わし、 lは1または2を表わし、lが2のときはR”どうして
縮合環を形成してもよい。
これらのDIRカプラー(一般式(V)においてa=I
の場合)では、現像主薬の酸化体と反応した後放出され
る離脱基は、ただちに分解し現像抑制剤(H−P−(L
”−Q)、)を放出する。
したかってL’で表わされる基を持たないD I Rカ
プラー(一般式〔V〕においてa=0の場合)と本発明
の効果は同じである。
一般式(V)においてL2には、現像液中で開裂する化
学結合か含まれる。このよ・うな化学結合として、下表
に挙げる例が包含される。、−れらはそれぞれ発色現像
液の成分であるヒドロキシイオンもしくはヒドロキシル
アミンなとの求核試薬により開裂するので本発明の効果
が得られる。
前表中にボした二価の連結基はPと直接もしくはアルキ
レン基または(および)フェニレン基を介在しで連結し
、他方Qと直接連結する。アルキレン基またはフェニレ
ン基を介在してPと連結する場合、この介在する二価基
の部分に、例えばニーチル結合、アミド結合、カルボニ
ル基、チオエーテル結合、スルホン基、スルホンアミド
結合および尿素結合ベロんでもよい。
L2で表わされる連結基としては、たとえば次に示す例
が好ましい。Pの置換位置およびQの置換位置とともに
次に示す。
P −(CHt”rr−COO−Q −P−(CH,+70C−Q (CH2)−QCQ −P−(CH,)、−NHCOO−Q C −P−(CH2)、−0CNH−Q −P−f−CH,すrcOOcHt CH25O2−Q
−P−NCOO−Q −P−N−、C0CO−Q Wま ただしdは0から10、好ましく、は0・5の整数を表
わす。Wlはボ* +、*−T二、 萌コリ゛゛ノ珂1
子、炭素数1〜10、好ましくは1〜5のアルキル基、
炭素数1〜10、好ましくは1〜5のアルカンアミド基
、炭素数1〜10、好ましくは1〜5のアルコキシ基、
炭素数1−10、好ましくは1〜5のアルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基、炭素数1−10
、好ましくは1〜5のアルカンスルホンアミド基、了り
−ル基、カルバモイル基、炭素数1〜10、好ましくは
1〜5のN−アルキルカルバモイル基、ニトロ基、シア
ノ基、アリールスルホンアミド基、スルファモイル基お
よびイミド基などから選ばれる。W2は水素原子、炭素
数1〜6のアルキル基、芳香族基またはアルケニル基を
表わし、W3は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭
素数1〜6のアルコキシ基またはアルキル基を表わし、
pは0から6の整数を表わす。
XlおよびQで表わされるアルキル基またはアルケニル
基はくわしくは炭素数1〜10、好ましくは1〜6の直
鎖、分岐鎖または環状のアルキル基、またはアルケニル
基を表わし、好ましくは置換基を有するものであり、置
換基としてはハロゲン原子、ニトロ基、炭素数1〜4の
アルコキシ基、炭素数6〜10のアリールオキシ基、炭
素数1〜4のアルカンスルホニル基、炭素数6〜10の
アリールスルホニル基、炭素数1〜5のアルカンアミド
基、アニリノ基、ベンズアミド基、炭素数1〜6のアル
キル置換カルバモイル基、カルバモイル基、炭素数6〜
10のアリール置換カルバモイル基、炭素数1〜4のア
ルキルスルホンアミド基、炭素数6〜lOのアリールス
ルホンアミド基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素
数6〜10のアリールチオ基、フタールイミド基、スク
シンイミド基、イミダゾリル基、1.2.4−トリアゾ
リル基、ピラゾリル基、ベンズトリアゾリル基、フリル
基、ベンズチアゾリル基、炭素数1〜4のアルキルアミ
ノ基、炭素数1〜8のアルカノイル基、ベンゾイル基、
炭素数1〜8のアルカノイルオキシ基、ベンゾイルオキ
シ基、炭素数1〜4のパーフルオロアルキル基、シアノ
基、テトラゾリル基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、
メルカプト基、スルホ基、アミノ基、炭素数1〜8のア
ルキルスルファモイル基、炭素数6〜10(7)71J
−ルースルファモイル基、モルホリノ基、炭素数6〜1
0のアリール基、ピロリジニル基、ウレイド基、ウレタ
ン基、炭素数1〜6のアルコキシ置換カルボニル基、炭
素数6〜10のアリールオキシ置換カルボニル基、イミ
ダゾリジニル基または炭素1〜6のアルキリデンアミノ
基などから選ばれる。
Xlで表わされるアルカンアミド基またはアルケンアミ
ド基はくわしくは炭素数1〜lO1好ましくは1〜5の
直鎖、分岐鎖または環状のアルカンアミド基またはアル
ケンアミド基を表わし、置換基を有してもよく置換基と
しては前記アルキル基およびアルケニル基のところで列
挙した置換基などから選ばれる。
Xlで表わされるアルコキシ基はくわしくは炭素数1〜
10、好ましくは炭素数1〜5の直鎖、分岐鎖または環
状のアルコキシ基を表わし、置換基を有してもよ(、置
換基としては前記アルキル基またはアルケニル基のとこ
ろで列挙した置換基などから選ばれる。
Qで表わされる芳香族基は好ましくはフェニル基または
ナフチル基を表わし、置換基としては前記アルキル基ま
たはアルケニル基のところで列挙した置換基または炭素
数1〜4のアルキル基などから選ばれる。
Xlで表わされるスルホン了ミド基は、炭素数1〜10
、好ましくは炭素数1〜4の直鎖、分岐または環状のア
ルキルスルホンアミド基、炭素数6〜lOのアリールス
ルホンアミド基を表わし、置換基を育してもよく、置換
基としては前記のアルキル基またはアルケニル基のとこ
ろで列挙した置換基から選ばれる。
XlおよびQで表わされる複素環基は、好ましくは5〜
7員環のものであり、例えばジアゾリル基(2−イミダ
ゾリル、4−ピラゾリルなど)、トリアゾリル基(1,
2,4−)リアゾール−3−イルなど)、チアゾリル基
(2−ベンゾチアゾリルなど)、オキサシリル基(1,
3オキサゾ−ルー2−イルなと)、ピロリル、ピリジル
、ジアゾニル基(1,4−ジアジン−2−イルなと)、
トリアジニル基(1,2,4−トリアジン−5−イルな
ど)、フリル、ジアゾリニル基(イミダシリン−2−イ
ルなど)、ピロリニルおよびチエニルなどから選ばれる
一般式(V)で表わされるカプラーのうち有用なものは
次の一般式(■)(■)、(■)、(IX)、(X)、
(Xl)および(XI[)で表わされるものである。こ
れらのカプラーは、離脱した現像抑制剤の現像抑制作用
が強く好ましい。
一般式(VI)〜(XI[)で表わされるA、L’およ
□びQは既に一般式(V)において説明したものと同様
の意味を表わす。
「 ε2−Q 一般式(■) 一般X (IX) 一般式(X)             ”一般式(X
I)            L“−9一般式(XI[
) これらのうち特に好ましいカプラーは一般式(■)で表
わされるカプラーであるが、更に好ましくは下記一般式
(XI[)で表わされるカプラーである。
一般式(XK) 一般式(XII[)で表わされるカプラーにおいてQと
して好ましいものはフェニル基、カルバモイルメチル基
、アルコキシカルボニルメチル基であるが、更に好まし
くはカルバモイルメチル基(炭素数3〜10)およびア
ルコキシカルボニルメチル基(炭素数3〜10)である
一般式(1)で示されるカプラーは先に述べた如く種々
の置換基を有していても良いか、少なくともひとつの酸
性解離基を置換基として有していることが好ましく、そ
の置換位置は一般式(1,)においてR1、R2、R2
およびXのいずれでも良く、これらに対して直接にまた
は置換基の置換基として置換していても良い。
特に一般式(1)で示されるカプラーを写真的育用基放
出カプラー特にDIRカプラーとして用いる場合、該酸
性解離基は一般式(1)においてRISRlもしくはR
3に対して直接にまたは置換基の置換基として置換して
いてることが好ましい。
ここで酸性解離基とはアルカリ性溶液中もしくは塩基(
たとえばアンモニアアミン類、アニリン類、ピリジン)
の存在下において水素イオン(H”)を放出し得る置換
基であり、具体的な例としては、C0OH,フz/−ル
性−0H1−3(0) 、 H(n=0〜3) 、−3
ow NH2、−3O2NH−R” 、−3O2NHC
OR’ 。
−3o、NHCOI R” 、−CONHCOR1、−
CONHCO,R” 、−CONHSO,R”、−CO
NHSO,NR” R’°などが挙げられる。
ここでR’はアルキル基、芳香族基または複素環基を表
わし、RIOは水素原子、アルキル基、芳香族基または
複素環基を表わす。
R9およびR”で表わされるアルキル基とは炭素数1〜
40、好ましくは1〜22の飽和または不飽和、鎖状ま
たは環状、直鎖または分岐、置換または無置換の脂肪族
炭化水素基である。代表的な例としてはメチル、エチル
、プロピル、イソプロピル、ブチル、(1)−ブチル、
(i)−ブチル、(1)−アミル、ヘキシル、シクロヘ
キシル、2−エチルヘキシル、オクチル、1.1.3.
3−テトラメチルブチル、デシル、ドデシル、ヘキサデ
シルまたはオクタデシルが挙げられる。
R9およびRloで表わされる芳香族基とは炭素数6〜
20、好ましくは置換もしくは無置換のフェニル、また
は置換もしくは無置換のナフチルである。
R”およびR10で表わされる複素環基とは炭素数1〜
20、好ましくは1〜7の、複素原子として窒素原子、
酸素原子もしくはイオウ原子から選ばれる、好ましくは
3員ないし8員環の置換もしくは無置換の複素環基であ
る。複素環基の代表的な例としては2−ピリジル、4−
ピリジル、2−チエニル、2−フリル、2−イミダゾリ
ル、ピラジニル、2−ピリミジニル、l−イミダゾリル
、1−インドリル、フタルイミド、1,3.4−チアジ
アゾール−2−イル、ベンゾオキサゾール−2−イル、
2−キノリル、2,4−ジオキソ−1゜3−イミダゾリ
ジン−5−イル、2.4−ジオキソ−1,3−イミダプ
リジン−3−イル、スクシンイミド、フタルイミド、1
.2.4−トリアゾール−2−イルまたはl−ピラゾリ
ルが挙げられる。
前記芳香族基、複素環基またはアルキル基が置換基を有
するとき、置換基の例としては、例えばハロゲン原子(
例えば、塩素、フッ素、臭素)、アルキル基(例えば、
メチル、エチル、t−オクチル、t−アミル、n−ノニ
ル、メトキシメチル)、アルコキシ基(例えば、メトキ
シ、n−オクチルオキシ、n−デシルオキシ、n−ペン
タデシルオキシ)、アリールオキシ基(例えば、フェノ
キシ、t−オクチルフェノキシ)、アルコキシカルボニ
ル基(例えばメトキシカルボニル、n−ドデシルオキシ
カルボニル、n−ヘキサデシルオキシカルボニル)、ア
リールオキシカルボニル基(例えば、フェノキシカルボ
ニル、2.4−ジ−t−アミルフェノキシカルボニル)
、スルホンアミド基(例えば、メタンスルホンアミド、
n−ブタンスルホンアミド、n−ヘキサデカンスルホン
アミド、ベンゼンスルホンアミド)、スルファモイル基
(N。
N−ジ−n−オクチルスルファモイル、N−n−ヘキサ
デシルスルファモイル)、アミノ基(例えば、エチルア
ミノ、ジ−n−オクチルアミノ)、カルバモイル基(例
えば、ジ−n−オクチルカルバモイル、ジエチルカルバ
モイル)、アシルアミノ(例えば、2,4−ジ−t−ア
ミルフェノキシアセトアミド、n−ペンタデシルフェノ
キシアセトアミド)、スルホニル基(例えば、メチルス
ルホニル、n−ドデシルスルホニル)、シアノ基、アリ
ール基(例えば、フェニル)、アラルキル基(例えば、
ベンジル)、ニトロ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基
、アシル基(例えば、アセチル)、複素環基(例えばn
−オクタデシルサクシンイミド)など−価の育機基が挙
げられる。
以下、本発明の一般式(r)で表わされるカプラーの具
体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
(A−3) C1 (A−4) I しt’b (A−5) (A−6) (A−7) (A−8) So、Cs Ht (A−9) (A−10) (A−1)) ○H ノ p (A−13) (A−14) (A−15) (A−16) (A−17) (A−18) (A−19) (A−20) しり。
(A−21)                 Ca
 H+1(n)(A−22) (A−23) (A−24) (A −25)              C,Hl
、(n)「 (A−26) しMコ (A−27) (A−28) (A−29) (A−30) So、CH。
(A−31) (A−32) (A、−33) (A、−34) ρ1 (A−35) (A−36) (A、−37) (A−39) (A−40) (A、−41) (A−42) (A−43) (A−44) (A−45) (A−46) CONHCuHss(n) CH。
(A−47) (A−48) (A−49) (A−50) INut     C! Hl (A−51) (A−52) (A−53) (A−54) (A−55) (B−1) (B−2) (B−3) (B−4) (B−5) (B−6) (B−7) しFAり (B−8) (B−9) (B−10) (B−1)) (B−12) (B−13) (B−14) (B−15) (B−16) (B−17) (B−18) (B−19) (B−20) (B−21) (B−22) (B−23) (B−24) (B−25) (B−26) (B−27) CH。
(B−28) (B−29) (B−30) (B−31) (B−33) しくJtFL (B−34) (B−35) (B−36) (B−37) (B−38)            。、 H,、(
。、(B−39) (B−40) (B−41) (B−42) (B−43) (B−44) (B−45) (B−46) (B−47) (B−48) (B−49) (B−50) (B−51) CH。
(B−52) (B−53) (B−54) (B−55) (B−56) (B−57) (B−58) (B−59) CH。
(B−60) (B−62) 化合物15゜Ogを塩化メチレン50m!!に溶解し、
室温で臭素1.5gを10分間かけて滴下した。室温で
300分間反応た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化
合物24.0g、トリエチルアミン1.7gをジメチル
ホルムアミド50m1に溶解した溶液に滴下した。1時
間40°Cで反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エチル
で抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧溜去して黄色油状
物を得た。シリカゲルクロマトグラフィーによって精製
し目的の例示カプラー(A−13)4.5gを白色ガラ
ス状固体として得た。
化合物35.0gを塩化メチレン50mlに溶解し、室
温で臭素1.4gを15分間かけて滴下した。室温で4
5分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合
物42.0g、トリエチルアミン1.6gをジメチルホ
ルムアミド50m1に溶解した溶液に滴下した。3時間
45℃で反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧溜去して黄色油状物を
得た。シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し目
的の例示カプラー(A−15)4.9gを白色ガラス状
固体として得た。
化合物56.Ogを塩化メチレン6 omzに溶解し、
V温で臭素1.4gを20分間かけて滴下した。室温で
40分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化
合物62.3g、  トリエチルアミン1.8gをジメ
チルホルムアミド50m1に溶解した溶液に滴下した。
2時間45°Cで反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エ
チルで抽出した6育機層を水洗し、硫酸マグネシウム上
で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧溜去して黄色
油状物を得た。シリカゲルクロマトグラフィーによって
精製し目的の例示カプラー(A−18)61gをガラス
状固体として得た。
化合物75.0gを塩化メチレン50m!!に溶解し、
室温で臭素1.3gを10分間かけて滴下した。室温で
30分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化
合物23.5g、)リエチルアミン1.5gをジメチル
ホルムアミド50nlに溶解した溶液に滴下した。2時
間40°Cで反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エチル
で抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧溜去し・て黄色油
状物を得た。シリカゲルクロマトグラフィーによって精
製し目的の例示カプラー(A−1,9)4.3gを白色
ガラス状固体として得た。
化合物815.0gを塩化メチレン150mA’に溶解
し、室温で臭素4.1gを20分間かけて滴下した。室
温で50分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液
を化合物91).2g、トリエチルアミン4.7gをジ
メチルホルムアミド150mAに溶解した溶液に滴下し
た。3時間室温で反応の後反応溶液を°水上にあけ酢酸
エチルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム
上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧清缶して黄
色油状物を得た。イソプロピルアルコール、酢酸エチル
混合溶媒から晶析を行い目的の例示カプラー(A−37
)12.2gを淡黄色結晶として得た。融点155〜1
59°C 化合物106.4gを塩化メチレン60mlに溶解し、
室温で臭素1.8gを15分間かけて滴下した。室温で
40分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化
合物1) 6゜Og、トリエチルアミン2.1gをジメ
チルホルムアミド60mj!に溶解した溶液に滴下した
。4時間室温で反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム上で
乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧清缶して黄色油
状物を得た。シリカゲルクロマトグラフィーによって精
製し目的の例示カプラー(A−40)5.5gを淡黄色
ガラス状固体として得た。
化合物12 5、Ogを塩化メチレン50mlに溶解し
、室温で臭素1.3gを15分間かけて滴下した。室温
で30分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を
化合物93.4g、トリエチルアミン1.5gをジメチ
ルホルムアミド50mj?に溶解した溶液に滴下した。
2時間35°Cで反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム上
で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧情夫して黄色
油状物を得た。シリカゲルクロマトグラフィーによって
精製し目的の例示カプラー(A−44)4.3gを白色
ガラス状固体として得た。
化合物138.5gを塩化メチレン85m1に溶解し、
室温で臭素2.2gを10分間かけて滴下した。室温で
40分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化
合物143.8g、トリエチルアミン2.5gをジメチ
ルホルムアミド85mj!に溶解した溶液に滴下した。
2時間40℃で反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム上で
乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧情夫して黄色油
状物を得た。シリカゲルクロマトグラフィーによって精
製し目的の例示カプラー(B−5)5.2gを淡黄色ガ
ラス状固体として得た。
ヤ  西            巴 化合物1515.0gを塩化メチレン15〇−に溶解し
、室温で臭素3.5gを40分間かけて滴下した。室温
で50分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を
化合物29.3g。
トリエチルアミン4.0gをジメチルホルムアミド50
mlに溶解した溶液に滴下した。4時間40℃で反応の
後反応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層
を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾
去し、溶媒を減圧情夫して黄色油状物を得た。シリカゲ
ルクロマトグラフィーによって精製し目的の例示カプラ
ー(B−10)14.2gを淡黄色油状物として得た。
化合物1615.0gを塩化メチレン150mfに溶解
し、室温で臭素4.Ogを25分間かけて滴下した。室
温で40分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液
を化合物1)13.1g、トリエチルアミン4.6gを
ジメチルホルムアミド5ロ 0℃で反応の後反応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した
。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧情夫して黄色油状物を得
た。シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し目的
の例示カプラーCB−26)13.0gを淡黄色油状物
として得た。
  Q 化合物178.3gをクロロホルムI 00mf〜 に溶解し、室温で臭素1.9gを30分間かけて滴下し
た。室温で80分間反応した後、反応溶液を水洗し、硫
酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、得られ
た濾液を化合物95.8g、トリエチルアミン2.46
gをジメチルホルムアミド100mj!に溶解した溶液
に滴下した。1時間40°Cで反応の後反応溶液を水上
にあけ酢酸エチルで抽出した。育機層を水洗し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒を減圧
漏失して黄色結晶を得た。メタノールから再結晶を行い
、目的の例示カプラー(A−29)7.6gを淡黄色結
晶として得た。融点202−203°C本発明のイエロ
ーカプラーは、感光材料中の感光性ハロゲン化銀乳剤層
もしくはその隣接層に添加することが好ましく、本発明
の乳剤を含有する乳剤層に添加することが特に好ましい
。その感材中への総添加量は、離脱基Xに現像抑制剤成
分が含まれる場合には、0.001〜0.80g/ゴで
あり、好ましくは0.005〜o、50g/ゴより好ま
しくは、0.02〜0.30g/n(である。また離脱
基Xに現像抑制剤成分か含まれない場合には、その添加
量はo、ooi〜1.20g/dであり、好ましくは0
.01〜1.00g/ゴより好ましくは、010〜0.
 80g/rrfである。
本発明のイエローカプラーの添加方法は後述のように通
常のカプラーと同様にして添加することができる。
この一般式(I)で表わされるカプラーは、高いカップ
リング活性と高い発色濃度を与え、感光材料の経時安定
性が良く、連続処理時の写真性の変動が小さい優れた写
真性を示し、得られる色像の堅牢性にも優れている。さ
らに、カップリング反応時に離脱する基が現像抑制剤を
放出する基であるいわゆるDIRカプラーである時、鮮
鋭度、粒状性等の画質改良効果に優れた性能を示すカプ
ラーである。
次に、本発明の現像主薬酸化体をスカベンジし得る化合
物もしくはその前駆体を放出し得る化合物について説明
する。
本発明に用いられる上記化合物は下記一般式%式% 一般式(S−r) ○′ 式(S−1)においてR2ないしR′は同じでも異なっ
ていてもよく、水素原子又はベンゼン環に置換可能な基
である。ただし、R2及びR4のうち少なくともひとつ
はヒドロキシ基、スルホンアミド基又はカルボンアミド
基である。Zは水素原子又はアルカリ条件下で脱保護可
能な保護基である。R2ないしR@、OZは共同で環を
形成しでもよい。
一般式C3−II) (Coup+−+Time)a−(Sc)式(S −I
t)において、Coupは発色現像生薬酸化体との反応
により一4Time) ρ−(Sc)を放出し得るカプ
ラー残基を表わし、TimeはCoupから放出された
後、Scを放出することができるタイミング基を表わし
、ScはCoupもしくはタイミング基から放出された
後、実質的に発色現像過程に不活性である残基もしくは
発色現像主薬酸化体を酸化還元反応またはカップリング
反応によりスカベンジし得る発色現像主薬酸化体のスカ
ベンジャーを表わし、lは0またはlを表わす。
以下、式(S−1)について更に詳細に説明する。式(
S−1)においてR2ないしR6で表わされる置換基の
好ましい例としては、ハロゲン原子(例えば塩素、臭素
)、ヒドロキシ基、スルホ基、カルボキシル基、シアノ
基、アルキル基(炭素数1ないし30の直鎖状、分岐状
又は環状のもので、例えばメチル、5ec−オクチル、
を−オクチル、ヘキサデシル、シクロヘキシル)、アル
ケニル基(炭素数1ないし30のもので、例えばアリル
、l−オクテニル)、アルキニル基(炭素数1ないし3
0のもので、例えばプロパルギル)、アラルキル基(炭
素数7ないし30のもので、例えば1.1−ジメチル−
1−フェニルメチル、3゜5−ジ−t−ブチル−2−ヒ
ドロキシフェニルメチル)、了り−ル基(炭素数6ない
し3oのもので、例えばフェニル、ナフチル)、ヘテロ
環基(酸素、窒素、硫黄、リン、セレン、又はテルルを
少なくともひとつ含む3員ないし12員環のもので、例
えばフルフリル、2−ピリジル、モルホリノ、l−テト
ラゾリル、2−セレナゾリル)、アルコキシ基(炭素数
1ないし3oのもので、例えばメトキシ、メトキシエト
キシ、ヘキサデシロキシ、イソプロポキシ、アリロキシ
)、了り−ロキシ基(炭素数6ないし30のもので、例
えばフェノキシ、4−ノニルフェノキシ)、アルキルチ
オ基(炭素数1ないし30のもので、例えばブチルチオ
、ドデシルチオ、2−へキシルデシルチオ、ベンジルチ
オ)、アリールチオ基(炭素数6ないし30のもので、
例えばフェニルチオ)、カルボンアミド基(炭素数1な
いし30のもので、例えばアセタミド、2−(2,4−
ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブタンアミド、ベンズア
ミド、3゜5−ビス(2−へキシルデカンアミド)ベン
ズアミド)、スルホンアミド基(炭素数1ないし30の
もので、例えばメタンスルホンアミド、4−(2,4−
ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブタンスルホンアミド、
ベンゼンスルホンアミド、4−ドブシロキシベンゼンス
ルホンアミド)、ウレイド基(炭素数2ないし3oのも
ので、例えばN′−オクタデシルウレイド、N’ −C
3−(2,4−ジーt−ペンチルフェノキシ)プロピル
〕ウレイド、N’ −(4−シアノフェニル)ウレイド
、N’ −(2−テトラデシロキシフェニル)ウレイド
)、アルコキシカルボニルアミノ基(炭素数2ないし3
0のもので、例えばベンジロキシカルボニルアミノ、エ
トキシカルボニルアミノ)、アリーロキシカルボニルア
ミノ基(炭素数7ないし30のもので、例えばフェノキ
シカルボニルアミノ)、アシロキシ基(炭素数1ないし
3oのもので、例えばアセトキシ、ジクロロアセトキシ
、4−オキソペンタノイルオキシ、2−(2,4−ジ−
t−ペンチルフェノキシ)ヘキサノイルオキシ、ベンゾ
イルオキシ、ニコチノイルオキシ)、スルファモイルア
ミノ基(炭素数1ないし30のもので、例えばN′−ベ
ンジル−N′−メチルスルファモイルアミノ Nl −
フェニルスルファモイルアミノ°)、スルホニルオキシ
基(炭素数1ないし30のもので、例えばメタンスルホ
ニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ)、カルバモイ
ル基(炭素数1ないし30のもので、例えばN−ドデシ
ルカルバモイル、N−(3−(2,4−ジ−t−ペンチ
ルフェノキシ)プロピル〕カルバモイル、N−〔2−ク
ロロ−5〜(1−ドブシロキシ力ルポニルエチロキシカ
ルポニル)フェニル〕カルバモイル)、スルファモイル
基(炭素数0ないし3oのもので、例えばエチルスルフ
ァモイル、ヘキサデシルスルファモイル、4−(2,4
−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブチルスルファモイル
、フェニルスルファモイノリ、アシル基(炭素数Iない
し30のもので、例えばアセチル、オクタデカノイル、
ベンゾイル)、スルホニル基(炭素数1ないし30のも
ので、例えばメタンスルホニル、オクタデカンスルホニ
ル、ベンゼンスルホニル、4−ドデシルベンゼンスルホ
ニル)、アルコキシカルボニル基(炭素数2ないし30
のもので、例えばエトキシカルボニル、ドデシロキシカ
ルポニル、ベンジロキシカルボニル)、アリーロキシカ
ルボニル基(炭素数7ないし30のもので、例えばフェ
ノキシカルボニル)があげられる。これらの基は、これ
まで述べた基で更に置換されていてもよい。
次に、式(S−1)のZについて説明する。Zは水素原
子又はアルカリ条件下で脱保護可能な保護基である。Z
の保護基の例としては、アシル基(例えばアセチル、ク
ロロアセチル、ジクロロアセチル、ベンゾイル、4−シ
アノベンゾイル、4−オキソペンタノイル)、オキシカ
ルボニル基(例えばエトキシカルボニル、フェノキシカ
ルボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル)、
カルバモイル基(例えばN−メチルカルバモイル、N−
(4−ニトロフェニル)カルバモイル、N−(2−ピリ
ジル)カルバモイル、N−(1−イミダゾリル)カルバ
モイル、さらに特開昭59−197037号、同59−
201057号、同59−108776号、米国特許第
4. 473. 537号に記載されている保護基があ
げられる。oZ、R2ないしR@で共同して環を形成す
る場合、好FL<はOZとR” 、R’ とR” SR
’ とR1、R’とR1、R″とR’又はR’ とoZ
か結合して、飽和あるいは不飽和の4ないし8員からな
る炭素環もしくはヘテロ環を形成するものである。
この場合、例えば以下のものがあげられる。ここで*印
は式(S−1)のベンゼン環に結合する位置を表わす。
式(S−I)で示される化合物は、ビス体、トリス体、
オリゴマー又はポリマーなどを形成してもよい。式(S
−I)のR1ないしR“の有する炭素数の合計は8以上
が好ましい。
本発明による式(S−1)で示される化合物は以下に示
す特許及びそこで引用された特許に記載された方法及び
それに準する方法によって合成することができる。
モノアルキル置換ハイドロキノンが米国特許第2.36
0,290号、同2,419,613号、同2,403
.721号、同3,960.570号、同3,700,
453号、特開昭49−106329号、同50−15
6438号に、ジアルキル置換ハイドロキノンが、米国
特許第2,728.659号、同2,732,300号
、同3゜243.294号、同3,700.453号、
特開昭50−156438号、同53−9528号、同
53−55121号、同54−29637号、同60−
55339号に、ハイドロキノンスルホネート類が、米
国特許第2,701,197号、特開昭60−1720
40号、同61−48855号、同61−48856号
に、アミドハイドロキノン類が、米国特許第4,198
,239号、同4,732,845号、特開昭62−1
50346号、同63−309949号に、電子吸引性
基を有するハイドロキノン類か、特開昭55−4352
1号、同56−109344号、同57−22237号
、同58−21249号に記載されている。
その他、米国特許第4,447,523号、同4.52
5,451号、同4,530,899号、同4,584
.264号、同4,717,651号、特開昭59−2
20733号、同61−169845号、特公昭62−
1386号、西独特許第2,732,971号や米国特
許第4.474゜874号、同4,476.219号、
特開昭59−133544号それに米国特許第2,71
0゜801号、同2,816,028号、同4,717
.651号、特開昭57−17949号、同61−16
9844号、特願昭62−294676号、同62−2
94681号、同62−258696号、同63−25
483号、同63−234895号、同63−2172
90号、同63−240699号等に記載されている。
また、ハイドロキノンのアルカリプレカーサーとしては
、米国特許第4,443,537号、特開昭59−10
8776号に記載かある。
式(S−1)のうち、好ましくは以下に示す式(S−I
AIである。
一般式(S−IA) 式中、R,、R,は水素原子、ハロゲン原子、スルホ基
、カルボキシル基、アルキル基、アシルアミノ基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリー
ルチオ基、スルホニル基、アシル基、カルバモイル基、
スルファモイル基を表わし、またR1とR1は共同して
炭素環を形成しても良い。Xは−C〇−又は−3O2−
を表わす。R,はアルキル基、アリール基、複素環基、
シクロアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
アミノ基を表わす。R,、R,、R,の炭素数の合計は
10以上である。一般式(S−IA)の化合物は実質的
に無色であり、現像主薬とのカップリング反応により色
像を形成することはない。
一般式(S−IA)で表わされる化合物についてさらに
詳細に説明する。
式中、R,、R,は水素原子、ハロゲン原子(例えば塩
素、臭素等)、スルホ基、カルボキシル基、アルキル基
(例えばメチル、ペンタデシル、t−ヘキシル)、アシ
ルアミノ基(例えばアセチルアミノ、ベンゾイルアミノ
)、アルコキシ基(例えばメトキシ、ブトキシ)アリー
ルオキシ基(例えばフェノキシ)、アルキルチオ基(例
えばオクチルチオ、ヘキサデシルチオ)、アリールチオ
基(例えばフェニルチオ)、スルホニル基(例えばドデ
カンスルホニル、p−)ルエンスルホニル)、アシル基
(例えばアセチル、ベンゾイル)、カルバモイル基(例
えばN、 N−ジブチルカルバモイル)、スルファモイ
ル基(例えばN、 N−ジエチルスルファモイル)を表
わし、またR、とR5は共同して炭素環を形成してもよ
い。Xは一〇〇−または−302−を表わす。Reはア
ルキル基(例えばヘプタデシル、1−へキシルノニル、
1−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)プロピル)
、アリール基(例えばフェニル、3,5−ビス(2−へ
キシルデカンアミド)フェニル、3゜4−ビス(ヘキサ
デシロキシカルボニル)フェニル、2,4−ビス(テト
ラデシロキシ)フェニル)、複素環基(例えば2.6−
ジヘキシロキシビリジンー4−イル、N−テトラデシル
ピロリジン−2−イル、N−才クタデシルピペリジン−
3−イル)、シクロアルキル基(例えば3−デカンアミ
ドシクロヘキシル、3− ((2,4−ジ−t−アミル
フェノキシ)ブタンアミド)シクロヘキシル)、アルコ
キシ基(例えばヘキサデシルオキシ)、アリールオキシ
基(例えば4−t−オクチルフェノキシ)、アミノ基(
例えばオクタデシルアミノ)を表わす。R,、R,、R
eの炭素数の合計は10以上である。
一般式(S−rA)の化合物はビス体、トリス体あるい
は重合体等を形成していても良い。
一般式C3−IA)において、R,、R,とじて好まし
い置換基は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アル
コキシ基、アルキルチオ基であり、これらのうち水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基である場合がさらに好ま
しく、水素原子である場合が最も好ましい。
一般式(S−IA)におけるXとしては、−〇〇−であ
る場合が比較的好ましい。
一般式(S−IA)においてReとして好ましい置換基
はアルキル基、アリール基であり、これらのうちアリー
ル基である場合が最も好ましい。
一般式(S−IA)においてReがアリール基である場
合、そのアリール基へさらに置換する置換基としては、
一般に知られているアリール環上の置換基であれば特に
限定はないが、次に挙げる置換基が比較的好ましい。即
ちハロゲン原子、アルキル基、アミド基、スルホンアミ
ド基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、カルバ
モイル基である。また、アリール基へさらに置換する置
換基としてはスルホ基、カルボキシル基等を含まない基
である場合が好ましい。これら水溶性基か存在すると、
感材の保存性に悪影響を与えることかあるからである。
本発明で使用する化合物は写真感材の色汚染、色カブリ
防止剤として用いることもその一つの目的であるから、
化合物自身が着色していたり、あるいは現像処理過程で
色像を形成したりすることは写真感材の良好な色再現を
妨げ、その目的に反することになる。従って第1に、本
発明の化合物は実質的に無色である。実質的に無色であ
るとは、ここでは400nmから700nmに至る可視
波長域に、モル吸光係数5000以上の吸収をもたない
ことを言う。また第2に、本発明で使用する化合物は分
子内に、カラー現像主薬の酸化体とカップリング反応し
て色像を形成することか知られているカプラー残基(例
えばアシルアセトアニリド残基、5−ピラゾロン残基、
1−ナフトール残基)を持たず、現像処理過程でカップ
リング反応により色像を形成することはない。
本発明の一般式(S−IA)で表わされる化合物のアル
カリ不安定プレカーサーとは、一般式〔S −I A)
において、そのハイドロキノン骨格の1位および4位の
水酸基部分が、アルカリ条件下で解裂しつる保護基を育
する化合物を言う。
保護基としては、アシル基(例えば、アセチル基、クロ
ルアセチル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニル基、
等)、β−離脱しうる基(例えば、2−シアノエチル基
、2−メタンスルホニルエチル基、2−トルエンスルホ
ニルエチル基、等)が代表例として挙げられる。
これら本発明の一般式(S−IA)で表わされる化合物
およびそのアルカリ不安定プレカーサーは、米国特許2
,701,197号、特公昭59−37497号、特開
昭59−202485号、などに記載されている方法に
準じて容易に合成することができる。
以下、一般式(S−1)で示される化合物の具体例を挙
げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
H OH OH OH H (21)                 C2Hs
H H CH2CH20CH2 OH (37)                ○H (48)        OH SO2CnHi*(n) (53)             C+2Hzs(n
)□ (54)              C2L(n)曜 ○HOf“““i (56)            Cs Hit(n)
(57)            C+2Hzs(n)
OH(Jf−1 (58)             C2Hi(i)C
I+ H2s (n) (nの平均値30) −CH−CHさ=(CH−CH,h l       ) −(CH−CH+CH−CH& 平均分子量的23.000) 〒H・ (x:y=1/2 平均分子量的15.000) Ji−1 CH H ○H OH OH OH OH OH C@HB     OH OH OH OH OH OH OH H OH OH □ OH OH 「 t  C5Hn C0CHs OCOCRl CI! N−4G+*H*t(n))2 次に、式(S−II)についてさらに詳細に説明する。
式(S−If)におけるCoupで表わされるカプラー
残基とは減色法カラー写真に使用することのできる公知
のカラーカプラーであり、これらはイエローカプラー残
基、マゼンタカプラー残基、シアンカプラー残基または
実質的に無色のカプラー残基である。好ましくは下記一
般式(K−1)〜(K−X〕で表わされるカプラー残基
である。
一般式(K−I)   R,、、C0CHCONHR,
□* I61 * 一般式(K−■ 一般式(K −”a)          *=一般式
K−刀 上記一般式(K−1)におけるR1゜1はアルキル基、
アリール基、アリールアミノ基を表わし、R10,はア
リール基、アルキル基を表わす。
上記一般式(K−1[)におけるR、、、はアルキル基
、アリール基を表わし、R1゜4はアルキル基。
アシルアミノ基、アリールアミノ基、フェニルウレイド
基、アルキルウレイド基、ヘテロ環基を表わす。
上記一般式(K−I[)におけるR1゜4は一般式(K
−II)におけるR3゜、と同義であり、R1゜。
はアシルアミノ基、スルホンアミド基、アルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子を
表わす。
上記一般式(K−IV)及び(K−V)におけるR1゜
、はアルキル基、アリール基、アシルアミノ基、スルホ
ンアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシ
ル基、スルホニル基、シアノ基を表わし、R3゜7はア
ルキル基、アリール基、アシルアミノ基、スルホンアミ
ド基、アリールアミノ基、アルコキシ基、アリーロキシ
基、アルキルウレイド基、アリールウレイド基、カルバ
モイル基、スルファモイル基、アシル基、スルホニル基
、アルコキシカルボニル基、アリーロキシ力ルポニ、 
 ル基、シアノ基を表わす。
上記一般式(K−VI)におけるR1゜、はハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、スル
ホンアミド基を表わし、R1゜、はアシルアミノ基、ア
ルキルウレイド基、アリールウレイド基を表わし、Q、
は5〜7員のへテロ環を形成してもよい原子を表わす。
上記一般式〔K−■〕におけるR2゜、はカルバモイル
基、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基アリー
ロキシカルボニル基を表わし、R1)゜はアミノ基、ア
シルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリー
ロキシカルボニルアミノ基、スルホンアミド基を表わす
上記一般式〔K−■〕におけるR I I +はアリー
ル基を表わし、R31,はアルキル基、アリール基、ヘ
テロ環基、アシル基、カルバモイル基、スルファモイル
基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、アリーロキシカルボニル
基、シアノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリー
ロキシカルボニルアミノ基、ウレイド基、アニリノ基、
アミノ基、アルコキシ基、アリーロキシ基を表わす。
上記一般式(K−IX)におけるR1).はニトロ基、
アシルアミノ基、コハク酸イミド基、スルホンアミド基
、アルコキシ基、アルキル基、アリール基、ハロゲン原
子、シアノ基、アルコキシカルボニル基を表わす。
上記一般式(K−X)におけるR1)4は水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基、アリール基、アシルアミノ基
、スルホンアミド基、アルコキシカルボニル基、アルキ
ルウレイド基、アリールウレイド、基カルバモイル基、
スルファモイル基を表わし、RII5はハロゲン原子、
アルキル基、アリール基、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、アシルアミノ基、スルホンアミド基を表わし、Q2
は5〜7員環を形成してもよい原子を表わす。
また、上記一般式(K−VI)、  (K−IX)及び
[K−X)におけるnはθ〜2の整数を表わし、一般式
〔K−■〕におけるmはOまたはlの整数を表わす。
さらに、上記記載の各基は、無置換もしくは置換基を有
するものの両方を含み、置換基を有する場合、好ましい
置換基としては、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホン酸基、アル
キル基、アルコキシ基、カルボニルオキシ基、アルコキ
シカルボニル基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、
カルバモイル基、スルファモイル基、アミノ基、アリー
ル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環基等
から任意に選択される基である。
上記各一般式において、R161−’−RI1)の耐拡
散性もしくは拡散性の賦与は、使用目的に応じて任意に
選ぶことができるが、通常の耐拡散性を育する画像形成
カプラーの場合、R8゜、〜RII5の炭素原子数の総
和はlO〜60が好ましく、さらに好ましくは15〜4
0である。
一方、発色現像により生成する色素が処理中に感光材料
のなかを適度に移動する拡散性色素形成カプラーの場合
は、R+s+ −Rl工、の炭素原子数の総和は15以
下が好ましく、より好ましくは10以下、さらに好まし
くは8以下である。この場合には、該R1゜、〜R1)
,の置換基として、少な(とも1つのカルボキシル基、
スルホン酸基、アルキルスルホンアミド基、アリールス
ルホンアミド基を有することが好ましい。
なお、実質的に無色のカプラー残基とは、発色現像にお
いて色素形成後、感光材料から該色素が処理液中に流出
するか、処理液中の成分と反応して該色素が漂白される
か、発色現像主薬の酸化体とカップリング反応するが、
ロイコ体のままとどまっているかあるいは発色現像主薬
の酸化体とカップリングして生成した色素の可視域にお
ける分子吸光係数が低いがために実質的に無色の生成物
を与えるものを意味する。これらはそれぞれ、流出性色
素形成カプラー、漂白性色素形成カプラー、WeiSS
型カプラー、無呈色カプラーとして知られている。
本は+Time)6− (Sc)と結合する位置を表わ
す。
本発明において、(:oupで表わされるカプラー残基
は、好ましくは拡散性の流出性色素形成カプラーである
上記一般式(S−I[)において、4T1me+−Dで
表わされるタイミング基について説明する。タイミング
基は前述の一般式(V)におけるLlと同義である。
lは0またはlの整数である。
本発明においては好ましくはlが0である。したがって
、この時一般式(S−II)は(Co叶μmGSc)で
表わされる。
次に、一般式(S4)における−(−3c)について説
明する。
ScはCoupもしくはタイミング基から放出された後
、実質的に発色現像過程に不活性な残基もしくは発色現
像主薬酸化体を酸化還元反応またはカップリング反応に
よりスカベンジし得る発色現像主薬酸化体のスカベンジ
ャーを表わす。
実質的に発色現像過程に不活性な残基とは、減色法カラ
ー写真に適用することのできるカラーカプラーのイエロ
ーカプラー、マゼンタカプラーシアンカプラーの活性位
の水素原子1つを、発色原子主薬酸化体とのカップリン
グ反応時に離脱し得る公知の離脱基を挙げることができ
る。これらの離脱基は拡散性を有していても写真性に無
影響であればこれらのものを用いることができるが、こ
れらの離脱基は耐拡散性を賦与しているものか好ましい
耐拡散性を有する離脱基とは、離脱基の総炭素原子数が
8以上であり、好ましくは10〜40である。
公知の離脱基としては、アルコキシ基、了り一ロキシ基
、アルキルチオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、
アルキルスルホニルオキシ基、アリールスルホニルオキ
シ基、ヘテロ環オキシ基、ヘテロ環チオ基、窒素原子で
結合する複素環基を挙げることかできる。
発色現像主薬酸化体を酸化還元反応によりスカベンジし
得るスカベンジャー、Scは発色現像主薬酸化体を還元
し得る基であり、例えば、“TheTheory of
 the Phatographic  Proces
s ”第1)章(4th Ed、、Macmillan
社、1977年)。
Angew、 Chem、 Int−Ed、、 Mo1
. 17. 875〜886(1978)等に記載され
た還元剤か好ましく、また現像時にそれら還元剤を放出
できる前駆体であってもよい。具体的には、発色現像主
薬酸化体と反応するとき、ヒドロキシル基、スルホンア
ミド基、アミノ基、モノまたはジ置換アミノ基(置換基
としてはアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリ
ール基など)を少なくとも2つ有するアリール基、ヘテ
ロ環基が好ましく、なかでもアリール基が好ましく、特
に好ましいのはフェニル基である。
このときのScの拡散性、耐拡散性は前記一般式(K−
13〜(K−X)で表わされたカプラーと同様に、目的
に応じて任意に選ぶことができるが、好ましくは、耐拡
散性を賦与するのが望ましく、炭素原子数の総和は6〜
40、より好ましくは8〜30である。
また、Scとして、酸化還元型スカベンジャーを用いる
とき、この場合には発色現像主薬酸化体を還元すること
によってScを再利用することができる。
発色現像主薬酸化体をカップリング反応によりスカベン
ジし得るスカベンジャーであるとき、Scはカプラー残
基であり、前述の流出性色素形成カプラーもしくは無色
のカプラー残基を表わす。
本発明においては、Scは好ましくは、Coupもしく
はタイミング基から放出された後、実質的に発色現像過
程に不活性な化合物となる残基である。
したがって、本発明の一般式(S−II)で表わされる
発色現像主薬酸化体のスカベンジャーは、好ましくは、
次の一般式(S4A)で表わされる。
一般式(S−IIA) COupl −3o1 Ba1l 式中、(:oup+は先の(S −II)のCoupと
同義である。
Ba1lで表わされる耐拡散性付与基としては一〇−1
−S−1−OC−1−0SOI−もしくは−0CNH−
でCoupのカップリング活性位に結合する総炭素原子
数8〜40の置換されてもよいアルキル基、アリール基
または複素環基、及び窒素原子でカップリング活性位に
結合する総炭素原子数10〜40の置換されてもよい複
素環基がある。Ba1lの好ましい例として総炭素原子
数8〜40のアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキ
ルチオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、アルキル
スルホニルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基、複
素環オキシ基、複素環チオ基及び窒素原子で結合する複
素環基(例えばピロール、ピラゾール、イミダゾール、
トリアゾール、テトラゾール、インドール、インダゾー
ル、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、スクシ
ンイミド、マレインイミド、フタルイミド、2−ピリド
ン、4−ピリドン、イミダゾリジン−2,4−ジオン、
オキサゾリジン−2,4−ジオン、チアゾリジン−2,
4−ジオン、トリアシリジン−3,5−ジオン、イミダ
プリジン−2,4,5−トリオン等から誘導される基)
がある。Ba1lで表わされるこれらの基は二価もしく
はそれ以上の多価の基で互いに結合していてもよくエチ
レン性ポリマー主鎖にペンダント状に結合していてもよ
い。この場合前記の炭素原子数の範囲外であってもよい
Solで表わされる可溶化基は解離可能なヒドロキシル
基、カルボキシル基、スルホ基またはアミノスルホニル
基を含む基であり、この解離可能なヒドロキシル基、カ
ルボキシル基、スルホ基またはアミノスルホニル基は直
接前記カプラー残基と結合しても、アルキレンもしくは
アリーレン等の二価の基を介してカプラー残基と結合し
ても、またはアルキレン、アリーレン、−O−、−5−
1−8O−1−SO,−1−CONH−1−sow N
H−1−CONH−1−COO−1一5O2O−1−C
−1−NH−等を複合した二価の基を介してカプラー基
と結合してもよい。複数個のSolかカプラー残基の非
カップリング基に結合していてもよい。Solとしては
カルボキシル基またはスルホ基を含む基が好ましい。好
ましいSolの例を示す。ただしカルボキシル基はカル
ボキシラード基(例えば−C○ONa、−COOK)で
あってもよく、スルホ基はスルホナート基(例えば−3
OsNa、 5OsK)であってもよい。
−COOH1−8O,H1−3o、NH2、−CH,C
0OH、−CH2CH2COOH、−CH,CH25O
,H。
−0CHtCOOH、−0CHzCHzCOOH、−5
CHtCOOH。
−5CH,CH,C0OH、−SO,CH2C1(、C
0OH。
C0NHCH2CHtCOOH、−CONHCHtCO
OH−一般式(S−IIA)で表わされる化合物は好ま
しくは下記一般式(QS二■〕、(QS−1)1)、(
QS−IV)、(QS−V)、(QS−1または(QS
−■〕で表わされる化合物である。
一般式(QS−I[] 一般式(QS−[) 一般式(QS−IV) 一般式(QS−V) all 一般式[QS−■〕 一般式(QS−II)、(QS−II[)、(QS−■
〕、(QS−V)、(QS−VI)及び(QS−■〕ニ
オイて、R1゜、は炭素原子数1〜8のアルキル基(例
えばメチル、t−ブチル)、炭素原子1i1〜8のアル
コキシ基(例えば、メトキシ、よる基、または炭素数6
〜10のアリール基(例えばフェニル、4−メトキシフ
ェニル)を表わす。
R2゜2はハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素
原子または沃素原子)、炭素原子数1〜8のアルキル基
(例えばメチル、エチル、ヒドロキシメチル)、炭素原
子数1〜8のアルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ
、メトキシエトキシ、ヒドロキシエトキシ)、炭素原子
数1〜10のカルボンアミド基(例えばホルムアミド、
アセトアミド、ベンズアミド)、炭素原子数1〜1のス
ルポンアミド基(例えばメタンスルホンアミド、エタン
スルホンアミド、り−トルエンスルホンアミド)または
炭素原子数6〜1oのアリールオキシ基(例えばフェノ
キシ、p−メトキシフェノキシ)を表わす。
R1゜、はR1゜、と同義の基、炭素原子数1〜10の
アミノ基(例えばジエチルアミノ、ピロリジノ、アニリ
ノ、2−クロロアニリノ)または炭素原子数6〜lOの
アリール基(例えばフェニル、4−クロロフェニル、3
−アセトアミドフェニル、2−メトキシフェニル)を表
わす。
R1゜1.R2゜1.R3゜、及びR1゜、は、各々、
R,・3と同義の基、水素原子、炭素原子数1〜8のア
ルキルチオ基(例えばメチルチオ、ベンジルチオ)、炭
素原子数6〜IOのアリールチオ基(例えばフェニルチ
オ、p−トリルチオ)または炭素原子数2〜10のアル
コキシカルボニルアミノ基(例えばメトキシカルボニル
アミノ、エトキシカルボニルアミノ)を表わす。
R2゜、はR2゜、と同義の基、炭素原子数0〜10の
スルファモイル基(例えばスルファモイル、メチルスル
ファモイル、ブチルスルファモイル、フェニルスルファ
モイル)、炭素原子数2〜1゜のアルコキシカルボニル
基(例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
ブトキシカルボニル)または炭素原子数1〜1oのカル
バモイル基(例えばカルバモイル、メチルカルバモイル
、ブチルカルバモイル、フェニルカルバモイル)を表わ
す。
lは1または2の整数を表わし、m及びnは0〜4の整
数を表わし、pは0〜2の整数を表わし、qは1または
2の整数を表わし、rはO〜3の整数を表わす。ただし
、m、n、pまたはrが複数のときそれぞれ複数のR1
は同じでも異なっていてもよく、!またはqが2のとき
それぞれ複数のSolは同じでも異なっていてもよい。
上記一般式(QS−IF)〜(QS−■〕で表わされる
QSカプラーの中では一般式(QS−W)または(QS
−■〕で表わされるQSカプラーが好ましく、一般式(
QS−■〕で表わされるQSカプラーが特に好ましい。
以下に本発明において用いられるC5−If)の具体例
を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
C00C+2Hts OC1gH2! (Q−4) (Q−6) (Q、−8) (Q−9) ■ CH。
OOH (Q−12) (Q−13) (Q−14) りしkit C;82 SO2C+tH*sOOH ■ 00H (Q−18) (Q−19) (Q−20) ■ CH。
(Q−24) x/y/z=50/40/10 (Xim(Q−25) (Q−28) NHCOC5sH33 (Q−29) (Q−31) (Q−32) (Q−34)            ○0COC28
s H (Q−37) (Q−38) COOC,H。
(Q−39) (Q−40) (Q−42) H (Q−44) (Q−47) (Q−49) (Q−50) 一般式(S−II)で表わされる化合物の合成法及びそ
の他の具体的な化合物例は、例えば、特開昭59−17
1955号、同62−49349号や特開昭63−31
)252号、特開平1−131560号等に記載されて
いる。
本発明の式(S−1)及び(S−IIIて示される化合
物は、感材中の層、例えば感光性乳剤層(青感層、緑感
層および赤感層)またはそれらの隣接層(例えば、異な
る感色性乳剤層に隣接する中間層および実質的に同一の
感光性乳剤層にはさまれた中間層など)、保護層、ハレ
ーション防止層、その他の非感光性層などに含有させる
ことができるが、好ましくは感色性の異なる乳剤層には
さまれた中間層に含有させる。
本発明の式(S−1)及び(S−II)で示される化合
物は同一層に2種以上の化合物を混合して使用してもよ
く、2種以上を混合して使用する場合、その混合比率は
目的に応じて任意に選択することができる。また、同一
化合物を2層以上に使用することもできる。
本発明の式(S−1)及び(S−I[)で示される化合
物は、後述の高沸点有機溶媒及び/または低沸点有機溶
媒に溶解し、親水性コロイド媒体中もしくは水溶液中に
乳化分散して、添加することができる。また、ハロゲン
化銀カラー感光材料に悪影響を与えない、例えば、水、
アルコール等の溶媒に適当な濃度に溶解して添加するこ
とやラテックス分散して添加することもできる。その添
加時期は製造工程中のいかなる時期を選んでもよいが、
一般には、塗布直前に添加する方法が好ましい。
本発明の化合物の添加量は、中間層、アンチハレーショ
ン層および保護層の場合にはlXl0−’〜1xlO−
”moA’/rriであり、好ましくは1×lO−@〜
5 x 10−2a+oll / rd、より好ましく
はl×10−’ 〜2 x 10−”mollrdであ
る。ハロゲン化銀乳剤層の場合には、その層に含有され
るハロゲン化銀1モル当たりI X 10−’ 〜1m
oI!、好ましくは3 X 10”’〜5 X 10−
’moI!、より好ましくはIXI O−” 〜3X1
0−’moj7である。
本発明の式(S−I)及び(S −I[)で示される化
合物は混色(色カブリ)防止する性能に優れ、かつ保存
中、現像中または現像後において着色物の生成、カブリ
や感度の変化、色像の退色などの副作用か小さい。また
、少ない添加量で有効であり、薄層化できる。
さらに、本発明の一般式(I)て表わされるイエローカ
プラーと式(S−1)及び/または式(S−II)で示
される化合物の併用は、脱銀を良化し、発色現像処理前
の感光材料の生保存性、特に、写真性の変動が小さく、
発色現像処理後の色像の保存時におけるスティン増加を
抑制し、色像の堅牢性を良化するという優れた効果を示
す。特に、式(S −I A)および(S−IIA)が
好ましい。
本発明では保存性を改良するという観点で一般式(B)
で表わされる化合物およびまたはフェノキシエタノール
を添加することが特に好ましい。
一般式(B) ここてRoは炭素数1〜5のアルキル基を表わす。
Roはメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロ
ピル基、n−ブチル基、1−ブチル基、t−ブチル基を
表わすが、好ましくはn−プロピル基、またはn−ブチ
ル基であり、特にn−ブチル基が好ましい。
次に本発明のホルマリンスカベンジャ−(ホルムアルデ
ヒド類と反応してこれを固定する化合物)について詳細
に説明する。
好ましいホルマリンスカベンジャ−としては、下記一般
式(F−1)〜[:F−I[]が挙げられる。
一般式(F−1) R田 一般式(F−I[) ■ R1゜s  −Xa  R3゜7 一般式CF−1[] 一般式CF−I)中、R5゜1、R2゜、及びR2゜。
は各々同じであっても異なっていてもよく、水素原子、
アルキル基(メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、ヒドロキシメチル基、2
−ヒドロキシエチル基、メトキシメチル基、クロロメチ
ル基、カルボキシメチル基、シアノエチル基等)、アル
ケニル基(アリル基、2−ブテニル基、2−クロロアリ
ル基等)、アラルキル基(ベンジル基、フェネチル基、
p−メトキシベンジル基等)、アリール基(フェニル基
、p−トリル基、p−メトキシフェニル基、0−クロロ
フェニル基、m−ヒドロキシフェニル基等)またはアシ
ル基(アセチル基、プロピオニル基、トリフルオロアセ
チル基、クロロアセチル基、アクリロイル基、メタアク
リロイル基等)を表わす。
R1゜4及びR2゜、は各々水素原子またはアルキル基
(例はR1゜1ないしR2゜、で述べたものと同じ)を
表わす。
このグリコルリル化合物はR1゜、ないしR2゜3の基
を介して高分子1(例えばポリエチレン鎖、ポリプロピ
レン等)に結合した高分子状のものを含む。さらにこの
場合連結基として一〇−9−Coo−、−CONH−な
どがR5゜1ないしR2゜。
の基と高分子鎖とを連結しているものを含む。
一般式CF−I[)中、R3゜、及びR3゜7は水素、
アルキル基、置換アルキル基、了り−ル基、置換アリー
ル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイ
ル基、またはアミノ基を表わし、R1゜6とR1゜7は
環を形成していてもよ< R2゜6、R3゜7の少なく
とも一方はアシル基、アルコキシカルボニル基、カルバ
モイルまたはアミノ基である。X。
一般式(F−1)[)中、R5゜、はアルキル基、置換
アルキル基、アリール基、置換アリール基を表わし、フ
ェニル環と双環を形成していてもよい。
nは2以上の整数を表わす。
また、次に示す一般式CF−IV−1)から〔F−IV
−7)及びCF−V−1)、CF−V−2)の一般式で
示される化合物も、本発明に用いるホルマリンスカベン
ジャ−として好ましい。尚エノール体に互変異性で変わ
りつる化合物は、これも含める。
CF−IV−1) CF−IV−2) R31)−C−NH−C−R1+! CF−IV〜3〕 CF−IV−4) (F−IV−5) CF−IV−6ス CF−IV−7) □ CF−V−2) ここでR3゜、〜R22゜は水素、アルキル基、置換ア
ルキル基、アリール基、置換アリール基を表わし、Rs
ls 、R2+T 、Rz+s及びR20,のうちのい
ずれか1つ並びにR22,〜Rmのいずれかひとつは水
素でなければならない。
R2゜、とRs+o、R1)1とR212、R22* 
とR1゜は環を形成してもよく、R212〜R21s 
、R21s〜Rats 、R22゜〜R32,及びR3
24〜R3!1は各々の群の中のいずれかふたつの置換
基が環を形成してもよい。mは3〜6の整数、lは2以
上の整数を表わす。
以下、上記一般式CF−1)〜(F−1[[)及び(F
−IV−1〜7)、CF−V−1,2) で示される化
合物の具体例を示すが以下の例示により限定されるもの
ではない。
FS−(1)             FS−(2)
FS−(3)            FS−(4)F
S−(5)           FS−(6)HH)
()( FS−(7)            FS−(8)H
HHCH。
FS−(9)            FS−(10)
CH,HHH F5− (1),)           FS−(1
2)CH,CH。
CH。
FS−(13)            FS−(14
)CH,CH。
CzHs               C□H7FS
−(15)            FS−(16)C
2Hs               CH2C2H5
CH。
FS−(17)             FS−(1
8)HHHH FS−(19)            FS−(20
)FS−(21)           FS−(22
)FS−(24) HH FS−(25)           FS−(26)
CH,CH2 R3l H FS−(27)            FS−(28
)H FS−(29)      FS−(30)FS−(3
1)       FS−(32)H FS−(33)        FS−(34)FS−
(35)         FS−(36)FS−(3
7)       FS−(38)FS−(39)  
      FS−(40)FS−(41)     
    FS−(42)FS−(43)       
  FS−(44)H \Nし′ FS−(45)         FS−(46)II
        II H2NCNHCH,NHCNH。
FS−(49)            FS−(50
)O2 FS−(51)            FS−(52
)H FS−(53)          FS−(54)F
S−(55)          FS−(56)C2
F(5NHCNHNH2CH,C0NHCONHCOC
H。
H2NCNH(CH2)2 NHCNH!上記化合物は
、各種の方法で合成することかできる。例えば化合物F
S−(1)〜FS−(31)は、英国特許717,28
7号、米国特許2,731.472号、同3,187,
004号、エイチ・ポーリ(H,Pauly) rヘミ
ッシュ・デア・ベリヒテJ (Chem、Bar)63
B、  2063 (1930)、エフ・ビー・スリザ
ク(F、 B、 5lezak)  rジャーナル・オ
ブ・オーガニック・ケミストリ」(J 、 Org、 
Chem、 ) 27.2181 (1962)、ジエ
イ・ネマトラール(J、 Nematollahl) 
rジャーナル・才ブ・オーガニック・ケミストリ」(J
、 Org、Chem、)28.2378 (1963
)等に記載されている方法に従い、炭素または置換尿素
とα−ジケト化合物(グリオキザール、メチルグリオキ
ザール、ジアセチル等)より以下の反応経路により合成
される。
または また、グリコルリルを常法によりアルキル化、アンル化
、ヒドロキシメチル化、アルコキシメチル化、ハロメチ
ル化等を行うことにより、それぞれアルキル、アシル、
ヒドロキシメチル、アルコキシメチル、ハロメチル誘導
体を得ることができる。
化合物FS−(41)は1個のくり返し単位を持つオリ
ゴマーまたはポリマーである。
ホルマリンスカベンジャ−FS−(32)〜FS−(3
7)及びFS−(43)〜FS−(54)は通常に市販
されている化合物であり、FS−(38)〜FS−(4
2)は、ブレティン・オブ・ザ・ケミカル・ソサエティ
・才ブ・ジャパン(Bulletin of the 
Chemical 5oiety of Japan)
39巻1559〜1567頁、1734〜1738頁(
1966Lヘミツシユ・デア・ベリヒテ(Chemis
che der Berichte )54巻 B  
1802〜1833頁、2441〜2479頁(192
1)、バイルシュタイン・ハントブーツ・デア・オルガ
ニッシエン・ヘミ−(Beilstein Handb
uch derOrganischen Che+n1
e) Hp98 (1921)などに記載されている方
法に従って容易に合成することかできる。FS−(55
)は上記バイルシュタイン・ハントブーツ・デア・オル
ガニッシェン・ヘミ−1第−増補版第4巻354頁、同
3巻63頁などに記載された方法で合成できる。
本発明においては、上記化合物を1種使用しても2種以
上組合わせて使用してもよく、あるいは上記一般式以外
のホルマリンスカベンジャ−を1種またはそれ以上使用
するのでも、あるいは一般式の化合物とそれ以外のホル
マリンスカベンジャ−とを併用してもよい。
上記例示した化合物以外のホルマリンスカベンジャ−と
しては、例えば特開昭50−87028号、同57−1
33450号、同58−150950号、米国特許第2
.895.827号、同3゜652.278号、同3,
81),891号、同4.003.748号、同4,4
1),987号、同4,144.309号、同4,41
8.142号、同4,464,463号、米国防術特許
第900.028号、西独特許第3,223,699号
、同3.22’7.961号、同3. 227. 96
2号、リサーチ・ディスクロージャー (Resear
chDisclosure )  10133号等に記
載のものを用いることができる。
本発明においてホルマリンスカベンジャーを少なくとも
1種含有させる層は任意であり、ホルムアルデヒドガス
類の影響を防止したいものとして着目する層、または核
層の隣接層、または核層より外側に位置する層に含有さ
せることかできる。
例えばマゼンタカプラー含有層や、その他のカプラー含
有層や、それより外側の層に含有させることができる。
これらの層の例としてはハロゲン化銀乳剤層、下筐層、
保護層、中間層、フィルター層、アンチハレーション層
、その他の補助層か挙げられる。また、カメラ内のホル
マリンガス類の影響を防止したい場合なと、感光材料(
フィルム)の任意位置(フィルム裏も可)にこのホルマ
リンスカベンジャ−層を形成できる。
本発明で用いられるホルマリンスカベンジャ−をこれら
の層中に添加するには、層を形成するだめの塗布液中に
ホルマリンスカベンジャ−をそのままの状態、あるいは
ハロゲン化銀カラー感光材料に悪影響を与えない溶媒、
例えば、水、アルコール等に適当な濃度に溶解して添加
することかできる。
また、ホルマリンスカベンジャ−を高沸点有機溶媒及び
/または低沸点育機溶媒に溶解し、水溶液中に乳化分散
して、添加することもできる。この場合に使用する高沸
点有機溶媒、低沸点育機溶媒は、後記するハロゲン化銀
乳剤を形成するために用い得るものとして例示する溶媒
を、いずれも使用することができる。
ホルマリンスカベンジャ−の添加時期は、製造工程中の
いかなる時期を選んでもよいが、一般には塗布する直前
が好ましい。またその添加量はハロゲン化銀写真カラー
感光材料1ボについて0゜01gないし10gが適当で
あるが好ましくは、0.05gないし5gである。
上記のホルマリンスカベンジャ−は、本発明の一般式(
1)で表わされるイエローカプラーと現像主薬酸化体を
スカベンジし得る化合物もしくはその前駆体を放出し得
る化合物と併用することにより、本来のホルマリンガス
のスカベンジ能を有することは勿論、さらに、脱銀を改
良し、感光材料の生保存性や得られる色像のスティン抑
制や堅牢性を改良するという優れた効果を示す。
本発明では、感度、粒状性および脱銀性を向上させる点
で、下記一般式(C)で表わされる化合物を用いること
が特に好ましい。
一般式(C) Q−3M’ 式中、Qは−So、M2、−SO3M2、−OHおよび
−NR’ R2から成る群から選ばれた少なくとも一種
を直接または間接に結合した複素環残基を表わし、M’
 、M2は独立して水素原子、アルカリ金属、四級アン
モニウム、四級ホスホニウムを表わし、R1,R2は水
素原子、または置換もしくは無置換のアルキル基を表わ
す。
一般式(C)においてQで表わされる複素環残基の具体
例としては、オキサゾール環、チアゾール環、イミダゾ
ール環、セレナゾール環、トリアゾール環、テトラゾー
ル環、チアジアゾール環、オキサジアゾール環、ベンタ
ゾール環、ピリミジン環、チアシア環、トリアジン環、
チアジアジン環など、または他の炭素環やヘテロ環と結
合した環例えばベンゾチアゾール環、ベンゾトリアゾー
ル環、ベンズイミダゾール環、ベンゾオキサゾール環、
ベンゾセレナゾール環、ナフトオキサゾール環、トリア
ザインドリジン環、ジアザインドリジン環、テトラアザ
インドリジン環なとがあげられる。
一般式(C)で表わされるメルカプト複素環化合物のう
ちで特に好ましいものとして、一般式(CA)及び(C
B)で表わされるものを挙げることができる。
一般式(CA) 一般式(CB) 一般式(CA)において、Y、Zは独立して窒素原子ま
たはCR’  (R’は水素原子、置換もしくは無置換
のアルキル基、または置換もしくは無置換のアリール基
を表わす。)を示し、R1は一3O2M2、−COOM
” 、−OHおよび−NR’ R’から成る群から選ば
れた少なくとも一種で置換された有機残基であり、具体
的には炭素数1〜20のアルキル基(例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ヘキシル基、ドデシル基、オク
タデシル基など)、炭素数6〜20のアリール基(例え
ばフェニル基、ナフチル基など)を示し、L′ は−8
−1−〇−1−N−1−CO−1−8O−および一8O
3−から成る群から選ばれた連結基を示し、nは0また
は1である。
これらのアルキル基およびアリール基に、さらにハロゲ
ン原子(FS(1、Brなと)、アルコキシ基(メトキ
シ基、メトキシエトキシ基なと)、アリールオキシ基(
フェノキシ基など)、アルキル基(R”がアリール基の
とき)、アリール基(R’がアルキル基のとき)、アミ
ド基(アセトアミド基、ベンゾイルアミノ基など)、カ
ルバモイル基(無置換カルバモイル基、フェニルカルバ
モイル基、メチルカルバモイル基など)、スルホンアミ
ド基(メタンスルホンアミド基、フェニルスルホンアミ
ド基なと)、スルファモイル基(無置換スルファモイル
基、メチルスルファモイル基、フェニルスルファモイル
基なと)、スルホニル基(メチルスルホニル基、フェニ
ルスルホニル基なと)、スルフィニル基(メチルスルフ
ィニル基、フェニルスルフィニル基など)、シアノ基、
アルコキシカルボニル基(メトキシカルボニル基など)
、アリールオキシカルボニル基(フェノキシカルボニル
基なと)、およびニトロ基なとの他の置換基によって置
換されていてもよい。
、::、:でR’ の置換基−8○2 M、−COOM
1、−OHおよびNR’ 、R’か2個以上あるときは
同じでも異っていてもよい。
M2は一般式(CB)で表わされたものと同じものを意
味する。
次に、一般式(CB)において、Xは硫黄原子、しくは
無置換のアリール基を表わす。
L2は−CONR’ 、−NR’ C0−1−3O,N
R@−1−NR’  sow−1−OCO−1−COO
−1−S−1NR’−1−CO−1−8O−1−OCO
0−1NR’  C0NR”  −1−NR″COO−
1OCONR’ −またl;!−NR’ 5o2NR7
−を表わし、R@、R?は各々水素原子、置換もしくは
無置換のアルキル基、または置換もしくは無置換のアリ
ール基を表わす。
R’ 、M’は一般式(C)、(CA)で表わされたも
のと同じものを意味し、nは0またはlを表わす。
さらに、R1、R1、R’およびR7で表わされるアル
キル基、およびアリール基の置換基としてはR3の置換
基として挙げたものと同じものを挙げることかできる。
一般式において、R2か一302M!および−COOM
”のものが特に好ましい。
以下に本発明に用いられる一般式(C)で表わされる好
ましい化合物の具体例を示す。
CH2CHzCHzSOzNa ■ CH,CH,OH CH,C0OH CH。
一般式(C)で示される化合物は公知であり、また以下
の文献に記載されている方法により合成することができ
る。
米国特許第2.585.388号、同2,541.92
4号、特公昭42−21,842号、特開昭53−50
,169号、英国特許第1,275.701号、D、A
、バージニスら、“ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリ
ック・ケミストリー”(D、A、 Berges et
、al、、“Journal of the Hete
ro−cycLic Chemistry ”)第15
巻981号(1978号)、“ザ・ケミストリ・オブ・
ヘテロサイクリック・ケミストリー”、イミダゾール・
アンド・デリバティブズ、パートI(“The Che
mistryof  Haterocyclic Ch
emistry ” lm1dazole andDe
rivatives part  I) 、336〜9
頁、ケミカル・アブストラクツ(Chemical A
bstracts) 、58.7921号(1963)
、394頁、E、ホガース、“ジャーナル・オブ・ケミ
カル・ソサエティ(E、  Hoggarth、  ”
Journal of Chemical 5oc−i
ety”) 1)60〜7頁(1949)、及びS、 
R、サンドラ−1W、力口、“オーガニック・ファンク
ショナル・グループ・プレパレーションズ、アカデミツ
ク・プレス社(S、R,5andier、 W。
karo、“叶ganic Functional G
roup Preparations”Acaclem
ic Press社)312〜5頁 (+968)M、
ジャムトンら(M、 Chamdon、 et al、
) 、プルタン・ド・う・ソシエテ・シミーク・ド・フ
ランス(Bulletin de la 5ociet
e Chimjque de France>、723
 (1954L D、A、  シャーリー、D。
W、アレイ、ジャーナル・才ブ・ゼ・アメリカン・ケミ
カル・ソサエティ(D、A、 5hirley、 D、
 W。
A1)ey、  J、  Amer、  Chem、S
oc、) 、79.4922(1954)、A、ポール
、VJyv−チバルト、ベリヒテ(A、 Wohl、 
 iV、 Marchwald、  Ber、)  (
ドイツ化学会誌)、22巻、568頁(1889)、ジ
ャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティー
(J、  Amer、  Chem、  Soc、) 
、44.1502〜10頁、米国特許第3,017,2
70号、英国特許第940,169号、特公昭49−8
゜334号、特開昭55−59,463号、アドバンス
ト・イン・ヘテロサイクリック・ケミストリ(Adva
nced in Heterocyclic Che+
++jstry)、9.165〜209(1968)西
独特許第2,716.707号、ザ・ケミストリー・オ
ブ・ヘテロサイクリック・コンパウンダ・イミダゾール
・アンド・デリバティブス(The Chemistr
y of I(etero−cyclic Compo
unds Irn1dazale and Deriv
atives。
Vol 1.384頁、オーガニック・シンセシス(O
rg、 5ynth、)L、  569 (1963)
 、ベリヒテ(Ber、) 、9.465 (1976
)、ジャーナル・才ブ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
ティ(J、Amer、 Chrm、Soc、)、45.
2390  (1923)、 特開昭50−89,03
4号、同53−28.426号、同55−21,007
号、特開昭40−28,496号。
一般式(C)で表わされる化合物は、ハロゲン化銀乳剤
層、親水性コロイド層(中間層、表面保護層、イエロー
フィルター層、アンチハレーション層など)に含有させ
るが、ハロゲン化銀乳剤層またはその隣接層に含有させ
ることが好ましい。
また、その添加量は、lXl0−7〜lXl0−’mo
l/rdであり、好ましくは5 X 10−’ 〜I 
X to−’mol/m、より好ましくはI X 10
−’ 〜3 X 10−’mol /ゴである。
本発明の感光材料は、支持体上に青感色性層、緑感色性
層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層
が設けられていればよく、ハロゲン化銀乳剤層および非
感光性層の暦数および層順に特に制限はない。典型的な
例としては、支持体上に、実質的に感色性は同じである
が感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から成る感
光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写真感光材
料であり、該感光性層は胃色光、緑色光、赤色光または
赤外光の何れかに感色性を育する単位感光性層であり、
多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般
に単位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色性層
、緑感色性層、青感色性の順に設置される。しかし、目
的に応じて上記設置順が逆であっても、また同一感色性
層中に異なる感光性層が挟まれたような設置順をもとり
得る。
上記のハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層
には各種の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
該中間層には、特開昭61−43748号、同59−1
)3438号、同59−1)3440号、同61−20
037号、同61−20038号明細書に記載されるよ
うなカプラー、DIR化合物等が含まれていてもよく、
通常用いられるように混色防止剤を含んでいてもよい。
各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤層は
、西独特許第1.121.470号あるいは英国特許第
923.045号に記載されるように高感度乳剤層、低
感度乳剤層の2層構成を好ましく用いることができる。
通常は、支持体に向かって順次感光度が低くなる様に配
列するのが好ましく、また各ハロゲン乳剤層の間には非
感光性層が設けられていてもよい。また、特開昭57−
1)2751号、同62−200350号、同62−2
06541号、62−206543号等に記載されてい
るように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持体に
近い側に高感度乳剤層を設置してもよい。
具体例として支持体から最も遠い側から、低感度青感光
性層(BL) /高感度青感光性層(BH) /高感度
緑感光性層(GW) /低感度緑感光性層(GL)/高
感度赤感光性層(RH) /低感度赤感光性層(RL)
の順、またはBH/BL/GL/GH/RH/RLの順
、またはBH/BL/GH/GL/RL/RHの順等に
設置することができる。
また特公昭55−34932号公報に記載されているよ
うに、支持体から最も遠い側から青感光性層/GH/R
H/GL/RLの順に配列することもできる。また特開
昭56−25738号、同62−63936号明細書に
記載されているように、支持体から最も遠い側から青感
光性層/GL/RL/GH/RHの順に配列することも
できる。
また特公昭49−15495号公報に記載されているよ
うに上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中層
をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を
中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置
し、支持体に向かって感光度が順次低められた感光度の
異なる3層から構成される配列が挙げられる。このよう
な感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開昭
59−202464号明細書に記載されているように、
同一感色性層中において支持体より離れた側から中感度
乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されて
もよい。
その他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中感度乳剤層、
あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤層な
どの順に配置されていてもよい。
また、4層以上の場合にも、上記の如く配列を変えてよ
い。
上記のように、それぞれの感光材料の目的に応じて種々
の層構成・配列を選択することができる。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層に含有さ
れる好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化
銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭
化銀である。特に好ましいのは約2モル%から約10モ
ル%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭
化銀である。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状
のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結
晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイ
ズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリ
サーチ・ディスクロージャー(RD) Na176−1
3 (1978年12月)、22〜23頁、“■、乳剤
製造(Emulsion preparation a
nd types)″、および同Nl 18716 (
1979年1)月) 、 648頁、同1)30710
5(1989年1)月)、863〜865頁、およびグ
ラフィック「写真の物理と化学」、ポールモンテル社刊
(P、Glafkides、 Chemie et P
h1sique Photographique、 P
aul Montel、 1967)、ダフィン著「写
真乳剤化学」、フォーカルプレス社刊(G、F、 Du
ffin。
Photographic Emulsion Che
mistry (Focal Press。
1966))、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と絵布
」、フォーカルプレス社刊(V、 L: Zelikm
an etal、、 Making and Coat
ing Photographic Emuト5ion
、 Focal Press、 1964)などに記載
された方法を用いて調製することができる。
米国特許第3.574.628号、同3.655.39
4号および英国特許第1.413.748号などに記載
された単分散乳剤も好ましい。
また、アスペクト比が約3以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォ
トグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリン
グ(Gutoff、 PhotographicSci
ence and Engineering ) 、第
14巻248〜257頁(1970年):米国特許第4
.434.226号、同4.414、310号、同4.
433.048号、同4.439.520号および英国
特許第2.1)2.157号などに記載の方法により簡
単に調製することができる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異な
るハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えばロ
ダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合
されていてもよい。また種々の結晶形の粒子の混合物を
用いてもよい。
上記の乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像型
でも、粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部の
いずれにも潜像を育する塁のいずれでもよいが、ネガ型
の乳剤であることか必要である。内部潜像型のうち、特
開昭63−264740号に記載のコア/シェル型内部
潜像型乳剤であってもよい。このコア/シェル型内部潜
像型乳剤の調製方法は、特開昭59−133542号に
記載されている。
この乳剤のシェルの厚みは、現像処理等によって異なる
が、3〜40nmが好ましく、5〜20nmが特に好ま
しい。
ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および
分光増感を行ったものを使用する。このような工程で使
用される添加剤はリサーチ・ディスクロージャーNCL
 17643、同NIL 18716および同定307
105に記載されており、その該当箇所を後掲の表にま
とめた。
本発明の感光材料には、感光性ハロゲン化銀乳剤の粒子
サイズ、粒子サイズ分布、ハロゲン組成、粒子の形状、
感度の少なくとも1つの特性の異なる2種類以上の乳剤
を、同一層中に混合して使用することができる。
米国特許第4.082.553号に記載の粒子表面をか
ぶらせたハロゲン化銀粒子、米国特許第4.626.4
98号、特開昭59−214852号に記載の粒子内部
をかぶらせたハロゲン化銀粒子、コロイド銀を感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層および/または実質的に非感光性の親
水性コロイド層に好ましく使用できる。
粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀粒子とは
、感光材料の未露光部および露光部を問わず、−様に(
非像様に)現像が可能となるハロゲン化銀粒子のことを
いう。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀粒
子の調製法は、米国特許第4.626.498号、特開
昭59−214852号に記載されている。
粒子内部がかぶらされたコア/シェル型ハロゲン化銀粒
子の内Haを形成するハロゲン化銀は、同一のハロゲン
組成をもつものでも異なるハロゲン組成をもつものでも
よい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀と
しては、塩化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のい
ずれをも用いることができる。これらのかぶらされたノ
)ロゲン化銀粒子の粒子サイズには特別な限定はないが
、平均粒子サイズとしては0.01〜0.75μm、特
に0゜05〜0.6μmが好ましい。また、粒子形状に
ついては特に限定はなく、規則的な粒子でもよく、また
、多分散乳剤でもよいが、単分散()10ゲン化銀粒子
の重量または粒子数の少なくとも95%が平均粒子径の
±40%以内の粒子径を育するもの)であることが好ま
しい。
本発明には、非感光性微粒子ノλロゲン化銀を使用する
ことが好ましい。非感光性微粒子ノ10ゲン化銀とは、
色素画像を得るための像様露光時においては感光せずに
、その現像処理において実質的に現像されないハロゲン
化銀微粒子であり、あらかじめカブラされていないほう
が好ましい。
微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の含有率が0〜100モ
ル%であり、必要に応じて塩化銀および/または沃化銀
を含有してもよい。好ましくは沃化銀を0.5〜10モ
ル%含育するものである。
微粒子ハロゲン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当直
径の平均値)が0.01〜0.5μmが好ましく、0.
02〜0.2μmがより好ましい。
微粒子ハロゲン化銀は、通常の感光性ハロゲン化銀と同
様の方法で調製できる。この場合、ハロゲン化銀粒子の
表面は、光学的に増感される必要はなく、また分光増感
も不要である。ただし、これを塗布液に添加するのに先
立ち、あらかじめトリアゾール系、アザインデン系、ベ
ンゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト系化合物また
は亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加しておくことが
好ましい。この微粒子ハロゲン化銀粒子含育層に、コロ
イド銀を好ましく含有させることができる。
本発明の感光材料の筒布銀量は、6.0g/d以下が好
ましく、4.5g/rIi以下が最も好ましい。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の3つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下記
の表に関連する記載箇所を示した。
置 蔓 邸 滌              雪 状 !!         鍼 本発明の感光材料に、米国特許第4.740.454号
、同第4.788.132号、特開昭62−18539
号、特開平1−283551号に記載のメルカプト化合
物を含有させることが好ましい。
本発明の感光材料に、一般式(C)のほかに特開平1−
106052号に記載の、現像処理によって生成した現
像銀量とは無関係にかぶらせ剤、現像促進剤、ハロゲン
化銀溶剤またはそれらの前駆体を放出する化合物を含有
させることかてきる。
本発明の感光材料に、国際公開WO38104794号
、特表千1−502912号に記載された方法で分散さ
れた染料またはBP 317,308A号、米国特許4
.420.555号、特開平1−259358号に記載
の染料を含有させることが好ましい。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー魔
17643、■−C−G、および同尚307105 、
■−C−Gに記載された特許に記載されている。
イエローカプラーとしては、本発明のもの以外に、例え
ば米国特許第3.933.501号、同第4.022゜
620号、同第4.326.024号、同第4.401
.752号、同第4.248.961号、特公昭58−
10739号、英国特許第1.425.020号、同第
1.476、760号、米国特許第3.973.968
号、同第4.314.023号、同第4,51)゜64
9号、欧州特許第249.473A号、等に記載のもの
が好ましい。
マゼンタカプラーとしては5−ピラゾロン系及びピラゾ
ロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許第4.31
0.619号、同第4.351.897号、欧州特許第
73.636号、米国特許第3.061.432号、同
第3゜725、067号、リサーチ・ディスクロージャ
ー徹24220 (1984年6月)、特開昭60−3
3552号、リサーチ・ディスクロージャーNi124
230 (1984年6月)、特開昭60−43659
号、同61−72238号、同60−35730号、同
55−1)8034号、同60−185951号、米国
特許第4゜500、630号、同第4.540.654
号、同第4.556.630号、国際公開WO3810
4795号等に記載のものが特に好ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナフトール
系カプラーが挙げられ、米国特許第4.052、212
号、同第4.146.396号、同第4.228.23
3号、同第4.296.200号、同第2.369.9
29号、同第2,801、171号、同第2.772.
162号、同第2.895.826号、同第3.772
.002号、同第3.758.308号、同第4,33
4.01)号、同第4.327.173号、西独特許公
開第3゜329、729号、欧州特許第121.365
A号、同第249゜453A号、米国特許第3.446
.622号、同第4.333.999号、同第4.77
5.616号、同第4.451.559号、同第4.4
27.767号、同第4.690.889号、同第4.
254゜212号、同第4.296.199号、特開昭
61−42658号等に記載のものが好ましい。さらに
、特開昭64−553号、同64−554号、同64−
555号、同64−556に記載のピラゾロアゾール系
カプラーや、米国特許第4゜818、672号に記載の
イミダゾール系カプラーも使用することができる。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特
許第3.451.820号、同第4.080.21)号
、同第4.367、282号、同第4.409.320
号、同第4.576゜910号、英国特許2.102.
137号、欧州特許第341゜188A号等に記載され
ている。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、米
国特許第4.366、237号、英国特許第2.125
、570号、欧州特許第96.570号、西独特許(公
開)第3.234.533号に記載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するためのカラード・カプラ
ーは、リサーチ・ディスクロージャー魔17643の■
−G項、同定307105の■−G項、米国特許第4.
163.670号、特公昭57−39413号、米国特
許第4.004.929号、同第4.138.258号
、英国特許第1.146.368号に記載のものが好ま
しい。また、米国特許第4.774.181号に記載の
カップリング時に放出された蛍光色素により発色色素の
不要吸収を補正するカプラーや、米国特許第4.777
、120号に記載の現像主薬と反応して色素を形成しつ
る色素プレカーサー基を離脱基として育するカプラーを
用いることも好ましい。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出する化
合物もまた本発明で好ましく使用できる。
現像抑制剤を放出するDIRカプラーは、本発明のもの
以外に、前述のl?D l7643、■−F項及び同N
ch 307105 、■−F項に記載された特許、特
開昭57−151944号、同57−154234号、
同60−184248号、同63−37346号、同6
3−37350号、米国特許4.248.962号、同
4.782.012号に記載されたものが好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出する
カプラーとしては、英国特許第2.097.140号、
同第2.131.188号、特開昭59−157638
号、同59−170840号に記載のものが好ましい。
また、特開昭60−107029号、同60−2523
40号、特開平l−44940号、同1−45687号
に記載の現像主薬の酸化体との酸化還元反応により、か
ぶらせ剤、現像促進剤、ハロゲン化銀溶剤等を放出する
化合物も好ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできる化合物
としては、米国特許第4.130.427号等に記載の
競争カプラー、米国特許第4.283.472号、同第
4.338.393号、同第4.310.618号等に
記載の多当量カプラー、特開昭60−185950号、
特開昭62−24252号等に記載のDIRレドックス
化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー、D
IRカプラー放出レドックス化合物もしくはDIRレド
ックス放出レドックス化合物、欧州特許第173゜30
2A号、同第313.308A号に記載の離脱後復色す
る色素を放出するカプラー、R,D、黒1)449、同
24241、特開昭61−201247号等に記載の漂
白促進剤放出カプラー、米国特許第4.555.477
号等に記載のリガンド放出カプラー、特開昭63−75
747号に記載のロイコ色素を放出するカプラー、米国
特許第4゜774、181号に記載の蛍光色素を放出す
るカプラー等が挙げられる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
第2.322.027号などに記載されている。
水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点が175°C
以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エス
テル類(ジブチルフタレート、ジシ −り口へキシルフ
タレート、ジー2−エチルヘキシルフタレート、デシル
フタレート、ビス(2,4−ジー1−アミルフェニル)
フタレート、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)
イソフタレート、ビス(l、1−ジエチルプロピル)フ
タレートなど)、リン酸またはホスホン酸のエステル類
(トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェー
ト、2−エチルへキシルジフェニルホスフェート、トリ
シクロヘキシルホスフェート、トリー2−エチルへキシ
ルホスフェート、トリドデシルホスフェート、トリブト
キシエチルホスフェート、トリクロロプロピルホスフェ
ート、ジー2−エチルへキシルフェニルホスホネートな
ど)、安息香酸エステル類(2−エチルへキシルベンゾ
エート、ドデシルベンゾエート、2−エチルへキシル−
p−ヒドロキシベンゾエートなど)、アミド類(N、N
−ジエチルドデカンアミド、N、N〜ジエチルラウリル
アミド、N−テトラデシルピロリドンなど)、アルコー
ル類またはフェノール類(イソステアリルアルコール、
2,4−ジーtert−アミ1 ルフ エノールなど)
、脂肪族カルボン酸エステル類 (ビス(2−エチルヘ
キシル)セバケート、ジオクチルアゼレート、グリセロ
ールトリブチレート、イソステアリルラクテート、トリ
オクチルシトレートなと)、アニリン誘導体(N、N−
ジブチル−2−ブトキシ−5−tert−オクチルアニ
リンなど)、炭化水素類(パラフィン、ドデシルベンゼ
ン、ジイソプロピルナフタレンなと)などが挙げられる
また補助溶剤としては、沸点が約30℃以上、好ましく
は50°C以上約160°C以下の有機溶剤などが使用
でき、典型例としては酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピ
オン酸エチル、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
、2−エトキシエチルアセテート、ジメチルホルムアミ
ドなどが挙げられる。
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許第4.199.3133号、西
独特許出願(OLS)第2.541.274号および同
第2゜541、230号などに記載されている。
本発明のカラー感光材料中には、フェネチルアルコール
や特開昭63−257747号、同62〜272248
号、および特開平1.−80941号に記載の1.2−
ベンズイソチアゾリン−3−オン、n−ブチル p−ヒ
ドロキシベンゾエート、フェノール、4−クロル−3,
5−ジメチルフェノール、2−フェノキシエタノール、
2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール等の各種の
防腐剤もしくは防黴剤を添加することが好ましい。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライ
ド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペ
ーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパー
などを代表例として挙げることができる。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D、石17643の28頁、同定18716の647頁
右欄から648頁左欄、および同Nα307105の8
79頁に記載されている。
本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の全親水性コロ
イド層の膜厚の総和が28μm以下であることか好まし
く、23μm以下がより好ましく、18μm以下か更に
好ましく、16μm以下か特に好ましい。また膜膨潤速
度T、7.は30秒以下が好ましく、20秒以下がより
好ましい。膜厚は、25°C相対湿度55%調湿下(2
日)で測定した膜厚を意味し、膜膨潤速度T I/lは
、当該技術分野において公知の手法に従って測定するこ
とができる。例えば、ニー・グリーン(A、Green
)らによりフォトグラフィック・サイエンス・アンド・
エンジニアリング(Photogr、Sci、Eng、
)、 19S、2号、 124〜129頁に記載の型の
スエロメーター(膨潤膜)を使用することにより、測定
でき、T I/□は発色現像液で30“C13分15秒
処理した時に到達する最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚
とし、飽和膜厚の172に到達するまでの時間と定義す
る。
膜膨潤速度T172は、バインダーとしてのゼラチンに
硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変え
ることによって調整することができる。また、膨潤率は
150〜400%が好ましい。膨潤率とは、さきに述べ
た条件下での最大膨潤膜厚から、式: (最大膨潤膜厚
−膜厚)/膜厚 に従って計算できる。
本発明の感光材料は、乳剤層を育する側の反対側に、乾
燥膜厚の総和が2μm〜20μmの親水性コロイド層(
バック層と称す)を設けることか好ましい。このバック
層には、前述の光吸収剤、フィルター染料、紫外線吸収
剤、スタチック防止剤、硬膜剤、バインダー、可塑剤、
潤滑側、塗布助剤、表面活性剤等を含育させることか好
ましい。このバック層の膨潤率は150〜500%か好
ましい。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD、隘
17643の28〜29頁、同定18716の651左
欄〜右欄、および同定307105の880〜881頁
に記載された通常の方法によって現像処理することがで
きる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3−メチル−4−アミノ−N、Nジエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−
β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミ
ノ−N−ニチルーN−β−メタンスルホンアミドエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−β−
メトキソエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩も
しくはp−トルエンスルホン酸塩などが挙げられる。こ
れらの中で、特に、3−メチル−4−アミノ−N−エチ
ル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン硫酸塩か好まし
い。これらの化合物は目的に応じ2種以上併用すること
もできる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpH緩衝剤、塩化物塩、臭化物塩、
沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類
もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤またはカ
ブリ防止剤などを含むのか一般的である。また必要に応
じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミ
ン、亜硫酸塩、N、N−ビスカルボキシメチルヒドラジ
ンの如きヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、ト
リエタノールアミン、カテコールスルホン酸類の如き各
種保恒剤、エチレングリコール、ジエチレングリコール
のような有機溶剤、ベンジルアルコール、ポリエチレン
グリコール、四級アンモニウム塩、アミン類のような現
像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、1−フェ
ニル−3−ピラゾリドンのような補助現像主薬、粘性付
与剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、
アルキルホスホン酸、ホスホノカルポン酸に代表される
ような各種牛レート剤、例えば、エチレンジアミン四酢
酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ソ
クロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ
ジ酢酸、1−ヒドロキンエチリデン−1,1−ジホスホ
ン酸、ニトリロ−N、 N、 N−)リメチレンホスホ
ン酸、エチレンジアミン−N、 N、 N、 N−テト
ラメチレンホスホン酸、エチレングリコ−ル(0−ヒド
ロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例として挙
げることかできる。
また反転処理を実施する場合は通常黒白現像を行ってか
ら発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノン
なとのジヒドロキシベンゼン類、1−フェニル−3−ピ
ラゾリドンなとの3−ピラゾリドン順またはN−メチル
−p−アミノフェノールなどのアミノフェノール類など
公知の黒白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用い
ることかできる。
これらの発色現像液及び黒白現像液のpuは9〜12で
あることが一般的である。またこれらの現像液の補充量
は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に感
光材料1平方メートル当たり31以下であり、補充液中
の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより500
m1以下にすることもてきる。補充量を低減する場合に
は処理槽の空気との接触面積を小さくすることによって
液の蒸発、空気酸化を防止することが好ましい。
処理槽での写真処理液と空気との接触面積は、以下に定
義する開口率で表わすことができる。
即ち、 処理液の容量(cm”) 上記の開口率は、0,1以下であることか好ましく、よ
り好ましくは0.001〜0.05である。このように
開口率を低減させる方法としては、処理槽の写真処理液
面に浮き蓋等の遮蔽物を設けるほかに、特開平1.−8
2033号に記載された可動蓋を用いる方法、特開昭6
3−216050号に記載されたスリット現像処理方法
を挙げることができる。開口率を低減させることは、発
色現像及び黒白現像の両工程のみならず、後続の諸工程
、例えば、漂白、漂白定着、定着、水洗、安定化なとの
全ての工程において適用することが好ましい。また、現
像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用いること
により補充量を低減することもできる。
発色現像処理の時間は、通常2〜5分の間で設定される
が、高温高pHとし、かつ発色現像主薬を高濃度に使用
することにより、更に処理時間の短縮を図ることもでき
る。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい。さらに二種の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(I[I)などの多価金
属の化合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用い
られる。代表的漂白剤としては鉄(DI[)の有機錯塩
、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミ
ダゾール、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン
酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩な
どを用いることができる。これらのうちエチレンジアミ
ン四酢酸鉄(I[I)錯塩、及び1.3−ジアミノプロ
パン四酢酸鉄(I[)錯塩を始めとするアミノポリカル
ボン酸鉄(II)錯塩は迅速処理と環境汚染防止の観点
から好ましい。さらにアミノポリカルボン酸鉄(III
)錯塩は漂白液においても、漂白定着液においても特に
有用である。これらのアミノポリカルボン酸鉄(■)錯
塩を用いた漂白液又は漂白定着液のpHは通常4.0〜
8であるが、処理の迅速化のためにさらに低いpHで処
理することもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することかできる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる。米国特許第3.893.858号、西独特許第1
.290.812号、同2.059.988号、特開昭
53−32736号、同53−57831号、同53−
37418号、同53−72623号、同53−956
30号、同53−95631号、同53〜104232
号、同53−124424号、同53−141623号
、同53−28426号、リサーチ・ディスクロージャ
ー417129号(1978年7月)などに記載のメル
カプト基またはジスルフィド基を有する化合物:特開昭
50−140129号に記載のチアゾリジン誘導体:特
公昭45−8506号、特開昭52−20832号、同
53−32735号、米国特許第3.706.561号
に記載のチオ尿素誘導体:西独特許第1.127.71
5号、特開昭58−16.235号に記載の沃化物塩;
西独特許第966、410号、同2.748.430号
に記載のポリオキシエチレン化合物類:特公昭45−8
836号記載のポリアミン化合物:その他特開昭49−
40.943号、同49−59.644号、同53−9
4.927号、同54−35.727号、同55−26
.506号、同58−163、940号記載の化合物:
臭化物イオン等が使用できる。なかでもメルカプト基ま
たはジスルフィド基を育する化合物が促進効果が大きい
観点で好ましく、特に米国特許第3.893.858号
、西独特許第1、290.812号、特開昭53−95
.630号に記載の化合物が好ましい。更に、米国特許
第4.552.834号に記載の化合物も好ましい。こ
れらの漂白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用の
カラー感光材料を漂白定着するときにこれらの漂白促進
剤は特に盲動である。
漂白液や漂白定着液には上記の化合物の他に、漂白ステ
ィンを防止する目的で有機酸を含育させることが好まし
い。特に好ましい有機酸は、酸解離定数(pKa)が2
〜5である化合物で、具体的には酢酸、プロピオン酸、
ヒドロキシ酢酸などが好ましい。
定着液や漂白定着液に用いられる定着剤としてはチオ硫
酸塩、チオシアン酸塩、千オニーチル系化合物、チオ尿
素類、多量の沃化物塩等をあげることがてきるが、チオ
硫酸塩の使用か一般的てあり、特にチオ硫酸アンモニウ
ムが最も広範に使用できる。また、チオ硫酸塩とチオシ
アン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素などの併用
も好ましい。定着液や漂白定着液の保恒剤としては、亜
硫酸塩、重亜硫酸塩、カルボニル重亜硫酸付加物あるい
は欧州特許第294769A号に記載のスルフィン酸化
合物が好ましい。更に、定着液や漂白定着液には液の安
定化の目的で、各種アミノポリカルボン酸類や有機ホス
ホン酸類の添加が好ましい。
本発明において、定着液または漂白定着液には、pH調
整のためにpKaが6.0〜9.0の化合物、好ましく
は、イミダゾール、1−メチルイミダゾール、l−エチ
ルイミダゾール、2−メチルイミダゾールの如きイミダ
ゾール類を0.1−10モル/l添加することが好まし
い。
脱銀工程の時間の合計は、脱銀不良が生じない範囲で短
い方が好ましい。好ましい時間は1分〜3分、更に好ま
しくは1分〜2分である。また、処理温度は25°C〜
50°C1好ましくは35°C〜45°Cである。好ま
しい温度範囲においては、脱銀速度か向上し、かつ処理
後のスティン発生か有効に防止される。
脱銀工程に才、いては、攪拌がてきるだけ強化されてい
ることか好ましい。攪拌強化の具体的な方法としでは、
特開昭62−183460号に記載の感光材料の乳剤向
に処理液の噴流を衝突させる方法や、特開昭62183
46L号の回転手段を用いて攪拌効果を上げる方法、更
には液中に設けられたフィバ−プレードと乳剤面を接触
させなから感光材料を移動させ、乳剤表面を乱流化する
ことによってより攪拌効果を向上させる方法、処理液全
体の循環流量を増加させる方法か挙げられる。このよう
な攪拌向上手段は、漂白液、漂白定着液、定着液のいず
れにおいても有効である。攪拌の向上は乳剤膜中への漂
白剤、定着剤の供給を速め、結果として脱銀速度を高め
るものと考えられる。また、前記の攪拌向上手段は、漂
白促進剤を使用した場合により有効であり、促進効果を
著しく増加させたり漂白促進剤による定着阻害作用を解
消させることかできる。
本発明の感光材料に用いりれる目動現像機は、特開昭6
0−191257号、同60−191258号、同60
−191259号に記載の感光材料搬送手段を有してい
ることが好ましい。前記の特開昭60−191257号
に記載のとおり、このような搬送手段は前浴から後浴へ
の処理液の持込みを著しく削減でき、処理液の性能劣化
を防止する効果か高い。このような効果は各工程におけ
る処理時間の短縮や、処理液補充量の低減に特に有効で
ある。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのか一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urr+−al of the 5ociety of
 Motion Picture and Te1e−
vision Engineers第64巻、P、 2
48〜253 (1955年5月号)に記載の方法で、
求め・しことかできる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るか、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアか繁殖し、生成した浮遊物か感光
材料に付着する等の問題か生しる。本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題が解決策として、
特開昭62−288.838号に記載のカルシウムイオ
ン、マグネソウムイオンを低減させる方法を極めて有効
に用いることかできる。また、特開昭57−8.542
号に記載のインチアゾロン化合物やサイアベンダゾール
項、塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌
剤、その他ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防菌防黴
剤の化学+  (1986年)三共出版、衛生技術合繊
1微生物の滅菌、殺菌、防黴技術J  (1982年)
工業技術会、日本防菌防黴学合繊「防菌防黴剤事典」(
1,986年)に記載の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4〜
9てあり、好ましくは5〜8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15〜45°Cで20秒〜1.0分、好ましく
は25〜40°Cで30秒〜5分の範囲か選択される。
更に、本発明の感光材料は、上記水洗に代り、直接安定
液によって処理することもてきる。
このような安定化処理においては、特開昭57−854
3号、同58−14834号、同60−220345号
に記載の公知の方法はすべて用いることかできる。
また、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合
もあり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴
として使用される、色素安定化剤と界面活性剤を含有す
る安定浴を挙げることかできる。色素安定化剤としでは
、ホルマリンやグルタルアルデヒドなとのアルデヒド類
、N−メチロール化合物、ヘキサメチレンテトラミンあ
るいはアルデヒド亜硫酸付加物などを挙げることができ
る。
この安定浴にも各種牛レート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等地の工程において再利用することもでき
る。
自動現像機などを用いた処理において、上記の各処理液
が蒸発により濃縮化する場合には、水を加えて濃縮補正
することか好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い。内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい。例えば米国特許第3.342.59
7号記載のインドアニリン系化合物、同第3.342.
599号、リサーチ・ディスクロージャー気14.85
0及び同定15.159に記載のシッフ塩基型化合物、
同13.924号記載のアルドール化合物、米国特許第
3.719.492号記載の金属塩錯体、特開昭53−
135628号記載のウレタン系化合物を挙げることか
できる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−3
−ビラプリトン類を内蔵しても良い。
典型的な化合物は特開昭56−64339号、同57−
144547号、および同58−1)5438号等に記
載されている。
本発明における各種処理液は10°C〜50°Cにおい
て使用される。通常は33°C〜38°Cの温度が標準
的であるか、より高温にして処理を促進し処理時間を短
縮したり、逆により低温にして画質の向上や処理液の安
定性の改良を達成することかできる。
また、本発明のハロゲン化銀感光材料は米国特許第4,
500.626号、特開昭60−133449号、同5
9−218443号、同61−238056号、欧州特
許210.660A2号などに記載されている熱現像感
光材料にも適用できる。
(実施例) 以下に、本発明を実施例により、更に詳細に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感光材
料である試料101を作成した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀の
g / rd単位て表した量を、またカプラー、添加剤
およびゼラチンについてはg / rd単位で表した量
を、また増感色素については同一層内のハロゲン化銀1
モルあたりのモル数で示した。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀           0.15ゼラチ
ン              1.90E xM −
82,0xlO−2 第2層(中間層) ゼラチン              2.10UV−
13,0X10−” UV−26,0xlO−2 UV−37,0xlO” E x F −14,0xlO” S o I v −27,0X10−’第3層(低感度
赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag12モル%、 内部高Agl型、球相当径0.3μm、球相当径の変動
係数29%、正常晶、 双晶混合粒子、直径/厚み比2.5) 銀塗布量  0.50 ゼラチン              l、50ExS
−1),0X10−’ ExS−23,0X10−’ E x S −31,0xlO−’ ExC−30,22 ExC−43,0xlO−2 S o l v −17,0xlO−’第4層(中感度
赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI4モル%、 内部高Agl型、球相当径0.551t m、球相当径
の変動係数20%、正常晶、 双晶混合粒子、直径/厚み比1.0) 銀塗布量  0.85 ゼラチン              2.00ExS
 −1),0xlO−’ E x S −23,0xlO−’ ExS−31,0xlO−’ E x C−28,0xlO−’ ExC−30,33 ExY −132,0X10− ExY −141,0xlO”’ 5olv−10,10 第5層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(A、gl 1.0モル%、内部高Agl
型、球相当径0.7μm、球相当径の変動係数30%、 双晶混合粒子、直径/厚み比2.0) 銀塗布量  0770 ゼラチン              1.60ExS
 −1),0xlO−’ E X S −23,0XIO−’ ExS−31,0XlO−’ ExC−57,0xlO−’ ExC−68,0xlO−’ 5olv−10,15 So i v−28,0xlO−’ 第6層(中間層) ゼラチン               1.10P−
20,17 S o 1 v −15,0X10−’第7層(低感度
緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI2モル%、 内部高Agl型、球相当径0.3μm、球相当径の変動
係数28%、正常晶、 双晶混合粒子、直径/厚み比2.5) 銀微布1)  0.30 ゼラチン              0,50ExS
−45,0XIO−’ ExS−52,0X10−’ E X S −60,3X10−’ E xM−83,0X10−” ExM−70,16 ExM−90,07 ExY −133,0xlO” Cp d −57,0xlO−’ 5olv−10,23 第8層(中感度緑感孔′Mliii) 沃臭化銀乳剤(Ag14モル%、 内部高Agl型、球相当径o、ssμm、球相当径の変
動係数20%、正常晶、 双晶混合粒子、直径/厚み比4.0) 銀塗布量  0.70 ゼラチン              1.00ExS
−45,0xlO−’ E x S −52,0xlO−’ ExS−63,0xlO−’ ExM−70,16 E XM−83,OXlO−2 ExM−90,12 E xM −101,5xlO−’ ExY −134,0xlO〜t Cp d −59,0xlO−” 5olv−10,23 第9層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI  IQモル%、内部高Agl型
、球相当径0.7μm、球相当径の変動係数30%、正
常晶、 双晶混合粒子、直径/厚み比2.0) 銀塗布量  0.50 ゼラチン              0.90ExS
−42,0xlO−’ E X S −52,0XIO−’ ExS−62,Oxl○−5 ExS−73,0XlO−’ E XM−82,OX 10−’ E xM−1)6,0xlO−2 E xM−122,0X10−” 5olv−10,20 S o 1 v −25,0xlO−2第101) (
イエローフィルター層)ゼラチン          
    0,90黄色コロイド          5
.0X10−2Solv−10,15 第1I層ぐ低感度青感孔側層) 沃臭化銀乳剤CAg■ 4モル%、 内部高Agl型、球相当径0.5μm、球相当径の変動
係数15%、 8面体粒子) 銀塗布量  0.40 ゼラチン              1.00E x
 S −82,0xlO−’ ExY−139,0XIO−2 ExY−150,90 Solv−10,30 第12層(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag1 10モル%、 内部高AgI壓、球相当径1.3μm、球相当径の変動
係数25%、正常晶、 双晶混合粒子、直径/厚み比4.5) 銀塗布量  0.50 ゼラチン              0.60ExS
 −81,0X10−’ ExY −150,12 S o 1 v −14,0XIO−2第13層(第1
保護層) 微粒子沃臭化銀(平均粒径0.07μm、Ag1)モル
%)           0.20ゼラチン    
         0.80UV−20,10 UV−30,10 UV−40,20 S o 1 v −34,0xlO−’P −29,0
X10−” 第14N(第2保護層) ゼラチン              1.00B−1
(直径1.5μm)        0.10B−2(
直径1.5μm)        0.10B −32
,OX 10−” H−10,40 更に、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・防菌性、帯電
防止性、及び塗布性をよくするために、下記のCpd−
1、Cpd−2、Cpd−3、Cpd−4、P−1,W
−1、W−2、W−3、W−4、W−Sを添加した。
上記の他に、n−ブチル−p−ヒドロキシベンゾエート
が添加された。さらにB−4、F−1、F−2、F−3
、F−4、F−5、F−6、および鉄塩、鉛塩、金塩、
白金塩、イリジウム塩、ロジウム塩か含有されている。
次に本発明に用いた化合物の化学構造式または化学名を
下に示した。
V−1 V−2 V−3 V−4 Solv−1リン酸トリクレジル 5olv−2フタル酸ジブチル 5olv−3リン酸トリ(2−エチルヘキシル)xF−
1 CJsOSO20 xC−2 H xC−3 H ExC−4 nlJ Hs ExC−5 ExC−6 H [1 (j)CaHJCN)I  0CHtC)ItSCH2
COOHExY−7 I ExY−9 ExY−10 I ExY−1) I ExY−12 ExY−1,3 Ex:Y−14 しI′13 ExY−15 Cpd−1 □ H Cpd−2Cpd−3 Cpd−4 Cpd−5 xS−I xS−2 xS−3 xS−4 xS−5 xS−6 xS−7 xS−8 −I 8  4      +GHz  C)I  →−7H
I     CL=CH−3Oz  CHz  C0N
HCHzC1)z=C)I  SOz  CHz  C
0NHCH2W   2      CzHs (n)CaH6CHC)!zcOOcHz(ri)C,
H,CHCHzCOOC)ISOJaC,J(≦ W   3      CJ+tSO□N(CJt)C
tbCOOKビニルピロリドンとビニルアルコールの共
重合体(共重合比−70:30C重量比])ポリエチル
アクリレート NHC6B+ 2(n) 続いて、試料101における第4層(中感度赤感乳剤層
)のExY−13とExY−14、第7層(低感度緑感
乳剤層)と第8層(中感度緑感乳剤層)のExY−13
、第1)層(低感度青感乳剤層)と第12層(高感度青
感乳剤層)のExY−13とExY−15を第1〜1表
に示すように比較カプラー及び本発明の一般式(1)で
表わされるカプラーに等モル貴重き換え、他は変更する
ことなく試料101〜107を作製した。
次に、試料101〜107の第6層(中間層)、第9層
(高感度緑感乳剤層)、第10層(イエローフィルター
層)、第1)層(低感度青感乳剤層)及び第12層(高
感度青感乳剤層)に本発明の現像主薬酸化体をスカベン
ジし得る化合物を、第6層には1.5X10−’モル/
ボ、第9層と第1)層には3.0X10−’モル/ポ、
第10層には3゜0X10−’モル/イ、第12層には
3.0XIO−”モル/nfの塗布量になるよう加えて
試料108〜1)4を作製した。
さらに、試料1)5〜124は試料1)4を基本にし、
本発明の一般式(1)及び現像主薬酸化体をスカベンジ
し得る化合物を種り変更して試料を作製した。なお、こ
れら試料を作製したときに使用した一般式N)のカプラ
ー及び現像主薬酸化体をスカベンジし得る化合物は第1
−1表にまとめて示す。
比較カプラー(a) 特開昭52−82423号記載の化合物例0DCH1 比較カプラー(b) 特開平1−28645号記載の化合物例00)比較カプ
ラー(c) 特開平1−233452号記載の化合物例(1)これら
作製した試料は裁断・加工し、以下に記載する処理を実
施して、その性能評価を行った。
なお、試料は作製後、25°C155%RHの条件下に
10日間保存してから使用した。
(1)  写真性 0光のウェッジ露光(光源の色温度4800’ K、1
/100秒で100 CMS)を与え、下記に記載の処
理工程に従って処理を実施し、処理後の色画像を青色(
B)光、緑色(G)光及び赤色(R)光で濃度測定を行
い、それぞれの特性曲線を得た。
これらの特性曲線から、最小濃度+0.2の濃度を与え
る露光量の逆数の対数値(感度、S)を求め、試料10
1を基準にして、その差(△St)を算出した。
次に、感度(S)点から高露光側へj!ogE=1゜5
の露光量の点における濃度値を読みとり、同しく試料L
otの濃度を基準にとり、その濃度差(ΔDI)を求め
た。
これらそれぞれ算出した値のうち、B光で測定した結果
を第1−2表に示す。
(2)連続処理安定性 カラー現像液の母液タンク容量の3倍量の累積補充がな
されるまで、別途像様露光を与えた試料101を連続処
理してから、上述の(1)と同様の露光を与えた試料を
処理した。
処理済み試料は(1)と同様の濃度測定を行い、それぞ
れ感度(S)を求めた。これらの値から、(1)で実施
して得られた同一試料間の感度差(ΔS、)を算出した
。これらの結果から、B光で測定して得た値を第1−2
表に示す。
(3)感材の経時安定性 作製した各試料の1組は5 ’Cの冷蔵庫に保存し、も
う1組は50゛C155%RHの条件下に5日間保存後
、j[ir組の試料は先の(1)と同し露光を与え、(
1)と同様に処理を行い、その濃度測定を実施して感度
を求め、同一試料間の5℃、冷蔵保存した試料の感度(
S)を基準にして、高温・高湿の条件下に保存した試料
との間の感度差(ΔS3)を算出し、感光材料の生鰻時
安定性を評価した。
また、もう一方は潜像の経時安定性の評価として各試料
の2組に(1)と同様の露光を与え、1組の試料は50
℃、30%RHの条件下に10日間保存し、もう1組は
5℃、30%Rf(に7日間保存したのち、この2組を
(1)の処理に従って同時に処理した。処理済みの試料
は濃度測定を行い、それぞれ感度を求め同一試料間の5
°C保存の試料の値を基準にしてその感度差(△S、)
を算出した。同じく、B光で測定して得た結果を第1−
2表に示す。
(5) !質 (a)鮮鋭度(MTF) 0光でMTFパターンを露光し、(1)に記載の処理を
行い、イエロー色像のMTF(iを測定した。
(b)粒状性(RMS) 前述の(1)と同様の露光及び処理を行い、直径が48
μmのアパーチャーを使用し、慣用の方法で最小濃度+
0. 5のイエロー濃度のRMS値を評価した。
(c)色濁り 緑色光の均一露光を与えてから青色光のウェッジ露光を
与え、(1)に記載の処理を行い、得られた色画像の最
小濃度+0.8のイエロー濃度を与える露光量のところ
のマゼンタ濃度から、イエロー濃度で測定した最小濃度
におけるマゼンタ濃度を滅じた値を色濁り(ΔDz)と
して算出した。
これらの結果はまとめて第1−2表に示す。
処理工程及び処理液組成を以下に示す。
処理工程 工程  処理時間 処理温度 補充量゛タンク容量発色
現像 3分05秒  38.0℃ 540H1542漂
   白    50秒  38.0°C140+aE
    3ffi漂白定着   50秒  38.0’
C−31定  着    50秒   38.0°C4
20+d    3N水  洗    30秒  38
.0°C980d    2N安定 (1)    2
0秒  38.0°C−21安定 (2)    20
秒  38.0’c  ssom   2z乾  燥 
   1分   601 章補充量は感光材料1イ当たりの量 水洗水は(2)から(1)への向流方式であり、水洗水
のオーバーフロー液は全て定着浴へ導入した。漂白定着
浴への補充は、自動現像機の漂白槽の上部と漂白定着槽
底部並びに定着槽の上部と漂白定着槽底部とをパイプで
接続し、漂白槽、定着槽への補充液の供給により発生す
るオーバーフロー液の全てが漂白定着浴に流入されるよ
うにした。尚、現像液の漂白工程への持ち込み量、漂白
液の漂白定着工程への持ち込み量、漂白定着液の定着工
程への持ち込み量及び定着液の水洗工程への持ち込み量
は感光材料1M当たりそれぞれ65−150i、50−
150−であった。また、クロスオーバーの時間はいづ
れも5秒であり、この時間は前工程の処理時間に包含さ
れる。
以下に処理液の組成を示す。
(発色現像液)       母液(g)補充液(g)
ジエチレントリアミン五  2.0   2.2酢酸 1−ヒドロキシエチリデ  3.3   3.3ンー1
,1−ジホスホ 酸 亜硫酸ナトリウム      3.9   5.2炭酸
カリウム       37.5  39.0臭化カリ
ウム        1.4   0.4ヨウ化カリウ
ム       1.3■   −ヒドロキシルアミン
硫酸  2.4   3.3塩 2−メチル−1−(N−4,56,0 エチル−N−(β−ヒ ドロキシエチル)アミ ノ]アニリン硫酸塩 水を加えて        1.On!   1.ON
p H10,0510,15 (漂白液)         母液(g)補充液(g)
■、3−プロピレンジ  144.0 206.0アミ
ン四酢酸第二鉄 アンモニウム−水塩 臭化アンモニウム      84.0 120.0硝
酸アンモニウム     17.5  25.0ヒドロ
キシ酢酸      63.0  90.0酢酸   
        54.2  80.0水を加えて  
       1.、ON  1.(H!pH(アンモ
ニア水で調製)  3.80  3.60(漂白定着液
母液) 上記漂白液母液と下記定着液母液の15対85の混合液 (定着液)         母液(g)補充液軸)亜
硫酸アンモニウム     19.0  57.0チオ
硫酸アンモニウム    280m  840m水溶液
(700g/l) イミダゾール       28.5  85.5エチ
レンジアミン四酢酸  12.5  37.5水を加え
て         1.Of  1.Oj!pH,[
アンモニア水、酢酸  7.40  7.45で調製] (水洗水) 母液、補充液共通 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアンドハ
ース社製アンバーライトIR−120B)と、OH型強
塩基性アニオン交換樹脂(同アンバーライトTRA−4
00)を充填した温床式カラムに通水してカルシウム及
びマグネシウムイオン濃度を3■/1以下に処理し、続
いて二塩化イソシアヌール酸ナトリウム201g/lと
硫酸ナトリウム150■/!を添加した。この液のpH
は6゜5−7.5の範囲であった。
(安定液) 母液、補充液共通   (単位g)ホルマ
リン(37%)         1. 2’dP4ル
エンスルフイン酸     0.3gナトリウム ポリオキンエチレン−p−0,2 モノノニルフエニルエー チル(平均重合度 10) エチレンジアミン四酢酸      0,05二ナトリ
ウム塩 水を加えて            1.0ip)(7
,2 第1−2表の結果から、゛前記一般式(1)及び現像主
薬酸化体をスカベンジし得る化合物を含有する、本発明
の構成要件を満たす試料1)2〜124は比較試料10
1〜1)1に比べ、感度、発色濃度、連続処理における
感度の変動の小さいこと、感材の経時保存時の感度の変
動が小さい等の写真性に優れていること、また、鮮鋭度
、粒状性、色濁りの画質においても優れていることが明
らかである。特に、−C式(1)で表わされるイエロー
カプラーが離脱する基が非機詣性の離脱基であってイエ
ロー色像形成カプラーの主要をなすものとして使用され
、さらに、離脱する基が現像抑制作用を有する機能性カ
プラー(DIRカプラー)として使用される時、上述の
改良の大きいことが試料1)4〜124かられかる。
また、現像主薬酸化体をスカベンジし得る化合物の使用
は試料101〜107と試料108〜1)4との対比か
ら、写真性能、色濁りに改良効果が見られるが、一般式
(1)のイエローカプラーとの使用において、より優れ
た効果を発現することが明らかである。
実施例2 実施例1の試料108〜1)’4の感材構成層の組成を
基本にし、本発明のホルマリンスカヘンジャー化合物を
第6層、第9層及び第14層に総塗布量がそれぞれ0.
15.0.15.0.25g/rIfになるよう均等量
添加し、また、別途本発明の一般式(C)で表わされる
化合物をハロゲン化銀乳剤及びコロイド銀を含有する層
に対し、銀1モル当り総添加量が2.0X10−’モル
になるよう均等量添加して試料を作製した。これらを第
2−1表に示す。
作製したこれら試料は裁断・加工し、実施例1に記載し
た感材の経時安定性、粒状性について性能を評価した。
これらの結果は第2−2表に示す。
さらに、色像の堅牢性と脱線性について以下の実験を行
った。
(a)色像の堅牢性 処理して得られた試料を用い、これらの試料を80℃、
70%RHの条件下に10日間保存し、再度濃度測定を
行い、テスト開始前の最小濃度+140の濃度を与える
露光量のところのテスト後の濃度を読みとり、テスト開
始前の濃度との差(△D、)を求めた。B光で測定した
結果を第2−2表に示す。
(b)脱銀性 ハロゲン化銀乳剤の全塗布銀量の70%が現像銀となる
よう内光の均一露光を与え、処理後の試料を蛍光X線分
析法により、処理後の試料に残存する銀量を定量した。
結果は同じく第2−2表に示す。
なお、これらの性能を評価するときに使用した処理液を
以下に示す。これら処理液は発色現像液の累積補充量が
その母液タンク容量の3倍量補充されるまで、別途試料
101に像様露光を与えて処理してから処理を実施した
処理工程 工程  処理時間 処理温度 補充量1 タンク容量発
色現像 3分15秒  38°C45++d!   1
0I!。
漂   白  1分00秒  38℃    201)
Ii!41漂白定着 3分15秒  38°C30ad
   8ffi水洗  (1)       40秒 
   35°C(2)#ら(1)への   41向流配
管方式 %式% 補充量は35−巾1m長さ当たり 次に、処理液の組成を記す。
(発色現像液)       母液(g)補充液(g)
ジエチレントリアミン五  1.0   1.1酢酸 l−ヒドロキシエチリデ  3.0   3.2ソー1
.1−ジホスホ ン酸 亜硫酸ナトリウム      4.0   4.4炭酸
カリウム       30.0  37.0臭化カリ
ウム        1.4   0.7沃化カリウム
        1.5mg    −ヒドロキシルア
ミン硫酸  2.4   2.8塩 4−〔N−エチル−N−4,55,5 β−ヒドロキシエチル アミノ]−2−メチル アニリン硫酸塩 水を加えて        1.Of   1.0Il
p H10,0510,10 (漂白液)母液、補充液共通(単位g)エチレンジアミ
ン四酢酸     120.0第二鉄アンモニウムニ 水塩 エチレンジアミン四酢酸      10.0二ナトリ
ウム塩 臭化アンモニウム         100.06肖酸
アンモニウム          10.0漂白促進剤
         0.005モルアンモニア水(27
%)       15.0d!水を加えて     
       1.0NpH6,3 (漂白定着液)母液、補充液共通(単位g)エチレンジ
アミン四酢酸     50.0第二鉄アンモニウムニ 水塩 エチレンジアミン四酢M       5.0二ナトリ
ウム塩 亜硫酸ナトリウム        12.0チオ硫酸ア
ンモニウム水溶液  240.0m!(700g/l アンモニア水(27%)        6.  oH
!水を加えて            1.01pH7
,2 (水洗液)母液、補充液共通 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアンドハ
ース社製アンバーライトIR−120B)と、OH型ア
ニオン交換樹脂(同アンバーライトJ R−400)を
充填した温床式カラムに通水してカルシウム及びマグネ
シウムイオン濃度を3■/1以下に処理し、続いて二塩
化イソシアヌール酸ナトリウム20■/lと硫酸ナトリ
ウム0.15g/2を添加した。この液のPHは6.5
−7゜5の範囲にあった。
(安定液)母液、補充液共通 (単位g)ホルマリン(
37%)         2.Odポリオキシエチレ
ン−p−0,3 モノノニルフェニルニー チル(平均重合度 10) エチレンジアミン四酢酸      0.05二ナトリ
ウム塩 水を加えて            1.01pH0,
5−8,0 本実施例における実験の結果から、実施例1で作製した
試料108〜1)4にホルマリンスカヘンジャー化合物
及び/または一般式(C)で表わされる化合物を添加し
て作製した試料は、ホルマリンスカベンジャ−化合物を
添加した試料108A〜1)4Aでは感材の経時安定性
、色像堅牢性及び脱銀性の改良されることが明らかであ
るが、本発明の構成要件を満たす試料1)2A〜1)4
Aでその効果は比較試料に比べ大きいことがわかる。一
般式(C)を添加した試料108B〜1)4Bでは粒状
性、脱銀性の改良されることが明らかであるが、本発明
の構成要件を満たす試料1)2B〜1)4Bでその効果
は先と同様比較試料に比べてより有効であることを知る
ことができる。
さらに、ホルマリンスカベンジャ−化合物を一般式(C
)で表わされる化合物を併せて使用することにより、そ
の相乗効果の大きいことが試料108C〜1)4Cの比
較試料と本発明の試料との対比から明らかである。特に
、一般式(I)で表わされるカプラーをDIRカプラー
及びイエロー色像形成主要カプラーとして使用し、現像
生薬酸化体をスカベンジし得る化合物を使用した本発明
の構成要件を満たす試料にホルマリンスカヘンジャー化
合物及び/または一般式(C)で表わされる化合物を使
用する時、その効果が顕著に発現することが試料1)4
A−B、Cとその他の試料との対比から明白である。
実施例3 実施例1の試料1)5〜124に対して、実施例2で実
施したホルマリンスカヘンジャー化合物及び/または一
般式(C)の化合物を同様に使用して、実施例2と同様
の実験を行ったところ、実施例2の試料1)4と試料1
)4A、B、Cと同様の良好な結果を得ることができた
さらに、ホルマリンスカベンジャ−化合物のFS −(
12)をF S −(25)、F 5−(43)、F 
S −(45)及びFS〜(4日)に置き換え、他は試
料1)4Cと全く同様にして試料を作製し、一方、一般
式(C)の化合物(2)を(4)、(27)及び(37
)に置き換え、他は試料1)4Cと全く同様にして試料
を作製し、これらの試料を先の実施例2と同様の実験を
行ったところ、実施例2の試料1)4と試料1)4cと
同様の良好な結果を得ることができた。
(発明の効果) 前記一般式(1)で表わされるカプラー及び現像生薬酸
化体をスカベンジし得る化合物もしくはその前駆体を放
出し得る化合物を併せて使用することにより、高感で高
発色濃度を与え、連続処理時の写真性の変動が小さく、
感材の保存経時に安定な写真性を与え、鮮鋭度、粒状性
、色再現性にも優れた感光材料を提供することができる
さらに、ホルマリンスカベンジャ−化合物及び/または
一般式(C)で表わされる化合物を使用することにより
、上述の性能をより改善するとともに色像保存性、脱銀
性の向上した感光材料を提供することができる。
特許出願人  富士写真フィルム株式会社手続補正書 1、事件の表示  平成2年特願第300304号2、
発明の名称  ハロゲン化銀カラー写真感光材料3、補
正をする者 一事件との関係     特許出願大 佐 所   神奈川県南足柄市中沼210番地名 称(
520)富士写真フィルム株式会社連絡先 〒106東
京都港区西麻布2丁目26番30号冨士写真フィルム株
式会社 東京本社 4、補正の対象  明細書の1特許請求の範囲」の欄、
「発明の詳細な説明」 の欄 5、補正の内容 明細書の「特許請求の範囲」の項の記載を別紙の通り補
正する。
明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通り
補正する。
1) 第9頁1)行目から122行目 「放出し得る化合物を」 を削除する。
2) 第26頁1行目の 「A    0CH2Z    (L2   Y)b 
  J  を「Δ−0CHz  P  (L2Q)b 
Jと補正する。
3) 第53頁(A−22)の化学構造式をr  cp
                  cpと補正する
4) 第55頁(A−25)の化学構造式をC6fl1
3(n) □ 1’1O3SCHzCHz  l Oイ゛fO と補正する。
5) 第67頁(A−49)の化学構造式を\ Co、)I                 Jと補
正する。
6) 第86頁(B−32)の化学構造式を’    
             ChH+*(n)COzC
HzCOzC4Hq   J と補正する。
7) 第92頁(13−44)の化学構造式を「   
0 と補正する。
8) 第125頁2行目から3行目の 「を放出し得る化合物」 を削除する。
9) 第125頁下から1行目の r (CoupHTime)o (Sc)」をr (C
oupHTime)7−(Se)Jと補正する。
10)第125頁2行目の 「(Time)。−(Sc) Jを ’(Time)、(Sc) J と補正する。
1))第135頁20行目の「特願昭」から第136頁
4行目の「されている。j までの記載を 「特開平1−134448号、同1−134449号、
同1−206337号、同2−64631号、同2−9
015 3号等に記載されている。」 と補正する。
12)第178頁2行目の ’(Time)o  (SC)Jを ’ (Time)、  (Sc) J と補正する。
13)第178頁7行目の ’(Time)−0」を r (Time+−、J と補正する。
14)第185頁一般式CQS−1[[]の化学構造式 %式% と補正する。
15)第187頁一般式(QS−■)の化学種r   
      Oll と補正する。
16)第187頁下から2行目の と補正する。
17)第187頁2行目の 「R2゜2は」の後に 「水素原子」 を挿入する。
18)第187頁18行目の 「わす。」の後に 「上記記載の各基はさらに置換基を有しでもよく、置換
基としては上述のR2゜1〜R2゜8に記述した各種の
基を置換することができる。」 を挿入する。
19)第220頁(F−V−2)の化学構造式を「 と補正する。
20)第229頁F 5−(41)の化学構造式を「 と補正する。
21)第242頁12行目の r−3Off M、」を r−3o、M” 。
と補正する。
22)第242頁15行目の ’(CB)Jを r  (c)  J と補正する。
23)第318頁6行1]の 1−5°C」を 「50°C130%RH。
と補正する。
24)第318頁7行目の [その感度差」を 「5゛C保存試料との感度差」 と補」]:する。
25)第336頁6行目の r 1.14. A−B、 CJを rl、14A、B、C,1 と補正する。
別紙 特許請求の範囲 (1)支持体上に、少なくともINの感光性乳剤層を有
するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、−船人
(1)で表わされるカプラーを含有し、かつ、現像主薬
酸化体をスカヘンジし得る化合物もしくはその前駆体(
含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光
材料。
−S式(1) %式% 飽和複素環を形成するのに必要なノー金属源7−群を表
わし、R2は水素原子、アルギル基、アルキニル基、ア
ルキニル基、芳香族基もしくは複素環基を表わし、R3
はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、芳香族基
、アルコキシ基、アツノールオキン基、ヘテロ環オキシ
基もしくは−Nくを表わし、R4およびR5はそれぞれ
独立に水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基芳香族基もしくは複素環基を表わし、Xは芳香族−
級アミン現像主薬の酸化体と反応したとき離脱し得る基
を表わす。) (2)  ホルマリンスカヘンジャー化合物を含有する
ことを特徴とする請求項(1)に記載のハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料。
(3)−船人(C)で表わされる化合物を含有すること
を特徴とする請求項(1)または請求項(2)に記載の
ハロゲン化銀カラー写真感光材料。
−船人(C) Ql−3M’ 式中、Qは一3○3M2、−C00M2、−OHおよび
−NR’ R”から成る群から選ばれた少なくとも一種
を直接または間接に結合した複素環残基を表わし、M’
 、M2は独立して水素原子、アルカリ金属、四級アン
モニウム、四級ホスホニウムを表わし、R’ 、R2は
水素原子、またはアルキル基を表わす。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、少なくとも1層の感光性乳剤層を有
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、一般式
    ( I )で表わされるカプラーを含有し、かつ、現像主
    薬酸化体をスカベンジし得る化合物もしくはその前駆体
    を放出し得る化合物を含有することを特徴とするハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は▲数式、化学式、表等があります▼残基
    とともに5員の不飽和複素環を形成するのに必要な非金
    属原子群を表わし、R^2は水素原子、アルキル基、ア
    ルケニル基、アルキニル基、芳香族基もしくは複素環基
    を表わし、R^3はアルキル基、アルケニル基、アルキ
    ニル基、芳香族基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
    ヘテロ環オキシ基もしくは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼を表わし、R^4およびR^5はそれぞれ独立に
    水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基芳
    香族基もしくは複素環基を表わし、Xは芳香族一級アミ
    ン現像主薬の酸化体と反応したとき離脱し得る基を表わ
    す。)
  2. (2)ホルマリンスカベンジャー化合物を含有すること
    を特徴とする請求項(1)に記載のハロゲン化銀カラー
    写真感光材料。
  3. (3)一般式(C)で表わされる化合物を含有すること
    を特徴とする請求項(1)または請求項(2)に記載の
    ハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式(C) Q−SM^1 式中、Qは−SO_3M^2、−COOM^2−OHお
    よび−NR^1R^2から成る群から選ばれた少なくと
    も一種を直接または間接に結合した複素環残基を表わし
    、M^1、M^2は独立して水素原子、アルカリ金属、
    四級アンモニウム、四級ホスホニウムを表わし、R^1
    、R^2は水素原子、またはアルキル基を表わす。
JP30030490A 1990-11-06 1990-11-06 ハロゲン化銀カラー写真感光材料 Pending JPH04172446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30030490A JPH04172446A (ja) 1990-11-06 1990-11-06 ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30030490A JPH04172446A (ja) 1990-11-06 1990-11-06 ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04172446A true JPH04172446A (ja) 1992-06-19

Family

ID=17883171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30030490A Pending JPH04172446A (ja) 1990-11-06 1990-11-06 ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04172446A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5702877A (en) * 1995-03-07 1997-12-30 Agfa-Gevaert Ag Color photographic silver halide material
WO2000039064A1 (en) * 1998-12-29 2000-07-06 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. New hydroquinone derivatives as scavengers for oxidised developer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5702877A (en) * 1995-03-07 1997-12-30 Agfa-Gevaert Ag Color photographic silver halide material
WO2000039064A1 (en) * 1998-12-29 2000-07-06 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. New hydroquinone derivatives as scavengers for oxidised developer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2794503B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH05197096A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2909551B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH03255441A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2676276B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04172446A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2553890B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH03228048A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04149436A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04285954A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH01237656A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH03248152A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2909937B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP3245758B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04261529A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2903091B2 (ja) カラー画像形成方法
JPH03150560A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2681419B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH052249A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04184433A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0611809A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04184435A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びその処理方法
JPH03265846A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH01202752A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH05188548A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料